JPS59230879A - 自動二輪車等のフロントフオ−ク - Google Patents
自動二輪車等のフロントフオ−クInfo
- Publication number
- JPS59230879A JPS59230879A JP10448183A JP10448183A JPS59230879A JP S59230879 A JPS59230879 A JP S59230879A JP 10448183 A JP10448183 A JP 10448183A JP 10448183 A JP10448183 A JP 10448183A JP S59230879 A JPS59230879 A JP S59230879A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front fork
- cylinder
- motorcycle
- hydraulic oil
- piston portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は自動二輪車等に使用されるフロントフォーク
に関する。
に関する。
この種のフロントフォークは、路面から前輪にかかる圧
力の程度によって、その伸縮ストロークを変化させなが
ら減衰作用をする。
力の程度によって、その伸縮ストロークを変化させなが
ら減衰作用をする。
ところで、自動二輪車においては、かかるストロークが
短いときは、低減衰力にして乗心地の向上を図り、又、
長いときは、高減衰力にしてフロントフォークの沈み込
みを少なくするのが望ましい。
短いときは、低減衰力にして乗心地の向上を図り、又、
長いときは、高減衰力にしてフロントフォークの沈み込
みを少なくするのが望ましい。
このため、従来のフロントフォークにあっては、アウタ
チューブを構成する中空ロンドの周壁に複数のオリフィ
スを設け、フロントフォークの伸縮に従ってこの中空ロ
ンドに対するインナチューブの重なり度合を変化させる
ことにより、作動油の流れるオリフィスの数を増減させ
、伸縮ストロークが短い時は低減衰力を発揮し、長くな
るにつれて高減衰力になるように構成されていた。
チューブを構成する中空ロンドの周壁に複数のオリフィ
スを設け、フロントフォークの伸縮に従ってこの中空ロ
ンドに対するインナチューブの重なり度合を変化させる
ことにより、作動油の流れるオリフィスの数を増減させ
、伸縮ストロークが短い時は低減衰力を発揮し、長くな
るにつれて高減衰力になるように構成されていた。
しかし、かかる減衰力の大きさは、作動油の流れるオリ
フィスの数の増減によって変化するため段階的に変化し
、よって、フロントフォークも段階的に伸縮した。この
ため、フロントフォークには、衝撃が発生し、自動二輪
車の乗心地を悪くした。
フィスの数の増減によって変化するため段階的に変化し
、よって、フロントフォークも段階的に伸縮した。この
ため、フロントフォークには、衝撃が発生し、自動二輪
車の乗心地を悪くした。
この発明の目的はかかる欠点を解消するために、フロン
トフォークの伸縮ストロークの変化に従って、減衰力を
連続的に変化させることにより上記衝撃の発生を防止し
た自動二輪車等のフロントフォークを提供することであ
る。
トフォークの伸縮ストロークの変化に従って、減衰力を
連続的に変化させることにより上記衝撃の発生を防止し
た自動二輪車等のフロントフォークを提供することであ
る。
そして、この目的は、フロントフォークの伸縮に従って
作動油の流れる流路に、その開口面積を連続的に変化さ
せる絞り手段を設けることにより達成された。
作動油の流れる流路に、その開口面積を連続的に変化さ
せる絞り手段を設けることにより達成された。
以下この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１及び２図は第一実施例を示す。
第１図おいて、１１はフロントフォークであり、前輪１
２を支えるアウタチューブ１３と、このアウタチューブ
１３に嵌挿され且つ上端で走行ノλンドル１４を支える
インナチューブ１５とを有する。
２を支えるアウタチューブ１３と、このアウタチューブ
１３に嵌挿され且つ上端で走行ノλンドル１４を支える
インナチューブ１５とを有する。
第２図示すように、アウタチューブ１３は、シリンダ１
７と、このシリンダ１７の底面に立設され且つ先端に大
径部１９ａを有する中空口・ノド１９とからなる。アウ
タチューブ１３において、シリンダ１７と前記大径部１
９ａとの間にはインナチューブ１５が液密的かつ摺動可
能に嵌挿されている。２１は環状のピストン部であり、
インナチューブ１５の下端開口部に設けられ、中空ロッ
ド１９の周囲を往復動する。
７と、このシリンダ１７の底面に立設され且つ先端に大
径部１９ａを有する中空口・ノド１９とからなる。アウ
タチューブ１３において、シリンダ１７と前記大径部１
９ａとの間にはインナチューブ１５が液密的かつ摺動可
能に嵌挿されている。２１は環状のピストン部であり、
インナチューブ１５の下端開口部に設けられ、中空ロッ
ド１９の周囲を往復動する。
２３はピストン部２１に設けられたオリフィスであり、
ピストン部２１の内側の油室２５と同外側の油室２７を
連通している。２９はバルブ機構であり、作動油の流れ
る方向に応じてオリフィス２３を開閉する。
ピストン部２１の内側の油室２５と同外側の油室２７を
連通している。２９はバルブ機構であり、作動油の流れ
る方向に応じてオリフィス２３を開閉する。
なお、中空ロッド１９の壁部には細孔３１．３３が°形
成され、このうち、細孔３１は油室２５と中空ロッド１
９の内部とを、又、細孔３３は油室２７と中空ロッド１
９の内部とを各々連通している。
成され、このうち、細孔３１は油室２５と中空ロッド１
９の内部とを、又、細孔３３は油室２７と中空ロッド１
９の内部とを各々連通している。
以上の構成は従来のフロントフォークと何等変わらない
。
。
３５は圧縮ばね部材であり、インナチューブ１５内にお
いて、その上端と前記大径部１９ａとの間に設けられ、
インナチューブ１５をアウタチューブ１３に対して弾撥
的に支持している。３７は、インナチューブ１５内に嵌
挿されたフリーピストンである。ばね部材３５は、この
フリーピストン３７を介して、直列に接続された、第１
スプリング３９ａとばね定数が第１スプリング３９ａよ
り小さな第２スプリング３９ｂとからなる。このため、
ばね部材３７にあっては収縮の開始が第２スプリング３
９ｂから始まる。
いて、その上端と前記大径部１９ａとの間に設けられ、
インナチューブ１５をアウタチューブ１３に対して弾撥
的に支持している。３７は、インナチューブ１５内に嵌
挿されたフリーピストンである。ばね部材３５は、この
フリーピストン３７を介して、直列に接続された、第１
スプリング３９ａとばね定数が第１スプリング３９ａよ
り小さな第２スプリング３９ｂとからなる。このため、
ばね部材３７にあっては収縮の開始が第２スプリング３
９ｂから始まる。
次に４１は筒体であり、中空ロッド１９の先端に軸芯を
同一にして突設されている。この筒体４１は先端が絞ら
れていると共に側壁には、軸方向に長径の長孔４３を有
する。
同一にして突設されている。この筒体４１は先端が絞ら
れていると共に側壁には、軸方向に長径の長孔４３を有
する。
４５は、上端がフリーピストン３７に固定されたスライ
ド筒であり、筒体４１に摺動自在に隙間なく嵌挿してい
る。このスライド筒４５は、フリーピストン３７の摺動
に従って筒体４１の外側を摺動し、その下端において筒
体４１の長孔４３の開口を覆う。この結果、長孔４３の
開口面積は連続的に変化する。
ド筒であり、筒体４１に摺動自在に隙間なく嵌挿してい
る。このスライド筒４５は、フリーピストン３７の摺動
に従って筒体４１の外側を摺動し、その下端において筒
体４１の長孔４３の開口を覆う。この結果、長孔４３の
開口面積は連続的に変化する。
上記した筒体４１およびスライド筒４５はこの発明のオ
リフィス絞り手段に相当する。
リフィス絞り手段に相当する。
次に、第一実施例の作動について説明する。
フロントフォーク１１の収縮行程時、ピストン部２１は
下方向（第２図において）に移動するため、油室２５は
減圧、油室２７は加圧される。このため、作動油は油室
２７から細孔３３を通過して中空ロッド１９内に流れ込
む。そして、この中空ロッド１９内の作動油は上昇し、
筒体４１を通過してインナーチューブ１５内に流れ込も
うとする。しかし、筒体４１の上端は絞られているので
、作動油の一部は筒体４１の長孔４３を通過してインナ
ーチューブ１５内に流れ込む。
下方向（第２図において）に移動するため、油室２５は
減圧、油室２７は加圧される。このため、作動油は油室
２７から細孔３３を通過して中空ロッド１９内に流れ込
む。そして、この中空ロッド１９内の作動油は上昇し、
筒体４１を通過してインナーチューブ１５内に流れ込も
うとする。しかし、筒体４１の上端は絞られているので
、作動油の一部は筒体４１の長孔４３を通過してインナ
ーチューブ１５内に流れ込む。
ところで、フロントフォーク１１の収縮行程時には同時
にスライド筒４５が筒体４１に漸次深く嵌挿するため、
筒体４１の長孔４３の開口面積は連続的に狭くなる。よ
って、収縮行程の進行と共にこの長孔４３には作動油が
流れにくくなめ、この結果、減衰力は漸次大きくなる。
にスライド筒４５が筒体４１に漸次深く嵌挿するため、
筒体４１の長孔４３の開口面積は連続的に狭くなる。よ
って、収縮行程の進行と共にこの長孔４３には作動油が
流れにくくなめ、この結果、減衰力は漸次大きくなる。
第３図は第二実施例を示す。
この実施例にあっては、中空ロッド１９の大径部１９ａ
の側壁が第１実施例よりも長（形成されている。そして
、この側壁には油室２５と前記大径部１９ａの上方とを
連通せしめる、軸方向に長径の長孔５１が穿設されてい
ると共に、スライド筒４５の下端部は拡径されている。
の側壁が第１実施例よりも長（形成されている。そして
、この側壁には油室２５と前記大径部１９ａの上方とを
連通せしめる、軸方向に長径の長孔５１が穿設されてい
ると共に、スライド筒４５の下端部は拡径されている。
そして、この拡径部は前記大径部１９ａのの内壁に沿っ
て摺動し、その先端で長孔５１を覆うことにより長孔５
１の開口面積を連続的に関節する。
て摺動し、その先端で長孔５１を覆うことにより長孔５
１の開口面積を連続的に関節する。
第二実施例の作動を説明する。
フロントフォーク１１の伸張行程時、ピストン部２１は
上方向に移動するため、油室２５は加圧、油室２７は減
圧される。このため、作動油は油室２５から１．前記大
径部１９ａの長孔５１を通過して大径部１９ａの上方に
流れる。
上方向に移動するため、油室２５は加圧、油室２７は減
圧される。このため、作動油は油室２５から１．前記大
径部１９ａの長孔５１を通過して大径部１９ａの上方に
流れる。
ところで、フロントフォーク１１の伸張行程時には同時
にスライド筒４５が漸次大径部１９ａから抜は出すため
、大径部１９ａの長孔５１の開口面積は連続的に広くな
る。よって、伸張行程の進行と共にこの長孔５１には作
動油が流れやすくなり、この結果、減衰力は漸次小さく
なる。
にスライド筒４５が漸次大径部１９ａから抜は出すため
、大径部１９ａの長孔５１の開口面積は連続的に広くな
る。よって、伸張行程の進行と共にこの長孔５１には作
動油が流れやすくなり、この結果、減衰力は漸次小さく
なる。
第４〜７図は第三実施例を示す。
図において、６１は外筒であり、中空ロッド１９の外側
に嵌挿されている。この外筒６１の外壁には、この発明
のオリフィス絞り手段を構成する流路溝６３が軸方向に
沿って穿設されている。ここに、この流路溝６３の溝幅
は第６及び７図に示すように、先端部（第５図における
上部）が幅広、後端部が幅狭でこれらの中間部は後端部
に向かって漸次幅狭となっている。このため、ピストン
部２１が流路溝６３の上方を往復動するに従って、オリ
フィス２３の開口面積は連続的に変化する。
に嵌挿されている。この外筒６１の外壁には、この発明
のオリフィス絞り手段を構成する流路溝６３が軸方向に
沿って穿設されている。ここに、この流路溝６３の溝幅
は第６及び７図に示すように、先端部（第５図における
上部）が幅広、後端部が幅狭でこれらの中間部は後端部
に向かって漸次幅狭となっている。このため、ピストン
部２１が流路溝６３の上方を往復動するに従って、オリ
フィス２３の開口面積は連続的に変化する。
第三実施例の作動について説明する。
フロントフォーク１１の伸張行程時、ピストン部２１は
上方向に移動するため、油室２５は加圧、油室２７は減
圧される。このため、作動油は油室２５から、ピストン
部２１のオリフィス２３を通過して油室２７に流れ込む
。
上方向に移動するため、油室２５は加圧、油室２７は減
圧される。このため、作動油は油室２５から、ピストン
部２１のオリフィス２３を通過して油室２７に流れ込む
。
ところで、フロントフォーク１１の伸張行程時には同時
にピストン部２１が上方向に移動するため、オリフィス
２３の開口面積は連続的に広くなる。よって、伸張行程
の進行と共にこのオリフィス２３には作動油が流れやす
くなり、この結果、減衰力は漸次小さくなる。
にピストン部２１が上方向に移動するため、オリフィス
２３の開口面積は連続的に広くなる。よって、伸張行程
の進行と共にこのオリフィス２３には作動油が流れやす
くなり、この結果、減衰力は漸次小さくなる。
この発明に係る自動二輪車等のフロントフォークは、フ
ロントフォークの伸縮に従って作動油の流れる流路に、
その開口面積を連続的に変化させる絞り手段を設けたも
のである。
ロントフォークの伸縮に従って作動油の流れる流路に、
その開口面積を連続的に変化させる絞り手段を設けたも
のである。
よって、このフロントフォークは伸縮ストロークの大き
さに従って、減衰力を連続的に変化させることができる
ため、従来のフロントフォークが収縮する際に生℃た、
減衰力の段階的変化に基づく衝撃は発生しない。
さに従って、減衰力を連続的に変化させることができる
ため、従来のフロントフォークが収縮する際に生℃た、
減衰力の段階的変化に基づく衝撃は発生しない。
この結果、このフロントフォークを使用した自動二輪車
の乗心地は向上する。
の乗心地は向上する。
図面はこの発明に係る自動二輪車等のフロントフォーク
の実施例を示したもので、第１図はこのフロントフォー
クの使用状態図、第２図は第１実施例の断面図、第３図
は第２実施例の断面図、第４図は第３実施例の断面図、
第５図は第４図の要部拡大図、第６図は第３実施例に使
用される外筒の正面図、第７図は第６図における■−■
線断面図である。 １７ ・・・ シリンダ １９ ・・・ 中空ロッド １３ ・・・ アウタチューブ ２１ ・・・ ピストン部 １５ ・・・ インナチューブ ２５．２７ ・・・ 油室 １１ ・・・ フロントフォーク ４１．４３．４５，５１．６Ｌ６３・・・ 絞り手段（
４１・・・筒体、４３・・・長孔、４５・・・スライド
筒。 ５１・・・長孔、６１・・・外筒、６３・・・流路溝）
第２図 ゛ 第７図
の実施例を示したもので、第１図はこのフロントフォー
クの使用状態図、第２図は第１実施例の断面図、第３図
は第２実施例の断面図、第４図は第３実施例の断面図、
第５図は第４図の要部拡大図、第６図は第３実施例に使
用される外筒の正面図、第７図は第６図における■−■
線断面図である。 １７ ・・・ シリンダ １９ ・・・ 中空ロッド １３ ・・・ アウタチューブ ２１ ・・・ ピストン部 １５ ・・・ インナチューブ ２５．２７ ・・・ 油室 １１ ・・・ フロントフォーク ４１．４３．４５，５１．６Ｌ６３・・・ 絞り手段（
４１・・・筒体、４３・・・長孔、４５・・・スライド
筒。 ５１・・・長孔、６１・・・外筒、６３・・・流路溝）
第２図 ゛ 第７図
Claims (1)
- （１） シリンダの底面に中空ロンドが立設されたア
ウタチューブにおけるシリンダと中空ロンドとの間に、
先端にピストン部を有するインナチューブを摺動自在に
嵌挿して、このピストン部の前後に各々作動油の充填さ
れた油室を形成し、前記ピストン部の摺動に従って前記
作動油が適宜流路を介して相互に流動する自動二輪車等
のフロントフォークにおいて、前記流路には、当該フロ
ントフォークの伸縮行程に従ってその開口面積を連続的
に変化させる絞り手段が設けられている自動二輪車等の
フロントフォーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10448183A JPS59230879A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 自動二輪車等のフロントフオ−ク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10448183A JPS59230879A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 自動二輪車等のフロントフオ−ク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59230879A true JPS59230879A (ja) | 1984-12-25 |
Family
ID=14381749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10448183A Pending JPS59230879A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 自動二輪車等のフロントフオ−ク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59230879A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61287888A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-18 | カヤバ工業株式会社 | 二輪車の後輪懸架用油圧緩衝装置 |
| JPS63141884A (ja) * | 1986-12-02 | 1988-06-14 | 本田技研工業株式会社 | 二輪車の前輪用油圧緩衝装置 |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP10448183A patent/JPS59230879A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61287888A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-18 | カヤバ工業株式会社 | 二輪車の後輪懸架用油圧緩衝装置 |
| JPS63141884A (ja) * | 1986-12-02 | 1988-06-14 | 本田技研工業株式会社 | 二輪車の前輪用油圧緩衝装置 |
| JPH0472093B2 (ja) * | 1986-12-02 | 1992-11-17 | Honda Motor Co Ltd |
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