JPS59223252A - 耐アルカリ性ガラス繊維の製造法 - Google Patents
耐アルカリ性ガラス繊維の製造法Info
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- JPS59223252A JPS59223252A JP58094071A JP9407183A JPS59223252A JP S59223252 A JPS59223252 A JP S59223252A JP 58094071 A JP58094071 A JP 58094071A JP 9407183 A JP9407183 A JP 9407183A JP S59223252 A JPS59223252 A JP S59223252A
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- Japan
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- acid
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- copolymer
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- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐アルカリ性のすぐれたガラス繊維の製造方法
に関し、特にセメント補強用の耐アルカリ性のすぐれた
ガラス繊維の製造方法に関する。
に関し、特にセメント補強用の耐アルカリ性のすぐれた
ガラス繊維の製造方法に関する。
従来セメント補強用ガラス繊維としては、E′ガラスに
くらべて比較的耐アルカリ性の強いNa、 O−8i
Ox −ZrOs 系のガラス繊維やMgO−0aO−
All Os −8i0*系のガラス繊維が用いられて
いるが、これら従来のガラス繊維でも長時間セメント雰
囲気中にさらされるとかなシ劣化されるという問題点が
あり、°さらにすぐれた耐アルカリ性ガラス繊維の出現
が望まれている。
くらべて比較的耐アルカリ性の強いNa、 O−8i
Ox −ZrOs 系のガラス繊維やMgO−0aO−
All Os −8i0*系のガラス繊維が用いられて
いるが、これら従来のガラス繊維でも長時間セメント雰
囲気中にさらされるとかなシ劣化されるという問題点が
あり、°さらにすぐれた耐アルカリ性ガラス繊維の出現
が望まれている。
ところで、セメントは硬化過程で多量の水酸化カルシウ
ムを生成し、そのために系のPH112以上という強ア
ルカリ性を呈するに至ると言われている。このような強
アルカリ性雰囲気中で、たとえば上記のNa、0−8
iO,−ZrO,系ガラス繊維が比較的すぐれた耐アル
カリ性を示す理由は、アルカリによるガラス繊維の初期
の浸食過程で生成するZr(OH)4 またはその類
似体が脱水縮合し、耐アルカリ性のZ r OHの膜を
ガラス繊維の表面に生成して、その後のアルカリによる
攻撃が抑制されるためであるとされていた。
ムを生成し、そのために系のPH112以上という強ア
ルカリ性を呈するに至ると言われている。このような強
アルカリ性雰囲気中で、たとえば上記のNa、0−8
iO,−ZrO,系ガラス繊維が比較的すぐれた耐アル
カリ性を示す理由は、アルカリによるガラス繊維の初期
の浸食過程で生成するZr(OH)4 またはその類
似体が脱水縮合し、耐アルカリ性のZ r OHの膜を
ガラス繊維の表面に生成して、その後のアルカリによる
攻撃が抑制されるためであるとされていた。
このような見解に対して、ガラス繊維がセメント中で劣
化する理由は、セメントの硬化過程で生成する多量の水
酸化カルシウムが大きな結晶に生長し、との大きな結晶
がガラス繊維を圧迫してガラス繊維の表面に亀裂を発生
せしめるためであるという見解がある。
化する理由は、セメントの硬化過程で生成する多量の水
酸化カルシウムが大きな結晶に生長し、との大きな結晶
がガラス繊維を圧迫してガラス繊維の表面に亀裂を発生
せしめるためであるという見解がある。
セメント中でのガラス繊維の劣化については。
上記のようなアルカリによる浸食説と水酸化カルシウム
結晶°による亀裂発生説とが、現在のところは対立して
いるようであるが、最近になって、後者の見解に基づい
て、サイジング剤成分としてたとえばピロガロールや没
食子酸を用いることによって、セメント中でのガラス繊
維の強度保持率が向上するという報告(特開昭52−1
35334)が現われた。
結晶°による亀裂発生説とが、現在のところは対立して
いるようであるが、最近になって、後者の見解に基づい
て、サイジング剤成分としてたとえばピロガロールや没
食子酸を用いることによって、セメント中でのガラス繊
維の強度保持率が向上するという報告(特開昭52−1
35334)が現われた。
本発明者からも水酸化カルシウム結晶による亀裂発生説
に基づいて鋭意研究した結果、特定の重合体の少なくと
も1種とシロ糖またはその誘導体、グルコン酸またはそ
の誘導体の少なくとも1種(以下これら特定の重合体お
よびシロ糖またはその誘導体、グルコン酸またはその誘
導体を耐アルカリ性向上剤と称する)を含むサイジング
剤を用いてガラス繊維を製造することによルウセメント
中でのガラス繊維の長期の強度保持率が大幅に向上する
ことを見い出し、遂に本発明を完成するに至ったもので
ある。
に基づいて鋭意研究した結果、特定の重合体の少なくと
も1種とシロ糖またはその誘導体、グルコン酸またはそ
の誘導体の少なくとも1種(以下これら特定の重合体お
よびシロ糖またはその誘導体、グルコン酸またはその誘
導体を耐アルカリ性向上剤と称する)を含むサイジング
剤を用いてガラス繊維を製造することによルウセメント
中でのガラス繊維の長期の強度保持率が大幅に向上する
ことを見い出し、遂に本発明を完成するに至ったもので
ある。
本発明の耐アルカリ性ガラス繊維は次のようにして製造
される。すなわち、溶融ガラスはプ、シングの下部にあ
る200〜2000個のノズル(チップ)から単繊維(
モノフィラメント:直径は3〜25μ)として放出され
、サイジング剤を塗布後、集束器でストランド(単繊維
を集めた束)とし、トラノ(−スで綾をかけながら、コ
レットに取り付けたチューブに高速(100OFFl/
分以上)で巻き取られる。ストランドが巻かれたチュー
ブ(ケーキ)は乾燥されてから、ロービングやチayブ
トストランドなどの加工工程に送られる。
される。すなわち、溶融ガラスはプ、シングの下部にあ
る200〜2000個のノズル(チップ)から単繊維(
モノフィラメント:直径は3〜25μ)として放出され
、サイジング剤を塗布後、集束器でストランド(単繊維
を集めた束)とし、トラノ(−スで綾をかけながら、コ
レットに取り付けたチューブに高速(100OFFl/
分以上)で巻き取られる。ストランドが巻かれたチュー
ブ(ケーキ)は乾燥されてから、ロービングやチayブ
トストランドなどの加工工程に送られる。
耐アルカリ性ガラス繊維の製造工程において使用される
本発明のサイジング剤は 固形分換算重量部 フィルム形成剤 :3.5 〜20 重を部潤滑剤
:0〜0.3重駄部 カップリング剤 = θ 〜0.6 重量部界面
活性剤 : 0 〜1.5 重′!に部帯電防
止剤 二 〇 〜0.3 瓜置部耐アルカリ
性向上剤:0.05〜7.0 重量部水
残部 合 計 100重量部 からなるものである。
本発明のサイジング剤は 固形分換算重量部 フィルム形成剤 :3.5 〜20 重を部潤滑剤
:0〜0.3重駄部 カップリング剤 = θ 〜0.6 重量部界面
活性剤 : 0 〜1.5 重′!に部帯電防
止剤 二 〇 〜0.3 瓜置部耐アルカリ
性向上剤:0.05〜7.0 重量部水
残部 合 計 100重量部 からなるものである。
本発明のサイジング剤の成分として用いられるフィルム
形成剤はストランドの集束性に寄与するものでアシ、ス
トランドの後加工工程において単繊維にばらけるのを防
止するとともに。
形成剤はストランドの集束性に寄与するものでアシ、ス
トランドの後加工工程において単繊維にばらけるのを防
止するとともに。
たとえばセメントの補強剤としてチW’)ブトスト2ン
ドを使用する際にチgツブトストランドが単繊維にば゛
らけるのを防止するのに寄与するものでおる。本発明の
サイジング剤の成分として用いられるフィルム形成剤の
具体例としては。
ドを使用する際にチgツブトストランドが単繊維にば゛
らけるのを防止するのに寄与するものでおる。本発明の
サイジング剤の成分として用いられるフィルム形成剤の
具体例としては。
たとえば酢酸ビニルポリ1−9酢酸ビニルーエチレン共
重合体や酢酸ビニル−エチレン−塩化ビニル共重合体の
如き酢酸ビニル系共重合体。
重合体や酢酸ビニル−エチレン−塩化ビニル共重合体の
如き酢酸ビニル系共重合体。
ポリ(メタ)アクリル酸メチル、スチレン−アクリル酸
エチル共重合体やスチレン−アクリル酸ブチル共重合体
の如き(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、スチレ
ン−ブタジェン共重合体やネオプ、レンの如きゴム系ポ
リマー、エポキシ樹脂などがあげられる。上記のポリマ
ーは9通常一般には、水性エマルシヨンの形態で用いる
のが好ましい。さらに本発明のサイジング剤の成分に用
いられるフィルム形成剤の具体例としては、水溶性レゾ
ール型フェノール樹脂、水溶性メラミン樹脂、水溶性エ
ポキシ樹脂の如き加熱乾燥によって架橋してフィルムを
形成する樹脂もあげられる。本発明のサイジング剤の成
分として用いられる上記のフィルム形成剤の緻は。
エチル共重合体やスチレン−アクリル酸ブチル共重合体
の如き(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、スチレ
ン−ブタジェン共重合体やネオプ、レンの如きゴム系ポ
リマー、エポキシ樹脂などがあげられる。上記のポリマ
ーは9通常一般には、水性エマルシヨンの形態で用いる
のが好ましい。さらに本発明のサイジング剤の成分に用
いられるフィルム形成剤の具体例としては、水溶性レゾ
ール型フェノール樹脂、水溶性メラミン樹脂、水溶性エ
ポキシ樹脂の如き加熱乾燥によって架橋してフィルムを
形成する樹脂もあげられる。本発明のサイジング剤の成
分として用いられる上記のフィルム形成剤の緻は。
固形分換算で3.5〜20tt部の範囲が好ましい。3
.5重食部以下ではストランドの集束性が不十分であシ
、20重量部以上用いても、集束性の向上にそれ#1ど
効果はない。
.5重食部以下ではストランドの集束性が不十分であシ
、20重量部以上用いても、集束性の向上にそれ#1ど
効果はない。
次に本発明のサイジング剤の成分として用いられる潤滑
剤はストランドに潤滑性を付与して。
剤はストランドに潤滑性を付与して。
ストランドが加工工程でガイドなどを通過する際に毛羽
立つのを防止するのに有効である。
立つのを防止するのに有効である。
本発明のサイジング剤の成分として用いられる潤滑剤の
具体例としては、たとえば脂肪酸アミド、三洋化成工業
KKのケミチレン系潤滑剤。
具体例としては、たとえば脂肪酸アミド、三洋化成工業
KKのケミチレン系潤滑剤。
シリコン系潤滑剤などがあげられる。これら潤滑剤の使
用量は、固形分換算で、0〜0.3重量部の範囲が望ま
しい。0.3重量部以上用いても。
用量は、固形分換算で、0〜0.3重量部の範囲が望ま
しい。0.3重量部以上用いても。
潤滑性の向上にそれほど効果が現われない一方。
ストランドの集束性が低下する傾向がみられる。
次に本発明のサイジング剤の成分として用いられるカッ
プリング剤は、まずガラス繊維の表面に付着して2次い
でガラス繊維の表面がフィルム形成剤で均一に被覆され
るのに有効な成分である。本発明のサイジング剤の成分
として用いられるカップリング剤の具体例としては、た
とえばビニルトリエトキシシ多−ン、r−グリシドキシ
プロビルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル
)−r−アミノプロビルト1ノメトキシシランの如きシ
ランカップリング剤があげられる。これらカップリング
剤の使用量は。
プリング剤は、まずガラス繊維の表面に付着して2次い
でガラス繊維の表面がフィルム形成剤で均一に被覆され
るのに有効な成分である。本発明のサイジング剤の成分
として用いられるカップリング剤の具体例としては、た
とえばビニルトリエトキシシ多−ン、r−グリシドキシ
プロビルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル
)−r−アミノプロビルト1ノメトキシシランの如きシ
ランカップリング剤があげられる。これらカップリング
剤の使用量は。
固形分換算で、0〜0.6重量部の範囲が望ましい。0
.6重量部以上用いるとストランドの集束性が低下する
傾向がみとめられる。
.6重量部以上用いるとストランドの集束性が低下する
傾向がみとめられる。
次に本発明のサイジング剤の成分として用いられる界面
活性剤は、大抵の場合はフィルム形成剤の乳化分散剤と
して用いられるものであシ。
活性剤は、大抵の場合はフィルム形成剤の乳化分散剤と
して用いられるものであシ。
フィルム形成剤をエマルジ百ン型の市販品として使用す
る場合に、必然的に本発明のサイジング剤の成分となる
ものである。しかし2本発明のサイジング剤の必須成分
である耐アルカリ性向上剤の量が多い場合には、サイジ
ング剤が不安定な場合もみられ、その場合には乳化分散
剤を追加する必要がある。これら追加用の乳化分散剤の
具体例としては、たとえばポリエチレングリコールラウ
リルエーテル、ポリエチレングリコールオレイン酸エス
テル、ソルビタンモノラウレート、脂肪酸ジェタノール
アミド、シ曹糖脂肪酸エステルの如き非イオン界面活性
剤。
る場合に、必然的に本発明のサイジング剤の成分となる
ものである。しかし2本発明のサイジング剤の必須成分
である耐アルカリ性向上剤の量が多い場合には、サイジ
ング剤が不安定な場合もみられ、その場合には乳化分散
剤を追加する必要がある。これら追加用の乳化分散剤の
具体例としては、たとえばポリエチレングリコールラウ
リルエーテル、ポリエチレングリコールオレイン酸エス
テル、ソルビタンモノラウレート、脂肪酸ジェタノール
アミド、シ曹糖脂肪酸エステルの如き非イオン界面活性
剤。
ラウリルベンゼンスルホン酸ソーダの如キアニオン界面
活性剤があげられる。これら界面活性剤の使用量は、固
形分換算で、0〜1.5重箭部の範囲が望ましい。1.
5重量部以上用いるとストランドの集束性が低下する傾
向がみられる。
活性剤があげられる。これら界面活性剤の使用量は、固
形分換算で、0〜1.5重箭部の範囲が望ましい。1.
5重量部以上用いるとストランドの集束性が低下する傾
向がみられる。
また2本発明のサイジング剤の成分として用いられる帯
電防止剤は、ストランドを加工する場合、ストランドが
ガイドなどを通過する際に静電気が発生して毛羽立つの
を防止するのに有効なものである。これら帯電防止剤の
具体例としては、たとえばラウリルベンゼンスルホン酸
ソーダの如きアニオン型のもの、トリメチルラウリルア
ンモニウムクロライドの如きカチオン型のもの、さらに
はイミダシリン型のものやベタイン型のものもあげられ
る。これら帯電防止剤の使用量は、固形分換算で、0〜
0.3重量部の範囲が望ましい。0.3重量部以上用い
ても効果にそれ#丘ど差は現われない。
電防止剤は、ストランドを加工する場合、ストランドが
ガイドなどを通過する際に静電気が発生して毛羽立つの
を防止するのに有効なものである。これら帯電防止剤の
具体例としては、たとえばラウリルベンゼンスルホン酸
ソーダの如きアニオン型のもの、トリメチルラウリルア
ンモニウムクロライドの如きカチオン型のもの、さらに
はイミダシリン型のものやベタイン型のものもあげられ
る。これら帯電防止剤の使用量は、固形分換算で、0〜
0.3重量部の範囲が望ましい。0.3重量部以上用い
ても効果にそれ#丘ど差は現われない。
次に本発明に使用されるサイジング剤は、WNiアルカ
リ性向上剤として9次の一般式(I)で表わされる化合
物 几。
リ性向上剤として9次の一般式(I)で表わされる化合
物 几。
(但し、亀は水素原子またはメチル基、Xlは水素原子
、アルカリ金属、 NH,または有機アンモニウム、
M重はビニルモノマー残基、m 1は任意の整数、
nlはゼロまたは任意の整数を表わす) または次の一般式(II)で表わされる化合物几2 ■ (II) (但し、馬は水素原子、メチル基またはカルボキシメチ
ル基、X、およびX3はそれぞれ水素原子、アルカリ金
属、NH4Jたは有機アンモニウム基、 Mtはビニル
モノマー残基、m。
、アルカリ金属、 NH,または有機アンモニウム、
M重はビニルモノマー残基、m 1は任意の整数、
nlはゼロまたは任意の整数を表わす) または次の一般式(II)で表わされる化合物几2 ■ (II) (但し、馬は水素原子、メチル基またはカルボキシメチ
ル基、X、およびX3はそれぞれ水素原子、アルカリ金
属、NH4Jたは有機アンモニウム基、 Mtはビニル
モノマー残基、m。
は任意の整数、n!はゼロまたは任意の整数をの少なく
とも1種を必須成分として含むものである。
とも1種を必須成分として含むものである。
上記の一般式(I)においてnlがゼロの場合は1本発
明のサイジング剤の必須成分として用いられる耐アルカ
リ性向上剤は9次の一般式(IA)で表わされる化合物
。
明のサイジング剤の必須成分として用いられる耐アルカ
リ性向上剤は9次の一般式(IA)で表わされる化合物
。
1
(IA)
(但し、R1は水素原子またはメチル基、Xlは水素原
子、アルカリ金属、NH4または有機アンモニウム基、
mlは任意の整数を表わす)すなわち、(メタ戸クリ
ル酸またはそれらの誘導体の重合体である。これら重合
体は(メタ)アクリル酸またはそれらの誘導体を通常公
知の方法、たとえばラジカル重合させることによって得
られるものであるが、XIが水素原子以外の場合には、
(メタ)アクリル酸をラジカル重合させることによって
得られたポリ(メタ)アクリル酸のカルボキシル基の水
素原子をアルカリ金属で置換するか、または、カルボキ
シル基をアンモニヤまたは有機アミンで中和することに
よっても得られる。上記一般式(IA)で表わされる耐
アルカリ性向上剤のアルカリ金属の具体例としては、た
とえばリチウム、ナトリウム、カリウムなどがあけられ
る。また上記のカルボキシル基の中和に用いられる有機
アミンの具体例としては、たとえばメチルアミる エチ
ルアミン。
子、アルカリ金属、NH4または有機アンモニウム基、
mlは任意の整数を表わす)すなわち、(メタ戸クリ
ル酸またはそれらの誘導体の重合体である。これら重合
体は(メタ)アクリル酸またはそれらの誘導体を通常公
知の方法、たとえばラジカル重合させることによって得
られるものであるが、XIが水素原子以外の場合には、
(メタ)アクリル酸をラジカル重合させることによって
得られたポリ(メタ)アクリル酸のカルボキシル基の水
素原子をアルカリ金属で置換するか、または、カルボキ
シル基をアンモニヤまたは有機アミンで中和することに
よっても得られる。上記一般式(IA)で表わされる耐
アルカリ性向上剤のアルカリ金属の具体例としては、た
とえばリチウム、ナトリウム、カリウムなどがあけられ
る。また上記のカルボキシル基の中和に用いられる有機
アミンの具体例としては、たとえばメチルアミる エチ
ルアミン。
プロピルアミン、ブチルアミンなどの1級アミン類、ジ
メチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミへ ジ
ブチルアミる ジェタノールアミンなどの2級アミン類
、トリメチルアミン。
メチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミへ ジ
ブチルアミる ジェタノールアミンなどの2級アミン類
、トリメチルアミン。
トリエチルアミン、トリブチルアミン。
トリエタノールアミンなどの3級アミン類などがあげら
れる。
れる。
本発明のサイジング剤の必須成分として用いられる上記
の一般式(I)で表わされる耐アルカリ性向上剤のうち
、 nlがゼロでない場合には。
の一般式(I)で表わされる耐アルカリ性向上剤のうち
、 nlがゼロでない場合には。
耐アルカリ性向上剤は、(メタ)アクリル酸または(メ
タ)アクリル酸誘導体と他のビニルモノマーとの少なく
とも2元共重合体であることを示しておシ、これら共重
合に用いられるビニルモノマーの具体例としては、たと
えばメタクリルアミド、アクリルアミド、N−ヒドロキ
シメチルメタクリルアミド、N−ヒドロキシメチルアク
リルアミド、N−ブトキシメチルメタクリルアミド、N
−ブトキシメチルアクリルアミド。
タ)アクリル酸誘導体と他のビニルモノマーとの少なく
とも2元共重合体であることを示しておシ、これら共重
合に用いられるビニルモノマーの具体例としては、たと
えばメタクリルアミド、アクリルアミド、N−ヒドロキ
シメチルメタクリルアミド、N−ヒドロキシメチルアク
リルアミド、N−ブトキシメチルメタクリルアミド、N
−ブトキシメチルアクリルアミド。
メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、ビニルスルホ
ン酸、ビニルスルホン酸のアルカリ金属塩またはアンモ
ニウム塩、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸ブチル。
ン酸、ビニルスルホン酸のアルカリ金属塩またはアンモ
ニウム塩、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸ブチル。
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸
−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−2−ヒドロキ
シヘキシル、アクリル酸−2−ヒドロキシヘキシル、メ
タクリル酸グリシジル、アクリル酸グリシジル、メタク
リ ・ロニトリル、アクリロニトリル、酢酸ビニル
。
ル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸
−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−2−ヒドロキ
シヘキシル、アクリル酸−2−ヒドロキシヘキシル、メ
タクリル酸グリシジル、アクリル酸グリシジル、メタク
リ ・ロニトリル、アクリロニトリル、酢酸ビニル
。
プロピオン酸ビニル、スチレン、メチルビニルケトン、
N−ビニルピロリドン、メチル−ビニルエーテル、フタ
ジエン、イソプレン、クロルプレンなどがあげられる。
N−ビニルピロリドン、メチル−ビニルエーテル、フタ
ジエン、イソプレン、クロルプレンなどがあげられる。
(メタ)アクリル酸またはそれらの誘導体との共重合に
用いられる上記のビニルモノマーは、共重合成分として
、単独で用いてもよく、2成分以上の混合系を使用して
もよい。2成分以上の混合系を共重合成分に用いると、
3元以上の共重合体が得られるが。
用いられる上記のビニルモノマーは、共重合成分として
、単独で用いてもよく、2成分以上の混合系を使用して
もよい。2成分以上の混合系を共重合成分に用いると、
3元以上の共重合体が得られるが。
これら3元以上の共重合体も2本発明のサイジング剤の
必須成分として用いられる耐アルカリ性向上剤に含まれ
る。
必須成分として用いられる耐アルカリ性向上剤に含まれ
る。
本発明のサイジング剤の必須成分として用いられる上記
の一般式(I)で表わされる耐アルカリ性向上剤の具体
例としては、たとえばメタフルル酸型合体、アクリル酸
重合体、メタクリル酸重合体のナトリウム塩、カリウム
塩、アンモニウム塩、トリメチルアミン塩、アクリル酸
重合体のナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウウ塩、
トリメチルアミン塩、メタクリル酸−メタクリルアミド
共重合体、メタクリル酸−アクリル酸−アクリルアミド
共重合体、アクリル酸−メタクリルアミド共重合体、ア
クリル酸−アクリルアミド共重合体、メタクリル酸−ア
クリルアミド共重合体のナトリウム塩、アクリル酸−ア
クリルアミド共重合体のナトリウム塩、カリウム塩、ト
リエタノールアミン塩、アクリル酸−N−ヒドロキシメ
チルアクリルアミド共重合体のナトリウム塩、アクリル
酸−N−ブトキシメチルアクリルアミド共重合体のナト
リウム塩、アクリル酸ナトリウム−アクリル酸共重合体
、アクリル酸−ビニルスルホン酸共重合体のナトリウム
塩、アクリル酸−アクリル酸エチル共重合体のナトリウ
ム塩、アクリル酸−アクリル酸−2−ヒドロキシエチル
共重合体のナトリウム塩、アクリル酸−アクリロニトリ
ル共重合体、アクリル酸−アクリロニトリル共重合体の
ナトリウム塩、アクリル酸−酢酸ビニル共重合体のナト
リウム塩、アクリル酸−スチレン共重合体のナトリウム
塩、アクリル酸−アクリルアミド−酢酸ビニル3元共重
合体のナトリウム塩。
の一般式(I)で表わされる耐アルカリ性向上剤の具体
例としては、たとえばメタフルル酸型合体、アクリル酸
重合体、メタクリル酸重合体のナトリウム塩、カリウム
塩、アンモニウム塩、トリメチルアミン塩、アクリル酸
重合体のナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウウ塩、
トリメチルアミン塩、メタクリル酸−メタクリルアミド
共重合体、メタクリル酸−アクリル酸−アクリルアミド
共重合体、アクリル酸−メタクリルアミド共重合体、ア
クリル酸−アクリルアミド共重合体、メタクリル酸−ア
クリルアミド共重合体のナトリウム塩、アクリル酸−ア
クリルアミド共重合体のナトリウム塩、カリウム塩、ト
リエタノールアミン塩、アクリル酸−N−ヒドロキシメ
チルアクリルアミド共重合体のナトリウム塩、アクリル
酸−N−ブトキシメチルアクリルアミド共重合体のナト
リウム塩、アクリル酸ナトリウム−アクリル酸共重合体
、アクリル酸−ビニルスルホン酸共重合体のナトリウム
塩、アクリル酸−アクリル酸エチル共重合体のナトリウ
ム塩、アクリル酸−アクリル酸−2−ヒドロキシエチル
共重合体のナトリウム塩、アクリル酸−アクリロニトリ
ル共重合体、アクリル酸−アクリロニトリル共重合体の
ナトリウム塩、アクリル酸−酢酸ビニル共重合体のナト
リウム塩、アクリル酸−スチレン共重合体のナトリウム
塩、アクリル酸−アクリルアミド−酢酸ビニル3元共重
合体のナトリウム塩。
アクリル酸−アクリルアミド−アクリロニトリル3元共
重合体のナトリウム塩などがあげられる。
重合体のナトリウム塩などがあげられる。
本発明に用いられるサイジング剤は、耐アルカリ性向上
剤として上記の一般式(I)で表わされる化合物または
上記の一般式(I)で表わされる化合物の少なくとも1
種を必須成分として含むものであるが、上記の一般式(
II)において。
剤として上記の一般式(I)で表わされる化合物または
上記の一般式(I)で表わされる化合物の少なくとも1
種を必須成分として含むものであるが、上記の一般式(
II)において。
n2がゼロの場合には、耐アルカリ性向上剤は。
次の一般式(IIA)で表わされる化合物。
1
■
(I[A)
(但し、R2は水素原子、メチル基またはカルボキシメ
チル基、X、およびX3はそれぞれ水素原子、アルカリ
金属、NH,、または有機アンモニウム基、 mlは任
意の整数を表わす)すなわち、フマル酸、(無水)マレ
イン酸、シトラコン酸、メサコン酸、アコニット酸(以
下これらのカルボン酸類をカルボキシル基含有モノマー
と称する)またはそれらの誘導体の重合体である。これ
ら重合体は上記のカルボキシル基含有モノマーまたはそ
れらの誘導体を通常公知の方法、たとえばラジカル重合
させることによって得られるものであるが、X2および
X3が水素原子以外の場合には、カルボキシル基含有モ
ノマーを重合させることによって得られた重合体のカル
ボキシル基の水素原子をアルカリ金属で置換するか、ま
たはカルボキシル基をアンモニヤまたは有機アミンで中
和することによっても得られる。上記の一般式(IIA
)で表わされる耐アルカリ性向上剤のアルカリ金属の具
体例としては、たとえばリチウム、ナトリウム。
チル基、X、およびX3はそれぞれ水素原子、アルカリ
金属、NH,、または有機アンモニウム基、 mlは任
意の整数を表わす)すなわち、フマル酸、(無水)マレ
イン酸、シトラコン酸、メサコン酸、アコニット酸(以
下これらのカルボン酸類をカルボキシル基含有モノマー
と称する)またはそれらの誘導体の重合体である。これ
ら重合体は上記のカルボキシル基含有モノマーまたはそ
れらの誘導体を通常公知の方法、たとえばラジカル重合
させることによって得られるものであるが、X2および
X3が水素原子以外の場合には、カルボキシル基含有モ
ノマーを重合させることによって得られた重合体のカル
ボキシル基の水素原子をアルカリ金属で置換するか、ま
たはカルボキシル基をアンモニヤまたは有機アミンで中
和することによっても得られる。上記の一般式(IIA
)で表わされる耐アルカリ性向上剤のアルカリ金属の具
体例としては、たとえばリチウム、ナトリウム。
カリウムなどがあげられる。また上記のカルボキシル基
の中和に用いられる有機アミンの具体例としては、たと
えばメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブ
チルアミンなどの1級アミン類、ジメチルアミン、ジエ
チルアミン。
の中和に用いられる有機アミンの具体例としては、たと
えばメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブ
チルアミンなどの1級アミン類、ジメチルアミン、ジエ
チルアミン。
ジプロピルアミン、ジブチルアミン、ジェタノールアミ
ンなどの2級アミン類、トリメチルアミン、トリエチル
アミン、トリブチルアミン。
ンなどの2級アミン類、トリメチルアミン、トリエチル
アミン、トリブチルアミン。
トリエタノールアミンなどの3級アミン類などがあげら
れる。
れる。
本発明のサイジング剤の成分として用いられる上記の一
般式(II)で表わされる耐アルカリ性向上剤のうち、
nlがゼロでない場合には、耐アルカリ性向上剤は
、カルボキシル基含有モノマーまたはそれらの誘導体と
他のビニルモノマーとの少なくとも2元共重合体である
ことを示しておシ、これら共重合に用いられるビニルモ
ノマーの具体例としては、たとえばメタクリルアミド、
アクリルアミド、メタクリル酸、アクリル酸、イタコン
酸、ビニルスルホン酸、ビニルスルホン酸のアルカリ金
属塩またはアンモニウム塩、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸メチ
ル。
般式(II)で表わされる耐アルカリ性向上剤のうち、
nlがゼロでない場合には、耐アルカリ性向上剤は
、カルボキシル基含有モノマーまたはそれらの誘導体と
他のビニルモノマーとの少なくとも2元共重合体である
ことを示しておシ、これら共重合に用いられるビニルモ
ノマーの具体例としては、たとえばメタクリルアミド、
アクリルアミド、メタクリル酸、アクリル酸、イタコン
酸、ビニルスルホン酸、ビニルスルホン酸のアルカリ金
属塩またはアンモニウム塩、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸メチ
ル。
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸−
2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒドロキシエ
チル、メタクリル酸−2−ヒドロキシヘキシル、メタク
リロニトリル、アクリロニトリル、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、メチルビニルエーテル、エチルビニルエ
ーテル、スチレン、エチレン、イソブチレン、フタジエ
ン、イソプレン、−酸化炭素などがあげられる。カルボ
キシル基含有モノマーまたはそれらの誘導体との共重合
に用いられる上記のビニルモノマーは、共重合成分とし
て単独で用いてもよく、2成分以上の混合系を用いても
よい。
2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒドロキシエ
チル、メタクリル酸−2−ヒドロキシヘキシル、メタク
リロニトリル、アクリロニトリル、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、メチルビニルエーテル、エチルビニルエ
ーテル、スチレン、エチレン、イソブチレン、フタジエ
ン、イソプレン、−酸化炭素などがあげられる。カルボ
キシル基含有モノマーまたはそれらの誘導体との共重合
に用いられる上記のビニルモノマーは、共重合成分とし
て単独で用いてもよく、2成分以上の混合系を用いても
よい。
2成分以上の混合系を共重合成分に用いると。
3元以上の共重合体が得られるが、これら3元以上の共
重合体も本発明のサイジング剤の成分とし用いられる耐
アルカリ性向上剤に含まれる。
重合体も本発明のサイジング剤の成分とし用いられる耐
アルカリ性向上剤に含まれる。
本発明のサイジング剤の成分として用いられる上記の一
般式(If)で表わされる耐アルカリ性向上剤の具体例
としては、たとえばポリフマル酸、ポリフマル酸ナトリ
ウム、ポリフマル酸アンモニウム、ポリフマル酸トリエ
チルアミン塩。
般式(If)で表わされる耐アルカリ性向上剤の具体例
としては、たとえばポリフマル酸、ポリフマル酸ナトリ
ウム、ポリフマル酸アンモニウム、ポリフマル酸トリエ
チルアミン塩。
ポリマレイン酸、ポリマレイン酸ナトリウム。
ポリマレイン酸カリウム、ポリマレイン酸アンモニウム
、ポリマレイン酸トリエチルアミン塩。
、ポリマレイン酸トリエチルアミン塩。
ポリシトラコン酸、ポリシトラコン酸ナトリウム、ポリ
メサコン酸、ポリメサコン酸ナトリウム、ポリアコニッ
ト酸、ポリアコニット酸ナトリウム、マレイン酸−エチ
レン共重合体、マレイン酸−エチレン共重合体のナトリ
ウム塩、マレイン酸−イソブチレン共重合体、マレイン
酸−イソブチレン共重合体のナトリウム塩、マレイン酸
、−メチルビニルエーテル共重合体、マレイン酸−メチ
ルビニルエーテル共重合体のナトリ’)ム塩、マレイン
酸−スチレン共重合体、マレイン酸−スチレン共重合体
のナトリウム塩。
メサコン酸、ポリメサコン酸ナトリウム、ポリアコニッ
ト酸、ポリアコニット酸ナトリウム、マレイン酸−エチ
レン共重合体、マレイン酸−エチレン共重合体のナトリ
ウム塩、マレイン酸−イソブチレン共重合体、マレイン
酸−イソブチレン共重合体のナトリウム塩、マレイン酸
、−メチルビニルエーテル共重合体、マレイン酸−メチ
ルビニルエーテル共重合体のナトリ’)ム塩、マレイン
酸−スチレン共重合体、マレイン酸−スチレン共重合体
のナトリウム塩。
マレイン酸−酢酸ビニル共重合体、マレイン酸。
−酢酸ビニル共重合体のナトリウム塩、マレイン酸−ア
クリロニトリル共重合体のナトリウム塩、マレイン酸−
アクリルアミド共重合体、マレイン酸−アクリルアミド
共重合体のナトリウム塩、マレイン酸−アクリル酸エチ
ル共重合体。
クリロニトリル共重合体のナトリウム塩、マレイン酸−
アクリルアミド共重合体、マレイン酸−アクリルアミド
共重合体のナトリウム塩、マレイン酸−アクリル酸エチ
ル共重合体。
マレイン酸−アクリル酸エチル共重合体のナトリウム塩
、マレイン酸−ブタジェン共重合体。
、マレイン酸−ブタジェン共重合体。
マレイン酸−ブタジェン共重合体のナトリウム塩、マレ
イン酸−イソブレン共重合体のナトリウム塩、マレイン
酸−メタクリル酸共重合体。
イン酸−イソブレン共重合体のナトリウム塩、マレイン
酸−メタクリル酸共重合体。
マレイン酸−メタクリル酸共重合体のナトリウム塩、マ
レイン醗−アクリル酸共重合体、マレイン酸−アクリル
酸共重合体のナトリウム塩。
レイン醗−アクリル酸共重合体、マレイン酸−アクリル
酸共重合体のナトリウム塩。
マレイン酸−イタコン酸共重合体、マレイン酸−イタコ
ン酸共重合体のナトリウム塩、マレイン酸−一酸化炭素
共重合体、マレイン酸−−酸化炭素共重合体のす) I
Jウム塩、フマル酸−メサコン酸共重合体、フマル酸−
メサコン酸共重合体のナトリウム塩などがあげられる。
ン酸共重合体のナトリウム塩、マレイン酸−一酸化炭素
共重合体、マレイン酸−−酸化炭素共重合体のす) I
Jウム塩、フマル酸−メサコン酸共重合体、フマル酸−
メサコン酸共重合体のナトリウム塩などがあげられる。
次に本発明′に使用されるサイジング剤は、耐アルカリ
性向上剤として、上記の化合物(I)−*たは(I)の
少なくとも1種以外に、ショ糖またはその誘導体、グル
コン酸またはその誘導体の少なくとも1種を必須成分と
して含むものであるが、ショ糖の誘導体の具体例として
はショ糖エステルが6けられる。ショ糖エステk tj
: ’/ w糖の水酸基の1個乃至数個を有機カルボン
酸またはその誘導体でエステル化したものであり。
性向上剤として、上記の化合物(I)−*たは(I)の
少なくとも1種以外に、ショ糖またはその誘導体、グル
コン酸またはその誘導体の少なくとも1種を必須成分と
して含むものであるが、ショ糖の誘導体の具体例として
はショ糖エステルが6けられる。ショ糖エステk tj
: ’/ w糖の水酸基の1個乃至数個を有機カルボン
酸またはその誘導体でエステル化したものであり。
本発明のサイジング剤の必須成分として用いられるシ冒
糖エステルの具体例としては、たとえばショ糖と酢酸プ
ロピオン酸酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナンチル酸、
カプリル酸、ペラルコン酸、カプリン酸、″7ウリン酸
、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸。
糖エステルの具体例としては、たとえばショ糖と酢酸プ
ロピオン酸酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナンチル酸、
カプリル酸、ペラルコン酸、カプリン酸、″7ウリン酸
、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸。
安息香酸、没食子酸などとのエステルがあげられる。さ
らに本発明のサイジング剤の成分として用いられるショ
糖の誘導体の具体例としては。
らに本発明のサイジング剤の成分として用いられるショ
糖の誘導体の具体例としては。
ショ糖のカルボキシメチル化物、ショ糖のエチレンオキ
サイド付加物、ショ糖のイソシアネート付加物などがあ
げられる。
サイド付加物、ショ糖のイソシアネート付加物などがあ
げられる。
また本発明のサイジング剤の成分として用いられるグル
コン酸の誘導体としては、たとえばグルコン酸リチウム
、グルコン酸ナトリウム。
コン酸の誘導体としては、たとえばグルコン酸リチウム
、グルコン酸ナトリウム。
グルコン酸カリウム、クルコン酸マグネシウム。
グルコン酸カルシウムの如きアルカリ金属やアルカリ土
類金属の−、グルコン酸トリエチルアンモニウムの如き
有機アミン塩などがあげられる。
類金属の−、グルコン酸トリエチルアンモニウムの如き
有機アミン塩などがあげられる。
本発明に用いられるサイジング剤は、上記の一般式(I
)tたは(II)で表わされる耐アルカリ性向上剤の少
なくとも1種を必須成分として含むものであるが、一般
式(I)で表わされる耐アルカリ性向上剤のm、+n1
の値は平均の重合度を表わすものでおシ、その値は5
(ml + n 、<5000の範囲が望ましい。mt
+ntO値が5以下および5000以上であると耐アル
カリ性向上剤としての効果が少ない。また0里の値がゼ
ロでない場合には(メタ)アクリル酸またはそれらの誘
導体残基は10モルチ以上含まれていることが望ましい
。10モルチ以下の場合には、耐アルカリ性向上剤とし
ての効果が少ない。同様に、一般式(If)で表わされ
る耐アルカリ性向上剤のm2+nlの値は平均の重合度
を表わすものであシ。
)tたは(II)で表わされる耐アルカリ性向上剤の少
なくとも1種を必須成分として含むものであるが、一般
式(I)で表わされる耐アルカリ性向上剤のm、+n1
の値は平均の重合度を表わすものでおシ、その値は5
(ml + n 、<5000の範囲が望ましい。mt
+ntO値が5以下および5000以上であると耐アル
カリ性向上剤としての効果が少ない。また0里の値がゼ
ロでない場合には(メタ)アクリル酸またはそれらの誘
導体残基は10モルチ以上含まれていることが望ましい
。10モルチ以下の場合には、耐アルカリ性向上剤とし
ての効果が少ない。同様に、一般式(If)で表わされ
る耐アルカリ性向上剤のm2+nlの値は平均の重合度
を表わすものであシ。
その値は5 (ms+nt <5000の範囲矛(望ま
しい。
しい。
ml+nlO値が5以下および5000以上であると、
耐アルカリ性向上剤としての効果が少ない。
耐アルカリ性向上剤としての効果が少ない。
またn2の値がゼロでない場合には、 カルボキシル基
含有モノマーまたはそれらの誘導体残基は10モルチ以
上含まれていることが望ましい。
含有モノマーまたはそれらの誘導体残基は10モルチ以
上含まれていることが望ましい。
10モルチ以下の場合には、耐アルカリ性向上剤として
の効果が少ない。
の効果が少ない。
本発明に用いられるサイジング剤は、上記の一般式(I
)または(1)で表わされる耐アルカリ性向上剤の少な
くとも1種を含むと同時に、ショ糖系耐アルカリ性向上
剤またはグルコン酸系耐アルカリ性向上剤の少なくとも
1種を含むものであるが、これら耐アルカリ性向上剤の
使用量は、固形分換算の総重量で、0.05〜7重量部
の範囲が望ましい。使用量が0.05重量部以下である
と、ストランドの耐アルカリ性向上にそれほど効果がな
く、また7重景部以上であると、ストランドの集束性が
低下する傾向がみられる。また、耐アルカリ性向上剤(
1)または(II)とシロ糖基またはグルコン酸系耐ア
ルカリ性向上剤との使用割合は、耐アルカリ性向上剤の
種類によって大幅に変動しうるものであるが。
)または(1)で表わされる耐アルカリ性向上剤の少な
くとも1種を含むと同時に、ショ糖系耐アルカリ性向上
剤またはグルコン酸系耐アルカリ性向上剤の少なくとも
1種を含むものであるが、これら耐アルカリ性向上剤の
使用量は、固形分換算の総重量で、0.05〜7重量部
の範囲が望ましい。使用量が0.05重量部以下である
と、ストランドの耐アルカリ性向上にそれほど効果がな
く、また7重景部以上であると、ストランドの集束性が
低下する傾向がみられる。また、耐アルカリ性向上剤(
1)または(II)とシロ糖基またはグルコン酸系耐ア
ルカリ性向上剤との使用割合は、耐アルカリ性向上剤の
種類によって大幅に変動しうるものであるが。
通常は2重量%で、耐アルカリ性向上剤(I)およびま
たは(II)が10〜90%、ショ糖系およびまたはグ
ルコン酸系アルカリ性向上剤が90〜10%の範囲が望
ましい。
たは(II)が10〜90%、ショ糖系およびまたはグ
ルコン酸系アルカリ性向上剤が90〜10%の範囲が望
ましい。
本発明に用いられるサイジング剤は、上記の一般式(1
)tたは(I)で表わされる耐アルカリ性向上剤の少な
くとも1種と、ショ糖系またはグルコン酸系耐アルカリ
性向上剤の少なくとも1種とを必須成分として含むもの
であるが、このように併用することによって、併用しな
い場合よシも、ストランドの耐アルカリ性の向上に一層
の効果があること、すなわち相乗効果があることが見い
出された。その理由は明らかではないが次のように推定
される。すなわち、セメントの硬化が終了するには非常
に長期間を要することはよく知られている事実であシ、
硬化がit を丁終了するのにも1通常30日以上を要
すると言われている。硬化期間中絶えず水酸化カルシウ
ムが生成され、水酸化カルシウムの結晶に生長する。セ
メント中でのガラス繊維の劣化が水酸化カルシウムの結
晶による亀裂発生に大きく依存するならば、ガラス繊維
の劣化を防止するためには、セメントの硬化期間中ガラ
ス繊維の近傍に水酸化カルシウムの大きな結晶が生成す
ることが抑制されなければならない。本発明のサイジン
グ剤を用いて得られたガラス繊維をセメントの補強剤に
使用した場合、ガラス繊維の表面を被覆しているサイジ
ング剤中に含まれている耐アルカリ性向上剤がガラス繊
維の近傍に滲出して、たとえば水酸化カルシウムの結晶
核に作用して、水酸化カルシウムが大きな結晶に生長す
るのを阻害することによってガラス繊維の劣化が抑制さ
れるものと思われる。セメント中におけるガラス繊維の
劣化が水酸化カルシウムの結晶による亀裂発生に大きく
依存するとするならば、ガラス繊維の劣化抑制には、セ
メントの硬化の全期間中にわたって、耐アルカリ性向上
剤が連続的にサイジング剤からガラス繊維の近傍に滲出
することが望ましいものと思われる。耐アルカリ性向上
剤がセメントの硬化の初期にサイジング剤からすべて滲
出してしまうと、ガラス繊維の劣化抑制には初期だけに
しか効果が現われないだろう。耐アルカリ性向上剤のサ
イジング剤からの滲出が遅すぎる場合には。
)tたは(I)で表わされる耐アルカリ性向上剤の少な
くとも1種と、ショ糖系またはグルコン酸系耐アルカリ
性向上剤の少なくとも1種とを必須成分として含むもの
であるが、このように併用することによって、併用しな
い場合よシも、ストランドの耐アルカリ性の向上に一層
の効果があること、すなわち相乗効果があることが見い
出された。その理由は明らかではないが次のように推定
される。すなわち、セメントの硬化が終了するには非常
に長期間を要することはよく知られている事実であシ、
硬化がit を丁終了するのにも1通常30日以上を要
すると言われている。硬化期間中絶えず水酸化カルシウ
ムが生成され、水酸化カルシウムの結晶に生長する。セ
メント中でのガラス繊維の劣化が水酸化カルシウムの結
晶による亀裂発生に大きく依存するならば、ガラス繊維
の劣化を防止するためには、セメントの硬化期間中ガラ
ス繊維の近傍に水酸化カルシウムの大きな結晶が生成す
ることが抑制されなければならない。本発明のサイジン
グ剤を用いて得られたガラス繊維をセメントの補強剤に
使用した場合、ガラス繊維の表面を被覆しているサイジ
ング剤中に含まれている耐アルカリ性向上剤がガラス繊
維の近傍に滲出して、たとえば水酸化カルシウムの結晶
核に作用して、水酸化カルシウムが大きな結晶に生長す
るのを阻害することによってガラス繊維の劣化が抑制さ
れるものと思われる。セメント中におけるガラス繊維の
劣化が水酸化カルシウムの結晶による亀裂発生に大きく
依存するとするならば、ガラス繊維の劣化抑制には、セ
メントの硬化の全期間中にわたって、耐アルカリ性向上
剤が連続的にサイジング剤からガラス繊維の近傍に滲出
することが望ましいものと思われる。耐アルカリ性向上
剤がセメントの硬化の初期にサイジング剤からすべて滲
出してしまうと、ガラス繊維の劣化抑制には初期だけに
しか効果が現われないだろう。耐アルカリ性向上剤のサ
イジング剤からの滲出が遅すぎる場合には。
ガラス繊維がある程度劣化してしまった後でしか効果が
現われないだろう。本発明のサイジング剤に必須成分と
して含まれる上記の一般式(I)または(I)で表わさ
れる耐アルカリ性向上剤の少なくとも1種と、ショ糖系
またはグルコン酸系耐アルカリ性向上剤の少なくとも1
種との間には、多分サイジング剤からの滲出速度に差が
あって、そのために相補的な効果が現われ。
現われないだろう。本発明のサイジング剤に必須成分と
して含まれる上記の一般式(I)または(I)で表わさ
れる耐アルカリ性向上剤の少なくとも1種と、ショ糖系
またはグルコン酸系耐アルカリ性向上剤の少なくとも1
種との間には、多分サイジング剤からの滲出速度に差が
あって、そのために相補的な効果が現われ。
ガラス繊維の耐アルカリ性向上に相乗作用が現われるも
のと思われる。
のと思われる。
本発明に用いられるサイジング剤は上記の如き組成を有
するものであるが、ストランドによυ一層のすぐれた集
束性や硬度が要求される場合には、集束性向上成分また
は硬度向上成分として、必要に応じて、たとえば水溶性
レゾール型フェノール樹脂、水溶性メラミン樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリビニルアルコール、アルギン酸ソーダな
どの少なくとも1種を必要量添加することによって、所
期の目的を実現することができる。
するものであるが、ストランドによυ一層のすぐれた集
束性や硬度が要求される場合には、集束性向上成分また
は硬度向上成分として、必要に応じて、たとえば水溶性
レゾール型フェノール樹脂、水溶性メラミン樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリビニルアルコール、アルギン酸ソーダな
どの少なくとも1種を必要量添加することによって、所
期の目的を実現することができる。
本発明のサイジング剤を用いて得られた耐アルカリ性の
すぐれたガラス繊維の性能[8IO(S trand
inOement )法によって判定される。
すぐれたガラス繊維の性能[8IO(S trand
inOement )法によって判定される。
SIC法はガラス繊維ストランドのセメントペーストま
たはモルタル中における劣化を温水浸漬加速試験によシ
評価する方法で、その経時変化を引張試験から測定し、
劣化の度合いを判断。
たはモルタル中における劣化を温水浸漬加速試験によシ
評価する方法で、その経時変化を引張試験から測定し、
劣化の度合いを判断。
耐アルカリ性の評価を行なう方法である。第1図につい
て、その試験方法を説明する。集束本数および繊維径既
知のガラス繊維ストランドEを長さ2001mにカット
し、中央部20鰭を残して、その両側にエポキシ樹脂A
を塗布する。
て、その試験方法を説明する。集束本数および繊維径既
知のガラス繊維ストランドEを長さ2001mにカット
し、中央部20鰭を残して、その両側にエポキシ樹脂A
を塗布する。
風乾後、補強剤外枠としてシリコンゴムBおよびテフロ
ンチューブDを用いて試料を固定する。
ンチューブDを用いて試料を固定する。
セメントペーストO(水/セメント=35/100部)
投入後湿度100%、常温で24時間養生硬化させてか
ら50℃の恒温湯浴中に浸漬し、加速劣化試験を開始す
る。所定日数経過後、試験片を取シ出し、引張試験に供
する(測定10本/回、引張速度5咽/m−=)。
投入後湿度100%、常温で24時間養生硬化させてか
ら50℃の恒温湯浴中に浸漬し、加速劣化試験を開始す
る。所定日数経過後、試験片を取シ出し、引張試験に供
する(測定10本/回、引張速度5咽/m−=)。
以下に本発明を実施例によって説明するが。
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
ム?FJ75モルチとアクリルアミド約25モルチとか
らなる数平均分子量が約6500の共重合体1.0重量
部を添加したサイジング剤を用いて、実施例1と全く同
様に紡糸および乾燥を行なって。
らなる数平均分子量が約6500の共重合体1.0重量
部を添加したサイジング剤を用いて、実施例1と全く同
様に紡糸および乾燥を行なって。
物性評価用のストランドを得た。
実施例3゜
実施例1.のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤(
A) 1.0重量部の代シに、アクリル酸ナトリウA約
80モルチトアクリル酸−2−ヒドロキシエチル約20
モルチとからなる数平均分子量約4000の共重合体1
.0重量部を添加したサイジング剤を用いて、実施例1
と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物性評価用の
ストランドを得た。
A) 1.0重量部の代シに、アクリル酸ナトリウA約
80モルチトアクリル酸−2−ヒドロキシエチル約20
モルチとからなる数平均分子量約4000の共重合体1
.0重量部を添加したサイジング剤を用いて、実施例1
と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物性評価用の
ストランドを得た。
実施例4゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤(A
)1.0重量部の代りに、数平均分子量が約6500の
ポリマレイン酸ナトリウム1.0重量部を添加したサイ
ジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾
燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
)1.0重量部の代りに、数平均分子量が約6500の
ポリマレイン酸ナトリウム1.0重量部を添加したサイ
ジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾
燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
実施例5゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤(A
)1.0重量部の代シに、酢酸ビニル約50モルチとマ
レイン酸ナトリウム約50モルチとからなる数平均分子
量約8000の共重合体1.0重量部を添加したサイジ
ング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥
を行なって、物性評価用のストランドを得た。
)1.0重量部の代シに、酢酸ビニル約50モルチとマ
レイン酸ナトリウム約50モルチとからなる数平均分子
量約8000の共重合体1.0重量部を添加したサイジ
ング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥
を行なって、物性評価用のストランドを得た。
実施例6゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤(A
) 1.0重量部の代シに、メチルビニルエーテル約5
0モルチとマレイン酸ナトリウム約50モルチとからな
る数平均分子量約12000の共重合体1.0重量部を
添加したサイジング剤を用いて。
) 1.0重量部の代シに、メチルビニルエーテル約5
0モルチとマレイン酸ナトリウム約50モルチとからな
る数平均分子量約12000の共重合体1.0重量部を
添加したサイジング剤を用いて。
実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって。
物性評価用のストランドを得た。
実施例7゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤(A
) 1.0重量部の代シに、スチレン約50モルチとマ
レイン酸ナトリウム約50モルチとからなる数平均分子
量約10000の共重合体i、 o重量部を添加したサ
イジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および
乾燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
) 1.0重量部の代シに、スチレン約50モルチとマ
レイン酸ナトリウム約50モルチとからなる数平均分子
量約10000の共重合体i、 o重量部を添加したサ
イジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および
乾燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
実施例8゜
実施例1のす°イジング剤成分のシ言糖1.0重量部の
代ルに、DK−エステルF−160(第一工業KK製シ
ヨ糖エステル)1.0重量部を添加したサイジング剤を
用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なっ
て、物性評価用のスト2/ドを得た。
代ルに、DK−エステルF−160(第一工業KK製シ
ヨ糖エステル)1.0重量部を添加したサイジング剤を
用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なっ
て、物性評価用のスト2/ドを得た。
実施例9゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび(至)の代シに、アクリル酸ナトリウム約75モ#
%とアクリルアミド約25モルチとからなる数平均分子
量約6500の共重合体1.0重量部とDK−エステル
F−160を1.0重量部添加したサイジング剤を用い
て、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、
物性評価用のス実施例10゜ 実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび(ト)の代りに、アクリル酸ナトリウム約80モル
チとアクリル酸−2−ヒドロキシエチル約20モルチと
からなる数平均分子量約4000の共重合体1.0重量
部とDK−エステルF−160を1,0重量部添加した
サイジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸およ
び乾燥を行なって。
よび(至)の代シに、アクリル酸ナトリウム約75モ#
%とアクリルアミド約25モルチとからなる数平均分子
量約6500の共重合体1.0重量部とDK−エステル
F−160を1.0重量部添加したサイジング剤を用い
て、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、
物性評価用のス実施例10゜ 実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび(ト)の代りに、アクリル酸ナトリウム約80モル
チとアクリル酸−2−ヒドロキシエチル約20モルチと
からなる数平均分子量約4000の共重合体1.0重量
部とDK−エステルF−160を1,0重量部添加した
サイジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸およ
び乾燥を行なって。
物性評価用のストランドを得た。
実施例11゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび(至)の代ルに、数平均分子量が約6500のポリ
マレイン酸ナトリウム1.0重量部とDK−エステルF
−160を1.0重量部添加したサイジング剤を用いて
、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物
性評価用のストランドを得た。
よび(至)の代ルに、数平均分子量が約6500のポリ
マレイン酸ナトリウム1.0重量部とDK−エステルF
−160を1.0重量部添加したサイジング剤を用いて
、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物
性評価用のストランドを得た。
実施例12゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび日の代υに、酢酸ビニル約50モルチとマレイン酸
ナトリウム約50モルチとから°なる数平均分子量約8
000の共重合体1.0重量部とDK−エステルF −
160を1.0重量部添加したサイジング剤を用いて、
実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物性
評価用のストランドを得た。
よび日の代υに、酢酸ビニル約50モルチとマレイン酸
ナトリウム約50モルチとから°なる数平均分子量約8
000の共重合体1.0重量部とDK−エステルF −
160を1.0重量部添加したサイジング剤を用いて、
実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物性
評価用のストランドを得た。
実施例13゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび■の代シに、メチルビニルエーテル約50モルチと
マレイン酸ナトリウム約50モルチとからたる数平均分
子量約12000の共重合体1.0重量部とDK−エス
テルF−160を1.0重量部添加したサイジング剤を
用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なっ
て、物性評価用のストランドを得た。
よび■の代シに、メチルビニルエーテル約50モルチと
マレイン酸ナトリウム約50モルチとからたる数平均分
子量約12000の共重合体1.0重量部とDK−エス
テルF−160を1.0重量部添加したサイジング剤を
用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なっ
て、物性評価用のストランドを得た。
実施例14゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび(至)の代シに、スチレン約50モルチとマレイ/
Ilナトリウム約50モルチとから々る数平均e−)量
約10000の共重合体1.0重量部とDK−エステル
F −160を1.0重量部添加したサイジング剤を用
いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって
、物性評価用のストランドを得た。
よび(至)の代シに、スチレン約50モルチとマレイ/
Ilナトリウム約50モルチとから々る数平均e−)量
約10000の共重合体1.0重量部とDK−エステル
F −160を1.0重量部添加したサイジング剤を用
いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって
、物性評価用のストランドを得た。
実施例15゜
実施例1のサイジング剤成分のシヨ糖1.0重量部の代
シに、グルコン酸ナトリウム1.0重量部を添加したサ
イジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および
乾燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
シに、グルコン酸ナトリウム1.0重量部を添加したサ
イジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および
乾燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
実施例16゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび(功の代シに、アクリル酸ナトリウム約75モルチ
とアクリルアミド約25モルチとからなる数平均分子量
が約6500の共重合体1.0重量部とグルコン酸ナト
リウム1.0重量部とを添加したサイジング剤を用いて
、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物
性評価用のスト2ンドを得た。
よび(功の代シに、アクリル酸ナトリウム約75モルチ
とアクリルアミド約25モルチとからなる数平均分子量
が約6500の共重合体1.0重量部とグルコン酸ナト
リウム1.0重量部とを添加したサイジング剤を用いて
、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物
性評価用のスト2ンドを得た。
実施例17゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび(ト)の代シに、数平均分子量が約6500のポリ
マレイン酸ナトリウム1.0重量部とグルコン酸ナトリ
ウム1.0重量部とを添加したサイジング剤を用いて、
実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物性
評価用のストランドを得た。
よび(ト)の代シに、数平均分子量が約6500のポリ
マレイン酸ナトリウム1.0重量部とグルコン酸ナトリ
ウム1.0重量部とを添加したサイジング剤を用いて、
実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物性
評価用のストランドを得た。
実施例18゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤(5
)および(ト)の代シに、酢酸ビニル約50モルチとマ
レイン酸ナトリウム約50モルチとからなる数平均分子
量約8000の共重合体1.0重量部とグルコン酸ナト
リウム1.0重量部とを添加したサイジング剤を用いて
、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物
性評価用のストランドを得た。
)および(ト)の代シに、酢酸ビニル約50モルチとマ
レイン酸ナトリウム約50モルチとからなる数平均分子
量約8000の共重合体1.0重量部とグルコン酸ナト
リウム1.0重量部とを添加したサイジング剤を用いて
、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物
性評価用のストランドを得た。
実施例19゜
実施例1のサイジング剤成分のショ糖1.0重−31部
の代!>に、グルコン酸1.0重量部を添加したサイジ
ング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥
を行なって、物性評価用のストランドを得た。
の代!>に、グルコン酸1.0重量部を添加したサイジ
ング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥
を行なって、物性評価用のストランドを得た。
実施例20゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび(ロ)の代シに、アクリル酸ナトリウム約75モル
チとアクリルアミド約25モルチとからなる数平均分子
量が約6500の共重合体1.0重量部とDK−エステ
ルF−1601,0重量部およびシヨ糖0.5重量部を
添加したサイジング剤を用いて実施例1と全く同様に紡
糸および乾燥を行なって、物性評価用のストランドを得
た。
よび(ロ)の代シに、アクリル酸ナトリウム約75モル
チとアクリルアミド約25モルチとからなる数平均分子
量が約6500の共重合体1.0重量部とDK−エステ
ルF−1601,0重量部およびシヨ糖0.5重量部を
添加したサイジング剤を用いて実施例1と全く同様に紡
糸および乾燥を行なって、物性評価用のストランドを得
た。
実施例21゜
実施例20のサイジング剤成分のシヨ糖0.5 重量部
の代ルに、グルコン酸ナトリウム0.5重量部を添加し
たサイジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸お
よび乾燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
の代ルに、グルコン酸ナトリウム0.5重量部を添加し
たサイジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸お
よび乾燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
参考例1゜
実施例1のサイジング剤の代りに、耐アルカリ性向上剤
(2)および(至)を添加しなかったサイジング剤を用
いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって
、物性評価用のストランドを得た。
(2)および(至)を添加しなかったサイジング剤を用
いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を行なって
、物性評価用のストランドを得た。
サイジング剤の付着量は1.3%、 ストランドの強度
は116’y/−であった。
は116’y/−であった。
参考例2゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび(至)の代シに、シヨ糖2.0重量部を添加したサ
イジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および
乾燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
よび(至)の代シに、シヨ糖2.0重量部を添加したサ
イジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および
乾燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
参考例3゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤囚お
よび(至)の代ルに、DK−エステルF’−1602,
0重量部を添加したサイジング剤を用いて、実施例1と
全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物性評価用のス
トランドを得た。
よび(至)の代ルに、DK−エステルF’−1602,
0重量部を添加したサイジング剤を用いて、実施例1と
全く同様に紡糸および乾燥を行なって、物性評価用のス
トランドを得た。
参考例4゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤(5
)および但の代シに、グルコン酸ナトリウム2.0重量
部を添加したサイジング剤を用いて、実施例1と全く同
様に紡糸および乾燥を行なって。
)および但の代シに、グルコン酸ナトリウム2.0重量
部を添加したサイジング剤を用いて、実施例1と全く同
様に紡糸および乾燥を行なって。
物性評価用のストランドを得た。
参考列5゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤(5
)および(Bの代シに、数平均分子量約7000のポリ
アクリル酸ナトリウム2.0重量部を添加したサイジン
グ剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を
行なって、物性評価用のストランドを得た。
)および(Bの代シに、数平均分子量約7000のポリ
アクリル酸ナトリウム2.0重量部を添加したサイジン
グ剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾燥を
行なって、物性評価用のストランドを得た。
参考例6゜
実施例1のサイジング剤成分の耐アルカリ性向上剤(5
)および(ト)の代りに、数平均分子量が約6500の
ポリマレイン酸ナトリウム280重量部を添加したサイ
ジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾
燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
)および(ト)の代りに、数平均分子量が約6500の
ポリマレイン酸ナトリウム280重量部を添加したサイ
ジング剤を用いて、実施例1と全く同様に紡糸および乾
燥を行なって、物性評価用のストランドを得た。
このようにして得られた各ストランドの耐アルカリ性を
SIO法で評価した結果を表12表2に示す。
SIO法で評価した結果を表12表2に示す。
表1゜
表2゜
第1図はS I O(8trand in Cemen
t)試験法の概略図を示す。 A:エボキシ樹脂、B:シリコンゴム C:セメントペースト、D:テフロンチューブEニガラ
ス繊維ストランド 特許出願人 日本バルカー工業株式会社 日東化学工業株式会社
t)試験法の概略図を示す。 A:エボキシ樹脂、B:シリコンゴム C:セメントペースト、D:テフロンチューブEニガラ
ス繊維ストランド 特許出願人 日本バルカー工業株式会社 日東化学工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (a)次の一般式で表わされる化合物 几1 (但し、R1は水素原子またはメチル基、Xlは水素原
子、アルカリ金属、NH4または有機アンモニウムfi
、 Fds ハピニルモノマー残基。 mlは任意の整数、 nlはゼロまたは任意の整数を
表わす) または2次の一般式で表わされる化合物几。 (但し、亀は水素原子、メチル基またはカルボキシメチ
ル基、X、およびx3はそれぞれ水素原子、アルカリ金
属、 NH,または有機アンモニウム基、 M、は
ビニルモノマー残基、−tは任意の整数、 njはゼ
ロまたは任意の整数を表わす) の少なくとも1種と (b)(イ)シダ糖またはその誘導体または(ロ)グル
コン酸またはその誘導体 の少なくとも1種とを必須成分として含むサイジング剤
を用いることを特徴とする耐アルカリ性ガラス繊維の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58094071A JPS59223252A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 耐アルカリ性ガラス繊維の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58094071A JPS59223252A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 耐アルカリ性ガラス繊維の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59223252A true JPS59223252A (ja) | 1984-12-15 |
Family
ID=14100266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58094071A Pending JPS59223252A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 耐アルカリ性ガラス繊維の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59223252A (ja) |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP58094071A patent/JPS59223252A/ja active Pending
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