JPS5922753A

JPS5922753A - 巻取紙オフセツト輪転印刷装置

Info

Publication number: JPS5922753A
Application number: JP58120436A
Authority: JP
Inventors: ヘルマン・フイツシヤ−; オスカル・リ−ベルト; クラウス・タイラツカ−
Original assignee: MAN Roland Druckmaschinen AG
Current assignee: Manroland AG
Priority date: 1982-07-07
Filing date: 1983-07-04
Publication date: 1984-02-06
Also published as: FR2529830B1; IT8348620A0; GB2122945A; DE3225360A1; IT1170432B; CH661898A5; GB8318401D0; GB2122945B; FR2529830A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は両面印刷のために巻取紙走行方向で相前後して
配置された少なくとも２つの印刷機を備え、各印刷機の
複数のゴム胴間に巻取紙を通す形式の巻取紙オフセット
輪転印刷装置に関する。

特に複数の版板を張設した比較的大きな版胴を備えたこ
の種の印刷装置において印刷ぶれの生じる１つの原因は
、巻取紙がゴム胴にわずかに付着してから剥れることに
ある。これによって、巻取紙は理論的な走行面から逸れ
て、剥されるさいに振動する。このように振動した巻取
紙は次の印刷機の両ゴム胴の間で適切に走行せず、印圧
線の手前で両ゴム胴に衝突し、これによって印刷ぶれを
生ぜしめる。

この欠点を排除すべく、巻取紙を２つの印刷機の間で定
置の壁によって制限した隙間を通して案内し、巻取紙と
隙間壁との間にエアクッションを形成することがすでに
提案されている。

この手段の主眼は、１の印刷機から走出するさいに生じ
た巻取紙の振動を次の印刷機への巻取紙の走入に先立っ
て軽減することにある。

本発明の課題は、冒頭に述べた形式の巻取紙オフセット
輪転印刷装置において、印刷ぶれの原因となる巻取紙の
振動の発生を１の印刷機からの巻取紙の走出時にすでに
著しく軽減させることにある。

この課題を解決した本発明の要旨は特許請求の範囲第１
項に記載した通りである。

次に図示の実施例につき本発明の詳細な説明する。

第１図に示した巻取紙オフセット輪転印刷装置は４つの
印刷機１，２．３．４を有する。印刷機１．２は印刷機
３，４と同形に形成されている。印刷機１は２つのゴム
胴５，６を備え、両ゴム胴間を巻取紙７が通過する。各
ゴム胴５．６は夫々版胴８，９と協働しており、版胴に
は図示しない公知形式で夫々インキ装置及び湿し装置が
接触可能である。同様に印刷機２は２つのゴム胴１０．
１１及び２つの版胴１２，１３を備えている。印刷機１
．２のゴム胴５，６；　１０．１１は、巻取紙７が両ゴ
ム胴５，６の軸線を通る一点鎖線で示した平面Ａに対し
て直角にゴム胴５，６を離れ、次いで印刷機２のゴム胴
１０．１１の間へゴム胴１１に部分的に巻掛けられて走
入する如くて互いに配置されている。巻取紙７は印刷機
２がらも、両ゴノ・胴１゜・１１の軸線を通る平面Ｂに
対して直角に走出し、再び印刷機δ内へゴム胴１４に部
分的に巻掛けられて走入する。

第１図に示す印刷装置では、巻取紙の上述の案内を得る
ために、側平面Ａ、Ｂが互いに逆向きに傾斜して配置さ
れている。その傾斜は側平面Ａ、Ｅが〜６０°の挟角α
を成すように選らばれると効果的である。同様に平面Ｂ
と印刷機３の両ゴム胴１４．１５の軸線を通る平面Ｃと
の挟角は６０’である。この場合、印刷機１．３は印刷
機２，４に対して高さ方向にずれて配置さ′ｉｔている
。

上述の如（巻取紙を案内することによって、巻取紙７は
各印刷機においてゴム胴に十分巻掛けられ、これによっ
て、胴みぞが通過したさいでも巻取紙がゴム胴に接触を
保つ。その上、巻取紙は上方のゴム胴例えばゴム胴５と
下方のゴム胴例えばゴム胴６から同時点で剥離する。な
んとなれば、両ゴム胴の軸線を通る平面例えば・平面Ａ
ＩＣ対して直角に巻取紙が走出するからである。それゆ
え、１つの印刷機の両ゴム胴から巻取紙を引離す力が著
しく相殺され、このため巻取紙は一方又は他方のゴム胴
に極めてわずかな角度でしか付着せずに短時間でゴム胴
から離れる。これによって、巻取紙の振動が生じない。

第２図に示す実施例では、互いに同じに形成されかつ互
いに同じ高さに位置する一般の印刷機１６．１７，１８
．１９が配置されている。

印刷機１６はこの場合も２つのゴム胴２０．２１及び２
つの版胴２２．２’３を備えている。同様に印刷機１７
も２つのゴム胴２４　、２’５及び２つの版胴２６．２
７を備えている。各印刷機の両ゴム胴の軸線を通る各平
面はこの実施例では互いに平行である。

この印刷装置で巻取紙を例えばゴム胴２５に部分的に巻
掛けて印刷機１７内へ走入させ、両ゴム胴２４．２５の
軸線を通る平面に対して直角に走出させるために、各印
刷機の間に巻取紙変向部材２８．２９が設けられている
。この巻取紙変向部材としては潤滑しないローラ、例え
ば織布巻取ローラ又は空気流によって取巻かれるローラ
、又は変向′棒の形態に形成された定置の部材が使用さ
れる。

第３図に示す印刷装置では印刷機３１．３２．３３．３
４のそれぞれの間に夫々巻取紙変向部材３５，３６．３
７が設けられている。この巻取紙変向部材は二重矢印で
示したようにほぼ鉛直方向及び水平方向に巻取紙に対し
て移動調節可能に配置されている。その他の点は第２図
に示す実施例と同様である。

この実施例の利点は、巻取紙変向部材３５゜３６．３７
が簡単に移動調節できるとともに、例えば上方のゴム胴
例えばゴム３９が下方のゴム胴例えばゴム胴４０に比し
て重い転移インキ像を有する場合、換言すれば著しく大
きな面がインキによって被われている場合、巻取紙と、
両ゴム胴３９．４０の軸線を通る平面との挟角βを９０
°より小さくすることによって付加的な調節が行なわれ
る。このことのために巻取紙変向部材３５が基準位置か
ら若干下方へ運動させられる。上方のゴム胴３９に比て
下方のゴム胴４０に重い転移インキ像がある場合には巻
取紙変向部材３５が基準位置から若干上方へ移動調節さ
れろ。巻取紙変向部材３５　、３６．　、３７の水平方
向の移動調節は、巻取紙をゴム胴から走出した後できる
だけ早く再度案内し、これによって同様に振動傾向を抑
えるとともに、調節を適切に行なうことによって共振現
象をも排除するのに役立つ。

調節可能な巻取紙変向部材３５．３６・３７を調節する
と、相隣る２つの印刷機例えば印刷機３１．３２の２つ
の印圧線間の巻取紙３８の長さが変化する可能性がある
。このような長さ変化を補償するために、第１の印刷機
３１に続（印刷機３２．３３．３４に夫々、両ゴム胴及
び両版胴に共通な逆向きの回転を与える装置を配置する
のが効果的である。

この種の装置を第５図に示す。この装置では、各印刷機
を駆動する印刷装置の主駆動軸４１に傘歯車４２が取付
けられ、この傘歯小４２が別の傘歯車４３と噛合ってい
る。傘歯車４３は付加的に外歯を備え、この外歯が歯車
４４の外歯と噛合っている。歯車４４は付加的に内歯を
備えており、この内歯にビニオン＋５が噛合っている。

ビニオン４５はさらに歯車４６と噛合っている。ビニオ
ン４５は揺り腕４７に支承されており、この揺り腕は軸
４８を中心に旋回する３、軸４８は印刷機の一方のゴム
胴と歯車４６とに固定的に結合されている。揺り腕４７
はさらにウオームギヤセグメント４９を備えており、ウ
オームギヤセグメント４９はウオーム５０と噛合ってい
る。ウオーム５０は回転可能かつ軸方向移動不能に支承
されてハンドクランク５１に固定的に結合されている。

ウオーム５ｏを回転すると、揺り腕４７はつオームギヤ
セグメント５０を介して軸４８を中心に旋回する。この
運動に、揺り腕に支承されたビニオン４５が追従する。

機械停止時には主駆動装置４１も停止しており、これに
ょっ、て歯車４４も傘歯車４２．４３を介して固定され
ているので、ピニオン４５は歯車４４の内歯に泪って転
動して歯車４６を回転させる。この歯車４６は一方のゴ
ム胴と一緒に軸４δ上に固定されているため、ゴム胴も
この運動に追従する。

印刷機の第２のゴム胴は公知形式通り、両ゴム胴間の歯
車の噛合いによって互いに反対方向に回転させられる。

それゆえ、この装置によれば。

相隣る印刷機の２つの印圧線間の巻取紙３８の長さの増
減が補償される。

第１番目の印刷機に後続する印刷機のための、第５図に
示す調節装置を省（ために、第４図に示したように、第
１番目の印刷機のゴム胴５４．５５と、第２番目の印刷
機のゴム胴５６，５７との間でほは巻取紙５３の走行方
向に、一点鎖線で示す曲線１）に沿って調節可能な巻取
紙変向部材５２を使用することができる。曲線りの設計
は、巻取紙変向部材５２の調節に無関係に一調節の可能
な両終端位置を符号５２ａ及び５２ｂで示す一両ゴム胴
５４．５５の印圧線と両ゴム胴・５６・５７の印圧線と
の間の巻取紙５３の長さが常に一定であるように行なわ
れる。両終端位置は、いずれか一方のゴム胴５４又は５
５がいずれか他方のゴム胴に比して著しく大きな面にイ
ンキが転移される場合のために設けられている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の略示側面図、第２図は本
発明の第２実施例の略示側面図、第３図は本発明の第２
実施例の略示側面図、第４図は本発明の第４実施例の略
示側面図及び第５図は第３図に示す実施例の調節装置の
拡大詳細図である０１．２，３．４・・・印刷機、５．６・・ゴム胴、７・
・・巻取紙、８．９・・・版胴、１０．１１・・ゴム胴
。１２．１３・・・版胴、１４．１５・・・ゴム胴、１６
゜１７．１８．１９・・・印刷機、２０．２１・・・ゴ
ム胴、２２．２３・・・版胴、２４．２５・・°ゴム胴
、２６．２７・・・版胴、２８．２９．３０・・・巻取
紙変向部材３１．３２．３３．３４・・・印刷機、３５
．３６．３７・・・巻取紙変向部材、３８・・・巻取紙
、３９．４０・・・ゴム胴、４１・・・主駆動軸、４２
．４３・・・傘歯車、４４・・・歯車、４５・・・ビニ
オン、４６・・・歯車、４７・・・揺り腕、４８・・・
軸、牛９・・・ウオームギヤセグメント、５０・・・ウ
オーム、５１・・・ハンドクランク、５２・・・巻取紙
変向部材、５３・・・巻取紙、５４，５５．５６．５７
・・・ゴム胴、５８・・・巻取紙

Claims

【特許請求の範囲】１、両面印刷のために巻取紙走行方向で相前後して配置
２）・Ｉ−少なくとも２つの印刷機を備、、、　１−Ｉ
Ｊ刷機の複数のゴム胴間に巻取紙を通す形式の巻取紙オ
フセット輪転印刷装置において、巻取紙（７，５８，３
８，５３）が１つのゴム胴″に部分的に巻掛けられてｌ
の印刷機内へ走入し、複数のゴム胴の軸線を通る平面に
対してほげ直角に走出すことを特徴とする巻取紙オフセ
ット輪転印刷装置。２．２つの相隣る印刷機（１，２）のゴム胴（５，６，
１０，１１）の軸線を通る平面（Ａ、Ｂ）が互いに逆向
きに傾斜している特許請求の範囲第１項記載の巻取紙オ
フセット輪転印刷装置。３、夫々２つの相隣る印刷機（１，２；３．４）が互い
に高さ方向にずれて配置されている特許請求の範囲第２
項記載の巻取紙オフセット輪転印刷装置。４、平面（Ａ、Ｂ、Ｃ）の挟角（α）がほぼ６０°であ
る特許請求の範囲第２項記載の巻取紙オフセット輪転印
刷装置。５．２つの相隣る。印刷機（１６〜１９；３１〜３４）
のゴム胴の軸線を通る平面が互いに平行であり、かつ、
両印刷機間に巻取紙変向部材（２８〜３０；３５〜３７
；５２）が設けられている特許請求の範囲第１項記載の
巻取紙オフセット輪転印刷装置。６、巻取紙変向部材（３５〜３７）がほぼ鉛直方向及び
水平方向に巻取紙に対して調節可能に配置されており、
第１番目の印刷機（３１）に続く各印刷機（３２，３３
，３４）の両ゴム胴に、このゴム胴及びこれに所属する
版胴の互いに共通な逆方向の回転を与えるための装置が
配置されている特許請求の範囲第５項記載の巻取紙オラ
セット輪転印刷装置。７、巻取紙変向部材（５２）がほぼ巻取紙（５３）の走
行方向で、２つの相隣る印刷機の印圧線間の巻取紙の長
さを変化せしめない曲線（Ｄ）に活って調節可能である
特許請求の範囲第５項記載の巻取紙オフセット輪転印刷
装置。８．２つの互いに協働するゴム胴上の著しく変化するイ
ンキ転移量を補償すべく、このゴム胴からの巻取紙（３
８；５３）の走出方向を、両ゴム胴の軸線を通る平面に
対する垂直面から両方向へわずかに偏位させる如く調節
できるように巻取紙変向部材（３５〜３７；５２）の調
節距離が設計されている特許請求の範囲第６項又は第７
項記載の巻取紙オフセット輪転印刷装置。９、　巻取紙変向部材として、潤滑しないローラ又は空
気流で取巻かれたローラ又は空気流で取巻かれた定置の
変向棒として形成された部材が設けられている特許請求
の範囲第５項記載の巻取紙オフセット輪転印刷装置。