JPS59225258A - 冷凍サイクルの冷媒流量制御装置 - Google Patents
冷凍サイクルの冷媒流量制御装置Info
- Publication number
- JPS59225258A JPS59225258A JP9696483A JP9696483A JPS59225258A JP S59225258 A JPS59225258 A JP S59225258A JP 9696483 A JP9696483 A JP 9696483A JP 9696483 A JP9696483 A JP 9696483A JP S59225258 A JPS59225258 A JP S59225258A
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- Japan
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- refrigeration cycle
- compressor
- flow rate
- expansion valve
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、冷凍サイクルを最適化し、冷凍・空調機の効
率の向上をはかる冷凍サイクルの冷媒流量制御装置に関
するものである。
率の向上をはかる冷凍サイクルの冷媒流量制御装置に関
するものである。
(従来例の構成とその問題点)
従来よシ、電気式膨張弁を用いて、圧縮機の吸入温度と
蒸発器の人口温度との差によシ得られる冷凍サイクルの
過熱度を制御する方法力ぶある。この種の制御装置にお
いて、特に圧縮機始動後の11制御動作として、以下に
述べる理由により圧縮機始動時よシミ気式膨張弁に一定
の信号を与え、充分に時間が経過した後(例えば8分後
)、過熱度を所定値に維持するように電気式膨張弁への
信号を制御する。
蒸発器の人口温度との差によシ得られる冷凍サイクルの
過熱度を制御する方法力ぶある。この種の制御装置にお
いて、特に圧縮機始動後の11制御動作として、以下に
述べる理由により圧縮機始動時よシミ気式膨張弁に一定
の信号を与え、充分に時間が経過した後(例えば8分後
)、過熱度を所定値に維持するように電気式膨張弁への
信号を制御する。
その理由は、圧縮機始動後しばらくの間は冷凍サイクル
が極めて不安定であシ、過熱度の特性も不安定となる。
が極めて不安定であシ、過熱度の特性も不安定となる。
このような不安定な期間は冷凍サイクルの負荷状態や前
回圧縮機の停止力)らの経過時間等で変化し、例えば2
〜10分程度となる。
回圧縮機の停止力)らの経過時間等で変化し、例えば2
〜10分程度となる。
特に圧縮機始動直後の1〜3分程度は、過熱度は電気式
膨張弁の動作とほとんど無関係に複雑な動作を呈する。
膨張弁の動作とほとんど無関係に複雑な動作を呈する。
こうした不安定な期間に通常の過熱度を行なうと1しば
しば電気式膨張弁の絞シ量が異常となυ絞シ過ぎとなっ
たシ、過熱度を所定値に維持するまでに長時間を要する
ことになったシ、あるいはその後の過熱度特性が大きく
発振し安定しない場合があった。このうち特に絞シ過ぎ
や発振を防止し、安定した過熱度制御を得るため、通常
の過熱度制御の開始時間(例えば8分)を選定していた
。
しば電気式膨張弁の絞シ量が異常となυ絞シ過ぎとなっ
たシ、過熱度を所定値に維持するまでに長時間を要する
ことになったシ、あるいはその後の過熱度特性が大きく
発振し安定しない場合があった。このうち特に絞シ過ぎ
や発振を防止し、安定した過熱度制御を得るため、通常
の過熱度制御の開始時間(例えば8分)を選定していた
。
しかしこの従来の制御装置は前述の通電、通常の過熱度
制御の開始を時間のみで与えているため、それまで膨張
弁への一定信号が負荷状態によって極めて不適当な場合
があっても、開始時間は遅く、かつ一定であυ、このた
め過熱度を設定値に近づけるのに長時間を要することが
あった。この結果圧縮機への長時間の液パツクが発生し
やすくなったシ、冷凍サイクルの効率運転の面で問題が
あった0 (発明の目的) 本発明は上記従来の問題点を解消し、圧縮機の始動後半
期に冷凍サイクルを最適化し、機器の安全性および効率
を向上させることを目的とするものである。
制御の開始を時間のみで与えているため、それまで膨張
弁への一定信号が負荷状態によって極めて不適当な場合
があっても、開始時間は遅く、かつ一定であυ、このた
め過熱度を設定値に近づけるのに長時間を要することが
あった。この結果圧縮機への長時間の液パツクが発生し
やすくなったシ、冷凍サイクルの効率運転の面で問題が
あった0 (発明の目的) 本発明は上記従来の問題点を解消し、圧縮機の始動後半
期に冷凍サイクルを最適化し、機器の安全性および効率
を向上させることを目的とするものである。
(発明の構成)
この目的を達成するために本発明は特に圧縮機始動後、
過熱度の値を検知し、この過熱度と経過時間とによシ冷
凍サイクルの負荷状態等を判断し、それに対応して過熱
度制御を早期に開始するものである。
過熱度の値を検知し、この過熱度と経過時間とによシ冷
凍サイクルの負荷状態等を判断し、それに対応して過熱
度制御を早期に開始するものである。
(実施例の説明)
以下、本発明の一実施例について添付図面を参照して説
明する。
明する。
第1図はこの実施例の冷凍サイクル制御装置の構成図で
あシ、特に冷房装置に適用した場合を示している。
あシ、特に冷房装置に適用した場合を示している。
同図において、1は圧縮機、2は凝縮器、5は蒸発器で
あシ、これらを循環経路に設置して冷凍サイクルが構成
されている。3は凝縮器2用の送風機、4は電気信号に
よシ弁開度を調節しうる膨張弁(ここでに熱電膨張弁と
する)、6は蒸発器5用の送風機、7は蒸発器50入口
部に設けた第1の温度センサ、8は圧縮機1の吸入部に
設けた第2の温度センサ)9は温度センサ7.8からの
温度信号を入力して膨張弁4に電気信号(直流電圧)を
出力する制御回路である。図中vcは圧縮機の運転・停
止を表わす運転信号であり、外部よシ制御回路9へ与え
られる。また膨張弁4はバイメタル、ヒータ、スピンド
ル、ばねなどによシ構成され、ヒータに印加される直流
電圧の大きさに対応して冷媒通路の開度が変化し、冷媒
流量を調節する周知のものである。
あシ、これらを循環経路に設置して冷凍サイクルが構成
されている。3は凝縮器2用の送風機、4は電気信号に
よシ弁開度を調節しうる膨張弁(ここでに熱電膨張弁と
する)、6は蒸発器5用の送風機、7は蒸発器50入口
部に設けた第1の温度センサ、8は圧縮機1の吸入部に
設けた第2の温度センサ)9は温度センサ7.8からの
温度信号を入力して膨張弁4に電気信号(直流電圧)を
出力する制御回路である。図中vcは圧縮機の運転・停
止を表わす運転信号であり、外部よシ制御回路9へ与え
られる。また膨張弁4はバイメタル、ヒータ、スピンド
ル、ばねなどによシ構成され、ヒータに印加される直流
電圧の大きさに対応して冷媒通路の開度が変化し、冷媒
流量を調節する周知のものである。
第1図で用いる膨張弁の構造は通電閉形であって、膨張
弁4に供給する直流の印加電圧(これをvTとする)を
高くすれば冷媒流量(これをQとする)を減少させ、低
くすると冷媒流量Qを増大させる。この印加電圧vTに
対する冷媒流量Qの特性例を第2図に示す。図中、QL
およびQHは、圧縮機1を運転している場合の冷媒流量
Qの範囲の最小および最大を示しておシ、また曲線が2
通電あるのは、ヒステリシス特性があるためである0第
1図における構成において、圧縮機1による冷媒の圧縮
作用によシ冷媒が凝縮器2、膨張弁41蒸発器5、圧縮
機1の吸入部の経路で循環し、蒸発器5において冷房能
力を出力する。この冷凍サイクルの動作において、理想
的には蒸発器5内で蒸発した冷媒が、その出口で乾燥飽
和蒸気となる時が最も効率的な運転状態となる。しかし
実際の構成上は、蒸発器5の内部および蒸発器5より圧
縮機1の吸入部までの冷媒配管の通路抵抗により温度降
下があシ、また圧縮機1が冷媒のガス液混合域で吸入し
て液圧縮するのを防止する(アキームレータを設けてい
る場合は必ずしもそうではないが)ため、冷媒ガ゛スを
わずかに過熱した領域で動作させることが適切である。
弁4に供給する直流の印加電圧(これをvTとする)を
高くすれば冷媒流量(これをQとする)を減少させ、低
くすると冷媒流量Qを増大させる。この印加電圧vTに
対する冷媒流量Qの特性例を第2図に示す。図中、QL
およびQHは、圧縮機1を運転している場合の冷媒流量
Qの範囲の最小および最大を示しておシ、また曲線が2
通電あるのは、ヒステリシス特性があるためである0第
1図における構成において、圧縮機1による冷媒の圧縮
作用によシ冷媒が凝縮器2、膨張弁41蒸発器5、圧縮
機1の吸入部の経路で循環し、蒸発器5において冷房能
力を出力する。この冷凍サイクルの動作において、理想
的には蒸発器5内で蒸発した冷媒が、その出口で乾燥飽
和蒸気となる時が最も効率的な運転状態となる。しかし
実際の構成上は、蒸発器5の内部および蒸発器5より圧
縮機1の吸入部までの冷媒配管の通路抵抗により温度降
下があシ、また圧縮機1が冷媒のガス液混合域で吸入し
て液圧縮するのを防止する(アキームレータを設けてい
る場合は必ずしもそうではないが)ため、冷媒ガ゛スを
わずかに過熱した領域で動作させることが適切である。
そこでこのような動作状態を達成するために、温度セン
サ7.8の検知するそれぞれの温度の差(これを過熱度
SHとする)か常に設定値5ad(冷媒配管によっても
異なるか、例えば数deg )となるように膨張弁4へ
の印加電圧■Tを変化1./、冷媒流量を制御するもの
である。
サ7.8の検知するそれぞれの温度の差(これを過熱度
SHとする)か常に設定値5ad(冷媒配管によっても
異なるか、例えば数deg )となるように膨張弁4へ
の印加電圧■Tを変化1./、冷媒流量を制御するもの
である。
次に制御回路9の構成を第3図に示す°。第3図におい
て、vccは直流電源、1oは圧縮機1の運転停止の状
態を示す外部信号V。を入力する運転信号入力回路、1
1は制御回路9の主体を構成するマイクロコンビーータ
(以下マイコンと称t)fあシ、12.13は抵抗、1
4は過熱度検知回路である。過熱度検知回路14は温度
センサ7.8からの温度信号(図中の記号vP、および
Vs)にょシ、温度センサ7の検知する温度TEと、温
度センサ8の検知する温度T8との差、すなわち過熱度
S H=Ts−Tつを検知し、この過熱度SHをマイコ
ン11に出方する。15はD/Aコンバータであシ、マ
イコン11からの膨張弁4へ印加すべき電圧VTに対応
するディジタル信号を入力し、それをアナログ信号に変
換する。16はオペアンプ、17は抵抗、18はトラン
ジスタであシ、これらはルヘコンパータ15の出力のイ
ンピーダンスを変換し)膨張弁4に印加電圧vTを出方
する駆動回路を構成する。
て、vccは直流電源、1oは圧縮機1の運転停止の状
態を示す外部信号V。を入力する運転信号入力回路、1
1は制御回路9の主体を構成するマイクロコンビーータ
(以下マイコンと称t)fあシ、12.13は抵抗、1
4は過熱度検知回路である。過熱度検知回路14は温度
センサ7.8からの温度信号(図中の記号vP、および
Vs)にょシ、温度センサ7の検知する温度TEと、温
度センサ8の検知する温度T8との差、すなわち過熱度
S H=Ts−Tつを検知し、この過熱度SHをマイコ
ン11に出方する。15はD/Aコンバータであシ、マ
イコン11からの膨張弁4へ印加すべき電圧VTに対応
するディジタル信号を入力し、それをアナログ信号に変
換する。16はオペアンプ、17は抵抗、18はトラン
ジスタであシ、これらはルヘコンパータ15の出力のイ
ンピーダンスを変換し)膨張弁4に印加電圧vTを出方
する駆動回路を構成する。
このような回路構成において、過熱度検知回路14によ
シ検知された過熱度SHはマイコン11に入力され、マ
イコン11はこの過熱度SHの値に対応して印加電圧V
Tの出力すべき値を演算し出力する。ここで過熱度SH
が設定値SHdよシも低ければ、過熱度SHを上昇させ
るように印加電圧vTを上昇し、膨張弁4の絞シ量を増
大させる。過熱度SHが設定値SHdよシも高くなれば
、前述とは逆に印加電圧vTを減少させる。このような
動作を繰シ返して過熱度S Hを設定値SHdにほぼ一
定に維持するものである。
シ検知された過熱度SHはマイコン11に入力され、マ
イコン11はこの過熱度SHの値に対応して印加電圧V
Tの出力すべき値を演算し出力する。ここで過熱度SH
が設定値SHdよシも低ければ、過熱度SHを上昇させ
るように印加電圧vTを上昇し、膨張弁4の絞シ量を増
大させる。過熱度SHが設定値SHdよシも高くなれば
、前述とは逆に印加電圧vTを減少させる。このような
動作を繰シ返して過熱度S Hを設定値SHdにほぼ一
定に維持するものである。
しかしながら、以上のような通常の制御動作を開始する
タイミングは、少なくとも圧縮機1が停止から運転状態
となった以後であシ、過熱度制御特性が暴走、発振を起
こさず、かつ設定値に安定するまでの時間が短かくなる
タイミングで行なわれる。第4図は、圧縮機1の始動後
、膨張弁4の印加電圧VTを所定値に維持した場合の過
熱度特性を示す。図中の特性h+m+tは冷凍サイクル
の負荷状態等が異なる3例を示しておシ、特性mは標準
的な場合で他の2つは実使用状態で起る極端な場合を示
している。また過熱度SHの設定値SHdは5 deg
とし、時刻1=0分で圧縮機1を始動し、t−0分以前
の過熱度SHは意味がないが図中ではSHdと等しく示
した。図のように印加電圧VTが一定であっても、過熱
度特性は圧縮機1の始動後、特に1〜3分間は極めて不
安定で複雑な変化をし、始動後10分間程度不安定な状
態が続く。
タイミングは、少なくとも圧縮機1が停止から運転状態
となった以後であシ、過熱度制御特性が暴走、発振を起
こさず、かつ設定値に安定するまでの時間が短かくなる
タイミングで行なわれる。第4図は、圧縮機1の始動後
、膨張弁4の印加電圧VTを所定値に維持した場合の過
熱度特性を示す。図中の特性h+m+tは冷凍サイクル
の負荷状態等が異なる3例を示しておシ、特性mは標準
的な場合で他の2つは実使用状態で起る極端な場合を示
している。また過熱度SHの設定値SHdは5 deg
とし、時刻1=0分で圧縮機1を始動し、t−0分以前
の過熱度SHは意味がないが図中ではSHdと等しく示
した。図のように印加電圧VTが一定であっても、過熱
度特性は圧縮機1の始動後、特に1〜3分間は極めて不
安定で複雑な変化をし、始動後10分間程度不安定な状
態が続く。
しかしながら始動後3〜5分程度経過した以後は、過熱
度特性は冷凍サイクルの特性から、特性りやmのように
過熱度は下降する傾向を示し、上昇してもごくわずかで
ある。また特性tのように液・ぐツク状態であるものは
ほとんど回復することがない。
度特性は冷凍サイクルの特性から、特性りやmのように
過熱度は下降する傾向を示し、上昇してもごくわずかで
ある。また特性tのように液・ぐツク状態であるものは
ほとんど回復することがない。
そこでこのような圧縮機1の始動後の過熱度特性に鑑み
、制御回路9は、以下のように構成される。これを第5
図を用いて説明する。
、制御回路9は、以下のように構成される。これを第5
図を用いて説明する。
同図において、圧縮機1の始動時、運転信号vcによシ
運転信号入力回路10が圧縮機lの始動を検知し、その
後所定時間tA(−3分間)は一定の印加電圧VTを出
力する。始動後、tA経過後、過熱度SHを判断し、設
定値SHd以下なら(第4図特性tのとき)、特性りに
示すようにただちに過熱度SHを設定値SHdに近づけ
るよう印加電圧■7を増大する。また始動後所定時間t
B(=5分間)経過しても過熱度SHが設定値SHdよ
シも高い時(第4図特性りのとき)は、始動後tB経過
時点よシ、特性Hのように印加電圧VTを減少させる動
作に入る。また第4図特性mのように時刻t1即ち所定
時間tAとtBの間で過熱度SHが設定値SHdよシ低
くなれば、特性Mで示すようにその時点から印加電圧v
Tを調整するように働く。なお特性り、M。
運転信号入力回路10が圧縮機lの始動を検知し、その
後所定時間tA(−3分間)は一定の印加電圧VTを出
力する。始動後、tA経過後、過熱度SHを判断し、設
定値SHd以下なら(第4図特性tのとき)、特性りに
示すようにただちに過熱度SHを設定値SHdに近づけ
るよう印加電圧■7を増大する。また始動後所定時間t
B(=5分間)経過しても過熱度SHが設定値SHdよ
シも高い時(第4図特性りのとき)は、始動後tB経過
時点よシ、特性Hのように印加電圧VTを減少させる動
作に入る。また第4図特性mのように時刻t1即ち所定
時間tAとtBの間で過熱度SHが設定値SHdよシ低
くなれば、特性Mで示すようにその時点から印加電圧v
Tを調整するように働く。なお特性り、M。
Hにおいて印加電圧■7の増減幅は、過熱度SHと設定
値SHdとの差、即ち偏差に対応した値(段階的に与え
ても良い)とし、一定時間(第5図では2分毎)に増減
動作を行ない、過熱度SRを設定値SHdに維持させる
。
値SHdとの差、即ち偏差に対応した値(段階的に与え
ても良い)とし、一定時間(第5図では2分毎)に増減
動作を行ない、過熱度SRを設定値SHdに維持させる
。
もし第4図における特性り及びmのとき、特性りと同様
に始動後所定時間tA(=3分間)経過時点で印加電圧
vTを変更すると、■アか一定でありてもその後過熱度
SHが下降する傾向がある上に一層下降させる働きをな
すことになシ、過熱度S’ Hが特性tのように液・ぐ
ツク状態に陥いる危険性が太きい。この状態の回復に長
時間(例えば15分)要することになシ、過熱度SHの
早期安定化を逆行する。
に始動後所定時間tA(=3分間)経過時点で印加電圧
vTを変更すると、■アか一定でありてもその後過熱度
SHが下降する傾向がある上に一層下降させる働きをな
すことになシ、過熱度S’ Hが特性tのように液・ぐ
ツク状態に陥いる危険性が太きい。この状態の回復に長
時間(例えば15分)要することになシ、過熱度SHの
早期安定化を逆行する。
第3図における制御回路9は、圧縮機1の始動後の経過
時間並びに過熱度SH,ll)、冷凍サイクルの負荷状
態等を判断し、出来る限り早期に通常の過熱度制御動作
へ移行し、過熱度SHを設定値に維持するように働く。
時間並びに過熱度SH,ll)、冷凍サイクルの負荷状
態等を判断し、出来る限り早期に通常の過熱度制御動作
へ移行し、過熱度SHを設定値に維持するように働く。
なお第3図の制御回路9の構成として、所定時間tA経
過後、通常の過熱度制御に移行する過熱度SHの値は、
設定値SHdとする他、設定値SHdより低い適渦な値
(例えば5u=z、sdeg)としても、はぼ同様な結
果が得られると考えられるが対象の冷凍サイクルの特性
から選定することが望ましい。また所定時間tA及びt
Bについても同様の選定が望まれる。
過後、通常の過熱度制御に移行する過熱度SHの値は、
設定値SHdとする他、設定値SHdより低い適渦な値
(例えば5u=z、sdeg)としても、はぼ同様な結
果が得られると考えられるが対象の冷凍サイクルの特性
から選定することが望ましい。また所定時間tA及びt
Bについても同様の選定が望まれる。
(発明の効果)
以上のように、本発明に基づく冷凍サイクルの冷媒流量
制御装置は、電気信号によシその絞シ量が調節可能な膨
張弁を用いて冷凍サイクルを過熱度制御によシ最適化を
はかるものであpl特に圧縮機始動後の冷凍サイクルの
不安定な状態から早期に最適状態に移行させることがで
きる。これによ)機器の安全性・効率の向上をはかっ、
種々の冷凍空調機器への適応性を拡大することが可能′
となるなどの効果がある。
制御装置は、電気信号によシその絞シ量が調節可能な膨
張弁を用いて冷凍サイクルを過熱度制御によシ最適化を
はかるものであpl特に圧縮機始動後の冷凍サイクルの
不安定な状態から早期に最適状態に移行させることがで
きる。これによ)機器の安全性・効率の向上をはかっ、
種々の冷凍空調機器への適応性を拡大することが可能′
となるなどの効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す冷凍サイクルの冷媒流
量制御装置の構成図、第2図は同制御装置における膨張
弁の特性図、第3図は同制御装置における制御回路の構
成図、第4図および第5図はそれぞれ同制御装置の動作
説明を行う特性図である。 1・・圧縮機、2・・・凝縮機、4・・・膨張弁(熱電
膨張弁)、5・・・蒸発器、7・・・第1の温度センサ
、8・・・第2の温度センサ、9・・・制御回路、10
・・・運転信号入力回路、11・・・マイクロコンピー
−り、14・・・過熱度検知回路、■ア・・・印加電圧
1■c°°°運転信号、SH・・・過熱度。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第1図 第2図 □ vT
量制御装置の構成図、第2図は同制御装置における膨張
弁の特性図、第3図は同制御装置における制御回路の構
成図、第4図および第5図はそれぞれ同制御装置の動作
説明を行う特性図である。 1・・圧縮機、2・・・凝縮機、4・・・膨張弁(熱電
膨張弁)、5・・・蒸発器、7・・・第1の温度センサ
、8・・・第2の温度センサ、9・・・制御回路、10
・・・運転信号入力回路、11・・・マイクロコンピー
−り、14・・・過熱度検知回路、■ア・・・印加電圧
1■c°°°運転信号、SH・・・過熱度。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第1図 第2図 □ vT
Claims (2)
- (1)電気信号によシ絞シ量が調節可能な膨張弁と、蒸
発器の入口ないし中間部に設けた第1の温度センサと、
前記蒸発器の出口ないし圧縮機の吸入部に設けた第2の
温度センサと、前記第1および第2の温度センサからそ
れぞれの検出温度TつおよびT8の温度差(T8− T
、 )を設定値に維持するように前記膨張弁への電気信
号を制御するとともに、前記圧縮機始動時において、所
定時間tAを経過した後前記温度差が所定範囲に達した
時点、もしくは所定時間tB(〉tA)経過時点のいづ
れか早い時点まで前記温度差にかかわらず前記電気信号
を所定値に維持する制御回路を具備したことを特徴とす
る冷凍サイクルの冷媒流量制御装置。 - (2)制御回路における温度差を、前記設定値よシ低い
範囲としたことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
記載の冷凍サイクルの冷媒流量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9696483A JPS59225258A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 冷凍サイクルの冷媒流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9696483A JPS59225258A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 冷凍サイクルの冷媒流量制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59225258A true JPS59225258A (ja) | 1984-12-18 |
JPH0340298B2 JPH0340298B2 (ja) | 1991-06-18 |
Family
ID=14178919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9696483A Granted JPS59225258A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 冷凍サイクルの冷媒流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59225258A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61202052A (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-06 | ダイキン工業株式会社 | 電動式の膨張弁を備えた冷凍機 |
JP2014119138A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Fuji Electric Co Ltd | 冷却装置 |
-
1983
- 1983-06-02 JP JP9696483A patent/JPS59225258A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61202052A (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-06 | ダイキン工業株式会社 | 電動式の膨張弁を備えた冷凍機 |
JPH0544581B2 (ja) * | 1985-03-06 | 1993-07-06 | Daikin Ind Ltd | |
JP2014119138A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Fuji Electric Co Ltd | 冷却装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0340298B2 (ja) | 1991-06-18 |
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