JPS5922220Y2 - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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JPS5922220Y2
JPS5922220Y2 JP4922380U JP4922380U JPS5922220Y2 JP S5922220 Y2 JPS5922220 Y2 JP S5922220Y2 JP 4922380 U JP4922380 U JP 4922380U JP 4922380 U JP4922380 U JP 4922380U JP S5922220 Y2 JPS5922220 Y2 JP S5922220Y2
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JP
Japan
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door
opening
glass door
plate
magnetic
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JP4922380U
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JPS56149772U (ja
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哲一 今井
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、書籍状に回動開閉する扉の開閉装置に関する
もので、扉のガタつきのない閉状態を得ることを目的と
したもので゛ある。
書籍状に回動開閉する扉の開閉装置としては種々のもの
があるが、最も一般的なものは、ノブ体を回動させるこ
とによって扉から出入りする係止片を、当り片側に成形
された係合孔に係合させる構成のものである。
また、ノブ体とは全く連結されていない係止片を扉側に
取り付け、この係止片をバネの力により揺動するように
して、当り片に形成された係合孔に係合するようにした
構成のものもある。
何れのものも、扉の開閉及び閉姿勢保持に関しては充分
にその作用機能を果しているのであるが、扉の閉姿勢の
保持状態を見ると、この扉の閉状態は、単に係止片が保
合孔に係合しているだけで保持されているものとなって
いる。
従って、扉の開状態を保持することは出来るが、扉が閉
状態のままガタつくことが生じ、それ放風とか人が歩く
ことによって発生する振動の為に、閉状態にある扉がガ
タガタする現象が生ずる。
この扉のガタつきを防止するには、係止片が保合孔に隙
間なくぴったりと係合するようにすれば良いのであるが
、これは扉及び係止片等の取り付けの僅かの誤差により
扉の閉状態保持が不可能となるので、実施することは極
めて不利である。
また、扉と当り片との間にスポンジの如き弾材を挿入し
、この弾材の弾力により扉に常に開方向への力を作用さ
せることによって閉状態にある扉のガタつきを阻止する
手段もあるが、この手段は、扉の開閉装置そのものの機
能ではないし、また係止片を保合孔内に係合させるのに
比較的大きな力で扉を押すなり引くなりしなければなら
ず、頻繁に開閉使用する扉の取り扱いを不便にする欠点
をもっている。
この機械的な扉の開閉装置とは別に、永久磁石の磁気吸
引力を利用した開閉装置がある。
この磁力を利用した開閉装置は、扉か゛閉状態にある際
に、風等でガタつくというようなことはないのであるか
゛、扉を開放する際に、磁気吸引力に打ち勝つだけの力
を作用させなけれは゛ならないので、閉状態から開状態
にするのに大きな人力を要するという欠点をもっている
また、最近は、キャビネット等の開閉扉に厚板ガラスを
使用することが多くなっているか′、このように開閉扉
にガラス板を使用した場合、ガラス板に穴または切欠き
を削設成形して開閉用の取手とかロック機能部を組付け
ることは、ガラス板自体の強度を弱めるばかりか、加工
が極めて面倒となる欠点がある。
このため、この種のガラス板層のロック機能部分は、ガ
ラス板に磁性板を接着固定し、この磁性板に対向すべく
キャビネット本体に磁石体を固定する手段がとられてい
た。
この場合、前記した如く、ガラス扉を開放するのに比較
的大きな力を要すると共にガラス扉を開放するための人
力の作用個所を設けることが困難であった。
而して本考案は、上述した従来の扉及び磁力を利用した
扉の開閉装置に於ける欠点を解消するべく考案されたも
のであって、バネ体の弾力の永久磁石の磁気吸引力とを
組み合わせることによって、扉の閉状態をガタつくこと
なく確実に確保し、他方扉を開放する際には、バネ体の
弾力を磁気吸引力に打ち勝つ力に利用す々く構成したも
ので゛あり、さらに、ガラス扉に削設加工を施すことな
く取手部分を形成できるようにしたもので、以下その一
実施例を図面に従って説明する。
先ず、蝶番等を介して書籍状に回動開閉するガラス扉1
の揺動端部には、横断面が略コ字形状の金属枠板2が嵌
め込み固定されており、ガラス扉1の揺動端面である金
属枠板2の側面には支点片3が設けられ、該支点片3を
支点として回動自在に略U字形状の開閉レバー4が上記
金属枠板2の前後にまたがって軸支されている。
当該間開レバー4のガラス扉1前面に位置する側の端部
は操作端5、またガラス扉1後面に位置する側の端部は
連結端6となっていて、操作端5をガラス扉1の前方向
に引っ張ると、開閉レバー4が支持片3で支持されてい
るので、連結端6はガラス扉1後面方向に移動すること
になる。
次いで金属枠板2後面には、伸根7の一方端部が固着さ
れていて、他方端部が上記金属枠板2後面よりやや浮き
上った状態となっており、当該他方端部には弱磁性材を
使用した磁性板8が固着され、且つこの磁性板8には前
述した開閉レバー4の連結端6が同じく固着されている
この磁性板8は、後述する磁石体14にぴったりと吸着
し得るものであればいかなる態様のものであってもよい
が、図示実施例では、磁性板8の中心に結合片9を固着
し、該結合片9に取付片10を固着し、この取付片10
の一方端に前述の伸根7の端部を、また他方端に前述の
開閉レバー4の連結端6を夫々固着する態様となってい
る。
そして磁性板8は、通常時は伸根7の弾力によって金属
枠板2の後面方向に後退しており、この磁性板8に連結
された開閉レバー4は、支点片3部分で回動して操作端
5が金属枠板2前面よりやや離れて位置することになる
他方、ガラス扉1が閉状態となった際にその揺動端部後
面が当接する当り片11の前記磁性板8に対向する部分
には、凹部12が形成されており、且つ開閉レバー4の
支持片3から連結端6に至るまでの部分に対向する部分
には、支持片3を軸としての回動に支障がないように切
り欠き13が形成されている。
そして上記凹部12には、永久磁石14 aと磁性体1
4 bとから成る磁石体14が、その磁極面を前記磁性
板8に対向させて、且つガラス扉1が閉状態になった際
に上記磁極面と磁性板8の間に所望の間隔Sを形成する
位置で、固定されている。
この磁石体14の磁極面と磁性板8との間の間隔Sは、
磁石体14の磁気吸引力の強さ、伸根7の弾力、要求さ
れるガラス扉1の閉姿勢保持力、そしてガラス扉1を開
放するに要する力によって設定されるもので、ガラス扉
1の使用状況に応じて決定されるものである。
即ち、伸根7の弾力に逆らって磁石体14に磁性板8が
吸着した状態に於ける磁石体14の磁気吸引力をFmg
とし、同状態に於ける伸根7の弾力をFsとする、同状
態かのガラス扉1を開放するのに要する人力Fmは、 Fmg−Fs<Fm の関係を満足すればよいことになる。
従って、磁気吸引力Fmgが決定されている場合には、
弾力Fsを適当に決定することによって人力Fmを自由
に決定することが出来、また弾力Fsそのものがガラス
扉1を閉姿勢に押し付は保持する力となり、この弾力F
sによりガラス扉1のガタつきがなくなるのである。
本考案は以上説明したような構成となっている。
故に、ガラス扉1を閉める場合には、ガラス扉1を回動
させて揺動端部が当り片11に当接したならば、開閉レ
バー4の操作端5に伸根7の弾力に逆らった力を作用さ
せてガラス扉1前面方向に押圧すれば、磁性板8は磁石
体14方向に移動し、磁石体14に吸着させてガラス扉
1の閉状態を遠戚することが出来る。
この場合、ガラス扉1の閉状態を保持するのは磁石体1
4の磁気吸引力Fmgであり、このガラス扉1の閉状態
時に、ガラス扉1のガタつきを防止するべくガラス扉1
を当り片11に押し付は保持するのは伸根7の弾力Fs
である。
また、閉状態となったガラス扉1を開放するには、開閉
レバー4の操作端5に伸根7の弾力と同一方向に人力F
mを作用させ、この人力Fmにより磁石体14と磁性板
8との磁気吸着を開放させればよい。
この際、前記した如く、ガラス扉1を開放するのに要す
る人力Fmは磁気吸引力Fmgよりも充分に小さい力で
済む。
かように、本考案によるガラス扉1の開閉装置は、強力
な磁気吸引力Fmgでガラス扉1の閉状態を保持すると
共にこの磁気吸引力よりも弱い力であるが、その強さを
自由に設定出来る伸根Fsによりガラス扉1を当り片1
1に押し付けて閉状態にあるガラス扉1のガタつきを確
実に阻止し、更にこの磁気吸引力Fmgで吸引保持され
たガラス扉1を開放するのにこの磁気吸引力Fmgより
もはるかに小さい人力Fmで開放することが出来るので
ある。
そして、ガラス扉1の閉塞動作及び開放動作時に開閉レ
バー4の操作端5に作用させる人力Fmの作用方向は、
ガラス扉1の閉方向及びガラス扉1の開方向と完全に一
致しており、この為その開閉操作そのものが行ない易い
ものとなっている。
さらに、開閉レバー4は、ガラス扉1の端部に接着され
金属枠板2に軸止されたものであり、かつ伸根7は金属
枠板2に固着されるものであるので、本考案による開閉
装置をガラス扉1に取付けるのに、ガラス扉1本体に削
設加工する必要が全くなく、このためガラス扉1に対す
る取付けが極めて簡単に遠戚することができる。
以上の説明から明らかな如く、本考案による扉の開閉装
置は、構造が極めて簡単で、また強固に扉の閉状態を保
持することが出来ると共に閉状態にある扉を当り片にぴ
ったりと押付保持してガタつきの発生を阻止し更に小さ
な力で開放することが出来、そして扉の開閉操作は開閉
レバーに対して押すか引くかの何れの操作によって簡単
に遠戚することが出来、さらにガラス扉への組付けが簡
単である等多くの作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例で単に扉が閉じた状態の要部
断面図、第2図は同じく扉が当り片に押付保持されてい
る状態の要部断面図である。 符号の説明 1・・・・・・ガラス扉、2・・・・・・
金属枠板、4・・・・・・開閉レバー、7・・・・・・
伸根、8・・・・・・磁性板、11・・・・・・当り片
、14・・・・・・磁石体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 書籍状に回動開閉されるガラス扉1の揺動端部の前後及
    び端面にわたって配された金属枠板2の前後にまたがっ
    て、略U字形状の開閉レバー4を回動自在に枢着し、前
    記金属枠板2の後面に、開閉レバー4の端部に連結され
    た磁性板8に一方端を連結した弾板7の他方端を固着し
    、前記磁性板8に対向する当り片11に形成された凹部
    12に、磁石体14を、前記ガラス扉1が当り片11に
    当接した閉時に於て、該磁石体14の磁極面と前記弾板
    7の弾力により後退限にある磁性板8との間に所望の間
    隔Sを形成すべく固着して成る扉の開閉装置。
JP4922380U 1980-04-11 1980-04-11 扉の開閉装置 Expired JPS5922220Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4922380U JPS5922220Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11 扉の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4922380U JPS5922220Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11 扉の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56149772U JPS56149772U (ja) 1981-11-10
JPS5922220Y2 true JPS5922220Y2 (ja) 1984-07-03

Family

ID=29644199

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4922380U Expired JPS5922220Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11 扉の開閉装置

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JPS56149772U (ja) 1981-11-10

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