JPS5922624B2 - 鋳片溶断スラグ削除装置 - Google Patents
鋳片溶断スラグ削除装置Info
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- JPS5922624B2 JPS5922624B2 JP54163199A JP16319979A JPS5922624B2 JP S5922624 B2 JPS5922624 B2 JP S5922624B2 JP 54163199 A JP54163199 A JP 54163199A JP 16319979 A JP16319979 A JP 16319979A JP S5922624 B2 JPS5922624 B2 JP S5922624B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋳片溶断スラグ削除装置に係り、特に連続鋳造
機で生産される連続鋳片の溶断時に発生するスラグを溶
剤除去する鋳片溶断スラグ削除装置に関する。
機で生産される連続鋳片の溶断時に発生するスラグを溶
剤除去する鋳片溶断スラグ削除装置に関する。
一般に連続鋳造機から抽出された連続した鋳片は、ガス
溶断機で切断されたのち、冷却されて表面手入れ等の工
程を経て圧延機用加熱炉に挿入されている。
溶断機で切断されたのち、冷却されて表面手入れ等の工
程を経て圧延機用加熱炉に挿入されている。
ところが最近の連鋳技術においては、表面手入れを全く
必要としない良品質の鋳片を生産する事が可能となり、
したがつて鋳片の溶断後において赤熱状態のまま圧延機
に搬送するいわゆる直送圧延力不可能となつている。し
かしながら溶断機によつて切断された鋳片は、その切断
部下面に溶融金属バリ等を含むスラグが付着されてぃる
。
必要としない良品質の鋳片を生産する事が可能となり、
したがつて鋳片の溶断後において赤熱状態のまま圧延機
に搬送するいわゆる直送圧延力不可能となつている。し
かしながら溶断機によつて切断された鋳片は、その切断
部下面に溶融金属バリ等を含むスラグが付着されてぃる
。
このようなスラグが付着されている鋳片は、圧延時に噛
込疵、圧延歩留りの低下等の悪影響を及ぼす。そこで、
本件出願の発明者等は、鋳片の直送圧延を円滑に実施す
べく、実願昭52−82863号(実開昭54−109
27号)に係る鋳片溶断スラグ削除装置において、鋳片
搬送方向に往復動可能な走行フレームと、該走行フレー
ムに架設され鋳片搬送直角方向に往復動可能な横行フレ
ームと、を有し、該走行フレームには鋳片と走行フレー
ムとの移動速度を等しくするように鋳片を挾持するクラ
ンプ装置が設けられ、該横行フレームには鋳片の被溶剤
部に対向する溶剤火口が設けられて、鋳片と溶剤火口と
の鋳片搬送方向における相対速度差を零とする状態でス
ラグを溶剤除去することのできる装置を提案している。
込疵、圧延歩留りの低下等の悪影響を及ぼす。そこで、
本件出願の発明者等は、鋳片の直送圧延を円滑に実施す
べく、実願昭52−82863号(実開昭54−109
27号)に係る鋳片溶断スラグ削除装置において、鋳片
搬送方向に往復動可能な走行フレームと、該走行フレー
ムに架設され鋳片搬送直角方向に往復動可能な横行フレ
ームと、を有し、該走行フレームには鋳片と走行フレー
ムとの移動速度を等しくするように鋳片を挾持するクラ
ンプ装置が設けられ、該横行フレームには鋳片の被溶剤
部に対向する溶剤火口が設けられて、鋳片と溶剤火口と
の鋳片搬送方向における相対速度差を零とする状態でス
ラグを溶剤除去することのできる装置を提案している。
このような従来提案されている鋳片溶断スラグ削除装置
によれば、連鋳ライン内で鋳片の移動速度に同調して自
動的にスラグを削除することが可能となる。
によれば、連鋳ライン内で鋳片の移動速度に同調して自
動的にスラグを削除することが可能となる。
また、所定の鋳片長に切断した後の搬送テーブルで、鋳
片を停止させ、前述の鋳片移動速度との同調とは関係な
しに、停止した鋳片のスラグを除去する方式もある。
片を停止させ、前述の鋳片移動速度との同調とは関係な
しに、停止した鋳片のスラグを除去する方式もある。
即ち、鋳片搬送方向と直角方向に動く横行フレームを有
し、鋳片の停止精度のバラツキをおぎなう為に、火口を
鋳片搬送方向に移動し火口とスラグの芯合せをする方式
、あるいは、搬送テーブル側で芯合せする方式が存在す
る。しかしながら、このような鋳片溶断スラグ削除装置
においては、鋳片の被溶剤部に対する溶剤火口の取付位
置、溶剤速度、溶剤酸素圧等の選定が溶剤結果に影響を
及ぼし、それらの条件設定によつては被溶剤部に深ぼれ
、溶剤残り、鋳片端面への2次スケールの発生等の溶剤
不良状態を生ずるという問題点がある。本発明は上記従
来の問題点に鑑みなされたものであつて、連続ライン内
で自動的に、最適な溶剤条件下でスラグを削除する鋳片
溶断スラグ削除装置を提供することを目的とする。
し、鋳片の停止精度のバラツキをおぎなう為に、火口を
鋳片搬送方向に移動し火口とスラグの芯合せをする方式
、あるいは、搬送テーブル側で芯合せする方式が存在す
る。しかしながら、このような鋳片溶断スラグ削除装置
においては、鋳片の被溶剤部に対する溶剤火口の取付位
置、溶剤速度、溶剤酸素圧等の選定が溶剤結果に影響を
及ぼし、それらの条件設定によつては被溶剤部に深ぼれ
、溶剤残り、鋳片端面への2次スケールの発生等の溶剤
不良状態を生ずるという問題点がある。本発明は上記従
来の問題点に鑑みなされたものであつて、連続ライン内
で自動的に、最適な溶剤条件下でスラグを削除する鋳片
溶断スラグ削除装置を提供することを目的とする。
本発明は、所定長さに溶断されて搬送路上を移動してい
る鋳片から溶断時に生じたスラグを溶剤除去する鋳片溶
断スラグ削除装置であつて、鋳片搬送方向に往復動可能
な走行フレームと、該走行フレームに架設され鋳片搬送
直角方向に往復動可能な横行フレームと、該横行フレー
ムに取付けられた溶剤火口と、前記走行フレームに取付
けられ鋳片端部通過時点を検出する検出部と、前記走行
フレームに装着され前記鋳片端部通過時点の検出に基い
て鋳片を挟持することにより前記溶剤火口の鋳片端部に
対する搬送方向相対位置を所定のラツブ代の位置とする
クランプ装置とを備えた鋳片溶断スラグ削除装置におい
て、前記ラツプ代を10ないし30mとし、前記溶剤火
口の鋳片平面と平行な面内での被溶剤部に対する取付角
度を5度ないし30度とし、該溶剤火口の鋳片側面と平
行な面内での被溶剤部に対する取付角度を30度以ノ下
とし、該溶剤火口の鋳片端面と平行な面内での被溶剤部
に対する取付角度を20度ないし40度とし、該溶剤火
口の被溶剤部に対する垂直距離を20fmないし40m
とし、溶剤酸素圧を1.0Kf/iないし3.0!/d
とし、溶剤火口の溶剤速度を7m/?ないし20m/F
fmとするよう構成することによつて、上記目的を達成
するものである。
る鋳片から溶断時に生じたスラグを溶剤除去する鋳片溶
断スラグ削除装置であつて、鋳片搬送方向に往復動可能
な走行フレームと、該走行フレームに架設され鋳片搬送
直角方向に往復動可能な横行フレームと、該横行フレー
ムに取付けられた溶剤火口と、前記走行フレームに取付
けられ鋳片端部通過時点を検出する検出部と、前記走行
フレームに装着され前記鋳片端部通過時点の検出に基い
て鋳片を挟持することにより前記溶剤火口の鋳片端部に
対する搬送方向相対位置を所定のラツブ代の位置とする
クランプ装置とを備えた鋳片溶断スラグ削除装置におい
て、前記ラツプ代を10ないし30mとし、前記溶剤火
口の鋳片平面と平行な面内での被溶剤部に対する取付角
度を5度ないし30度とし、該溶剤火口の鋳片側面と平
行な面内での被溶剤部に対する取付角度を30度以ノ下
とし、該溶剤火口の鋳片端面と平行な面内での被溶剤部
に対する取付角度を20度ないし40度とし、該溶剤火
口の被溶剤部に対する垂直距離を20fmないし40m
とし、溶剤酸素圧を1.0Kf/iないし3.0!/d
とし、溶剤火口の溶剤速度を7m/?ないし20m/F
fmとするよう構成することによつて、上記目的を達成
するものである。
以下、本発明に係る装置の一例を図面を参照して具体的
に説明する。第1図は、本発明に係る鋳片溶断スラグ削
除装置が設けられてなる連続鋳造設備を示す説明図であ
る。
に説明する。第1図は、本発明に係る鋳片溶断スラグ削
除装置が設けられてなる連続鋳造設備を示す説明図であ
る。
すなわち、タンデツシユ1から抽出される鋳片2は、引
抜ロール3によつて引抜かれ、さらに搬送ロール4によ
つて誘導されている。この連続した鋳片2は、溶断機5
によつて適当な長さに切断されるようになつており、こ
の溶断機5の後工程にはスラグ削除装置10が設けられ
、このスラグ削除装置10は前工程の溶断時において鋳
片2の下面に発生しているスラグを溶剤除去するように
なつている。第2図ならびに第3図はこのスラグ削除装
置10の構造を示す説明図である。
抜ロール3によつて引抜かれ、さらに搬送ロール4によ
つて誘導されている。この連続した鋳片2は、溶断機5
によつて適当な長さに切断されるようになつており、こ
の溶断機5の後工程にはスラグ削除装置10が設けられ
、このスラグ削除装置10は前工程の溶断時において鋳
片2の下面に発生しているスラグを溶剤除去するように
なつている。第2図ならびに第3図はこのスラグ削除装
置10の構造を示す説明図である。
すなわちこのスラグ削除装置10は、鋳片2の搬送方向
に往復動される走行フレーム20と、この走行フレーム
20の上部に架設されて鋳片2の搬送直角方向に往復動
される横行フレーム40と、を有し、前記走行フレーム
20には鋳片と溶剤火口との鋳片搬送方向における相対
速度零の状態でスラグを溶剤除去すべく、鋳片2を挟持
するクランプ装置30が設けられ、前記横行フレーム4
0には鋳片2の被溶剤部に対向して溶剤火口50が設け
られている。この走行フレーム20には走行駆動部21
が設けられてぃる。この走行駆動部21は走行車輪22
を回転させるようになつており、この走行車輸22は走
行レール23に載せられ、この走行レール23は架台2
4の上部に設置されている。走行フレーム20の裏面で
、鋳片2の搬送部に臨む部分には、鋳片2の先端部の通
過時点を検出する検出部25が配設されている。また、
クランプ装置30は支承部31によつて走行フレーム2
0に回動可能に設けられ、鋳片2の搬送方向に垂直な面
内において拡縮揺動可能となつている。
に往復動される走行フレーム20と、この走行フレーム
20の上部に架設されて鋳片2の搬送直角方向に往復動
される横行フレーム40と、を有し、前記走行フレーム
20には鋳片と溶剤火口との鋳片搬送方向における相対
速度零の状態でスラグを溶剤除去すべく、鋳片2を挟持
するクランプ装置30が設けられ、前記横行フレーム4
0には鋳片2の被溶剤部に対向して溶剤火口50が設け
られている。この走行フレーム20には走行駆動部21
が設けられてぃる。この走行駆動部21は走行車輪22
を回転させるようになつており、この走行車輸22は走
行レール23に載せられ、この走行レール23は架台2
4の上部に設置されている。走行フレーム20の裏面で
、鋳片2の搬送部に臨む部分には、鋳片2の先端部の通
過時点を検出する検出部25が配設されている。また、
クランプ装置30は支承部31によつて走行フレーム2
0に回動可能に設けられ、鋳片2の搬送方向に垂直な面
内において拡縮揺動可能となつている。
このクランプ装置30の一端部には挟持部32が設けら
れている。また、クランプ装置30の他端にはシリンダ
33が回動可能にピン結合され、このシリンダ33はブ
ラケツト34にトラニオン支持されている。さらにこの
ブラケツト34は走行フレーム20の上面に固定されて
いる。すなわち、検出部25が鋳片2の先端部の通過時
点を検出した後、鋳片2の先端部と溶剤火口50とのラ
ツプ代Bが所定値に到る時点でシリンダ33は駆動され
、クランプ装置30の一対の挟持部32は収縮され、鋳
片2の両側端部が挟持されるようになつている。このよ
うに鋳片2がクランプ装置30によつて挟持される状態
においては走行フレーム20は鋳片2の移動速度と同一
の移動速度を与えられて鋳片2の搬送方向に移動し、し
たがつて、溶剤火口50は鋳片2の搬送方向に関して鋳
片2と一体的に連結されることとなる。なお、走行フレ
ーム20を原位置に復帰させる場合には、クランプ装置
30をアンクランプ状態として走行駆動部21を駆動さ
せるようにすればよ(ゝ0次に、横行フレーム40は、
横行駆動部41を設けられ、この横行駆動部41には前
記走行フレーム20の上面を転送される横行車輪42が
連結されている。
れている。また、クランプ装置30の他端にはシリンダ
33が回動可能にピン結合され、このシリンダ33はブ
ラケツト34にトラニオン支持されている。さらにこの
ブラケツト34は走行フレーム20の上面に固定されて
いる。すなわち、検出部25が鋳片2の先端部の通過時
点を検出した後、鋳片2の先端部と溶剤火口50とのラ
ツプ代Bが所定値に到る時点でシリンダ33は駆動され
、クランプ装置30の一対の挟持部32は収縮され、鋳
片2の両側端部が挟持されるようになつている。このよ
うに鋳片2がクランプ装置30によつて挟持される状態
においては走行フレーム20は鋳片2の移動速度と同一
の移動速度を与えられて鋳片2の搬送方向に移動し、し
たがつて、溶剤火口50は鋳片2の搬送方向に関して鋳
片2と一体的に連結されることとなる。なお、走行フレ
ーム20を原位置に復帰させる場合には、クランプ装置
30をアンクランプ状態として走行駆動部21を駆動さ
せるようにすればよ(ゝ0次に、横行フレーム40は、
横行駆動部41を設けられ、この横行駆動部41には前
記走行フレーム20の上面を転送される横行車輪42が
連結されている。
さらに、この横行フレーム40にはアーム43が取り付
けられ、このアーム43の先端部は鋳片2の下面より下
方レベルでかつ隣接する前後の搬送ロール4の中間部に
位置するように延設されており、この先端部には前述の
ように溶剤火口50が固定されてぃる。この溶剤火口5
0は、その開口部を第4図に示されるように幅広状とさ
れており、第5図Aに示されるように鋳片2の平面と平
行な面内での被溶剤部2Aに対する取り付け角度をα、
第5図Bに示されるように鋳片2の側面と平行な面内で
の被溶剤部2Aに対する取り付け角度をβ、第5図Cに
示されるように鋳片2の端面と平行な面内での被溶剤部
2Aに対する取り付け角度をγ、被溶剤部2Aに対する
垂直距離をHとする状態に配置されている。
けられ、このアーム43の先端部は鋳片2の下面より下
方レベルでかつ隣接する前後の搬送ロール4の中間部に
位置するように延設されており、この先端部には前述の
ように溶剤火口50が固定されてぃる。この溶剤火口5
0は、その開口部を第4図に示されるように幅広状とさ
れており、第5図Aに示されるように鋳片2の平面と平
行な面内での被溶剤部2Aに対する取り付け角度をα、
第5図Bに示されるように鋳片2の側面と平行な面内で
の被溶剤部2Aに対する取り付け角度をβ、第5図Cに
示されるように鋳片2の端面と平行な面内での被溶剤部
2Aに対する取り付け角度をγ、被溶剤部2Aに対する
垂直距離をHとする状態に配置されている。
また、この溶剤火口50にはケーブルベア52ならびに
アーム43の内部に設けられているパイプを介して溶剤
酸素圧Pなる酸素等の溶剤ガスが送られている。鋳片2
に付着されているスラグを被溶剤部2Aから削除する場
合には、鋳片2の被溶剤部2Aに対して上記のような相
対的配置状態に設定されている溶剤火口50は、その開
口部51から溶剤ガスを噴出させながら、前記横行駆動
部41の正転によつて鋳片2の被溶剤部に沿つて溶剤速
度Vで横行され、第2図に2点鎖線で示される位置まで
溶剤作動し、溶剤後においては前記横行駆動部41の逆
転により原位置に復帰されるようになつている。次に、
表1は前記溶剤火口50の取り付け角度α,β,γ、垂
直距離H、溶剤酸素圧P、溶剤速度V、ラツプ代Bそれ
ぞれの、良好な溶剤状態を得るに必要な最適値を設定す
るために、本出願の発明者によつて、これらの溶剤諸元
を種々変更してなされた実験結果を示すものである。
アーム43の内部に設けられているパイプを介して溶剤
酸素圧Pなる酸素等の溶剤ガスが送られている。鋳片2
に付着されているスラグを被溶剤部2Aから削除する場
合には、鋳片2の被溶剤部2Aに対して上記のような相
対的配置状態に設定されている溶剤火口50は、その開
口部51から溶剤ガスを噴出させながら、前記横行駆動
部41の正転によつて鋳片2の被溶剤部に沿つて溶剤速
度Vで横行され、第2図に2点鎖線で示される位置まで
溶剤作動し、溶剤後においては前記横行駆動部41の逆
転により原位置に復帰されるようになつている。次に、
表1は前記溶剤火口50の取り付け角度α,β,γ、垂
直距離H、溶剤酸素圧P、溶剤速度V、ラツプ代Bそれ
ぞれの、良好な溶剤状態を得るに必要な最適値を設定す
るために、本出願の発明者によつて、これらの溶剤諸元
を種々変更してなされた実験結果を示すものである。
この表1に示したような実験結果によれば、鋳片2の平
面と平行な面内での被溶剤部2Aに対する溶剤火口50
の取り付け角度αが30度を越える場合には、二次スケ
ール発生防止の効果はあるものの、溶剤熱の伝達が滑ら
かに行われず、削除成功率が悪く、また5度以上でなけ
れば二次スケール発生防止に効果はない。
面と平行な面内での被溶剤部2Aに対する溶剤火口50
の取り付け角度αが30度を越える場合には、二次スケ
ール発生防止の効果はあるものの、溶剤熱の伝達が滑ら
かに行われず、削除成功率が悪く、また5度以上でなけ
れば二次スケール発生防止に効果はない。
したがつて、この取り付け角度αは5度ないし30度が
最適である。また、鋳片側面と平行な面内での被溶剤部
に対して、溶剤火口の取付角度βを設けることで、端面
への二次スケールの付着はさらに防止できる。溶断時に
発生するスラグの生成は、第6図に示すように切断面表
層部下面に地金1〜2wt厚で溶着を生じ、他の部分は
単なる付着状態にあるもので、この溶着部分を除去すれ
ば、スラグ除去は可能であり、このために取付角度βが
設けられる。この取付角度βは30度が限界であり、3
0度を越えると溶剤熱の伝達が行なわれず、スラグ除去
が不可能となる。したがつて、取付角度βは30度以下
が最適である。鋳片2の端面と平行な面内での被溶剤部
2Aに対する取り付け角度γは、20度以下である場合
には溶剤酸素圧Pを高くする必要があり、40度以上と
する場合には溶剤熱の伝達が滑らかに行われず削除率が
低下することから、この取り付け角度rは20度ないし
40度が最適である。溶剤火口50の被溶剤部2Aとの
垂直距離Hは、20rmないし40Wr!1tとする場
合におぃて溶剤酸素流が安定化し、この範囲を外れる場
合には削除率が低下することが認められている。溶剤酸
素圧Pが3.0Kf/c1以上である場合には深堀れを
生ずると共に、溶剤熱の伝達が滑らかに行われず、1.
0Kf/Cr!i以下である場合にはスラグ削除が不可
能となり、したがつて、この溶剤酸素圧Pは1.0Kf
/Crliないし3.0K9/iが最適である。溶剤火
口50の鋳片2の先端部とのラツプ代Bは、10醜以下
とする場合にはだれて削除が不可能となり、30飄以下
とする場合には深堀れ範囲が大きくなつて歩留りが低下
することから、このラツプ代Bとしては10Fw!ない
し30rvnが最適である。また、鋳片2の側面と平行
な面内での被溶剤部2Aに対する取り付け角度βは30
度以下、溶剤火口50の溶剤速度Vは7m/Minない
し20m/Minに設定する場合が最適となることが認
められている。すなわち、溶剤火口50の取り付け角度
αがO度ないし30度、βが30度以下、rが20度な
いし40度、垂直距離Hが20mないし40」溶剤酸素
圧Pが1.0Kf/dないし3.0Kf/dにそれぞれ
設定されているスラグ削除装置10において、その検出
部25が鋳片2の先端部を検出した後、鋳片2の先端部
と溶剤火口50とのラツプ代Bが10#mないし30w
mに至ると同時に、クランプ装置30が作動されて鋳片
2の両側端部が挟示され、このスラグ削除装置10は鋳
片2と同一速度で鋳片2の搬送方向に走行される。また
、横行駆動部41の正転によつて、溶剤火口50は鋳片
2の被溶剤部に対する前述のような相対的配置状態で、
鋳片2に対して鋳片2の搬送方向における相対速度差零
の状態で、鋳片2の搬送直角方向に溶剤速度7m/Ml
inないし20m/Minで移動されながら第2図およ
び第3図に2点鎖線で示される位置まで溶剤作動してス
ラグを溶剤除去する。このように、溶剤火口50の鋳片
2に対する相対位置、溶剤速度、溶剤酸素圧等がそれぞ
れ最適状態に設定されているスラグ削除装置10によれ
ば、連鋳ライン内で鋳片2の移動速度に同調して自動的
にスラグを除去することがで・きると共に、その被溶剤
部の溶剤状況および削除率を良好とすることが可能とな
る。以上のように、本発明は、鋳片の溶断時に発生する
スラグを溶剤除去する鋳片溶断削除装置において、鋳片
搬送方向に往復動可能な走行フレームと、該走行フレー
ムに架設され鋳片搬送直角方向に往復動可能な横行フレ
ームと、を有し、該横行フレームには鋳片平面と平行な
面内での被溶剤部に対する取り付け角度を5度ないし3
0度、鋳片側面と平行な面内での被溶剤部に対する取り
付け角度を30度以下、鋳片端面と平行な面内での被溶
剤部に対する取り付け角度を20度ないし40度、被溶
剤部に対する垂直距離を20wmないし40朧、とされ
ている溶剤火口が設けられ、鋳片と溶剤火口との鋳片搬
送方向における相対速度差零の状態でスラグを溶剤除去
するようにしたので、連鋳ライン内で鋳片の移動速度に
同調して自動的に、最適な溶剤条件下でスラグを削除す
ることができるという効果を有する。
最適である。また、鋳片側面と平行な面内での被溶剤部
に対して、溶剤火口の取付角度βを設けることで、端面
への二次スケールの付着はさらに防止できる。溶断時に
発生するスラグの生成は、第6図に示すように切断面表
層部下面に地金1〜2wt厚で溶着を生じ、他の部分は
単なる付着状態にあるもので、この溶着部分を除去すれ
ば、スラグ除去は可能であり、このために取付角度βが
設けられる。この取付角度βは30度が限界であり、3
0度を越えると溶剤熱の伝達が行なわれず、スラグ除去
が不可能となる。したがつて、取付角度βは30度以下
が最適である。鋳片2の端面と平行な面内での被溶剤部
2Aに対する取り付け角度γは、20度以下である場合
には溶剤酸素圧Pを高くする必要があり、40度以上と
する場合には溶剤熱の伝達が滑らかに行われず削除率が
低下することから、この取り付け角度rは20度ないし
40度が最適である。溶剤火口50の被溶剤部2Aとの
垂直距離Hは、20rmないし40Wr!1tとする場
合におぃて溶剤酸素流が安定化し、この範囲を外れる場
合には削除率が低下することが認められている。溶剤酸
素圧Pが3.0Kf/c1以上である場合には深堀れを
生ずると共に、溶剤熱の伝達が滑らかに行われず、1.
0Kf/Cr!i以下である場合にはスラグ削除が不可
能となり、したがつて、この溶剤酸素圧Pは1.0Kf
/Crliないし3.0K9/iが最適である。溶剤火
口50の鋳片2の先端部とのラツプ代Bは、10醜以下
とする場合にはだれて削除が不可能となり、30飄以下
とする場合には深堀れ範囲が大きくなつて歩留りが低下
することから、このラツプ代Bとしては10Fw!ない
し30rvnが最適である。また、鋳片2の側面と平行
な面内での被溶剤部2Aに対する取り付け角度βは30
度以下、溶剤火口50の溶剤速度Vは7m/Minない
し20m/Minに設定する場合が最適となることが認
められている。すなわち、溶剤火口50の取り付け角度
αがO度ないし30度、βが30度以下、rが20度な
いし40度、垂直距離Hが20mないし40」溶剤酸素
圧Pが1.0Kf/dないし3.0Kf/dにそれぞれ
設定されているスラグ削除装置10において、その検出
部25が鋳片2の先端部を検出した後、鋳片2の先端部
と溶剤火口50とのラツプ代Bが10#mないし30w
mに至ると同時に、クランプ装置30が作動されて鋳片
2の両側端部が挟示され、このスラグ削除装置10は鋳
片2と同一速度で鋳片2の搬送方向に走行される。また
、横行駆動部41の正転によつて、溶剤火口50は鋳片
2の被溶剤部に対する前述のような相対的配置状態で、
鋳片2に対して鋳片2の搬送方向における相対速度差零
の状態で、鋳片2の搬送直角方向に溶剤速度7m/Ml
inないし20m/Minで移動されながら第2図およ
び第3図に2点鎖線で示される位置まで溶剤作動してス
ラグを溶剤除去する。このように、溶剤火口50の鋳片
2に対する相対位置、溶剤速度、溶剤酸素圧等がそれぞ
れ最適状態に設定されているスラグ削除装置10によれ
ば、連鋳ライン内で鋳片2の移動速度に同調して自動的
にスラグを除去することがで・きると共に、その被溶剤
部の溶剤状況および削除率を良好とすることが可能とな
る。以上のように、本発明は、鋳片の溶断時に発生する
スラグを溶剤除去する鋳片溶断削除装置において、鋳片
搬送方向に往復動可能な走行フレームと、該走行フレー
ムに架設され鋳片搬送直角方向に往復動可能な横行フレ
ームと、を有し、該横行フレームには鋳片平面と平行な
面内での被溶剤部に対する取り付け角度を5度ないし3
0度、鋳片側面と平行な面内での被溶剤部に対する取り
付け角度を30度以下、鋳片端面と平行な面内での被溶
剤部に対する取り付け角度を20度ないし40度、被溶
剤部に対する垂直距離を20wmないし40朧、とされ
ている溶剤火口が設けられ、鋳片と溶剤火口との鋳片搬
送方向における相対速度差零の状態でスラグを溶剤除去
するようにしたので、連鋳ライン内で鋳片の移動速度に
同調して自動的に、最適な溶剤条件下でスラグを削除す
ることができるという効果を有する。
第1図は本発明に係る鋳片溶断スラグ削除装置が備えら
れる連続鋳造設備を示す配置図、第2図は同鋳片溶断ス
ラグ削除装置の一実施例を示す正面図、第3図は第2図
の側面図、第4図は第2図の溶剤火口を拡大して示す斜
視図、第5図Aは鋳片平面と平行な面内での被溶剤部に
対する溶剤火口の取り付け状態を示す平面図、第5図B
は鋳片側面と平行な面内での被溶剤部に対する溶剤火口
の取り付け状態を示す側面図、第5図Cは鋳片端面と平
行な面内での被溶剤部に対する溶剤火口の取り付け状態
を示す正面図、第6図はスラグ発生状況を示す側面図で
ある。 10・・・・・・スラグ削除装置、20・・・・・・走
行フレーム、30・・・・・・クランプ装置、40・・
・・・・横行フレーム、50・・・:・・溶剤火口。
れる連続鋳造設備を示す配置図、第2図は同鋳片溶断ス
ラグ削除装置の一実施例を示す正面図、第3図は第2図
の側面図、第4図は第2図の溶剤火口を拡大して示す斜
視図、第5図Aは鋳片平面と平行な面内での被溶剤部に
対する溶剤火口の取り付け状態を示す平面図、第5図B
は鋳片側面と平行な面内での被溶剤部に対する溶剤火口
の取り付け状態を示す側面図、第5図Cは鋳片端面と平
行な面内での被溶剤部に対する溶剤火口の取り付け状態
を示す正面図、第6図はスラグ発生状況を示す側面図で
ある。 10・・・・・・スラグ削除装置、20・・・・・・走
行フレーム、30・・・・・・クランプ装置、40・・
・・・・横行フレーム、50・・・:・・溶剤火口。
Claims (1)
- 1 所定長さに溶断されて搬送路上を移動している鋳片
から溶断時に生じたスラグを溶剤除去する鋳片溶断スラ
グ削除装置であつて、鋳片搬送方向に往復動可能な走行
フレームと、該走行フレームに架設され鋳片搬送直角方
向に往復動可能な横行フレームと、該横行フレームに取
付けられた溶剤火口と、前記走行フレームに取付けられ
鋳片端部通過時点を検出する検出部と、前記走行フレー
ムに装着され前記鋳片端部通過時点の検出に基いて鋳片
を挾持することにより前記溶剤火口の鋳片端部に対する
搬送方向相対位置を所定のラップ代を有する位置とする
クランプ装置とを備えた鋳片溶断スラグ削除装置におい
て、前記ラップ代を10mmないし30mmとし、前記
溶剤火口の鋳片平面と平行な面内での被溶剤部に対する
取付角度を5度ないし30度とし、該溶剤火口の鋳片側
面と平行な面内での被溶剤部に対する取付角度を30度
以下とし、該溶剤火口の鋳片端面と平行な面内での被溶
剤部に対する取付角度を20度ないし40度とし、該溶
剤火口の被溶剤部に対する垂直距離を20mmないし4
0mmとし、溶剤酸素圧を1.0Kg/cm^2ないし
3.0Kg/cm^2とし、溶剤火口の溶剤速度を7m
/mmないし20m/mmとすることを特徴とする鋳片
溶断スラグ削除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54163199A JPS5922624B2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 鋳片溶断スラグ削除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54163199A JPS5922624B2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 鋳片溶断スラグ削除装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5686677A JPS5686677A (en) | 1981-07-14 |
| JPS5922624B2 true JPS5922624B2 (ja) | 1984-05-28 |
Family
ID=15769153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54163199A Expired JPS5922624B2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 鋳片溶断スラグ削除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922624B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5265745A (en) * | 1975-11-28 | 1977-05-31 | Kobe Steel Ltd | Method of treating cutting slag of steel piece gas cutter |
| JPS5620145Y2 (ja) * | 1977-06-22 | 1981-05-13 |
-
1979
- 1979-12-14 JP JP54163199A patent/JPS5922624B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5686677A (en) | 1981-07-14 |
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