JPS59230805A - タイヤ - Google Patents

タイヤ

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JPS59230805A
JPS59230805A JP58038687A JP3868783A JPS59230805A JP S59230805 A JPS59230805 A JP S59230805A JP 58038687 A JP58038687 A JP 58038687A JP 3868783 A JP3868783 A JP 3868783A JP S59230805 A JPS59230805 A JP S59230805A
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fiber
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polyamide
cord
tire
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JP58038687A
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Kazuo Kurita
和夫 栗田
Hideaki Ishihara
石原 英昭
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/0042Reinforcements made of synthetic materials

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高強度にして優れた耐疲労性を示すボリアミド
繊維よりなるコードをカーカスブライとして使用したタ
イヤに関するものである。
タイヤのカーカスブライは、トレッドを支持して荷重を
支え、外部からの衝撃や内部の空気圧に耐える骨格とも
言える部分である為、カーカスグライ用として使用され
るコードに要求される品質にも厳しいものがある。この
ようなカーカスプライ用コードとしては、従来からレー
ヨンコードやポリエステルコード等と共にボリアミド繊
維を素材とするコードが使われている。
ボリアミド繊維の長所としては、高強力、耐熱性、耐疲
労性、耐衝撃性、ゴムとの好焼着性等を挙げることがで
き、又撚糸等による強力低下も少ないのでカーカスプラ
イ用コードの素材としてうってつけであるが、ポリエス
テル等の他コード材料に比べて寸法安定性が悪いという
短所を有しており、特に吸湿や熱による収縮が大きい為
撚糸以降の加工々程において種々の不都合に遭遇し、こ
れを回避する為の工夫を施す必要がある。例えばナイロ
ン6コードをタイヤに適用する場合、タイヤのトレッド
部の加硫処理は、デイツプ処理コードやデイップ処理簾
織物をトレッドの中に埋め込んだ状態で行なうが、張力
下に例えば160℃以上の高温で加熱し加硫した後、直
ちに加硫機から取り出して張力を弛めると、ナイロン6
の急激な熱収縮に起因する顕著な強力劣化(加硫劣化)
が観測される。
他方ではタイヤの軽量化が要請され、或は走行の高速化
に伴なってタイヤのユニフオーミテイや耐疲労性等の向
上に対する要請は益々強くなる傾向にあって、ボリアミ
ド繊維の顕著な強力劣化は重要な欠点となる。
この様な不都合はボリアミド繊維自身の構造的欠陥(例
えばキンクバンド)の発生によるものと考えられ、やむ
なく加硫条件の工夫によって対処している。例えば加硫
時の加熱が終了した段階で直ちに加硫罐から取り出すと
いうことをせずに、熱収縮量の小さい温度に下る迄加熱
罐内で保留し、ある程度クーリングされた後で取り出す
というのはその一法である。しかしこの方法を採用する
と加硫反応サイクルが極めて長くなり、生産性が著しく
低下する他、加硫罐の再加熱に必要なエネルギーも増大
するという問題に遭遇し省エネルギーという時代の要請
にもマソチしない。
本発明はこの様な事情に着目してなされたものであり、
加硫劣化が小さく、耐疲労性の優れたボ用 リアミドコードな輯いたタイヤを提供することを目的と
するものである。
本発明者等は先に、ボリアミドの相対粘度と物性につい
て鋭意研究を重ねており、相対粘度が3.5未満のボリ
アミドを通常の紡糸延伸技術を用いて繊維化した場合の
繊維断面内の複屈折率の分布は非常に小さく最外層と最
内層との複屈折率の差は、ほとんど、無視しうる程度で
あり、切断強度も、高々IOP/d シかないことがわ
かった。
一方、相対粘度が3.5以上、好ましくは4.0以上の
ものでは、通常の紡糸延伸技術によって繊維化すること
はかなり困難であるが、以下詳述する如き製糸条件であ
れば容易に繊維化することができる。しかも得られた繊
維の前記繊維断面内における複屈折率の分布をみると、
繊維の外層より内層にいくに従って複屈折率が小さくな
るが、下記+11式  ( ただし、{1}式中、Yiおは下記に示す繊維断面内複
屈折率を表わす。
ΔnA : r/R ”””の位置における繊維の複屈
折率 ΔnB:r/R−0,0の位置における繊維の複屈折率 R:繊維断面の半径 r:繊維断面の中心軸からの距離 を満足し、かつ下記(4)〜(6)式を同時に満足する
ことにより、切断強度、結節強度およびタフネス〔即ち
切断強度×(切断伸度)′〕が著し《改善されることを
みい出し、本発明に至ったものである。
即ち本発明は、繊維自身の相対粘度(96%111硫酸
水溶液中で重合体濃度10j!//Wd, 20℃にお
いて測定:以下同じ》が3.5以上であって、かつ下記
(1)〜(6)式をすべて満足するポリアミド繊絢に下
祢および上撚を施したポリアミドコードをカーカスブラ
イに用いたことを特徴とするタイヤである。
Δn −ΔIIB≧0.5 X 10−3・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・{1}A 切断強度(タ/d) X−(切断伸度(刊〕“246゜
0゜−121切断強度(f/d)≧11.0・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(3)単繊維デニール(dl≦60・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)小角X線回折による繊維長周期(λ)≧100・
・・・・・・・・・・・(5)複屈折率Δn≧50 X
 10 ”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(6)ただし1(1)式中1ΔIIAおよ
びΔnBハ下記ニ示ス繊維断面内複屈折率を表わす。
ΔnA: r/R =0 .9の位置における繊維の複
屈折率 汀B : r/R ” 0−0の位置における繊維の複
屈折率 R:繊維断面の半径 r:繊維断面の中心軸からの距離 ボリアミドは古くから知られたポリマーであり、ボリア
ミド繊維は衣料用及び工業用繊維として広範囲に使用さ
れているが、その大きな用途の一つにタイヤコードを中
心とするゴム補強材があげられる。かかるゴム補強用ボ
リアミド繊維を製造する方法として多段延伸する方法(
特公昭35−5113号)、ボリマー重合度の人参いも
のを使用する方法(特公昭45−26572号)等が提
案されている。
このような方法を採用すればボリアミド繊維自体の強度
、或いはゴム補強材として使用した場合の高温加硫時の
強度低下度はいくぶんか改良されるが、伸度が逆に小さ
《なる為にタフネスは殆んど改善されずタイヤコード用
ゴム補強材等として要求される条件、即ち 切断強度 ≧ 9.58 9/d 切断強度(p/d) x (切断伸度(灼〕′≧46.
0という要求特性を満たすポリアミド繊維は得られ難い
。その為該方法によって得られる繊維を用いて得たゴム
構造体(タイヤなど)の強度向上に寄,与する効果は不
充分といわざるをえながった。
またボリマーの相対粘度を高くして高強度ポリアミド繊
維を製造する方法として特公昭48−12085号、特
公昭51−2528号、特公昭48−39369  号
等が提案されている。ところでこれらの方法では、製糸
上の問題から相対粘度(RV)の上限が規定されており
、たとえばポリカプロラクタム繊維の場合(7) R 
Vは、特公昭48−12085号では3.0 〜4.2
特公昭51−2528号では3.32〜4.01 、特
公昭48−39369号では3.00〜4.50の範囲
にあることを規定している。しかしながら、基本原理に
たちがえってボリアミドの高強度化手法を考えた場合に
、相対粘度RVが高過ぎる為、即ち分子量が大き過ぎる
ために強度が上がりにく《なるということは考えに《い
。なぜなら分子量が大きくなれば確立的にはタイ分子の
数が増加する可能性が太きいがらである。一方現在のと
ころ、RVが4.0以上という高強度ボリアミド峨維を
製糸した例は、ほとんど見受けられないが、一この理由
はRVが4.0以上になるとポリマーの剪断粘度及び伸
長粘度が著しく高くなるために安?定な製糸が非常に困
難となり、延伸工程で十分高い延伸倍率(≧4.50)
を得ることが事実上不可能になるためと考えられる。
ところが本発明者らが種々研究を行なったところRV≧
3,5のボリアミドであっても、例えば下記の式: Q7D3     ≦982 5’/…・♂・・曲・曲
四・・曲・曲曲・■(7)D  −Vw/Q   ≦1
2 . f3d,Q  ・・曲・…・曲…・…曲・・曲
曲・曲曲+81T20      ≧100”C ・・
・・・曲・・・・・・・曲曲曲…曲曲・曲曲・・・(9
1未延伸糸ノΔれ≦0.017・・・・・曲・・曲・曲
中・・・曲・・曲・曲・・・TIOI桓しQ:ノズル単
孔あたりの吐出量〔2/…〕D:ノズル孔直径    
  〔叫〕 vw:紡糸引取速度      (clIV−ec)T
20=ノズル面より糸条吐出方向201mの位置にある
糸条から5藺離れた位置の紡 出糸条の雰囲気温度〔℃〕 未延伸糸のΔn:30℃、8Q4RH,24時間放置後
の測定値 を満足する条件を設定することにより、延伸熱処ノ理工
程で十分に高い延伸倍率が得られることを知った。即ち
本発明者らは、相対粘度RV≧3.5のボリアミドを前
記(7)〜(101式を満足する条件で紡糸し、更に延
伸熱処理することにより(1)式を満足しタフネス〔切
断強度×(切断伸度ts+)″)が46・0以上であり
、且つRv≧3.5であって、高強度、高結節強度を有
する、従来のボリアミド繊維には無かった全く新規な構
造特性を有するポリアミド繊維を提供するものである。
ここでいう新規な構造特性とは、従来技術では高強度化
には無理とされていた、超高RVボリマーを用いて、従
来のボリアミド繊維には見られなかった繊維断面内屈折
率分布を有し、特に小角X線散乱による繊維長周期が通
常のボリアミド繊維に比し、長くなった微細構造を有し
ていることにより特徴づけられるものである。特にこの
ような構造特性は主としてボリカプロアミド又は、ポリ
ヘキサメテレンアジバミドからなるボリアミドを用いた
場合に顕著に発揮される。中でもポリカプロアミドを7
5重量係以上含有するボリアミドは最適である。尚ポリ
アミドの相対粘度RVが3.5未満の伸長粘度レベルで
このような繊維断面内屈折小分布をつ《ることは困難で
あり、目的達成の為にはRvが3.5以上より好ましく
は、4.0以上のものを使用しなければならない。更に
、小角X線散乱による繊維長周期が100ス以上の場合
、高強度特性は更に改艮される。又単繊維デニールレペ
ルは60 d以下である方が、(1)式を満足する構造
が発現されやすく結節強度も高い。又未延伸糸の枚屈折
率△nが、全延伸倍率に与える影響は非常に太き< 4
.50 倍以上の全延伸倍率を確保するには、未延伸糸
のへnを0.017以下に設定することが好ましい、(
ただし未延伸糸Δカは30℃、80壬RH − 24h
r  経時後の測定値である)。本発明に係る特異な微
細構造を有するボリアミド繊維は、従来技術ではかなり
実現困難であった、切断強度11 . 0 97a以上
結節強度8 . 0 97d  以上という強度特性を
満足するものであり、この様な切断強度向上効果は、相
対粘度を高くし平均分子量を高くしたポリマーを引き伸
ばすことにより、通常の分子量のものに比べてタイ分子
の数が増加する確率を高くした為と考えられる結節強度
の改善効果は、繊維断面内の複屈折率の分布が、外層の
方が内層に比し、複屈折率が高くなる傾向を有している
ため、繊維に゛こし”が付与されたためと考えられる。
本発明に係るボリアミド繊維の高タフネス、即ち切断強
度×〔切断伸度〕′が大きいことは、分子量を高くする
ことによって、無理な延伸による低伸度化を起こさせず
高強度が達成できることにもとづいている。即ち本発明
のポリアミド繊維を製造するに当っては第1に Q/D  ≦982  P/sec.aFなる要件を満
たす紡糸条件を設定する。この条件を欠く場合は紡糸時
におけるノ★ルオリフイス出口でのボリマー吐出挙動が
不安定となり、紡糸糸切れ或いは延伸糸切れが多発し、
たとえ延伸できても高強度糸を得ることができない。第
2に、D  Vw/Q ≦ 12.8 (mン1なる要
件を満たす紡糸条件を設定する。この要件を欠くと、紡
糸張力が高くなり、紡出糸の走行が不安定になり、糸切
れが多発する。又たとえ糸が切れなくとも延伸熱処理段
階における延伸倍率が低下し、十分に高強度を発現させ
ることができない。これは紡糸張力が高くなることによ
り、紡出糸条の細化挙動が不安定になること、および未
延伸糸の複屈折率△nが高くなることに起因すると考え
られる。第3にT ≧loO”c 20 なる要件を満たす紡糸条件を設定する。この要件を欠く
紡糸条件下ではRV≧3.5という高伸長粘度ボリマー
を紡糸するため未延伸糸のΔiが非常に高くなりやすく
、前記(何式に示したように未延伸糸のΔnをO。01
7以下に抑えないと十分に高い延伸倍率を確保すること
が困難になり、高強度の繊維を得ることができない。上
記条件の中でも特に好ましいのは下記(7)′〜(10
 ’式の要件を満たす範囲で溶融紡糸することである。
Q/D3   ≦5009/jee−cd・・・・・曲
・・・・・囮・・・・四曲・…・・・・曲f71 ’D
 Vw/Q  ≦5.Od/9 ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・四・・・・・・・・・曲曲曲
・・曲f81 ’T300    ≧100℃・・・・
・・・・・・・・・・・・・曲・・・・曲・・曲曲・曲
・・曲曲・・曲(91’T300 ’ノズル面より糸条
吐出方向300勲の位置の紡出糸条の雰囲気温度( −
C )未延伸糸Δn ≦0.013・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(lci’これらの紡糸条件を
設定すれば特にRV≧4.50のポリマーの紡糸延伸を
安定化させる効果が顕著に発揮される。本発明の優れた
強度を有するポリアミド繊維の製造には相対粘度が4.
0以上のボリアミドを用いることが好ましい。なぜなら
本発明の必須の要件である繊維断面内の複屈折率の分布
を大きくするには、ポリマーの相対粘度を高くする方が
好ましいからである。高速紡糸により、繊維断面内暑こ
複屈折率の分布を大きくした場合、特許請求の範囲第1
項にあるような高△nを達成することが不可能であり、
逆に切断強度が小さくなる。
文、低粘度の高速紡出糸を延伸した場合第1項の(2)
式に示す様な所謂゛力”の高い糸質が実現できない。ま
た、ノズル面より糸条吐出方向300 Wの位置の糸条
より5期離れた位置の雰囲気温度を高めることは、特に
高R’V即ちRV≧4.0のボリマーの△nを低下させ
るために有効であり、該温度は100℃以上にすること
が望まれる。又ノズル孔直径を0・4mφ以下にすると
(7)式、(8)式から明らがなように生産性を高める
ことができる。又本発明で使用する繊維の製造における
未延伸糸の延伸は1.10倍以下の予備伸長を与えた後
、ホットローラーあるいは室温ローラーによって第1段
延伸を行ないあるいは200℃ 以上の高温加圧蒸気に
よる第1段延伸を行った後、第2段延伸では、100〜
200’Cで熱処理を行なうのがよい。いずれの第1段
延伸手法を採用するにしても、全延伸倍率の5吋以上の
延伸を、第1段延伸で行うことが、延伸挙動を安定化さ
せるためには、必要であり、また全延伸倍率は高い方が
好ましく、通常は4.5倍以上特に好ましくは5.0以
上にすることが望ましい。また第1段延伸における延伸
温度はローラー延伸の場合、100℃以下にせねばなら
ない。ioo’cを越えると・ローラー上で糸条が不安
定になり、全延伸倍率が低下する。
また第1段延伸に高温加圧蒸気を適用する場合糸条と蒸
気噴出孔との距離をSOW以内、好まし《は20■以内
とし、蒸気噴出孔における蒸気温度を、200℃以上6
00℃以下にする必要がある。
200℃以下であると延伸速度を十分に上げることがで
きず、延伸点の固定ができない。又600℃以上となる
と糸条の溶断が起りやすくなり、不安定になる。糸条と
蒸気噴出孔との距離が50顛以上離れると延伸点での糸
条の温度が著し《低下し、非常識な低速で糸条を走行さ
せない限り、延伸点の固定が困難である。優れた強度を
有するポリアミド繊維を製造するには、延伸熱処理工程
における糸条接触部をできるだけ少な《することが好ま
しく、たとえば第2段延伸熱処理工稈においては、非接
触タイプヒーターが有効である。また繊維内怪ポイドあ
るいは欠陥を発生せしめることなく高疏伸倍率の延伸を
行なう方法として、3段延伸或 一いは4段延伸が有効
である。3段延伸においては第2段と第3段の延伸条件
がポイントであり、通常のホットローラー、ビン、或い
はホットプレートによる第2段、第3段の延伸を行なう
場合、実質的に第2段よりも弟3段熱処理温度冫高くす
ることが必要であり、第2段延伸を100〜200℃、
第3段延伸を160〜220℃の範囲から夫々選択する
のが最も好ましい。また第2段目に高温加圧噴出蒸気に
よる延伸を行なう方法も有効である。
4段延伸においては1ポットローラー・ピ7・あるいは
ホットプレートによる第2段延伸が完了した後、高温高
圧噴出蒸気による第3段延伸を行ない、しかる後に高温
熱処理を行なう4段延伸手法が特に有効である。本発明
における繊維は、以上の如き、条件下で製造され、その
特徴とするところは、高強度、高結節強度、高タフネス
であることである。このような繊維の物性上の優位性は
該繊維の微細構造と密接に関連しており、従来公知の製
造法では実現しえない特別な微細構造により発揮される
本発明で意図する繊維の原料たるボリアミドは20℃、
96俤の濃硫酸溶液中で重合体濃度10”l’/sdで
則定した相対粘度が少なくとも3.5以上、好ましくは
、4,O以上のものでたとえば、ポリヵプロラクタム、
ポリヘキサメチレンアジパミド、ポリへキサメチレンセ
バクアミド、これらのポリアミドのコポリマーおよび1
,4−シクロヘキサンビス(メチルアミン)と線状脂肪
族ジヵルポン酸の縮合生成物を挙材としたボリアミド類
等がある。
このようなボリアミドには必要に応じて艶消し剤顔料、
光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、染色性
向上剤或は接着性向上剤等を配合することができ、配合
の如何によって本発明の特性に重大な悪影響を与えるも
の以外は、全て利用できる・ 上記によって得られたポリアミドのマルチフィラメント
ヤーンは、これを常法に準じて拗糸し、生コードする。
即ち前記ポリアミドのマルチフィラメントヤーンに、ま
ず20〜5 0 T/l (%a程度好ましくは30〜
40T/10 116稈度の下拗りをかけ、次にこれを
2本以上合糸し、撚り方向が下撚りと反対側になる様に
20〜50T/10 m程度好ましくは30〜45T/
10程度の上撚りするのが一般的であるが勿論加撚方法
は本発明を制限するものではない。
こうして本発明におけるゴム補強用ボリアミト゜ジード
が得られるが、例えばタイヤ補強用のコードでは、デイ
ップコードの標準デニールが1850〜56006とな
る様にマルチフィラメントヤーンのデニールを840〜
2520dに調節することが推奨されるこの様に得られ
た生コードは、そのまま又}ま常法に従って製織し、簾
織物にしてからデイツピング工程に付す。デイツビング
工程では、ゴムとの接着性を改善する為に、まずデイツ
ブ液(通゛帛レゾルシン・ホルマリン・ラテソクスを主
体とする水性液)処理を行ない、次いで直ちに乾燥ン゜
−ンを通過させて付着デイツプ液を乾燥し、更にホット
ストレソチゾーンにおいて1〜20チ、好ましくは3〜
lslのストレッチをかけ、次b1で定長下又は数係の
リラックス下で熱処理を行なったイ汝巻貝交る。
以上の様にして得たポリアミドコード織物(ディップ処
理織物}をゴムシ一トにはさんでカレンダーリングして
カーカスプライを作成し、ビードワイヤやゴムと組み合
わせてタイヤを形成する。
本発明は以上の如く構成されており、高相対粘度のポリ
アミドの溶融紡糸によって得られた、高強力(高タフネ
ス)のコードを、タイヤのカーカスプライ用として用い
ることにより、加硫時の加熱及び高温での弛緩を受けて
も高強力で耐疲労性1望呵よV の優れたタイヤ(特にラジアルタイ  を本発明の繊維
の構造の特定や物性の測定に用いられる。主なパラメー
ターの測定法について述べるく相対粘度の測定法冫 96.3±0.1重修試薬特級濃硫酸中に重合体濃度が
10’l/mlになるように試料を溶触させてサンプル
溶液を調整し、20℃:t Q.95℃の温度で水落下
秒数6〜7秒のオストワルド粘度計を用い、溶液相対粘
度を測定する。測定に際し、同一の粘度計を用い、サン
プル溶液を調整した時と同じ硫酸2〇一の落下時間TO
(秒)と、サンプル溶液201111の落下時間T1(
秒)の比より、相対粘度RVを右記の式を用いて算出す
る。  RV−T ,/T oく複屈折率(△n)の測
定法冫 ニコン偏光顕微鏡POH型ライン社ペレックコンベンセ
ーターを用い、光源としてはスペクトル光源用起動装置
(東芝SL8−3−B型)を用いた( N a光源).
5〜6調長の繊維軸に対し45′Cの角度に切断した試
料を、切断面を上にして、スライドグラス上に載せる。
試料スライドグラスを回転載物台にのせ、試料が偏光子
に対して45′cになる様、回転載物台を回転させて調
節し、アナライザーを挿入し暗視界とした後、コンベン
セーター;′↓′:.一究゛六τこ・Jエ〃旨一?ーナ
ル点のコンベンセーターの目盛a , コ7ヘンセータ
ーを左ネジ方向にまわして試料が最初に一番暗くナる点
のコンペンセーターの目盛bを測足した後(いずれも1
/l O  目盛まで読む)、コンペンセーターを30
にもどしてアナライザーをはずし、試料の直径dを測足
し、下記の式にもとすき複雇折率(△n)を算出する(
測定数20個の平均値)Δn−1”ia  (  r’
=nλ。十ε )λo  =  589.3mμ ε:ライン社のコンペンセーターの説明書のC/1 0
 0 0 0とtより求めるi = (.−bl(:コ
ンペンセーターの読みの差)く繊維断面内のムn分布の
測定法〉 透過定量型干渉顕微鏡を使用して得られる中心屈折率(
N土、0、N/、0)及び外層屈折率(N土0.9 、
N/ , 0.9)の値によって、本発明の繊維の特異
な分子配向が明らかとなり、本発明の繊維の優れた強度
との関連を示すことができる。透過定量型干渉顕微鏡(
例えば東独カールツアイスイエナ社製干渉顕微鏡インタ
ーファコ)を使用して得られる干渉縞法によって、繊維
の側面から観察した平均屈折率の分布を測定することが
できる。この方法は円形断面を有する繊維に適用するこ
とができる。繊維の屈折率は、繊維軸の平行方向に振動
している偏光に対する屈折率(N/)と繊維軸の垂直方
向に振動している偏光に対する屈折率(N土)によって
特徴づけられる。ここに説明する測定は全て光源とレて
キセノンランプを用I/)、偏光下、干渉フィルター波
長544mμの緑色光線を使用して得られる■折率(N
/およびN±)を用いて実施される。思下N/の測定及
びN/より求められるN/、0とN/、0.9について
詳細に説明するが1N上cN土、OおよびN工、o,9
)につ′いても同様に測足できる。試験される峨維は光
学的にフラットなスライドグラス及びカバーグラスを使
用し、0.2〜1波長の範囲内の干渉縞のいずれを与え
る屈折率(N8)をもつ繊維に対して不活性の封入剤中
に浸漬する。封入剤の屈折率(NF,)は緑色光線(波
長λ= 544fiμ)を光源としてアツベの屈折計を
用いて測定した20″Cにおける値である。この封入剤
はたとえば流動パラフィンとα−プロムナフタリンの混
合液より1.48〜1.65の屈折率を有するものが調
整できる。この封入剤中に1本の繊維を浸漬する。この
干渉縞のパターンを写真撮影し、zooo倍〜2000
倍に拡大して解折する。第1図に略示した如く繊維の封
入剤の屈折率をNE,繊維のs /  s′/間の平均
屈折率をN〆、s’−s”間の厚みをt、使用光線の波
長をλ、パックグランドの平行干渉縞の間隔(lλに相
当)をD n % 繊維による干渉縞のずれをdnとす
ると、光路差Lは で表わされる。試料の屈折率をNI+とすると、封入液
の屈折率N1およびN2は、 N a < N?N 8
 > N 2 の2種のものを用いて第1図に示すような干渉縞のパタ
ーンを評価する。
従ってful式にもとづいて繊維の中心から外周までの
各位置での光路差から、各位置の繊維の平均屈折率(N
/)の分布を求めることができる。厚みtは得られる繊
維が円型断面と仮定して計算によって求めることができ
る。しかしながら製造条件の変動や製造後のアクシデン
トによって、円形断面になっていない場合も考えられる
。このような不都合を除くため、測定する個所は繊維軸
を対称軸として干渉縞のずれが左右対称になっている部
分を使用することが適当である。測定は繊維の半径をR
とすると0〜0.9Rの間を0.1Rの間隔で行ない、
各位置の平均の屈折率を求めることができる。同様にし
てN土の分布も求められるので複屈折率分布は次式 Δn  (r/R)x  N〆、 r/R  − N土
、 r/Rより求められる。Δn ( r/R )  
は少なくとも3本のフイ2メント、好適には5〜10本
のフィラメントについて測定したものを平均して得ら几
る。
く繊維の強伸度特性の測定法〉 東洋ボールドウイン製テンシロンを用い、試料路 長〔ゲージ長) 100ml、伸長速度=100係/分
銹録速度500M/分、初−荷重1/aoll/dの条
件で単繊維のS−S曲線を測定し切断強度(5’/d)
 、切断伸度(係)ヤング率(V/d)を算出した。
ヤング率は、S−S曲線の原点付近の最大勾配より算出
した。各特性値の算出に関し、少なくとも5本のフィラ
メント、好適には10〜20本のフィラメントについて
の測定したものを平均して得られる。
く繊細の結節強度の測定法〉 東洋ボールドウイ/製テンシロンを用い、試料長50m
lループの単繊維からなる試料をテンシロン上下チャッ
クにはさまれたフックに取り付け、ゲージ長sow、伸
長速度−100係/分、記録速度500■/分でS−S
曲線を測定し、結節切断強度(y/d) 、結節切断伸
度(係)を算出した。少なくとも5本のフィラメント、
好適にはlO〜20本のフィラメントについて測定した
ものを平均して得られる・ く小角xm回折による繊維長周期の測定法〉小角X線散
乱パターンの測定は、例えば理学電機社製X線発生装置
(RU−3H型)を用いて行なう。測定には管電圧45
KV 、管電流70mA 、銅対陰極、ニッケルフィル
ターで単色化した。
c uKd (λx = 1.5418 K )を使用
する。サンプルホルダーに繊維試料を単糸どうしが互い
に平行になるように取り付ける。試料の厚さは0.5〜
1.0 W位になるようにするのが適当である。この平
行に配列した繊維の繊維軸に垂直にX線を入射させ理学
電機社製プロポーショナル・カウンターし プロープ( Proportional Countc
rpro赤s : SPC−20)Pを試料Wと300
jEIIの位置に装着したデイフ2クトメーターを2秒
/分の回転角速度で回転し回折強度曲線を測定する。回
折強度曲線のピーク位置あるいはショルダー位置より長
周期小角散乱角度2αを読みとり、(川式に従い、繊維
長周期を算出する(第2図囚、(Bl参照)。
以下実験例を挙げて本発明の構成及び作用効果を具体的
に説明する。尚実験例中「部」及び関は特記しない限り
「重量部」及び「重量4Jを示す。
〔製 造 例〕
第1表に示す相対粘1■のポリカプロアミドを原料とし
、同表に示す条件で紡糸を行ない、同表に示す複屈折率
Δn(30℃、804ua  で24時間経時後測定)
及び相対粘度RVの糸延伸糸を得た。尚ノズル下の加熱
帯はノズルと冷却帯の間に配置し、また紡糸に当っては
、未延伸糸引取り前に適量の紡糸油剤を糸条表面に付着
させた。
得られた各未延伸糸を第2表に示す条件で延伸L7、弟
3表に示す糸質の延伸糸を得たつ一33ー 第1〜3表からも明らかな様に本発明に使用する繊維(
実施例1〜9)は糸質のすべてにおいて優れた値を示し
ている。これに対し比較例lはポリカプロアミドの相対
粘度が低い為に糸条を構成する平均分子鎖長が短かく、
十分な切断強度が得られない0また比較例2はT20が
低すぎて未延伸糸のΔnが規定値を越える為延伸性が低
下し、切断強度及び結節強度を満足することができない
次いで、実施例1及び比較例lの延伸糸を合糸し、それ
ぞれ、850デニール及び851デニールのマルチフィ
ラメントヤーンを得た。
得られた延伸糸に4 7 T/1 mの下撚りをかけ、
更にこのヤーンを2本合糸し、もとの撚方向とは反対の
方向に47T/l−の上撚りをかけて生コードを製造し
た。こうして得た生コードを、レゾルシンホルマリン・
ラテックス液よりなるナイロン6用デイップ液中K浸漬
し、次いで120℃で2分間、1.5 4のストレッチ
の下に熱風乾燥した。引き続いてホットストレッチゾー
ンに導入し、200℃の加熱空気中で36秒間、3.5
係、5.5係及び8.54ホットストレッチした後、更
に定長下200’Cの加熱空気中で36秒間熱処理を行
って、それぞれ3水準のディップコードを製造した。
上記で得たマルチフィラメントヤーンの生コード及びデ
ィップコードの評価は下記の様にして行なった。
+11   強  伸  度 生コードは上俤ポビンに捲いたまま、更にディップコー
ドは無張力下において、温度20’C 、相対湿度65
優の各囲気で24時間放置し、コンディショニングした
。次いでインストロン型引張り試験機を用い、試長25
鳴、延伸速度12047分で測定し強力及びタイヤコー
ド評価の常法に従い、4.5卒荷重時の伸度(中間伸度
}を評価した。
(2)沸水収縮率 ヤーン及びディップコードを強伸度測定と同じ標準条件
でコンディショニングした後、原長Lエ慶 を測定し、沸騰水中で30分間処理した。≠外K取り出
してから4時間放置して風乾し、長さL2を測定した。
沸水収縮率は次式に沿って計算した(3)加硫後強力 デイップコードに対し1本当り1532の張力をかけて
から定長に固定し平行に並べた。これを厚さ2mのシー
ト状未加硫ゴムの間にはさみ・型に入れて160、17
0、180’Cに維持したヒートプレスで20分間加硫
接着させた。加硫終了後、ヒートプレスから型を取り出
し、直ちにディップコードをその固定端から切断し、自
由K収縮させてから試験片を型から取り出して冷却した
24時間放置した後、ディップコードをゴムから取出し
、残留強力を測定した。
(4)  ディスク疲労 通常のディスク型疲労試験機を用い、ディップコードを
埋め込んで加硫して作成した試験片をセットし、圧縮比
12.5 g 、伸長比6.3係の下に、25GOrp
mの速度で48時間回転による強制疲労を与えた後、デ
ィップコードをゴムから取出して残留強力を測定した。
(5)チー−ブ疲労 通常のチューブ疲労試験機を用い、25νインチの密度
でディソプコードを埋め込んだチー−プ疲労用試験片を
作成し、曲げ角856、内圧3 .5Kp/di,回転
数86Orpmで疲労させ、チューブが破壊する迄の時
間r測定した。
本製造例による生コード及びディソプコードの特性は第
4表に示す辿りであった。
本発明で得たディップコードは、比較例で得たディップ
コードに比べて、著しく強力が向上しており、寸法安定
性のメジャーである沸水収縮率も特別大きくなっていな
い。
第3図には、ヤーン(2本)強力、生コード強力、ディ
ップコード強力並びに加硫後強力を比較して示すグラフ
で、前3者の強力は第4表に示した値に基づいてプロッ
トされたものであり、加硫後強力は第4表のディップコ
ードを160℃、170℃及び180’Cの各条件下で
加硫し直ちに型外し急激弛緩させた場合の強力低下状況
を示す。
本発明のディップコードにおける加硫後の強力は、比較
例よりもはるかに優れており、又加硫後の強力低下も少
ない。
尚第5表は本発明によるディップコードの疲労性能を比
較したものであり、ディスク疲労及びチー−ブ疲労とも
に良好な結果を与えているが、特にチューブ疲労の改善
の跡は大きい。
〔実 施 例〕
製造例1で得たナイロン6コードを用い、第4図に示す
様なタイヤを製造した。即ちタイヤは、コードを簾状に
織ったプライからなり、単数或いは複数のブライからな
るカーカスプライ層1の左右両側にビードワイヤ2を配
役し、カーカスプライ層1を円弧状に湾曲した形状とす
る。カーカスブライ層1はそのクラウン部3にブレーカ
層4を設けて補強し、更にこれら構成層の周囲をゴム層
(トレッド)5で被包して本発明のタイヤを得る尚ゴム
層の材質については特に制限はなく、例えハ天然ゴム、
ブチルゴム、プタジェンゴム、ニトリルプタジェンゴム
、スチレンプタジエンゴム、イソプレンゴム及びそれら
の任意の割合のブレンドゴム等を利用することができる
上記製造例及び比較製造例の対比考察によって明らかに
された様に、本発明タイヤに使用されるナイロン6コー
ドはヤーン自身のすぐれた強力を保有しており、その結
果、実施例に代表されるような本発明タイヤは耐疲労性
、耐加硫劣化性等のすぐれた性能を顕在化し、従来のナ
イロン6コードを用いたタイヤでは得ることのできない
性能を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図(Alは本発明の繊維を干渉顕微鏡で横方向から
観察したときに見られる干渉縞を示す模式図同(Blは
繊維断面の模式図、$2図fAlは小角X線回折測定に
おける試料及びフィルム面の配置を示す模式図、同(B
lは本発明繊維の小角X線回折パターンを示す模式図、
第3図はヤーンの加工に伴なう強力変化を示すグラフで
、(イ)は本発明、(口)は比較例の場合をそれぞれ示
し、又第4図は本発明タイヤの要部半断面図である。 1・・・・・・・・・・・・・・・カーカスブライ層2
・・・・・・・・・・・・・・・ビードワイヤ3・・・
・・・・・・・・・・・・クラウン部4・・・・・・・
・・・・・・・・ブレーカー層5・・・・・・・・・・
・・・・・トレッド特許出願人 東洋紡績株式会社 手 続 補 正 書(自発) 昭和58年6月 6日 1 特許庁長官 若 杉 和 夫  殿 1 事件の表示 昭和58年特許願第38687号 2 発明の名称 タ   イ   ヤ & 捕正をする者 事件との関係  特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 (316)東洋紡績株式会社 代表者 宇 野   収り詐り 生 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の1遼口亡t)五 補正の内
容 (1)願書0添付0明細書第゜゜頁   一タイプ印書
の第1表と差替える。 (2)同明細書第30貝第2表を別紙タイプ印書の第2
表と差替える。 (8)同明細書第31貝第3表を別紙タイプ印書の第3
表と差替える。 手  続  補  正  書(自発) 昭和59年6月 1日 藝 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 L 事件の表示 昭和58年特許願第38687号 2 発明の名称 タ  イ  ヤ a.  J正をする者 事件との関係  特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2@8号 (s16)東洋紡績株式会社 ● 代表者 茶 谷 周次郎 4. 補正の対象 明細書の発明の詳細な鋭明の欄および図面& 補正の内
容 (1)明細書第2 頁第7行目の\f 「未延伸糸」に訂正する。 (2)明細書第32頁第20行目の[3.5%、5.5
%及び」を削除する。 (8)明細書第33頁第2〜3行目の「それぞれ3水準
の」を削除する。 (4)明細書第36頁第4表第6行目の撚数の単位の欄
のr T/cm Jを「T/lOcc+」に訂正する〇
(5)明at自第39頁第3〜4行目の「第4図に示す
様なタイヤを製造した。」を[第6表に示す条件で、第
4図および第5図に示すようなバイアス構造およびラジ
アル構造の大型トラック用タイヤ10:00−20を作
り、タイヤ性能試験を行った。得た結果を第7表に示す
。J I;i丁正16。 (6)明細書第39頁第8行目の「プレー力層4」一 を「ブレーカーN4又はベルト層4′」に訂正する。 (7)明細書第39頁第15行目と第16行目との間へ
以下の文を挿入する。 但し、第6表中で本発明1、本発明2及び比較例1に用
いられたナイロン6コードは、各々第4表に示されてい
る本発明及び比較例の製造条件に準じて作成されたもの
である。又、比較例2は、市販のポリエステル(PET
)コードを使用したものである。 〈タイヤ性能試験法〉 L タイヤ重量 各タイヤのlO本の平均値( kq )小はど良い 2 耐マモウ性 トラック毎に各タイヤを装着し、1万ム走行後タイヤの
溝深さからトレッドゴムのマモウ量(■)を測定し、ト
レッドゴムl鴎当りの走行キ四を算出し、従来品を10
0とした指数。(10本の平均)大ほど良い。 &  燃  費 20走行テスト中に要した燃料(l)で1万一を割った
値(b/l)の従来品を100とした指数(10本の平
均)大はど良い。 本 グロース 20走行テスト中1万ム走行時点で各タイヤの最大巾(
..W)と高さ(H1)を測定し、次式により求めた値
の従来品を100とした指数(10本の平均)小はど良
い。 2n1 + Wl グ四−スニ?×100 2Ho+Wo Ho=新品タイヤの高さ Wo:新品タイヤの巾 5.騒音 2の走行テスト中運転席へマイクを置き録音した騒音(
デシベル)の従来品を100とした比。小砥ど良い。 & 実走耐入力 2の走行キロ1万艙を延長し.、走行不能となるまでの
走行キロを従来品100とした指数。大ほど良い。 7. 耐カット性 砕石場で使用するダンプトラックへ各タイヤを装着し、
砕石を踏んだためのカットによるパンク回数を従来品1
00とした指数。 小ほど良い。 第7表において、各性能試験法を下記に示すが・特に評
価項目屋2〜扉7の様に従来品を100とする指数づけ
評価において、本発明1に対しては比較例lを、本発明
2に対しては比較例2を従来品として評価した。 第7表より明らかな様に、本発明のバイアスタイヤは従
来品に比較して、u量で耐久性、耐マモウ性)耐カット
性に優れ、グロースも小さく騒音も低い。 又1ラジツルタイヤとしても、従来は有機カーカス材と
してポリエステルしか使用に耐えないとされていたが、
本発明品はナイロンでポリエステルなみの耐久性、耐マ
モウ性・グp−ス性を有し・軽量で低燃費であるという
特徴を示す。」(8)  明細書第39頁第16行目〜
第40頁第3行目の文を削除する。 (9)  明細書第40頁第12〜13行目の「又第4
図は本発明タイヤの要部半断面図である。」を[又第4
図および第5図は本発明タイヤの代表例を示す要部半断
面図であり、第4図はバイアスタイヤ、第5図はラジア
ルタイヤを示す。」に訂正する。 α0) 明細書第40頁第17行目と第18行目とノ間
へ次の文を挿入する。 「4′・・・・・ベルト層」 (10 図面として・別紙第5図を新たに追加する。 手  続  補  正  書 昭和59年7月16日 嚇 特許庁長官 志 賀   学  殿 1 事件の表示 昭和58年特許願第38687号 区 発明の名称 タイヤ & 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 (316)東洋紡績株式会社 ウリ 代表者  茶 谷 周次郎 瓜 補正命令の日付 ]召和59年6月30日 (発送日 昭和59年7月10日) 五 袖正の対象 “゛゜゜“゜”“””“゜? 補正の対象の欄 a 補正の内容 別紙のとおり  方式 ■ 審査 手続補正書(自発) 昭和59年6月1日 特許庁長官 若 杉 和 夫  殿 L 事件の表示 昭和58年特許j#第3’8 6 8 7号区 発明の
名称 タ  イ  ヤ & 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 (316)東洋紡績株式会社 代表者 茶 谷 周次郎 4 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄、図面の簡単な説明の榴
および図面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)繊維自身の相対粘度(96@濃硫酸水溶液中で重合
    体濃度10ny/ml , 20℃において測定二以下
    同じ)が3.5以上であって、かつ下記(1)〜(6)
    式をすべて満足するポリアミド繊維に、下撚および上ク
    を施したポリアミドコードをカーカスプライに用いたこ
    とを特徴とするタイヤ。 △n 一△nB≧o.s x io−3・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・+11A 切断強度( y/a )x(切断伸度(釣〕9246.
    0・・・(2)切断強度(P/d)≧11.0−・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3}
    単繊維デニールfdl≦60・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・(4)小角X線回折による繊
    維長周期+X+≧100・・・・・・(5)複屈折率△
    n≧50 X 10 ”・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・(6)′ただし、(1)式中、△nAおよ
    びΔnIlは下記に示す繊維断面内複間折率を表わす。 ΔnA : r/R =0 − 9の位置における繊維
    の複屈折率 △n n :r/R =’l − 0の位置における繊
    維の複Q拓率 R:繊維断面の半径 r:#t維断面の中心軸からの距離
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JPS6050002A (ja) * 1983-08-30 1985-03-19 Sumitomo Rubber Ind Ltd 乗用車用ラジアルタイヤ
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