JPS5922536B2 - スキ−制動装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、弾性負荷され；縦方向に移動可能で、好まし
くは靴底抑圧装置と一構造単位を形成すべき踵自動装着
装置を使用したスキー制動装置に関する。

本発明の課題は踵自動装着装置の運動によってのみ休止
位置並びに作業位置に持ち来され、踵自動装着装置が跳
ね上げられるか否かに無関係であるスキー制動装置を創
造することである。

本課題は弾性負荷されたスキー制動装置又は弾性負荷さ
れたスキー制動装置の少な（とも１部分が一陣性負荷さ
れた踵自動装着装置の少なくとも１部分例えば踏突起に
配設された一溝板の少なくとも１部分と作用結合し、作
用結合の状況は安全ビンディングからのスキー靴の離脱
の際に（例えば踵自動装着装置、前部金具等の少なくと
も１部分から）作用される可能な跳ね上げ及び又は縦送
り（前後送り）運動に、弾性負荷されたスキー制動装置
の少な（とも１部分が応答するように行われていること
によって解決される。

出願全体に対して定義によれば踵自動装着装置のみにつ
いて述べる場合にも完全ビンデングの各要素を指してい
る。

踵自動装着装置について述べる場合踵自動装着装置の１
部分も常に意味しているのである。

スキー制動装置について述べる場合、スキー制動装置の
１部分を対象とすることができる。

有利な本発明に、よる思想によればスキー制動装置は常
に踵自動装着装置に依存して作用し、即ちスキー靴が装
着されスキーヤ−が滑走準備し又は滑走中に、スキー制
動装置を作用させなくすることが完全に行われる。

転倒の際、踵自動装着装置が開き、「跳ね上り」によっ
て踵自動装着装置は上方へ動かされ、制動は制動器（ブ
レーキレバ）の下部分の例えば雪中への係入によって導
入される。

この踵自動装着装置とスキー制動装置の結合の有利な利
点はスキーヤ−が最早同時に多（の点に注意を集中する
必要がなく、即ちスキー靴の金具への正しい装着、スキ
ー制動装置への正しい装着更に同時に踵自動装着装置へ
のスキー靴の後部分の正しい装着にみられる。

スキーへの装置の簡単な組込も、別の利点である、何故
ならばスキー制動装置は追加的ではなく新たに空間的制
約を伴って装着されねばならないわけではないからであ
る。

本発明の詳細は次に図面及び次の説明から明らかにされ
る。

図示の例において靴底抑圧装置１は踵自動装着装置２の
残部と一体をなす。

しかし純理論的には画部分は分離されることができる。

スキー制動装置は根本的に靴底抑圧装置１のいずれかの
部分例えば踏突起１２に握持されることも可能である。

作用は次の如くである。

図示の例において導板１１は踵自動装着装置２の外側に
固定されている。

踵自動装着装置はその他固定軸３で支承されている。

固定軸３は例えば基板１０に支持されることができる。

踵自動装着装置にスリット案内装置６が所属し、その結
果踵自動装着装置２は前後に動かされることができる。

圧縮ばね７はスキー靴が装着されない場合に、例えば所
属の前部安全金具の方向に踵自動装着装置２が動かされ
ようとするように配慮されている。

導板１１は図示の例において外方で直接踵自動装着装置
２に固定されている、導板はそこで例えば弾性負荷され
て跳ね上げられることも又は案内を有することもできる
。

作用経過は次の如くである。

案内板１３と導板１１は共働作用する。

案内板１３又は他の実施形の同様に作用する要素は制動
器４の上部分５に取付けられている。

制動器の代りに他の公知の接触要素が使用され又は上部
分５が対応して形成されることができる。

この案内板１３は例えば上部分５の縦方向に調整される
ことができ、スキー軸線の方向へもできる。

案内板１３は導板１１と重ねられる。

踵自動装着装置２が後方に向って最外方位置に動かされ
る限り、この重なりが成立し、従ってスキー制動装置４
はスキー上面に対して平行に位置し、そこで保持される
。

踵自動装着装置２が前方へ向って矢印１６の方向に動か
されると、例えば第３図に示す重なりは失われ、そして
スキー制動装置は第１図による１点鎖線の位置に動かさ
れる。

回転点９のまわりに回動が生ずる、回転点は例えば剛固
な又は位置調整可能な軸９ａとスキー制動装置に取付け
られている対応した軸受から成ることができる。

しかし同様な制動位置は第２図に示すように踵自動装着
装置が跳ね上げられる場合にも作業位置を保つことがで
きる（第１図の点線）。

踵自動装蓋装置はそれからいわば導板１１の下方を前方
へ向って制動位置へ滑り、この間装置は回転点９のまわ
りを動く。

今靴が靴底抑圧装置１上に装着され又は所属の踏突起１
２上に装着されると、踵自動装着装置は再び第１図に示
す位置に動かされ、それから制動器の上部分５の上部自
由端は対応して傾けられ又は曲げられた導板１１に沿っ
て滑り、再び第１図に実線で示すような休止位置に達す
る。

導板１１は高さ、長さ並びに側方へも位置調整されるこ
とができる。

このことは案内板１３にとって重要である。

本発明による思想はスキー制動装置が常に作用準備がで
きており、そしてスキービンデングが跳ね上げられるか
否かに無関係であることにみられる。

制動器の下端が休止位置に集合案内されつるために（例
えばスキー面又はスキー上面に位置する）、導板１１に
案内レール１４又は同様な作用をするものが取付けられ
ることができる。

このレール１４に対して例えば案内板１３の外縁１５が
乗上げると、制動器４に旋回運動が伝えられる。

勿論回動点９はこの運動を許容しなげればならない。

即ち対応した球軸受が使用されるか又は同等な機械要素
が使用される。

スリット案内６の代りに簡単な回転点３が設げられるこ
とができる。

踵自動装着装置２上に上昇力（弾性要素）、例えば回転
点等に圧縮ばねが作用すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図であり、その際スキー制動器は
作業位置にあり、即ちスキー靴は安全ビンデングから外
されるが安全金具（ここでは踵自動装着装置）は跳ね上
げられない。 第２図は第１図に対応した図であるが、踵自動装着装置
は跳ね上げられている、そして第３図は制動器の上部分
の部分上面図及び所属の例えば外方に踵自動装着装置に
固定された導板を示す。 図中符号、２・・・・・・踵自動装着装置、４・・・・
・・スキー制動装置、１１・・・・・・導板。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 少なくとも一つの二腕のブレーキレバがスキー縦軸
   線に対して略垂直であって、スキービンデングのスキー
   に固定された部分に配設されている旋回軸のまわりなば
   ね作用の下に旋回可能にされており、該ブレーキレバは
   スキー縦軸線の方向に移動可能かつ上下に旋回可能な踵
   自動装着装置と作用結合している、スキー制動装置にお
   いて、踵自動装着装置２の外側にはブレーキレバ４の上
   部部分５と共働する導板１１が付設されており、それに
   よってブレーキレバ４は踵自動装着装置２の移動又は上
   下旋回によって休止位置から作業位置に旋回可能であり
   、導体１１は踵自動装着装置２が高く旋回された際にブ
   レーキレバ４の上部部分５の自由端の上方に位置し、そ
   れによって踵自動装着装置２の下方旋回の際ブレーキレ
   バ４は導体１１によってその休止位置に旋回可能である
   ことを特徴とするスキー制動装置。 ２ 導板１１が案内レール１４又はブレーキレバ４の上
   部部分５の導入のための案内スリットを有する、特許請
   求の範囲第１項記載のスキー制動装置。 ３ 導板１１が靴底抑圧装置１又は踵自動装着装置２の
   踏突起１２に固定されている、特許請求の範囲第１項記
   載のスキー制動装置。 ４ 導板１１の側面が踏自動装着装置２の縦軸線に対し
   て鋭角になっている、特許請求の範囲第１項記載のスキ
   ー制動装置。 ５ 踏自動装着装置２の導体１１の位置がねじによって
   調整可能である特許請求の範囲第１項から第４項までの
   うちのいずれか一つに記載のスキー制動装置。 ６ 案内スリット又は案内レールが踵自動装着装置２の
   ハウジング壁内又はハウジング壁に設けられている特許
   請求の範囲第２項記載のスキー制動装置。 ７ スキーブレーキ４の上部部分５に案内板１３が固着
   されている、特許請求の範囲第１項記載のスキー制動装
   置。 ８ 案内板１３がスキーブレーキ４の上部部分５に枢支
   されている、特許請求の範囲第７項記載のスキー制動装
   置。 ９ 案内板１３が導板１１の方を向いた範囲にローラ等
   の滑り部材を有する、特許請求の範囲第７項記載のスキ
   ー制動装置。 １０ 導板１１又は導体に設げられた案内レール１４
   がスキー縦軸線に対して斜めに又は曲面状に形成されて
   おり、ブレーキレバ４の回転点９が枢支構造を有し、そ
   れによって作業位置においてスキー下面を越えて下方へ
   突出するブレーキレバ４の部分はその休止位置への旋回
   の際にスキー側面又はスキー上面上の方向に旋回可能で
   ある、特許請求の範囲第２項記載のスキー制動装置。