JPS59225001A - スキ−靴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 剛性のあるスキー靴本体の下部に、少くとも一部分は関
節の働らきなする十八を有し、スキー靴禾体の下部に対
して当該４ｍ部の屈伸性能を調節し得る装置を有してお
り、この屈伸調節装置が、少くともその一部は＋ね部の
下側の周囲で、ほぼ屈伸の折目から足醒唸ての部分に位
置し、十八部の前部にあり、それ自体は公知のスキーヤ
ーの脚を支持する装置の一部となる支持表面で構成され
ているスキー靴は既に提案されている。

この場合当該支持表面は、スキーヤ−の脚の曲げの力を
屈伸の働らきなする部品に一伝え、との部品が力の伝達
を止めるストッパーを介して剛性あるスキー靴本体の下
部と連動する。

従ってストッパーは上記の支持表面と屈伸の働らきをす
る部品の中間の案内に沿って摺動するように取付けられ
ている。

この目的で上記スキー靴は、スキーヤ−の脚の曲げの運
動をコントロールできる各種の屈伸部品を有している。

スキー性能の調査、試験を種々繰りかえしおこなった結
果、スキー靴の屈伸部をコントロールするこの新らしい
装置の機械的な特性と使用法を改良することにより、特
に興味深い製造方法が開発されるに到った。この製造方
法では、その本質的な特徴を上に手短かに述べたように
、上記スキー靴は、下部に溝状のカフス部を有しており
、これが足首の周囲、特にくるぶしのあたりに双方から
伸びている。溝は上記カフス部の前方下部でカフス部の
一部を構成し、屈伸するハンドの範囲を限定している。

この屈伸するハンドは、その形状よりして有利に足首の
部分でスキー靴本体下部の上方に描かれ、その両端が二
本の水平な椀になって伸び、上記カフス部を構成するパ
ーツに合体している円弧を形成している。

カフス部の水平な椀のほぼ端のあたりには、関節の軸と
なるリベットがあり、くるぶしにこく近い部分でカフス
部とスキー靴本体の下部を結合している。一方水平な腕
の交点になる部分には屈伸するバンドの一端を同様にス
キー靴本体の下部に結合している固定用の二つ目のリベ
ットがある。

構造上このような設計をおこなうことにより、屈伸する
ハントが種々な作動位置をとれるように製造することが
可能であり、加えられる力の性格により、力の伝達を借
上するストッパーを調整することによって、同時葦たは
別個に屈伸するバンドを働らかセることができる。

以上に基き本発明のスキー靴は、脚の下部の周囲、前後
二つの部分にずＪｐ部を有しており、これら二つの部分
に共通な関節の軸によって、後部の後方向への旋回時に
すねが開くことができ、且つすね部の前部の前方向への
−　ＩＩＩれでもすねは開くことができる。同時にこの
スキー靴には、スキー靴本体に対して上記す孔部の屈伸
をコントロールし且つ調整できる装置がとりつけられて
おり、その特徴は当該屈伸コントロール装置がスキー靴
の足首の部分を取巻くバンドで構成されており、この足
首の部分がスキー靴本体下部の双方からほぼ水平な二本
の腕になって伸び、大体くるぶしのあたりで前方下部に
結合している点にある３、一方屈伸するハンドの固定装
置は、水平な１ｊ宛と屈伸するバンドの残りの部分との
交点に設けてあり、二つの異った変形部分で屈伸の働ら
きができる点に特徴がある。

Ｑ５−の同じハンド如設けられたこれら二つの変形部分
は明らかに分割することができ、ソノ−つはスキ一本体
下部の側面の二本の水平な腕の部分であり、すｈ部に弾
性により充分な反力をもたらす事を目的としており、七
〇二は足首の周囲の円弧の部分であり、このＦｆｌ＋分
は脚に再び力が加わるのを調整する装置によって、所謂
屈伸のコントロールの役目を果たしている。

以下に本発明によるスキー靴の各種を添付図面に基づき
説明する。

第１図はスキー靴１を図示したものである。

スキー靴１には、前方下部２′に溝３のついた前側の十
Ａ一部２があり、この部分をカフス部表称する。溝３は
スキー靴の足首の周囲に拡がっており、ハント４との境
界になっているカフス部の下部から下側の部分２′と明
確に区別されるとともに、足首の周囲に後方に伸びる円
弧状のハントを形成している。後方に伸びる円弧は上記
のカフス部の残りの部分で二本のほぼ水平な椀４″によ
って結合されている。

このように製造される屈伸ハント・１が、上記カフス部
の一部を構成する一方、摺動でき、位置調節ができるよ
うに取付けられた力の伝達装置５が溝の中にあって、溝
の両縁６こと７を接近さセる条件を変えられるようにな
っている。

本発明の新らしい製造形態では、屈伸するハンドは明白
に区別し得る二つの変形部４′と４″を有しており、ス
キー靴の両側から、一方では水平な腕４“によって境界
を限られ。

水平な腕４“は関節の軸８から、運動軸とも称し得る固
定軸９まで沖びており、固定軸９は円弧部４′と上記の
腕４″の接合部に位置している。この境界は他方ではス
キー靴の足首の区域を取巻いている円弧部４′によって
限定されている。

運動軸となるリヘット９はこのようにして屈伸ハントの
下部とスキー靴の本体下部１０を連動させている。

構造上このように新らしい形態をとっているため、本発
明によるスキー靴は、側面の腕の変形部によって初期の
剛性が得られるばかりでなく、剛性があるため、屈折運
動の中断したあと、すね部が弾性によって反動し得る。

このきき初期の剛性は、円弧部４′の二番目の変形部分
によって補われ完全になる。

このような靴の機能は、スキー靴本体１０の下部の上に
摺動する屈伸バンドを設けると言う基本特許の幾つかの
製造方法に述べた特徴に倣うものである。柔軟性の調整
位置では、−ヶ又は数ケのバックル５を溝３の下部にセ
ットすれば、スキーヤ−の屈折運動によって、水平な腕
の部分４″だけが力を受けることになる。このため、カ
フス部２の下側］の縁７はスキー靴本体１０の下部の上
、足首の部分で、この部分が必要に応じ溝３の全幅をカ
バーし、円弧部４′の縁６と接触できるように廻ってお
り、スキー靴本体下部の上部形状で形成される変形借上
部分と軌道を一致させている。

屈伸バンドが受ける種々な変形局面で、最良の分離を得
るため、溝３には、カフス部の下側の縁７と屈伸ハンド
４の上側の縁６が、バックル５と接触しないように、上
記溝３の本来の巾よりは大きな切込部１］か溝の下側に
ついていて、側面の椀の部分４″のみがスキーヤ−の屈
折の力を受けることになる。構造上の詳細については第
６図に図示しである。

一方剛性を調節するには、］ケ又は数ケのバックル５は
、屈伸ハンド４の長手方向で、下側の切込部１１以外の
所要の調整位置にセットされるが、調整方法は場合によ
りホック又は爪１２が使われ得る。バックル５の位置が
適格に選択されていれば、スキーヤ−に屈折の運動がお
きると、関節を軸として、カフス部２の下１１１１１の
部分２′が先づ旋回動作をするか、この動°作は直ぐに
、バックル５が下側の縁７と接触し、再び力を円弧部４
′に逃がすため限定される。このようにして、側面の１
屍４″の変形部分に加わった力は、１ヶ或いは数ケのバ
ックルの選択位置によって変る強さの度合に従って、円
弧部４′の部分に逃がすことができる。

第２図の製作例では、屈伸ハンド１３が、スキー靴本体
１５の肩１４に対して、内ＩＩＩ　（、ｆｔｌｊ面の部
分でストッパーの勤らきなする点で、前述の製作例とは
構造的な配置がやや異っている。

この製作例では、円弧部１３の外側側面部分１３″のみ
が、側面の椀１３　’　の部分と共に変形する役割を果
たしている。この型の構造上の機能は、柔軟性の調節位
置に関しては前記の製作例と同一であるが、剛性の調節
位置については前記と著るしく異っている。即ち、変形
作用を受けるのは、円弧部の外側側面の部分のみであり
、上述の円弧部１３全体が変形する場合よりもスキー靴
の初期剛性は高いものとなる。更に、このような構造で
は、円弧部の外側側面部分に対応する＠１６に、力を伝
達する装置５をはめる丈で充分である。

このようなスキー靴は、すね部の剛性が高いため、特に
上級のスキーヤ−を対象としたものである。

第４図と第５スは屈伸ハンド１３が取付けられる足首部
分の詳細な断面図である。

％に第４図は屈伸ハンド１３の長手方向中間の位置に、
力の伝達用バックル５を取付けた製作例である。

この位置では、カフス部の下Ｉｌｌの縁１７と屈伸バン
ト１３の上側の縁１８は、バックル５０本体１９上を滑
らせて調節できる点に特色がある。バックル５０本体］
９は、上下に締付用の二本の足２０と２１がでており、
バックル５が選択された位置に止まれるように、二本の
縁１７と１８の上下をはさんでいる。

二本の足２０と２１の締付は方法は、ねじとナツト、カ
ム等々のような公知の締具２２によっておこなうものと
する。

バックル５が容易に移動し得るように、カフス部の下部
１７の内側の面１７’と、屈伸ハンドの上側の縁１８の
１８′部には、円形の案内用摺動面２３と２４がそれぞ
れ設けられており、そこに前記バックルの下側の足２０
の凸部２５がは寸っている。

第５図は、スキー靴の内側側面の断面図で、屈伸ハンド
１３が、スキー靴本体１５の下部に対してストッパーの
働らきをしている点を図示したもので゛ある。この図に
より、カフス部２の下部の内側の面１７′は、ストッパ
ー面２Ｇを有しており、これがスキー靴本体の下部１５
の肩に接触している点に注意すべきである。屈伸ハンド
１３の上側の縁１８とカフス部２の縁１７の間にある溝
１６は、（柔軟性の調節位置で屈折力が加わると）、カ
フス部２をそれと向きあった面に接触させることができ
るに対して、屈伸バンド１３の下側の縁２８は、図３の
正面図に児られるように、内側の側面部分でしか縁と接
していないスキー靴本体の下部１５のもう一つのＭ１４
によっておさえられている。

上記二つの製作例について説明した本発明の対象は単に
これら製作例に限定されるものではない。本発明の枠を
出ることなく、容易に、屈伸ハンドのそれぞれの変形部
分の特性を変え、その形状を変更し、運動軸となるリベ
ットの植込位置を変化せしめることができる。更に可能
性としては、スキー靴本体下部の双方の側の、運動軸の
リベットを可動式にした調節装置２９により、リベット
埋込位置を可変にする事もできる（第７図）。

【図面の簡単な説明】

第１図に本発明によるスキー靴を示す。この案では二つ
の変形部分に於ける屈伸ハンドは、全長に亘って力の働
らきを受けることになる。 第２図に本発明によるスキー靴の変形型を示す。この案
では二つの変形部分における屈伸ハントは、その円弧状
部分がスキー靴本体の下部に突きあたりストッパーの働
らきをしている。 第３図は本発明の第２図に基いて作られたスキー靴を前
方から見た図であり、スキー靴本体下部に対してストッ
パーの働らきなし、特にスキー靴の外側方向に出ている
円弧部分を明示している。 第４図と第５図は、本発明による屈伸コントロール装置
を取付けたすね部の前方−下部の断面を示しており、そ
れぞれスキー靴本体下部の上に位置するストッパー円弧
の部分と、調整可能な屈伸力の伝達装置を介して変形作
用を受ける円弧部を示している。 第６図は一部の詳細図であり、第７図は変形例のスキー
靴を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕 ■　　・・・　スキー靴 ２　　・・・　すね部 ３　・・・溝 ４　　・・・　ハンド ５　　・・・　伝達装置 ４′　　・・・　円弧部 ４″　　・・・腕 出願人：サロモン　ニス、ニー ＦＩＧ、　１ ＦＩＧ、３ ＦＩＧ、　４ ＦＩＧ、５ ＦＩＧ、７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　屈伸性のあるバンドを有し、これをスキー靴の足
   首の部分の周囲にまわし、そこに円弧状の部分を形成す
   ると共に、スキー靴本体下部の双方からほぼ水平な側面
   の二本の腕が伸び、これをすね部の前方下部で結合させ
   、一方スキー靴本体の下部に対し上記のバンドを固定す
   る装置を、円弧部上上記側面の腕のいづれかとの結合部
   に取付けたことを特徴とするスキー靴。 ２、特許請求の範囲第１項に基づくスキー靴であり、屈
   伸性のあるバンドの円弧部がスキー靴本体下部の上方に
   描かれる軌道に沿って摺動するように取付けられたスキ
   ー靴６　特許請求の範囲第１項に基づくスキー靴であり
   、屈伸性のあるバンドの円弧部が一定の断面をもった円
   弧であるスキー靴。 ４、特許請求の範囲第１％に基づくスキー靴であり、屈
   伸性のあるバンドの円弧部力；一定でない断面をもった
   円弧であるスキー靴。 ５、特許請求の範囲第１項に基づくスキー靴“であり、
   屈伸性のあるｌ＼ンドの円弧部がストッパーを介してス
   キー靴本体と一緒に動作し、このときストッパーは円弧
   部の全長のうち少くともその一部を押す構造になってい
   るスキー靴。 ６、特許請求の範囲第５項に基つくスキー靴であり、ス
   キー靴の下部に対してスドノ１＜−の働らきなする円弧
   部が、その全長のうち半分を占め、その半分が内倶］側
   面にあるスキー靴。 乙　特許請求の範囲第１項、第４項、第５項のいずれか
   に基づくスキー靴であり、スキ；。　　−靴本体に対し
   てストッパーの働らきをする円弧部の内側側面の部分が
   一定の断面を有しているに対して、その外側側面の部分
   は一定でない断面を有しているスキー靴。 ８　特許請求の範囲の第１項乃至第７項のいずれかに基
   づくスキー靴であり、スキー靴本体の下部に対し屈伸す
   るバンドの固定装置が２ケの固定リベットで作られてお
   り、これら２ケの固定リベットにより互いに異った量の
   変形に対して作用し得る二つの区域を形成しているスキ
   ー靴。 ９　特許請求の範囲の第１項乃至第７項のいずれかに基
   づくスキー靴であり、スキー靴本体下部に対して屈伸す
   るバンドの固定装置の位置を、スキー靴の両側に配置し
   た調整装置によって変えることができ、これによって変
   形を弱める働らきをする区域を形成しているスキー靴。