JPS59225805A - 継目無鋼管の造管加工用工具 - Google Patents
継目無鋼管の造管加工用工具Info
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- JPS59225805A JPS59225805A JP9952783A JP9952783A JPS59225805A JP S59225805 A JPS59225805 A JP S59225805A JP 9952783 A JP9952783 A JP 9952783A JP 9952783 A JP9952783 A JP 9952783A JP S59225805 A JPS59225805 A JP S59225805A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B25/00—Mandrels for metal tube rolling mills, e.g. mandrels of the types used in the methods covered by group B21B17/00; Accessories or auxiliary means therefor ; Construction of, or alloys for, mandrels or plugs
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- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（技術分野）
継目無鋼管は、無垢の丸鋼片又は角Ｓ片をマンネスマン
方式或はプレス方式により穿孔して中空素材とし、つい
でこの中空素材をエロンゲータ。
方式或はプレス方式により穿孔して中空素材とし、つい
でこの中空素材をエロンゲータ。
プラグミル又はマンドレルなどのＴ延機により伸延加工
することによって得るのが一般的である。
することによって得るのが一般的である。
この継目無ｔｌｆｆｌ管の上記造管各工程において成形
１旧プラグもそうであるがとりオつけ、穿孔又は延伸加
工中に素材の外周支持を司るガイドシューの如き造管加
工用工具は、高温下に甚しくか酷な摩耗状態にざらされ
る。
１旧プラグもそうであるがとりオつけ、穿孔又は延伸加
工中に素材の外周支持を司るガイドシューの如き造管加
工用工具は、高温下に甚しくか酷な摩耗状態にざらされ
る。
したがってこの造管加工用工具の高温における耐麻耗性
を改善してその工具寿命を延長させる口とは継目無鋼管
製造上の重要問題であり、とくに最近のように油井用継
目無鋼管の品質向」二を目指した高合金化の要望に鑑み
ると、工具使用条件はさらにか烈となるので上記工具寿
命延長の重要性は更に大きい。
を改善してその工具寿命を延長させる口とは継目無鋼管
製造上の重要問題であり、とくに最近のように油井用継
目無鋼管の品質向」二を目指した高合金化の要望に鑑み
ると、工具使用条件はさらにか烈となるので上記工具寿
命延長の重要性は更に大きい。
かような夢精を有利に満足すべき開発成果に関連して以
下にのべるところは、すでに明らかなように継目無１ｉ
ｌｌｌｌ管の製造に関する技術の分野に位置している。
下にのべるところは、すでに明らかなように継目無１ｉ
ｌｌｌｌ管の製造に関する技術の分野に位置している。
ｃ問題点）
穿孔又は延伸加工、こねらを一括して造管加工用のガイ
ドシューは、該加エエ稈において傾斜ロールにより回転
させられる］２００〜１０５０℃の高温素材を外側から
抑えつけるように用いらねるので、その摺動表面つまり
案内面は著しく太さい摩擦を熱衝撃にあわせ受ける。
ドシューは、該加エエ稈において傾斜ロールにより回転
させられる］２００〜１０５０℃の高温素材を外側から
抑えつけるように用いらねるので、その摺動表面つまり
案内面は著しく太さい摩擦を熱衝撃にあわせ受ける。
したがってかかるガイドシューの材料には、高い高温強
度を有すること、素材が焼化かないこと、および耐熱衝
撃性にすぐねでいることが要求される。
度を有すること、素材が焼化かないこと、および耐熱衝
撃性にすぐねでいることが要求される。
従来このガイドシューの粗れとしては、とくに高い高温
強度が要求されることから高炭素、高ＯｒのＮｉ基合金
や約３０％のＮｉを含有する高炭素高Ｑｒ合金鋼などが
専ら使用さねてきた。
強度が要求されることから高炭素、高ＯｒのＮｉ基合金
や約３０％のＮｉを含有する高炭素高Ｑｒ合金鋼などが
専ら使用さねてきた。
しかしこれらの材料Ｃ」、高温強度が高い反面、熱伝導
性が悪いので、表面温度が十昇し易く、また熱衝撃割れ
が生じ易いなどの欠点があり、最近の継目無−管製造工
程における汗如条件のか酷什、さらには上に触れた素材
の高合金化にはもはや耐え得なくなった。
性が悪いので、表面温度が十昇し易く、また熱衝撃割れ
が生じ易いなどの欠点があり、最近の継目無−管製造工
程における汗如条件のか酷什、さらには上に触れた素材
の高合金化にはもはや耐え得なくなった。
（発明の目的）
かような現状において高温耐摩絆性の抜本的改善を図っ
た継目無Ｗ（管の造管加工用工具を新たに提供すること
がこの発明の目的である。
た継目無Ｗ（管の造管加工用工具を新たに提供すること
がこの発明の目的である。
（発想の基礎）
発明者らは、上記ガイドシューを代表例とする造管加工
用工具の寿命を延長させる方途につき実験、検討を重ね
た結果、熱伝導性の改善による表面湿度士昇の低８１ｋ
を図って高温耐摩耗性と、熱衝粗割ね抵抗性を高めるこ
と、および表面に酸化スケールを付着させて頬、付き防
止効果を、断熱効果にあわせ持たせ、またはぎらにＢ添
加の下に窒化処理によるＢＮ成形でもってする表面潤滑
機能をも、具備させることが有用であり、そこに従来材
よりも高温ｇ１度が若干低くなったとしてもその寿命は
大幅に伸びることを見出した。
用工具の寿命を延長させる方途につき実験、検討を重ね
た結果、熱伝導性の改善による表面湿度士昇の低８１ｋ
を図って高温耐摩耗性と、熱衝粗割ね抵抗性を高めるこ
と、および表面に酸化スケールを付着させて頬、付き防
止効果を、断熱効果にあわせ持たせ、またはぎらにＢ添
加の下に窒化処理によるＢＮ成形でもってする表面潤滑
機能をも、具備させることが有用であり、そこに従来材
よりも高温ｇ１度が若干低くなったとしてもその寿命は
大幅に伸びることを見出した。
このうち熱伝導性の改善に関しては低合金鋼を工具基材
の母相として用いて、造管素材と接触する造管加工用工
具の摩擦表面に、上記の性能をもつ高合金鋼を必要な厚
さにて肉感・すし、その後酸化スケール付着処ゼ１１、
またはそねに先立つ窒化処理、引紗いての（ｉＪｉ化処
卵処理すことによって上耐１の目的が有利に充足される
ことを県出した。
の母相として用いて、造管素材と接触する造管加工用工
具の摩擦表面に、上記の性能をもつ高合金鋼を必要な厚
さにて肉感・すし、その後酸化スケール付着処ゼ１１、
またはそねに先立つ窒化処理、引紗いての（ｉＪｉ化処
卵処理すことによって上耐１の目的が有利に充足される
ことを県出した。
〔発明の構成）
上記の目的は、次の事項が充足されねば有利に実現びね
る。
る。
高温強度及び高温耐摩耗性にすぐれかつ靭性に冨む肉盛
り層よりなり、造管用累月の熱間塑性加工温度下に該素
利と接する表面にて該素材に対する焼付ｖｉ止および断
熱に役立つ厚みの酸化スケールを被成、した、肉盛り代
２〜１５ｍ５の硬化処理を経た高ａｒ合金鋼組成の摩擦
稼動層を、熱伝導性の高い低合金鋳鋼組成になる工具基
体の外面に合体して成る継目無鋼管の造管加工用工具Ｃ
以下第１発明という）。
り層よりなり、造管用累月の熱間塑性加工温度下に該素
利と接する表面にて該素材に対する焼付ｖｉ止および断
熱に役立つ厚みの酸化スケールを被成、した、肉盛り代
２〜１５ｍ５の硬化処理を経た高ａｒ合金鋼組成の摩擦
稼動層を、熱伝導性の高い低合金鋳鋼組成になる工具基
体の外面に合体して成る継目無鋼管の造管加工用工具Ｃ
以下第１発明という）。
高温強度及び高温耐摩耗性にすぐわかつ靭性に富む肉盛
り層よりなり、造管用緊オオの熱間塑性加工温度下に該
素材と接する表面にて該素材との間の表面潤滑を司るＢ
Ｎ含有の窒化層と、該素材との焼付防止および断熱に役
立つルみの酸化スケールを被成した、肉盛り代２〜１５
ｍｍの硬化処理を経た高Ｏｒ合金鋤組成、の摩擦稼動層
を、熱伝導性の高い低合金鋳鋼組成になる１′、Ｊｌ、
基体の外面に合体して成る、継目無細管の造管加工用工
具Ｃ以下第２発明とい−５）。
り層よりなり、造管用緊オオの熱間塑性加工温度下に該
素材と接する表面にて該素材との間の表面潤滑を司るＢ
Ｎ含有の窒化層と、該素材との焼付防止および断熱に役
立つルみの酸化スケールを被成した、肉盛り代２〜１５
ｍｍの硬化処理を経た高Ｏｒ合金鋤組成、の摩擦稼動層
を、熱伝導性の高い低合金鋳鋼組成になる１′、Ｊｌ、
基体の外面に合体して成る、継目無細管の造管加工用工
具Ｃ以下第２発明とい−５）。
両発明とも肉盛り層がＯ： １．０〜２゜０重ｂ１％（
以下単に％で示す）、Ｓｉ ： ０．１〜２．０％、Ｉ
ｎ ？ ０．８−２．０％、Ｏｒ：］］−２２２２％１
：０６６〜８．０％ならびにＭＯ及び／又はＷ ： ０
．５〜５゜０呪とくに第２発明ではぎらにＢ：０．００
５０〜０．５０００％を含有する高Ｏｒ合金―組成であ
り、かつ工具基体がＣ：０．１０〜０．６０％、Ｉｎ：
０．３−２．０％及びＱｒ ｊ Ｏ，１−６，０％を
主要成分とする低合金組成であること、また第１発明で
も上記のＢを含有してもよいが、各発明において肉盛り
層が］、００％以下のＮｂおよびＶよりなる群のうち少
なくとも１種、５．０％以下のＣＯおよび３．０％以下
の０１１よりなる群のうち少なくとも１種を、さらに含
有することが、実施態様として特に好適である。
以下単に％で示す）、Ｓｉ ： ０．１〜２．０％、Ｉ
ｎ ？ ０．８−２．０％、Ｏｒ：］］−２２２２％１
：０６６〜８．０％ならびにＭＯ及び／又はＷ ： ０
．５〜５゜０呪とくに第２発明ではぎらにＢ：０．００
５０〜０．５０００％を含有する高Ｏｒ合金―組成であ
り、かつ工具基体がＣ：０．１０〜０．６０％、Ｉｎ：
０．３−２．０％及びＱｒ ｊ Ｏ，１−６，０％を
主要成分とする低合金組成であること、また第１発明で
も上記のＢを含有してもよいが、各発明において肉盛り
層が］、００％以下のＮｂおよびＶよりなる群のうち少
なくとも１種、５．０％以下のＣＯおよび３．０％以下
の０１１よりなる群のうち少なくとも１種を、さらに含
有することが、実施態様として特に好適である。
上記の肉盛り層は、一般的に溶接法によることが有利で
あｌるが、鋳包み法などの適用であってもよい。
あｌるが、鋳包み法などの適用であってもよい。
上記肉盛り層を被成合体すべき工具基体の母相化学成分
の好適組成１についてまず説明する。
の好適組成１についてまず説明する。
０ ： ０．１ ０ 〜０．６０ ％Ｃは、高温強
度を高めるために添加されるが、０．１０％未満ではそ
の効果がなく ０．６０％を越えると肉盛り時に割れが
生じ易くなるので０．１０〜０．６０％の範囲を必要と
する。
度を高めるために添加されるが、０．１０％未満ではそ
の効果がなく ０．６０％を越えると肉盛り時に割れが
生じ易くなるので０．１０〜０．６０％の範囲を必要と
する。
Ｍｎ ： ０．８〜２．０ ％
Ｈｎは、高温強度を高めるのに役立つが、０．３％未満
ではその実効に乏しく、２．０％を越えると肉盛り時に
割わが生じ易くなりまた熱伝導性も悪化するので０．３
〜２．０％の範囲を必要とする。
ではその実効に乏しく、２．０％を越えると肉盛り時に
割わが生じ易くなりまた熱伝導性も悪化するので０．３
〜２．０％の範囲を必要とする。
Ｑｒ ： ０．１ 〜６．０ ％
Ｑｒは高温強度の増強に有用であるが０．１％未満では
その実効を生ぜず、６．０％を越えると肉盛り時に割れ
が生じ易くなりまた熱伝導性も悪化するの７０．］〜６
．０％の翁１囲を必要とする。
その実効を生ぜず、６．０％を越えると肉盛り時に割れ
が生じ易くなりまた熱伝導性も悪化するの７０．］〜６
．０％の翁１囲を必要とする。
以上の幇本成分のけかＳｉ１．ｏ％以下、Ｎｉ ２．０
％以下を含有することができ、かような低合金鋳鋼組成
１において、肉盛り層から伝わる高熱を有利に放散する
のに必要な熱伝導性な具備することができる。
％以下を含有することができ、かような低合金鋳鋼組成
１において、肉盛り層から伝わる高熱を有利に放散する
のに必要な熱伝導性な具備することができる。
肉盛り層の化学成分の好適組成についてＧ」次のとおり
である。
である。
０ ： １．０〜２．０％
ＣはＱｒ ｌ ＭｏおよびＷなどの炭化物を形成して高
温耐摩耗性を向上させるのに寄与する。】。０％未満で
はその実効なく、また２、０％を越えると熱衝撃による
割れが生じ易くなるので１．０〜２゜０％の範囲を必要
とする。
温耐摩耗性を向上させるのに寄与する。】。０％未満で
はその実効なく、また２、０％を越えると熱衝撃による
割れが生じ易くなるので１．０〜２゜０％の範囲を必要
とする。
Ｓｉ ： ０．１〜２゜０％
Ｓｉは、酸化スケール付着処理によって、また造管加工
中にも基地合金との密着性のよいスケールを形成させる
のに役立つが、０．１％未満ではその実効を生ぜず、一
方２．０％を越えると高温強度の低下を来すので０．１
〜２．０％の範囲を必要とする。
中にも基地合金との密着性のよいスケールを形成させる
のに役立つが、０．１％未満ではその実効を生ぜず、一
方２．０％を越えると高温強度の低下を来すので０．１
〜２．０％の範囲を必要とする。
Ｍｎ ： ０．３〜２．１１ ％
Ｍｎは、高温強度を高めるのに役立つが０．３％未満で
はその実効をもたらさず、２．（１％を越λると熱伝導
性を悪化させて高温耐摩耗性を劣化ぎせるので（１，３
＝ ２．０％の範囲を必要とする。
はその実効をもたらさず、２．（１％を越λると熱伝導
性を悪化させて高温耐摩耗性を劣化ぎせるので（１，３
＝ ２．０％の範囲を必要とする。
Ｇｘ’ ： １１へ一２２％
Ｃｒは、肉盛り層表面にて、基地合金との密着性がよく
かつ断熱性のよいスケールの生成に役立つだけでなく、
またさきにも触れたａｒの炭化物の形成により高温強度
を高めるが、１１％未満ではその効果が不充分であり、
一方２２％を越えるとスケール生成量の減少のほか、高
温強度の低下も生じて高温耐摩耗性の劣化を来すので１
］〜２２％の範囲を必要とする。
かつ断熱性のよいスケールの生成に役立つだけでなく、
またさきにも触れたａｒの炭化物の形成により高温強度
を高めるが、１１％未満ではその効果が不充分であり、
一方２２％を越えるとスケール生成量の減少のほか、高
温強度の低下も生じて高温耐摩耗性の劣化を来すので１
］〜２２％の範囲を必要とする。
Ｎｉ： ０．６〜８．０％
Ｎ１は、高温強度を高めかつ靭性を改善するが、０．６
％未満ではその効果があられねず、８．０％を越えると
スケール生成、量の減少および熱伝導性の悪化によって
高温耐摩耗性が劣化するので０゜６〜８．０％の範囲を
必要とする。
％未満ではその効果があられねず、８．０％を越えると
スケール生成、量の減少および熱伝導性の悪化によって
高温耐摩耗性が劣化するので０゜６〜８．０％の範囲を
必要とする。
ＭＯ： ０．５〜５゜０％
ＭＯはＷとともに固溶硬化に加えずでに触ねた炭化物形
成１によっても高温強度を高めるのに有効であるが、０
．５％未満ではその効果をあられさす、５．０％を越え
るとスケール生成けを著しく減少ぎせて高温耐摩耗性を
却って劣化させる。０．５〜５．０％の範囲で下記Ｗと
同効である。
成１によっても高温強度を高めるのに有効であるが、０
．５％未満ではその効果をあられさす、５．０％を越え
るとスケール生成けを著しく減少ぎせて高温耐摩耗性を
却って劣化させる。０．５〜５．０％の範囲で下記Ｗと
同効である。
Ｗ ： ０．５〜５．０％
Ｗも上記ＭＯと同じく固溶硬化および炭化物形成により
高温強度を高めるのに有効であるが〔）。５％未満では
その効果は小さく、５．０％を越えると粗大な炭化物を
形成、して靭性を却って劣化させる。
高温強度を高めるのに有効であるが〔）。５％未満では
その効果は小さく、５．０％を越えると粗大な炭化物を
形成、して靭性を却って劣化させる。
０．５〜５．０％の範囲において上記ＭＯと同効である
。
。
以上は肉盛り層の基本成分であるが、ざらにＮｂ 、
ＶとＧＯ、ＱｕおよびＢを下記限定量内においてそれぞ
れ少なくとも一押を含有する肉盛材を用いて、この発明
の目的をより有効に達成することができる。とくにＢに
ついては第２発明において０．００５〜０．５００％が
基本成分の一つに加λらねる。
ＶとＧＯ、ＱｕおよびＢを下記限定量内においてそれぞ
れ少なくとも一押を含有する肉盛材を用いて、この発明
の目的をより有効に達成することができる。とくにＢに
ついては第２発明において０．００５〜０．５００％が
基本成分の一つに加λらねる。
Ｎｂ ： １．０ ％以下
Ｎｂ１ｌ ｏ、ｏ ２０％以上にて炭化物形成により高
温強度を高めるが、１．０％を越えるとその効果は飽和
し、かつ高価でもあるので、１．０％以下の範囲がよい
。
温強度を高めるが、１．０％を越えるとその効果は飽和
し、かつ高価でもあるので、１．０％以下の範囲がよい
。
Ｖ ： １．０％以下
■もＮｂと同じ＜ ０．０２０％以上にて炭化物形成に
より高温強度を高めるが、１．０％を越えるとその効果
は飽和し、かつ高価でもあるので１．０％以下の範囲が
よい。
より高温強度を高めるが、１．０％を越えるとその効果
は飽和し、かつ高価でもあるので１．０％以下の範囲が
よい。
００ ： ５．０％以下
ｃｏは０．５０％以上にて、固溶硬化により高温強度を
高めかつ地鉄との密着性のよいスケールの生成に役立つ
が、５．０％を越えるとスケール生成量を却って減少さ
せてむしろ高温耐摩耗性を劣化させる傾向にあり、かつ
高価でもあるので５．０％以下の範囲がよい。
高めかつ地鉄との密着性のよいスケールの生成に役立つ
が、５．０％を越えるとスケール生成量を却って減少さ
せてむしろ高温耐摩耗性を劣化させる傾向にあり、かつ
高価でもあるので５．０％以下の範囲がよい。
ｃｕ ： ８．０％以下
Ｃｕは、０．５０％以上にて固溶硬化と析出硬化により
ＣＯと同じく高温強度を高めるが、３．０％を越えると
表面に低融点合金層が生じて高温ｎ１１．ｌ ｌ’ｉ′
、耗性の劣化を来すので３．０％辺下の範囲が６Ｌい。
ＣＯと同じく高温強度を高めるが、３．０％を越えると
表面に低融点合金層が生じて高温ｎ１１．ｌ ｌ’ｉ′
、耗性の劣化を来すので３．０％辺下の範囲が６Ｌい。
Ｂ：（１，５０％以下
Ｂは、０．００５０％程度の少ｈ１で高温強度を高める
効果を有するほか、とくに第２発明において肉盛り後の
窒化処理にてＢＮを形成し表面潤滑性を高めるのに役立
つ。何れにしても０゜５０％を越えると却って熱衝撃割
れが生じ易くなるので０．５０％以下の範囲がよい。
効果を有するほか、とくに第２発明において肉盛り後の
窒化処理にてＢＮを形成し表面潤滑性を高めるのに役立
つ。何れにしても０゜５０％を越えると却って熱衝撃割
れが生じ易くなるので０．５０％以下の範囲がよい。
肉盛り層の厚ぎは２〜１５能を必要とし、そわというの
は、厚ざが２ ｔｎｍ未滴０ときには肉盛り材の特性が
十分に発揮さｉないので高温耐摩耗性が悪く、一方１５
ｍ５を越えるときには肉盛り層が厚過ぎて工具基相の高
熱伝導性を生かすことができず表面温度が上昇して高温
耐摩耗性が劣化するからである。
は、厚ざが２ ｔｎｍ未滴０ときには肉盛り材の特性が
十分に発揮さｉないので高温耐摩耗性が悪く、一方１５
ｍ５を越えるときには肉盛り層が厚過ぎて工具基相の高
熱伝導性を生かすことができず表面温度が上昇して高温
耐摩耗性が劣化するからである。
この肉盛り後に窒化処理を施して？ＵられるＢＮ含有の
窒化層をもつ第２発明にあっては、この窒化層の厚さは
２０ ｌｈｍ以上にすることかのぞましく、こねより薄
い窒化層では必要な高温時表面潤滑効果が期待ぎわ翰り
い。窒化処理は５００〜１］００°Ｃの温度にて、ガス
窒化、液体窒化、イオン窒化などの何れの処理法によっ
てもよい。
窒化層をもつ第２発明にあっては、この窒化層の厚さは
２０ ｌｈｍ以上にすることかのぞましく、こねより薄
い窒化層では必要な高温時表面潤滑効果が期待ぎわ翰り
い。窒化処理は５００〜１］００°Ｃの温度にて、ガス
窒化、液体窒化、イオン窒化などの何れの処理法によっ
てもよい。
酸化スケールの形成処理に際１−７では雰囲気１を酸化
性とし、処理温度を９０〔）〜１２５０℃とする。
性とし、処理温度を９０〔）〜１２５０℃とする。
なお９００°Ｃ宋満のときには酸化スケールの生成が十
分でなく、１２５０°Ｃを越えるときには、逆にスケー
ルが厚くなりすぎて地鉄との密着性が劣化する。
分でなく、１２５０°Ｃを越えるときには、逆にスケー
ルが厚くなりすぎて地鉄との密着性が劣化する。
硬化処理温度は８００〜］ （１０（１’Ｃの範囲がよ
く、８００℃未満および］０００°Ｃを越えるとき必要
とする高い高温強度が得られない。
く、８００℃未満および］０００°Ｃを越えるとき必要
とする高い高温強度が得られない。
実施例】
表１のＡ−４に工具基体と肉盛り層の好適組合わせにつ
き各化学組成を併示り、 Ｈにて従来のガイドシューの
成分組成を代表例で対比した。
き各化学組成を併示り、 Ｈにて従来のガイドシューの
成分組成を代表例で対比した。
表２に示す条件で酸化スケール付着処理および硬化処理
を施した各ガイドシュ４−を次の造管加工に使用し、そ
の使用対合を従来のカイトシューと対比した指数表示で
表２に示した。
を施した各ガイドシュ４−を次の造管加工に使用し、そ
の使用対合を従来のカイトシューと対比した指数表示で
表２に示した。
造管素材化学成分
Ｃ： ０．１９％、ｓｉ： ０．４．９％、Ｍｎ ：
０．５３％、Ｑｒ ： ］ ３．１０％、直径１８５ｍ
７１１．肉ｈ ２０ 、１ ｍｍ上記］ ８ Ｑｒステ
ンレス鋼索管をエロンゲータにて直径１９９ｍ１１１、
肉１！ｊ’−１０，ＯｖｌＩｔｎに連続して１１−延し
、これに用いたガイドシュー寿命を調査した。
０．５３％、Ｑｒ ： ］ ３．１０％、直径１８５ｍ
７１１．肉ｈ ２０ 、１ ｍｍ上記］ ８ Ｑｒステ
ンレス鋼索管をエロンゲータにて直径１９９ｍ１１１、
肉１！ｊ’−１０，ＯｖｌＩｔｎに連続して１１−延し
、これに用いたガイドシュー寿命を調査した。
第１発明による各ガイドシューは比較拐に比して著しく
すぐれた寿命を有していることがわかる。
すぐれた寿命を有していることがわかる。
実施例２
表３の工〜Ｎに工具基体と肉盛り層の好適組合わせにつ
き各化学組成を併示し、０にて従来のガイドシューの成
分組成を代表例で対比した。
き各化学組成を併示し、０にて従来のガイドシューの成
分組成を代表例で対比した。
表４に示すとおりの窒素の濃化層厚さとなる窒化処理、
酸化スケール付与処理および硬化処理をｆｆｆｉｉ シ
た各ガイドシューについて、前述の実施例１と同様な造
管素材および造管加工につき、これに用いたガイドシュ
ー寿命を調査した。
酸化スケール付与処理および硬化処理をｆｆｆｉｉ シ
た各ガイドシューについて、前述の実施例１と同様な造
管素材および造管加工につき、これに用いたガイドシュ
ー寿命を調査した。
第２発明による各ガイドシューも比較材に比して著しく
すぐれた寿命を有している。
すぐれた寿命を有している。
（発明の効果）
この発明によると熱伝導性にすぐれた低合金鋼の工具基
体の外面に、肉盛り層の形で熱間塑性加工温度下に造管
用素材と接する、高温強度および高温耐摩耗性にすぐれ
かつ靭性に冨む稼動層を合体し、この稼動層の表面には
該素材との焼付き防止および断熱に役立つ厚みスケール
を、またはこれとともに高温下表面潤滑に寄与するＢＮ
含有の窒化層とともにそなえるため、継目無鋼管の造管
加工用工具の著しい使用寿命の伸長が達成できる。
体の外面に、肉盛り層の形で熱間塑性加工温度下に造管
用素材と接する、高温強度および高温耐摩耗性にすぐれ
かつ靭性に冨む稼動層を合体し、この稼動層の表面には
該素材との焼付き防止および断熱に役立つ厚みスケール
を、またはこれとともに高温下表面潤滑に寄与するＢＮ
含有の窒化層とともにそなえるため、継目無鋼管の造管
加工用工具の著しい使用寿命の伸長が達成できる。
特許出願人 川崎製鉄株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 高温強度及び高温耐摩耗性にすぐれかつ靭性に富む
肉盛り層よりなり、造管用素材の熱間塑性加工温度下に
該素材と接する表面にて該素材に対する焼付防止および
断熱に役立つ厚みの酸化スケールを被成した肉盛り代２
〜１５ｍ５の、硬化処理を経た高Ｃｒ合金鋼組成の摩擦
稼動層を、熱伝導性の高い低合金鋳鋼組成になる工具基
体の外面に合体して成することを特徴とする、継目無Ｗ
（管の造管加工用工具。 ＆ 肉盛り層が、 ０ ： １．０〜２．０重用％ ｓｉ ： ｏ、１〜２．０重化％ Ｍｎ ： ０．８〜２．０重量％ Ｃｒ ： １１−２２重ｆｆｌ ％ Ｎｉ ： ０．６〜８．０重量％ ならびにＭＯ及び／又はＷ Ｏ１５〜５．０重用％を含
有する高Ｃｒ合金鋼組成１であり、かつ工具基体が ０ ： ０．１０〜０．６０重重上１ ％ｎ ： ０．８−２．０３ｆｆ量％ 及びｃｒ ： ０．１〜６．０ 東Ｊｊｔ％を主要成分
とする低合金組成である１記載の工具。 ８ 肉盛り層が、 １．００重量％以下のＮｂおよび■よりなる群のうち少
なくとも１利１． ５．０重量％以下のＣＯおよび３．０記載％以下のＱｕ
よりなる群のうち少なくとも１種、ならびに０゜５００
０重量％以下のＢ を、さらに含有する組成になる２記載、の工具。 表 高温強度及び高温耐摩耗性にすぐれかつ靭性に富む
肉盛り層よりなり、造管用素材の熱間塑性加工湿度下に
該素材と接する表面にて該素材に対する表面潤滑を司る
ＢＮ含有の窒化層と、該素材との焼付防止および断熱に
役立つ即みの酸什スケールをＶ成、した、肉盛り代２〜
１５＋ｎｍの硬化処理を経た高Ｇｒ合金鋼組成の摩擦稼
ｊｖ１層を、熱伝導性の高い低合金鋳鋼組成にｌｒる工
具基体の外面に合体して成ることを特徴とする、継目無
硅ｊ管の造管加工用工具。 氏 肉盛り層が、 ０ ： １．０〜２゜０記載％ ｓｉ ： ｏ、１〜２゜０重け％ Ｍｎ ： ０．８−２．０重紹％ Ｏｒ ７１１〜２２重指％ Ｎｉ： ０．６〜８．０重量％ ＭＯ及び／又はＷ ： ０．５〜５．０重用％ならびに
Ｂ ： （１，００５０〜０゜５０００重間％を含有す
る高Ｑｒ合金鋼組成、であり、かつ工具基体が ０ ； ０．１０〜０．６０重量％ Ｍｎ ： ０．３０〜２．０重量％ および（Ｅｒ ： ０．１〜６．０重ｉ１％を主要成分
とする低合金組成である４・記載の工具。 ６ 肉盛り層が、 １．００重量％以下のＮｂおよび■よりなる群のうち少
なくとも１ｆ！１１１ ５．０重量％以下のＣＯおよび８．０重用％以下のＱｕ
よりなる群のうち少なくとも］釉を、さらに含有する組
成１になる５記載の工具。 ７ 肉盛り層が、酸化スケールの被成に先立つ表面窒化
処理による２０μｍ以上の窒素濃化層をもつ４，５又は
６記饋の工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9952783A JPS59225805A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 継目無鋼管の造管加工用工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9952783A JPS59225805A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 継目無鋼管の造管加工用工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59225805A true JPS59225805A (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=14249697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9952783A Pending JPS59225805A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 継目無鋼管の造管加工用工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59225805A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1728566A1 (en) * | 2004-03-11 | 2006-12-06 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Seamless pipe pierce-rolling plug, seamless pipe producing device and seamless pipe producing method using them |
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-
1983
- 1983-06-06 JP JP9952783A patent/JPS59225805A/ja active Pending
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