JP2005015236A - コンクリート補強用アラミド短繊維 - Google Patents

コンクリート補強用アラミド短繊維 Download PDF

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一 伊澤
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Abstract

【課題】充分な集束性を有し、且つ一旦セメント中に添加された後は、混練時の攪拌力が小さくてせん断力がかかりにくい場合であっても、充分に解繊されて良好な分散性が得られるコンクリート補強用アラミド短繊維を提供すること。
【解決手段】集束剤により集束されたアラミド短繊維であって、該集束剤がポリビニルアルコール(PVA)と水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体(PA)およびアミノ変性シリコーン化合物との混合物からなり、該ポリビニルアルコールと該水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体との合計重量に対する該アミノ変性シリコーン化合物の重量が0.1〜10重量%である。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は集束剤により集束されたアラミド短繊維に関するものであり、さらに詳しくは、良好な集束性と優れた強化特性を発揮し、コンクリートやセメントの補強用として好適に使用できるコンクリート補強用アラミド短繊維に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、セメント系材料の曲げ強度、耐衝撃強度を向上させるために、アスベスト、ガラス繊維、スチール繊維及び炭素繊維等の補強用繊維が用いられてきた。中でも、アスベストは古くから使用されてきたが、発ガン性の問題から現在では使用が規制されている。また、ガラス繊維は耐アルカリ性のものでも、セメント中のアルカリにより劣化し、長期的に補強効果を維持することが困難であるため、大量使用には至っていない。さらに、スチール繊維はセメント中で腐食が生じ、これによってセメント材料にひび割れが生じるという問題がある。また、スチール繊維に防錆処理を施しても長期的には腐食に耐えられず、しかも防錆処理にコストがかかるので、有効ではない。炭素繊維はセメント中に分散させるための混練時に折れるため、期待通りの補強効果が得られにくいという問題がある。
【0003】
これに対しアラミド繊維は、高い引張強度、耐薬品性を有し、かつ、軽量であるため、近年セメント薄板等の補強用として用いられ始めている。すなわちセメント材料にアラミド短繊維を添加し、ルーダーを用いて混練し、これを押出成形することにより得られる薄板は、曲げ強度、耐衝撃強度が著しく向上して薄板をより薄くすることが可能となる。
【0004】
しかしながら、このようなアラミド短繊維は集束性が不充分であるため、短繊維の計量が困難であるばかりでなく、混練時にファイバーボールが発生して押出機に所定量づつ供給されなくなり、充分な分散性が得られなくなる場合があるという問題があった。
【0005】
このような問題を解決するため、例えば特開平8−325947号公報(特許文献1)には、補強用アラミド短繊維に、ポリビニルアルコール(PVA)と水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体(PA)との混合物からなる集束剤を付与する方法が開示されている。しかしながら、該集束剤は、充分な集束性は示すものの、一旦集束された繊維がコンクリートやセメントに添加された後混練される際、その攪拌力が小さくてせん断力がかかりにくい場合には、集束状態がそのまま維持され、補強用繊維が充分に解繊されないという問題があった。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−325947号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、充分な集束性を有し、且つ一旦セメント中に添加された後は、混練時の攪拌力が小さくてせん断力がかかりにくい場合であっても、充分に解繊されて良好な分散性が得られるコンクリート補強用アラミド短繊維を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記従来技術の有する問題を解決するために鋭意検討した結果、ポリビニルアルコール(PVA)と水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体(PA)との混合物からなる集束剤に、アミノ変性シリコーン化合物を混合させるとき、上記目的を達成できることを見出し、本発明に至った。
【0009】
かくして本発明によれば、集束剤により集束されたアラミド短繊維であって、該集束剤がポリビニルアルコール(PVA)と水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体(PA)およびアミノ変性シリコーン化合物との混合物からなり、該ポリビニルアルコールと該水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体との合計重量に対する該アミノ変性シリコーン化合物の重量が0.1〜10重量%であることを特徴とするコンクリート補強用アラミド短繊維が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明におけるアラミド短繊維とは、ポリパラフェニレンテレフタラミド、ポリパラアミノベンズアミド、ポリパラアミノベンズヒドラジドテレフタレート、ポリテレフタル酸ヒドラジド、ポリメタフェニレンイソフタラミド等もしくはこれらの共重合体、又はこれらに第3成分を共重合した共重合体例えばコポリパラフェニレン・3、4’オキシジフェニレン・テレフタラミドからなる短繊維等を挙げることができる。
【0011】
かかるアラミド短繊維には、ポリビニルアルコール(PVA)と水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体(PA)およびアミノ変性シリコーン化合物との混合物からなる集束剤を付着させることが肝要である。
【0012】
ここでポリビニルアルコール(PVA)とは、重合体を形成する単量体中のビニルアルコール成分が50モル%以上であればよい。通常ポリビニルアルコールはポリ酢酸ビニルをケン化して得られるが、ここで用いられるポリビニルアルコールのケン化度は、重合体が水溶性であればどの程度でもよい。また、ポリビニルアルコールの立体規則性も、重合体が水溶性であれば、シンジオタクチック、アイソタクチック、アタクチックのいずれでもよい。さらに重合度、分岐度についても、同じく水溶性の条件を満たしていれば特に制限を受けるものではない。
【0013】
また、上記の水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体とは、重合体を形成する単量体中のアクリル酸エステル成分が50重量%以上であって、かつ、重合体が水溶性を示す程度の親水性共重合成分が共重合されていればよい。
【0014】
該親水性共重合成分としては、例えばメタクリル酸、アクリル酸及びこれらのアルカリ金属塩等をあげることができ、共重合量としては親水性共重合成分が例えば(メタ)アクリル酸ナトリウムの場合には10〜20重量%程度である。なお、前述のアクリル酸エステルのアルコール成分は、重合体が水溶性を呈する限りどの様なものでもよく、さらには、2種以上のアルコール成分が併用されていてもよい。
【0015】
さらに、上記のアミノ変性シリコーン化合物として、その構造が下記式(1)又は(2)で表される一般的な化合物を用いれば良く、重合度等も特に限定されないので、繊維用柔軟剤として市販されているものを用いれば良い。
【0016】
【化1】
Figure 2005015236
【0017】
【化2】
Figure 2005015236
【0018】
本発明においては、上記ポリビニルアルコール(PVA)と水溶性のポリアクリル酸エステル系共重合体(PA)との混合重量比、即ち(PAの重量)/(PVAの重量)が1.0〜3.0の範囲内にあることが好ましい。この混合重量比が1.0未満になると、集束剤の低粘度化による単繊維間への含浸性向上に寄与する水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体の割合が低下して以下の問題が生じ易くなる。
【0019】
すなわち、充分な集束性を得るために集束剤の付着量をコントロールすべく集束剤処理液(以下混合処理液と称することがある)の濃度を調整すると、混合処理液の粘度が高くなりすぎて処理工程でローラー表面等にガムアップを生じる等の問題が発生し易く、長時間連続して処理を行うことが困難となってしまう。
【0020】
一方、混合重量比が3.0を越えると、良好な集束性は得られるものの、集束剤中の、特に水との親和性や溶解性の高いポリビニルアルコール成分が少なくなりすぎるため、単繊維間に形成される被膜の水分による分解性(水への溶解性)が低下し、セメント等と混練を行う際における単繊維の分散性が不充分となりやすい。
【0021】
また、本発明においては、ポリビニルアルコールと水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体との合計重量に対するアミノ変性シリコーン化合物の重量が0.1〜10重量%であることが必要である。該重量が0.1%よりも低いとアミノ変性シリコーン化合物を混合させる効果が実質的に現われず、一方、該重量が10%を越えると集束性が悪くなり、集束剤を繊維に付着させる際の加工性が低下する。
【0022】
なお、本発明の集束剤には、本発明の目的を損なわない範囲内で、上記3成分以外に他の成分を含有していてもよい。
【0023】
次ぎに、上記集束剤の付着量は、繊維重量を基準として10〜45重量%、好ましくは15〜40重量%、さらに好ましくは20〜30重量%であることが望ましい。該集束剤の付着量が10重量%未満の場合には集束性が不充分となりやすく、繊維補強セメントの製造段階で短繊維の取り扱いが困難となるだけでなく、セメントと混練を行う際にファイバーボールが発生しやすくなることがある。一方、該集束剤の付着量が45重量%を越える場合には充分な集束性は得られるものの、セメントの混練中における繊維の分散が低下して、集束された繊維が単繊維にまで開繊し難くなるため効果的な繊維補強効果が得られなくなる場合がある。さらに、集束剤を付与する処理工程においても、該集束剤のガムアップ等がローラー部分等で生じるため、作業性が不良となり易い。
【0024】
本発明のアラミド短繊維中の単糸数は200本以上であることが望ましい。この短繊維数が200本未満の場合には、該短繊維の製造時における処理剤付与工程やカット工程における作業性が低下するとともに、カット後の短繊維の嵩高性が大きくなり過ぎて大容積となるため梱包や輸送時に不利となり、また押出機を用いてセメントと混練する際に、供給時の計量精度やかみ込み性が低下してファイバーボールを発生しやすくなる場合がある。
【0025】
ただ、該単糸数が20000本を越えるような場合には、セメント中への混練時に分散に長時間を要して分散性が不充分となり易い。しかし、用途によっては使用可能であるので、上限は特に限定する必要はない。
【0026】
なお、本発明の集束剤をアラミド短繊維に付着させる方法は特に限定を受けるものではなく、該集束剤を含有する処理液を用い、コーティング法、浸漬法等従来公知の方法を採用すればよい。なかでも、アラミド繊維を処理液中に浸漬した後必要に応じてニップローラー等で絞り、混合処理液のピックアップ量を調整した後に、乾燥、キュアーさせる方法が最も簡単で効率的である。
【0027】
また、この時の乾燥条件は105〜180℃の温度で0.3〜30分間程度の熱処理が一般的であるが、装置や効率化を考えて、比較的低温の105〜130℃で0.3〜15分間程度熱処理し、続いて130〜180℃の比較的高温で0.3〜15分間程度熱処理することが好ましい。
【0028】
【実施例】
以下実施例により本発明を具体的に説明する。なお、実施例で用いた物性は下記の測定方法により測定した。
【0029】
(1)集束剤付着量
処理前後の繊維重量を測定し、下記の計算式から集束剤の付着量を求めた。なお、重量の測定は、測定サンプルを十分に乾燥した後に行った。
【0030】
【数1】
Figure 2005015236
【0031】
(2)集束性
セメントにアラミド短繊維を計量しながら添加し、ルーダーを用いて混練押出成形する際に、ファイバーボールの発生が認められないものを(○)、ファイバーボールが生じたものを(×)とした。
【0032】
(3)曲げ強度
▲1▼供試体の作成
早強ポルトランドセメント2348g、メチルセルロース23.5g、処理アラミド短繊維55.6g、水986gをオムニミキサー(型式:OM−10−E、容量:10リットル、GARBRO社製)中に投入し、回転数400rpmで混練を5分間行う。そして専用の型枠(4×4×16cm)に混練後のセメント複合材料を投入し、気中室温にて1カ月間養生を行い、これを曲げ強度供試体とした。
【0033】
▲2▼曲げ強度測定
供試体(4×4×16cm)の3点曲げにて行った。すなわち、10トン用引張圧縮試験機(UNIVERSAL TESTING INSTRUMENTMODEL UTM−10t、TOYO BALDWWIN CO、LTD製)を用いて、支点距離10cmの中心を、2mm/minで圧縮し、応力の最高点を曲げ強度とした。
【0034】
(4)分散性
処理アラミド短繊維を、千代田技研製オムニミキサーOM−10Eを用いて回転速度120rpmで混練して曲げ強度測定供試体作成用の硬化前のコンクリートを作成した。これをランダムに約100gサンプリングし、これを厚さ約1mm程度の平板状にのばした後、短繊維が落ちない程度のメッシュ(100メッシュ)金網上にのせて水シャワーをかけて繊維以外の固形分を除去し、金網上に残存した繊維を肉眼により判定する。70%程度以上が単繊維状に分散している場合を○(良好)、40〜70%が単繊維状に分散している場合を△(中庸)、40%未満にしか単繊維状に分散していない場合を×(悪い)として比較判定した。
【0035】
(5)加工性
アラミド繊維を10m/分のスピードで2400m処理した後、処理機のニップローラー表面に付着した混合処理剤(集束剤)被膜の量(ガムアップの量)により判定した。すなわち、付着量が少なくて継続して処理が可能な場合を○、ニップローラー表面を簡単に清掃する程度で継続して処理が可能な場合を△、ニップローラー表面の50%以上に集束剤が付着し、これを除去清掃しないと継続して処理できない場合を×として比較判定した。
【0036】
[実施例1]
1670デシテックス/1000フィラメントのコポリパラフェニレン・3、4’−オキシジフェニレンテレフタラミド繊維(テクノーラ、帝人株式会社製)を用いて以下の処理を行った後に、6mmにカットすることにより、コンクリート補強用アラミド短繊維を得た。
【0037】
実施例1では、ポリビニルアルコールと水溶性のポリアクリル酸エステル系共重合体の混合物を含む処理液の調合は以下のようにして行った。すなわち、ゴーセノールGL−05(ポリビニルアルコール、日本合成化学株式会社製)100gを約200gの水(30℃以下)に撹拌しながら投入し、よく分散させた後、90℃に30分間保ち、完全に溶解させる。そしてその溶液にプラサイズT−780(アクリル酸エステル24重量%溶液、互応化学工業株式会社製)625gを加え、次いでPolonMF−57(信越化学工業株式会社製22重量%エマルジョン)を45.5g、さらに、総重量が1000gとなる様に水を加え混合処理液とする。その結果、ポリビニルアルコールの混合処理剤中の濃度は10重量%、アクリル酸エステル系共重合体の濃度は15重量%となる。従って、処理液中の集束剤総濃度は26重量%となる。
【0038】
アラミド繊維の処理は前記ポリビニルアルコール及びポリアクリル酸エステル系共重合体を含む混合処理液中にアラミド繊維を浸漬し、続いて一対のニップローラーで軽く絞って所定の混合処理液ピックアップ量にした後、105℃で2分間乾燥し、引続き1分間キュアーを行った。
【0039】
この時、繊維表面への集束剤(混合処理剤)付着量は26.8重量%であった。なお、処理時における加工性は表1に示すごとく良好(○)であった。以上のように処理を行ったヤーンを6mmにカットし、前記(3)に記載の方法で供試体を作成し、養生した後、曲げ強度の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0040】
また、単繊維の分散性を評価するために、混練後直ちにセメント/アラミド単繊維混合ペーストを取り出し、前記(4)に記載の方法で分散性を評価した結果、表1に示すごとく良好であった。
【0041】
[実施例2〜5、比較例1〜2]
実施例1において、それぞれ表1に示すようなアミノ変性シリコン重量比率になるように変更した以外は実施例1と同様に実施し、同様に加工性、分散性、曲げ強度の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0042】
[実施例6〜10、比較例3〜4]
実施例1において、それぞれ表1に示すようなPA/PVAの値になるように変更した(処理液の総濃度は25重量%とし、変化させない)以外は実施例1と同様に実施し、同様に加工性、分散性、曲げ強度の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0043】
[実施例11〜15]
実施例1において、それぞれ表2に示すような集束剤付着量となるように変更した以外は実施例1と同様に実施し、同様に加工性、分散性、曲げ強度の評価を行った。その結果を表2に示す。
【0044】
[実施例16〜17]
実施例1において、222デシテックス/133フィラメント(実施例17)又は1111デシテックス/667フィラメント(実施例18)のコポリパラフェニレン・3、4’−オキシジフェニレンテレフタラミド繊維(テクノーラ、帝人株式会社製)を用いた以外は実施例1と同様に実施し、同様に加工性、分散性、曲げ強度の評価を行った。その結果を表2に示す。
【0045】
【表1】
Figure 2005015236
【0046】
【表2】
Figure 2005015236
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、充分な集束性を有し、且つ一旦セメント中に添加された後は、混練時の攪拌力が小さくてせん断力がかかりにくい場合であっても、充分に解繊されて良好な分散性が得られるコンクリート補強用アラミド短繊維が提供される。

Claims (4)

  1. 集束剤により集束されたアラミド短繊維であって、該集束剤がポリビニルアルコール(PVA)と水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体(PA)およびアミノ変性シリコーン化合物との混合物からなり、該ポリビニルアルコールと該水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体との合計重量に対する該アミノ変性シリコーン化合物の重量が0.1〜10重量%であることを特徴とするコンクリート補強用アラミド短繊維。
  2. ポリビニルアルコールと水溶性ポリアクリル酸エステル系共重合体との重量混合比(PA/PVA)が1.0〜3.0である請求項1記載のコンクリート補強用アラミド短繊維。
  3. 集束剤の付着量が、繊維重量を基準として10〜45%である請求項1又は2記載のコンクリート補強用アラミド短繊維。
  4. アラミド短繊維中の単糸数が200本以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンクリート補強用アラミド短繊維。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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