JP3533560B2 - 圧縮減容装置 - Google Patents

圧縮減容装置

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JP3533560B2 JP18432298A JP18432298A JP3533560B2 JP 3533560 B2 JP3533560 B2 JP 3533560B2 JP 18432298 A JP18432298 A JP 18432298A JP 18432298 A JP18432298 A JP 18432298A JP 3533560 B2 JP3533560 B2 JP 3533560B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上部から被圧縮物を
投入する上部開口方式の圧縮減容装置での流体圧ラム等
を備えた蓋部の移動を安全にまた省力化して行う圧縮減
容装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧縮減容装置へ被圧縮物を投入す
る方法として前面投入口より投入する方法が主であっ
た。しかしながら、前面からの被圧縮物の投入は操作性
が悪く上部からの投入方式が提案されている。
【0003】上部から被圧縮物を投入する上部開口方式
の圧縮減容装置では、流体圧ラムの移動は手動で行って
いるのが現状である。この方式の圧縮減容装置では、手
動で蓋部を移動させるには、手の挟み込み等の安全性の
面にも問題があった。また、装置自体が大きくなるにつ
れ、移動に多大な力が必要であり、相当の原動機を必要
としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上部から被
圧縮物を投入する上部開口方式の圧縮減容装置での流体
圧ラム等を備えた蓋部の移動を安全にまた省力化して行
うことのできる圧縮減容装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本請求項1に記載された
発明に係る圧縮減容装置は、上部開口から被圧縮物を投
入する圧縮室と、該上部開口から挿入されて前記圧縮室
内の被圧縮物を圧縮減容する流体圧ラムと、該流体圧ラ
ムを搭載した圧縮室の蓋部と、該蓋部を被圧縮物の投入
時には上部開口直上から待避させる蓋部移動手段とを備
えた圧縮減容装置において、前記蓋部移動手段として、
蓋部の側部とこれに水平方向に対向する固定端との間で
張架されたワイヤと、前記ワイヤに掛けられ流体圧ラム
の待機位置への上昇と伴に上昇して蓋部と固定端との水
平方向距離を減少させる少なくとも1つ以上の動滑車と
を備えたものである。
【0006】本請求項2に記載された発明に係る圧縮減
容装置は、請求項1に記載された圧縮減容装置におい
て、前記流体圧ラムの下降に伴って動滑車が下降した際
に、前記蓋部を上部開口直上位置へ移動させる蓋部復元
手段を更に備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においては、上部開口から
被圧縮物を投入する圧縮室と、この上部開口から挿入さ
れて前記圧縮室内の被圧縮物を圧縮減容する流体圧ラム
と、この流体圧ラムを搭載した圧縮室の蓋部とを備え、
この蓋部を被圧縮物の投入時に上部開口直上から待避さ
せるために、蓋部の側部とこれに水平方向に対向する固
定端との間で張架されたワイヤと、前記ワイヤに掛けら
れ流体圧ラムの待機位置への上昇と伴に上昇して蓋部と
固定端との水平方向距離を減少させる少なくとも1つ以
上の動滑車とを備えたものである。このため、上部から
被圧縮物を投入する上部開口方式の圧縮減容装置での流
体圧ラム等を備えた蓋部の移動を安全にまた省力化して
行うことができる。
【0008】即ち、上部から被圧縮物を投入する上部開
口方式の圧縮減容装置において、被圧縮物を圧縮室内へ
投入するには圧縮室開口では上部に圧縮用の流体圧ラム
及びそれを駆動する流体圧シリンダ等を備えた蓋部が設
置されているため、そのままでは圧縮室開口からの投入
はできない。このため、圧縮室の上方に設置された蓋部
を前後又は左右の水平方向へ移動する必要があった。こ
の蓋部の移動を流体圧ラム自体の動きを利用して行うこ
とにより省力化、安全性の向上を図った。
【0009】本発明での圧縮室は上部に被圧縮物を投入
するための上部開口を備えればよく、その形状及び大き
さは問わない。流体圧ラムは圧縮室の上部開口から挿入
され圧縮室の断面形状に沿って圧縮室内の被圧縮物を圧
縮するものであればよい。圧縮室の蓋部は流体圧ラムを
備え好ましくはその流体圧ラムを駆動する流体圧シリン
ダ等を有する。
【0010】蓋部は、前述のように、被圧縮物の投入時
には上部開口直上から待避させ流体圧ラムの圧縮時には
上部開口の直上へ移動することが可能な蓋部移動手段を
備える。好ましくは水平移動可能なように、車輪を備え
た台車で構成される。また、車輪によってスムーズに水
平移動可能なようにレールを本体装置に備えてもよい。
【0011】本発明では、蓋部移動手段として、蓋部の
側部とこれに水平方向に対向する固定端との間で張架さ
れたワイヤと、前記ワイヤに掛けられ流体圧ラムの待機
位置への上昇と伴に上昇して蓋部と固定端との水平方向
距離を減少させる少なくとも1つ以上の動滑車とからな
るものを開示する。即ち、流体圧ラムの待機位置への上
昇と伴に上昇する動滑車によってワイヤを上下方向に持
ち上げることにより、蓋部と固定端との水平方向距離を
減少させることができる。
【0012】本発明での動滑車は、流体圧ラムの上昇と
伴に上昇して掛けられているワイヤを持ち上げることに
より、ワイヤが固定されている蓋部と固定端との水平方
向距離を減少させる。従って、好ましくは動滑車の両側
方に定滑車等を配することにより、動滑車1つについ
て、動滑車の上昇距離のほぼ2倍の距離に相当する蓋部
と固定端との水平方向距離が減少することになる。更に
は、複数個の動滑車と定滑車とを組み合わせて用いるこ
とにより、流体圧ラムの上昇距離が短くても充分な蓋部
と固定端との水平方向距離を減少させることができる。
【0013】本発明では、好ましくは流体圧ラムの下降
に伴って動滑車が下降した際に、蓋部を上部開口直上位
置へ移動させる蓋部復元手段を更に備える。即ち、流体
圧ラムによる被圧縮物の圧縮のために蓋部を上部開口の
直上へ移動させる必要がある。流体圧ラムの上昇に伴い
ワイヤを掛けた動滑車が上昇して蓋部と固定端との水平
方向距離を減少させた後、流体圧ラムの下降に伴い動滑
車が下降した際に今まで待避位置に移動させていた蓋部
を復元力で圧縮室の上部開口位置へ移動させればよい。
復元力としては、例えばバネ力や重りを用いて行えばよ
い。これにより、蓋部の移動をより一層安全にまた省力
化して行うことができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の圧縮減容装置の一実施例の構
成を示す説明図である。図2及び図3は図1の要部の動
作を示す説明図である。図1に示す通り、4辺の垂直な
壁と底板とにより構成された圧縮室(11)がキャスター(1
2)を備えた基台(13)上に設置されている。尚、基台(13)
には油圧ユニット(14)も設置されている。
【0015】圧縮室(11)の上部には図に対して右方向に
レール(15)が設置されている。そのレール(15)の上を車
輪(16)で移動可能な蓋部(17)があり、蓋部(17)の上部に
は圧縮用油圧シリンダ(18)が設けられ、蓋部(17)の内部
には4つの固定滑車(19)を各滑車の間隔を滑車一個分開
けて直線上に並べて取付けられている。
【0016】油圧シリンダ(18)のロッド先端には圧縮板
(20)(流体圧ラム)が取付けられており、また、蓋部(1
7)には圧縮板(20)によって上下に移動可能なプレート(2
1)がガイドロッド(22)を介してレール面より上方にスト
ッパ(23)により吊り下げられている。そのプレート(21)
には蓋部(17)の内部に取付けられた固定滑車(19)の間の
直線上に3つの動滑車(24)が取付けられている。
【0017】各固定滑車(19)の下側と動滑車(24)の上側
を交互に通るように待避用ワイヤー(25)が掛けてあり、
待避用ワイヤー(25)の一端は蓋部(17)に固定された蓋部
第1ステー(26)に、他端はレール(15)に固定された固定
ステー(27)に締結されている。
【0018】蓋部(17)の移動待避側に取付けられた蓋部
第2ステー(28)に締結された復元用ワイヤー(29)は圧縮
室(11)の移動待避側外側に取付けられた固定滑車(30)に
掛かり他端に取付けられた重り(31)を垂直下方に吊り下
げている。
【0019】図2および図3に示す通り、油圧シリンダ
(18)の駆動により、圧縮板(20)は上昇する。これに伴っ
てプレート(21)は圧縮板(20)によって持ち上げられる。
プレート(21)の上昇と共にプレート(21)に取付けられて
いる動滑車(24)が上方に移動するため、固定滑車(19)と
の垂直距離が広がり、その間の待避用ワイヤー(25)が引
張られることにより、蓋部第1ステー(26)と固定ステー
(27)との距離が縮まり車輪(16)を備えた蓋部(17)は待避
側へ移動する。
【0020】油圧シリンダ(18)が下降すると下降に伴い
プレート(21)が下降し、動滑車(24)と固定滑車(19)の距
離が縮まることで待避用ワイヤー(25)に弛みが生じる。
蓋部(17)は重り(31)により常に圧縮室(11)上部方向に復
元用ワイヤー(29)を介して引張られているため、待避用
ワイヤー(25)の弛みに応じて蓋部(17)は圧縮室(11)側へ
移動する。
【0021】蓋部(17)が圧縮室(11)真上まで移動した時
点でプレート(21)を吊り下げているガイドロッド(22)の
ストッパ(23)が作用し、プレート(21)の下降が停止し、
待避用ワイヤー(25)に弛みが発生しなくなり蓋部(17)が
停止する。その後も圧縮板(20)は下降を続け被圧縮物を
減容した後、上昇に転じる。上昇して生きた圧縮板(20)
はレール15)上まで上昇するとプレート(21)と接触して
プレート(21)を一緒に上昇させ、蓋部の待避を開始す
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、上部から
被圧縮物を投入する上部開口方式の圧縮減容装置での流
体圧ラム等を備えた蓋部の移動を安全にまた省力化して
行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧縮減容装置の一実施例の構成を示す
説明図である。図2及び図3は図1の要部の動作を示す
説明図である。
【図2】図1の要部の動作を示す説明図である。
【図3】図1の要部の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
(11)…圧縮室、 (12)…キャスター、 (13)…基台、 (14)…油圧ユニット、 (15)…レール、 (16)…車輪、 (17)…蓋部、 (18)…圧縮用油圧シリンダ、 (19)…固定滑車、 (20)…圧縮板(流体圧ラム)、 (21)…プレート、 (22)…ガイドロッド、 (23)…ストッパ、 (24)…動滑車、 (25)…待避用ワイヤー、 (26)…蓋部第1ステー、 (27)…固定ステー、 (28)…蓋部第2ステー、 (29)…復元用ワイヤー、 (30)…固定滑車、 (31)…重り、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開口から被圧縮物を投入する圧縮室
    と、該上部開口から挿入されて前記圧縮室内の被圧縮物
    を圧縮減容する流体圧ラムと、該流体圧ラムを搭載した
    圧縮室の蓋部と、該蓋部を被圧縮物の投入時に上部開口
    直上から待避させる蓋部移動手段とを備えた圧縮減容装
    置において、 前記蓋部移動手段として、蓋部の側部とこれに水平方向
    に対向する固定端との間で張架されたワイヤと、前記ワ
    イヤに掛けられ流体圧ラムの待機位置への上昇と伴に上
    昇して蓋部と固定端との水平方向距離を減少させる少な
    くとも1つ以上の動滑車とを備えたことを特徴とする圧
    縮減容装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された圧縮減容装置にお
    いて、 前記流体圧ラムの下降に伴って動滑車が下降した際に、
    前記蓋部を上部開口直上位置へ移動させる蓋部復元手段
    を更に備えたことを特徴とする圧縮減容装置。
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