JPS59223743A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents
塩化ビニル系樹脂組成物Info
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- JPS59223743A JPS59223743A JP9870083A JP9870083A JPS59223743A JP S59223743 A JPS59223743 A JP S59223743A JP 9870083 A JP9870083 A JP 9870083A JP 9870083 A JP9870083 A JP 9870083A JP S59223743 A JPS59223743 A JP S59223743A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、ブロッキング性やブルーミング性などを
改善した、エチレン−酢酸ビニルー−酸化要素共重合体
含有塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
改善した、エチレン−酢酸ビニルー−酸化要素共重合体
含有塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
一般に、エチレン系重合体は、無極性のため他の重合体
との相溶性に乏しいが、エチレン−酢酸ビニルー−p化
炭素共重合体は、その分子中に極性の高い一酸化炭素単
位を有するため、ポリ塩化ビニル、dζリアミド、セル
ロース誘尋体などの極性基含有重合体との相溶性にすぐ
れているという特徴を有している(特公昭55−500
63号公報)。
との相溶性に乏しいが、エチレン−酢酸ビニルー−p化
炭素共重合体は、その分子中に極性の高い一酸化炭素単
位を有するため、ポリ塩化ビニル、dζリアミド、セル
ロース誘尋体などの極性基含有重合体との相溶性にすぐ
れているという特徴を有している(特公昭55−500
63号公報)。
そして、この−酸化炭素共重合体は、塩化ビニル系樹脂
に対しては、従来の液状可塑剤に代って、永久可塑剤あ
るいは溶質剤として使用されている。
に対しては、従来の液状可塑剤に代って、永久可塑剤あ
るいは溶質剤として使用されている。
かかる−酸化炭素共重合体の永久可塑剤などとしての使
用は、それの特徴を最も活かした用途の一つであり、従
来の塩化ビニル系樹脂組成物の欠点であった液状可塑剤
のjll;発や抽出による樹脂組成物成形品の削性率の
経時変化や液状可塑剤の他基材への汚染などがみられt
、「いという効果を奏する。従って、−酸化炭素共重合
体含有塩化ビニル系樹脂組成物から成形されたシートな
どは、屋外での耐久性が要求される工業廃水貯水池の止
水シートや高度な非移行性が要求される電気製品のカバ
ーシートなど、従来の塩化ビニル系樹脂組成物の使用で
は満足され得なかった分野にも利用されている。
用は、それの特徴を最も活かした用途の一つであり、従
来の塩化ビニル系樹脂組成物の欠点であった液状可塑剤
のjll;発や抽出による樹脂組成物成形品の削性率の
経時変化や液状可塑剤の他基材への汚染などがみられt
、「いという効果を奏する。従って、−酸化炭素共重合
体含有塩化ビニル系樹脂組成物から成形されたシートな
どは、屋外での耐久性が要求される工業廃水貯水池の止
水シートや高度な非移行性が要求される電気製品のカバ
ーシートなど、従来の塩化ビニル系樹脂組成物の使用で
は満足され得なかった分野にも利用されている。
しかしながら、この−酸化炭素共重合体含有塩化ビニル
系樹脂組成物は、通常の液状可塑剤含有塩化ビニル系樹
脂組成物と比較して溶融粘度が高く、混練時、成形時な
どに剪断発熱によって高温での加工を余儀なくされるた
め熱安定性が劣り、組成物がピンク色を呈するいわゆる
初期着色現象を示し易い。また、成形されたフィルム、
シートなどの成形品は、!i場などに在庫中にブロッキ
ングして巻物の解反が困難となるなどの欠点を有してい
る。
系樹脂組成物は、通常の液状可塑剤含有塩化ビニル系樹
脂組成物と比較して溶融粘度が高く、混練時、成形時な
どに剪断発熱によって高温での加工を余儀なくされるた
め熱安定性が劣り、組成物がピンク色を呈するいわゆる
初期着色現象を示し易い。また、成形されたフィルム、
シートなどの成形品は、!i場などに在庫中にブロッキ
ングして巻物の解反が困難となるなどの欠点を有してい
る。
本発明者らは、こうした欠点を解消すへく、従来から軟
質塩出ビニル系樹脂の安定剤として知られている二塩基
性ステアリン酸鉛、三塩基性硫酸鉛などの鉛塩系化合物
、ジブチル錫ラウレートなどの有機錫系化合物、脂肪酸
のカルシウム塩、バリウム塩、鉛塩などの金属石齢、ブ
ロッキング防止剤として知られるシリカ、アミド化合物
など、あるい1dこれらの安定剤とブロッキング防止剤
との併用などを倹3すした。
質塩出ビニル系樹脂の安定剤として知られている二塩基
性ステアリン酸鉛、三塩基性硫酸鉛などの鉛塩系化合物
、ジブチル錫ラウレートなどの有機錫系化合物、脂肪酸
のカルシウム塩、バリウム塩、鉛塩などの金属石齢、ブ
ロッキング防止剤として知られるシリカ、アミド化合物
など、あるい1dこれらの安定剤とブロッキング防止剤
との併用などを倹3すした。
しかしながら、これらの多くの添加剤は、添加効果が不
十分であったり、あるい(d成形品の透明度の低下、気
泡やプレートアウトの発生、成形品表面への添加物の移
行など、成形品の加工、市場開発の支障となるような好
ましからざる問題点を派生し、そのため直ちに実用什に
供し得るような樹脂組成物を容易に見出すことができな
かった。
十分であったり、あるい(d成形品の透明度の低下、気
泡やプレートアウトの発生、成形品表面への添加物の移
行など、成形品の加工、市場開発の支障となるような好
ましからざる問題点を派生し、そのため直ちに実用什に
供し得るような樹脂組成物を容易に見出すことができな
かった。
このような初期飛魚現象とブロッキングなどの問題は、
−酸化炭素共用合体含有塩化ビニル系樹脂組成物の市場
開発に際し、早期に解決されなければならない課題であ
り、強くその改善対策が求められている。本発明者らは
、かかる課題を解決すべく更に鋭意検討を重ねた結果、
脂肪酸亜鉛塩、マグネシウムの酸化物捷たけ水1C化物
およびポリエチレン系ワックスをD[用して配合せしめ
ることにより、所期の目的が達成し得ることを見出した
。
−酸化炭素共用合体含有塩化ビニル系樹脂組成物の市場
開発に際し、早期に解決されなければならない課題であ
り、強くその改善対策が求められている。本発明者らは
、かかる課題を解決すべく更に鋭意検討を重ねた結果、
脂肪酸亜鉛塩、マグネシウムの酸化物捷たけ水1C化物
およびポリエチレン系ワックスをD[用して配合せしめ
ることにより、所期の目的が達成し得ることを見出した
。
従って、本発明は塩化ビニル系樹脂組成物に係り、この
樹脂組成物(・け、(a)塩化ビニル系Jiか脂、(b
)エチレン−酢酪ビニルーー酩化炭素共重合体、(c)
炭素数8以上の脂肪酸の亜鉛塩、(d)′vマグネシウ
ム酸化物または水酸化物および(Q)ポリエチレン系ワ
ックスを必須成分として含有してなる。
樹脂組成物(・け、(a)塩化ビニル系Jiか脂、(b
)エチレン−酢酪ビニルーー酩化炭素共重合体、(c)
炭素数8以上の脂肪酸の亜鉛塩、(d)′vマグネシウ
ム酸化物または水酸化物および(Q)ポリエチレン系ワ
ックスを必須成分として含有してなる。
塩化ビニル系4M脂にエチレン−酢酸ビニルー−酸化炭
素共重合体およびマグネシウムの酸化物または水酸化物
を配合した塩化ビニル系樹脂組成物は、特開昭56−4
124o号公報に記載されている。
素共重合体およびマグネシウムの酸化物または水酸化物
を配合した塩化ビニル系樹脂組成物は、特開昭56−4
124o号公報に記載されている。
この塩化ビニル系樹脂組成物は、血液バッグ用などの医
療器利構成用廻向けられてお、す、溶血性や細胞毒性の
点での改善がなされると記載されている。そして、そ−
Jzを用いる際、塩什ビニル系樹脂の耐熱老化性をIJ
JJけるため、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
バリウム、ステアリン酸亜鉛などの安定剤全添加できる
ことも記載されている。
療器利構成用廻向けられてお、す、溶血性や細胞毒性の
点での改善がなされると記載されている。そして、そ−
Jzを用いる際、塩什ビニル系樹脂の耐熱老化性をIJ
JJけるため、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
バリウム、ステアリン酸亜鉛などの安定剤全添加できる
ことも記載されている。
しかるに、本発明者らの検討結果によれば、−酸化炭素
共重合体およびマグネシウムの酸化物゛または水酸化物
と併用されるこれらのステアリン酸金属塩の中で、むし
ろ一般的に使用されているステアリン酸のカルシウム九
τやバリウム塩を、−酸化炭素共重合体100重量部に
対し約0.2〜4重丁4部の割合で用いると、同じ割合
のステアリン酸亜鉛を用いた場合と比較してブロッキン
グ防止効果が劣るばかりではなく、アンチブロッキング
性の目枦とする400 g/10 nm+幅以下のプロ
ッキングカに保つことズ;困!岨であった。それの配合
割合をぞれ以上に増加させ、アンチブロッキング性を高
めようとすると、今度はカレンダー加工時のプレートア
ウトや初期着色といった欠点を示すようになる。しかる
に、上記安、定剤として列挙された脂肪酸金属塩の内、
M、鉛塩のみがアンチブロッキング性その他の点におい
て他の金属塩とけ菫なった挙動を示し、この脂肪酸亜鉛
塩は単なる安定剤以上の効果を発揮することをここに見
出したのである。
共重合体およびマグネシウムの酸化物゛または水酸化物
と併用されるこれらのステアリン酸金属塩の中で、むし
ろ一般的に使用されているステアリン酸のカルシウム九
τやバリウム塩を、−酸化炭素共重合体100重量部に
対し約0.2〜4重丁4部の割合で用いると、同じ割合
のステアリン酸亜鉛を用いた場合と比較してブロッキン
グ防止効果が劣るばかりではなく、アンチブロッキング
性の目枦とする400 g/10 nm+幅以下のプロ
ッキングカに保つことズ;困!岨であった。それの配合
割合をぞれ以上に増加させ、アンチブロッキング性を高
めようとすると、今度はカレンダー加工時のプレートア
ウトや初期着色といった欠点を示すようになる。しかる
に、上記安、定剤として列挙された脂肪酸金属塩の内、
M、鉛塩のみがアンチブロッキング性その他の点におい
て他の金属塩とけ菫なった挙動を示し、この脂肪酸亜鉛
塩は単なる安定剤以上の効果を発揮することをここに見
出したのである。
本発明にIJいては、脂肪酸のh+i鉛塩を選択的に用
いるばかりではなく、更にそこにポリエチレン系ワック
スを配合し、名配合成分間の相策的効果ともいえるべき
ブロッキング性およびブルーミング性改善効果が得られ
ているのである。
いるばかりではなく、更にそこにポリエチレン系ワック
スを配合し、名配合成分間の相策的効果ともいえるべき
ブロッキング性およびブルーミング性改善効果が得られ
ているのである。
即ち、−酸化炭素共重合体によって可塑化された塩化ビ
ニル系(釘Diニアに、脂肪耐亜鉛塩およびマグネシウ
ム化合物を配合したもの(−Jl ブルーミング性の点
では問題がみら′11ないもののブロッキング性に劣り
、lたポリエチレン系ワックスのみを配合したものも同
様の傾向を示し、更に脂肪酸亜鉛n11およびポリエチ
レン系ワ゛ンクスをi2合すると、ブロッキング性は名
しく改善されるものの、今度はブルーミング性に劣ると
いう結果をもたらす(後記表し照)。しかるに、脂肪n
!亜鉛塩、マグネシウム化合物およびポリエチレン系ワ
ックスの王者を併用することにより、始めてブロッキン
グ性およびブルーミング性が同時に改善することができ
るのである。
ニル系(釘Diニアに、脂肪耐亜鉛塩およびマグネシウ
ム化合物を配合したもの(−Jl ブルーミング性の点
では問題がみら′11ないもののブロッキング性に劣り
、lたポリエチレン系ワックスのみを配合したものも同
様の傾向を示し、更に脂肪酸亜鉛n11およびポリエチ
レン系ワ゛ンクスをi2合すると、ブロッキング性は名
しく改善されるものの、今度はブルーミング性に劣ると
いう結果をもたらす(後記表し照)。しかるに、脂肪n
!亜鉛塩、マグネシウム化合物およびポリエチレン系ワ
ックスの王者を併用することにより、始めてブロッキン
グ性およびブルーミング性が同時に改善することができ
るのである。
本発明で用いられる塩化ビニル系樹脂としては1塩化ビ
ニルの単独重合体のみならず、それと他の共単量体、例
えばエチレン、プロピレンなどのα−オレフィン類、あ
るいは酢酸ビニル、アクリル酸エステル、アルキルビニ
ルエーテル、臭化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデ
ン、スチレン九アクリロニトリルなどの他のビニルII
S台物またはビニIJデン化合物などとの共重合体が挙
げられる。
ニルの単独重合体のみならず、それと他の共単量体、例
えばエチレン、プロピレンなどのα−オレフィン類、あ
るいは酢酸ビニル、アクリル酸エステル、アルキルビニ
ルエーテル、臭化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデ
ン、スチレン九アクリロニトリルなどの他のビニルII
S台物またはビニIJデン化合物などとの共重合体が挙
げられる。
また、エナレンー酢酸ビニルーー1贅化炭素共重合体と
しては、いずれも車量でエチレンが約40〜80%、好
ましく口約60〜70プυ、酢汚〉ビニルが約15〜6
0%、好ましくは約20〜35%、また−酸化炭素が約
5〜30%、好邊しく t’+−約5〜15ルの割合の
ものが一般に用いられ、それは必要に応じて更に他の共
単量体を共重合ゼし、めたものであってもよい。−酸化
炭素共重合体は、塩化ビニル系樹脂100重置部匹対し
約5暇屓部以上、好ましくは約5〜150重舐部の割合
で用いられる。
しては、いずれも車量でエチレンが約40〜80%、好
ましく口約60〜70プυ、酢汚〉ビニルが約15〜6
0%、好ましくは約20〜35%、また−酸化炭素が約
5〜30%、好邊しく t’+−約5〜15ルの割合の
ものが一般に用いられ、それは必要に応じて更に他の共
単量体を共重合ゼし、めたものであってもよい。−酸化
炭素共重合体は、塩化ビニル系樹脂100重置部匹対し
約5暇屓部以上、好ましくは約5〜150重舐部の割合
で用いられる。
脂肪酸亜鉛塩としては、例えばカプリル酸、カプリン酸
、ラウリン酸、ミリスチン酸、ノぐルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸、アラキン酸、ベヘン酸、エルカ酸
などの炭素数8以上の脂肪酸、好ましくはステアリン酸
の亜鉛塩が挙げられる。
、ラウリン酸、ミリスチン酸、ノぐルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸、アラキン酸、ベヘン酸、エルカ酸
などの炭素数8以上の脂肪酸、好ましくはステアリン酸
の亜鉛塩が挙げられる。
これより炭素数の少ない脂肪酸の亜鉛塩を用いると、十
分なブロッキング性改善効里が得られないばかりではな
く、カレンダー加工時にプレートアウトがひどくなつ1
こり、刺戟臭が付着したりするように1ぐる。
分なブロッキング性改善効里が得られないばかりではな
く、カレンダー加工時にプレートアウトがひどくなつ1
こり、刺戟臭が付着したりするように1ぐる。
これらの脂肪酸・亜鉛塩は、−酸化炭素共重合体100
爪思部に対し約0.5〜5重量部、好ましくは約1〜3
重風部の7;1]合で用いら;?する。配合割合がこれ
より少ないと十分なるブロッキング防止効果が得らtし
ず、一方これより多いと、通称Nジンクバーニング〃と
いわれる成形品の黒fヒ用象を呈するようになる。なお
、この配合割合は、−酸化炭素共重合体の配合割き、成
形ノ加工時の樹脂温度などにも影響されるが、一般に同
所望のブロッキング防止効果が得しノ′シる最低量に抑
えることが、%シンクバーニング〃を防止する上からは
望ましし)0 マグネシウムの酸化物また―木酢化物は、単独または混
合物として用いられるばかりではなく、例えばXA/2
0.−YMgO−002−ZH20のような複塩形態の
化合物(協和化学工業製品DHT −4A )などとし
ても用いることができる。
爪思部に対し約0.5〜5重量部、好ましくは約1〜3
重風部の7;1]合で用いら;?する。配合割合がこれ
より少ないと十分なるブロッキング防止効果が得らtし
ず、一方これより多いと、通称Nジンクバーニング〃と
いわれる成形品の黒fヒ用象を呈するようになる。なお
、この配合割合は、−酸化炭素共重合体の配合割き、成
形ノ加工時の樹脂温度などにも影響されるが、一般に同
所望のブロッキング防止効果が得しノ′シる最低量に抑
えることが、%シンクバーニング〃を防止する上からは
望ましし)0 マグネシウムの酸化物また―木酢化物は、単独または混
合物として用いられるばかりではなく、例えばXA/2
0.−YMgO−002−ZH20のような複塩形態の
化合物(協和化学工業製品DHT −4A )などとし
ても用いることができる。
これらのマグネシウム化合物は、−酸化炭素共重合体1
00重量部に対し約0.02〜0.4重量部、好ましく
は約0.05〜0.2重量部の割合で用いられる。
00重量部に対し約0.02〜0.4重量部、好ましく
は約0.05〜0.2重量部の割合で用いられる。
配合割合がこれより少ないと十分なブルーミング防止効
果が得られず、一方これより多く用いると、−酸化炭素
共重合体含有塩化ビニル系樹脂組成物の熱安定性を損わ
せ、加熱劣化試験において色相および機械的物性の低下
を早めたり、あるいはロール混練時にロール面への粘着
を助長して、ロール加工性を損わせるようになる。
果が得られず、一方これより多く用いると、−酸化炭素
共重合体含有塩化ビニル系樹脂組成物の熱安定性を損わ
せ、加熱劣化試験において色相および機械的物性の低下
を早めたり、あるいはロール混練時にロール面への粘着
を助長して、ロール加工性を損わせるようになる。
ポリエチレン系ワックスとしては、分子量が約1000
〜5000、好ましくは約150.0〜3000で、密
度が0.90〜0.97り/ct/I、好ましくは0.
91〜0.949/adのものが一般に用′いられる。
〜5000、好ましくは約150.0〜3000で、密
度が0.90〜0.97り/ct/I、好ましくは0.
91〜0.949/adのものが一般に用′いられる。
ポリエチレン系ワックスは、一般に一酸化炭紫共重合体
100重量部に対し約0.2〜4重量部、好すしくけ約
0.5〜2N屋部の割合で用いられる。
100重量部に対し約0.2〜4重量部、好すしくけ約
0.5〜2N屋部の割合で用いられる。
配合割合がこれより少ないと十分なブロッキン)゛防止
効果が得られず、一方これより多い割合で用いると、−
酸化炭素共重合体含有塩化ビニル系樹脂の滑性が大きく
なりすぎて、混練において十分な剪断力が作用せ′ず、
そのため均一な組成物を得ることが困難となったり、あ
るいはその樹脂組成物のカレンダー加モの際プレートア
ウト現象を助長し、カレンダー加工性を損わせるように
なる。
効果が得られず、一方これより多い割合で用いると、−
酸化炭素共重合体含有塩化ビニル系樹脂の滑性が大きく
なりすぎて、混練において十分な剪断力が作用せ′ず、
そのため均一な組成物を得ることが困難となったり、あ
るいはその樹脂組成物のカレンダー加モの際プレートア
ウト現象を助長し、カレンダー加工性を損わせるように
なる。
以上の各成分を必須成分とする本発明の樹脂組成物には
、これ以外に安定化助剤、紫外線吸収剤、滑剤1.、充
填剤などの各種添加剤を、必要に応じて任意に配合する
ことができる。
、これ以外に安定化助剤、紫外線吸収剤、滑剤1.、充
填剤などの各種添加剤を、必要に応じて任意に配合する
ことができる。
塩化ビニル系樹脂組成物の調製は、前記各成分を同時的
にまたは逐次的にトライブレンドしあるいはメルトブレ
ンドすることによって行われ、それら各成分間の混合順
序には特に制限がない。
にまたは逐次的にトライブレンドしあるいはメルトブレ
ンドすることによって行われ、それら各成分間の混合順
序には特に制限がない。
次に、実施例について本発明の詳細な説明する。
実施例1
エポキシ化大豆油 5ステアリ
ン酸亜鉛 1以上の各成分から
なる配合物を、6インチロールを用いて160 ℃で1
o分間混練し、分出しシートを得た。この分出しシート
を、180℃で5分間熱プレスして厚さ200μmのシ
ートを成形し、このプレスシートについて以下のa&物
性をn・ト価した。
ン酸亜鉛 1以上の各成分から
なる配合物を、6インチロールを用いて160 ℃で1
o分間混練し、分出しシートを得た。この分出しシート
を、180℃で5分間熱プレスして厚さ200μmのシ
ートを成形し、このプレスシートについて以下のa&物
性をn・ト価した。
ブロッキング性:6on角のプレスシートに3Kg’
Jの荷重をのせ、70℃、で24時間静置し、冷却
させた後、IO++m幅の試験片について、剥離試験(
剥離速度200個/分)を行ない、シートのブロッキン
グ強度を測定した。
Jの荷重をのせ、70℃、で24時間静置し、冷却
させた後、IO++m幅の試験片について、剥離試験(
剥離速度200個/分)を行ない、シートのブロッキン
グ強度を測定した。
ブルーミング性ニブレスシートを50℃の温水中に2日
間?lfした後、風乾したプレスシート表面に白色粉末
(水中のカルシウムイオンと反応して生成した脂肪酸カ
ルシウムと考えられる)が発生ずるか否かを観察した。
間?lfした後、風乾したプレスシート表面に白色粉末
(水中のカルシウムイオンと反応して生成した脂肪酸カ
ルシウムと考えられる)が発生ずるか否かを観察した。
実施例2〜3
、 実施例1において、ステアリン酸亜鉛、酸化マグネ
シウムおよびHζクリエチレンワックスの配合漬がそれ
ぞれ変更された。
シウムおよびHζクリエチレンワックスの配合漬がそれ
ぞれ変更された。
比較例1〜5
実施例1において、ステアリン酸亜ifG、酸化マグネ
シウムJ5よびポリエチレン系ワックスの全部寸たは一
部が配合されなかった。
シウムJ5よびポリエチレン系ワックスの全部寸たは一
部が配合されなかった。
実施例4
実施例1において、ステアリン酸亜鉛の代りに、同1社
のオレイン酸亜鉛が用いられた。
のオレイン酸亜鉛が用いられた。
実施例5
実施例1(でおいて、酸化マグネシウムの代りに、水酊
化マグネシウム(協和化学工業製品キヨーワスイマグF
)O,’4重量部が用いられた。
化マグネシウム(協和化学工業製品キヨーワスイマグF
)O,’4重量部が用いられた。
実施例2〜5および比較例1〜5で得られたプレスシー
トについても、実施例1のプレスシートと同様に、詫物
性の評価が行われた。得られた結果は、次の表に示され
る。
トについても、実施例1のプレスシートと同様に、詫物
性の評価が行われた。得られた結果は、次の表に示され
る。
表
#2 1 0.05 2
280#33 0.2 2
15(+#3 2 0.1 、
640 なしrr4 −−
2 720 /15 2 − 2
210 あり実施例4− 2
0.1 ’1 250 な
し1152 0.4 1
200代理人 弁理士 吉 川 俊 夫
280#33 0.2 2
15(+#3 2 0.1 、
640 なしrr4 −−
2 720 /15 2 − 2
210 あり実施例4− 2
0.1 ’1 250 な
し1152 0.4 1
200代理人 弁理士 吉 川 俊 夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 (a)塩化ビニル系樹脂、(b)エチレン−酢酸
ビニルー−酸化炭素共重合体、(C)炭素数8以上の脂
肪酸の亜鉛塩、(d)マグネシウムの酸化物またけ水酸
化物および(θンボリエチレン系ワックスを必須成分と
して含有してなる塩化ビニル系樹脂組成物。 2、−酸化炭崇共重合体100重量部に対し、脂肪酸亜
鉛塩が約0.5〜5重量部用いられる特許請求の範囲第
1項記載の塩化ビニル累樹脂組成物。 3−酸化炭素共重合体100 ’m fii部に対し、
マグネシウム化合物が単独または混合物として約0.0
2〜0.4重量部用いられる特許請求の範囲第1項記載
の塩化ビニル系樹脂組成物。 4、分子量約1000〜5000、密5t0.90〜0
.979Ardのポリエチレン系ワックスが用いられる
特許請求の虻;坩@1項記載の塩化ビニル系樹脂組成物
。 5、−1駿化炭素共眞合体100重量部に対し、ポリエ
チレン系ワックスが約0.2〜4 ffiffimmい
られる特許請求の範囲第1項または第4項記載の塩化ビ
ニル系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9870083A JPS59223743A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9870083A JPS59223743A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59223743A true JPS59223743A (ja) | 1984-12-15 |
JPS6330942B2 JPS6330942B2 (ja) | 1988-06-21 |
Family
ID=14226777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9870083A Granted JPS59223743A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59223743A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4826735A (en) * | 1985-09-20 | 1989-05-02 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Polypropylene resin composition, a multi-layered sheet comprised thereof and a production process therefore |
GB2348432A (en) * | 1999-03-16 | 2000-10-04 | Bp Chem Int Ltd | Polymer composition |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641240A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-17 | Sekisui Chem Co Ltd | Resin composition for medical instrument construction |
JPS57177042A (en) * | 1981-04-23 | 1982-10-30 | Sekisui Chem Co Ltd | Resin composition for medical equipment |
-
1983
- 1983-06-02 JP JP9870083A patent/JPS59223743A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641240A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-17 | Sekisui Chem Co Ltd | Resin composition for medical instrument construction |
JPS57177042A (en) * | 1981-04-23 | 1982-10-30 | Sekisui Chem Co Ltd | Resin composition for medical equipment |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
US4826735A (en) * | 1985-09-20 | 1989-05-02 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Polypropylene resin composition, a multi-layered sheet comprised thereof and a production process therefore |
GB2348432A (en) * | 1999-03-16 | 2000-10-04 | Bp Chem Int Ltd | Polymer composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6330942B2 (ja) | 1988-06-21 |
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