JPS5923145Y2 - たる木の先端化粧金具 - Google Patents
たる木の先端化粧金具Info
- Publication number
- JPS5923145Y2 JPS5923145Y2 JP1979166918U JP16691879U JPS5923145Y2 JP S5923145 Y2 JPS5923145 Y2 JP S5923145Y2 JP 1979166918 U JP1979166918 U JP 1979166918U JP 16691879 U JP16691879 U JP 16691879U JP S5923145 Y2 JPS5923145 Y2 JP S5923145Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- piece
- front edge
- divided
- side plate
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- Expired
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
和風建築のたる木は軒先に望見されるので、その先端部
に化粧金具を嵌着してたる木の先端部を保護すると共に
建築物の装飾的効果を高めることが、最近住宅にも流行
するようになってきた。
に化粧金具を嵌着してたる木の先端部を保護すると共に
建築物の装飾的効果を高めることが、最近住宅にも流行
するようになってきた。
たる木の口径は同一寸法の筈であるけれども、製材やか
んな削りの段階に起因して寸法差が出るため、先端化粧
金具をたる木の外形に密着するように製作するには各個
に採寸して手作りしなければならず、多くの労力を要し
費用も嵩んでいる。
んな削りの段階に起因して寸法差が出るため、先端化粧
金具をたる木の外形に密着するように製作するには各個
に採寸して手作りしなければならず、多くの労力を要し
費用も嵩んでいる。
本考案はこの点に鑑み、たる木の先端化粧金具をその口
径が拡大又は縮小し得るように複数個の分割筒片により
形威し、個々のたる木の外形に合わせて口径を調節可能
にすることによりたる木の寸法差に対応させると共に、
前面板を装置した時その離脱を防止し、該先端化粧金具
の口径拡大時各分割筒片が離散しないようにするもので
ある。
径が拡大又は縮小し得るように複数個の分割筒片により
形威し、個々のたる木の外形に合わせて口径を調節可能
にすることによりたる木の寸法差に対応させると共に、
前面板を装置した時その離脱を防止し、該先端化粧金具
の口径拡大時各分割筒片が離散しないようにするもので
ある。
本考案を図について説明する。
1,1′は側板で、隣接して折曲状に接続し、両側板1
,1′の折曲に沿って連続する一端縁2,2′にそれぞ
れ内側に折曲状に前面縁3,3′を設けて分割筒片aを
形成する。
,1′の折曲に沿って連続する一端縁2,2′にそれぞ
れ内側に折曲状に前面縁3,3′を設けて分割筒片aを
形成する。
分割筒片aは銅板、着色金属板、合成樹脂板等より戊る
。
。
後に述べるように、分割筒片aは包囲状に配置してその
側板1,1′により包囲された筒体すを形成するが、図
示では第1図図示の筒体すの縮小限度時、重合嵌合箇所
に段差が生じないように、側板1′の内側に重合する側
板1の重合部分を板厚だけ内側に凹陥させ段付け4して
側板重合部1aに形成し、前面縁3の前面縁3′への重
合部分を板厚だけ内側に紋って段付け4して前面縁重合
部3aに形成した。
側板1,1′により包囲された筒体すを形成するが、図
示では第1図図示の筒体すの縮小限度時、重合嵌合箇所
に段差が生じないように、側板1′の内側に重合する側
板1の重合部分を板厚だけ内側に凹陥させ段付け4して
側板重合部1aに形成し、前面縁3の前面縁3′への重
合部分を板厚だけ内側に紋って段付け4して前面縁重合
部3aに形成した。
この時、口径の大きい前面縁3′に前面縁係止片3’a
を屈曲形成して嵌合する前面縁3を抱持させれば前面縁
3,3′の嵌合は妄りに外れない。
を屈曲形成して嵌合する前面縁3を抱持させれば前面縁
3,3′の嵌合は妄りに外れない。
前面縁3,3′はコ字状を図示したが、U字状などでも
よい。
よい。
又、前面縁3,3′を側板1,1′に対して単にL字状
に折曲し、同様にして側板1の重合部分を段付け4して
側板重合部1aに形成し、前面縁3の前面縁3′への重
合部分を板厚だけ内側に凹陥して段付け4して前面縁重
合部3aに形成してもよい。
に折曲し、同様にして側板1の重合部分を段付け4して
側板重合部1aに形成し、前面縁3の前面縁3′への重
合部分を板厚だけ内側に凹陥して段付け4して前面縁重
合部3aに形成してもよい。
或は又、段付け4は必ずしもこれを設けることなく、隣
位の分割筒片a、 a相互間における側板1、前面縁
3と側板1′、前面縁3′との重合は自然の重なりに任
せてもよく、要するに適宜形成した前面縁3,3′は、
たる木の前端面周縁を保護し、その背面側に後述の前面
板7を当接させる時、これを係止する。
位の分割筒片a、 a相互間における側板1、前面縁
3と側板1′、前面縁3′との重合は自然の重なりに任
せてもよく、要するに適宜形成した前面縁3,3′は、
たる木の前端面周縁を保護し、その背面側に後述の前面
板7を当接させる時、これを係止する。
側板1′の前面縁3′の反対側である他端縁5′に係止
片6を屈曲形成して重合する側板1を抱持させれば、側
板1,1′の重合は妄りに外れない。
片6を屈曲形成して重合する側板1を抱持させれば、側
板1,1′の重合は妄りに外れない。
該係止片6を利用するなどして、分割筒片の一方、及び
これに隣接する分割筒片の対向する側の側板1.1′の
一方1′に係止片6を、他方の側板1にはこれに対応す
るストッパー9を設ける。
これに隣接する分割筒片の対向する側の側板1.1′の
一方1′に係止片6を、他方の側板1にはこれに対応す
るストッパー9を設ける。
前記係止片6が側板1′の他端縁5′に設けられていれ
ば、これに対応する関係上ストッパー9は側板1の他端
縁5に設けられる。
ば、これに対応する関係上ストッパー9は側板1の他端
縁5に設けられる。
7は銅板、着色金属板、合成樹脂板等よりなる前面板で
、筒体すの形態に対応する多角形に形成し、各前面縁3
,3′に包囲された前面の空間を充足して各前面縁3,
3′の背面側に当接するから、単に平板状で差支えない
が、前面縁3,3′がコ字状を呈する場合は剛性付与と
水返し効果期待と、更には前縁部3,3′の背後と前面
板7との間に隙間を感じさせない為に、その縁辺7a、
7b・・・・・・、にそれらを前面側に屈曲形成するな
どして立縁Ba。
、筒体すの形態に対応する多角形に形成し、各前面縁3
,3′に包囲された前面の空間を充足して各前面縁3,
3′の背面側に当接するから、単に平板状で差支えない
が、前面縁3,3′がコ字状を呈する場合は剛性付与と
水返し効果期待と、更には前縁部3,3′の背後と前面
板7との間に隙間を感じさせない為に、その縁辺7a、
7b・・・・・・、にそれらを前面側に屈曲形成するな
どして立縁Ba。
8b、・・・・・・を突設するのが好ましい。
筒体すを形成するには、分割筒片aを包囲状に配置し隣
位の分割筒片a、 a相互間における側板1.1′と
前面縁3,3′とを、一方の分割筒片aの側板重合部1
a及び前面縁重合部3aを隣位に在る他方の分割筒片a
の側板1′及び前面縁3′の内側にそれぞれ嵌入し、或
は隣位の側板1,1′と前面縁3.3′とを単に重ねる
などして、分割筒片a相互をその前面縁3,3′を内側
にして拡大縮小自在に保持して筒体すを形成し相互の側
板1,1′における側板1′に設けた係止片6で側板1
を抱持すると共に側板1に設けたストッパー9に対応さ
せるなどして、各分割筒片aの側板1,1′により包囲
された筒体すを形成する。
位の分割筒片a、 a相互間における側板1.1′と
前面縁3,3′とを、一方の分割筒片aの側板重合部1
a及び前面縁重合部3aを隣位に在る他方の分割筒片a
の側板1′及び前面縁3′の内側にそれぞれ嵌入し、或
は隣位の側板1,1′と前面縁3.3′とを単に重ねる
などして、分割筒片a相互をその前面縁3,3′を内側
にして拡大縮小自在に保持して筒体すを形成し相互の側
板1,1′における側板1′に設けた係止片6で側板1
を抱持すると共に側板1に設けたストッパー9に対応さ
せるなどして、各分割筒片aの側板1,1′により包囲
された筒体すを形成する。
このように形成された筒体すにおいては隣位の分割筒片
a相互は進退自在であるが、両者の係止片6とストッパ
ー9との係止により筒体すを拡開しても分割筒片aは離
散することはない。
a相互は進退自在であるが、両者の係止片6とストッパ
ー9との係止により筒体すを拡開しても分割筒片aは離
散することはない。
筒体すの前面には前面縁3,3′に囲まれる空間ができ
るが、前面板7はこれを閉塞して、たる木の前面を余す
ことなく保護装飾するものである。
るが、前面板7はこれを閉塞して、たる木の前面を余す
ことなく保護装飾するものである。
筒体すへの前面板7の装着の図例を説明する。
10は抑止片で、側板1,1′の内側に添設するが、側
板1,1′の他端縁5,5′に条片として一体に切出し
他端縁5,5′から屈曲して内側に折返し状に側板1,
1′に添設し、或は別個の条片として側板1゜1′の内
側に接着、溶着するなどして突設し、或は又、その他適
宜に側板1,1′の内側に突設するが、先端に受は部1
1を設ける場合を示す。
板1,1′の他端縁5,5′に条片として一体に切出し
他端縁5,5′から屈曲して内側に折返し状に側板1,
1′に添設し、或は別個の条片として側板1゜1′の内
側に接着、溶着するなどして突設し、或は又、その他適
宜に側板1,1′の内側に突設するが、先端に受は部1
1を設ける場合を示す。
このようにした場合、上述のように形成した筒体すの内
側に添設した抑止片10を内側に彎曲するなどして上述
の前面板7を嵌入して抑止片10を元に戻し、或は筒体
すを前面板7と共に組立てるなどして前面板7を筒体す
の各前面縁3,3′の背面側に当接し、側板内側に添設
した抑止片10を前面板7の背面に対向させて組立てれ
ば、前面板7が後方に脱落しようとしても抑止片10の
受は部11に受止められて脱落することはない。
側に添設した抑止片10を内側に彎曲するなどして上述
の前面板7を嵌入して抑止片10を元に戻し、或は筒体
すを前面板7と共に組立てるなどして前面板7を筒体す
の各前面縁3,3′の背面側に当接し、側板内側に添設
した抑止片10を前面板7の背面に対向させて組立てれ
ば、前面板7が後方に脱落しようとしても抑止片10の
受は部11に受止められて脱落することはない。
抑止片10は前面板7の背面に対向するが、図示では当
接状態を示し、側板1の係止片6が利用延長されて抑止
片10となっている場合を示す。
接状態を示し、側板1の係止片6が利用延長されて抑止
片10となっている場合を示す。
本考案先端化粧金具をたる木の先端に取着けるには、筒
体すの各分割筒片aを拡大方向に変位して筒体すの口径
を拡大し、別に用意した前面板7を装入し、又は装入せ
ず、或は前面板7を予じめ装入して抑止片10で図示の
ように外れないように抑止するなどしてたる木の先端に
嵌込んだ後、筒体すの口径を縮小方向に前記分割片aを
移動して第2図図示のように各側板1,1′をたる木C
の各側面に密接状態として取着ける。
体すの各分割筒片aを拡大方向に変位して筒体すの口径
を拡大し、別に用意した前面板7を装入し、又は装入せ
ず、或は前面板7を予じめ装入して抑止片10で図示の
ように外れないように抑止するなどしてたる木の先端に
嵌込んだ後、筒体すの口径を縮小方向に前記分割片aを
移動して第2図図示のように各側板1,1′をたる木C
の各側面に密接状態として取着ける。
この際筒体すの拡大は係止片6とストッパー9との係止
により規制されるから、分割筒片aを拡大方向に変位し
ても筒体すは分解することなく、抑止片10は側板1.
1′とたる木Cとの間に介在しても、格別支障とはなら
ない。
により規制されるから、分割筒片aを拡大方向に変位し
ても筒体すは分解することなく、抑止片10は側板1.
1′とたる木Cとの間に介在しても、格別支障とはなら
ない。
本考案は、たる木が四角形の場合を図示したが、三角形
、五角形等の適宜の多角形のたる木に対しても、その内
角に対応して分割筒片aの両側板1゜1′の隣接する新
曲の角度を定めて適用することができる。
、五角形等の適宜の多角形のたる木に対しても、その内
角に対応して分割筒片aの両側板1゜1′の隣接する新
曲の角度を定めて適用することができる。
本考案は隣接して折曲状に接続する両側板1゜1′の折
曲に沿って連続する両側板1,1′の一端縁2.2′に
それぞれ内側に折曲状に前面縁3,3′を設けて分割筒
片aを形成し、該分割筒片aを包囲状に配置してその側
板1,1′により包囲された筒体すを形成すると共に隣
位の分割筒片a相互間における側板1,1′と前面縁3
,3′とをそれぞれ摺動自在に重合させたから、筒体す
の隣位の分割筒片aを互に摺動変位して筒体すの口径を
その各辺に沿う方向に拡大又は縮小することにより包む
べきたる木C先端の外形に合わせて容易に調節すること
ができるので、並列するたる木に寸法差があっても、更
には分割筒片aの摺動変位の範囲内では大寸に製作され
たたる木に対しても使用して、たる木の外形に密着した
先端化粧金具が得られるので、たる木を各個に採寸して
手作りする現状に対してその労力と費用の軽減効果は甚
大であり、多量生産を可能にするものである。
曲に沿って連続する両側板1,1′の一端縁2.2′に
それぞれ内側に折曲状に前面縁3,3′を設けて分割筒
片aを形成し、該分割筒片aを包囲状に配置してその側
板1,1′により包囲された筒体すを形成すると共に隣
位の分割筒片a相互間における側板1,1′と前面縁3
,3′とをそれぞれ摺動自在に重合させたから、筒体す
の隣位の分割筒片aを互に摺動変位して筒体すの口径を
その各辺に沿う方向に拡大又は縮小することにより包む
べきたる木C先端の外形に合わせて容易に調節すること
ができるので、並列するたる木に寸法差があっても、更
には分割筒片aの摺動変位の範囲内では大寸に製作され
たたる木に対しても使用して、たる木の外形に密着した
先端化粧金具が得られるので、たる木を各個に採寸して
手作りする現状に対してその労力と費用の軽減効果は甚
大であり、多量生産を可能にするものである。
筒体すにおいて、前面縁3,3′がコ字状を呈する場合
、前面側に立縁8a、8b、・・・・・・を有する前面
板7を使用し、立縁8a、 8b、・・・・・・を前
面縁3.3′に嵌入し、各前面縁3,3′の幅l内を摺
動自在として係止させれば、前面縁3,3′と立縁8a
。
、前面側に立縁8a、8b、・・・・・・を有する前面
板7を使用し、立縁8a、 8b、・・・・・・を前
面縁3.3′に嵌入し、各前面縁3,3′の幅l内を摺
動自在として係止させれば、前面縁3,3′と立縁8a
。
8abとの係合により分割筒片a相互の拡大方向は規制
されるが、この係合状態を常に保持するためには指で抑
えている必要があるけれども抑止片10の受は部11を
前面板7の背後に当接して前面板7が外れないようにし
て筒体すの結合状態を保持すれば甚だ便利である。
されるが、この係合状態を常に保持するためには指で抑
えている必要があるけれども抑止片10の受は部11を
前面板7の背後に当接して前面板7が外れないようにし
て筒体すの結合状態を保持すれば甚だ便利である。
なお、前面縁係止片3′aがあれば、それだけ幅lは狭
くなる。
くなる。
このようにすることにより、たる木の先端化粧金具は結
合状態が保持されるため取扱いに甚だ好都合であるけれ
ども、たる木への装着作業時、分割筒片aを摺動拡開す
る動作の影響により条片よりなる拡止片10は受は部1
1と共に変形して前面板7の前面縁3,3′への保合が
外れて分割筒片a相互の摺動拡開に限界が無くなる虞れ
があるので、注意し乍ら作業をしなければならず、又、
筒体すの拡開の限度は前面縁3,3′のコ字形の幅lの
2倍の範囲に限定されるなどの問題点がある。
合状態が保持されるため取扱いに甚だ好都合であるけれ
ども、たる木への装着作業時、分割筒片aを摺動拡開す
る動作の影響により条片よりなる拡止片10は受は部1
1と共に変形して前面板7の前面縁3,3′への保合が
外れて分割筒片a相互の摺動拡開に限界が無くなる虞れ
があるので、注意し乍ら作業をしなければならず、又、
筒体すの拡開の限度は前面縁3,3′のコ字形の幅lの
2倍の範囲に限定されるなどの問題点がある。
本考案においては、たる木の先端化粧金具の筒体すを形
成して重合する相互の側板1,1′の一方には係止片6
を、他方にはこれに対応するストッパー9を設けたから
、係止片6とストッパー9との係止により隣接する分割
筒片a相互は摺動拡開しても離散しないため、本考案先
端化粧金具の取扱い時、分解せず、甚だ好都合である。
成して重合する相互の側板1,1′の一方には係止片6
を、他方にはこれに対応するストッパー9を設けたから
、係止片6とストッパー9との係止により隣接する分割
筒片a相互は摺動拡開しても離散しないため、本考案先
端化粧金具の取扱い時、分解せず、甚だ好都合である。
そして、コ字形前面縁3,3′を有する場合でも、立縁
8a。
8a。
8b・・・・・・を有する前面板7や抑止片10の助け
を借りる必要がなく、又、前面縁3,3′がL字状に形
成されている場合でも差支えなく、前面縁3,3′の形
態は問わない。
を借りる必要がなく、又、前面縁3,3′がL字状に形
成されている場合でも差支えなく、前面縁3,3′の形
態は問わない。
本考案においては、たる木への装着作業に際しても分割
筒片a相互の摺動拡開は係止片6とストッパー9とが係
止するまで思切って拡開することができるので、操作に
特に注意を佛う必要なく作業能率は向上する。
筒片a相互の摺動拡開は係止片6とストッパー9とが係
止するまで思切って拡開することができるので、操作に
特に注意を佛う必要なく作業能率は向上する。
本考案においては、前記係止片6とストッパー9との係
止により、本考案金具の拡開の限度は規制されるから、
重合する側板1,1′の摺動の限度まで最大限に利用し
て本考案金具を大きく拡開し、前面板7も拡開度の大小
によって交換するなどして、前面縁3,3′がコ字形を
呈する場合であってもその幅によって限定されることな
く、たる木の先端化粧金具の拡開の度を大きくすること
ができる。
止により、本考案金具の拡開の限度は規制されるから、
重合する側板1,1′の摺動の限度まで最大限に利用し
て本考案金具を大きく拡開し、前面板7も拡開度の大小
によって交換するなどして、前面縁3,3′がコ字形を
呈する場合であってもその幅によって限定されることな
く、たる木の先端化粧金具の拡開の度を大きくすること
ができる。
本考案においては、隣位の前面縁3,3の突出長り、L
’を越えて突出する側板1,1′及び凸隆前縁部3b、
3’bよりなる延長部3c、3’cを両端に具備して分
割筒片aを形成したから、延長部り、L’の移動には他
の制約を受けることがないから、筒体すの拡大縮小の範
囲は大きく、たる木の寸法差に対する適応範囲は広範囲
である。
’を越えて突出する側板1,1′及び凸隆前縁部3b、
3’bよりなる延長部3c、3’cを両端に具備して分
割筒片aを形成したから、延長部り、L’の移動には他
の制約を受けることがないから、筒体すの拡大縮小の範
囲は大きく、たる木の寸法差に対する適応範囲は広範囲
である。
そして又、凸隆前縁部3b、3’bはコ字状断面を形成
して前方側に隆出するため、立体的美観を呈するのみな
らず、構造堅固で、本考案の化粧金具全体の構造を堅固
にすることができる。
して前方側に隆出するため、立体的美観を呈するのみな
らず、構造堅固で、本考案の化粧金具全体の構造を堅固
にすることができる。
このように本考案は抑止片によって前面板の離脱を防止
し、係止片とストッパーにより筒体の離散を防止し、双
方の防止作用の併用によって作業性の向上は大きく、た
る木の多角形の角度に対応する分割筒片を角の数だけ用
意するのみにてたる木の外形に密着した先端化粧金具が
得られ、該先端化粧金具の口径拡大時各分割筒片が離散
しないので、取扱時でも、たる木への取着作業時でも好
都合で作業能率を向上し、又、多量生産が可能であり、
たる木を各個に採寸して手作りするのに較べてその労力
と費用の軽減効果は甚大である。
し、係止片とストッパーにより筒体の離散を防止し、双
方の防止作用の併用によって作業性の向上は大きく、た
る木の多角形の角度に対応する分割筒片を角の数だけ用
意するのみにてたる木の外形に密着した先端化粧金具が
得られ、該先端化粧金具の口径拡大時各分割筒片が離散
しないので、取扱時でも、たる木への取着作業時でも好
都合で作業能率を向上し、又、多量生産が可能であり、
たる木を各個に採寸して手作りするのに較べてその労力
と費用の軽減効果は甚大である。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図、第3
図は第1図の側面図及び縦断面図をたる木との関連で示
し、第4図は第1図の横断面図、第5図は第1図の背面
側を前面板を取除いて示し、第6図は前面板の前面側斜
視図、第7図は第1図右下側の分割筒片の斜視図である
。 1,1′・・・・・・側板、1a・・・・・・側板重合
部、2,2′・・・・・・一端縁、3,3′・・・・・
・前面縁、3a・・・・・・前面縁重合部、3’a・・
・・・・前面縁係止片、3b、3’b・・・・・・凸隆
前縁部、3c、3’c・・・・・・延長部、4・・・・
・・段付け、5゜5′・・・・・・他端縁、6・・・・
・・係止片、7・・・・・・前面板、7a。 7b・・・・・・縁辺、8a、8b・・・・・・立縁、
9・・・・・・ストッパー、10・・・・・・抑止片、
11・・・・・・受は部、a・・・・・・分割筒片、b
・・・・・・筒体、■・・・・・・幅、C・・・・・・
たる木、L、 L’・・・・・・突出長。
図は第1図の側面図及び縦断面図をたる木との関連で示
し、第4図は第1図の横断面図、第5図は第1図の背面
側を前面板を取除いて示し、第6図は前面板の前面側斜
視図、第7図は第1図右下側の分割筒片の斜視図である
。 1,1′・・・・・・側板、1a・・・・・・側板重合
部、2,2′・・・・・・一端縁、3,3′・・・・・
・前面縁、3a・・・・・・前面縁重合部、3’a・・
・・・・前面縁係止片、3b、3’b・・・・・・凸隆
前縁部、3c、3’c・・・・・・延長部、4・・・・
・・段付け、5゜5′・・・・・・他端縁、6・・・・
・・係止片、7・・・・・・前面板、7a。 7b・・・・・・縁辺、8a、8b・・・・・・立縁、
9・・・・・・ストッパー、10・・・・・・抑止片、
11・・・・・・受は部、a・・・・・・分割筒片、b
・・・・・・筒体、■・・・・・・幅、C・・・・・・
たる木、L、 L’・・・・・・突出長。
Claims (1)
- 隣接して折曲状に接続する両側板の新曲に沿って連続す
る両側板の一端縁にそれぞれ内側に折曲状に突出して前
面縁を設けると共に、隣位の前面縁の突出長を越えて突
出する側板及び前縁部よりなる延長部を両側に具備して
分割筒片を形威し、該分割筒片相互をその前面縁を内側
にして拡大縮小自在に保持した筒体に形威し、該筒体の
前面縁の背面側に該筒体に対応する多角形の前面板を当
接し、前面板の背面に対向する抑止片を側板内側に突設
し、分割筒片の一方の側板には係止片を、隣接する分割
筒片の対向する側の側板には前記係止片に係合するスト
ッパーを設けてなることを特徴とするたる木の先端化粧
金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979166918U JPS5923145Y2 (ja) | 1979-12-02 | 1979-12-02 | たる木の先端化粧金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979166918U JPS5923145Y2 (ja) | 1979-12-02 | 1979-12-02 | たる木の先端化粧金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5684628U JPS5684628U (ja) | 1981-07-08 |
JPS5923145Y2 true JPS5923145Y2 (ja) | 1984-07-10 |
Family
ID=29677795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979166918U Expired JPS5923145Y2 (ja) | 1979-12-02 | 1979-12-02 | たる木の先端化粧金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923145Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647042B2 (ja) * | 1975-02-19 | 1981-11-07 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5818507Y2 (ja) * | 1979-09-14 | 1983-04-15 | 松下電工株式会社 | すいカバ− |
-
1979
- 1979-12-02 JP JP1979166918U patent/JPS5923145Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647042B2 (ja) * | 1975-02-19 | 1981-11-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5684628U (ja) | 1981-07-08 |
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