JPS59223258A - 模様入りガラス板の製造方法 - Google Patents
模様入りガラス板の製造方法Info
- Publication number
- JPS59223258A JPS59223258A JP9713383A JP9713383A JPS59223258A JP S59223258 A JPS59223258 A JP S59223258A JP 9713383 A JP9713383 A JP 9713383A JP 9713383 A JP9713383 A JP 9713383A JP S59223258 A JPS59223258 A JP S59223258A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass plate
- adhesive
- adhesive agent
- glass plates
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、張合せガラス板に模様をつけた、模様入り
ガラス板の製造方法に関する。
ガラス板の製造方法に関する。
窓用やガラスケース、あるいは家具のとびらなどに用い
るガラス板に樹状模様を入れることは、従来、非常に困
難であり、あらかじめ、エツチング等でガラス面に模様
をつけたものを張合せたりしており、製造工程が複雑で
高価なものになっていた。
るガラス板に樹状模様を入れることは、従来、非常に困
難であり、あらかじめ、エツチング等でガラス面に模様
をつけたものを張合せたりしており、製造工程が複雑で
高価なものになっていた。
この発明は、複数枚のガラス板を接着剤により張合せて
固着した後、その接着剤が再結晶する温度域まで加熱し
、適当な時間高温下で放置し、樹状晶を析出させること
により模様を入れるようにする、模様入りガラス板の製
造方法を提供することを目的としている。
固着した後、その接着剤が再結晶する温度域まで加熱し
、適当な時間高温下で放置し、樹状晶を析出させること
により模様を入れるようにする、模様入りガラス板の製
造方法を提供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例による模様入りガラス板の製
造方法を、第１図に示す工程図により説明する。表面が
光学的に研摩された透明ガラス板を２枚、工程（４）に
示すように洗浄処理をする。つづいて、工程０１３）の
ように、一方のガラス板の接着面に透明な瞬間接着剤（
例えば「アロンアルファ」（商品名））を塗布又は滴下
する。工程（０）のように、この一方のガラス板に他方
のガラス板を接着剤によシ全面接着し、工程（Ｄ）のよ
うに、硬化させる（通常、常温下で硬化する）。
造方法を、第１図に示す工程図により説明する。表面が
光学的に研摩された透明ガラス板を２枚、工程（４）に
示すように洗浄処理をする。つづいて、工程０１３）の
ように、一方のガラス板の接着面に透明な瞬間接着剤（
例えば「アロンアルファ」（商品名））を塗布又は滴下
する。工程（０）のように、この一方のガラス板に他方
のガラス板を接着剤によシ全面接着し、工程（Ｄ）のよ
うに、硬化させる（通常、常温下で硬化する）。
この状態を第２図及び第３図に平面図及び側面図で示し
、双方のガラス板（１）間の接着剤（２）は一様な状態
で、模様は形成されていない。（３）は張合せガラス板
である。ついで、工程（Ｅ）のように、張合せガラス板
（３）を大気中、で１２５℃、２０時間の熱処理を施す
。すると、接着剤（２）が再結晶し、第４図に実物大で
示すように、樹状の模様（４）ができる。
、双方のガラス板（１）間の接着剤（２）は一様な状態
で、模様は形成されていない。（３）は張合せガラス板
である。ついで、工程（Ｅ）のように、張合せガラス板
（３）を大気中、で１２５℃、２０時間の熱処理を施す
。すると、接着剤（２）が再結晶し、第４図に実物大で
示すように、樹状の模様（４）ができる。
この張合せガラス板（３）を工程便）のように、加熱装
置から取出し、大気中で徐冷する。
置から取出し、大気中で徐冷する。
こうして出来上った模様入りガラス板の模様の８０倍に
拡大した顕微鏡写真を、第５図に示す。
拡大した顕微鏡写真を、第５図に示す。
上記２枚のガラス板（１）の張合せの圧力は、接着剤（
２）が全面に広がる程度でよく、強過ぎて膜切れなどの
欠陥が生じないようにする０ なお、上記実施例では板状のガラス板（１）を２枚張合
せたが、シート状のガラス板を２枚、上下の四−ラ間に
通すことにより連続的に張合せた後、連続熱処理炉を通
し、シート状の模様入りガラス板として供給することが
できる。
２）が全面に広がる程度でよく、強過ぎて膜切れなどの
欠陥が生じないようにする０ なお、上記実施例では板状のガラス板（１）を２枚張合
せたが、シート状のガラス板を２枚、上下の四−ラ間に
通すことにより連続的に張合せた後、連続熱処理炉を通
し、シート状の模様入りガラス板として供給することが
できる。
まだ、あらかじめ、上記接着剤（２）に着色剤を混合し
ておき、上記工程処理を施すことにより、着色した樹状
模様の入ったガラス板にすることができる。この着色剤
には特に制限はないが、添加の方法として、接着剤（２
）への混合、ガラス板の接着面へ散布しておくなど、種
々の方法によることができる。
ておき、上記工程処理を施すことにより、着色した樹状
模様の入ったガラス板にすることができる。この着色剤
には特に制限はないが、添加の方法として、接着剤（２
）への混合、ガラス板の接着面へ散布しておくなど、種
々の方法によることができる。
さらに、上記実施例では透明な瞬間接着剤（２）を用い
たが、用途により、有色の同種の接着剤、例えば、ポリ
イミド等の樹脂を接着剤に用いてもよく、また、所定の
接着強度を有し、かつ、再結晶する材質の他の接着剤で
もよく、同類の合成樹脂を大概使用できるものである。
たが、用途により、有色の同種の接着剤、例えば、ポリ
イミド等の樹脂を接着剤に用いてもよく、また、所定の
接着強度を有し、かつ、再結晶する材質の他の接着剤で
もよく、同類の合成樹脂を大概使用できるものである。
なおまだ、上記実施例では２枚のガラス板を張合せた場
合を示したが、３枚以上のガラス板を張合せた場合にも
適用できるものである。
合を示したが、３枚以上のガラス板を張合せた場合にも
適用できるものである。
以上のように、この発明の方法によれば、複数枚のガラ
ス板を接着剤で張合せ固着し、接着剤が再結晶する温度
域まで加熱し適当な時間持続し模様を形成するようにし
たので、樹状模様の入ったガラス板が、短時間に高歩留
りで、安価にできる。
ス板を接着剤で張合せ固着し、接着剤が再結晶する温度
域まで加熱し適当な時間持続し模様を形成するようにし
たので、樹状模様の入ったガラス板が、短時間に高歩留
りで、安価にできる。
また、従来のように、ガラス板に模様を刻み込んでつけ
たものではなく、ガラス板を接着剤で張合せてあシ、ガ
ラスの強度が低下せず、破損した場合、飛散することな
く安全性が高められるなどの効果がある。
たものではなく、ガラス板を接着剤で張合せてあシ、ガ
ラスの強度が低下せず、破損した場合、飛散することな
く安全性が高められるなどの効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による模様入υガラス板の
製造方法を示す工程図、第２図及び第３図は第１図の（
Ｄ）工程後の状態を示す張合せガラス板の平面図及び側
面図、第４図は第１図の（Ｅ）工程による模様入りガラ
スの実物大の模様を示す平面図、第５図は第１図の工程
により製造された模様人シガラス板の模様を拡大して示
す顕微鏡写真である。 １・・・ガラス板、２・・・接着剤、３・・・張合せガ
ラス板、４・・・樹状模様 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 大岩増雄 第１図 第３図 第５図 手続補正書（方式） １、事件の表示 特願昭５８−９’／［３号２・発
明の名手示模様入りガラス板の製造方法３、補正をする
者 ６、補正の対象 （１）明細書の「発明の詳細な説明」及び「図面の簡単
な説明」の欄。 （２）図面中筒５図。 ７、補正の内容 （１）明細書第３ページ第１１〜１２行の 「こうして
−一一一一一一に示す。」を削除する。 （２）明細書第５ページ第１３〜１５行の 「図、第５
図は−−−−−−−−である。」を「図である。」に補
正する。 （３）図面中筒５図を削除する。 以上
製造方法を示す工程図、第２図及び第３図は第１図の（
Ｄ）工程後の状態を示す張合せガラス板の平面図及び側
面図、第４図は第１図の（Ｅ）工程による模様入りガラ
スの実物大の模様を示す平面図、第５図は第１図の工程
により製造された模様人シガラス板の模様を拡大して示
す顕微鏡写真である。 １・・・ガラス板、２・・・接着剤、３・・・張合せガ
ラス板、４・・・樹状模様 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 大岩増雄 第１図 第３図 第５図 手続補正書（方式） １、事件の表示 特願昭５８−９’／［３号２・発
明の名手示模様入りガラス板の製造方法３、補正をする
者 ６、補正の対象 （１）明細書の「発明の詳細な説明」及び「図面の簡単
な説明」の欄。 （２）図面中筒５図。 ７、補正の内容 （１）明細書第３ページ第１１〜１２行の 「こうして
−一一一一一一に示す。」を削除する。 （２）明細書第５ページ第１３〜１５行の 「図、第５
図は−−−−−−−−である。」を「図である。」に補
正する。 （３）図面中筒５図を削除する。 以上
Claims (3)
- （１）接着硬化後熱処理によって再結晶し樹状晶を呈す
る材質の接着剤によシ、複数枚のガラス板を張合せ、接
着剤の硬化後、熱処理を施し接着剤に樹状模様を形成さ
せる模様入りガラス板の製造方法。 - （２） あらかじめ着色剤を接着剤に混入しておき、
着色模様にすることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の模様入りガラス板の製造方法。 - （３） あらかじめ着色剤をガラス板の接着面に付着
しておき、着色模様にすることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の模様入りガラス板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9713383A JPS59223258A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 模様入りガラス板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9713383A JPS59223258A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 模様入りガラス板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59223258A true JPS59223258A (ja) | 1984-12-15 |
Family
ID=14184064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9713383A Pending JPS59223258A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 模様入りガラス板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59223258A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100658678B1 (ko) | 2005-07-29 | 2006-12-15 | 삼성에스디아이 주식회사 | 표시장치용 다층 기재 및 이를 구비한 표시장치 |
| KR100658679B1 (ko) | 2005-07-27 | 2006-12-15 | 삼성에스디아이 주식회사 | 표시장치용 다층 기재 및 이를 구비한 디스플레이 |
| KR100696632B1 (ko) | 2005-07-29 | 2007-03-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 표시장치용 다층 기재 및 이를 구비한 표시장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5971275A (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-21 | ヒロセ電機株式会社 | 多心ケ−ブルの接続方法及びその装置 |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP9713383A patent/JPS59223258A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5971275A (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-21 | ヒロセ電機株式会社 | 多心ケ−ブルの接続方法及びその装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100658679B1 (ko) | 2005-07-27 | 2006-12-15 | 삼성에스디아이 주식회사 | 표시장치용 다층 기재 및 이를 구비한 디스플레이 |
| KR100658678B1 (ko) | 2005-07-29 | 2006-12-15 | 삼성에스디아이 주식회사 | 표시장치용 다층 기재 및 이를 구비한 표시장치 |
| KR100696632B1 (ko) | 2005-07-29 | 2007-03-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 표시장치용 다층 기재 및 이를 구비한 표시장치 |
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