JP7051614B2 - フロントフォーク - Google Patents

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Description

本発明は、フロントフォークの改良に関する。
従来、鞍乗型車両の前輪を懸架するフロントフォークは、アウターチューブと、このアウターチューブ内に摺動自在に挿入されるインナーチューブとを有して構成されるテレスコピック型のチューブ部材を備えている。さらに、フロントフォークには、アウターチューブを車輪側に、インナーチューブを車体側に設けた、いわゆる正立型のフロントフォークがある(例えば、特許文献1)。
そして、そのような正立型のフロントフォークでは、アウターチューブの内側にシリンダを設けてアウターチューブとシリンダとの間に形成される液室と、シリンダの内側からその上側にかけて形成されるリザーバ室と仕切られるとともに、インナーチューブの下端に設けたピストン部液室を伸側室と圧側室とに区画している。また、シリンダには、伸側室とリザーバ室とを連通する伸側オリフィスと、圧側室とリザーバ室とを連通する圧側オリフィスが形成されている。
上記構成によれば、フロントフォークの伸長時には、伸側室の液体が伸側オリフィスを通ってリザーバ室へ移動して、その液体の流れに付与される抵抗に起因する伸側の減衰力が発生する。反対に、フロントフォークの収縮時には、圧側室の液体が圧側オリフィスを通ってリザーバ室へ移動して、その液体の流れに付与される抵抗に起因する圧側の減衰力が発生する。
特開平9-217780号公報
従来のフロントフォークでは、圧側の減衰力は、シリンダに形成された圧側オリフィスの大きさの変更により調整される。そして、圧側の減衰力を大きくしたい場合には、圧側オリフィスを小さく絞ればよい。
しかしながら、シリンダに形成された圧側オリフィスは、フロントフォークの伸長行程でリザーバ室から圧側室へ液体を供給する伸側の吸込通路にもなっている。このため、圧側オリフィスを小さくすると、伸長行程において圧側室で吸込不足を招き、圧側室が負圧になることがある。そして、伸長行程で圧側室が負圧になると、続く圧縮行程での圧側の減衰力の立ち上がりが遅れ、乗員に減衰力が抜けたような違和感を与えてしまう。
このように、従来のフロントフォークでは、圧側オリフィスの設定によっては、安定した圧側の減衰力を発生できなくなる場合があり、圧側オリフィスの大きさを変更できる範囲が限定的である。そこで、本発明は、このような問題を解決するために創案されたものであり、圧側オリフィスを自由に設定できるとともに、安定した減衰力を発生できるフロントフォークの提供を目的とする。
上記課題を解決するフロントフォークは、車体側のインナーチューブに設けられて、車輪側のアウターチューブとその内側に設けたシリンダとの間を伸側室と下室とに区画するピストン部と、シリンダの上端に固定されて下室とともに圧側室を構成するシリンダ内室とリザーバ室とを仕切る蓋と、伸側室から圧側室へ向かう液体の流れに抵抗を与える伸側減衰要素と、蓋に形成されて圧側室とリザーバ室とを連通する圧側オリフィスと、リザーバ室から圧側室へ向かう液体の流れを許容する伸側チェックバルブと、リザーバ室又は圧側室から伸側室へ向かう液体の流れを許容する圧側チェックバルブとを備えている。
上記構成によれば、圧側の減衰力を調節するため、圧側オリフィスを小さくしたとしても、フロントフォークの伸長行程では伸側チェックバルブを通じてリザーバ室から圧側室へ液体を供給できる。このため、圧側オリフィスを小さくしても伸長行程で圧側室が負圧にならず、続く圧縮行程で圧側の減衰力を速やかに立ち上げられる。よって、上記構成によれば、圧側オリフィスを自由に設定できるとともに、安定した減衰力を発生できる。
また、上記フロントフォークでは、圧側オリフィスがインナーチューブの内周面へ向けて開口しているとよい。当該構成によれば、フロントフォークの収縮行程でシリンダ内室からリザーバ室へ向かう液体がリザーバ室の液面へ向けて噴き上がることがなく、リザーバ室の液体の泡立ちを抑制できる。よって、伸側室及び圧側室への気泡の混入を抑制し、気泡の混入による減衰力発生応答性の低下を抑制できる。
また、他の発明のフロントフォークでは、蓋がシリンダの上端に積層されるとともに、車体を弾性支持するコイルばねによりシリンダに押し付けられて固定されている。当該構成によれば、シリンダをアウターチューブの内側に固定してシリンダ内に液体を注いだ後からコイルばねの利用により蓋をシリンダに固定できる。このため、フロントフォークの組立工程における注液作業を速やかにできる。
また、上記フロントフォークでは、コイルばねが蓋に嵌合しているとよい。当該構成によれば、前述のようにシリンダ内に液体を注いだ後から蓋をコイルばねでシリンダに固定する際に、蓋がシリンダからずれるのを防止できる。このため、フロントフォークの組立作業を容易にできる。
本発明のフロントフォークによれば、圧側オリフィスを自由に設定できるとともに、安定した減衰力を発生できる。
本発明の一実施の形態に係るフロントフォークの取付状態を簡略化して示した側面図である。 本発明の一実施の形態に係るフロントフォークの縦断面図である。 図2の一部を拡大して示した縦断面図である。 本発明の一実施の形態に係るフロントフォークの蓋を拡大して示した平面図である。 本発明の一実施の形態に係るフロントフォークの変形例を示し、その変更部を拡大して示した縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態のフロントフォークについて、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品か対応する部品を示す。また、フロントフォークが車両に取り付けられた状態での上下を、特別な説明がない限り、単に「上」「下」という。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係るフロントフォークFは、鞍乗型車両Vにおいて前輪Wを懸架する懸架装置である。鞍乗型車両とは、鞍に跨るような姿勢で乗車するタイプの車両全般のことであり、オートバイ、スクータ、自転車等が含まれる。本発明に係るフロントフォークは、如何なる鞍乗型車両に搭載されていてもよい。
つづいて、本発明の一実施の形態に係るフロントフォークFの具体的な構造について説明する。フロントフォークFは、アウターチューブ1とインナーチューブ2とを有して構成されるテレスコピック型のチューブ部材Tを備えている。さらに、フロントフォークFは正立型であり、アウターチューブ1の上側開口からインナーチューブ2が摺動自在に挿入されている。
そして、アウターチューブ1には、車輪側ブラケットBWが一体に設けられており、アウターチューブ1は、その車輪側ブラケットBWを介して前輪Wの車軸に連結される。その一方、インナーチューブ2は、その上端部に連結される車体側ブラケットBBを介して車体Bに連結される。
このように、フロントフォークFは、アウターチューブ1を前輪(車輪)W側へ、インナーチューブ2を車体B側へ向けて配置され、車体Bと前輪Wの車軸との間に介装されている。そして、鞍乗型車両Vが凹凸のある路面を走行する等して前輪Wが上下に振動すると、インナーチューブ2がアウターチューブ1に出入りしてフロントフォークFが伸縮する。
つづいて、インナーチューブ2の上端開口は、キャップ(図示せず)で塞がれている。その一方、アウターチューブ1は、図2に示すように有底筒状であり、アウターチューブ1の下側開口はその底部1aで塞がれている。さらに、アウターチューブ1とインナーチューブ2の重複部の間は、オイルシール10とダストシール11により塞がれている。このようにしてチューブ部材T内は密閉空間とされており、そのチューブ部材T内に液体と気体が封入されている。
また、アウターチューブ1の底部1aには、シリンダ3がボルト30で連結されている。このシリンダ3は、筒状部3aと、この筒状部3aの先端から径方向外側へ張り出す環状のバルブケース部3bとを含む。そして、筒状部3aがアウターチューブ1の中心部に軸方向に沿うように起立して、そのバルブケース部3bがインナーチューブ2の内側に軸方向へ移動自在に挿入されている。さらに、このバルブケース部3bの上端には、シリンダ3の上端を塞ぐ蓋4が積層されている。
これにより、チューブ部材T内には、インナーチューブ2の内周側であってバルブケース部3b及び蓋4の上側にリザーバ室Rが形成され、シリンダ3の内周側であって蓋4の下側にシリンダ内室Iが形成され、シリンダ3とアウターチューブ1との間に筒状の隙間(符示せず)が形成される。そして、この筒状の隙間とシリンダ内室Iには、それぞれ作動油等の液体が充填されている。その一方、リザーバ室Rには、上記液体と同じ液体が貯留されるとともに、その液面上方にエア等の気体が封入されている。
また、アウターチューブ1とシリンダ3との間の筒状の隙間は、インナーチューブ2の下端部に設けられたピストン部20によって上側の伸側室L1と、下側の下室Oとに区画される。そして、この下室Oは、シリンダ3の下端部に形成された連通孔3cによりシリンダ内室Iと連通されており、当該シリンダ内室Iとともに圧側室L2を構成する。換言すると、下室Oとシリンダ内室Iは、一続きの部屋(圧側室L2)として機能するようになっており、液体がシリンダ3の連通孔3cを通って下室Oとシリンダ内室Iとの間を自由に行き来できる。
また、シリンダ3における筒状部3aの上部には、伸側オリフィス3dが形成されており、この伸側オリフィス3dを介して伸側室L1とシリンダ内室Iとが連通されている。そして、フロントフォークFの伸長時には、液体が伸側オリフィス3dを通って伸側室L1からシリンダ内室Iへ流れ、その流れに対して抵抗が付与される。
つづいて、図3に示すように、ピストン部20の内周には、環状のバルブ収容隙間20aが形成されている。このバルブ収容隙間20aには、シリンダ3の筒状部3a外周に摺接する環状のバルブ5が軸方向へ移動可能に挿入されている。また、ピストン部20においてバルブ5の下端に対向する部分がシート面20bとなっており、このシート面20bにバルブ5が離着座する。
そして、フロントフォークFの収縮時には、バルブ5がシート面20bから離れ、バルブ5の外周側を通って下室Oから伸側室L1へ向かう液体の流れが許容される。反対に、フロントフォークFの伸長時には、バルブ5がシート面20bに着座して液体がバルブ5の外周側を通過できなくなり、バルブ5とシリンダ3との間の摺動隙間を通って伸側室L1から下室Oへと移動する。摺動隙間は、非常に狭い隙間であるので、伸側室L1から下室Oへ向かう液体の流れに対して抵抗が付与される。
前述のように、下室Oとシリンダ内室Iが連通されていて、これらが圧側室L2の一部となっている。つまり、伸側オリフィス3dとバルブ5は、ともに、フロントフォークFの伸長時に伸側室L1から圧側室L2へ向かう液体の流れに抵抗を付与する伸側減衰要素として機能する。さらに、バルブ5は、フロントフォークFの収縮時に開いて圧側室L2から伸側室L1へ向かう液体の流れを許容する圧側チェックバルブとしても機能する。
また、ピストン部20の上側には、伸切ばね21が積層されている。そして、この伸切ばね21は、フロントフォークFの最伸長時にピストン部20とバルブケース部3bとの間で圧縮されて、最伸長時の衝撃を緩和する。なお、図2に示す伸切ばね21は、コイルばねであるが、コイルばね以外のばねでもよい。また、伸切ばね21に替えて、クッションラバー等を設け、このクッションラバーでフロントフォークFの最伸長時の衝撃を緩和してもよい。
つづいて、シリンダ3の上端部に形成されたバルブケース部3bの外周には、環状のバルブ収容溝3eが形成されている。そして、このバルブ収容溝3eの内側には、インナーチューブ2の内周に摺接する環状の圧側チェックバルブ6が軸方向へ移動可能に挿入されている。また、バルブ収容溝3eの壁面のうち圧側チェックバルブ6の上端に対向する部分がシート面3fとなっており、このシート面3fに圧側チェックバルブ6が離着座する。
そして、フロントフォークFの収縮時には、圧側チェックバルブ6がシート面3fから離れ、圧側チェックバルブ6の内周側を通ってリザーバ室Rから伸側室L1へ向かう液体の流れが許容される。反対に、フロントフォークFの伸長時には、圧側チェックバルブ6がシート面3fに着座して、リザーバ室Rと伸側室L1との連通が遮断される。
また、バルブケース部3bの上側に積層される蓋4は、図3,4に示すように、環状の弁座部4aと、この弁座部4aの下端外周部から下側へ突出する環状の脚部4bと、弁座部4aの上端内周部から上側へ突出する環状のボス部4cと、弁座部4aから上側へ突出するとともにボス部4cから蓋4の外周側へ放射状に延びる複数の枝部4dとを含む。図3には、蓋4の図4中X-X線断面が示されている。
このように、放射状に延びる複数の枝部4dの外周には、コイルスプリングからなる懸架ばねSが嵌合されている。そして、蓋4がその懸架ばねSによってバルブケース部3bに押さえ付けられており、脚部4bの先端がバルブケース部3bから離れないように固定されている。
このため、懸架ばねSの下端は、蓋4を介して常にシリンダ3で支えられている。その一方、懸架ばねSの上端は、インナーチューブ2の上端を塞ぐキャップ(図示せず)で支えられている。つまり、本実施の形態の懸架ばねSは、シリンダ3とインナーチューブ2との間に介装されているといえる。
そして、インナーチューブ2がアウターチューブ1内へ侵入してフロントフォークFが収縮すると、懸架ばねSの圧縮量が大きくなり、当該圧縮に抗する懸架ばねSの弾性力が大きくなる。このように、懸架ばねSは、その圧縮量に見合った弾性力を発揮するようになっており、フロントフォークFを伸長方向へ附勢して車体Bを弾性支持するようになっている。
さらに、蓋4には、ボス部4cの外周側であって隣り合う枝部4d,4dの間と、脚部4bの内側にそれぞれ開口し、リザーバ室Rとシリンダ内室Iとを連通するポート4eが形成されるとともに、弁座部4aの下側に離着座してポート4eを開閉する伸側チェックバルブ7が積層されている。
そして、フロントフォークFの伸長時には、伸側チェックバルブ7が弁座部4aから離れてポート4eを開き、このポート4eを通ってリザーバ室Rからシリンダ内室Iへ向かう液体の流れを許容する。反対に、フロントフォークFの収縮時には、伸側チェックバルブ7が弁座部4aに着座してポート4eを閉塞した状態に維持する。
また、蓋4の脚部4bには、当該脚部4bを径方向へ貫通する一以上の孔が形成されており、この孔により圧側オリフィス4fが形成されている。さらに、蓋4の外径は、インナーチューブ2の内径よりも小さく、蓋4とインナチューブ2との間に環状の隙間ができる。
このため、圧側オリフィス4fの開口がインナーチューブ2で塞がれず、リザーバ室Rとシリンダ内室Iが圧側オリフィス4fを介して連通される。そして、フロントフォークFの収縮時には、液体が圧側オリフィス4fを通ってシリンダ内室Iからリザーバ室Rへ流れ、その流れに対して抵抗が付与される。
以下、本発明の一実施の形態に係るフロントフォークFの作動について説明する。
インナーチューブ2がアウターチューブ1から退出するフロントフォークFの伸長時には、インナーチューブ2がアウターチューブ1とシリンダ3との間の筒状の隙間から退出し、ピストン部20がその隙間内を上方へ移動して伸側室L1を縮小するとともに下室Oを拡大する。
そして、このフロントフォークFの伸長時には、縮小される伸側室L1の液体が伸側オリフィス3dを通ってシリンダ内室Iへ移動するとともに、バルブ5とシリンダ3との間の摺動隙間を通って拡大する下室Oへと移動する。このとき、この下室Oには、連通孔3cを介してシリンダ内室Iの液体が流入するとともに、伸側チェックバルブ7が開いてリザーバ室Rからシリンダ内室Iへと液体が供給される。
このようなフロントフォークFの伸長行程では、伸側室L1からシリンダ内室I及び下室O(圧側室L2)へ向かう液体の流れに対し、伸側オリフィス3d及びバルブ5により抵抗が付与される。このため、フロントフォークFの伸長時には伸側室L1の圧力が上昇し、フロントフォークFの伸長作動を妨げる伸側の減衰力が発生する。
反対に、インナーチューブ2がアウターチューブ1内へ侵入するフロントフォークFの収縮時には、インナーチューブ2がアウターチューブ1とシリンダ3との間の筒状の隙間内へ侵入し、ピストン部20がその隙間内を下方へ移動して下室Oを縮小するとともに伸側室L1を拡大する。
そして、このフロントフォークFの収縮時には、バルブ5と圧側チェックバルブ6が開き、縮小される下室Oの液体とリザーバ室Rの液体が拡大する伸側室L1へと移動する。さらに、フロントフォークFの収縮時においてアウターチューブ1とシリンダ3との間の筒状の隙間では、少なくとも侵入したインナーチューブ2の体積分の液体が余剰となり、この余剰分の液体が連通孔3cを通って下室Oからシリンダ内室Iへ移動するとともに、圧側オリフィス4fを通ってシリンダ内室Iからリザーバ室Rへと排出される。
このようなフロントフォークFの収縮行程では、シリンダ内室I(圧側室L2)からリザーバ室Rへ向かう液体の流れに対し、圧側オリフィス4fにより抵抗が付与される。このため、フロントフォークFの収縮時には圧側室L2の圧力が上昇し、フロントフォークFの収縮作動を妨げる圧側の減衰力が発生する。
また、本実施の形態では、シリンダ3の内側のシリンダ内室Iが圧側室L2の一部となっており、フロントフォークFの収縮行程でシリンダ内室Iの圧力が上昇する。このため、収縮行程において拡大する伸側室L1には、伸側オリフィス3dを通じてシリンダ内室Iからも液体が供給される。よって、続く伸長行程で伸側室L1の圧力が高まり易く、伸側の減衰力の発生応答性が向上する。
さらに、本実施の形態では、圧側オリフィス4fが蓋4の径方向に沿うように横向きに形成されていて、圧側オリフィス4fの開口がインナーチューブ2の内周面に対向している。このため、シリンダ内室Iからリザーバ室Rへ向かう液体がリザーバ室Rの液面へ向けて噴き上がらない。よって、リザーバ室Rの液体が泡立ち難い。
リザーバ室Rの液体が泡立つと、フロントフォークFの伸縮行程でリザーバ室Rから伸側室L1又は圧側室L2へ液体が吸い込まれる際に、リザーバ室Rの気泡が液体とともに吸い込まれ、減衰力発生応答性の低下の原因となる。しかし、前述のように、リザーバ室Rの液体の泡立ちを抑制すれば、気泡の混入に起因する減衰力発生応答性の低下を抑制できる。
以下、本発明の一実施の形態に係るフロントフォークFの作用効果について説明する。
本実施の形態のフロントフォークFは、前輪(車輪)W側のアウターチューブ1と、このアウターチューブ1内に摺動自在に挿入される車体B側のインナーチューブ2と、アウターチューブ1内に設けられて上端がインナーチューブ2内に移動可能に挿入されるシリンダ3と、インナーチューブ2に設けられてアウターチューブ1とシリンダ3との間を伸側室L1と下室Oとに区画するピストン部20とを備えている。
また、本実施の形態のフロントフォークFは、シリンダ3の上端に固定される蓋4を備えており、この蓋4は、シリンダ3の上側のリザーバ室Rとシリンダ3の内側のシリンダ内室Iとを仕切っている。そして、このシリンダ内室Iは、シリンダ3の外周側の上記下室Oとともに圧側室L2を構成する。
さらに、本実施の形態のフロントフォークFは、伸側室L1から圧側室L2へ向かう液体の流れに抵抗を与える伸側オリフィス(伸側減衰要素)3d及びバルブ(伸側減衰要素)5と、圧側室L2からリザーバ室Rへ向かう液体の流れに抵抗を与える圧側オリフィス4fと、リザーバ室Rから圧側室L2へ向かう液体の流れを許容する伸側チェックバルブ7と、リザーバ室R又は圧側室L2から伸側室L1へ向かう液体の流れを許容するバルブ(圧側チェックバルブ)5及び圧側チェックバルブ6とを備える。
上記構成によれば、圧側の減衰力調節のために圧側オリフィス4fを小さくしたとしても、フロントフォークFの伸長行程では伸側チェックバルブ7を通じてリザーバ室Rから圧側室L2へ液体が供給される。このため、圧側オリフィス4fを小さくしても伸長行程で圧側室L2が負圧にならず、続く圧縮行程で圧側の減衰力を速やかに立ち上げられる。
つまり、上記構成によれば、圧側オリフィス4fの設定によらず、伸長行程から圧縮行程へ切り換わった直後でも安定した減衰力を発生できる。このため、本実施の形態に係るフロントフォークFでは、圧側オリフィス4fを自由に設定できるとともに、安定した減衰力を発生できる。
また、例えば、開閉式のバルブを利用して圧側の減衰力を発生する場合であって、そのバルブを懸架ばねで閉じ方向へ附勢した場合、フロントフォークのストローク位置(ピストン部の位置)に応じて発生する圧側の減衰力が変化してしまう。さらに、懸架ばねの仕様に応じて圧側の減衰力特性も変化してしまう。また、そのバルブのシート面が大きい場合には、バルブの開弁を境に圧側室の圧力が急激に低下して減衰力が急変する虞がある。
これに対して、上記構成によれば、圧側オリフィス4fを利用して圧側の減衰力を発生できるので、フロントフォークFの全ストローク領域で安定した減衰力を発生できる。さらに、圧側の減衰力を調整するには圧側オリフィス4fの流路面積を変更すればよく、当該変更を容易にできるので、上記構成によれば圧側の減衰力の調整も容易にできる。
なお、本実施の形態のフロントフォークFは、伸側室L1からその外へ向かう液体の流れに対して抵抗を与える伸側減衰要素として、シリンダ3に形成された伸側オリフィス3dと、ピストン部20に装着されたバルブ5とを備えている。しかし、伸側オリフィス3dとバルブ5の一方を省略してもよく、伸側減衰要素の構成も適宜変更できる。
さらに、本実施の形態では、伸側室L1へ液体を吸い込むための圧側チェックバルブとして、シリンダ3のバルブケース部3bに装着された圧側チェックバルブ6と、ピストン部20に装着されたバルブ5とを備えている。しかし、圧側チェックバルブ6とバルブ5の一方を省略してもよく、圧側チェックバルブの構成も適宜変更できる。
また、本実施の形態では、圧側オリフィス4fがインナーチューブ2の内周面へ向けて開口している。このため、フロントフォークFの収縮行程でシリンダ内室Iからリザーバ室Rへ向かう液体がリザーバ室Rの液面へ向けて噴き上がることがなく、リザーバ室Rの液体の泡立ちを抑制できる。よって、伸側室L1及び圧側室L2への気泡の混入を抑制し、気泡の混入に起因する減衰力発生応答性の低下を抑制できる。
しかし、圧側オリフィス4fの開口の向きは、上記の限りではなく、適宜変更できる。また、本実施の形態では、圧側オリフィス4fが蓋4に形成された孔により形成されているが、この圧側オリフィス4fの構成及び配置も適宜変更できる。例えば、蓋4とシリンダ3との対向部となる脚部4bの下端、又はバルブケース部3bの上端に径方向に沿う切欠きを形成し、この切欠きにより圧側オリフィスを形成してもよい。
そして、このような変更は、伸側減衰要素、及び圧側チェックバルブの構成によらず可能である。
また、本実施の形態では、蓋4がシリンダ3の上端に積層されるとともに、車体Bを弾性支持する懸架ばね(コイルばね)Sによりシリンダ3に押し付けられて固定されている。このように、本実施の形態では蓋4とシリンダ3が個別に形成されていて、懸架ばねSの附勢力によって蓋4をシリンダ3に固定できるようになっている。
上記構成によれば、シリンダ3をアウターチューブ1の内側にボルト30で固定してシリンダ3内に液体を注いだ後から懸架ばねSの利用により蓋4をシリンダ3に固定できる。このため、フロントフォークFの組立工程においてシリンダ3を蓋4で塞がない状態で注液できるので、注液作業を速やかにできる。
さらに、本実施の形態では、懸架ばね(コイルばね)Sが蓋4に嵌合している。当該構成によれば、前述のようにシリンダ3内に液体を注いだ後から蓋4を懸架ばねSでシリンダ3に固定する際に、蓋4がシリンダ3からずれるのを防止できる。このため、上記構成によれば、フロントフォークFの組立作業を容易にできる。
また、本実施の形態では、蓋4が環状の弁座部4aと、この弁座部4aの下端外周部から下側へ突出する環状の脚部4bと、弁座部4aの上端内周部から上側へ突出する環状のボス部4cと、弁座部4aから上側へ突出するとともにボス部4cから蓋4の外周側へ放射状に延びる複数の枝部4dとを含む。
さらに、蓋4には、ボス部4cの外周側であって隣り合う枝部4d,4dの間と、脚部4bの内側にそれぞれ開口し、リザーバ室Rとシリンダ内室Iとを連通するポート4eが形成されている。そして、伸側チェックバルブ7が弁座部4aの下側に離着座してポート4eを開閉し、懸架ばね(コイルばね)Sが複数の枝部4dの外周を一体的に取り囲むように嵌合する。
上記構成によれば、ポート4eが懸架ばね(コイルばね)Sの内周側に開口するので、懸架ばね(コイルばね)Sが蓋4に嵌合していても、ポート4eが懸架ばねSによって塞がれるのを防止できる。さらには、ポート4eを蓋4の外周側に配置できるので、ポート4eの流路面積を大きくしやすく、フロントフォークFの伸長行程で圧側室L2が吸込不足になるのも確実に防止できる。
しかし、蓋4の構成は上記の限りではなく、適宜変更できる。例えば、本実施の形態では枝部4dとポート4eがそれぞれ四つずつ形成されているが、枝部4dとポート4eの数は自由に変更できる。さらに、蓋4がシリンダ3に固定されている状態とは、フロントフォークFの伸縮作動時に蓋4がシリンダ3から離れない状態のことであり、そのような状態にするための構造も適宜変更できる。
具体的には、図5に示すように、蓋4をシリンダ3に螺合して固定してもよい。そして、このように懸架ばねSの附勢力を利用せずに蓋4をシリンダ3に固定した場合には、懸架ばねSの構成及び配置を変更できる。例えば、懸架ばねSをエアばね等のコイルばね以外のばねにしてもよい。また、懸架ばねSをインナーチューブ2の下端とアウターチューブ1の底部1aとの間に介装してもよい。
そして、これらの変更は、伸側減衰要素、圧側チェックバルブ、及び圧側オリフィスの構成によらず可能である。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱しない限り、改造、変形、及び変更が可能である。
B・・・車体、F・・・フロントフォーク、I・・・シリンダ内室、L・・・液室、L1・・・伸側室、L2・・・圧側室、O・・・下室、R・・・リザーバ室、S・・・懸架ばね(コイルばね)、W・・・前輪(車輪)、1・・・アウターチューブ、2・・・インナーチューブ、3・・・シリンダ、3d・・・伸側オリフィス(伸側減衰要素)、4・・・蓋、4f・・・圧側オリフィス、5・・・バルブ(伸側減衰要素、圧側チェックバルブの兼用)、6・・・圧側チェックバルブ、7・・・伸側チェックバルブ、20・・・ピストン部

Claims (4)

  1. 車輪側のアウターチューブと、
    前記アウターチューブ内に摺動自在に挿入される車体側のインナーチューブと、
    前記アウターチューブ内に設けられ、上端が前記インナーチューブ内に移動可能に挿入されるシリンダと、
    前記インナーチューブに設けられて、前記アウターチューブと前記シリンダとの間を伸側室と下室とに区画するピストン部と、
    前記シリンダの上端に固定されて、前記シリンダの上側に形成されるリザーバ室と、前記シリンダの内側に形成されて前記下室とともに圧側室を構成するシリンダ内室とを仕切る蓋と、
    前記伸側室から前記圧側室へ向かう液体の流れに抵抗を与える伸側減衰要素と、
    前記蓋に形成されて前記圧側室とリザーバ室とを連通する圧側オリフィスと、
    前記リザーバ室から前記圧側室へ向かう液体の流れを許容する伸側チェックバルブと、
    前記リザーバ室又は前記圧側室から前記伸側室へ向かう液体の流れを許容する圧側チェックバルブとを備える
    ことを特徴とするフロントフォーク。
  2. 車輪側のアウターチューブと、
    前記アウターチューブ内に摺動自在に挿入される車体側のインナーチューブと、
    前記アウターチューブ内に設けられ、上端が前記インナーチューブ内に移動可能に挿入されるシリンダと、
    前記インナーチューブに設けられて、前記アウターチューブと前記シリンダとの間を伸側室と下室とに区画するピストン部と、
    前記シリンダの上端に固定されて、前記シリンダの上側に形成されるリザーバ室と、前記シリンダの内側に形成されて前記下室とともに圧側室を構成するシリンダ内室とを仕切る蓋と、
    前記伸側室から前記圧側室へ向かう液体の流れに抵抗を与える伸側減衰要素と、
    前記圧側室とリザーバ室とを連通する圧側オリフィスと、
    前記リザーバ室から前記圧側室へ向かう液体の流れを許容する伸側チェックバルブと、
    前記リザーバ室又は前記圧側室から前記伸側室へ向かう液体の流れを許容する圧側チェックバルブとを備え、
    前記蓋は、前記シリンダの上端に積層されるとともに、車体を弾性支持するコイルばねにより前記シリンダに押し付けられて固定されている
    ことを特徴とするフロントフォーク。
  3. 前記圧側オリフィスは、前記インナーチューブの内周面へ向けて開口している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフロントフォーク。
  4. 前記コイルばねは、前記蓋に嵌合している
    ことを特徴とする請求項2又は請求項2に従属する請求項3に記載のフロントフォーク。
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