JPS59218886A - 単色・多色兼用熱転写記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明はンリアル印字方式の多色熱転写記録装置の改良
に関し、更に詳細には１１１１色・多色兼用熱転写記録
装置に関するものである。

〈従来技術〉 従来よりンリアル印字方式の多色熱転写記録装置Ｖ１種
々提案されており、その代表的な装置の概略図を第１図
及び第２図に示す。

第１図ｔζ示ず装置はダンダラ塗りと称する多色インク
リボン１（記録ヘッドの送り方向に対しである一定のピ
ッチで複数の色を塗り分けた多色インクリボン）を使用
した方式である。

記録の過程Ｑま、まず記録ヘッド２を走査させて１．１
色（例えはイエロー）の記録を行い、その後のキャリッ
ジ３のリターンの間にインクリホン１を搬送し巻取る。

次の色（例えばマゼンタ）がセット□できると、２色目
の記録を開始する。２色目の記録が終わって、キャリッ
ジ３のリターンの間に再びインクリボン１を搬送し巻取
る。同様にして３．４色目（シアン、黒）の記録を行い
、キャリッジ３のリターンの間に、インクリボンを搬送
し、巻取るとともに記録紙４の紙送りを行なって改行さ
せる。この動作をくり返すことによって一頁分の多色記
録画１３コか得られる。なお５ｄ゛プラテンである。

第２図に示す装置ｊｉｔはスジ塗りと称する多色インク
リボン１１（記録紙１４の送り方向に一定のピッチで帯
状に複数の色を塗り分けた多色インクリボン）を使用し
た方式である。

この方式は、まず記録ヘッド１２を走査させて例えばシ
アン（イエロー）１色の記録を行い、その後のキャリッ
ジ１３のリターン動作の間にインクリボン１１を上りで
（下げて）、次の色帯（マゼンタ）をプラテン＋５＆ζ
対向する位置に移動させる。次に記録ヘノｌ’　ｌ　２
を再び走査させて２色目の記録を行ない、以下３色・目
、４色目の記録を同様にして行う。４色目の記録が終わ
ると、インクリボン１１を一定距離（記録した長さ）搬
送し、巻取る０又この時記録紙１５も改行する。

多色インクリホンはイエロー、マゼンタ、シアンの３色
が塗り分、けられていれば、この３原色を減色混合する
ことにより、黒、青、シアン、緑、イエＯ−１赤、マゼ
ンタ、白（紙の色）の８色の記録が得られる。しかし、
黒を出そうとすると、イエロー、マゼンタ、シアンの３
色とも重ねる必要が有り、位置ズレが生しゃずく、見苦
しくなる。

又濃度も若干低い等の理由から、黒インクを増やした４
色インクリボンが一般に１用される。特にカラーグラフ
インク記録とともに文字１記録も重要なパソコン等にお
いては上記の理由゛のほかに、記録速度の点から黒イン
クを含んだ４色インクリボンが必要不可欠となる。

１〜かし、ｉ九来の方法では、文字記録の場合（黒文字
）黒のインクの部分たけでなく、イエロー、マゼンタ、
シアンのインクの部分も消費されてしまい、非常しこム
グが多いという問題点があった。

〈［１的〉 本発明に１」二記従来の欠点を解消した、非常にランニ
ングコストの安い小型の単色・多色熱転写記録装置を提
供するこ吉を目的とするものである。

〈実施例〉 以下実施例にしたがって本発明を図面と共に詳細に説明
する。

第３図は本発明の単色・多色兼用熱転写記録装置の一実
施例を示す側■図である。

第３図において、記録紙（普通紙）　２１を巻き掛けて
、図示しない改行手段によって間けつ的に回動される紙
送りローラーを兼ねたプラテン２２と、該プラテン２２
に平行に設りられた一対のガイド軸２３及び２３′に往
復動可能に懸架されるキャリッジ２４と、該キャリッジ
２４に搭載された記録ヘット解除装置、１／ｉ“（，２
７，２８，２９）と、インクリボン選択装置（３２，３
４，）と、黒インクリボンカセット３０と、多色インク
リボン力セツ５−３１と、使用したインクリボンだけを
巻取るインクリボン巻取装置（３９，４１４２）と、前
記キャリッジ２４を往復動させる駆動装置（図示せず）
とから構成されている。尚２６１ｒｉ　ｉｆＴ！、録ヘ
ッド（サーマルヘッド）である。

次に、ます記録ヘッド解除装置について説明する０ 記録ヘッド２６は常時プラテン２２側にバネ図示せず）
により付勢され、プラテン２２にインクリホン及び記録
紙２Ｉを介して圧接する構造になっている。しかし、キ
ャリッジリターン時（キャリッジの復動時）、及びホー
ムポジンヨンで停止している時ハ、ヘッドリフトモーフ
２７を駆動し、ヘッドリフトｈノ、２８を回転させ、記
録ヘッドホルダ２９を回転させて、記録ヘッド２６をプ
ラテン２２から離隔した状態にする。これは、キャリア
シリターン時に記録ヘッド２６がプラテン２２に川接し
／（−よまたと、インクリボンかひき出され−ＣＩ、ま
−・／こり、またインクリボンの他色へのリノ換ができ
ない。また、停止時において、記録ヘッド２Ｇを解除す
るのｄ１黒インクリボンカセット３０及び多色インクリ
ボンカセット３１の交換を容易にするためである。

次にインクリボンカセット３０及び３１について説明す
る。（鴇４図参照） 多色インクリボンカセット３１にはタンダラ塗り（前述
）のイエロー、マゼンタ、シアンの３色インクリボンが
納められている。黒インクリボンカセット３０に０１黒
インクリボンのみが納められている。この黒インクリボ
ンカセット３０は多色インクリホンカセット３１の上に
付設され簡単に取り付け、取りはずしができる構造にな
っている。

例えば多色インクリボンカセット３１に突起（凸）５１
、・・・を設け、黒インクリボンカセット３０には、」
−記突起（凸）５１．・・・に対向したくぼみ（凹）５
２、・・・を設りることにより、取りはずし可能に簡単
に積み重ねられる。このようにすることに−より、黒イ
ンクリホンのみがなくなっても、黒インクリボンカセッ
ト３６だけを容易に交換することができる。

次にインクリボン選択装置（３２，３４）について説明
する。（第５図（ａ）（ｂ）参照）第５図（ａ）及び（
ｂ）においてプランジャ３２の、駆動によってカセット
台３４を上下に移動させることができる。このカセット
台３４にまず多色インクリボン力セソ１−３１を装着し
て、その上に、黒インクリボンカセット３０を装着する
と初期状態（第５Ｆ］（ａ））では黒インクリボンカセ
ット３０がプラテン２２と対向した位置にあり、黒の記
録が可能である。文字記録の場合は、常にこの状態で記
録が行なわれる。

次に、プランジャ３２を駆動すると、カセット台３４が
−ｈ　Ｐｉ、　して第５図（ｂ）の状態になり、すなわ
ち多色インクリボンカセット３Ｉがプラテン２２と対向
し、カラーの記録が可能になる。

次にインクリボン巻取装「ｔについて説明する。

（第６図参照） プーリ３９にはフレーム（図示せず）に両端固定さｔ９
たワイヤロープ（図示せず）か巻掛けられており、キャ
リッジ２４の移動とともに同転する。

だたしプーリ３９内には一方クラッチ４０かＶ」めこま
れており、往動時には巻取軸４１は回転−４−るか、後
動時Ｖこは、回転しない。巻取軸４１にはプラテン２２
に対向した位置に羽４２が数例けられており、この羽４
２とかみ合っている巻取コア４３だけが回転する。すな
わち黒インクリボンが多色インクリボンのいずれかだけ
が巻取られて消費される。

インクリボンカセント内の一対のインクリボン巻取コア
Ａ４３及びるアＢ４４（以下略して単にコアＡ、コアＢ
と称する）は、所定値以上のトルりが動かないようスリ
ップする構造になっている。

合点インクリボンカセット３０のコアＡ４３が巻取軸４
１の羽４２とかみ合っており、巻取軸４Ｉが回転すると
コアＡ４３も回転する。コアＡ４３とコアＢ／１４は摩
擦板４５を介し、板バネ４６によって圧接さＩ７ている
。従ってコアＡ４３の回転はコアＢ４４に伝えられるが
インクリボンの巻取径が変化して、−軍、値以」二のト
ルクが働こうとすると、コアＡ４３　！：コアＢ４４は
スリップする０従って巻取軸４１が常に一定速度で回転
していても、インクリボンの巻取径の変化によってイン
クリボンに過大なテン７ョンが加わる心配はない。まだ
板バネ４６のバネ定数を変えれば、スリップを開始する
限界トルク値を変えることができる。

次に本発明のｊｅｔ色・多色兼用熱転写記録装置による
文字記録及びカラー記録の過程を説明する。

まず本装置は初期状態において、インクリボン選択装置
（３２，３４）によって黒インクリボンか選択されてい
る。（第５図（ａ）） 文字記録（黒）の場合、キャリッジ２４のスタートと同
時（′こ、記録ヘッド２６はヘットリフトモータ２７の
駆動により、黒インクリホを及び記録紙２１を介し−Ｃ
、プラテン２２に圧接され、記録線４８を介して供給さ
れる記録信号により、黒の文字記録が開始される。キャ
リッジ２４の移動と七もＶこ、プーリ３９が回転し、巻
取軸４Ｉ及び羽４２も回転する。従−〕てこの羽４２に
かみ合っている黒インクリボンカセット３０のコアＡ４
Ｂ及びコアｌ３４４が回転し、黒インクリボンが使用し
た分だけ巻取られる。

その行の記録が終わると、記録ヘッド２６は記録ヘット
′解除捧ｉｉＴ　（２７ｇ　２８　＋　２９　）により
、プラテン２２よりＰｉｌＵ　ｋ’Ａされ、キャリッジ
２４はキャリッジ駆動装置（図示せず）により、キャリ
ッジリターンさノする。

；トヤリッジ２４のリターン時には、プーリ３９内の一
方クラッチ４０により、プーリ３９の回転が巻取軸４１
に伝えられない。この間に紙送り手段（図示せず）によ
り、記録紙２１は改行され、−行分紙送りさ１１る０こ
の動作を繰返して、文字記録がなさノ１ろ。

一方、カラー肥％％のＪ場合には、プランジャー３２の
駆動によっｔ多色インクリボンカセット３１がプラテン
２２シこχ、Ｊ向するこ吉になる。

この状態Ｑこおいて］−記の文字記録の動作と同様に記
録ヘッド２６を走査させてイエローの記録を行う。キャ
リッジ２４の移動とともに、巻取軸４１及び羽４２が回
転し、この羽４２にかみ合っている多色インクリボンカ
セット３■のコアＡ４３及びコアＢ４４が回転し、多色
インクリボンが巻取られる。その行のイエローの記録が
終わると、キャリッジリターンされる。しか口この場合
、紙送りはなされない。続いてマゼンタの記録が行われ
、シアンの記録が行なわれる。次にイエロ峨、マゼンタ
、シアンの３色を重ねることにより、黒が得られるが、
ここでは、インクリボン選択装置（３２゜３４）により
、黒インクリボンカセット３０をプラテン２２に対向さ
せる。そして最後に黒の記録を行っ又、その行のカラー
記録が終了する。

次に、キャリッジリターンの際に、紙送り手段（図示せ
ず）により、記録紙２Ｈ：Ｉ改行ン＼７′１、−性分搬
送される。又インクリボン選択装置（３２゜３４）によ
り、多色インクリボンツノセット３１をプラテン２２に
対向させる。

この動作をくり返すことによって、−百分のカラー記録
が施される。

第７図ｄ本発明による他の実施例を示すものでカラーｉ
４Ｌ！　録の場合のインクリボンの消費のムタをさらに
減らしたものである。

第７図に示す実施例においてはインクリボンを各色こと
に独立させ、それぞれインクリホンカセット３１Ｙ、３
１及び３１ＣＫ収納してそし又イエτ」−、マゼンタ、
シアンのインクリボンカセット３１Ｙ、ａｎ及び３１Ｃ
をマガジン２５内に装着して使用する。また、黒インク
リボンカセ、　Ｉ−３０は第８図に示すようにマガジン
２５内には、収納せず、マガジン２５の上に積み重ねる
ことによって消費量の多い黒インクリボンカセット３０
のみの交換を容易Ｑこしている０　（マガジン２５を取
りはずすことｆ、ｓ＜、黒インクリボンカセット３０を
ワンタッチで交換可能としている。） １−記第７図に小しだνＱ　ｉｉ’７におりるインクリ
ボン選択装置ｉ”１（３３，３４，３５，３６）につい
て説明するＯインクリボンリフトモータ３３の駆動によ
ってマガジン台３４が−に下する構成になっている０イ
ンクリホンリフトモータ３３の回転は伝達ギア３５及び
３６によって、らせん溝を施しだ軸３７（ボールねじ）
に伝えられ、この回転により、ナ・ノド３８の数句けら
Ｊｌだマガジン台３４が上下に移動する。このマガジン
台３４に第８図に示しだ黒インクリボンカセット３０の
付設されたマガジン２５を装着すると、黒のインクリボ
ンカセット３０がプラテン２２と対向し、黒の記録が可
能となる。

次にインクリボンリフトモータ３３を駆動することによ
りカラーインクリボンカセット３１Ｙ、３１Ｍ及び３１
Ｃが順次選択されてイエロー、マ′センタ及びシアンの
記録が順次可能となる。

まだ第８図においてマガジン２５の」−曲には突起（凸
）５１．・・・が設けられており、他方愚インクリボン
カセット３０には上記実記（凸）５１．・・・に対向し
て＜　ｌ’：ｔ：み（凹）５２．・・・が設けられてお
り、マガジン２５＋、、ｆ／ζ黒インクリボンカセット
３０が取りに１ずし′ｉＩＪ能に積み重ねられるように
構成されている。

なお、第３図に示した実施例において、多色インクリボ
ンカセット３１を赤色インクリボンカセットにより変え
ることにより黒・赤２色記録が可能であり、このような
変形により２色記録の熱転写記録装：ｌ°“１°をａＪ
ることか出来る。

〈効果〉 以上のように、本発明の単色・多色兼用熱転写記録装Ｊ
ｊｉｉ　ｔ：ｔ、複数のインクリボンを順次選択するイ
ンクリボン選択装置と、黒のインクリボンを他のカラー
インクリボンと分離独立させて収納した黒インクリボン
カセットと、この黒インクリボンカセット中独での交換
を可能に上記黒インクリボンカセットを付設する付設手
段とを備えるように構成されているだめ、文字ｊ記録（
黒）及びカラー記録の両方が、可能であるとともに、イ
ンクリボンのムタが少いという將徴がある。又消費量の
多い黒インクリボンにカセットが独立しており、簡単゛
に黒インクリボンカセットだ（）を取りｔ／：ｔ−ｒず
ことかでき、交換が非常にしやすいという大きな利点を
有している。

４　図１＋１１０筒中な説明 第１図及び第２図は従来のシリアル方式の゛多色熱転写
記録装置ｉ、＝ｉの概略構成図、第３図は本発明の中色
・多色兼用熱転写記録装置の一実施例の構成を示す側面
図、第４図は多色インクリボンカセットと黒インクリボ
ンカセットを示す斜視図、第５図（ａ）及び（ｂ）けそ
７′１それインクリボン選択装置で選択されたインクリ
ボンカセットの位置状態を示す側面図、第６図はインク
リボン巻取り装置及びインクリボンカセット内を示す断
面図、第７図は本発明の他の実施例を示す側面図、第８
図は各色インクリボンが納められたマ゛がジンとその上
に装着される黒インクリボンカセットを示す斜視図であ
る。

２１・・・記録紙、２２・・・プラテン、２３及び２３
′・・・カイトｉｌ’＋ｂ、　２４　、、、キャリッジ
、２５・・・マカンン。

２６・・・記録ヘラｌ’（サーマルヘッド）、２７・・
ヘント′リフトモータ、２８・・・ヘッドリフトノツノ
１，２９・・・記録へラドホルタ−，３０・・・黒イン
クリボンカセット、３１・・・多色インクリボンカセッ
ト、３２・・・プランジャー、３３・インクリボンリフ
トモータ、３４・・・カセット台（マガジン台）、４１
・・・インクリボン巻取軸、４２・・・羽、４３・・・
巻取コアＡ。

４４・・・巻取コアＢ。

代理人　弁理士　福　士　愛　彦　（他２名）第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、記録Ｃウドと多色インクリボンを搭載したキャリッ
   ジをプラテンと平行に紙送り方向と直角方向に往復動さ
   せ、前記記録ヘッドにより前記多色インクリボンのイン
   クを記録紙に転写させる単色・多色兼用熱転写記録装置
   において、複数のインクリボンを順次選択するインクリ
   ボン選択装置と、黒のインクリボンを他のカラーインク
   リボンと分離独立させて収納した黒インクリボンカセッ
   トと、上記黒インクリボンカセット単独での交換を可能
   に上記黒インクリボンカセットを付設する付設手段と を備えたことを特徴とする単色・多色兼用熱転写記録装
   ｆＦ！、’　。