JPS59223257A - 安全ガラスの製造法 - Google Patents

安全ガラスの製造法

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JPS59223257A
JPS59223257A JP9695383A JP9695383A JPS59223257A JP S59223257 A JPS59223257 A JP S59223257A JP 9695383 A JP9695383 A JP 9695383A JP 9695383 A JP9695383 A JP 9695383A JP S59223257 A JPS59223257 A JP S59223257A
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JP
Japan
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glass
polyfunctional
meth
compound
compd
Prior art date
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Pending
Application number
JP9695383A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Osuga
宏 大須賀
Takuhiko Motoyama
本山 卓彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、透明性に優れ、耐光性に秀いでており、しか
も耐衝撃性の大きい安全ガラスの製造法に係わるもので
ある。
従来、安全ガラスは主としてブチラール樹脂の接着フィ
ルムを2枚のガラス板の間に挾み、これを圧着して、ガ
ラス板に接着して製造されていた。
しかしながら、この方法による場合には、原料フィルム
の製造、フィルムの粘着防止処狸、フィルムロールの巻
き取り、フィルムの所望形状への切断、粘着防止剤の除
去、乾燥等の諸工程を経た後に、始めて前記の安全ガラ
スの製造工程に入るものであるから、非常に工程が長く
、従って製造費が高いという欠点があった。従って、よ
り簡易な方法による安全ガラスの製造法が求められてい
たが、未だに成功されていなかった。
ここにおいて、本発明者等は鋭意研究の結果、多官能チ
オール化合物と、特定の多官能不飽和上ツマ−の相合I
より成る組成物を2枚のガラス板の間に挾み、これを加
熱又は活性エネルギー線の照射によりその場で硬化さけ
ることににす、耐衝撃性、透明性、耐光性、耐寒性等に
秀れた安全ガラスが得られることを見出し、本発明に到
達した。
即ち、本発明によれば、極めて簡易な工程によって、秀
れた安全ガラスを得ることが出来るものであるから、製
品は安価であり、しかも得られた製品はJIS規格の全
ての試験項目に合格している。
本発明で用いられる多官能チオール化合物としては、ポ
リオールに炭素数2〜18のチオールアルキル基をエー
テルまたはエステル結合して得られるボリヂオール化合
物が好ましく、他にチオグリコ−ル等も用いられる。こ
こに用いられるポリオールとしては、炭素数2〜10の
アルキレングリコール、トリメチロールプロパン、ペン
タエリスリト−ル、ジペンタエリスリトール等を挙げる
ことが出来る。
以下に、これ等の多官能チオール化合物をwJm式によ
り例示する。
1−18 (CI−12)Ill (CI−12)II
 O(CI−12)m 5t−I        0)
CH20OCR RCOOI−120”       XCH20OCR
(但し、式中Rは水素原子又は−(C)−12) m5
1−1基を表わすが水素原子が2個以上存在することは
ない。mは1〜12.nは0〜12の整数を表わす。)
更に具体的に例示すれば、次の通りである。
ジチオール化合物としては、エチレングリコールジチオ
グリコレ−1−、プロピレングリコールジチオグリコレ
ート、エチレングリコールジヂオブロピオネ−1−、エ
チレンジチオグリコール。
1〜リヂオ一ル化合物としては、トリメチロールプロパ
ン1−リチオグリコレ−1〜、1−リメチロールプロパ
ントリチオプロピオネート、ペンタエリスリ1−一ルト
リチオグリロレート、1〜リチオグリセロール。
テ1〜ラチオール化合物としては、ペンタエリスリ1ヘ
ールテ1−ジチオグリコレート、ペンタエリスリトール
テ1へラブロビオネート、ジペンタ1リスリトールテ1
−ジチオグリコレート。
ペンタチオール化合物としては、ジペンタエリスリトー
ルペンタチオグリコレ−1・、ジベンタエリスリトール
ペンタヂオプロピオネ−1−。
ヘキサチオール化合物としては、ジペンタエリスリ1−
一ルヘキリチオグリコレ−1−、ジベンタエリスリトー
ルヘキ]Jプロピオネート、等を挙げることができる。
本発明において多官能チオール化合物と組み合せて用い
る多官能不飽和モノマーとしては、(1)多官能アリル
化合物、(ii) 1分子当り少’cr くとも2個の
不飽和シクロアセタール基を有づる化合物、及び(ii
i )多官能(メタ)アクリロイル化合物から成る群か
ら選れる少なくとも1種の多官能不飽和上ツマ−が用い
られる。
本発明に使用できる多官能アリル化合物とは、1分子中
に2個以上のアリル基を右Jる化合物であり、具体的に
例示すると次の通りである。
2官能アリル化合物としてはジj7リル゛リクシネート
、ジアリルン7ジペート、ジノ7リルフタレー1−1ご
スフエノールAジアリルニーデル、リンゴ酸ジアリル、
ジエチレングリコールビスアリルカ−ボネート 3官能アリル化合物としてはトリアリルイソシアヌリレ
ー1〜、トリメチロール10パン1〜リノ′リルエーテ
ル、]へ]リアリルjーリメレー1〜ペンタエリスリト
ールトリアリルエーテル。
4官能アリル化合物としてはペンタエリスリ1−−ルナ
1−ラアリルエーデル、ジペンタエリスリlーールテト
ラアリルエーテル、テトラアリルビロメレ−1・。
5官能アリル化合物としてはジペンタエリスリiーール
ペンタアリルエーテル。
6官能アリル化合物としてはジペンタエリスリトールへ
キサアリルエーテルが挙げられる。
1分子当り少なくとも2個の不飽和シクロアセタール基
を有する化合物としては、ジアリリテ゛ンペンタエリス
リトール、1−リアリリデンソルヒ1〜−ル、ジアリリ
デン−2・ 2・ 6・ 6−ラ゛1〜ラメチロールシ
クロヘキ1ノノンまたはこれらの混合物があげられる。
本発明に用いられる多官能(メタ)アクリロイル化合物
としては、ポリオールのアクリル散文(ユメタクリル酸
エステルが用いられる。用いられるポリオールとしては
、アルキレングリコール、ジアルキレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、ごスフエノールAアルキレンオ
キリイド付加物、1〜リメチロールプロパン、ペンタエ
リスリト−ル、ジペンタエリスリ1〜−ル等が好ましく
用いられる。
これを具体的に例示すれば次の通りz′ある。
2官能(メタ)アクリロイル化合物としてはエチレング
リコールジ(メタ)アクリレ−1〜、プロピレングリコ
ールレジ(メタンアクリレ−1〜、ジアルレングリコー
ルジ(メタ)アクリレ−1−、ブチレングリコールジ(
メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ
)アクリレ−1〜、ビスフェノールAエチレンオキ勺イ
ドイ1加物ジ(メタ)アクリレ−1へ、ビスフェノール
Aプロピレンオキサイド付加物ジ(メタ)アクリレ−1
〜、3官能(メタ)アクリロイル化合物としては1〜リ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレ−1〜、ペン
タエリスリ1−−ル1〜す(メタ) 77クリレー1〜
.4官能(メタ)アクリロイル化合物どしではペンタエ
リスリトール、テトラ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリトールデトラ(メタ)アクリレ−1〜、 5官能(メタ)アクリロイル化合物とし−ではジペンタ
エリスリ1−一ルペンタ(メタ)アクリレ−1−1 6官能(メタ)アクリロイル化合物としてはジペンタエ
リスリ1−一ルヘキサ(メタ)7クリレー1〜、が挙げ
られる。
これ等の多官能ヂオール化合物と多官能不飽和上ツマ−
は均一に混合して用いられるが、iηられた組成物中に
紫外線吸収剤、レベリング剤、カップリング剤などを適
宜添加することは差支えない。
一般にガンマ線硬化やX線硬化のときにはラジカル開始
剤の添加は必要としないけれども、熱硬化のときには熱
重合開始剤を、紫外線硬化のときには光増感剤を添加す
る。添加mは組成物100中最部に対し0.01〜2重
量%が望ましい。熱重合開始剤及び光増感剤としては次
に例示するものが用いられる。
熱重合開始剤としては過酸化ベンゾイル、ジターシャリ
−ブチルハイドロパーAキリイド、ジクミルパーオキザ
イド、メチルエチルケ1〜ンパーオキーリイド、ジラウ
リルパーオキ11イド、アゾビスイソブチロニ1−リル
等が挙げられ、光増感剤としてはベンゾイン、ベンジル
、ベンゾフェノン、アセ1〜フエノン、2〜ヒドロキシ
−3−ベンゾイルプロパン、2−オキシ−4−メ1−キ
シl\ンゾフエノン、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインイソプロピルニーデル、チAキ!ナン1−ン、メ
チル副ルソベンジルベンゾエ−1・等が挙げられる。
多官能チオール化合物と、共に用いられる多官能不飽和
モノマーとはに0.5〜5、好ましくは1:  0.8
〜4のモル比の範囲′C″混合して用いられ、混合は、
場合によっては100℃以下の温度に加熱して容器内で
撹拌して行なわれる。
多官能不飽和モノマーは、得られる製品に要求される物
性に合わせて選択して用いられる。例えば、多官能アリ
ル化合物又は1分子当り少なくとも2個の不飽和シクロ
アヒタール基を有り”る化合物を単独で用いた場合には
、耐寒性に秀れた安全ガラスが得られ、多官能(メタ)
アクリロイル化合物を単独で用いた場合には、耐候性に
秀れた安全ガラスが得られる。
従って、これ等の多官能不飽和上ツマ−を混合して用い
ることにより、用途に合った製品を1りることができ、
又場合により、硬化物の屈折率を用いるガラスの屈折率
に等しくするために配合比を調節する。
多官能チオール化合物と多官能不飽和モノマーとの混合
物は粘稠な液体であって、場合によりこれにラジカル重
合開始剤、紫外線吸収剤、カップリング剤等を加えて均
一に溶解した後、清浄にした平滑なガラス板に塗布また
は流延により所定の厚さにコーティングし、この上にガ
ラス板を重ねて十分にDS2泡する。この場合2枚のガ
ラス板を平行に重ね周囲を密封して、その間隙に組成物
を流入充填する操作を行なうこともできる。
本発明方法により得られる安全ガラス(よ、3枚以上の
ガラス板を重ねたものであってもよく、ガラス板の枚数
は用途に応じて適宜選択ブればよい。
間隙に組成物を満たしたガラス板は、熱硬化の場合は所
定の温度に保った炉に入れて硬化させる。
硬化温度は50〜120℃であり、硬化時間は30分〜
15時間である。活性エネルギー線を照射して硬化する
場合は、ガラスの片面または両面から活性エネルギー線
を照射する。ここで活性エネルギー線としては、紫外線
、X線、ガンマ線が用いられ、照射温度は室温ないし1
00℃で、条件により10秒から10時間照射して完全
に硬化さゼ、パリ取り等の仕上加工を行なって製品とす
る。
本願方法によりiqられた安全ガラスはJISR321
1(自動車用安全ガラス)及びJISR3205(合わ
せガラス)の規格に示される全ての試験項目に合格した
安全ガラスに使用するガラスは、ソーダガラス、カリガ
ラス、鉛ガラスの何れでもよく、又着色していてもよい
。場合によっては、硬化組成物中に着色剤を添加して着
色することができる。本願方法に係る硬化性組成物は硬
化した後、ガラスとの間に秀れた接着性を示す。
本願方法によりiWられる安全ガラスは、自動車用安全
ガラス、航空機用安全ガラス、建築用安全ガラス等とし
て有用である。
以下、実施例により本願発明を説明する。
実施例1 トリメチロールプロパン1−リチオブt」ピAネート2
416g(20/3モル)とジアリリデンペンタエリス
リ1〜−ル10(30g  (10/2モル)、過酸化
ベンゾイル12Qを60℃におい(均一に混合してl’
fられた組成物を枠に入れて固定した屈折率1.54の
板ガラスに700g/mの厚さにコーティングした。こ
の上に同じ性質の板ガラスを重ね、十分に脱泡したのち
、炉に入れて加熱硬化させた。加熱は1時間かけて徐々
に90℃まで上昇させ、この温度に3時間保ち、次に 
120℃に温度を上昇させて30分保った後、室温まで
徐冷した。
得られた安全ガラスはJISR3205及びR3211
の試験規格(可視光線透過率、二重像、透視ひずみ、耐
摩耗性、耐熱性、耐光性、耐貫通性試験、耐衝撃t11
試験、破砕試験)に合格した。
実施例2 ペンタエリスリトールテトラチAグリコレート1080
g  (10/4モル)とトリメチ[コールプロパン1
−リアクリレート1480(1(15/ 3 Tル)、
2−ヒドロキシ−3−ベンゾイルプロパン(光増感剤)
0.4(1、ブチルエポキシシラン(カップリング剤)
3gとを40℃で混合し均一な組成物をつくった。この
組成物を0.76mmの間隔に固定した屈折率1.52
の平行ガラス板の間に注入し、脱泡したのち、6KW高
圧水銀灯を用いてガラスの両面から紫外線を照射した。
30秒で完全に硬化した。
得られた安全ガラスはJISR3205及びR3211
の各規格に合格した。
実施例3 ジペンタエリスリトールへキサヂオグリコレ−1〜11
17g(10/ 6モル)、ジエヂレンクリコールビス
アリルカーボネート685Q  (10/4モル)、ト
リメチロールプロパントリアクリレート1000100
O/3モル)、2−オキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン(光増感剤)1.4(1,1−リフェニルフオスフィ
ン(耐候性向上剤)  1.8Qを40℃で混合し均一
な組成物をつくった。この組成物を0、7(31111
11の間隔に固定した屈折率1.52の平行ガラス板の
間に注入し、脱泡したのち、(iKW高圧水銀灯を用い
てガラスの両面から紫外線を照射した。40秒で完全に
硬化し安全ガラスが得られた。
安全ガラスはJISR3205及びR3211の各規格
に合格した。
特 許 出願人  昭和電工株式会社 代理人  弁理士 菊 地 精 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (A)  多官能チオール化合物、及び(B)  多官
    能アリル化合物、1分子当り少なくとも2個の不飽和シ
    クロアセタール基を有り′る化合物、及び多官能(メタ
    )アクリロイル化合物から成る群から選ばれた少なくと
    も1秤の多官能不飽和上ツマ−を混合し、場合により、
    これに更にラジカル開始剤を配合して得た組成物を、1
    組のガラス板の間に挾み、これを加熱又は活性エネルギ
    ー線の照射により、その場で硬化接着さけることを特徴
    とする安全ガラスの製造法。
JP9695383A 1983-06-02 1983-06-02 安全ガラスの製造法 Pending JPS59223257A (ja)

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