JPS59228312A - Ag被覆Cu系電子部品材料とその製造方法 - Google Patents
Ag被覆Cu系電子部品材料とその製造方法Info
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- JPS59228312A JPS59228312A JP10215983A JP10215983A JPS59228312A JP S59228312 A JPS59228312 A JP S59228312A JP 10215983 A JP10215983 A JP 10215983A JP 10215983 A JP10215983 A JP 10215983A JP S59228312 A JPS59228312 A JP S59228312A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はAg被覆Cu系電子部品材料とその製造法に関
するもので、特に高度の電気的持続性、冶金的接続性及
び機械的加工性が優れ、製造又は使用における高温又は
加工条件により、これ等特性が劣化することのない経済
的な電子部品材料を提供するものである。
するもので、特に高度の電気的持続性、冶金的接続性及
び機械的加工性が優れ、製造又は使用における高温又は
加工条件により、これ等特性が劣化することのない経済
的な電子部品材料を提供するものである。
八g又はへ〇合金、例えばA(1−8b 、 A(1−
In SAQ −Pd 、AQ−Au等の合金は耐食性
の良導電体で、電気接触抵抗が少なく、半田付は性やろ
う付は性が優れており、CIJ及びCu合金、例えばC
u −Zn z Ctl −Zn −Ni 、 Cu
−8n 、Cu −Be 1Cu −Ti 、Cu−F
e等の合金と組合せて電子機器等のスイッチやコネクタ
ーの接点、半導体や集積回路の基板やリード線等に広く
用いられている。これ等は何れもA[又はAg合金の前
記特性を利用するものであるが、A!+又はA(]合金
は高価な貴金属であるため、Cu又はCu合金からなる
基体(以下Cu基体と略記)の少なくとも必要部分であ
る一部表面に被覆している。
In SAQ −Pd 、AQ−Au等の合金は耐食性
の良導電体で、電気接触抵抗が少なく、半田付は性やろ
う付は性が優れており、CIJ及びCu合金、例えばC
u −Zn z Ctl −Zn −Ni 、 Cu
−8n 、Cu −Be 1Cu −Ti 、Cu−F
e等の合金と組合せて電子機器等のスイッチやコネクタ
ーの接点、半導体や集積回路の基板やリード線等に広く
用いられている。これ等は何れもA[又はAg合金の前
記特性を利用するものであるが、A!+又はA(]合金
は高価な貴金属であるため、Cu又はCu合金からなる
基体(以下Cu基体と略記)の少なくとも必要部分であ
る一部表面に被覆している。
電子部品の多くは、組立工程において半田付けやろう付
は等の冶金的接続が行なわれ、例えば部品自身プリント
回路基板に半田付けによりマウンドする場合が多く、電
子部品材料では冶金的接続が不可欠の条件になっている
。一方CLI及びCu合金は常温において強固な酸化皮
膜を発生し、電子部品の製造工程における樹脂モールド
、キュアー、半田付け、或いは部品性能の調整のための
エージング等の高温条件において厚い酸化スケールを生
成する。鹸化したCu及びCu合金の半田付けにはフラ
ックス等を必要とするが、残留フラックスは腐食等の致
命的欠陥の原因となり、還元性雰囲気中で半田付は等を
行なう、ことも考えられるが、このような方法は非現実
的である。
は等の冶金的接続が行なわれ、例えば部品自身プリント
回路基板に半田付けによりマウンドする場合が多く、電
子部品材料では冶金的接続が不可欠の条件になっている
。一方CLI及びCu合金は常温において強固な酸化皮
膜を発生し、電子部品の製造工程における樹脂モールド
、キュアー、半田付け、或いは部品性能の調整のための
エージング等の高温条件において厚い酸化スケールを生
成する。鹸化したCu及びCu合金の半田付けにはフラ
ックス等を必要とするが、残留フラックスは腐食等の致
命的欠陥の原因となり、還元性雰囲気中で半田付は等を
行なう、ことも考えられるが、このような方法は非現実
的である。
Cu基体の必要部分にAg又はA(+合金を被覆するの
は大半が前記高温条件での半田付は性と電気接続性を維
持するためである。Ag又はA(+合金の特性はAU
、Pd 、Ptなどの他の貴金属によっても代替えでき
るが、何れもAt)よりははるかに高価であり工業的に
不経済である。このような理由から電子部品材料には通
常Ao又はA!+合金を被覆している。
は大半が前記高温条件での半田付は性と電気接続性を維
持するためである。Ag又はA(+合金の特性はAU
、Pd 、Ptなどの他の貴金属によっても代替えでき
るが、何れもAt)よりははるかに高価であり工業的に
不経済である。このような理由から電子部品材料には通
常Ao又はA!+合金を被覆している。
しかしながら最近の電子工業の飛躍的発展と共に、経済
性のみならず省資源の立場からAo又はAg合金の被覆
を可及的に薄くすることが強く望まれている。しかしA
IJ又はA(1合金被覆層(以下A(]層と略記)を薄
くすると次のような欠陥が発生する。
性のみならず省資源の立場からAo又はAg合金の被覆
を可及的に薄くすることが強く望まれている。しかしA
IJ又はA(1合金被覆層(以下A(]層と略記)を薄
くすると次のような欠陥が発生する。
(1)製造法や製造条件にもよるがAg層にピンホール
が生成してポーラスとなり、Cu基体が露出するように
なる。
が生成してポーラスとなり、Cu基体が露出するように
なる。
<2)Ag層とCu基体間の同相反応により、基体の卑
金属成分がA13層の表面に拡散蓄積して半田付は等の
劣化の原因となり、この反応の進行は温度と指数函数的
関係にあり、高温程激しくなる。
金属成分がA13層の表面に拡散蓄積して半田付は等の
劣化の原因となり、この反応の進行は温度と指数函数的
関係にあり、高温程激しくなる。
これを改善するためCu基体とAl1層間にNi中間層
を介在させる方法が提案され、この方法によればピンホ
ール腐食を防止し、Cu基体とAg層間の高温拡散を防
止できるとして、厚さ0.5〜3μのNi中間層を設け
たものが実用化されている。しかしながらこのような電
子部品材料においても高温条件において、半田付は性の
低下やAg層の剥離現象が報告されている。
を介在させる方法が提案され、この方法によればピンホ
ール腐食を防止し、Cu基体とAg層間の高温拡散を防
止できるとして、厚さ0.5〜3μのNi中間層を設け
たものが実用化されている。しかしながらこのような電
子部品材料においても高温条件において、半田付は性の
低下やAg層の剥離現象が報告されている。
本発明者等はこれに鑑み、上記欠陥の発生原因について
種々研究の結果、約180℃以上の温度ではAg層中を
外気02が透過し易くなり、この透過O2は原子状と考
えられて特に活性のためA(1層下のNi表面を激しく
酸化すること、Ni表面の酸化はAl1層とNi中間層
との界面の金属結合を断ち切り、密着力を激減してΔQ
層の剥離を起り易くなること、またAgは半田浴に易溶
性のため実用条件で1秒間に2〜3μ、も溶解するため
、通常の半田付けで薄いAg層を溶解し、半田に全く濡
れない酸化Ni表面を露出し易いこと、更に電子部品材
料は精密加工により形成されるが、曲げや絞り等の加工
によりAg層やCu基体に比べて硬質のNi中間層に外
力が集中して微小クラックが起り易く、このクランクは
Ni中間層を起点にAQ層表面にまで達し1.これ゛が
Cu基体の露出部となって、・腐食の原因となり、特に
細かい部品では腐食物の体積膨張が重大な欠陥となるこ
とを知った。
種々研究の結果、約180℃以上の温度ではAg層中を
外気02が透過し易くなり、この透過O2は原子状と考
えられて特に活性のためA(1層下のNi表面を激しく
酸化すること、Ni表面の酸化はAl1層とNi中間層
との界面の金属結合を断ち切り、密着力を激減してΔQ
層の剥離を起り易くなること、またAgは半田浴に易溶
性のため実用条件で1秒間に2〜3μ、も溶解するため
、通常の半田付けで薄いAg層を溶解し、半田に全く濡
れない酸化Ni表面を露出し易いこと、更に電子部品材
料は精密加工により形成されるが、曲げや絞り等の加工
によりAg層やCu基体に比べて硬質のNi中間層に外
力が集中して微小クラックが起り易く、このクランクは
Ni中間層を起点にAQ層表面にまで達し1.これ゛が
Cu基体の露出部となって、・腐食の原因となり、特に
細かい部品では腐食物の体積膨張が重大な欠陥となるこ
とを知った。
本発明はこれ等知見に基き、前記欠陥発生を防止する目
的で種々研究の結果、高度の電気接続性、冶金的接続性
及び機械的加工性が優れ、製造又は使用における高温条
件において、これ等特性が劣化することなく、Ag層の
薄肉化の可能な経済的電子部品材料とその製造法を開発
したものである。
的で種々研究の結果、高度の電気接続性、冶金的接続性
及び機械的加工性が優れ、製造又は使用における高温条
件において、これ等特性が劣化することなく、Ag層の
薄肉化の可能な経済的電子部品材料とその製造法を開発
したものである。
即ち本発明材料は、Cu基体の少なくとも一部表面にA
g層を設けた電子部品材料において、基体とA(]層簡
にCr%Fe又はこれ等の合金からなる中間層を0.0
1〜0.2μの厚さに設けたことを特徴とするも−ので
ある。
g層を設けた電子部品材料において、基体とA(]層簡
にCr%Fe又はこれ等の合金からなる中間層を0.0
1〜0.2μの厚さに設けたことを特徴とするも−ので
ある。
また本発明製造法はCu基体の少なくとも一部表面にA
g層を設けた電子部品材料の製造において、基体上にO
r、Fe又はこれ等の合金を電気メッキして中間層を形
成し、その上にAil又はAg合金を電気メッキして被
覆することを特徴とするものである。
g層を設けた電子部品材料の製造において、基体上にO
r、Fe又はこれ等の合金を電気メッキして中間層を形
成し、その上にAil又はAg合金を電気メッキして被
覆することを特徴とするものである。
即ち本発明はCu基体の少なくとも必要とする一部表面
に、Or、Fe又はこれ等の合金、例えばCr −Fe
、Fe −Ni 、Cr −Fe−Ni、Fe −C
o 、Fe −Ni −Go 、l”e −Co −C
r等の合金からなる薄い中間層(以下Cr中間層と略記
)を設け、その上にAg層を設けたもので、Cr中間層
は症来の拡散バリヤ一層として設けた比較的厚いNi中
間層(厚さ0.5.〜3μ)と異なり、製造又は使用に
おける実用条件において、Ag層とは拡散せず、Cu基
体とは反応せず、しかもCLI基体の成分、例えばCu
、 zn 、 sn 。
に、Or、Fe又はこれ等の合金、例えばCr −Fe
、Fe −Ni 、Cr −Fe−Ni、Fe −C
o 、Fe −Ni −Go 、l”e −Co −C
r等の合金からなる薄い中間層(以下Cr中間層と略記
)を設け、その上にAg層を設けたもので、Cr中間層
は症来の拡散バリヤ一層として設けた比較的厚いNi中
間層(厚さ0.5.〜3μ)と異なり、製造又は使用に
おける実用条件において、Ag層とは拡散せず、Cu基
体とは反応せず、しかもCLI基体の成分、例えばCu
、 zn 、 sn 。
In、cd等を透過する一種のフィルター的作用をさせ
るものであり、その厚ζは0.01〜0.2μ、特に望
ましくは0.02〜0.1μとする。
るものであり、その厚ζは0.01〜0.2μ、特に望
ましくは0.02〜0.1μとする。
Cr中間層を透過するCu基体の成分は何れもAl1層
と固溶して合金化すると共1i0zとの親和力が強い元
鼾で、AQ層中に拡散して外気からの02の侵入を制御
し、かづ侵入したOzと結合してCr中間層の表面酸化
を防止する。このようなフィルター的作用の機構は明ら
′かではないが、Cu基体成分とAl1層の強い化学的
親和力を駆動力としてCr中間層の結晶粒界やビンポー
ルを介して進行するものと考えられる。即ち基体上にC
r中間層を形成する場合に、基体上に発生した結晶核を
基点に連続被覆に成長するが、この成長過程でピンホー
ルが発生することはよく知られており、ビンポール内の
拡散も一種の表面拡散で、速度が大きいことが知られて
いる。またCr中間層は上記の如く薄いため、機械的加
工においても外力の集中が少なく、割れにくいと同時に
例え割れても微細のためAQ層表面に達することなく、
電子部品材料の加工による不都合を解湾する。しかして
Cr中間層の厚さが0.01μ未満では過剰の拡散が起
り、中間層を用いない従来材、料と同様の欠陥を発生し
、0.2μを越える厚さではフィルターとして作用が不
十分で、従来N1中間層を用いたものと同様の結果を発
生ずる。
と固溶して合金化すると共1i0zとの親和力が強い元
鼾で、AQ層中に拡散して外気からの02の侵入を制御
し、かづ侵入したOzと結合してCr中間層の表面酸化
を防止する。このようなフィルター的作用の機構は明ら
′かではないが、Cu基体成分とAl1層の強い化学的
親和力を駆動力としてCr中間層の結晶粒界やビンポー
ルを介して進行するものと考えられる。即ち基体上にC
r中間層を形成する場合に、基体上に発生した結晶核を
基点に連続被覆に成長するが、この成長過程でピンホー
ルが発生することはよく知られており、ビンポール内の
拡散も一種の表面拡散で、速度が大きいことが知られて
いる。またCr中間層は上記の如く薄いため、機械的加
工においても外力の集中が少なく、割れにくいと同時に
例え割れても微細のためAQ層表面に達することなく、
電子部品材料の加工による不都合を解湾する。しかして
Cr中間層の厚さが0.01μ未満では過剰の拡散が起
り、中間層を用いない従来材、料と同様の欠陥を発生し
、0.2μを越える厚さではフィルターとして作用が不
十分で、従来N1中間層を用いたものと同様の結果を発
生ずる。
また本発明材料としては、Cu基体にCtl −も安価
であり、電気的、機械的特性も優れ、力\つZnは拡散
特性が優れ、CLIよりも低融点で02との親和力が著
しく大きいものである。
であり、電気的、機械的特性も優れ、力\つZnは拡散
特性が優れ、CLIよりも低融点で02との親和力が著
しく大きいものである。
本発明AQ被覆電子部品材料は以上の構成からなり、次
のようにして製造される。即機械的クラッド、蒸着、ス
パッタリング等任意の方法で製造することが可能゛であ
る。しかして電気メッキによる方法が最も実用的で、O
r 、Fe又はこれ等の合金、及びA(]又はAg合金
は最もメッキし易(為金属の部類に属し、かつ所望の厚
さを所望の位置に正確に被覆することが容易で、連続的
にメッキすることができる。Cr 、Fe5Zはこれ等
の合金ノメッキトシテハ、CrにはCr0a −HzS
O4浴、サージェント浴、フッ化物浴、C「合金には0
r−Fe(硫酸浴)、Cr−Go(クエン酸浴1cr−
Ni(クエン酸浴)、FeにはFe 804−Hz S
O+浴、’fee C,ez浴、Fe合金にはFe−N
i(クエン酸浴)、Fe −Mn(塩化物又は硫酸塩浴
)を用い、Ag又はAg合金のメッキにはシアン化物浴
、′チオシアン化物浴、ビロリン酸塩浴、ヨウ化物浴等
を用い、それぞれ常法に基いてメッキすればよい。
のようにして製造される。即機械的クラッド、蒸着、ス
パッタリング等任意の方法で製造することが可能゛であ
る。しかして電気メッキによる方法が最も実用的で、O
r 、Fe又はこれ等の合金、及びA(]又はAg合金
は最もメッキし易(為金属の部類に属し、かつ所望の厚
さを所望の位置に正確に被覆することが容易で、連続的
にメッキすることができる。Cr 、Fe5Zはこれ等
の合金ノメッキトシテハ、CrにはCr0a −HzS
O4浴、サージェント浴、フッ化物浴、C「合金には0
r−Fe(硫酸浴)、Cr−Go(クエン酸浴1cr−
Ni(クエン酸浴)、FeにはFe 804−Hz S
O+浴、’fee C,ez浴、Fe合金にはFe−N
i(クエン酸浴)、Fe −Mn(塩化物又は硫酸塩浴
)を用い、Ag又はAg合金のメッキにはシアン化物浴
、′チオシアン化物浴、ビロリン酸塩浴、ヨウ化物浴等
を用い、それぞれ常法に基いてメッキすればよい。
本発明材料の製造において、C1l Muとしては、。
板、条、棒又は線材を用い、これに電気メッキによりC
r中間層及びAg層をメッキするか、又は部品に加工す
るか、或いは一部加工した後メッキ処理して部品材料と
するもので、部品材料としては、表面の一部のみに機械
的マスクや絶縁被覆を用いて局在する部分メッキも容易
に行なうことができる。また本発明材料のAg層として
は、従来材料と比較し、かなり薄くすることが可能であ
るが、その厚さは0.2μ程度が限度であり、これより
薄いAQ被被覆は品質的に不都合な場合が起る。
r中間層及びAg層をメッキするか、又は部品に加工す
るか、或いは一部加工した後メッキ処理して部品材料と
するもので、部品材料としては、表面の一部のみに機械
的マスクや絶縁被覆を用いて局在する部分メッキも容易
に行なうことができる。また本発明材料のAg層として
は、従来材料と比較し、かなり薄くすることが可能であ
るが、その厚さは0.2μ程度が限度であり、これより
薄いAQ被被覆は品質的に不都合な場合が起る。
以下本発明を実施例について説明1する。
実施例(1)
厚さ0.42mの黄銅板(Zn35%)を常法により脱
脂、酸洗して下記メッキ浴を用いて第1表に示すへ〇?
II!覆を行ない、ダイオード用リードフレーム材を製
造した。
脂、酸洗して下記メッキ浴を用いて第1表に示すへ〇?
II!覆を行ない、ダイオード用リードフレーム材を製
造した。
これ等リードフレー材は短尺状(1115,01111
1、長さ15m)に打抜いて90°の角度に折曲げ(折
曲げ半径0.6m)、その一端に81チツプを95%P
b−5%3n半出で半田付け(320℃、1分)し、樹
脂で封止キュアー(180℃、5時間)して部品を形成
し、プリント回路板に半田付けされる□。この半田付り
に235℃の共晶半田浴中で5秒間ディップした時に9
0%以上の半田濡れ面積が要求される。
1、長さ15m)に打抜いて90°の角度に折曲げ(折
曲げ半径0.6m)、その一端に81チツプを95%P
b−5%3n半出で半田付け(320℃、1分)し、樹
脂で封止キュアー(180℃、5時間)して部品を形成
し、プリント回路板に半田付けされる□。この半田付り
に235℃の共晶半田浴中で5秒間ディップした時に9
0%以上の半田濡れ面積が要求される。
従って上記リードフレーム材より短尺状に打抜き、材料
保管、プレス加工工程の劣化を保証するため、90°の
角度に折曲げ加工し、これを100℃の温度で24時間
加熱した後、95%Pb−5%Sn半田浴(320℃)
中に一端を1分間ディップして半田濡れ面積を測定し、
続いて大気中180℃の温度で5時間加熱してから他端
を235℃の共晶半田浴中に5秒間ディップして半田濡
れ面積を調べた。
保管、プレス加工工程の劣化を保証するため、90°の
角度に折曲げ加工し、これを100℃の温度で24時間
加熱した後、95%Pb−5%Sn半田浴(320℃)
中に一端を1分間ディップして半田濡れ面積を測定し、
続いて大気中180℃の温度で5時間加熱してから他端
を235℃の共晶半田浴中に5秒間ディップして半田濡
れ面積を調べた。
これ等の結果を第1表に併記した。
Crメッキ
Crys 25ρO/、eHz
S 0+ 2,5a/ J2浴
温 40℃電流
密度 25A/dl12Cr−Fe
合金メッキ(Cr85%) Cr 2 (SO4) 3 44h/J!F
e (NH4)2804 ・6Hz 0100o/柔 グリセリン 3g/(P H1,0 浴 温 55
℃電流密度 15A / 6m2F
eメツキ F1380! ・7Hz O31h/J!(NH4)z
80令 509/(浴 温
30℃電流密度
3A / dm2Fe−N+メッキ(1
:e7’59M)F、e c 、e 2
900/、eNi (、ez
12h/、eクエンl
17g/、(ラウリル硫酸ナトリウム
1g/ Jl!P H3,0 浴 温 75
℃電流密度 9A / di2Ag
ストライクメッキ A!JCN 3(1/、eKC
N 30g/ぶ浴 渇
20℃電流密度
3A / d+a2AUメッキ AOCN 30Q/jeK CN
40t)/ JKzvCO3
20!J/、e 浴 瀉 20
’Q電流密度 1.5 A/dm2
z yQJ′)ゞ00ゝ0■♀” 0.0
2μシー 艮 1 結果を表から
明らなように本発明材料はAQ層の6μで、両半田濡れ
性が90%以上を示すの、Cr中間層のない比較材N
o、 7、Or中薄い比較材N008及びCr中間層の
厚い比0.9では何れも大気中高温加熱後の半田濡劣化
し、また中間層を設へすない従来材No。
S 0+ 2,5a/ J2浴
温 40℃電流
密度 25A/dl12Cr−Fe
合金メッキ(Cr85%) Cr 2 (SO4) 3 44h/J!F
e (NH4)2804 ・6Hz 0100o/柔 グリセリン 3g/(P H1,0 浴 温 55
℃電流密度 15A / 6m2F
eメツキ F1380! ・7Hz O31h/J!(NH4)z
80令 509/(浴 温
30℃電流密度
3A / dm2Fe−N+メッキ(1
:e7’59M)F、e c 、e 2
900/、eNi (、ez
12h/、eクエンl
17g/、(ラウリル硫酸ナトリウム
1g/ Jl!P H3,0 浴 温 75
℃電流密度 9A / di2Ag
ストライクメッキ A!JCN 3(1/、eKC
N 30g/ぶ浴 渇
20℃電流密度
3A / d+a2AUメッキ AOCN 30Q/jeK CN
40t)/ JKzvCO3
20!J/、e 浴 瀉 20
’Q電流密度 1.5 A/dm2
z yQJ′)ゞ00ゝ0■♀” 0.0
2μシー 艮 1 結果を表から
明らなように本発明材料はAQ層の6μで、両半田濡れ
性が90%以上を示すの、Cr中間層のない比較材N
o、 7、Or中薄い比較材N008及びCr中間層の
厚い比0.9では何れも大気中高温加熱後の半田濡劣化
し、また中間層を設へすない従来材No。
11から判るように大気中高温加熱後、90%半田濡れ
性を得るためにはAg層の厚さを以上とづる必要がある
ことが判る。
性を得るためにはAg層の厚さを以上とづる必要がある
ことが判る。
(2)
例(1)において、黄銅に替えて洋白く23%1.n
−12%Ni )、CDA 125(CuNi−2,3
%Sn)、リン青銅(Cu −8)及び純Cuを用い、
中間層としてCrをの厚さにメッキし、その上にA(]
を1.2μにメッキし、実施例(1)と同様の曲げ加熱
処理を施して半田濡れ性を求めた。その第2表に示す。
−12%Ni )、CDA 125(CuNi−2,3
%Sn)、リン青銅(Cu −8)及び純Cuを用い、
中間層としてCrをの厚さにメッキし、その上にA(]
を1.2μにメッキし、実施例(1)と同様の曲げ加熱
処理を施して半田濡れ性を求めた。その第2表に示す。
第 2 表
基 体 95%pb−5%3n 共晶半田濡れ性
(%) 濡れ性(%) 洋 白 92
97125 92 9
2リン青銅 9295 純Cu92 92 第2表から明らかなように、大気中加熱処理後の半田濡
れ性は何れも良好な結果を示すも、Znを含む洋白が最
も優れ、続いてリン青銅が優れていることが判る。
(%) 濡れ性(%) 洋 白 92
97125 92 9
2リン青銅 9295 純Cu92 92 第2表から明らかなように、大気中加熱処理後の半田濡
れ性は何れも良好な結果を示すも、Znを含む洋白が最
も優れ、続いてリン青銅が優れていることが判る。
実施例(3)
厚さ0.25IIJMのリン青銅条を常法により脱脂、
酸洗した後、実施例(1)に示すメッキ浴を用いてメッ
キし、第3表に示すAg被覆コネクター用接点材を製造
した。
酸洗した後、実施例(1)に示すメッキ浴を用いてメッ
キし、第3表に示すAg被覆コネクター用接点材を製造
した。
コネクター用接点材はプレス成形後、端部を電線と半田
付けして接続し、接点部を約100gの荷重でプリント
回路基板上のビン端子に挿入接触させ、長期間の使用に
屋り接触抵抗が10mΩを越えないことが条件になって
いる。尚接点部は通常の接点と同様に相手側との接触を
安定化するため凸状に張出し加工が施される。
付けして接続し、接点部を約100gの荷重でプリント
回路基板上のビン端子に挿入接触させ、長期間の使用に
屋り接触抵抗が10mΩを越えないことが条件になって
いる。尚接点部は通常の接点と同様に相手側との接触を
安定化するため凸状に張出し加工が施される。
上記接点材を保管と加工時の劣化を保証するため、温度
60℃、湿度95%の恒温加湿条件で1000時間保持
した後、実施例(1)に1おける共晶半田浴の半田濡れ
性と同一条件で半田濡れ性を測定した。
60℃、湿度95%の恒温加湿条件で1000時間保持
した後、実施例(1)に1おける共晶半田浴の半田濡れ
性と同一条件で半田濡れ性を測定した。
また恒温加湿処理後大気中250℃の温度に10分間加
熱し、更に大気中120℃の温度に2000時間加熱処
理してから先端に半径4.0mInの半球部を有するA
o棒を100gの荷重で押し当て100mAの電流を流
して接触抵抗を測定した。また上記接点材より実際にコ
ネクターを作成し、同様の処理を施した後、直径0.6
2mmのAgメッキピン材を挿入し、同様にして接触抵
抗を測定した。これ等の結果を第3表に併記した。
熱し、更に大気中120℃の温度に2000時間加熱処
理してから先端に半径4.0mInの半球部を有するA
o棒を100gの荷重で押し当て100mAの電流を流
して接触抵抗を測定した。また上記接点材より実際にコ
ネクターを作成し、同様の処理を施した後、直径0.6
2mmのAgメッキピン材を挿入し、同様にして接触抵
抗を測定した。これ等の結果を第3表に併記した。
第3表
接点材 NO中 間 層 Ag層 半田濡れ
接触抵抗(mΩ)種別 厚さくμ) 厚さくμ) 性
(%) 板 コネクター比較材 12 Cr
O,0051,5504535,0本発明材 1
3 〃0.05 90 9
.1 7,7n 14 〃0.15
95 5.0 5.5
比較材 15 1/ 0.5
95 7.1 >50.0本発明材 1
6 Fe O,08959,08,0比較材
17 n l/ 3,0
90 16.0 12.0// 1
8 IT u 4,5
95 5,8 6.0第3表から明らかな如
く、本発明材は何れも良好な半田濡れ性及び接触抵抗を
示すのに対し、過剰Crの厚さの比較材No、15では
加工後の接触抵抗が急増していることが判る。これは加
工による微細なりラック部からの腐食が進展したためで
ある。また中間層のない比較材No、17.N0.18
から本発明材料と同等の特性を得るためには少なくとも
Ag層を4.5μ以上の厚さに形成する必要のあること
が判る。
接触抵抗(mΩ)種別 厚さくμ) 厚さくμ) 性
(%) 板 コネクター比較材 12 Cr
O,0051,5504535,0本発明材 1
3 〃0.05 90 9
.1 7,7n 14 〃0.15
95 5.0 5.5
比較材 15 1/ 0.5
95 7.1 >50.0本発明材 1
6 Fe O,08959,08,0比較材
17 n l/ 3,0
90 16.0 12.0// 1
8 IT u 4,5
95 5,8 6.0第3表から明らかな如
く、本発明材は何れも良好な半田濡れ性及び接触抵抗を
示すのに対し、過剰Crの厚さの比較材No、15では
加工後の接触抵抗が急増していることが判る。これは加
工による微細なりラック部からの腐食が進展したためで
ある。また中間層のない比較材No、17.N0.18
から本発明材料と同等の特性を得るためには少なくとも
Ag層を4.5μ以上の厚さに形成する必要のあること
が判る。
このように本発明はCr中間層を薄く形成することによ
り、従来常識で考えら、れな異例の作用によりA++被
覆Cu系電子部品材料の高温条件や機維持し、かつA(
]層の薄肉化を可能にする等工業上顕著な効果を奏する
ものである。
り、従来常識で考えら、れな異例の作用によりA++被
覆Cu系電子部品材料の高温条件や機維持し、かつA(
]層の薄肉化を可能にする等工業上顕著な効果を奏する
ものである。
Claims (4)
- (1)Ctl又はCu合金からなる基体の少なくとも一
部表面にAg又はAg合金層を設けた電子部品材料にお
いて、基体とA(+又はA(]合金層間に、Cr 、F
e又はこれ等の合金からなる中間層を0.01〜0.2
μの厚さに設けたことを特徴とするAg被覆Cu系電子
部品材料。 - (2)Cr 、Fe又はこれ等の合金からなる中間層の
厚さを0.02〜0.1μの厚さとする特許請求の範囲
第1項記載のAg被覆Cu系電子部品材料。 - (3)基体にCu−Zn系合金を用いる特許請求の範囲
の第1項又は第2項記載のAg被覆Cu系電子部品材料
。 - (4)CLI又はQ11合金からなる基体の少なくとも
一部表面にAg又はAg合金層を設けた電子部品材料の
製造において、基体上にCr 、 Fe又はこれ等の合
金を電気メッキして中間層を形成し、その上にA!+又
は/’1合金を電気メッキして被覆することを特徴とす
るAg被覆Cu系電子部品材料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215983A JPS59228312A (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | Ag被覆Cu系電子部品材料とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215983A JPS59228312A (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | Ag被覆Cu系電子部品材料とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59228312A true JPS59228312A (ja) | 1984-12-21 |
Family
ID=14319943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10215983A Pending JPS59228312A (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | Ag被覆Cu系電子部品材料とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59228312A (ja) |
-
1983
- 1983-06-08 JP JP10215983A patent/JPS59228312A/ja active Pending
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