JPS5922281Y2 - 内燃機関のエアクリ−ナ - Google Patents
内燃機関のエアクリ−ナInfo
- Publication number
- JPS5922281Y2 JPS5922281Y2 JP18649280U JP18649280U JPS5922281Y2 JP S5922281 Y2 JPS5922281 Y2 JP S5922281Y2 JP 18649280 U JP18649280 U JP 18649280U JP 18649280 U JP18649280 U JP 18649280U JP S5922281 Y2 JPS5922281 Y2 JP S5922281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- intake
- peripheral wall
- air
- cleaner body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来公知の、車輌に搭載されて用いられる内燃機関にお
いては、エアクリーナの空気取入口が、清浄な空気を効
率的に取入れるのに好都合な場所に設けられているため
（例えば、リアエンジン型のバスにおいては、通常エン
ジン取付部周囲にダストが多いため、エアクリーナの空
気取入口はバスボディの屋根上に配置されている）、降
雪期においては、そのエアクリーナ内に雪を吸込み、フ
ィルターエレメントをぬらし、その結果フィルターエレ
メントの目詰りを起し、エンジン始動の不良、エンジン
性能の低下、燃費・排煙の悪化などを招くという欠点が
ある。
いては、エアクリーナの空気取入口が、清浄な空気を効
率的に取入れるのに好都合な場所に設けられているため
（例えば、リアエンジン型のバスにおいては、通常エン
ジン取付部周囲にダストが多いため、エアクリーナの空
気取入口はバスボディの屋根上に配置されている）、降
雪期においては、そのエアクリーナ内に雪を吸込み、フ
ィルターエレメントをぬらし、その結果フィルターエレ
メントの目詰りを起し、エンジン始動の不良、エンジン
性能の低下、燃費・排煙の悪化などを招くという欠点が
ある。
本考案の目的は、簡単な操作により、降雪期においては
、雪の吸込みを防止できる場所から空気を取入れるよう
に、その他の時期においては、ダストの少ない場所から
清浄な空気を効率的に取入れるように切換えることので
きるエアクリーナで、特に遠心分離板をシャッタに固定
し回動可能とし、夏・多口両方で最高のダスト分離効率
が得られるようにしたことを特徴とし、これにより前記
の欠点を除去することにある。
、雪の吸込みを防止できる場所から空気を取入れるよう
に、その他の時期においては、ダストの少ない場所から
清浄な空気を効率的に取入れるように切換えることので
きるエアクリーナで、特に遠心分離板をシャッタに固定
し回動可能とし、夏・多口両方で最高のダスト分離効率
が得られるようにしたことを特徴とし、これにより前記
の欠点を除去することにある。
第１図は、本考案の一実施例の要部切断上面図、第２図
はその要部縦断側面図である。
はその要部縦断側面図である。
図中、１はエアクリーナボディ、２はフィルターエレメ
ント、３はエアクリーナボテ゛イの周壁土部に取付けら
れた冬期吸気ダクト、４は同じく夏期吸気ダクト、５は
エアクリーナボディ１の上面に取付けた吸気送出ダクト
、６はエアクリーナボテ゛イ１の円筒形周壁に同心的に
配置してその頂板７に取付けられた気流そらせ筒、８は
エアクリーナボディ１の周壁上半部内面にその円周方向
に摺動可能に嵌合する半円筒状のスライドシャッター、
９はスライドシャッター８の内面に螺線状に溶接などに
より取付けた遠心分離板、１０はスライドシャッター８
に固着されたナツト、１１はエアクリーナボディの周壁
に円周方向に設けた案内長孔（図示されていない）を通
してナツト１０に螺合する蝶ポル）、１２．１３はスラ
イドシャッターの位置決め用停止片、１４はダスト放出
弁である。
ント、３はエアクリーナボテ゛イの周壁土部に取付けら
れた冬期吸気ダクト、４は同じく夏期吸気ダクト、５は
エアクリーナボディ１の上面に取付けた吸気送出ダクト
、６はエアクリーナボテ゛イ１の円筒形周壁に同心的に
配置してその頂板７に取付けられた気流そらせ筒、８は
エアクリーナボディ１の周壁上半部内面にその円周方向
に摺動可能に嵌合する半円筒状のスライドシャッター、
９はスライドシャッター８の内面に螺線状に溶接などに
より取付けた遠心分離板、１０はスライドシャッター８
に固着されたナツト、１１はエアクリーナボディの周壁
に円周方向に設けた案内長孔（図示されていない）を通
してナツト１０に螺合する蝶ポル）、１２．１３はスラ
イドシャッターの位置決め用停止片、１４はダスト放出
弁である。
図示実施例は、以上の構成であるので、スライドシャッ
ター８を夏期吸気ダクト４を閉じる位置（第１図に図示
の位置）に蝶ボルト１１により固定させておけば、空気
は冬期吸気ダクト３から吸引される。
ター８を夏期吸気ダクト４を閉じる位置（第１図に図示
の位置）に蝶ボルト１１により固定させておけば、空気
は冬期吸気ダクト３から吸引される。
冬期吸気ダクト３内に吸引される空気は、気流そらせ筒
６の作用により、下方及びエアクリーナボディイの周壁
内面に沿う円周方向（第１図の矢印方向）に流れる。
６の作用により、下方及びエアクリーナボディイの周壁
内面に沿う円周方向（第１図の矢印方向）に流れる。
前記の円周方向に流れる空気は、遠心分離板９０作用に
より下方に方向変更され、ついでフィルターエレメント
２を通過して吸気送出ダクト５へと流れる。
より下方に方向変更され、ついでフィルターエレメント
２を通過して吸気送出ダクト５へと流れる。
空気中のダクトは、遠心分離作用・その他の作用により
空気がフィルターエレメント２を通過する前に分離され
下方に落下する。
空気がフィルターエレメント２を通過する前に分離され
下方に落下する。
蝶ボルト１１の締付けをゆるめ、蝶ボルト１１をつまん
で、スライドシャッター８を冬期吸気ダクト３を閉じる
位置に摺動し、蝶ボルト１１の締付けによりスライドシ
ャッター８を該位置に固定させれば、空気は夏期吸気ダ
クト４からエアクリーナ内に吸引されることになる。
で、スライドシャッター８を冬期吸気ダクト３を閉じる
位置に摺動し、蝶ボルト１１の締付けによりスライドシ
ャッター８を該位置に固定させれば、空気は夏期吸気ダ
クト４からエアクリーナ内に吸引されることになる。
遠心分離板９は、スライドシャッター８に固着され、ス
ライドシャッター８と共に移動するようにされ、またス
ライドシャッター８の移動によってもその時に作用する
吸気ダクトとの関係位置が変化しないように吸気ダクト
の位置が設定されているので、夏期吸気ダクト４に切換
えても、エアクリーナのダストの遠心分離作用は不変で
ある。
ライドシャッター８と共に移動するようにされ、またス
ライドシャッター８の移動によってもその時に作用する
吸気ダクトとの関係位置が変化しないように吸気ダクト
の位置が設定されているので、夏期吸気ダクト４に切換
えても、エアクリーナのダストの遠心分離作用は不変で
ある。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、遠心
分離板をシャッターに固定し、かつ、回動可能であり、
最高のダスト分離効率が得られエアクリーナで冬期吸気
ダクトを、直接的に又は導管などを介して降雪時に雪を
吸込むおそれのない場所に開口させ、又降雪期以外の時
期には、夏期吸気ダクトを清浄な空気を効率的に吸入で
きる場所に開口させておけば、簡単な操作により、そし
てそのダクト遠心分離作用を低下させることなしに、エ
アフィルターへの吸気を最良の状態に維持することがで
きる。
分離板をシャッターに固定し、かつ、回動可能であり、
最高のダスト分離効率が得られエアクリーナで冬期吸気
ダクトを、直接的に又は導管などを介して降雪時に雪を
吸込むおそれのない場所に開口させ、又降雪期以外の時
期には、夏期吸気ダクトを清浄な空気を効率的に吸入で
きる場所に開口させておけば、簡単な操作により、そし
てそのダクト遠心分離作用を低下させることなしに、エ
アフィルターへの吸気を最良の状態に維持することがで
きる。
第１図は本考案の一実施例の要部切断上面図、第２図は
その要部縦断側面図である。 １・・・・・・エアクリーナボテ゛イ、２・・・・・・
フィルターエレメント、３・・・・・・冬期吸気ダクト
、４・・・・・・夏期吸気ダクト、５・・・・・・吸気
送出ダクト、６・・・・・・気流そらせ筒、８・・・・
・・スライドシャッター、９・・・・・・遠心分離板。
その要部縦断側面図である。 １・・・・・・エアクリーナボテ゛イ、２・・・・・・
フィルターエレメント、３・・・・・・冬期吸気ダクト
、４・・・・・・夏期吸気ダクト、５・・・・・・吸気
送出ダクト、６・・・・・・気流そらせ筒、８・・・・
・・スライドシャッター、９・・・・・・遠心分離板。
Claims (1)
- エアクリーナボテ゛イの円筒形周壁上方部に円周方向に
所要の間隔を置いて取付けた１対の吸気ダクト３，４と
、吸気ダクト３，４から流入する気流を円周方向及び下
方にそらせるために前記の円筒形周壁に同心的に配置さ
れた気流そらせ筒６と、吸気ダクト３，４を切換え的に
開閉するために前記の円筒形周壁内面上に摺動固定可能
に取付けられた１個のスライドシャッター８と、吸気ダ
クトから流入して円周方向に流れる気流を下方に偏向さ
せるためにスライドシャッター８の内面に取付けた遠心
分離板９と、エアクリーナボディの頂板７に取付けた吸
気送出ダクト５とを有する内燃機関のエアクリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18649280U JPS5922281Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | 内燃機関のエアクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18649280U JPS5922281Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | 内燃機関のエアクリ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57109260U JPS57109260U (ja) | 1982-07-06 |
| JPS5922281Y2 true JPS5922281Y2 (ja) | 1984-07-03 |
Family
ID=29988480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18649280U Expired JPS5922281Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | 内燃機関のエアクリ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922281Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-26 JP JP18649280U patent/JPS5922281Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57109260U (ja) | 1982-07-06 |
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