JPS59230587A - 電気バリカン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電気バリカンに係り、消費電力の負↑：減を
図ることを主眼とする。

従来、電気バリカンにおいては丸刈りのほか。

すき刈りや際刈りが行われるようになっている。

しかし、すき刈りや際刈りの場合は丸刈りに比較し２毛
をカントする本数が極めて少ないにも拘わ２らす、丸刈
りの場合と同じパワーでモータを回転駆動しており、そ
れだけ電力消費の無駄があるとともに、精度感を以て行
なうすき刈りゃ際刈りの際にも必要以上のパワーによる
手振れが生じて使いにくかった。

この発明は、かかる事実に着目して５丸刈り以外のすき
刈り等の時にはモータのパワーを落として消費電力の削
減を図るとともに２手振れを軽減シ、特にモータのパワ
ーの自動切換えを可能にする電気バリカンを提供しよう
とするものである。

以下、その詳細を図面に基づき説明する。

第１図ないし第５図は本発明に係る電気バリカンを例示
しており、これの本体ケース１内に前から順にバリカン
型刈取装置２．これを駆動する振動子３．モータ４およ
び電池５が装備され、また本体ケース１にハイパワー又
はローパワー用の刈り力調整アクソチメント６が着脱可
能に装備される。

刈取装置２は２本体ケース１に支軸７を介して係脱自在
に枢着した固定刃サポート８に固定刃９を固着するとと
もに、可動刃ザボート１０に固着した可動刃１１を、固
定刃ザボート８に支軸１２を介して取り付げたつる巻ば
ね１３にて固定刃９の上面に対し摺動接触自在に押圧付
勢してなり。

可動刃サポート１０の上面に突設した突起Ｉ４に振動子
３の先端のアーム１５を係合させて可動刃１１がモータ
４の回転を振動子３を介して左右方向に振動するように
しである。

本体ケース１の横側面にはスイッチ操作ノブ１６をスラ
イド自在に装着し、該ノブ１６のスライド操作と連繋し
て、モータ４の通電回路に介装された電源スィッチ１７
をオンオフさせる。

本体ケースＩ内には１回路２接点のパワー切換えスイッ
チ１８が組み込まれ、前記アクソチメント６の装着操作
に連動してパワー切換えスイッチ１８の操作ノブ１６を
スライド操作し、その接点を切り換える。更に、パワー
切換えスイッチ１８の可動電極３７と前記電源スィッチ
１７を接続するとともに１パワー切換えスイッチ１８の
第１接点２０をモータ４に直結し、第２接点２Ｉをダイ
オード２２を介してモータ４に繋いでいる。

パワー切換えスイッチ１８の操作ノブ１９は本体ケース
１の下面側に前後方向にスライド自在に装着され、當態
時でばばね２３で付勢されて前位置Ａに止められる。こ
のときパワー切換えスイッチ１８ば第２接点２１側に入
っているので、電源スィッチ１７のオン操作により、電
池５はダイオード２２を介してモータ４の両端に接続さ
れる。

したがってモータ４にはダイオード２２による電圧降下
分だけ電池５の出方電圧より低い電圧が印加され、モー
タ４は通常より遅い回転速度で回転する。後述するハイ
パワー用の刈り力調整アクソチメント６の装着に連動し
て操作ノブ１９がばね２３に抗し後位置Ｂに移動すると
、パワー切換えスイッチ１８は第１接点２０側に入るの
で、電源スィッチ１７を閉じるとモータ４は電池５に直
接繋がれ９通常の回転数のハイパワーで回転する。

刈り方調整アクソチメン）・６として２図面では毛の刈
り高さ調整具２４を例示しており、この刈り高さ調整具
２４は１本体ケース１の前端部に抜き差し可能な櫛基板
２５と該櫛基板２５の前端に列設した櫛歯２６を有し、
櫛基板２５を本体ケース１の前端部に差し込むと櫛歯２
６が固定刃９と一定間隔を置いて対向し、その間隔分だ
け毛を長く丸刈りできるものとしてあり、また櫛基板２
５ノｆ＆ｍには、前記パワー切換えスイッチ１８の操作
ノブ１９に対応する操作部２７を凹欠形成しである。

しかるときは、第２図および第４図に示す如くハイパワ
ー用の刈り力調整アクソチメント６である刈り高さ調整
具２４を装着すると、該操作部２７により操作ノブ１９
が押されて後位置Ｂにまで移動して丸刈りの負荷に合う
ハイパワーでモータ４ば通電の回転数で回転して可動刃
１１を駆動する。刈り高さ調整具２４を取り外ずと際作
ノブ１９がばね２３の力で元の前位成人に戻されてロー
パワー回路を形成する。このローパワーの下では。

例えば本体ケース１内に組み込まれたすき刈り櫛２８を
用いてすき刈りを行なう。すき刈り櫛２８は、その補体
２９の先端に溝３０を列設して櫛歯３１を有し、後端に
操作ノブ３２を有してなり。

操作ノブ３２を本体ケース１の上壁１ａに開口した操作
口３３に臨ませてこれを前後方向にスライド操作するこ
とにより櫛歯３１が可動刃１１と上壁１ａの前端間の間
隙内を前後方向に出退する。

櫛歯３１を突出させると、その溝３０が固定刃９の刃先
とラップして該溝３０に導入する毛のみがすき刈りされ
る態勢を得、このとき電源スィッチ１７を入れると電池
５ばダイオード２２を介してモータ４に接続されてロー
パワー回路を形成する。

従ってモータ４にはダイオード２２による電圧降下分だ
け電池５の出力電圧より低い電圧が印加され、モータ４
は通常の回転数より少ない１例えば１／２回転数で回転
して可動刃１１を駆動することになる。

パワー切換えスイッチ１８の操作ノブ１９の操作形態は
スライド式のほかに１例えば第６図に示す如くブツシュ
式であってもよい。この場合刈り力調整アクソチメント
６の操作部２７および操作ノブ１９にテーバ３４・３５
をそれぞれ形成し。

アタッチメント６の装着するとテーパ３４・３５どうし
の接当を介して操作ノブ１９がその装着方向に直交する
Ｃ方向に内装ばねに抗して押圧動作してハイパワーに切
換えられるようにしである。

上記実施例では、常態時にローパワー回路を形成シ、ハ
イパワー用の刈り方ａ整アクソチメント６の装着により
パワー切換えスイッチ１８を介してハイパワー回路に切
換えられるようにしであるが、これとは反対に、常態時
にハイパワー回路を形成し、ローパワー用の刈り方調整
アタッチメント６、例えばすき刈り櫛２８を本体ケース
１に対し着脱可能なものにしてこの装着によりパワー切
換えスイッチ１８を介してローパワー回路に切換えられ
るようにしてもよい。

また刈り力調整アクノチメントとじて、ハイパワー用お
よびローパワー用の２種類のアタッチメントを備え、該
アタッチメントの装着により、アタッチメントの種類に
適応した状態にパワー切換えスイッチ１８を切換えられ
る様にしてもよい。

たとえば、常態時にパワー切換えスイッチ１８がローパ
ワー側に位置する様に構成した場合、ローパワー用のア
タッチメントが操作ノブ１９と当接する位置に逃げを設
けるなどすることにより、アタッチメントを装着しても
切換えスイッチ１８がハイパワー側に切り換わらない様
にする。

なお、ローパワー用の刈り力調整アクソチメント６とし
ては上記すき刈り櫛以外に１例えばきわ刈り具等の場合
もある。

上記実施例ではモータ４の回転速度を２段階に切換え可
能としたが、第７図に示す如く３段階あるいはこれ以上
に切換え可能にしてもよい。この場合、低下させるべき
電圧に対応して通電回路中に直列に介装するダイオード
２２・３８の数を順次増加させることになる。また、モ
ータを商用電源で直接駆動する場合は、全波整流と半波
整流で切換えることにより可能である。

以上説明したように、この発明の電気バリカンによれば
、モータ４のパワーを高低数段階に切り換えられるパワ
ー切換えスイッチ１８を備え２着脱可能な刈り力調整ア
クノチメント６の装着操作に連動してモータ４に人力さ
れる電力が、該アタッチメント６の使用時にモータ４に
印加される負荷の軽重に適合する大きさに自動的に切換
えられるようにしたものであるから、とくに電池式にお
いては電池の可使時間を延長できるとともに、パワー切
換えスイッチ１８の切換え操作が刈り力調整アクソチメ
ント６の装着１榮作に連動して行い得るので使い勝手が
頗る良い。加えて、すき刈りやきわ刈り時においてモー
タ４の回転数を落とすことにより、刈り過ぎる恐怖感を
和らげ、また回転数変化の音の変化で毛を刈る量が感覚
的に把握でき、更に耳周りを刈る時音量が低下すること
により、耳障り少なく快適な使用状態が得られるととも
に、不必要な振動による手振れを軽減し、精度感を要す
るすき刈り等を行い易くできる等の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電気バリカンの一実施例を示す外
観斜視図、第２図は内部を示す平面図。 第３図は一部切欠き側面図、第４図は刈り方調整アタッ
チメントを装着した状態の斜視図、第５図は電気回路図
である。 第６図は本発明に係る電気バリカンの他の実施例を示す
側面図である。 第７図は電気回路の他の実施例である。 １・・・・本体ケース。 ４・・・・モータ。 ６・・・・刈り力調整アクソチメント。 ９・・・・固定刃。 １１・・・可動刃。 １８・・・パワー切換えスイッチ。 特許出願人　　　　九州日立マクセル株式会社代理人　
　　　　弁理士　折　寄　武　士第４図 第６図 第　５　図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１１固定刃９と、固定刃９に摺動接触する可動刃１１
   と、可動刃１１を駆動するモータ４と１着脱可能な刈り
   方＋ｔＪ！ｉｌ整アタッチメント６と、モータ４のパワ
   ーを数段階に切り換えられるパワー切換えスイッチ１８
   とを備え、刈り力調整アクソチメント６の装着操作に連
   動してパワー切換えスイッチ１８が該アタッチメント６
   の負荷の軽重に対応するパワーに切り換えられるように
   しであることを特徴とする電気バリカン。