JPS59226744A - 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 - Google Patents

自動変速機の変速シヨツク軽減装置

Info

Publication number
JPS59226744A
JPS59226744A JP9809383A JP9809383A JPS59226744A JP S59226744 A JPS59226744 A JP S59226744A JP 9809383 A JP9809383 A JP 9809383A JP 9809383 A JP9809383 A JP 9809383A JP S59226744 A JPS59226744 A JP S59226744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
valve
oil passage
clutch
spool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9809383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0474577B2 (ja
Inventor
Kunio Otsuka
邦雄 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9809383A priority Critical patent/JPS59226744A/ja
Publication of JPS59226744A publication Critical patent/JPS59226744A/ja
Publication of JPH0474577B2 publication Critical patent/JPH0474577B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)技術分野 本発明は自動変速機、特に第1速、第2速、第8速選択
状態で油圧作動され、第3速選択状態では第1速、第2
速選択状態より入力トルク比が小さくなるロークラッチ
と、第8速、第4速(通常オーバードライブ)選択状態
で作動されるハイクラッチとを具える自動変速機の第4
速→第3速変速(ダウンシフト)時における変速ショッ
クを軽減する装置に関するものである。
(2)従来技術 上記型式の自動変速機として本願出願人は先に第1図に
示す如きものを提案済である。第1図は当該自動変速機
の動力伝達機構を骨子図として示し、この動力伝達機構
はトルクコンバータT10を介してエンジン出力軸Eか
らの回転力が伝えられる入力軸重、ファイナルドライブ
装置へ駆動力を伝える出力軸01第1遊星歯車組Gl、
第2遊星歯車組G2、第1クラツチ01、第2クラツチ
(ハイクラッチ)02、第8クラツチ(ロークラッチ)
08、第1ブレーキBl、第2ブレーキB2、及びワン
ウェイクラッチoWCを有してぃる。第1遊星歯車組G
1は、サンギアS1と、インターナルギアR1と、両ギ
アS1及びR1と同時にかみ合うビニオンギアP1を支
持するキャリアPCIとから構成されており、また遊星
歯車組G2は、サンギアS2と、インターナルギアR2
と、両ギアS2及びR2と同時にかみ合うピニオンギア
P2を支持するキャリアPO2とから構成されている。
キャリアPCIはクラッチC2を介して入力細工と連結
可能であり、またサンギアS1は、クラッチC1を介し
て入力細工と連結可能である。キャリアPCIはクラッ
チC8を介してインターナ(〜意ルギアR2とも連結可
能である。サンギアS2は入力細工と常に連結されてお
り、またインターナルギアR1及びキャリアPO2は出
力軸0と常に連結されている。ブレーキB1はキャリア
PCIを固定することが可能であり、またブレーキB2
はサンギアS1を固定することが可能である。ワンウェ
イクラッチOwoは、キャリアPCIの正転(エンジン
出力軸Eと同方向の回転)は許すが逆転(正転と逆方向
の回転)は許さない構造(すなわち、逆転時のみブレー
キとして作用する構造)としである。
上記動力伝達機構は、クラッチOR,C2及びC3、ブ
レーキB1(ワンウェイクラッチ0WO)及びB2を種
々の組み合わせで作動させることによって遊星歯車組G
1及びG2の各要素(Sl。
32 、R1、R2、PCI 、及びPO2)の回転状
態を変えることができ、これによって入力軸の回転速度
に対する出力軸0の回転速度を種々変えることができる
。クラッチCI、02及びC8、及びブレーキBl及び
B2を下表のような組み合わせで作動させることにより
、前進4速後退1速を得ることができる。
(8) なお、上表中○印は作動しているクラッチ及びブレーキ
を示し、α、及びC2はそれぞれインターナルギアR1
及びR2の歯数に対するサンギアS1及びB2の歯数の
比であり、またギア比は出力軸0の回転数に対する入力
細工の回転数の比である。また、B1の下に(owe)
と表示しであるのは、ブレーキB1を作動させない場合
でもワンウェイクラッチOWcによって第1速が得られ
ることを示している。ただし、この場合の第1速では、
出力軸0側がら駆動することができない(すなわち、エ
ンジンブレーキが効がない)0ところで、かかる自動変
速機において第1速、第2速、第8速選択時作動される
ロークラッチC8の入力トルク比を考察するに、これは
第1速、第2速、第3速選択状態で夫々次表に示す如く
になり、この表中入力トルク比の例は歯数比α、を前記
第1表と合せて0.45とした場合について示した。
第2表 この表から明らかなようにロークラッチC8の入力トル
ク比は第8速選択状態では第1速、第2速選択状態の約
三分の1であり、従ってロークラッチC8の要求クラッ
チ容量は第8速選択状態では第1速、第2速選択状態の
約三分の1でよいことになる。
一方、自動変速機の摩擦要素(クラッチ01゜02.0
8及びブレーキBl、B2)は油圧作動され、その作動
油圧は自動変速機の基準圧、即ち第8図に実線で示す如
くスロットル開度に応じ変化するライン圧PLである。
しかして、このようにロークラッチ08を第1速、第2
速、第8速選択時共全て同じ油圧PLにより作動させる
のでは、各変速段で当該クラッチC3のクラッチ容量が
同じになり、第8速選択状態でロークラッチC8のクラ
ッチ容量が過大となる。従って、前記第1表の如くロー
クラッチ08を非作動にしている第4速選択状態から当
該ロークラッチを作動させる第3速選択状態へのダウン
シフト時、ロークラッチC8がクラッチ容量過大分で大
きな変速ショックを生ずる。
この問題解決のため、ロークラッチC8の作動油圧を徐
々に立上がらせるアキュムレータを設けることも考えら
れるが、これではロークラッチC8のクラッチ容量が第
3速選択状態で要求クラッチ容量の約3倍にも達してい
ることから、極めて大きなアキュムレータを必要とし、
コンパクト化が使命の自動変速機を大型にしてしまい、
実用的でない。
(3)発明の目的 本発明は第1速、第2速、第8速選択状態で油圧作動さ
れるロークラッチの作動油圧を第3速選択状態に限り要
求クラッチ容量に見合うよう減圧すれば、第4速→第8
速変速時における変速ショックを軽減でき、上述の問題
を解消し得るとの観点から、この着想を具体化した自動
変速機の変速ショック軽減装置を提供することを目的と
する。
(4)発明の構成 この目的のため本発明装置は、上記型式の自動変速機に
おいて、第3速選択状態で前記ロークラチに向う作動油
圧を減圧するロークラッチ減圧弁を設けてなることを特
徴とする。
(5)実施例 以下、図示の実施例により本発明の詳細な説明する。
第2図は第1図の動力伝達機構を変速制御するための油
圧回路に本発明装置を組込んで示すもので、この油圧回
路はレギュレータバルブ2、マニュアルバルブ4、スロ
ットルバルブ6、スロットルフェールセーフバルブ8、
スロットルモジュレータバルブ10、プレッシャモディ
ファイアバルブ12、カットバックバルブ14、ライン
圧ブースタバルブ16、ガバナバルブ18.1−2シフ
トバルブ20.2−8シフトバルブ22.8−4シフト
パルプ24.2−4タイミングバルブ26.2−8タイ
ミングパルプ28.8−4タイミングバルブ30.8−
2タイミングバルブ82、l速固定レンジ減圧バルブ3
4、トルクフンバータ減圧バルブ86.1−2アキユム
レータ88.4−8了キユムレータ40、及びオーバド
ライブインヒビタソレノイド42を有し、更に本発明装
置はロークラッチ減圧弁801及び第8速識別弁802
を有しており、これらの各バルブは互いに第2図に示す
ように接続され、またオイルポンプO/P。
トルクコンバータT10、クラッチ01,02゜C8及
びブレーキBl、及びB2とも図示のように接続されて
いる。なお、ブレーキB2は、ブレーキを締結させる油
圧室であるサーボアプライ室S/Aと、ブレーキを解除
させる油圧室であるサーボレリーズ室S/Rを有してい
る(サーボレリーズ室S/Rの受圧面積はサーボアプラ
イ室s/Aの受圧面積よりも大きいので、サーボレリー
ズ室S/Rに油圧が供給されるとサーボアプライ室S/
Aに油圧が供給されていてもブレーキB2は解除される
)。オーバドライブインヒビタソレノイド42はオーバ
ドライブインヒビタスイッチSWと電気的に接続されて
いる。
次に各バルブの構成及び作用について説明する。
レギュレータバルブ2は、ボー)102a〜1021を
有するバルブ穴102と、バルブ穴102に対応したラ
ンド202 a 〜202 dを有1し軸方向に移動自
在にバルブ穴102内にはめ合わせられたスプール20
2と、ボー)252a及び252bを有しバルブ穴10
2内に固定されたスリーブ252と、スリーブ252の
内径部に対応するランド208a及び203bを有し軸
方向に移動自在にスリーブ252内径部にはめ合わせら
れたスプール208と、スリーブ252の図中上端部に
配置されたスプリングシート254と、スプリングシー
ト254とスプール202のランド202dとの間に設
けられたスプリング802とから成っている。スプール
202のランド202 b。
202c及び202dの直径は等しく、ランド202a
の直径はこれらのランドの直径より小さい。スプール2
08のランド254aはランド254bよりも大径とし
である。ボー) 102 a。
102c及び102gはドレーンボートである0ボー)
102b及び102eは、オイルポンプ0/Pから圧油
が吐出される油路402(ライン圧回路)と接続されて
いる。ボー)102bの入口にはオリフィス606が設
けである。ボート102dは油路404を介してオイル
ポンプO/Pの容量可変用油室C/Cに接続されている
。オイルポンプ07Pは吐出容量可変式ベーンポンプで
あり、油室010に供給される油圧に応じて吐出量を減
少するようにしである。ボー)102fは油路406を
介してトルクコンバータ減圧バルブ86のボー)186
bと接続されている。なお、油路406にはオリフィス
608が設けである。
ボー)102hは油路410を介してカットバルブ14
のボー)114c及び114gと接続されており、また
ボー)1021は油路411を介してカットバックバル
ブ14のボー)114a及び114d、及びプレッシャ
モディファイアバルブ12のボート112c及び112
eと接続されている。
レギュレータバルブ2は次のようにして油路402のラ
イン圧を調圧する。スプール202のランド202aと
202bとの面積差にボート102bから油圧が作用し
スプール202に図中下向きの力を作用している。一方
、スプール202には、スプリング802による図中上
向きの力及びスプール208による上向きの力(後述す
る)が作用している0ボー)102bの油圧は、これと
油路402を介して連通ずるボー)102e内(7)油
力ホー) 102 fへ排出されることにより、上記上
向きの力とつり合うように調節される。すなわち、ボー
)102bの油圧が高くなって下向きの力が上向きの力
よりも大きくなると、スプール202はわずかに下に移
動し、ランド202dとボー)102fとの間にすきま
が形成され、このすきまからボー)102.内の油が流
出しボー)102eの油圧が低下するが、ボー)102
eは油路402によってボー)102bと連通している
ので、結局ボー)102bの油圧が低下し、下向きの力
が小さくなるためスプール202は上方向へ押し戻され
る。このような作動を連続的に繰り返すことにより、ボ
ー)102bの油圧、すなわち油路402の油圧は、常
に上向きの力とつり合うように調圧される。このように
して得られる油圧(すなわちライン圧)は、スプリング
302による力は一定であるから、スプール208によ
る上向きの力に応じて変化することになる。バルブ穴1
02のボート102h及び1021の位置は、それぞれ
スリーブ252のボー)252a及び252bの位置と
一致しているため、スプール208のランド208aと
208bとの面積差には油路410の油圧が作用し、ま
たランド203bの下端部には油路411の油圧が作用
し、スプール208は上向きの力を受けている。従って
、油路410及び411の油圧に応じてライン圧は制御
される。ライン圧の具体的な特性については、関連する
他のバルブを説明した後で説明する。
マニュアルバルブ4は、ボート104a〜104fを有
するバルブ穴104と、バルブ穴104に対応したラン
ド204a及び204bを有し軸方向に移動自在にバル
ブ穴104内にはめ合わせられたスプール204とから
成っている0スプール204は、図示していない運転席
のシフトレバ−によって作動され、パーキング位置P1
後退走行位置R1中立位置N、前進自動変速走行位置D
121位置■、及び1速位置■の6位置において停止す
るように設定されている◇ボー)104aはドレーンボ
ートであり、ボート104bは油路408を介してクラ
ッチ01、及びシャトルバルブ502のボー)502a
と接続されている0ポ)104cは前述のライン圧回路
である油路402と接続され、ボート104dは油路4
12を介して1−2シフトバルブ20のボート120g
8−4シフトバルブ24のボー)124h及びガバナバ
ルブ18&こ接続され、ボー)104eは油路414を
介してライン圧ブースタバルブ16のボート116e、
2−8シフFバルブ22のボー)122a及びシャトル
バルブ504のボート504aに接続され、またボート
104・fは油路416を介して1速固定レンジ減圧バ
ルブ34のボー)134dと接続されている。スプール
204が各停止位置において停止すると、ライン圧が供
給されているボー)104oは下表に示すように各ボー
トと連通し、各ボートにライン圧を配分する0 第8表 なお、上表中○印を付したボートにライン圧が供給され
、それ以外のボートはすべてドレーンボートと接続され
る。
スロットルバルブ6は、ボート106a〜fを有するバ
ルブ穴106と、バルブ穴106に対応したランド20
6axoを有し軸方向に移動自在にバルブ穴106内に
はめ合わされたスプール206と、スプール206を図
中左方向に押圧するスプリング806と、図示しないア
クセルペダルとリンケージ等を介して連動しバルブ穴1
06内を移動可能なプランジャ207と、プランジャ2
07とスプール206との間に設けられたスプリング8
07とから成っている0ランド2060はランド206
a及び206bよりも小径としである。ボー)106a
及びLoafはドレーンボートである0ポー)106b
は、キックダウン圧回路である油路418に接続されて
おり、後述するようにアクセルペダルをキックダウン位
置まで踏み込んだときだけキックダウン圧(ライン圧と
同等の圧力)が供給され、それ以外の場合はドレーンボ
ー)106aと接続されている。ボート106c及び1
06eはスロットル圧回路である油路420と接続され
ており、またボー) 1. Q 6 dはライン圧回路
である油路402と接続されている。なお、ボー)10
6eの入口にはオリフィス610が設けである。このよ
うな構成のスロットルバルブ6は、スプリング806に
よる力及びランド206b及び2060間の面積差に作
用するボー)106eの油圧の力という図中左向きの力
と、スプリング807による右向きの力とがつり合うよ
うに、ボート106dのライン圧を油圧源として周知の
調圧作用によりボート106e及び106cの油圧を調
圧する。従って、油路4I20にはスプリング807の
押力Oこ比例した油圧が得られるが、スプリング307
の押力はアクセルペダルと連動するプランジャ2()7
によって可変としであるので、結局油路420の油圧は
アクセルペダルの踏み込み量(スロットル開度)に比例
した油圧(すなわちスロットル圧)になる。なお、キッ
クダウン時においては、スロットルバルブ6はプランジ
ャ20?及びスプリング807により図中右側に押し込
まれて調圧機能を失い、油路420にもライン圧が供給
されるため、後述のようにドレインポートであったボー
ト106bにもライン圧が供給される。
スロットルフェールセーフバルブ8は、ボートIQ8a
〜eを有するバルブ穴10B(このバルブ穴108はス
ロットルバルブ6のバルブ穴106と同軸に形成されて
いる)と、ランド208a〜0を有しバルブ穴108に
軸方向に移動自在にはめ合わせれたスリーブ208と、
ランド207aを有する前述のプランジャ201(ラン
ド207aはスリーブ208の内径部に軸方向に移動自
在にはめ合わせである)と、バルブ穴10Bを封鎖する
プラグ209(ただし、プランジャ207を通過させる
内径部を有している)と、プラグ209とスリーブ20
8との間に設けられたスプリング808とから成ってい
る0バルブ穴1.08のボート108a及び108dは
前述のスロットル圧回路である油路420に接続され、
またボート108bはライン圧回路である油路402に
接続されている。ボー)108cは油路422を介して
シャトルバルブ506のボー)506aと接続されてい
る。また、ボー)108eは前述のキックダウン回路で
ある油路418と接続されている。
このヨウナ構成のスロットルフェールセーフバルブ8は
、通常は(すなわち、キックダウン時及びアクセルリン
ケージの故障時以外)プランジャ207の押力を軽減す
る作用を有する。すなわち、ボート108aに供給され
るスロットル圧はスリーブ208の内径部に達し、プラ
ンジャ207のランド207aに作用して図中右方向の
力を与える。従って、スプリング307を圧縮するため
のプランジャ207の力(すなわち、アクセルペダルの
踏み込み力)が軽減される。スプリング807を圧縮す
ればするほどその反力が大きくなるが、これに応じてス
ロットル圧も前述のように高くなるので、スロットル圧
がプランジャ207を押す力も大きくなり、常にほぼ一
定のアクセルペダル踏力を維持することができる。キッ
クダウン時には、プランジャ207は図中上半部に示す
位置まで押し込まれ、これによってボー)108eとボ
)108aとがスリーブ208の内径部を介して連通ず
る。このため油路420の油圧が油路418に送り込ま
れる0油路420はスロットル圧回路であり、通常はス
ロットル圧が供給されているが、キックダウン時には前
述のスロットルバルブ6のスプール206も図中上半部
に示すように押し込まれ、ボー)106dと106cと
が連通し、油路420にもライン圧が送り込まれていル
。従って、油路418にもライン圧が供給される。スリ
ーブ208はスプリング808によって図中右側奥部に
押し込まれている(図中上半部位置)ので、ボート10
8Cと108dとは、スリーブ208のランド208a
及び208b間において連通し、油路420のスロット
ル圧は油路422に送り込まれているoしかし、アクセ
ルペダルとプランジャ207とを連結するリンケージ等
に故障を生じてプランジャ207が図中左方向に押し戻
されると、スリーブ208もプランジャ207と共に左
方向Gこ移動し、図中下半部に示す状態となる。このた
めボー)IQ8cはボート108bと連通し、油路4ゴ
22には、油路402からライン圧が送り込まれ、後述
のようにしてライン圧はその最も高い状態となるため、
クラッチ及びブレーキに滑りを生じることがなく、上記
故障にもかかわらず必要に応じて自動車を走行させるこ
とができる。(例えば、修理工場まで自走させるような
場合)0 スロットルモジュレータパルプ10は、ボート110a
〜eを有するバルブ穴110と、バルブ穴110に対応
したランド210a−cを有しバルブ穴110内に軸方
向に移動自在にはめ合わせられたスプール210と、ス
プール210を図中左方向に押圧するスプリング810
とから成っている。ランド210aは、ランド210b
及び210cよりも大径としである。ボー)110a及
び1】Odは、前述のスロットル圧回路である油路42
0と接続され、またボー)110bは前述のキックダウ
ン圧回路である油路418と接続されている。また、ボ
ー)110o及び110eは油路424を介して2−8
シフトバルブ22のボー)122dと接続されている。
ボー)110eの入口にはオリフィス612が設けられ
ている。
このような構成のスロットルモジュレータバルブ10は
、キックダウンでない状態においてはボー)110bが
油路418を介してドレーンボートとなっているため、
ボー)110dを高圧側ボート(スロットル圧が供給さ
れている)とすると共にボー)110bをドレーンボー
トとして調圧作用を行なう。スプール210のつり合い
は、ポート110aの油圧(スロットル圧)がランド2
10aに作用する右向きの力と、ボート110eの油圧
がランド210cに作用する力にスプリング810の力
を加えた左向きの力とによって達成される。従って、ボ
ー)110eの油圧(以下、「スロットルモジュレート
圧」とする)は、スロットル圧に応じて変化し、これよ
り一定値だけ低い値を維持した特性となる。このスロッ
トルモジュレート圧は、上述のように油路424によっ
て2−3シフトバルブ22に送られ、その切換えを制御
するために用いられる。キックダ1クン時には、ドレー
ンボートであったボー)110bにキックダウン圧(ラ
イン圧)が供給され、スロットルモジュレータバルブI
Oは調圧機能を失って図中上半部に示す状態となるため
、油路424にはライン圧が供給されることになる。
プレッシャモディファイアバルブ12は、ボー)112
a−eを有するバルブ穴1.12と、バルブ穴112に
対応した等径のランド212a及びbを有しバルブ穴1
12内に軸方向に移動自在にはめ合わせられたスプール
212と、スプール212を図中下向きに押圧するスプ
リング312とから成っている。ボー)112a及び1
12bは共にドレーンボートである。ボー)112c及
び112eは前述の油路411を介してレギュレータバ
ルブ2のボート1021と接続されており、またポート
]12dは油路4・26を介してシャトルバルブ506
のボー)506cと接続されているoボ )112eの
入口にはオリフィス622が設けである。このような構
成のプレッシャモディファイアバルブ12には、ボー)
112dを高圧側ボート(後述のようにスロットル圧又
はライン圧が供給されている)とすると共にボー)11
2bをドレーンボートとして調圧作用を行なう。スプー
ル212のつり合いには、ボー)112eの油圧がラン
ド212bに作用する図中上向きの力とスプリング31
2による下向きの力とによって達成される。従って、ボ
ー)112eの油圧(以下、[プレッシャモディファイ
ア圧」とする)は、スプリング812の力に対応した一
定の値となる。
ただし、ボー)112dに供給される油圧がスプリング
812による力よりも小さい場合には、プレッシャモデ
ィファイアバルブ12は調圧状態とはならず図中右半部
の状態に維持されるため、ボー1112dの油圧がその
まま油路411に供給され、油路411の油圧は油路4
26の油圧と同じ圧力となる。通常の場合(アクセルペ
ダルリンケージが故障していない場合及びマニュアルバ
ルブ4が■位置でない場合)には、ボー)112dには
、スロットル7エールセーフバルブ8のボー)108o
、油路422、シャトルバルブ5116及び油路426
を介してスロットル圧が供給されるため、プレッシャモ
ディファイア圧は成るスロットル開度まで徐々に上昇し
、その後一定値を保つ特性となる。アクセルペダルリン
ケージが故障した場合には、前述のようにスロットルフ
ェールセーフバルブ8が切換って油路422にライン圧
が供給されるのでプレッシャモディファイア圧は上記一
定圧となる。また、後述のようにマニュアルバルブ4を
D位置から■位置に切換えた場合には、ライン圧ブース
タバルブ16から油路428を介してシャトルバルブ5
06のボー)506bにライン圧が供給されるので、油
路422のスロットル圧の値にかかわらずボー)112
dにライン圧が供給され、プレッシャモディファイア圧
はこの場合も上記一定圧となる。プレッシャモディファ
イア圧は油路411を介してレギュレータバルブ2のボ
ー)IQ21に導ひかれているので、ライン圧はプレッ
シャモディファイア圧に応じて高くなる。また、プレッ
シャモディファイア圧はカットバックバルブ14にも導
ひかれている。
カットバックバルブ14は、ボート114a〜gを有す
るバルブ穴114と、ランド2148〜Cを有しバルブ
穴114内に軸方向に移動自在にはめ合わされたスプー
ル214と、ボー) 114f及び114gにそれぞれ
対応したボー)256a及び256bを有しバルブ穴1
14にはめ合わされたスリーブ256と、ランド215
a及びbを有しスリーブ256の内径部に軸方向に移動
自在にはめ合わされたスプール215とから成っている
0スプール214のランド214aはランド214b及
び214cよりも小径にしである。また、スプール21
5のランド215aはランド215bよりも大径にしで
ある。ボート114a及び114dは油路411に接続
されており前述のプレッシャモディファイア圧が供給さ
れている。
ボー)114bはドレーンボートである。ボート114
C及びボー)114gは油路410に接続されており、
ボー)114eは油路428に接続されており、またボ
ー)114fはガバナ圧回路である油路480に接続さ
れている。なお、ボー) 114 gの入口にはオリフ
ィス614が設けである。このような構成のカットバッ
クバルブ14は、マニュアルバルブ41が■位置にない
場合又はライン圧ブースタバルブ16が図中に上半部位
置にある場合(すなわち、油路428がドレーン油路と
なっている場合)には、ボー)114dを高圧ポートと
すると共にボート114bをドレーンホードとして調圧
作用を行なう。スプール214と215とは一体に一個
のスプールと同様の作用をし、ボー)114aのプレッ
シャモディファイア圧がランド214aに作用する右向
きの力が、ボー)114gの油圧がランド215bに作
用する力及びボー)114fの油圧(ガバナ圧)がラン
ド215a及び215b間の面積差に作用する力という
左向きの力とつり合う。従って、ガバナ圧が高くなると
ボー)114gの油圧(以下、「カットバック圧」とす
る)は低くなり、ガバナ圧がある値以上になると図中下
半部に示すような状態となってカットバック圧は0とな
る。また、カットバック圧はプレッシャモディファイア
圧が低くなるにつれて低くなる。カットバック圧は油路
4IOを介してレギュレータバルブ2のボート102h
に導びかれているので、ライン圧はガバナ圧が高くなる
につれて低くなると共にプレッシャモディファイア圧が
低くなるにつれて低くなる。
マニュアルバルブ4をD位置から■位置に切換えると、
前述のように油路428にライン圧が供給されるためボ
ー)114eにライン圧が作用し、スプール214は図
中左方向に押される。従って、ボート114oはドレー
ンポートであるボート114bに連通し、油路410の
油圧は、ガバナ圧及びプレッシャモディファイア圧とは
無関係に0になる。
ライン圧ブースタバルブ16は、ボート116a〜fを
有するバルブ穴116と、バルブ穴116に対応したラ
ンド216a−oを有しバルブ穴116内に軸方向に移
動自在にはめ合わされたスプール216と、スプール2
16を図中左方向に押圧するスプリング316とから成
っている。スプール216のランド216a〜Cは同径
であり、またスプール216にはランド216a及び2
16bにはさまれた空間部をスプール216の左端に連
通させる穴216dが設けられている。ボート116c
及び116fはドレーンポートであり、ボー)116d
は前述の油路428に接続されており、またボー)11
6eは油路414に接続されている。ボー)116bは
油路432を介して1−2シフトバルブ20のボート1
20hと接続されているが、このボー)120hには後
述のように1−2シフトバルブ20が2速位置(アップ
側)にあるときにライン圧が供給される。ボート116
aは油路434を介して2−8シフトバルブ22のボー
)122gと接続されているが、このボー)122gに
は後述のように2−8シフトバルブ22が8速位置(ア
ップ側)にあるときにライン圧が供給される。このよう
な構成のライン圧ブースタパルプは、2−3シフトバル
ブ22が2速位置(ダウン側)から8速位置に切換わる
場合と、逆に8速位置から2速位置に切換わる場合とで
は、その挙動が異なる0すなわち、l−2シフトバルブ
20が1速位置にある場合及びアップ側に切換わって2
速位置になった場合には、ライン圧ブースタバルブ16
のスプール216はスプリング316によって押圧され
て図中上半部に示す位t tこある(1−2シフトバル
ブ20が2速位置にある場合しこはボー)116bにラ
イン圧が供給されるが、このポート116bはランド2
16bによって封鎖されているのでライン圧ブースタバ
ルブ16が切換わることはない)0この状態では、ボー
)116dはドレーンポート116Cと連通している0
次1.:、2−8シフトバルブ22が8速位置に切換わ
ると、後述のように油路484にライン圧が供給される
0油路434のライン圧は、ポート116a及びスプー
ル216の穴216dを通ってスプール216の左端面
に作用し、スプール216をスプリング816の力に抗
して図中右方向に移動させ、図中下半部の状態とする0
この状態になると、ボー) 116 bとスプール21
6の穴216dとが連通しくボー) 116 aはラン
□ド216aによって封鎖される)、スプール216の
左端部には油路432の圧力が作用する。従って、2−
3シフトバルブ22が2速位置に切換わってもライン圧
ブースタバルブ16は図中下半部の位置に維持される。
ライン圧ブースタノくルブ16が図中下半部の状態であ
っても、マニュアルバルブ4が■又は1位置にない場合
は、マニュアルバルブ4のポート104eがドレーンボ
ートとなっているため、油路428は、ボーz1ea。
ボート116θ、油路414を介してボー) 104e
へ排油されている0しかし、マニュアルバルブ1が■又
は1位置にある場合(こは、油路415Gこライン圧が
供給されるためボー) 1.16 e及び116C1を
介して油路428をこライン圧が供給される。油路42
8のライン圧はシャトルノくルブ506を介してプレッ
シャモディファイアノくルブ12のボー)112(1に
供給され前述のよう(こしてライン圧を高める作用をす
る0従って、8速で走行中(こマニュアルパルプ4を■
又は1位置に切換えて強制的に2速としてエンジンブレ
ーキを利用する場合に、ライン圧が高くなるので速やか
に変速させてエンジンブレーキを効果的に使用すること
ができる。なお、1−2シフトバルブ20が1速位置に
なると油路482の油圧が排出されるのでライン圧ブー
スタバルブ16は図中上半部の状態に復帰し、ライン圧
を高める作用はなくなるOガバナバルブ18は、自動変
速機の出力軸Oと一体に回転するように取り付けられて
おり、油路412から供給されるライン圧(マニュアル
バルブ4がり。
■又は■位置にあるときに供給されるライン圧)を用い
て調圧し、油路480に車速に対応した油圧(ガバナ圧
)を供給する0 1−2シフトバルブ20は、ボート1208〜kを有す
るバルブ穴120と、バルブ穴120内に軸方向に移動
自在にはめ合わせられた2つのスプール220及び22
1と、スプール220を図中下方向に押圧するスプリン
グ820とから成っている。スプール220は、順に径
を大きくシタランド220a−cを有しており、またス
プール221はランド221a〜d(ランド2.21a
〜Cは同径、ランド221dはこれらよりも大径)を有
している。ボート1.20 a 、 120 f及び1
201はドレーンボートである。ボート120bはキッ
クダウン圧回路である油路41Bと接続されており、ボ
ー)120bの油圧は、スプール220がダウン側(図
中右半部)Gこあるときはランド220a及び220b
間の面積差に作用し、スプール220がアップ側(図中
左半部)にあるときはランド220a及び220e間の
面積差に作用してスプール220を図中下方向に押すよ
うにしである。ポート120Cはスロットル圧回路であ
る油路420と接続されており、ボー) 120cの油
圧は、スプール220がダウン側にあるときはランド2
20b及び2200間の面積差に作用してスプール22
0を下方向に押すが、スプール220がアップ側にある
ときはランド220cの周囲に作用するだけで下方向に
押す力は生じないようにしである。ボー)120j及び
120にはガバナ圧回路である油路480に接続されて
おり、スプール221がダウン位置にあるときにはラン
ド221dの面積からランド221d及び0間の面積差
を減じた面積(すなわち、ランド221cの面積に等し
い)にガバナ圧が作用し、スプール221がアップ位置
にあるときにはランド221dの面積にガバナ圧が作用
し、スプール221を上向きに押すようにしである。活
路412に接続されたボー)120gは、スプール22
1がダウン位置にあるときランド221bによってしゃ
断され、スプール221がアップ位置にあるときボー)
120hを介して油路482と連通ずるようにしである
。油路432はブレーキB2のサーボアプライ室S/A
と接続されている。ボート120dは油路486を介し
てシャトルパルプ502のボー ) 502 cと接続
されている0このボー)12Qdは、スプール221が
ダウン位置にあるときボー)120aと連通ずるように
しである。ボート120eは油路488を介してブレー
キBlに接続されている。このような構成の1−2シフ
トバルブ20は、そのダウン位置及びアップ位置に応じ
てサーボアプライ室S/A及びブレーキB1への圧油の
供給を制御するが、その詳細については後述する。
2−8シフトバルブ22は、ボー)122a〜jを有す
るバルブ穴122と、ランド2228〜eを有しバルブ
穴122内に軸方向Gこ移動自在にはめ合わされたスプ
ール222と、バルブ穴122の奥部に軸方向に移動自
在にはめ合わされたプラグ228と、スプール222と
プラグ228との間に配置されたスプリング822とか
ら成っている。ランド222a〜222Cは順に径が大
きくなっており、ランド222Cと222dとは同径で
あり、ランド222eはこれよりも更に大径としである
。ボー)122b及び122hはドレーンボートである
。ボー)122aは油路414(マニュアルパルプ4が
■又は■位置にある場合にライン圧が供給される油路)
と接続されており、ボー)112aの油圧はプラグ22
8の上端面に作用するようにしである。ボー)122c
はキックダウン圧回路である油路418と接続されてお
り、ボー)122cの油圧はスプール222のランド2
22a及び222h間の面積差に作用してスプール22
2に図中下向きの力を与えるようにしである0ボー)1
22dには油路424からスロットルモジュレート圧が
供給されており、スプール222がアップ位置にあると
きにランド222b及び222a間の面積差にスロット
ルモジュレート圧が作用して下向きの力を与えるように
しである。ボート122θには油路420からスロット
ル圧が供給されており、スプール222がダウン位置に
あるときランド222b及び2220間の面積差にスロ
ットル圧が作用して下向きの力を与えるようにしである
。ボート1221及び122jには油路480からガバ
ナ圧が供給されており、スプール222がダウン位置に
あるときにはランド222eの面積からランド222e
及び222a間の面積差を減じた面積(すなわち、ラン
ド222dの面積に等しい)にガバナ圧が作用し、スプ
ール222がアップ位置にあるときにはランド222e
の面積にガバナ圧が作用し、スプール222を上向きに
押すようにしである0人口にオリアイス616が設けら
れたボー)122fは油路432と接続されており、ま
たボー)122gは油路484と接続されており、両ボ
ー)122f及び122gはスプール222がアップ位
置にあるとき互いに連通ずるようにしである0油路43
4はクラッチC2に接続されている。このような構成(
7)2−8シフトバルブ22は、そのダウン位置及びア
ップ位置に応じてクラッチC2への圧油の供給を制御す
るが、その詳細については後述する08−4シフトバル
ブ24は、ボート1248〜kを有するバルブ穴124
と、ランド224a〜dを有しバルブ穴124内に軸方
向に移動自在にはめ合わされたスプール224と、バル
ブ穴124の奥部に軸方向に移動自在にはめ合わされた
プラグ225と、スプール224とプラグ225との間
に配置されたスプリング824とから成っている。ラン
ド224a〜224Cは同径であり、ランド224dは
ランド224 a 〜224 cよりも大径としである
。ボート124aはスロットル圧回路である油路420
と接続されており、ポート124aの油圧はプラグ22
5の端面に作用しこれを図中下方向に押すようにしであ
る。ポート124bは油路440を介してシャ)/レバ
シブ508のポ )508cと接続されている。このボ
ー)124’bの油圧は常にランド224aの上側に作
用してスブー、/L7224を下向きに押す0ボー )
 124 oはロークラッチ減圧弁801が挿入された
油路442を介してクラッチC8と接続されている。こ
のボー)124cは、スプール224がアップ位置にあ
るときに、油路444を介してブレーキB2のサーボレ
リーズ室S/Rに接続されたポート124dと連通する
。ボー)124dはスプール224がダウン位置にある
ときにボー) 124 eと連通ずる。ボート124e
は油路 1484を介してクラッチC2と接続されてい
る。
ボート124fは油路446を介して2−4タイミング
バルブ26のボー)126dと接続されており、また、
ボート124gは油路442と接続されている。ボート
124fと124gとはスプール224がアップ位置に
あるとき連通する。ままた、ボー)124gは、スプー
ル224がダウン位置にあるときに、油路412と接続
されたボー)124hと連通する。ボー)1241はド
レーンボートである。ボー)124j及び124には、
ガバナ圧回路である油路430と接続されており、前述
の1−2シフトバルブ2o及び2−8シフトバルブ22
と同様に、スプール224がダウン位置ではガバナ圧は
ランド224c面積に作用し、またスプール224がア
ップ位置ではガバナ圧はランド224dの面積に作用し
、スプール224を上方向に押す。このような構成の8
−4シフトバルブ24は、竿のダウン位置及びアップ位
置に応じてクラッチC8及びサーボレリーズ室S/Rへ
の圧油の供給を制御するが、その詳細については後述す
る。
2−4タイミングバルブ26は、ボー) 126a〜f
を有するバルブ穴126と、ランド2268〜Cを有し
バルブ穴126内に軸方向に移動自在にはめ合わされた
スプール226とから成ってぃ189  ・ る0ランド226b及び226cは同径であり、ランド
226aはこれらよりも小径である。ボー)126a及
び126cはドレーンボートであり、またポート126
eもドレーンボートであるがドレーン油路の途中にオリ
フィス602が設けである。油路446にはオリフィス
618が設けである。ホー ) 126 bにはスロッ
トル圧回路である油路420からスロットル圧が導ひか
れており、このボー)126bのスロットル圧はスプー
ル226a及び226h間の面積差に常に作用してスプ
ール226を図中下方向に押している。ボー)126d
は、油路446に接続されており、スプール226がダ
ウン位置ではボー)126eと連通し、スプール226
がアップ位置ではポート126oと連通する。ボート1
26fは油路484を介してクラッチC2と接続されて
いる。このよウナ構成の2−4タイミングバルブ26は
、2−4変速時におけるクラッチC2への圧油の供給と
クラッチC3からの圧油の排出とが所定のタイミングで
行なわれるように作用するが、その詳細については後述
する。
2−3タイミングバルブ28は、ボー)128a〜eを
有するバルブ穴128と、ランド2288〜Cを有しバ
ルブ穴128内に軸方向に移動自在にはめ合わされたス
プール228と、スプール228を図中上方向に押すス
プリング828がら成っている。ボー)128a&こは
油路430がらガバナ圧が供給されておりスプール22
8は下向きの力を受けている。一方、これに対抗してボ
ー)128eには油路420がらスロットル圧が供給さ
れており、スプール228は上向きの力を受けている。
ボー)128bはドレーンボートである。ボー)128
c及び128dは共に油路434に接続されているが、
ボー)128cは油路484の途中に設けたチェックバ
ルブ750及びオリ7jイス650(両者は並列に設け
である)の上流側(2−8シフトバルブ22に近い側)
と接続されており、ボー)128dは下流側(クラッチ
c2に近い側)と接続されている。このような構成の2
−8タイミングバルブ28は、スロットル圧及びガバナ
圧の大小に応じてクラッチC2に供給される圧油を制御
し、クラッチC2が2−8変速時に所望のタイミングで
締結されるようにする。
8−4タイミングバルブ30は、ボート1aoa〜eを
有するバルブ穴130と、ランド280a〜Cを有しバ
ルブ穴180内に軸方向に移動自在にはめ合わされたス
プール280と、スプール280を図中上方向に押すス
プリング380とから成っている。ボー)180aには
油路480からガバナ圧が供給されており、スプール2
30は下向きの力を受けている。一方、これに対抗して
ボー)180eには油路420からスロットル圧が供給
されており、スプール280は上向キノ力を受けている
。ボー)130bはドレーンボートである。ボー)18
0c及び130dは共に油路442に接続されているが
、ボー)180oは油路442の途中に設けたチェック
バルブ752及びオリフィス652(両者は並列に設け
である)の上流側(8−4シフトバルブ24のボー)1
24cに近い側)ど接続されており、ボー)180dは
下流側(クラッチC8に近い側)と接続されている。
このような構成の3−4タイミングバルブ3oは、スロ
ットル圧及びガバナ圧の大小に応じてクラッチC8から
排出される圧油を制御し、クラッチC8が1ll−4変
速時に所望のタイミングで解放されるようにする。
8−2タイミングバルブ82は、ボート132a〜eを
有するバルブ穴182と、ランド232a〜Cを有しバ
ルブ穴132内に軸方向に移動自在にはめ合わされたス
プール232と、スプール232を図中上方向に押すス
プリング232とから成っている。ボー)182aには
油路430からガバナ圧が供給されており、スプール2
32は下向きの力を受けている。一方、これに対抗して
ボー)182eには油路420からスロットル圧が供給
されており、スプール230は上向きの力を受けている
。ボー)182bはドレーンボートである。ボー)13
2c及び132dは共に油路484に接続されているが
、ボー)182cは油路434の途中に設けたチェック
バルブ754及びオリフィス654(両者は並列に設け
である)の上流側(2−8シフトバルブ22のボート1
22gと直接連通する側)と接続されており、ボート1
82dは下流側(8−4シフトバルブ24のボー ) 
124 eと直接連通する側)と接続されている。この
ような構成の8−2タイミングバルブ82は、スロット
ル圧及びガバナ圧の大小に応じてクラッチC2から排出
される圧油を制御し、クラッチ02が8−2変速時に所
望のタイミングで解放されるようにする0 1速固定レンジ減圧バルブ84は、ボー) 184a〜
eを有するバルブ穴184と、ランド284a及びbを
有しバルブ穴184内に軸方向に移動自在にはめ合わさ
れたスプール284と、スプール284を図中下方向に
押すスプリング884とか成っている0ボー)184a
及び184bはドレーンボートである0ボート184d
は油路416(マニュアルバルブ4が1位置にあるとき
ライン圧が供給される油路)と接続されており、またボ
ート184o及び134eは油路448と接続さ・ 4
4  ・ れている。ボー)184eの入口にはオリフィス620
が設けである。このような構成の1速固定レンジ減圧バ
ルブ84は、ボー)134dを高圧ボートとすると共に
ボート184bをドレーンボートとして調圧作用を行な
い、ボー)134eの油圧がスプリング834の力とつ
り合うようにする。従って、1速固定レンジ減圧バルブ
34は、油路416にライン圧が生じたとき、油路44
8に一定値に減圧された油圧を生じさせる機能を有する
トルクコンバータ減圧バルブ36は、ボート186a〜
eを有するバルブ穴136と、ランド286a及びbを
有しバルブ穴186に軸方向に移動自在にはめ合わせら
れたスプール236と、スプール286を図中左方向に
押すスプリング886とから成っている。ボー)186
d及び136eはドレーンボートである。ボート186
bは油路406(レギュレータバルブ2のボート102
fから排出された圧油が供給される油路)と接続されて
おり、またボー)186a及びCは油路450を介して
トルクコンバータT10と接続されている。ポート18
6aの入口しこはオリフィス624が設けである。この
ような構成のトルクコンバータ減圧バルブ36は、ボー
)186bを高圧ボートとすると共にボー)186dを
ドレーンポートとして調圧作用を行ない、ボー) 18
6aの油圧がスプリング886の力とつり合うようにす
る。従って、トルクコンバータ減圧バルブ86は、油路
406の油圧の変動にかかわらず一定圧力の圧油をトル
クコンバータT10に供給する機能を有する。
1−2アキユムレータ88は、段付きシリンダ穴188
と、このシリンダ穴188に軸方向に移動自在にはめ合
わされたピストン288と、ピストン288を図中上方
向に押すスプリング88Bとから成っている。ピストン
288によって区画される大径側の室188aは油路4
32と接続されており、小径側の室188bは油路40
2(ライン圧回路)と接続されており、また中間の室1
88oはドレーン室としである0なお、油路482の1
−2アキユムレータ38及びサーボアプライ室S/Aの
上流部分にオリフィス656及びチェックバルブ756
が並列に設けである。このような構成の1−2アキユム
レータ38は、油路482の油圧(すなわち、サーボア
プライ室S/Aの油圧)がゆるやかに立上るようにする
機能を有しており、1−2変速を円滑に行なわせる。
4−8アキユムレータ40は、シリンダ穴140と、こ
のシリンダ穴140に軸方向に移動自在にはめ合わされ
たピストン240と、ピストン240を図中上方向に押
すスプリング840とから成っている。ピストン240
によって区画される図中上側の室140aは油路402
(ライン圧回路)と接続されており、また下側の室14
0bは油路442(クラッチ08と連通ずる油路)と接
続されている。なお、油路442のクラッチC8及び4
−8アキユムレータ40の上流側にはオリフィス658
及びチェックバルブ758が並列に設けである。このよ
うな構成の4−8アキユムレータ40は、油路442の
油圧(クラッチC8の油圧)がゆるやかに立上るように
する機能を有しており、4−8変速を後述の本発明装置
と共に円滑に行なわせ、またマニュアルバルブ4をN位
置からD位置に移動した場合のショックを軽減する。
オーバドライブインヒビタソレノイド42は、ライン圧
回路である油路402とオリフィス604を介して接続
された油路409に設けた開口409aに対面するよう
に設けられており、作動状態においてはロッド42aに
よって開口409aを閉鎖することができるようにしで
ある。なお、油路409はシャトルバルブ504のボー
ト504bと接続されている。オーバドライブインヒビ
タソレノイド42は、運転席において操作可能なスイッ
チSWによって作動される0スイツチSWがオフの状態
では、オリフィス604を通って油路409に流入して
くる油は開口409aから排出されるため油路409に
圧力は生じない(なお、オリアイス604の面積は小さ
いので、開口409aから油が排出されてもライン圧に
影響を与えることはない)0スイツチSWをオンとする
と、開口409aがロッド42aによって閉鎖されるた
め、油路409は油路402と同じ圧力(すなわち、ラ
イン圧)になる。これによって、後述のように8−4シ
フトバルブ24をダウン位置に保持し、4速(オーバド
ライブ)にならないようにしである0 クラッチC1、クラッチC8及びサーボアプライ室S/
Aの入口には、それぞれオリアイス626゜628及び
630が設けである。
次に本発明装置を構成するロークラッチ減圧弁801及
び第3速識別弁802の構成及び作用について説明する
ロークラッチ減圧弁801は、ロークラッチC8に作動
油圧(ライン圧)を供給する油路442の上流側が接続
されたボー)801a、同油路の下流側が接続されたボ
ー)801b、 ドレンポー)801cを有するバルブ
穴内にスプール801dを摺動自在に嵌合して構成し、
スプール801dには2個の隣り合せた同径ランド80
1e、801fと1個の小径ランド801gとを設ける
。ボート801bはランド801e、801f間に常時
通じさせると共に、ランド801eが臨む室801hに
油路808を経て通じさせ、スプール801dはばね8
011によって室801hに向は図中右半部位置に弾支
する。このスプール位置でボート801bがボー)80
1aに通ずるようボート801aを位置させ、スプール
801dがばね8011に抗し図中左半部位置にされて
ランド801eによりボー)801aを閉じる時丁度ラ
ンド801fがドレンボート801oを開くようこのド
レンボートを位置させる。又、ランド801f、801
g間の室801jは油路804によりスロットル圧回路
420に通じさせる。
第8速識別弁802は、ロークラッチ減圧弁801のば
ね8011が設けられた室801kに回路805を介し
接続したボー)802a、  ドレンボー)802b及
びボー)802oを有するバルブ穴にスプール802d
を摺動自在に嵌合し、このスプールをばね802eによ
り室802fに向は図中右半部位置に弾支して構成する
0スプール802dは2個の同径ランドを有する形状と
し、これらランド間に常時通ずるようボート802aを
位置させると共に、スプール802dの図中左半部位置
でボー)802aがドレンポー)802bに通ずるよう
このドレンボートを位置させる。又、ボー)802cは
スプール802dが図中右半部位置の時ポー)802a
に通ずるよう位置させ、該ボー)802oは油路806
によりライン圧回路402に接続する。更に、室802
fは油路807により油路484に接続し、ハイクラッ
チ02が作動される第8速、第4速で(前記第1表参照
)その作動油圧(ライン圧)が室802fにも達し、ス
プール802dを図中左半部位置にしてボー)802a
をドレンボート802bに通じさせるも、それ以外の変
速段ではハイクラッチC2が作動油圧を受けないため、
スプール802dがばね802eにより図中右半部位置
にされてボー ) 802 aをボー)802cに通じ
させるものとする。
スプール802dの前者の位置で、ロークラッチ減圧弁
801は室801kをドレンボート802bに通じられ
て無圧状態にされることから、後述の減圧作用によりロ
ークラッチC8に向う作動油圧を所定値に減圧すること
ができるoしかしこの減圧作用はスプール802dが上
記前者の位置にあっても、第4速では後述の如く又前記
第1表から明らかなようにロークラッチ作動油圧がボー
) 801 aに来ないため、行なわれず、このボー)
801aに後述の如く又前記第1表から明らかなように
ロークラッチ作動油圧が供給される第8速選択時に限っ
て上記減圧作用は行なわれる0そして、スプール802
dの後者の位置では、ロークラッチ減圧弁801は室8
01kに油路806を経て油路402からのライン圧を
供給されるため、スプール801dを図中右半部位置に
保たれることから、ボー)801a、801b間を常時
連通し、上記減圧作用を行なわない0 上記の如く本発明装置を有する油圧制御装置の全般的な
作用を説明する。
前述のように、油路402のライン圧はスプール208
に図中上向きに作用する力によって決定されるが、スプ
ール208にはプレッシャモディファイアバルブ12か
らのプレッシャモディファイア圧及びカットバックバル
ブ14からのカットバック圧が作用しているため、これ
らの圧力に応じて変化する。プレッシャモディファイア
圧及びカットバック圧はそれぞれ前述したような特性を
有しているため、得られるライン圧は車速に応じて上下
動するがスロットル開度を基準にして示すと既ね第8図
のようになる。ただし、マニュアルバルブ4をD位置か
ら■又は■位置にした2速での走行中は、プレッシャモ
ディファイア圧は一定圧となり、カットバック圧は0に
なるため、ライン圧はスロットル圧及びガバナ圧にかか
わらず一定の圧力となる(すなわち、上記条件では、ラ
イン圧ブースタバルブ16の作用によって油路428に
ライン圧を生じるため、この油路428のライン圧はシ
ャトルバルブ506を切換えて油路426に通じる。こ
のため、プレッシャモディファイアバルブ12のボート
112dにはライン圧が供給されることとなり、前述の
ようにプレッシャモディファイアバルブ12は一定圧力
を油路411に生じさせる。また油路428のライン圧
はカットバックバルブ14のボー)114eに供給され
るため、スプール214は図中左側に押されると共にス
プール215は図中右側に押され、油路410はドレー
ンボー)114bに通じて油圧0となる。)。
次に、マニュアルバルブ4の各位置における作用につい
て説明する。
マニュアルバルブ4がN位置にあるときには前記第3表
の如く、ボー)104b、104d。
104e及び1−041’のいずれにもライン圧が供給
されずドレーンボートとなっているため、いずれのクラ
ッチ及びブレーキにも油圧が供給されず、自動変速機は
動力伝達が行なわれない中立状態と□なっている0 次に、マニュアルバルブ4をN位置からD位置に切換え
ると、前述のようにボー) 1.04 dにポ)1Q4
cからライン圧が供給され、このライン圧は油路412
を介して1−2シフトバルブ20のボート120g、8
−4シフトバルブ24のボー) 1.24 h及びガバ
ナバルブ18に供給される。ガバナバルブ18は、この
ライン圧を利用して前述のように車速に対応したガバナ
圧を発生させ、これを油路430を介して各シフトバル
ブ20.22及び24に供給する。しかし、車速が低い
間はガバナ圧が小さいため、各シフトバルブ20.22
及び24は図中下向きに作用するスロットル圧に押され
てダウン位Wltこ保持されている。
従って、1−2シフトバルブ20のボー) 120gに
供給されたライン圧はランド221bによってしゃ断さ
れる。一方、3−4シフトバルブ24のボート124+
 hはボー)124gに連通ずるため油路442にライ
ン圧が供給され、油路442のライン圧はオリフィス6
58及び628を通ってロークラッチC3に向う。とこ
ろで今、ハイクラッチC2への油路4.34に圧力が供
給されていないため、第3速識別弁802のスプール8
02dは図中右半部位置にあってロークラッチ減圧弁8
01のスプール801dを図中右半部位置に保持するこ
とから、ロークラッチ減圧弁801はボー) 801 
a 、 80 l b間を常時連通ずる0これがため、
ロークラッチ減圧弁801は上述の如く油路442を経
てロークラッチC8に向うライン圧を減圧せず、そのま
まロークラッチC3に達せしめ、これを前記第2表につ
き前述した要求クラッチ容量が得られるよう強力に締結
させる。これにより前記第1表の如くロークラッチC8
の作動と、ワンウェイクラッチOWCの作動とにより前
進第1速の状態が達成される。
なお、油路442は4−3アキユムレータ40の室14
0bにも連通しているので室140bにライン圧が供給
され、油路402から室140aに作用するライン圧に
よって図中下向きに押し下げられていた4−3アキユム
レータ40のピストン240はスプリング340の力に
よってゆっくりと上方向に移動する。従って、オリフィ
ス658よりも下流側の油圧はゆるやかに上昇し、クラ
ッチ03は比較的低い油圧で当初締結されることになる
ため、N位置からD位置へ切換えた場合のショック(セ
レクトショック)が軽減される。
自動車が上記l速状態で発進し、車速か高くなリガバナ
圧がある値に達すると、1−2シフトバルブ20のスプ
ール220及び221に上向きに作用するガバナ圧によ
る力が、スプリング820による下向きの力及びボー)
120cからランド220b及び2200間の面積差に
作用するスロットル圧による下向きの力に打ち勝ち、ス
プール220及び221はダウン位置から上昇を開始す
る。その際、スプール221のランド221dがボート
120jをしゃ断すると同時にランド221Cがドレー
ンボート1201を開くため、ガバナ圧の作用面積が急
に増大し、スプール220及び221は一瞬Gこして図
中左半部位置に上昇する0このため、ボー)120gと
120hとが連通し、油路412のライン圧が油路=1
.32(こ導入される。油路432のライン圧はオリフ
ィス656及び630を通ってサーボアプライ室S/A
に供給される。こうすることによってブレーキB2が作
動し、前記した締結状態のクラッチC8との共同作用に
より前進第2速の状態となる。
なお、油路4+82のライン圧は1−2アキユムレータ
38の室138aにも導かれており、油路402から室
188bに作用するライン圧によって図中下方向に押し
上げられていたピストン288を上方向に押し戻す。こ
のため、油路432のオリフィス656よりも下流の部
分の油圧はゆっくりと上昇し、ブレーキB2はゆるやか
に作動する。
これによって第1速から第2速への変速の際のショック
(変速ショック)が緩和される0又この第2速選択状態
においても前記第1速選択状態におけると同様、ハイク
ラッチC2への油路434に油圧がきていないため第3
速識別弁802及びロークラッチ減圧弁801は上記の
スプール位置を保ち、ロークラッチ08のクラッチ容量
を前記第2表につき前述した要求値にマツチさせておく
ことができる。
第2速での走行中に更に車速が上昇してガバナ圧がある
値に達すると2−8シフトバルブ22のスプール222
に上向きに作用するガバナ圧による力が、スプリング3
22による下向きの力及びボート122θからランド2
22b及び222c間の面積差に作用するスロットル圧
による下向きの力に打ち勝ち、スプール222はダウン
位置から上昇を開始する。その際、スプール222のラ
ンド222eがボート1221をしゃ断すると同時にラ
ンド222dがドレーンボー)122hを開くためガバ
ナ圧の作用面積が急に増大して上向きの力が大きくなり
、またこれと同時にランド222b及び222c間の面
積差にボーj’ 1226から作用していたスロットル
圧がボー)122dのスロットルモジュレート圧(スロ
ットル圧ヨリも多少低い油圧となっている)と切換わっ
て下向きの力が減少するため、スプール222は一瞬に
して図中左半部位置に上昇する。このため、ボー)12
2fと122gとが連通し、油路432のライン圧が油
路484に導入される◇油路484はクラッチC2に連
通しているため、クラッチC2が締結される。また、油
路434+は、3−4シフトバルブ24のボー)124
eに連通しており、このボート124eは8−4シフト
バルブ24がダウン位置にある場合は、ボー)124d
に連通しているので、ボー)124dに接続された油路
444にもライン圧が導入される。このため、油路44
4に接続されたサーボレリーズ室S/Rに油圧が供給さ
れ、ブレーキB2が解放される。従ってクラッチC2及
びC8が締結され、前記第1表の如く第8速状態が達成
される。
ところで上述の如く油路484にライン圧が生ずると、
このライン圧は第8速識別弁802のスプール802d
を図中左半部位置に保ち、ロークラッチ減圧弁801の
室801kを無圧状態に保つ。これがためロークラッチ
減圧弁801は油路808を経て室801hに達するロ
ークラッチC8への供給圧(以下ロークラッチ圧PO8
と言う)と、ばね8011のばね力及び油路804を経
て室801jに達するスロットル圧とでスプール801
dの位置を決定され、ロークラッチ圧PO8を例えば第
8図中点線で示すようなものに減圧することができる。
従って、第1速、第2速選択時前述の如く第8図中実線
で示すライン圧PLを供給されていたロークラッチC3
がその約三分の1に相当する圧力PCB(第3図中点線
で示す)を当該第8速選択時供給されるようになり、こ
の時のロークラッチC8のクラッチ容量を前記第2表に
つき前述した要求値(第1速、第2速選択時の約三分の
1)にマツチさせることができる。
なお、上記第2速→第8速時はブレーキB2の解放とク
ラッチC2の締結とを同時しこ行なう必要があり、両者
を好ましいタイミングで作動させないと、大きい変速シ
ョックを生じたりエンジンの空吹きを生じたりする。こ
のため、2−8シフトバルブ22からクラッチC2に至
る油路434の途中に2−8タイミングバルブ28が設
けである02−3タイミングバルブ28のスプール22
8は、ボー)128aに導かれた油路430からのガバ
ナ圧の作用による下向きの力と、ボー)128eに導か
れた油路420からのスロットル圧の作用による上向き
の力及びスプリング828による上向きの力の大小に応
じて、図中右半部の位置又は゛左半部の位置をとる。す
なわち、アクセルペダルを大きく踏み込んだ加速状態で
はスロットル圧が高いため2−8タイミングバルブ28
は図中右半部位置にあり、ボー)128cと128dと
は連通し、油路484の上流側(2−8シフトバルブ2
2のボー)122gに近い側)と(クラッチC2に近い
側)とはオリフィス650をバイパスして結ばれ、クラ
ッチC2は速やかに締結される。
一方、アクセルペダルのストローク量を減少させると、
スロットル圧が低下して2−8タイミングバルブ28は
図中左半部の状態に切換わり、ボー) 1.28 cと
128dとの連通はしゃ断されるため、油路434の上
流側と下流側とはオリフィス650を介してのみ結ばれ
た状態となる。従って、クラッチC2の油圧はゆるやか
に増大しクラッチC2の締結がわずかに遅れる。このわ
ずかな時間中にエンジンの回転数が低下するため、変速
ショックがそれだけ軽減される。すなわち、この2−8
タイミングバルブ28は、コーステイング状態における
第2速から第8速への変速の際のショックを軽減する機
能を有している。なお、2−3シフトバルブ22のボー
ト122gから3−4シフトバルブ24のボート124
eへ至る油路434の途中には、8−2タイミングバル
ブ32、チェックバルブ754及びオリフィス654が
並列に配置されているが、ボー)122gがらボート1
241θへの油の流れの向きは、チェックバルブ754
の流れを許容する向きと一致しているため、8−2タイ
ミングバルブ2の状態にかかわらず、サーボレリーズ室
S/Rには絞り効果を受けるこ□となく油圧が供給され
る。
第3速での走行中に更に車速が上昇してガバナ圧がある
値に達すると、3−4シフトバルブ24ノスフール22
4に上向きに作用するガバナ圧による力が、ボート]、
 24 aがらプラグ225の上端面に作用するスロッ
トル圧による下向きの力に打ち勝ち、スプール224は
ダウン位置がら上昇を開始する。なお、上記下向きの力
は、スロットル圧が小さい場合にはスプリング324に
よるカの方が大きくなるのでプラグ225は上方に押し
上げられ、スプリング、324による一定の力のみとな
る。スプール224が上昇する際、スプール224のラ
ンド224dがボート124jをしゃ断すると同時にラ
ンド224: cがドレーンポート1241を開くため
、ガバナ圧の作用面積が急に増大して上向きの力が大き
くなり、スプール224は一瞬にして図中左半部のアッ
プ位置に達する。
このため、サーボレリーズ室S/Rに接続されているボ
ー)124dは、油路442に接続されたボー) ]、
 24 oと連通ずる。また、油路442と接続された
ボー)124gはボート124fと連通する。従って、
クラッチC8及びサーボレリーズ室S/Rは共にボー)
124fと連通ずる。ボー)124fは油路446を介
して2−4タイミングバルブ26のボー)126dに接
続されているが、2−4タイミングバルブ26はボート
126fに油路484から作用する油圧によって押し上
げられて図中右半部位置にあるため、ボー)126(1
はドレーンボートであるボート126cと連通している
。従ってクラッチC8及びサーボレリーズ室S/Rの油
圧は共に排出されてしまい、クラッチC8が解放される
と共にブレーキB2が締結される。これによって、クラ
ッチc2とブレキB2とが作動し前記第1表の如く第4
速状態が達成される0その際、クラッチc8の油圧は、
チェックバルブ758を順方向(流れを許容する方向)
に流れるため、速やかに排出される。一方、ボート12
4cからボー)124gに至る油路442 (D途中に
は、8−4タイミングバルブ30゜チェックバルブ75
2及びオリフィス652が並列に設けであるため、3−
4タイミングバルブ80の位置に応じてサーボレリーズ
室S/Rの油圧の排出速度は相違する03−4タイミン
グバルブ80の構成は基本的に前述のタイミングバルブ
28と同様であり、加速状態においてはボート124o
と124gとをオリフィス652をバイパスして連通さ
せ、一方コースティング状態においてはボー)124c
と124gとの連通をしゃ断する(従って両ポートはオ
リフィス652を介して結ばれる)0このため、コース
テイング状態では、サーボレリーズ室S/Hの油はゆる
やかに減少し、ブレーキB2の締結がクラッチo8の解
放よりもわずかに遅れる。このわずかな時間中にエンジ
ンの回転数が低下するため、変速ショックがそれだけ軽
減される。
なお、この第4速選択状態でも第8速識別弁802はハ
イクラッチ02への油路434内におけるライン圧によ
りスプール802dを図中左半部位置にされ、ロークラ
ッチ減圧弁801の室801kを無圧状態に保つため、
ロークラッチ減圧弁801は前記第8速時と同様減圧作
用を行ない得るが、今はロークラッチC8に向うライン
圧が前述の如くないため、ロークラッチ減圧弁801は
室801hに圧力を生ぜず、スプール801dをばね8
011により図中右半部位置に保たれて、前記の減圧作
用を行なわない。従って、第8速識別弁802はハイク
ラッチ02が作動される第3速、第4速時共その作動油
圧(ライン圧)に応動するが、第3速時に限ってローク
ラッチ減圧弁801を減圧作用させることとなる。
次に、2−4タイミングバルブ26の作用について説明
する。第2速で走行中にスロットル圧を急激に減少させ
ると、2−8シフトバルブ22と8−4シフトバルブ2
4とが同時にダウン位置からアップ位置に切換わる場合
がある。すなわち、第2速から直接第4速に変速する。
この場合、クラッチ08が解放され、クラッチC2が締
結される。変速ショック及びエンジンの空吹きを防止す
るためには、クラッチC3の解放とクラッチ02の締結
とを所定のタイミングで行なわせる必要がある。クラッ
チC2の油圧は油路434を介して2−3シフトバルブ
22から送り込まれる油によって上昇していくが、この
クラッチC2の油圧は2−4タイミングバルブ26のポ
ート126fにも導かれている。2−4タイミングバル
ブ26は第2速の状態ではボー)126bに導かれたス
ロットル圧によって図中左半部に示す位置に押し下げら
れている。従って、ボー)126dと1260とが連通
しており、クラッチC8の油圧は、油路442.8−4
シフトバルブ24のボー)124g及び124f、油路
44・6.2−4タイミングバルブ26のポート126
d及び126 e 1及び第1〕フイス602を経て排
出される。従って、クラッチC8の油圧はオリフィス6
02によって絞られて最初はゆっくり抜けていく。しか
し、クラッチC2の油圧が高くなって所定の値を越える
と、2−4タイミングバルブ26は押し上げられて図中
右半部に示す位置となる。このため、いままでポート1
26θを通して排出されていたクラッチC8の油圧はボ
ー)126cを通して排出される1ことになり、オリフ
ィス602による絞り効果を受けなくなるため、クラッ
チC8の油圧は急速に低下する。従って、クラッチ02
が締結を開始した後でクラッチC8が解放されることと
なり、大きな変速ショック又はエンジンの空吹きを生じ
ることはない。なお、2−4タイミングバルブ26が図
中左半部が右半部に切換わるときのクラッチC2の圧力
は、スロットル圧が高くなるほど高くなるため、アクセ
ルペダルのストローク量が少ないほどクラッチC8が早
く解放され、わずかの時間中立状態となり、この間エン
ジン回転速度が車速に対応するように低下するため、変
速ショックがより小さくなる。
以上、第1速から第4速まで次第に変速(アップシフト
)シていく動作について説明したが、次に逆に第4速か
ら第1速へ変速(ダウンシフト)していく動作について
説明する。
第4速で走行中にガバナ圧が低下し又はスロットル圧が
上昇すると、8−4シフトバルブ24はアップ位置から
ダウン位置へ切換えられ、油路412のライン圧が油路
442を介してクラッチ08に供給されてクラッチC3
が締結され、また油路484のライン圧が油路444を
介してサーボレリーズ室S/Rに供給されブレーキB2
が解放される。これによって、クラッチc2及びクラッ
チc8が作動する第3速状態となる。この時、クラッチ
C2を作動させるライン圧が第8速識別弁802のスプ
ール802dを図中左半部位置にしており、ロークラッ
チ減圧弁801の室801kを無圧状態に保っているた
め、ロークラッチ減圧弁801は前記の減圧作用を行な
い、ロークラッチ圧(クラッチC3の作動油圧)PO8
を第8図中点線で示すように低下させて、ロークラッチ
C8のクラッチ容量を要求値にマツチさせ、当該変速時
ロークラッチC3が非作動から作動状態に切換えられる
と錐も変速ショックを軽減することができる。
この変速ショック軽減は、クラッチC8の作動油圧PG
8の立上がりを4−8アギユムレータ40の以下の作動
によりゆるやかにすることによって更に助長される。即
ち、4−8アキユムレータ40のピストン240は、第
4速の状態においては、室140bの油圧が油路442
を介して排油されているので、室140aのライン圧G
こよって押し下げられているが、3−4シフトパルプ2
4が上述の如く切換わって油路442に油圧を生ずると
、スプリング840の力によって押上げられる。この間
、油路442の油圧、即ちロークラッチ減圧弁801の
ボー)801aに向う油圧はゆるやかに上昇し、この油
圧をロークラッチ減圧弁801が上述の如く減圧してロ
ークラッチC8に供給するため、該クラッチC8は徐々
(こ締結され、当該変速時の変速ショックを完壁になく
すことができる。
第3速で走行中に、更にガバナ圧が低下し又はスロット
ル圧が上昇すると、2−3シフトバルブ22はアップ位
置からダウン位置へ切換えられ、油路4z34の油圧が
ドレーンボー)122hへ排出されてしまう。このため
、クラッチC2に作用していた油圧がなくなり、クラッ
チC2は解放され、またブレーキB2のサーボレリーズ
室S/Hの油圧も油路4I44、ボー)124d及び1
24e。
及び油路434を介して排出されるため、ブレーキB2
が作動する。従って、クラッチC3とブレーキB2とが
作動する第2速の状態となる。なお、サーボレリーズ室
S/Rの圧油の排出は、油路434に設けた3−2タイ
ミングパルプ82によって制御される。すなわち、3−
4シフトバルブ24のボー)124eから2−8シフト
バルブ22のボー)122gに至る油路434の途中に
8−2タイミングパルプ82、チェックバルブ754及
びオリフィス654が並列に設けてあり、8−2タイミ
ングバルブ32が図中左半部位置ではボー)124eと
ボート122gとはオリフィス654をバイパスして連
通し、3−2タイミングバルブ32が図中右半部位置で
はボー)124eとボート122gとは8−2タイミン
グバルブにおいてしゃ断されオリフィス654を介して
のみ連通する03−2タイミングパルプ82は、ボー)
1,129に作用するスロットル圧による力がボー )
 182 aに作用するガバナ圧による力よりも大きい
場合(すなわち、加速状態)に、図中右半部位置となり
、逆の場合(すなわち、コーステイング状態)に図中左
半部位置となる。従って、加速状態においては、サーボ
レリーズ室S/Rの油圧がオリフィス654を通って排
出されるため、サーボレリーズ室S/Rの油圧はゆっく
りと低下する。このためブレーキB2の作動がわずかに
遅れ(クラッチC2の油圧は油路434のチェックバル
ブ750を通って速やかに排出される)、短−〇〇 時間ではあるが中立状態となりエンジンの回転が車速に
対応するように上昇する。これによって変速の際のエン
ジンの回転速度の変動が小さくなり、変速ショックが軽
減される。
第2速で走行中に、更にガバナ圧が低下し又はスロット
ル圧が上昇すると、1−2シフトパルプ20はアップ位
置からダウン位置へ切換えられ、油路482の油圧がド
レーンボー)1201へ排出される。このためサーボア
プライ室S/Aに作用していた油圧がなくなり、ブレー
キB2が解放される。これによってクラッチC3のみが
締結された状態となり、ワンウェイクラッチOWOとの
共同作用により第1速状態が達成される。
次に、アクセルペダルのストロークを7/8以上とした
キックダウン時の作用について説明する。
アクセルペダルをいっばいに踏み込むと、スロットルバ
ルブ6のプランジャ207が図中右方向に押し込まれ、
図中上半部の状態となり、スロットルバルブは非調圧状
態となって油路420にはライン圧が供給される。油路
420がらボート− 108aに送られるライン圧は、ボー)108eを通っ
てキックダウン圧回路である油路418に供給される。
油路418のライン圧は、1−2シフトバルブ20のボ
ート】20b及び2−8シフトバルブ22のボー)12
2cに供給され、またシャトルバルブ508及び油路4
40を通って8−4シフトバルブ24のボー)124b
に供給されるo8−4シフトバルブ24のボー)124
bにライン圧が供給されると、プラグ225は図中上方
に押し上げられ、スプール224は下方に押し下げられ
る。車速がいくら高くてもガバナ圧がライン圧よりも高
くなることはないので、スプール224はキックダウン
状態である限りダウン位置に保持される。従って、第4
迷走行中にキックダウンすると必ず第8速以下の状態と
なり、またキックダウン状態である限り第8速から第4
速に変速することはない、2−8シフトバルブ22のボ
ー)122oに供給されるキックダウン圧(ライン圧)
は、スプール222のランド222a及び222bの面
積差に作用してスプール222を下向きに押す。従って
、下向きの力が加算されたことになるため、上向きの力
を与えるガバナ圧がその分だけ高い圧力にt「らないと
2−3シフトバルブ22は切換わらない。すなわち、キ
ックダウン状態においては2−3変速及び8−2変速す
る車速が非キックダウン状態と比較して大幅に高くなる
。なお、油路4・18のキックダウン圧はスロットルモ
ジュレータバルブ10のボー)110bにも供給される
ため、スロットルモジュレータバルブ10は非調圧状態
となり、今までスロットルモジュレート圧が供給されて
いた油路4I24にライン圧を生じる。従って、2−3
シフトバルブ22のボー)122dにライン圧が供給さ
れ、またボー)122eにもライン圧が供給されている
(今まではスロットル圧であったがキックダウンによっ
てライン圧となっている)ので、スプール222のラン
ド222b及び222c間の面積差にはアップ位置にお
いてもダウン位置においても同じ油圧が作用し、アップ
側に移動する場合とダウン側に移動する場合とのガバナ
圧の差が小さくなる0すなわち、キックダウンにおいて
は2−8変速と8−2変速とのヒステリシスが小さくな
る。
1−2シフトバルブ2oのボー) 1.20 bに供給
されるキックダウン圧は、スプール220がダウン位置
ではランド220a及び220bの面積差に作用し、ま
たスプール220がアップ位置では5ント220 a及
び220b間の面積差及びランド220b及び2200
間の面積差に作用し、スプール220を下向きに押す。
従って下向きの力を与えるガバナ圧がその分だけ高い圧
力にならないと1−2シフトバルブ20は切換わらない
。すなわち、キックダウン状態Gこおいては1−2変速
及び2−1変速する車速か非キックダウン状態と比較し
て大幅に高くなる。
次に、オーバドライブインヒビタソレノイド42の作用
について説明する。前述のように、ソレノイド42をオ
ンにすると油路409にライン圧を生ずる。油路409
の油圧は、シャトルバルブ504、シャトルバルブ50
8及び油路440を通って8−4シフトバルブ24のボ
ー)124bに達し、プラグ225を図中上方に押し上
げると共にスプール224を下方に押し下げる。このた
めガバナ圧の大きさにかかわらず8−4シフトバルブ2
4はダウン位置に保持され、第4速状態になることはな
い。従って、走行条件等に応じて第4速(オーバドライ
ブ)での走行を望まない場合には、運転者はスイッチS
Wを操作することにより、第4・速にならないようにす
ることができる。
次に、マニュアルバルブ4をD位置にして第3速又は第
4速で走行中に、マニュアルバルブ4を■位置にした場
合の作用について説明する。
マニュアルバルブ4を■位置すると、ボート104dに
加えてボー)104eにもライン圧が発生するため、油
路4・14にライン圧が供給される。油路414のライ
ン圧は、シャトルバルブ504、シャトルバルブ508
及び油路440を介して3−4シフトバルブ24のボー
)124bに達する。ボー)124bにライン圧が作用
すると、前述のキックダウンの場合及びオーバドライブ
インヒビタソレノイド42を作動させた場合と同様に、
スプール224はダウン位置となる。また、m路414
のライン圧は、2−3シフトパルプ22のボー)122
aにも導かれているため、プラグ228の上端に作用し
てプラグ223及びスプール222を図中右半部のダウ
ン位置に押し下げる。従って、自動変速機は第2速の状
態となり、車速にかかわらず第8又は4速に変速される
ことはなくなる。
なお、油路414のライン圧はライン圧ブースタパルプ
16のボー)116eにも導かれているがライン圧ブー
スタバルブ16はボー)116bに作用する油圧(油路
482の油圧)によって図中下半部の状態となっている
ため、ボー)116eの油圧はボー)116d&こ導か
れ、油路428にライン圧を生じる。これによって前述
のようにライン圧はスロットル開度にかかわらず最も高
い状態となるため、スロットル開度が小さい場合にもバ
ンドブレーキであるブレーキB2を強力に作動させるこ
とができ、第2速への変速が迅速に行なわれ、エンジン
ブレーキを直ちに効かせることができる。
マニュアルバルブ4Iを上記のように■位置にした場合
においても、1−2シフトバルブ20に作用する油圧の
関係はマニュアルバルブ4.がD位置のS合と全く同様
であるので、■−2シフトバルブ20はガバナ圧及びス
ロットル圧の大小に応じて切換わる0従って、マニュア
ルバルブ4が■位置にある場合も、第1速と第2速との
間の自動変速は行なわれる0 なお、上述のように第4又は8速からマニュアルバルブ
4を■位置とすることOこより第2速とした場合にはラ
イン圧がスロットル開度にかかわらず高くなるが、一度
第1速になった後第2速に変速した場合には次のように
してライン圧はD位置の場合と同様の圧力となる。第2
速から第1連に変速すると(すなわち、l−2シフトバ
ルブ20がダウン位置となると)、油路432の71f
+圧はボー)1201に排出されてしまう。このためラ
イン圧ブースタバルブ16のボー)116b及びスプー
ル216の穴216dを通じてスプール216の図中左
端に作用していた油圧がなくなり、スプール216はス
プリング816によって左に押され図中上半部位置とな
る0従って、油路414と油路428との連結はしゃ断
され、油路428の油圧はボー)116cに排出される
0このため、プレッシャモディファイアバルブ12及び
カットバックバルブ14は、前述のマニュアルバルブ4
がD位置にある場合と同様に作用するOこの状態におい
て、1−2シフトバルブ20が再びアップ位置になって
油路432に油圧が発生しても、ライン圧ブースタバル
ブ16のボー)116bはスプール216のランド21
6bによってしゃ断されるため、ライン圧ブースタバル
ブ16は図中上半部位置のままに維持される0従って、
この場合は第2速になってもライン圧が最高値まで上が
るということはない0こうすることによって、マニュア
ルバルブ4の■位置における第1及び2速間の変速ショ
ックはD位置における変速ショックと同等にしである0 次いで、マニュアルバルブ4を1位置にする・と、ボー
ト104d及び104eに加えて、ボー)104fにも
ライン圧が発生するため、油路416にライン圧が供給
される。油路416のライン圧はl速固定レンジ減圧パ
ルプ34・のボート184dに導かれる。このライン圧
は、ボート134C及び油路448を通ってボート18
4嘩eに達し、スプール284を図中上方に押し上げ、
ドレンポー)134bがわずかに開かれた状態でスプー
ル284を釣合わせる。従って、ボート134eの油圧
(すなわち、油路44I8の油圧)は、スプリング83
4・の力に対応する一定値の圧力(ライン圧より低い圧
力)となる。この油路448の一定圧力は、シャトルバ
ルブ502及び油路486を介して]−2シフトバルブ
20のボー)120dに導かれ、スプール221のラン
ド221aの上側に作用し、スプール221を下側に押
す。このため、スプール221を上側に押すガバナ圧が
一定値以下の場合には、スプール221はダウン位t+
tGこ押し下げられる(スプール220はアップ位置の
ままである)0これによって、油路432のライン圧が
ドレーンポート12o1に排出され、ブレーキB2が解
放される。これと同時に、1−2シフトバルブ2oのボ
ー)120dと120eとが連通し、油路486の前記
一定圧力が油路438を介してブレーキB1に供給され
る。従って、自動変速機はクラッチc8とブレーキB1
とが作動した第1速(エンジンブレーキを効かせること
ができる第1速)となる。なお、ガバナ圧が前記一定値
以上の場合には、ポート120dに一速固定レンジ減圧
バルブ34からの一定圧が作用してもスプール221は
切換わらないので、一定車速以上で走行中にはマニュア
ルバルブ4を1位置としても第1速になることはなく、
エンジンのオーバーランを防止することができる。
次に、マニュアルバルブ4をN位置からN位置1に移動
した場合の作用について説明する。マニュアルバルブ4
をN位置とすると、ボー)104bにのみライン圧を生
じ、このライン圧は、油路408を介してクラッチ01
へ、及び油路408、シャトルバルブ502及び油路4
86を介して1゛−2シフトバルブ20のボー)120
dへ導かれている0ボー)120dに作用するこの油圧
によって1−2シフトバルブ20のスプール221は必
ずダウン位置に移動する(ガバナ圧は、油路412のラ
イン圧が存在しないため、発生していない)ため、油路
436と油路438とが連通し、ブレーキB1にライン
圧が供給される。従って、クラッチCIとブレーキB1
とが作動し、前記第1表の如く自動変速機は後退状態と
なる。
(6)発明の効果 かくして本発明装置は上述の如く、第1速、第2速、第
8速選択時油圧作動されるも、第3速選択状態では第1
速、第2速選択状態より入力トルク比が小さくなるロー
クラッチC8と、第8速、第4速選択時作動されるハイ
クラッチC2とを具える自動変速機において、第3速選
択時ロークラッチC8に向う油圧を減圧するロークラッ
チ減圧弁801を設けてなる構成にしたから、第3速選
択状態でロークラッチC3の入力トルク比が小さくなる
と靴も、そのクラッチ容量を当該変速段で入力トルク比
に見合った要求クラッチ容量にすることができ、従って
ロークラッチC8が非作動状態から作動状態に切換わる
第4速→第3速変速時の変速ショックを確実に軽減する
ことができる。
なお、図示例の如く本発明装置をアキュムレータ40と
共に用いる場合、当該変速ショックの軽減効果が尚一層
助長され、変速ショックをほぼ完壁になくせる。この場
合アキュムレータ40は、ロークラッチC8のクラッチ
容量が要求値にマツチしたものであることから、極く小
型のものでよく、単独で用いる場合のように大型にする
必要がないため、アキュムレータを用いると言ってもこ
れが自動変速機の使命であるコンパクト化を阻害するこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置により変速ショックを軽減すべき自
動変速機の動力伝達機構を例示する路線図、 第2図は同機構の変速制御を行なう油圧回路に本発明装
置を組込んで示す変速制御油圧回路図1、 84 。 第3図は本発明装置により減圧したロークラッチ圧を自
動変速機のライン圧と共に示す比較線図である。 T/C・・トルクコンバータ、E・・エンジン出力軸、
工・・・入力軸、0・・・出力軸、G1 、G2・・遊
星歯車組、Sl、82・・サンギア、R1、R2・イン
ターナルギア、PCI、PO2キャリア、PI 、P2
・ ピニオンギア、C1・・第1クラツチ、C2・・第
2クラツチ(ハイクラッチ)、03・・・第8クラツチ
(ロークラッチ)、Bl・第1ブレーキ、B2・・・第
2ブレーキ、OWc・・・ワンウェイクラッチ、O/P
 ・オイルポンプ、sw ・オーバドライブインヒビタ
スイッチ、SlA ・サーボアプライ室、SlR・・・
サーボレリーズ室、2 ・レギュレータバルブ、4・・
・マニュアルバルブ、6・・・スロットルバルブ、8 
スロットルフェールセーフバルブ、14・・カットバッ
クバルブ、16・・・ライン圧ブースタバルブ、18・
・・ガバナバルブ、20・・・1−2シフトバルブ、2
2・・・2−3シフトバルブ、24・・・3−4シフト
バルブ、26・・・2−4タイミングバルブ、28・・
・2−3タイミングバルブ、80・・・8−4タイミン
グバルブ、82−8−2タイミングバルブ、34・l速
固定レンジ減圧バルブ、86・・トルクコンバータ減圧
バルブ、88・・1−2アキユムレータ、40−4−8
アキユムレータ、42・・・オーバドライブインヒビタ
ソレノイド、402 ・ライン圧油路、420・・・ス
ロットル圧油路、434・・ハイクラッチ作動圧油路、
442・・・ロークラッチ作動圧油路、801・・ロー
クラッチ減圧弁、801a、801b・・・接続ポート
、801cm  ドレンポート、801d スプール、
801h 、801j 、801k・・・室、8011
・・・ばね、802・・・第3速識別弁、802a、8
02c・・・接続ポート、802b・・・ドレンポート
、802d・・・スプール、802e・・・ばね、80
2f・・・室、808〜807・・油路。 291− スロット/L開度 −293−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1速、第2速、第8速選択状態で油圧作動され、
    第8速選択状態では第1速、第2速選択状態より入力ト
    ルク比が小さくなるロークラッチと、第8速、第4速選
    択状態で作動されるハイクラッチとを具える自動変速機
    において、第8速選択状態で前記ロークラッチに向う油
    圧を減圧するロークラッチ減圧弁を設けてなることを特
    徴とする自動変速機の変速ショック軽減装置。 λ 前記ロークラッチ減圧弁は、前記ハイクラッチの作
    動を識別する第8速識別弁によって減圧作用を行なうも
    のである特許請求の範囲第1項記載の自動変速機の変速
    ショック軽減装置。
JP9809383A 1983-06-03 1983-06-03 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 Granted JPS59226744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9809383A JPS59226744A (ja) 1983-06-03 1983-06-03 自動変速機の変速シヨツク軽減装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9809383A JPS59226744A (ja) 1983-06-03 1983-06-03 自動変速機の変速シヨツク軽減装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59226744A true JPS59226744A (ja) 1984-12-19
JPH0474577B2 JPH0474577B2 (ja) 1992-11-26

Family

ID=14210723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9809383A Granted JPS59226744A (ja) 1983-06-03 1983-06-03 自動変速機の変速シヨツク軽減装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59226744A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725552A (en) * 1980-07-23 1982-02-10 Mitsubishi Motors Corp Oil pressure control device of automatic speed changer for automobile

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725552A (en) * 1980-07-23 1982-02-10 Mitsubishi Motors Corp Oil pressure control device of automatic speed changer for automobile

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0474577B2 (ja) 1992-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4563918A (en) Line pressure control of hydraulic control system for automatic transmission
US4665776A (en) Hydraulic control system with 4-2 timing arrangement for automatic transmission
US4532829A (en) Hydraulic control system for automatic transmission
JPH06346965A (ja) トランスミッション制御装置
JPH0474575B2 (ja)
US4598612A (en) Pump control arrangement for automatic automotive transmission or the like
US4566355A (en) Shift valve for automatic transmission
US4539870A (en) Hydraulic control system for automatic transmission
US4579020A (en) Hydraulic control system for automatic transmission
JPS58156755A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JPS59226744A (ja) 自動変速機の変速シヨツク軽減装置
JPS58156757A (ja) 自動変速機のライン圧制御装置
JPS6333581B2 (ja)
US5667453A (en) Hydraulic control system of an automatic transmission used in a vehicle
KR100288208B1 (ko) 차량용 자동 변속기의 유압 제어 시스템
JPS58156756A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JPS645179B2 (ja)
EP0133620B1 (en) Hydraulic control system for automatic transmission
JPH026945B2 (ja)
EP0133619B1 (en) Line pressure control of hydraulic control system for automatic transmission
JPH0470507B2 (ja)
KR100249895B1 (ko) 차량용 자동 변속기의 유압 제어 시스템
EP0133184A1 (en) Hydraulic control system for automatic transmission
JPH0327788B2 (ja)
KR19980016975A (ko) 차량용 자동 변속 제어 시스템의 크립(creep) 제어장치