JP2550791Y2 - エアクリーナ装置 - Google Patents

エアクリーナ装置

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JP2550791Y2
JP2550791Y2 JP3383391U JP3383391U JP2550791Y2 JP 2550791 Y2 JP2550791 Y2 JP 2550791Y2 JP 3383391 U JP3383391 U JP 3383391U JP 3383391 U JP3383391 U JP 3383391U JP 2550791 Y2 JP2550791 Y2 JP 2550791Y2
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JP
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pipe
branch pipe
air
air cleaner
dust concentration
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直人 西本
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Tokyo Roki Co Ltd
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Tokyo Roki Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ブルトーザー、ショ
ベルカー等の建設機械やダスト濃度の高い多塵地向けの
大型車両に用いるエアクリーナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械や多塵地向けの大型車両は、主
として多塵地で作業や車両の運行が行われ、ダスト濃度
が高くエアクリーナエレメントが早期に目詰りし、エレ
メントの掃除を頻繁に行つたり、エレメントの交換を度
々行はなければならずメンテナンスの費用が増大するた
め、エレメントを長持ちさせるために、空気の旋回流を
利用して大きなダストを分離除去してエアクリーナへ空
気を供給するサイクロン等のプリクリーナが採用されて
いる。
【0003】しかしながら、この構造のエアクリーナ装
置は空気の吸入抵抗が高く、以下のような問題が生じて
いた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】すなわち、建設機械や
大型車両が多塵地区で作業や車両の運行を行うときは、
プリクリーナが働くので、エレメントが長持ちして有効
であるが、建設機械や大型車両は通常の道路も運行す
る。特に、大型車両は、高速道路の運行や長距離の運行
も行う。このようなとき、プリクリーナが付いていると
このクリーナは、空気の旋回流を利用してダストの分離
を行うため、吸入抵抗が高くエンジンの燃料消費量が増
大するという問題があつた。
【0005】この考案は、以上の問題を解決するもの
で、多塵地区での作業や車両の運行のときは、プリクリ
ーナを働かせ、通常の道路ではプリクリーナが働かない
よう自動的に吸入系統を切替え、通常の道路では吸入抵
抗を減らし燃料消費量を少なくすることを目的とする.
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案では、分岐管と、この分岐管が合流する主
吸入管とからなる2系統の吸入管を有するエアクリーナ
装置において、前記分岐管に設けられたプリクリーナ
と、前記分岐管が合流する部分に設けられた切替装置
と、前記主吸入菅に設けられたダスト濃度検出器と、前
記ダスト濃度検出値の出力が所定以上の場合に、前記切
替装置を作動して、前記分岐管から外気を吸入させる制
御器とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成によれば、ダスト濃度の高い多塵地
区での作業や走行のときは、ダスト濃度検出器により、
その状態が検出され、制御器によりプリクリーナが設け
られた分岐管から外気が吸入される。一方、多塵地域以
外での走行の場合には、プリクリーナが設けられていな
い主吸入管側から外気が吸入される。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例について図面を用
いて詳細に説明する。図1は、この考案にかかるエアク
リーナ装置の一実施例を示している。図において、1
は、主吸入管で、この主吸入管1は、先広開口1aを備
えている。2は、2系統めの吸入分岐管で、分岐管2の
先端側には、プリクリー6が設けられている。主吸気管
1の中間には、T字形のジョイント菅3が設けられてい
て、このジョイント菅3に分岐管2が接続されて合流さ
れている。そして、主吸入管1の端部がエアクリーナ5
の吸入口5bに接続されている。
【0009】エアクリーナ5は、筒形ボデー5aと、カ
バー5fとを備え、ボデー5aには、凸形の支持金具5
cが設けられている。支持金具5cの外周には、リング
状のエレメント5gが配置され、このエレメント5g
は、支持金具5cに突設されたボルト5dに蝶ナット5
hを螺着することにより保持されている。カバー5f
は、ボデー5aの開口に被せられ、ボルト5dの先端に
蝶ナット5eを螺着することにより装着されている。エ
レメント5gで清浄にされて空気は、出口5iからイン
テークマニホールド9ヘ接続パイプ12を介して供給さ
れる。
【0010】プリクリーナ6は、円筒状のボデー6aの
一端に入口6bが設けられ、この入口6bには、旋回羽
根6cが円周方向に配置されており、ボデー6aの下端
は、閉塞板6dで閉塞されている。ボデー6aの閉塞板
6d側の側面には、ダスト排出弁6eが設けられてい
る。このプリクリーナ6では、旋回流により大きなダス
トが分離された後、空気は分岐管2側に流入する。
【0011】分岐管3と主吸入管1との合流部であるジ
ョイント菅3内には、切替装置20が設けられている。
切替装置20は、ジョイント菅3にヒンジ20aで回動
可能に結合されたシャッタ板20bと、ジョイント菅3
の外側に配置され、シャッタ板20bを回動させるバキ
ュームモータ20cとから構成され、バキュームモータ
20cには、ソレノイドバルブ21を介してエンジンの
負圧が配管22により供給される。
【0012】一方、主吸入管1のジョイント菅3の後流
側には、ダスト濃度検出器23が設けられている。この
ダスト濃度検出器23は、光を主吸入管1の横断面方向
に投射し、吸入管1内を通過する吸気中のダストからの
反射波を受光するものであって、反射波の大きさにより
吸気中のダスト量を測定する。
【0013】このダスト濃度検出器23の出力信号は、
制御器24に入力され、制御器24では、その大きさが
所定値以上の時にソレノイドバルブ21を駆動し、配管
22からの負圧をバキュームモータ21に供給して、シ
ャッタ板20bを図示した位置から回動させ、分岐管2
側から外気が取り入れられる。
【0014】以上の構成において、車両が通常の道路を
運行しているときは、ダスト濃度が低いのでダスト濃度
検出器23は、作動せず、シャッタ板20bが分岐管2
側を閉塞し、エアクリーナ5には、主吸入管1から空気
が吸入され、吸入抵抗が少なく燃料消費量が増加しない
状態での運転が行われる。
【0015】一方、オフロード等のダスト濃度の高い地
区での車両の運行や作業では、ダスト濃度検出器23が
作動して、前述したように分岐管2側から吸気される
が、分岐管2側にはプレクリーナ6が設けられているの
で、羽根6cにより空気に旋回流が与えられ、大きなダ
ストは遠心力でボデー6aと排出管6fの間の空間に分
離され、エンジンの脈動流によりダスト排出弁6eから
大気中へ排出する。このようにして大きなダストが分離
された空気が分岐管2を介してエアクリーナ5へ吸入さ
れるので、エレメント5gの目詰りが少なくなり、長持
ちする。
【0016】なお、上記実施例では、切替装置20の駆
動用としてバキュームモータ20cを例示したが、この
考案の実施はこれに限られることはなく、例えば、電気
モータで駆動するものであっても良い。また、ダスト濃
度検出器23は、ジョイント菅3の前流側に設置するこ
とも可能である。
【0017】
【考案の効果】以上の実施例によって詳細に説明したよ
うに、この考案によるエアクリーナ装置にあっては、ダ
スト濃度の高い多塵地区では、自動的にプリクーナが働
き、大きなダストを分離除去しエアクリーナエレメント
を長持ちさせ、ダスト濃度の低い通常の状態では、プリ
クリーナが働かないようにし、吸入抵抗を減らし燃料消
費量を少なくして経済的に車両を運行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるエアクリーナ装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 主吸入管 2 分岐管 3 ジョイント管 20 切替装置 23 ダスト濃度検出器 24 制御器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分岐管と、この分岐管が合流する主吸入
    管とからなる2系統の吸入管を有するエアクリーナ装置
    において、前記分岐管に設けられたプリクリーナと、前
    記分岐管が合流する部分に設けられた切替装置と、前記
    主吸入菅に設けられたダスト濃度検出器と、前記ダスト
    濃度検出値の出力が所定以上の場合に、前記切替装置を
    作動して、前記分岐管から外気を吸入させる制御器とを
    有することを特徴とするエアクリーナ装置。
JP3383391U 1991-04-16 1991-04-16 エアクリーナ装置 Expired - Lifetime JP2550791Y2 (ja)

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JPH04122621U JPH04122621U (ja) 1992-11-04
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KR101876049B1 (ko) * 2016-08-23 2018-07-06 현대자동차주식회사 스노클 흡기 덕트 구조 및 작동 방법

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