JPS59225738A - 脱硫剤 - Google Patents

脱硫剤

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Publication number
JPS59225738A
JPS59225738A JP58098099A JP9809983A JPS59225738A JP S59225738 A JPS59225738 A JP S59225738A JP 58098099 A JP58098099 A JP 58098099A JP 9809983 A JP9809983 A JP 9809983A JP S59225738 A JPS59225738 A JP S59225738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfide
desulfurizing agent
iron oxide
regeneration
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58098099A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Yokoyama
横山 成男
Kikuji Tsuneyoshi
紀久士 常吉
Kazutaka Mori
一剛 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP58098099A priority Critical patent/JPS59225738A/ja
Publication of JPS59225738A publication Critical patent/JPS59225738A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、重質油あるいはその蒸留残査、石炭等をガス
化して得られるガスからいおう分を除去する脱硫剤に関
するものである。
原油価格の高騰や輸入原油の重質化が、我が国のエネル
ギーや化学原料の将来の見通しを暗くしている。
この対応として、原油から軽質分を蒸留した残査分いわ
ゆる蒸留残査あるいは石炭を原料としてガス化を行い、
それによって得られる一酸化炭素(CO)と水素(H2
)の利用が検討されている。
すなわち、このようにして得られたCo、H!を直接燃
料に利用する方法、このガスから液化燃料を合成する方
法、あるいは従来石油(ナフf)から得ていたエチレン
、プロピレン、酢酸等への転換を計る方法等の石油代替
エネルギー政策が打ち出されている。
重質油や石炭中のいおう化合物はガス化反応時に硫化物
、主としてH2S (10%程度はaos )に転化し
、COやHlの還元性ガス中に混入する。
そして燃料として使用する場合には、いおう酸化物とな
って大気汚染源となったり、合成原料の場合には触媒被
毒となるため、種々の精製法が提案され、そのうちのい
くつかについては稼動中である。   □ その1つとしては湿式法があり、それは硫化水素を化学
吸収させて除去するプロセスである。
この方法は、溶液に硫化水素を吸収させるため、ガスを
冷却する必要があシ、それに伴うエネルギー損失や、吸
収液の再生、排水処理などの問題がある。
他の方法としては、吸着剤(例えば酸化鉄。
酸化モリブデン等が知られている)に吸着させた後、酸
素によシいおう酸化物として脱着するとともに吸着剤を
再生して繰シ返し利用する、いわゆる乾式法も提案され
ている。
本発明はこの乾式法に適用するいおう化合物の吸着剤に
関する。
従来から酸化鉄は脱硫剤としてよく知られている。酸化
鉄としては鉄鉱石自身でも脱硫性能はあるが、吸着再生
により粉化するため、耐熱性担体、例えばシリカ、アル
ミナ、チタニア等に酸化鉄を担持して使用する方法も提
案されている。
本発明者等は酸化鉄を吸着剤とする脱硫剤について鋭意
研究を実施した結果、次の問題に直面した。
つまり、H,SやaOSの酸化鉄への吸着容量が少ない
ため、この方法による脱硫プロセスを組み立てる場合、
大量の脱硫剤を準備することが必要なのである。
従って、吸着容量を増大すると共に、再生処理時間短縮
をはかることがこの問題解決につながるものであり、か
かる観点から本発明は脱硫過程での硫化物の吸着容量を
飛躍的に増大し、且つ再生処理時間の短い脱硫剤を提供
するものである。
すなわち本発明は、酸化鉄により還元性ガス中に含まれ
る硫化物を硫化鉄として固定し、該還元性ガス中から硫
化物を除去する脱硫剤において、酸化鉄を担持する担体
の細孔径を130λ以上としたことを特徴とする脱硫剤
に関するものである。
以下本発明の吸着剤を実施例に従い説明する。
実施例1゜ 酸化チタン〔アナターゼ形T101球状(2m〕〕に対
してIF e203として50重量%となるように硝酸
第2鉄水溶液を含浸させ、風乾後、550℃において3
時間焼成し吸着剤とした。
石炭を部分燃焼して得られるガスとして第1表に示す組
成ガス中にHas 1000 p、p、mを添加して、
この吸着剤を作用させた。
次に、このようにして得られた吸着剤(硫化鉄)を第2
表に示す条件で再生した。
第1表 第2表 第1図は、上記吸着剤の細孔径分布を示す図表である。
第1図において横軸は細孔直径(λ)であり、縦軸は累
積細孔容積(cc/r)である。
また、図中■は市販のチタニア担体を使用した比較例で
あり、■は細孔径を大きくするように調製した本発明に
係る上記試作チタニア担体を使用した場合である。
HI31000 ppmを添加された上記ガスと接触後
の吸着剤中のいおう濃度は、市販担体を使用した場合に
は8.5%であるのに対し、試作担体を使用した場合に
は11.2%であった。
再生において硫化鉄は再生ガス中のO,と反応すること
により80鵞を放散し酸化鉄に復元する。
この試験における+1110.の放散の状況を第2図に
示す。
第2図において横軸は反応時間(分)であシ、縦軸はS
O,濃度(ppm )である。また■は市販のチタニア
担体を使用した場合の反応曲線であり、■は試作チタニ
ア担体を使用した場合である。
本試験に使用したSO□濃度計の最大濃度が5000 
p、p、m、のためそれ以上の濃度の状態は不明である
が、反応終了時間は市販担体を使用した比較例■は90
分、試作担体を使用した場合■は60分であることがわ
かる。
また、この時間を経て再生が終了したと考えられる吸着
剤中に残存するいおう濃度は、市販担体を使用した場合
には1.25%であシ、試作担体を使用した場合には[
1,45%であった。
以上の実験事実から、脱硫剤としての酸化鉄を担持する
担体としてチタニアを使用する場合、細孔径を大きくす
ることによシ、いおりの吸着量を多くすることが可能で
あるとともに脱着速度も大となり、更にいおうの残存量
も少なく々ることか明らかとなった。
実施例2゜ 実施例1と同様にしてアルミナ(γ−Az、o1球状(
w))に対しTP@@Os として、50重量%となる
ように1’ 6z 03を担持した。
本実施例において使用したアルミナ担体は3種類であり
、その細孔分布を第5図に示す。第6図において横軸は
細孔直径(λ)であり、縦軸は累積細孔容fJi(CC
/f)である。■は平均細孔直径80X、■は平均細孔
直径180^。
Oは平均細孔直径290Xでおり、累積細孔容積には大
きな差は無い。
次に、実施例1と同様にしてH,8を吸着させた後、再
生を行った。まず、吸着時の吸着剤中のいおう濃度は■
の場合8.0%、@の場合9.5%、Oの場合10.4
%であった。この時のSo。
の放散状況を第4図に示す。
第4図において横軸は反応時間(分)であり、従軸は日
ON 514度(ppm )である。■、■、Oはそれ
ぞれ第5図の■l Op Oに相当する吸着剤の反応曲
線である。
実施例1と同様本試験に使用したEIO,濃度計の最大
濃度が5000 p、p、m、であるため、それ以上の
濃度の状態は不明であるが、反応終了時間はそれぞれO
では55分、■では70分、■では85分であった。ま
た、この時間を経て再生が終了したと考えられる吸着剤
中に残存するいおう濃度は■の場合には1.15%、O
では080%、Oでは0.52%であシ、■及びOが良
好であった。
以上の実験事実から脱硫剤としての酸化鉄を担持する担
体としてアルミナを使用する場合、細孔径を大きくする
ことによシいおうの吸着容量を大きくすることが可能で
あると同時に、脱着速度も大となシ、更に吸着剤中のい
おりの残存量も少なくなることが判明した。
以上の結果から細孔の大きさが大きくなるほど吸着容量
及び脱着速度は大となることがわかり、本実施例の結果
から判断して160に以上で効果が大であることがわか
る。
以上の実施例は、担体上に酸化鉄を担持させる脱硫剤に
おいて、担体の細孔径の増大は、吸着剤の吸着容量を増
大させると共に、再生時においては再生速度をはやくし
、更に残留するいおう濃度を低減させることから、吸着
性能及び再生効率の良い脱硫剤であることを実証するも
(9)。
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は本発明脱硫剤の細孔径分布を示す図
である。 第2図及び第4図は本発明脱硫剤の性能試験結果を示す
図でちる。 復代理人  内 1)  明 復代理人  萩 原 亮 − α〔 第1図 細孔貞径濱) 細 孔 し イ杢 (入) 反応時間(分) 30       60       90反応時間(
分)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸化鉄により還元性ガス中に含まれる硫化物を硫化鉄と
    して固定し、該還元性ガス中から硫化物を除去する脱硫
    剤において、酸化鉄を担持する担体の細孔径を130λ
    以上としたことを特徴とする脱硫剤。
JP58098099A 1983-06-03 1983-06-03 脱硫剤 Pending JPS59225738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58098099A JPS59225738A (ja) 1983-06-03 1983-06-03 脱硫剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58098099A JPS59225738A (ja) 1983-06-03 1983-06-03 脱硫剤

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Publication Number Publication Date
JPS59225738A true JPS59225738A (ja) 1984-12-18

Family

ID=14210885

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58098099A Pending JPS59225738A (ja) 1983-06-03 1983-06-03 脱硫剤

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JP (1) JPS59225738A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04145940A (ja) * 1990-10-05 1992-05-19 Kawasaki Heavy Ind Ltd 還元性ガスの脱硫剤
CN103752163A (zh) * 2013-12-30 2014-04-30 福建三聚福大化肥催化剂国家工程研究中心有限公司 一种复配型脱硫浆液及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04145940A (ja) * 1990-10-05 1992-05-19 Kawasaki Heavy Ind Ltd 還元性ガスの脱硫剤
CN103752163A (zh) * 2013-12-30 2014-04-30 福建三聚福大化肥催化剂国家工程研究中心有限公司 一种复配型脱硫浆液及其制备方法

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