JPS5922216Y2 - 扉用施錠装置 - Google Patents

扉用施錠装置

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Publication number
JPS5922216Y2
JPS5922216Y2 JP7123380U JP7123380U JPS5922216Y2 JP S5922216 Y2 JPS5922216 Y2 JP S5922216Y2 JP 7123380 U JP7123380 U JP 7123380U JP 7123380 U JP7123380 U JP 7123380U JP S5922216 Y2 JPS5922216 Y2 JP S5922216Y2
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JP
Japan
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door
rotor
actuating member
lock
fixed
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Expired
Application number
JP7123380U
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English (en)
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JPS56176958U (ja
Inventor
哲夫 高橋
Original Assignee
タキゲン製造株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、必要時にソレノイドに通電して扉の施錠を解
錠するようにした扉側施錠装置に関するものである。
この種の施錠装置における問題点は、火災や地震によっ
て停電してソレノイドの作動電流を得られない場合、ま
た、ソレノイドないしソレノイドと施錠部材の連動機構
に故障が生じた場合には、扉を解錠して開放できないこ
とである。
前者の場合には、一般の商用電源と共に蓄電池等の非常
用電源を併用することで解決できるが、これには設備及
び保守コストを割高にする欠点がある。
後者の場合には、作動不良や故障を起こし難い構造に改
良する以外に対策はないが、これには自ずと限界がある
従って本考案の目的は、停電や故障といった非常時には
鍵による手動操作のみによって機械的に解錠できる一方
、平常時のソレノイド作動による電気的解錠も押ボタン
操作で簡単に行なえる、扉側施錠装置を提供することで
ある。
以下、図示の実施例に基いて説明すると、本考案の扉側
施錠装置は、扉4に固着された錠前3と、錠前3に装備
され、扉4正面と直角方向に摺動可能であると共に鍵1
の挿入によって回転可能となるロータ2と、ロータ2の
前端に設けられ、ロータ2を摺動操作する押ボタン14
と、扉4側に装備され、固定枠体に対する扉4の施錠状
態を保持する作動部材5と、バネ復帰形プランジャー3
0に作動部材5を連結して扉4側に装備され、励磁され
たとき該作動部材5を扉4の解錠方向に駆動するソレノ
イド装置6と、扉4側に装備され、ソレノイド装置6の
励磁回路に挿入されたスイッチ7と、錠前3の前記ロー
タ2の後端に固着され、ロータ2が扉4正面と直角方向
に摺動したとき前記スイッチ7を閉放する一方、ロータ
2か゛回転したとき前記作動部材5を扉4の解錠方向に
駆動する操作カム8と、操作カム8とロータ2を復帰摺
動させるバネ20とから成るものである。
錠前3としては、ピンタンブラ型錠、テ゛イスクタンブ
ラ型銑、軸方向ピンタンブラ型銑等といった各種の公知
の機械的錠機構を適宜に選択使用できるが、本例では、
ディスクタンブラ型のシリンダー錠が使用されている。
錠前本体9のロータ収容用軸孔10には、その内周面に
受溝11を軸方向に連続して設けである。
この受溝11には、ロータ2に装備されたテ゛イスク1
2の端部12 aが係合するため、ロータ2は回転を阻
止されるが、軸方向への摺動は常に可能である。
ロータ2の錠孔13に鍵1を挿通すると、ディスクの前
記端部12 aがロータ2内に引き戻されるため、ロー
タ2は回転可能になる。
ロータ2の前端小径部2aには、錠前本体9の前面に突
出する押ボタン14が嵌合固着され、軸孔10の前端部
内周には、押ボタンの外周鍔部14 aが当接可能な環
状段面10 aが形成され、ロータ2の押動ストローク
を決定している。
ロータの先端角軸部2bには、操作カム8が嵌合され、
ビス15で固着されている。
この操作カム8はテーパーカム面16 aを有する鍔部
16を中間部外周に備え、この鍔部16は直線カム面1
6bをその円周の一部に設けである。
錠前本体9はナツト17によって取付基板18に締着さ
れ、この取付基板18には、断面コ字型のバネ押え板1
9が固着されている。
バネ押え板19と前記操作カム8間に弾圧装入された圧
縮コイルバネ20は、押ボタン14が突出する方向にロ
ータ2を摺動付勢している。
バネ押え板19には、操作カム8の案内孔21と共に回
り止め孔22を設けてあり、これには操作カム8に固着
した軸方向の規制ピン23が保合可能になっている。
前記取付基板18に固着された支持板24には、マイク
ロスイッチの形をとるスイッチ7が固着され、このアク
チュエーターレバー25に装備された受動ローラ26は
、操作カムの前記テーパーカム面16 aに当接してい
る。
取付基板18に受筒27を介してビス28で枢着された
板状の作動部材5は、前記操作カム8と同様に取付基板
18と平行な面内で回転可能であり、操作カムの前記直
線カム面16 bに当接する受動ピン29を前記枢軸ビ
ス28より斜め下方の部位に突設しである。
取付基板18に固着されたソレノイド装置6のバネ復帰
形プランジャー30の先端には、前記作動部材5の上端
部5aが枢軸ピン31で枢着されている。
扉4の開閉操作のために扉4に固着されたバンドル装置
32には、そのバンドル軸33の先端に掛金板34が嵌
合され、ボルト35で関着されている。
この掛金板34は、戸口柱等の固定枠体(図示しない)
に対して扉4を施錠するのに使用されるものであり、掛
金板34の基端部の上部切欠36には、前記作動部材5
の下端部5bが保合可能になっている。
第3図に示したように、扉4が施錠状態にある時には、
作動部材の下端部5bが前記切欠36の水平縁面36
aに当接する位置にあるため、第3図においてバンドル
軸を反時計廻り方向に回すこと、即ち解錠方向に回すこ
とは不可能であり、かくして扉の施錠状態は的確に保持
される。
ソレノイド装置6の励磁電流が得られる平常時において
扉4を解錠するには、指先で前記押ボタン14を錠前本
体9の前面と面一に押し、ロータ2を軸方向に後退摺動
させればよい。
このロータ2の押動によって前記操作カム8のテーパー
カム面16 aがアクチュエーターレバー25を押すた
め、スイッチ7が閉成され、ソレノイド装置6には所要
の励磁電流が流れる。
かくして、プランジャー30が吸引されるため、作動部
材5は前記枢軸ビス28を中心として、第3図において
反時計廻り方向に回転する。
この回動によって、作動部材の下端部5bが第7図に示
したように切欠36より離脱するため、掛金板34は解
錠方向に回転可能になる。
次に、停電時において扉の施錠を解くには、ロータ2に
鍵1を挿入して錠前本体9に対するロータ2の錠止を解
いた後に、ロータ2を第3図において反時計廻り方向に
90°回転させればよい。
このロータ2の回転によって、操作カム8の前記直線カ
ム面16 bが受動ピン29を押すため、作動部材5は
前記ソレノイド作動の場合と同様に反時計廻り方向に回
動し、第7図に示す位置に来る。
かくして、作動部材5と掛金板34の保合が解かれるた
め、バンドル軸33は解錠方向に回転可能になる。
ロータ2の押動終端では、直線カム面16 bが受動ピ
ン29に当接しない位置に来るため、ここでロータ2を
回しても作動部材5を回転駆動することはできない。
本例では、このような誤操作を防止するため、前記規制
ピン23をバネ押え板19の回り止め孔22に係合させ
ることによって、押動終端でのロータ回転を封じている
かくして、ロータ2の回転操作は、鍵1の押圧を止め、
ロータ2を前記バネ20によって原位置に復帰させた段
階で行われる。
尚、本例ではハンドル装置32に掛金板34を装備し、
これによって扉の施錠を行なっているが、この掛金板3
4を省略し、作動部材5を適宜変形して作動部材それ自
体を掛金板、即ち扉の施錠部材として用いることもでき
る。
以上のように本考案の雇用施錠装置は、扉4正面と直角
方向に摺動可能なロータ2に扉4に固着された錠前3に
装備し、固定枠体に対する扉4の施錠状態を保持する作
動部材5を扉4側に装備し、バネ復帰形プランジャー3
0に該作動部材5を連結してソレノイド装置6を扉4側
に装備し、ソレノイド装置6の励磁回路に挿入されたス
イッチ7と前記作動部材5を操作する操作カム8をロー
タ2の後端に固着し、ロータ2前端の押ボタン14でロ
ータ2を摺動操作して前記スイッチ7を前記操作カム8
により閉成させ、これによって励磁されたソレノイド装
置6で作動部材5を扉4の解錠方向に駆動する一方、鍵
1でロータ2を回転操作して前記操作カム8により前記
作動部材5を扉4の解錠方向に駆動し、該操作カム8と
ロータ2をバネ20で復帰摺動させるものである。
即ち、本考案の雇用施錠装置では、ソレノイド装置の故
障時や停電時といった非常時には、鍵1によって機械的
に解錠操作できるので、必要時には何時でも扉4を解錠
、開放することができ、所要の行動や処置を的確にとる
ことができるのである。
また、通電が維持されている平常時には、ロータ2を押
すといった極めて簡単な操作のみによって直ちに扉を電
気的に解錠操作できるのであり、その実用的価値は多大
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はハンドル装置
と組合わせて使用された雇用施錠装置の正面図、第2図
の前記施錠装置の左側面図、第3図は前記施錠装置の背
面図であり、扉の施錠状態を示している。 第4図は前記施錠装置の錠前部分の拡大縦断面図、第5
図は第4図のA−A’線断面図、第6図は第2図のB−
B’線要部断面図、第7図は扉の解錠可能状態を示す施
錠装置の背面図である。 1・・・・・・鍵、2・・・・・・ロータ、3・・・・
・・錠前、4・・・・・・扉、5・・・・・・作動部材
、6・・・・・・ソレノイド装置、7・・・・・・スイ
ッチ、8・・・・・・操作カム、11・・・・・・ディ
スクの摺動用受溝、14・・・・・・押ボタン、16a
・・・・・・テーパーカム面、16b・・・・・・直線
カム面、18・・・・・・取付基板、19・・・・・・
バネ押え板、20・・・・・・復帰用バネ、22・・・
・・・回り止め孔、25・・・・・・アクチュエーター
レバー、28・・・・・・枢軸ビス、29・・・・・・
受動ピン、30・・・・・・プランジャー、31・・・
・・・枢軸ピン、32・・・・・・ハンドル装置、34
・・・・・・掛金板、36・・・・・・錠止用切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉4に固着された錠前3と、錠前3に装備され、扉4正
    面と直角方向に摺動可能であると共に鍵1の挿入によっ
    て回転可能となるロータ2と、ロータ2の前端に設けら
    れ、ロータ2を摺動操作する押ボタン14と、扉4側に
    装備され、固定枠体に対する扉4の施錠状態を保持する
    作動部材5と、バネ復帰形プランジャー30に作動部材
    5を連結して扉4側に装備され、励磁されたとき該作動
    部材5を扉4の解錠方向に駆動するソレノイド装置6と
    、扉4側に装備され、ソレノイド装置6の励磁回路に挿
    入されたスイッチ7と、錠前3の前記ロータ2の後端に
    固着され、ロータ2が扉4正″面と直角方向に摺動した
    とき前記スイッチ7を閉放する一方、ロータ2が回転し
    たとき前記作動部材5を扉4の解錠方向に駆動する操作
    カム8と、操作カム8とロータ2を復帰摺動させるバネ
    20とから成る扉側施錠装置。
JP7123380U 1980-05-26 1980-05-26 扉用施錠装置 Expired JPS5922216Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7123380U JPS5922216Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 扉用施錠装置

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JP7123380U JPS5922216Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 扉用施錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56176958U JPS56176958U (ja) 1981-12-26
JPS5922216Y2 true JPS5922216Y2 (ja) 1984-07-03

Family

ID=29435286

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JP7123380U Expired JPS5922216Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 扉用施錠装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022102291A1 (ja) * 2020-11-13 2022-05-19

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022102291A1 (ja) * 2020-11-13 2022-05-19
WO2022102291A1 (ja) * 2020-11-13 2022-05-19 Phcホールディングス株式会社 錠装置および冷凍装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56176958U (ja) 1981-12-26

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