JPS59221710A - シ−ケンスプログラムの演算処理時間測定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明ハフログラマブルシーケンスコントローラにおけ
るシーケンスプログラムの演算処理時間測定方式に関す
る。

〔発明の技術的背景〕

マイクロプロセッサの低価格化と高機能化に対応して制
御機能向上などを目的に、従来のリレーロジックやアナ
ログ調整器のディジタル化が広く行なわれている。この
ディジタル化による従来のリレーロジックなどの方式と
大きく異なる点は、外部への制御信号出力が離散点にな
ることである。

即ち、シーケンスプログラムの演算処理が完了するまで
の時間は、前回の演算結果をそのまま保持出力しておき
、シーケンスプログラムのＫ　ｎ　処理完了時点に今回
の演算結果を出力することで、制御対象を制御するのが
一般的である。

第１図にそのようなディジタル化されたシーケンスコン
トローラの一例を示す。図において、入力部１１は外部
の接点１２の状態を読込むためのものである。演算制御
部１３は演算部１４と制御内容記憶部１５（以下、ゾロ
グラムメモリと呼ぶ）と、演算データ記憶部１６（以下
、データメモリと呼ぶ）とから構・成される。その演算
結果は出力部１７から外部の制御対象１８へ出力される
。

第２図は第１図のシーケンスコントローラニヨる実行処
理動作ブロックチャートを示したものである。

（ブロック２１）　　入力部１１よシ必要な外部データ
を読込み、データメモリ１６へ格納 する。

（ブロック２２）　シーケンスプログラムの格納されて
いるプログラムメモリのアドレス を初期化する。即ち、シーケンスプ ログラムのスタート番地を設定する。

（ブロック２３）　シーケンスプログラムの内容に対応
した演算処理を演算部１４で実行 処理する。

（ブロック２４）　演算結果をデータメモリ１６へ格納
する。

（ブロック２５）　シーケンスプログラムの内容に従っ
て、次に実行すべきシーケンスプ ログラムの格納されているプログラ ムメモリ１５のアドレスを更新する。

（ブロック２６）　次に実行すべきシーケンスプログラ
ムが終了コードであれば、今回の 演算処理は終了したことになシ、ブ ロック２７へ移る。それ以外の内容 であればブロック２３へ移シ、シー ケンス演算処理を続行する。

（ブロック２７）　シーケンスプログラム演算結果とし
てデータメモリ１６の内容を出力 部１７を介して出力する。この処理 が終了後はブロック２１へ移る。

第３図は第２図の処理をタイミングチャートで図示した
ものである。データ入力処理時間３１と、シーケンスプ
ログラム演算処理時間３２と、データ出力処理時間３３
を加算した時間が１サイクルタイムＴ８となシ、この時
間間隔だけ外部へ同一のデータを出力していることにな
る。即ち、ディジタル化されたシーケンスコントローラ
においては、１サイクルタイム毎にしか制御用出力信号
が変化しない方式となっている。

上記の１サイクルタイムはシーケンスプログラム演算処
理時間によシ、概略時間は決定される。

マン、ソのシーケンスプログラム演算処理時間はシーケ
ンスプログラムのステップ数にょシ決定されるものであ
る。

〔貨景技術の問題点〕

上記１サイクルタイムは、一般的に短い方が制御特性上
、良好な制御が行なわれることは明白であるが、グログ
ラムの追加、変更をす゛るとこの１サイクルタイムが変
更する。。従って、シーケンスプログラムの追加、変更
をしたとき、その１サイクルタイムが安定な制御が行な
われるだめの限界時間内にあるか否か知る必要があり、
そのためにシーケンスプログラムにおける１サイクルタ
イムの測定が必要となる。そこで、従来はシンクロスコ
ープなどの測定器を使用して、この１サイクルタイムを
測定していたが、測定のために出力データを変化させる
等の特別にシーケンスプログラムを追加する必要があシ
、■ザイクルタイムを正確かつ容易に測定することがで
きない欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は測定器を用いることなく正確にシーケンスプロ
グラムの１ザイクルタイムの測定を可能にするシーケン
スプログラムの演算処理時間測定方式を提供することを
目的とする。

〔発明の概要〕

この目的を達成するため、本発明は経過時間をカウント
するタイマ手段をシーケンスコン）０−ラの演算制御部
内に設け、このタイマ手段をシーケンスプログラムのサ
イクル開始と共にスタートさせ、ザイクル終了と共にス
トップすることによシーサイクルタイムを測定するよう
にしたことを特徴としたものである。

〔発明の実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説叫する。

第４図は本発明によシ構成図であシ、これは第１図の従
来の構成図に経過時間測定用タイマ４゜が追加された構
成になっている。この経過時間測定用タイマ４０は、演
算部１４からのスタートコマンげによシ、起動されて経
過時間カウントを開＼ 始し、リードコマンドによシ経過時間カウント値を演算
部１４へ与えるものである。、その他の構成要素は第１
図と同じなため、説明を省略する。

第５図は本発明によるシーケンスコントローラ実行処理
動作ブロックチャートであシ、第２図のフローチャート
にスタートコマンド出力処理ブロック４１、リードコマ
ンド出力処理ブロック４２、経過時間データ格納処理ブ
ロック４３が追加されたものに々っている。

ブロック４１では、演算部１４よリスタートコマンドを
出力する処理を実行する。このコマンドによシ経過時間
カウンタは時間カウントを初期値よシ開始する。

ブロック４２では、演算部１４よシリ−トコマントを出
力する処理を実行する。このコマンドにより経過時間カ
ウンタの内容を読込むことができるようになっている。

ブロック４３では、読込んだ経過時間カウンタの内容を
データメモＩＪ　ｌ　６へ格納する処理を実行する。

１サイクルタイムの測定時には、この内容をシーケンス
コントローラに接続されるプログラム作成装置などのマ
ンマシンインタフェースによシ読み出す。これによシ、
第３図に示す１サイクルタイムが直ちに、かつ、正確に
測定できることになる。尚、第５図の他の部分は第２図
と同一のため説明は省略する。

このように、シーケンスプログラムのステップ数が変動
しても、第３図に示したプラントの制御特性上重要なパ
ラメータである１サイクルタイムの測定が常に可能とな
る。また、このとき、何ら付加的な器具を使用しなくて
も容易に１サイクルタイムが可能となることから、シー
ケンスプログラムの追加、変更の必要が発生した場合に
は、この経過時間を参照することで、プラントの安定運
転限界内での対応が可能となる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、シーケンスプログラムの
演算処理時間を正確、かつ、容、易に測定できるように
なる結果、プランドの安定運転限界内でのシーケンスプ
ログラムの追加、変動等の処理対応が容易になるという
効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のシーケンスコントローラの構成図、第２
図は第１図のシーケンスコントローラによる実行処理動
作ブロックチャート、第３図は第２図の動作フローチャ
ートに基づくタイミングチャート、第４図は本発明によ
るシーケンスコントローラの構成図、第５図は第４図の
シーケンスコントローラの実行処理動作ブロックチャー
トである。 １１・・・入力部、１２・・・外部接点、１３・・・演
勢制御部、１４・・・演η二部、１５・・・制御内容記
憶部、１６・・・演算データ記憶部、１７・・・出力部
、１８・・・制御対象。 （７３１７）　　代理人　弁理士　則　近　憲　佑（は
が１名） 第７図 第２図 第３図 第−４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 制御対象からデータを取シ込みシーケンスプログラムに
   従って演算処理し、その結果を再び制御対象へ出力する
   シーケンスコントローラの演算処理時間を測定する方式
   において、経過時間をカウントするタイマ手段を設け、
   このタイマ手段を前記シーケンスプログラムの実行開始
   と共に起動し、終了と共に停止することにｉ如、演算処
   理時間を測定することを特徴とするシーケンスプログラ
   ムの演算処理時間測定方式。