JPS59220517A - 砂杭造成装置 - Google Patents
砂杭造成装置Info
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- JPS59220517A JPS59220517A JP9647983A JP9647983A JPS59220517A JP S59220517 A JPS59220517 A JP S59220517A JP 9647983 A JP9647983 A JP 9647983A JP 9647983 A JP9647983 A JP 9647983A JP S59220517 A JPS59220517 A JP S59220517A
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- JP
- Japan
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- outer cylinder
- cylinder
- inner cylinder
- exciter
- sand
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D3/00—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
- E02D3/02—Improving by compacting
- E02D3/10—Improving by compacting by watering, draining, de-aerating or blasting, e.g. by installing sand or wick drains
- E02D3/106—Improving by compacting by watering, draining, de-aerating or blasting, e.g. by installing sand or wick drains by forming sand drains containing only loose aggregates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の対象、産業上の利用分野)
本発明は、軟弱な地盤を改良するためにその軟弱地盤中
に砂杭を造成する砂杭造成装置に関し、更に詳しくは外
筒及びこの中に挿入された内筒を該内筒の上端部に連設
された起振機により強制振動させながら地盤中に貫入さ
せ、外筒が所定深さまで達した後、ホッパーより外筒内
に砂を投入する一方、外筒と起振機との縁を切った状態
から内筒のみを起振機で振動させつつ該内筒を内筒駆動
用の往復駆動装置により所定のストロークで上下動させ
て外筒中の砂を突き固め、而して外筒及び内筒を引き抜
きながら砂杭を形成させるようにした装置に関する。
に砂杭を造成する砂杭造成装置に関し、更に詳しくは外
筒及びこの中に挿入された内筒を該内筒の上端部に連設
された起振機により強制振動させながら地盤中に貫入さ
せ、外筒が所定深さまで達した後、ホッパーより外筒内
に砂を投入する一方、外筒と起振機との縁を切った状態
から内筒のみを起振機で振動させつつ該内筒を内筒駆動
用の往復駆動装置により所定のストロークで上下動させ
て外筒中の砂を突き固め、而して外筒及び内筒を引き抜
きながら砂杭を形成させるようにした装置に関する。
(従来技術)
この種の砂杭造成装置において強固な砂杭を造成するに
は、外筒中の砂が内筒によって十分に突き固められなけ
ればならず、そのためには内筒の上下動のストロークを
十分長くとる必要がある。
は、外筒中の砂が内筒によって十分に突き固められなけ
ればならず、そのためには内筒の上下動のストロークを
十分長くとる必要がある。
ところが従来この種の砂杭造成装置では、内筒を上下動
させるための流体圧シリンダが起振機の下端部に連設さ
れていて、このシリンダで起振機を直接上下動させるこ
とにより該起振機と一体の内筒を上下動させるようにし
ているために、流体lシリンダにおけるピストンロッド
の所定ストローク分だけしが内筒が上下動できないこと
になり、従って内筒の上下動のストロークを大きくする
本は、それ相応に長尺で木型の流体圧シリンダがイ要に
なると共に、装置の配置上内筒が起振機の1端邪に同軸
上に垂下連設されているため、この−筒駆動シリンダを
必然的に内筒の周辺に少なくきも二基配置する必要があ
る等の難点があった。
させるための流体圧シリンダが起振機の下端部に連設さ
れていて、このシリンダで起振機を直接上下動させるこ
とにより該起振機と一体の内筒を上下動させるようにし
ているために、流体lシリンダにおけるピストンロッド
の所定ストローク分だけしが内筒が上下動できないこと
になり、従って内筒の上下動のストロークを大きくする
本は、それ相応に長尺で木型の流体圧シリンダがイ要に
なると共に、装置の配置上内筒が起振機の1端邪に同軸
上に垂下連設されているため、この−筒駆動シリンダを
必然的に内筒の周辺に少なくきも二基配置する必要があ
る等の難点があった。
(発明の目的)
本発明は、シリンダストロークの比較的短い、即ち比較
的小型の流体圧シリンダでも内筒の上下動ストロークを
十分大きくすることができると共に、流体圧シリンダ等
の往復駆動装置を設置する場所及び個数等の設計上品自
由度を増し、それによりシリンダ設備費用を最低限に抑
えてコストの低減化を期することのできる砂杭造成装置
を提供することを目的としたものである。
的小型の流体圧シリンダでも内筒の上下動ストロークを
十分大きくすることができると共に、流体圧シリンダ等
の往復駆動装置を設置する場所及び個数等の設計上品自
由度を増し、それによりシリンダ設備費用を最低限に抑
えてコストの低減化を期することのできる砂杭造成装置
を提供することを目的としたものである。
(発明の構成)
本発明は、上端部に砂投入用ポツパーを設けた1 外
筒、その外筒を下端部に垂下連設した昇降機枠を、リー
ダに昇降自在に装備すると共に、この昇降機枠内に起振
機をロープにより吊支して上下動自在に配置し、この起
振機の下端部には上記外筒内に挿入した内筒の上端を固
定し、且つこの起振機と外筒とを一体的に連結し又はそ
の連結を解除j するための連結手段を設け、一方
上記昇降機枠の所要部に上記内筒を上下駆動するための
往復駆動装置を設置し、この往復駆動装置をこれにより
往復動する滑車とこの滑車に連架された上記ロープとを
介して上記起振機に連動連結してなることを特徴とする
ものである。
筒、その外筒を下端部に垂下連設した昇降機枠を、リー
ダに昇降自在に装備すると共に、この昇降機枠内に起振
機をロープにより吊支して上下動自在に配置し、この起
振機の下端部には上記外筒内に挿入した内筒の上端を固
定し、且つこの起振機と外筒とを一体的に連結し又はそ
の連結を解除j するための連結手段を設け、一方
上記昇降機枠の所要部に上記内筒を上下駆動するための
往復駆動装置を設置し、この往復駆動装置をこれにより
往復動する滑車とこの滑車に連架された上記ロープとを
介して上記起振機に連動連結してなることを特徴とする
ものである。
(実施例)
第1図は砂杭造成装置の全体図を示したもので、この図
において、1は移動機台、2はこの機台1に立設支持さ
れたリーダ、3はリーダ2に昇降自在に装備された昇降
機枠で、この昇降機枠3の下端部に、上端部に砂投入用
ホンパー18を設けた砂杭造成用の外筒4が垂下連設さ
れており、また昇降機枠3内には起振機5が上下動自在
に配置され1、この起振機5の下端部には外筒4内に挿
通された砂杭造成用内筒6の上端が固定され、この内筒
6と昇降機枠3との間には互いに連結及び切離可能な連
結装置7が介在されている。そして8は内筒上下駆動用
の往復駆動装置としての油圧シリンダで、昇降機枠3の
上架台15の下面にブラケット9を介して取付けられて
いる。油圧シリンダ8のピストンロッド10先端に滑車
11が軸着され、そしてこの滑車11と、上架台15の
上面に固定的に軸着された滑車12.13とに渡って連
動操作用のロープ14が連架されていて、このロープ1
4の一端は起振機5側に、他端は昇降機枠3側であるブ
ラケット9に、それぞれ止着されている。
において、1は移動機台、2はこの機台1に立設支持さ
れたリーダ、3はリーダ2に昇降自在に装備された昇降
機枠で、この昇降機枠3の下端部に、上端部に砂投入用
ホンパー18を設けた砂杭造成用の外筒4が垂下連設さ
れており、また昇降機枠3内には起振機5が上下動自在
に配置され1、この起振機5の下端部には外筒4内に挿
通された砂杭造成用内筒6の上端が固定され、この内筒
6と昇降機枠3との間には互いに連結及び切離可能な連
結装置7が介在されている。そして8は内筒上下駆動用
の往復駆動装置としての油圧シリンダで、昇降機枠3の
上架台15の下面にブラケット9を介して取付けられて
いる。油圧シリンダ8のピストンロッド10先端に滑車
11が軸着され、そしてこの滑車11と、上架台15の
上面に固定的に軸着された滑車12.13とに渡って連
動操作用のロープ14が連架されていて、このロープ1
4の一端は起振機5側に、他端は昇降機枠3側であるブ
ラケット9に、それぞれ止着されている。
昇降機枠3は上架台15と下架台16とこれら上下架台
15.16間に夫々上下両端を固定した前後左右四本の
ガイド支柱17・・・とで櫓状に構成されており、この
機枠3の下架台16上面側に砂投入用ホッパー18が固
定され、このホッパー18は外筒4内部に連通するよう
該外筒4上端部に連設され、従って昇降機枠3とホッパ
ー18と外筒4とは相互に一体的な構造となっている。
15.16間に夫々上下両端を固定した前後左右四本の
ガイド支柱17・・・とで櫓状に構成されており、この
機枠3の下架台16上面側に砂投入用ホッパー18が固
定され、このホッパー18は外筒4内部に連通するよう
該外筒4上端部に連設され、従って昇降機枠3とホッパ
ー18と外筒4とは相互に一体的な構造となっている。
そしてこの昇降機枠3は昇降操作用ロー119によりリ
ーダ2頂部から懸吊されており、このロープ19は移動
機台1側から導出されて、リーダ頂部に設けた滑車20
.21を経て機枠3の上架台15上に設けた滑車22に
巻きH)けられている。また昇降機枠3側にはガイド2
3.24が設けてあり、このガイド23. ’24がリ
ーダ2の側面沿いに付設されたガイドレール(図示省略
)に摺動自在に係合されて、機枠3がリーダ2に沿って
昇降するようになっている。起振機5は、昇降機へ枠3
のガイド支柱17・・;に案内されて上下摺動可能であ
る基板25上に固装されており、この基板25上には前
後左右四本の支持枠26・・・が起振機5を囲うように
立役固定され、これら支持枠26・・・の上端に上板2
7が固着され、こめ〜上、板27の上面中央部に前記連
動操作用ロープ14の一端が止着されており、また上記
基板25下面中央部に内筒6の上端が固定されており、
従って油圧シリンダ8の作動によるピストンロッド10
の伸縮動作によって、滑車11及びロープ14を介して
起振機5及び内筒6が同時に上下動するように連動連結
されている。尚、内筒6は昇降機枠3を構成する下架台
16の中央に設けられた開口部28を通って下方の外筒
4に挿入されている。
ーダ2頂部から懸吊されており、このロープ19は移動
機台1側から導出されて、リーダ頂部に設けた滑車20
.21を経て機枠3の上架台15上に設けた滑車22に
巻きH)けられている。また昇降機枠3側にはガイド2
3.24が設けてあり、このガイド23. ’24がリ
ーダ2の側面沿いに付設されたガイドレール(図示省略
)に摺動自在に係合されて、機枠3がリーダ2に沿って
昇降するようになっている。起振機5は、昇降機へ枠3
のガイド支柱17・・;に案内されて上下摺動可能であ
る基板25上に固装されており、この基板25上には前
後左右四本の支持枠26・・・が起振機5を囲うように
立役固定され、これら支持枠26・・・の上端に上板2
7が固着され、こめ〜上、板27の上面中央部に前記連
動操作用ロープ14の一端が止着されており、また上記
基板25下面中央部に内筒6の上端が固定されており、
従って油圧シリンダ8の作動によるピストンロッド10
の伸縮動作によって、滑車11及びロープ14を介して
起振機5及び内筒6が同時に上下動するように連動連結
されている。尚、内筒6は昇降機枠3を構成する下架台
16の中央に設けられた開口部28を通って下方の外筒
4に挿入されている。
連結装置7は、第2図に拡大して示すように内筒6の上
端部に・、両側に夫々外波がりテーパ状の一対のコ字形
雌部材29.29を有する固定ブロック30を固装する
と共に、昇降機枠3を構成する下架台16上に両側一対
の流体圧シリンダ31.31 (第1図参照)を設置し
て各シリンダ31のピストンローラド32先端に上記各
外波がりテーパ状雌部材29に対応する形状の略楔形雄
部材33を固装し、而してシリンダ31.31の動作に
より雄部材33.33を第2図の仮想線で示すように固
定ブロック30両側の雌部材29.29に係合させそれ
によって内筒6側と昇降機枠3側とを一体連結せしめ、
また同図の実線で示すように雄部材33.33を雌部材
29.29から引き外して両者を離間させることで内筒
6側と昇降機枠3側との連結を解除せしめるように構成
したものである。
端部に・、両側に夫々外波がりテーパ状の一対のコ字形
雌部材29.29を有する固定ブロック30を固装する
と共に、昇降機枠3を構成する下架台16上に両側一対
の流体圧シリンダ31.31 (第1図参照)を設置し
て各シリンダ31のピストンローラド32先端に上記各
外波がりテーパ状雌部材29に対応する形状の略楔形雄
部材33を固装し、而してシリンダ31.31の動作に
より雄部材33.33を第2図の仮想線で示すように固
定ブロック30両側の雌部材29.29に係合させそれ
によって内筒6側と昇降機枠3側とを一体連結せしめ、
また同図の実線で示すように雄部材33.33を雌部材
29.29から引き外して両者を離間させることで内筒
6側と昇降機枠3側との連結を解除せしめるように構成
したものである。
尚、第1図において34は昇降機枠3を構成する各ガイ
ド支柱17の上端部に設けられたショックアブソーバで
、起振機5−内筒6一連結装置7−下架台16を経てガ
イド支柱17に伝わる上下振動を吸収し、リーダ2に起
振機5の振動を伝えなし)ようにするためのものである
。また35は基板25上番こ立設された各支持枠26の
下端部に設けられたショックアブソーバで、起振機5か
ら基板25を経て各支持枠26に伝わる上下振動をこと
で吸収し、それ番こよって起振機5の上下振動が連動操
作用ロープブ14より内筒駆動用の油圧シリンダ8に伝
わることのないようにしている。これらのシヨ・ノクア
フ゛ノーバ34.35は例えばバネ式のものを用いるこ
とができる′。
ド支柱17の上端部に設けられたショックアブソーバで
、起振機5−内筒6一連結装置7−下架台16を経てガ
イド支柱17に伝わる上下振動を吸収し、リーダ2に起
振機5の振動を伝えなし)ようにするためのものである
。また35は基板25上番こ立設された各支持枠26の
下端部に設けられたショックアブソーバで、起振機5か
ら基板25を経て各支持枠26に伝わる上下振動をこと
で吸収し、それ番こよって起振機5の上下振動が連動操
作用ロープブ14より内筒駆動用の油圧シリンダ8に伝
わることのないようにしている。これらのシヨ・ノクア
フ゛ノーバ34.35は例えばバネ式のものを用いるこ
とができる′。
次に、上述した第1図の構成による砂杭造成装置の操作
を説明する。
を説明する。
先ず、外筒4を垂下連設した昇降機枠3をリーダ2頂部
より適当高さ位置に懸吊支持すると共Gこ、内筒駆動用
の油圧シリンダ8をピストン収縮位置に保持させること
により連動操作用ロープ14を介して起振機5を昇降機
枠3内の下限位置に懸吊支持し、またこの位置において
連結装置7を連結状態に動作させて起振機5と外筒4と
を一体化する。
より適当高さ位置に懸吊支持すると共Gこ、内筒駆動用
の油圧シリンダ8をピストン収縮位置に保持させること
により連動操作用ロープ14を介して起振機5を昇降機
枠3内の下限位置に懸吊支持し、またこの位置において
連結装置7を連結状態に動作させて起振機5と外筒4と
を一体化する。
このような状態から起振機5を作動させることにより該
起振機5による上下方向の強制振動を内筒6及び外筒4
に伝え且つ昇降操作用ロープ19を繰り出しながら、こ
れら外筒4及び内筒6を地盤中に貫入せしめてゆく。こ
のとき、ショックアブソーバ34.35の作用によって
起振機5の上下振動はり−ダ2や内筒駆動用油圧シリン
ダ8には伝わらず、それによってロープ14.19がそ
れらを支持している滑車から離脱したりあるいは上記油
圧シリンダ8を損傷するおそれがない。
起振機5による上下方向の強制振動を内筒6及び外筒4
に伝え且つ昇降操作用ロープ19を繰り出しながら、こ
れら外筒4及び内筒6を地盤中に貫入せしめてゆく。こ
のとき、ショックアブソーバ34.35の作用によって
起振機5の上下振動はり−ダ2や内筒駆動用油圧シリン
ダ8には伝わらず、それによってロープ14.19がそ
れらを支持している滑車から離脱したりあるいは上記油
圧シリンダ8を損傷するおそれがない。
次いで、上記のようにして外筒4を地盤の所定深さまで
貫入させた後、ホッパー18より砂を外筒4内に投入し
ていく。そして連結装置7による連結を解除して、起振
機5と外筒4との縁を切り、起振機5による強制上下振
動が外筒4に伝わらないようにすると共に内筒6が外筒
4と独立して上下動できるようにする。それから内筒駆
動用の油圧シリンダ8を作動させピストンロッド10を
伸縮動させることにより、連動操作用ロープ14を介し
て起振機5を上下動させ従って該起振機5と一体関係に
ある内・筒6を起振機5による上下振動と番よ別個に上
下動させる。この場合において、油圧シリンダ8のピス
トン口・ノド10先端に錨着された滑車11は、ピスト
ンロッド10の伸縮に伴いその軸が移動して疾謂動滑車
を構成することから、この滑車11をピストンロッド1
0の最大ストローク1分だけ上下動さiると連動操作用
ロー114の一端は該ピストンロッド10の最大ストロ
ークPの二倍骨上下動し、従って内筒6は2aに相当す
るストロークで上下動することができる(第1図参照)
。
貫入させた後、ホッパー18より砂を外筒4内に投入し
ていく。そして連結装置7による連結を解除して、起振
機5と外筒4との縁を切り、起振機5による強制上下振
動が外筒4に伝わらないようにすると共に内筒6が外筒
4と独立して上下動できるようにする。それから内筒駆
動用の油圧シリンダ8を作動させピストンロッド10を
伸縮動させることにより、連動操作用ロープ14を介し
て起振機5を上下動させ従って該起振機5と一体関係に
ある内・筒6を起振機5による上下振動と番よ別個に上
下動させる。この場合において、油圧シリンダ8のピス
トン口・ノド10先端に錨着された滑車11は、ピスト
ンロッド10の伸縮に伴いその軸が移動して疾謂動滑車
を構成することから、この滑車11をピストンロッド1
0の最大ストローク1分だけ上下動さiると連動操作用
ロー114の一端は該ピストンロッド10の最大ストロ
ークPの二倍骨上下動し、従って内筒6は2aに相当す
るストロークで上下動することができる(第1図参照)
。
上記のようにして内筒6のみが起振機5による上下振動
と共に所定ストロークで別の上下動を行うことにより、
外筒4周囲の地盤が外筒4により攪拌されずに保護され
ると共に、外筒4中の砂が内筒6により突き固められる
。こうして内筒6により外筒4中の砂を締め固めながら
、操作用ロープ19を介し昇降機枠3を上昇させること
によって外筒4を徐々に引き抜いてゆくと、締め固めら
れた砂が外筒4下端から押し出されつつ砂杭が形成され
てゆくことになる。尚、外筒4の外側面に沿ってジェッ
トエア送給パイプ(図外)を軸方向に、配設すると共に
該パイプの先端のジェットノズル(図外)を外筒4下端
部内に開口させて、図外ニアコンプレッサーからのジェ
ットエアを上記パイプを介し上記ノズルから噴射させる
ことにより、砂が外筒4下端から効果的に押し出されて
強固な砂杭が迅速に造成され得る。
と共に所定ストロークで別の上下動を行うことにより、
外筒4周囲の地盤が外筒4により攪拌されずに保護され
ると共に、外筒4中の砂が内筒6により突き固められる
。こうして内筒6により外筒4中の砂を締め固めながら
、操作用ロープ19を介し昇降機枠3を上昇させること
によって外筒4を徐々に引き抜いてゆくと、締め固めら
れた砂が外筒4下端から押し出されつつ砂杭が形成され
てゆくことになる。尚、外筒4の外側面に沿ってジェッ
トエア送給パイプ(図外)を軸方向に、配設すると共に
該パイプの先端のジェットノズル(図外)を外筒4下端
部内に開口させて、図外ニアコンプレッサーからのジェ
ットエアを上記パイプを介し上記ノズルから噴射させる
ことにより、砂が外筒4下端から効果的に押し出されて
強固な砂杭が迅速に造成され得る。
さて次に、往復駆動装置としてエアばね装置36を用い
た場合の実施例を、第3図によって説明する。
た場合の実施例を、第3図によって説明する。
エアばね装置36は、上架台15と下板37との間に設
けた2組の上ベローズ38及び下ベローズ39と、これ
らの両連結部分間に架設された可動板4oと、この可動
板40の中央に一端が固定されて垂下し、下板37を摺
動可能に貫通するロッド41と、可動板40の四隅に設
けた穴に挿通され且つ上架台15と下板37とに固定さ
れた4個のガイドロッド42・・・とがら成っている。
けた2組の上ベローズ38及び下ベローズ39と、これ
らの両連結部分間に架設された可動板4oと、この可動
板40の中央に一端が固定されて垂下し、下板37を摺
動可能に貫通するロッド41と、可動板40の四隅に設
けた穴に挿通され且つ上架台15と下板37とに固定さ
れた4個のガイドロッド42・・・とがら成っている。
ロッド41の下端には滑車43が軸着されており、前述
の連動′操作用ロープ14がこの滑車43と、昇降機枠
3に固定的に、軸着された滑車44.45とに渡って連
架され、その一端はプラケット46に止着されている。
の連動′操作用ロープ14がこの滑車43と、昇降機枠
3に固定的に、軸着された滑車44.45とに渡って連
架され、その一端はプラケット46に止着されている。
このエアばね装置36は、上ベローズ38と下ベローズ
39とに交互に圧縮空気を送り込むことにより、可動板
40を介してロッド41が上下往復駆動し、滑車43及
びロープ14を介して起振機5及び内筒6を上下動させ
ることができる。このエアばね装置36に用いる上ベロ
ーズ3日及び下ベローズ39の個数は任意でよく、また
上ベローズ38を省略して自重により下降させてもよい
し、上ベローズ38に代えて圧縮ばねを用いてもよい。
39とに交互に圧縮空気を送り込むことにより、可動板
40を介してロッド41が上下往復駆動し、滑車43及
びロープ14を介して起振機5及び内筒6を上下動させ
ることができる。このエアばね装置36に用いる上ベロ
ーズ3日及び下ベローズ39の個数は任意でよく、また
上ベローズ38を省略して自重により下降させてもよい
し、上ベローズ38に代えて圧縮ばねを用いてもよい。
第4図は連結装置の他の実゛施例を示すもので、下架台
16上にはエアばね47.47が取付けてあり、このエ
アばね47の上端部47aが起振機5が取付けられてい
る基板25の下面に当接するようになっている。外筒4
の上端付近中央εこ、周壁4B、 4B・・・によって
囲まれた角孔49が設けられ、一方向筒6には角孔49
よりも縦長の角孔50が設けられ、これらの両角孔49
.50にわたって貫通するピン51が、角孔49内に摺
動可能に設けられていると共に、外筒4内にブラケット
52により取付けられた油圧シリンダ53のピストンロ
ッド53aに連結され、角孔50に挿説可能となってい
る。
16上にはエアばね47.47が取付けてあり、このエ
アばね47の上端部47aが起振機5が取付けられてい
る基板25の下面に当接するようになっている。外筒4
の上端付近中央εこ、周壁4B、 4B・・・によって
囲まれた角孔49が設けられ、一方向筒6には角孔49
よりも縦長の角孔50が設けられ、これらの両角孔49
.50にわたって貫通するピン51が、角孔49内に摺
動可能に設けられていると共に、外筒4内にブラケット
52により取付けられた油圧シリンダ53のピストンロ
ッド53aに連結され、角孔50に挿説可能となってい
る。
第4図に示す連結装置7aによる装置の操作において、
外筒4の地盤中への貫入時には、前述の油圧シリンダ8
又はエアばね装置36等の往復駆動装置を操作して、両
角孔49.50が一致する位置に内筒を引き上げ、油圧
シリンダ53を駆動してピン51をこれら両角孔49.
50にわたって挿通しく2点鎖線で示す)、その後、エ
アばね47.47に圧縮空気を送り込んで伸長させ、上
端部47a、47aが基板5の下面を押し上げるように
し、これによって内筒6の角孔50下面がピン51に押
しつけられ、起振機5と外筒4とは一体的に連結される
ので、この状態で起振機5を強制上下振動させて外筒4
及び内筒6を地盤中に貫入させる。そして所定深さまで
貫入した後は、エアばね47.47内の圧縮空気を抜き
、油圧シリンダ53を逆駆動してピン51を抜くと連結
状態が解除されるので、これ以降の操作は前述の実施例
の場合と同様である。ここに用いたエアばね47. 4
7は、加圧伸長時には起振機5と外筒4とを連結する作
用をなし、また収縮時には所謂ショックアブソーバの作
用をなして起振機5の上下振動が外筒4及び機枠3に伝
わるのを阻止する。
外筒4の地盤中への貫入時には、前述の油圧シリンダ8
又はエアばね装置36等の往復駆動装置を操作して、両
角孔49.50が一致する位置に内筒を引き上げ、油圧
シリンダ53を駆動してピン51をこれら両角孔49.
50にわたって挿通しく2点鎖線で示す)、その後、エ
アばね47.47に圧縮空気を送り込んで伸長させ、上
端部47a、47aが基板5の下面を押し上げるように
し、これによって内筒6の角孔50下面がピン51に押
しつけられ、起振機5と外筒4とは一体的に連結される
ので、この状態で起振機5を強制上下振動させて外筒4
及び内筒6を地盤中に貫入させる。そして所定深さまで
貫入した後は、エアばね47.47内の圧縮空気を抜き
、油圧シリンダ53を逆駆動してピン51を抜くと連結
状態が解除されるので、これ以降の操作は前述の実施例
の場合と同様である。ここに用いたエアばね47. 4
7は、加圧伸長時には起振機5と外筒4とを連結する作
用をなし、また収縮時には所謂ショックアブソーバの作
用をなして起振機5の上下振動が外筒4及び機枠3に伝
わるのを阻止する。
(発明の効果)
本発明によると、往復駆動装置により往復動する滑車は
所謂動滑車を構成し、このため内筒の上下動の最大スト
ロークを上記往復駆動装置の最大ストロークの二倍又は
それ以上とすることができ、それにより往復駆動装置と
して比較的ストロークの短い小型のシリンダ又はエアば
ね装置等を使用しても相当に長いストロークで内筒を上
下動させることができる。しかも、起振機及び内筒と往
復駆動装置とは、ロープによって連動連結されているた
め、往復駆動装置を設置する場所及び個数等の設計上の
自由度が増し、これらによって、装置製作コストの大幅
な低減化及び構造のコンパクト化を期することができる
大きな効果がある。
所謂動滑車を構成し、このため内筒の上下動の最大スト
ロークを上記往復駆動装置の最大ストロークの二倍又は
それ以上とすることができ、それにより往復駆動装置と
して比較的ストロークの短い小型のシリンダ又はエアば
ね装置等を使用しても相当に長いストロークで内筒を上
下動させることができる。しかも、起振機及び内筒と往
復駆動装置とは、ロープによって連動連結されているた
め、往復駆動装置を設置する場所及び個数等の設計上の
自由度が増し、これらによって、装置製作コストの大幅
な低減化及び構造のコンパクト化を期することができる
大きな効果がある。
第1図は本発明砂杭造成装置の一実施例を示す一部断面
全体側面図、第2図は第1図の装置における連結装置の
拡大斜視図、第3図は往復駆動装置の他の実施例を示す
第1図と同様の側面図、第4図は連結装置の他の実施例
を示す第1図と同様の側面図である。 2・・・リーダ、3・・・昇降機枠、4・・・外筒、5
・・・起振機、6・・・内筒、7,7a・・・連結装置
、8・・・油圧シリンダ(往復駆動装置)、11・・・
滑車、14・・・ロープ、18・・・ホッパー、36・
・・エアばね装置(往復駆動装置)、43・・・滑車。 出願人栗本雅史
全体側面図、第2図は第1図の装置における連結装置の
拡大斜視図、第3図は往復駆動装置の他の実施例を示す
第1図と同様の側面図、第4図は連結装置の他の実施例
を示す第1図と同様の側面図である。 2・・・リーダ、3・・・昇降機枠、4・・・外筒、5
・・・起振機、6・・・内筒、7,7a・・・連結装置
、8・・・油圧シリンダ(往復駆動装置)、11・・・
滑車、14・・・ロープ、18・・・ホッパー、36・
・・エアばね装置(往復駆動装置)、43・・・滑車。 出願人栗本雅史
Claims (1)
- 上端部に砂投入用ホッパーを設けた外筒、その外筒を下
端部に垂下連設した昇降機枠を、リーダに昇降自在に装
備すると共に、この昇降機枠内に起振機をロープにより
吊支して上下動自在に配置し、この起振機の下端部には
上記外筒内に挿入した内筒の上端を固定し、且つこの起
振機と外筒とを一体的に連結し又はその連結を解除する
ための連結手段を設け、一方上記昇降機枠の所要部に上
記内筒を上下駆動するための往復駆動装置を配置し、こ
の往復駆動装置をこれにより往復動する滑車とこの滑車
に連架された上動ロープとを介して上記起振機に連動連
結し午なることを特徴とす°る砂杭造成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9647983A JPS59220517A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 砂杭造成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9647983A JPS59220517A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 砂杭造成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59220517A true JPS59220517A (ja) | 1984-12-12 |
JPS648128B2 JPS648128B2 (ja) | 1989-02-13 |
Family
ID=14166184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9647983A Granted JPS59220517A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 砂杭造成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59220517A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5598519A (en) * | 1979-01-19 | 1980-07-26 | Matsupu Kogyo:Kk | Driving method of sand pile and its apparatus |
JPS57174521A (en) * | 1981-04-20 | 1982-10-27 | Nakatomi Kurimoto | Sand pile former |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP9647983A patent/JPS59220517A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5598519A (en) * | 1979-01-19 | 1980-07-26 | Matsupu Kogyo:Kk | Driving method of sand pile and its apparatus |
JPS57174521A (en) * | 1981-04-20 | 1982-10-27 | Nakatomi Kurimoto | Sand pile former |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS648128B2 (ja) | 1989-02-13 |
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