JPS5922965Y2 - 鉋屑製造機 - Google Patents

鉋屑製造機

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JPS5922965Y2
JPS5922965Y2 JP3515081U JP3515081U JPS5922965Y2 JP S5922965 Y2 JPS5922965 Y2 JP S5922965Y2 JP 3515081 U JP3515081 U JP 3515081U JP 3515081 U JP3515081 U JP 3515081U JP S5922965 Y2 JPS5922965 Y2 JP S5922965Y2
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JP
Japan
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wood
plane
planer
arc
cutting
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JP3515081U
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JPS57147005U (ja
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恭志 秋田
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Description

【考案の詳細な説明】 (1)本考案の対象 本考案は、指爪状の比較的短寸の鉋屑を製造する鉋屑製
造機の切削部に関するものである。
(2)本考案の利用分野 本考案は、養鶏場の床敷等に使用される鉋屑の製造に利
用されるものである。
(3)従来技術及びその問題点 養鶏場の床敷用等の鉋屑は、普通の鉋屑のように長い鉋
屑は不適当で、指爪状の比較的短寸のものか′適当て゛
あるとされている。
従来、このような指爪状短寸の鉋屑を製造する鉋屑製造
機では、第1図及び第2図に示されるように、回転軸1
に取付けられた鉋刃輪2の側方から鉋刃輪2の回転中心
3に向けて、木材受骸4をその案内面5を略水平にして
ケーシング6に固定した切削部7となっている。
このような切削部7を有する従来の鉋屑製造機では、木
材受骸4上に木材8を載せて鉋刃輪2方向に送り込んだ
ときに、その木口を鉋刃9で上下方向略直角に切削する
ことになるので、長大な鉋屑は出す、短い鉋屑を得るこ
とができる。
しかしながら、上述の従来の鉋屑製造機による木材8の
切削では、木材8の繊維をその直角方向から細断してし
まうことになるので、切削時に粉粒に砕けた木屑が多量
に出やすく、製品となった鉋屑も破砕しやすいという問
題がある。
(4)本考案の技術的課題 本考案の技術的課題は、指爪状短寸鉋屑の製造に際し、
木材の繊維をできるだけ細断しないようにし、切削時の
破砕木屑の発生を抑えると共に、製品鉋屑の耐破砕性を
高めることにある。
(5)技術的手段及びその作用 上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
鉋屑製造機の切削部において、 ■ 木材受骸の案内面側には鉋刃輪に取付けた鉋刃の刃
先回転軌道よりやや大径の円弧状しゃくり部を形威し、 ◎ この円弧状しゃくり部の円弧中心と鉋刃輪の回転中
心とを合せて円弧状しゃくり部を鉋刃の刃先回転軌道に
沿って近接して位置させることにより、 ◎ 鉋刃の刃先回転軌道が木材受骸の案内面下にやや入
り込んだ状態で木材受骸を設けたことである。
この作用について説明すると、木材受骸の案内面は、鉋
刃の刃先回転軌道が案内面下に入り込んでいる分だけ鉋
刃輪の回転中心側へ寄っていると言える。
しかし、鉋刃の刃先回転軌道を案内面下に入り込ませる
ための円弧状しゃくり部の円弧径は、鉋刃の刃先回転軌
道の径に比してやや大きなものに過ぎないので、木材受
骸の案内面は鉋刃輪の回転中心方向から大きくずれた方
向に向けられることになる。
従って、木材受骸の案内面に沿って供給される木材は、
その進行方向斜め上方がら斜状に切削されるものである
そして、案内面の下方にまで鉋刀の刃先回転軌道が入り
込んでいるので、この斜状の切削は木材の上面がら下面
に亘ってなされることになる。
(6)本考案特有の効果 上述のように本考案によれば、木材受骸の案内面に沿っ
て供給される木材は、その進行方向斜め上方から斜状に
切削されることになる。
特に、木材の下面付近に近ずくにつれ木材の逃道行方向
と平行に近い切削となり、ある程度木材の繊維jj向に
沿った切削となる。
従って、製造される鉋屑もそれほど木材繊維の細断され
たものとはならないので、製造時に粉粒になってしまう
ことが少なく、また、得られる製品も比較的破砕しにく
いものとなる。
また、木材の切削は、木材の進行方向斜め1= 7jか
らしやくるようにしてなされるので、長大な鉋屑は出す
、目的に合った比較的短寸の指爪状の鉋屑が得られるも
のである。
一方、切削される木材の下面付近で゛は、鉋刀の刃先回
転軌道が木材の下面と平行に近い状態となるため、この
木材の下面付近が切削と共にヘラ状に突出し、これが弾
性的に鉋刀から逃げて切削できなくなることが生ずる。
このヘラ状の削り残り部分は、ある程度の長さになると
折れて除去されるか゛、製品に木片として混ってしまう
し、また時として長いものとなって装置の駆動部に挾ま
って放障を引き起す原因ともなる。
これに刑し本考案では、木材受骸に円弧状しゃくり部を
形成して、これによって鉋刀の刀先回転軌道が木材受骸
の案内面下にやや入り込むようにしであるので゛、[述
のヘラ状の削り残り部はこの円弧状しゃくり部と、回転
する鉋刀間に導がれることになる。
そして、円弧状しゃくり部と、鉋刀の刃先回転軌道とは
近接されているので゛、ヘラ状の削り残り部は、その下
面を円弧状しゃくり部で゛支えられて銘刀から逃け゛る
ことなく確実に切削されてしまうものである。
更に、従来のような木材に対して上下略直角方向の切削
で′は、供給される木材が銘刀との衝突によって跳ね上
りやすいものである。
従って、供給する木材を十分押え付けておがなければな
らず、切削が進んで木材が短くなると木材を押えられな
くなるため、どうしても削り残しが出る無駄がある。
これに対して本考案では、鉋刀が木材を引き込む方向に
当るため、鉋刀の衝突による木材の跳ね上りもそれほど
大きなものでなく、軽く押えて後押ししてやるだけで十
分切削できる。
従って、切削によって木材が短くなったときには、後続
する木材で先行する短くなった木材の後端を押すだけで
も十分切削でき、削り残しを出さなくて済むものである
(7)実施例 第3図及び゛第4図に示されるように、切削部7に設け
られている鉋刀輪2の回転軸2は、一端が鉋刀輪2を囲
むケーシング6に固定された軸受10 aに支持され、
他端が独立して設けられた2つの軸受10 b、 10
Cに支持されている。
そして、軸受10 b、 10 C側の回転軸2の先端
には、駆動モーター11との間にベルト12が掛は渡さ
メジており、駆動モーター11によって回転されるもの
となっている。
切削部7の人口側には、2つのチェーンボイル13間に
掛は渡されたキャタピラチェーン14が設(すられてい
る。
、二のキャタピラチェーン14は、木材8を載せて切削
部7へと送り込むためのもので゛、木材8が切削部7で
゛切削されるに連れて過不足なく木材8を送り込めるよ
うになっている。
このために、キャタピラチェーン14を作動させるため
の移送用モーター15に連携させて、速度調整装置16
が設けられている。
また、切削部7の人1]直前のキャタピラチェーン14
上Jjには、2つノ押エローラー17a、17bか一般
けられていて、切削部7での切削による木材8の跳ね上
りか′防止されている。
−ノーj 、切削部7の出口側には排出ダク1〜18が
゛連結されている。
排出ダクト18の他端には、ファンモーター]9によっ
て作動されるファン20が連結されており、このファン
20の作動によって切削部7から吸い出される鉋屑は、
七向きに形成された排出[、、”121から取出される
ことになる。
特に、このようなファン20によって上1f1Jきに吹
きLけるようにして鉋屑を取出すようにすると、大きな
木片等を自動的に除去して鉋屑だけを選択的に取出せる
利点が゛ある。
次に切削部について更に説明すると、第5図及び゛第6
図に示されるように、回転軸1に固定された鉋刀輪2か
゛ケーシング6内に収容されている。
この鉋刀輪2の周縁には、木材8を切削するための鉋刀
9か゛取付けられている。
また、ケーシング6の下寄りには、上面が供給される木
材8を導く案内面5となった木材受骸4が固定されてい
る。
木材受骸4の案内面5側には円弧状しゃくり部22が形
成されている。
この円弧状しゃくり部22の円弧径は、鉋刀輪2に取付
けられている鉋刀9の回転軌道径よりやや大きくなって
いる。
また、円弧状しゃくり部22の円弧中心23と、鉋刀輪
2の回転中心3とは一致させられており、木材受骸4の
円弧状しゃくり部22は、鉋刀輪2の下側で鉋刀9の回
転軌道に近接して位置されている。
特に本実施例における円弧状しゃくり部22は、鉋刀輪
2の回転中心3 (円弧状しゃくり部22円弧中心23
でもある。
)を通る垂直線直下に、これを中心とした45°の振り
分は範囲に形成されており、鉋刀9の回転軌道との間隔
は約1mmとなっている。
この円弧状しゃくり部22の深さ、形成範囲、鉋刀9の
回転軌道との間隔等は、鉋刀輪2の径、対象木材8の材
質等に応じて適宜選択する。
上記円弧状しゃくり部22を有する木材受骸4は、その
案内面5が前述のキャタピラチェーン14(第3図及び
第4図参照)上面と同一水平面上にあるようケーシング
6に固定されているもので、キャタピラチェーン14に
よって移送されて来る木材8を確実に鉋刀輪2の所定位
置に向けて導く。
そして、これによって木材8が切削されて製造された鉋
屑は、前述のファン20 (第3図及び第4図参照)に
よって切削部7から吸い出されて製品として取出される
もので゛ある。
以上のような鉋屑製造機とすれば、木材8の供給から製
品の取出しまでを一連の装置で自動的に行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鉋屑製造機における切削部の側面図、第
2図はその平面図、第3図は本考案の一実施例に係る鉋
屑製造機の側面図、第4図はその平面図、第5図は第3
図及び第4図に示される切削部の拡大側面図、第6図は
その平面図である。 1:回転軸、2:鉋刀輪、3:鉋刀輪2の回転中心、4
:木材受骸、5:案内面、6:ケーシング、7:切削部
、8:木材、9:鉋刀、22:円弧状しゃくり部、23
:円弧状しゃくり部22の円弧中心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 木材受骸の案内面側には鉋刃輪に取付けた鉋刃の刃先回
    転軌道よりやや大径の円弧状しゃくり部を形成し、この
    円弧状しゃくり部の円弧中心と鉋刃輪の回転中心とを合
    わせて円弧状しゃくり部を鉋刃の刃先回転軌道に沿って
    近接して位置させることにより、鉋刃の刃先回転軌道が
    木材受骸の案内面下にやや入り込んだ状態で木材受骸を
    設けた切削部を有することを特徴とする鉋屑製造機。
JP3515081U 1981-03-12 1981-03-12 鉋屑製造機 Expired JPS5922965Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3515081U JPS5922965Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12 鉋屑製造機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3515081U JPS5922965Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12 鉋屑製造機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57147005U JPS57147005U (ja) 1982-09-16
JPS5922965Y2 true JPS5922965Y2 (ja) 1984-07-09

Family

ID=29832438

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3515081U Expired JPS5922965Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12 鉋屑製造機

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JPS57147005U (ja) 1982-09-16

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