JPS59217504A - 物流システムにおけるピッキング指示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、物流システムにおけるピンキング指示シス
テムに関し、特にビンキング品目に品切れが生じた場合
の処理を円滑に行うようにしたピンキング指示システム
に関するもので多る。

従来技術 配送センタや倉庫等では例えば顧客の注文に応じた出荷
品目をピッキングし、各顧客ごとに梱包して発送すると
いう、いわゆる物流システムにおけるピンキング作業が
行われる。このような物流システムでは、普通、ベルト
コンベヤのような搬送装置を挾んで両側に並んでいるフ
ローラツクのような貯蔵棚に、ピンキングされるべき出
荷品目が品目の種類ごとに区分けされて貯蔵されており
、ビッカは出荷品目を指示された数量だけ貯蔵棚からピ
ンキングし、これをコンベヤ上に送られてくる各顧客ご
との通い箱に投入していく。

このような物流システムの一形体としては、ピンキング
の全領域を複数のゾーンに分けると共に出荷品目の種類
ごとの各貯蔵位置にピンキング指示の表示およびピンキ
ングすべき数量の表示を行う表示器（以後アイテム表示
器という）を取付け，各ゾーンにｌ顧客分の１つの通い
箱または複数の顧客のための複数の通い箱を配し、各ゾ
ーンでの最初の通い箱のためのピンキング作業が終了す
るとベルトコンベヤが自動的にｌ通い節分の距離を移動
するようにしているものがある。

このような物流システムにおいてはピンキング品目が品
切れとなることがしばしばあ）、品切れの場合は、従来
ではその商品が補充されるまでピンキング作業を中断す
るか、または、アイテム表示器でピンキング指示されて
いる商品名および数量をメモに記入して商品の代りに通
い箱に投入し，アイテム表示器をリセットした後、次の
通い箱の処理に移行するようにしていた。

この場合、品切れ商品が補充されるまでピンキングを中
断する方法は，そのビンキングラインのビッカおよび作
業者が全員待たねばならず作業ロスが多すぎて全く実用
的なものではない。

また、商品の代シにメモを投入する方法、あるいは補充
の見込みがないものは後でメモを整理し納品書および請
求書を修正する方法においては、ピンキング作業を中断
するのに比べるとはるかに現実的で１、実際このような
方法で対処しているのが現状であるが、しかし、この方
法においても、ビッカが毎回品切れ情報をメモしなけれ
ばならず、同様にピンキング作業のロスが発生するばか
シでなく、また商品が入った時点で品切れとなっていた
通い箱への補充または出荷伝票の修正作業も大変であシ
、何らかの改善が期待されていた。

発明の目的および要旨 この発明は以上の点に鑑みて為されたもので。

■　ビッカの品切れメモ作成による作業ロスを除去し１ １．　　　■　後１商品が入手された時点７０品切れ商
品の追加作業を容易にし、 ■　商品が入荷しない場合の出荷伝票類の修正を容易に
し、かつ ■　商品の補充者もしくは在庫管理者に補充指示を自動
的に出すことを可能として、 品切れの場合の処理を効率的に行うことができるように
することを目的としている。

この目的を達成するためにこの発明では１種類ごとに区
分けされた、ピンヤング領域における貯蔵棚上の品目を
、ピンキング指示−に基づいてビッカがピンキングを行
うようにした物流システムにおけるピンキングシステム
において、オンラインによってコンピユータからまたは
外部記憶装置から供給されるビンキンク指示情報七基づ
いてピンキングの各領域にピンキング指示を与えるだめ
の制御操作卓と、＋”ｎｌ記ビンキンクの全領域を複数
のゾーンに分け、このゾーンと前記制御操作車とを連絡
する各ゾーンごとの信号母線と、前記各ゾーンをピンキ
ングされるべき品目の８４９Ａごとの複数のアイテム区
分に分け、その各アイテム区分ごとに設置されるアイテ
ム表示器であって、ゾーンごとの前記信号母線の所定分
岐点ごとに順次並列接続され、かつ対応する被ピンキン
グ品目の数量をビッカに知らせるための表示部および被
ピンキングの完了時ビッカによって操作されるリセット
スイッチを有したものと、前記被ピッキング品目を収容
するための各顧客ごとの通い箱を前記ピッキング領域を
通して搬送する搬送装置と、この搬送装置の移動を検出
するための移動検出器と、各ゾーンに１つ設けられ、い
ずれかのアイテム区分で品切れが生じた場合に前記制御
操作卓にそれを知らせるためにビ、ツカによって操作さ
れる機器とを備え、前記制御操作卓は前記移動検出器お
よび前記アイテム表示器のリセットスイッチからの信号
をもとに、前記アイテム表示器にピンキング指示を表示
させると共に前記機器から品切れを表わす信号を受けた
とき品切れの生じたアイテム表示器の内容を記憶し、そ
の後肢アイテム表示器にリセット信号を出力するよりセ
したことを特徴とする物流システムにおけるピンキング
指示システムを提供している。

実施例 以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。第
１図および第２図はこの発明によるピンキング指示シス
テムを概略的に説明するための図であシ、ホストコンピ
ュータｌ、プリンタコ、制御ｉ作卓３、コンベヤケ、コ
ンベヤ速度制御器Ｓ、ベルト移動検出器６、発進灯７、
発進フォトスイッチＳ、ペイ表示灯を有する複数個のペ
イ表示器ＢＡＹ、復数個のアイテム表示器ＲＯＵ　、各
ゾーンにｌ）（または２つ）の品切れ指令器ＡＲＯＵ　
、品切報告プリンタタａ、分岐装置ｙｂ、品切れオーダ
修正ライン等から構成されている。この第１図に示され
るピンキング指示システムは一例として全ピッキング領
域をｑつのゾーンｚｔ　ｅｚｔ　ｙｚｓ　　およびｚ４
に区分けしておシ、操作卓３からは各ゾーンに／本づつ
の割合で信号母線ＳＢ１　ｅ　ＳＢｔ　ｇ　ＳＢ３、お
よびＳＢ、が配線されている。各ゾーンは一例としてダ
っのペイ区域に分けたものを示してお）、各ペイ区域に
は、７つのゾーン内で前記信号母線に順次接続されるペ
イ表示器ＢＡＹ−／、ＢＡＹ−コ、ＢＡＹ−３、および
ＢＡＹ−＄が１つづつ設置され、各ペイ表示器はさらに
下位の区分と接続するための出力信号母線（第２図に８
Ｂ’で表わされている）を有している。各ペイ区域のさ
らに下位の区分（以後、アイテム区分という）には、そ
れぞれ同種の貯蔵品目が貯蔵され、各アイテム区分に１
つづつアイテム表示器が設置される。（第３図ではＲＯ
Ｕ−／からＲＯＵ−ｎまでのｎ個のアイテム表示器が示
されている）。

品切れ指令器ＡＲＯＵは各ゾーンに１つま・たけ一つ（
コンベヤのいずれの側からも操作できるように第１図で
は各ゾーンに２つ示されている）。

いずれか１つのペイ表示器の出力信号母線ＳＢ’に接続
されている（第１図）。品切れ指令器はこの実施例では
、その数値表示部／　ｆ’に通い箱の注文番号を表示す
る機能と、品切れが発生した場合に制御操作卓にそれを
知らせるためピッ゛１　　　カヤよ−ｐ　？　＊　ｆ’
ｆ：　ｉ−よい９．□、。８．９゜ゆお。

を有しているものとする。

成るゾーン内で、成る注文番号の通い箱にピンキングす
べき品目が品切れとなった場合、ピッカはそのゾーンの
品切れ指令器のリセットスインテ／、　ｉ＋を押す。こ
れにより制御操作卓はその通い箱のための品切れ品目と
数量を記憶し、該通い箱は欠品のままコンベヤを流れ１
分岐装置ｖ　ｂＶＣ，よって品切れオーダ修正ライン？
Ｃに側路される。品切れ報告プリンタ９ａ−Ｕ修正ライ
ン？Ｃに側路された各通い箱のための欠品商品を表示す
る。

制御操作卓３には、フロッピディスク、磁気ディスク、
または磁気テープのような外部ｉ己憶装置を収納する部
分が備えられており、また開始操作用やシステムの自己
診断用のキーを有したディスプレイすなわちＣ！ＲＴ、
７ａが備えられている。このＱＲＴ、ｌのかたわらには
ブ１ノンタコからの７１−トコビーが出荷指示伝票３ｂ
として置かれている。

以上の溝成において、顧客の注文情報はホストコンピュ
ータｌによって作成され力為つＭ御操作卓３に収納され
るフロッピディスクのような外部記憶装置から、または
オンラインによってコンピュータから直かに、制御操作
卓３に供給される。制御操作卓３上のディスプレイＪａ
は注文番号情報を表示し、オペレータ３Ｃはその表示内
容と出荷指示伝票Ｊｔｌとを照合チェックする。注文情
報が制御操作卓３に表示されると準備の完了したことを
示す発進灯７が点灯し、それによってオペレータ３Ｃは
通い箱をオーダ自動供給コンベヤＩＩｌ上に乗せてノー
−トコビーすなわち出荷指示伝票３ｂを各顧客ごとの通
い箱の中に入れる。オーダ自動供給コンベヤ４Ｉｌは各
通い箱間の距離を一定に保ちながら該通い箱をコンベヤ
ダに送り出す。通い箱間の距離は各ゾーンに１個または
複数個の通い箱が存在できるように調節され得る。通い
箱が発進フォトスイッチｌを通過すると制御操作卓３は
そのスイッチＩからの信号を受け、これにより発進灯７
を消灯すると共に、各顧客の注文ごとの通い箱の追跡を
ピッキング領域全体にわたって開始する。

制御操作卓３は信号母線８Ｂ、を経てまず最初のゾーン
ｚ１内のアイテム表示器および品切れ指令器ＡＲＯＵに
信号を送出する。これによシアイテム表示器はピッカＰ
（ピンキングを行う人）にピンキング指示を与えるべく
表示し、また品切れ指令器ＡＲＯＵは、現在アイテム表
示器に与えられているピンキング指示情報がそのゾーン
にある通い箱のうちのいずれの通い箱についてのもの′
であるかを表わす注文番号を表示する。制御操作卓３か
らアイテム表示器に与えられるピッキング指示情報によ
り、ピンキングされるべき出荷品目の貯蔵されている貯
蔵位置に取付けられたゾーン２．内のアイテム表示器が
、位置表示をすると共にピッキングされるべき数量表示
をも行う。ペイ区域内の少なくとも７つのアイテム表示
器にピンキング指示が与えられているときは対応するペ
イ表示器ＢＡＹのペイ表示灯が点灯し、従ってピッカは
まずペイ表示灯を見て点灯していればそのペイ区域内で
の少なくとも１種類の出荷品目を少なくとも１個ピンキ
ングすべきであるのを知ることができる。

第−図は出荷品目の種類ごとに取付′けられるアイテム
表示器およびｌゾーンに７個または一個取付けられる品
切れ指令器ＡＲＯＵの一例を概略的に示す図である（以
後説明する実施例においては品切れ指令器ＡＲＯＵとア
イテム表示器ＲＯＵとは同じ機器を使用するものとして
説明する）。制御操作卓３からペイ表示器ＢＡＹを介し
て出力信号母線ＳＢ’上に送られてくる各顧客ごとの注
文情報信号は、コネクタ／ｌおよびソケットノコによっ
て各アイテム表示器ＲＯＵに与えられ、また、コネクタ
／／およびソケットノコ１によって品切れ指令器ＡＲＯ
Ｕに与えられる。各アイテム表示器は／りのゾーン内で
それぞれ異ったアドレスを設定するための外部から設定
可能なアドレス設定スイッチ／４を有しており、制御操
作卓３はピンキング指示がある場合には該尚するスイッ
チ／Ａで設定されたアドレスを１　　　表わす信号とピ
ンキングされるべき数量を表わす信号をディジタルで信
号母線に送出する。このようにしてピンキング指示が与
えられると、アイテム表示器では例えば発光ダイオード
である点滅灯／３が点滅し、かつ数値表示部／ｌＩにピ
ンキングされるべき数量が表示される。表示部／４ｔで
の表示はここでは液晶による表示としている。

制御操作卓３はまた、品切れ指令器ＡＲＯＵのアドレス
設定スイッチ／　＆’で設定されたアドレスを表わす信
号と、通い箱の注文番号を表わす信号とをも信号母線に
送出する。品切れ指令器では数値表示部／　＋’に注文
番号を表示し、これによシビッカは、現在アイテム表示
器で表示している数量がどの注文番号の通い箱のための
ものかを知ることができる。

ビッカがアイテム表示器に対応する出荷品目を表示され
た個数だけ通い油に投入してそこでのピンキングが完了
すると、次に該アイテム表示器のりセントスイッチｉｓ
を押してそのアイテム区分でのピンキングが完了したの
を制御操作卓３に知らせ、点滅灯１３は消灯しかつ表示
部／ｌＩの表示も消える。

リセットスイッチ／にはここでは人体の抵抗を感知して
動作する接触スイッチとしているためビッカは該リセッ
トスイッチに触れるだけでリセットすることができる。

しかしながらこのリセットスイッチは押しボタンスイッ
チであっても良く、また他のどんな種類のスイッチも制
御操作卓Ｊにピンキングの完了を表わす信号を送るため
に使用し得る。

このようにしてペイ区域の他のすべてのアイテム表示器
のリセットが完了するとペイ表示灯が消灯し、これによ
シ、そのペイ区域ではもうビンキンクすべきものがない
ことをピックは知ることができる。ビンカは同じゾーン
２．での他のペイ区域におけるピッキングに移る。

このようにして第１のゾーンｚ１でのすべてのペイ表示
灯が消灯すると、制御操作卓３は品切れ指令器ＡＲＯＵ
　Ｋ次の通い箱の注文番号を表示させると共にその通い
箱のためのピンキング指示を各アイテム表示器に表示さ
せる。

このようにして第１のゾーンｚ１での最初の通い箱のた
めのピッキング作業が完了し、かつ他のゾーンすべての
最初の通い箱のピンキング作条が完了すると、ベルトコ
ンベヤは−通い相分移動し、それと同時に発進灯７を点
灯させて次の通い箱を発進させて良いことをオペレータ
３Ｃに知らせる。

以上の過程において品切れが発生した場合、すなわち品
切れ指令器が表示している注文番号の通い箱に対してピ
ンキングを行うようアイテム表示器が数量表示をしてい
るアイテム区分のピンキング品目（商品）が欠品してい
る場合、ビンカは他のすべてのアイテム表示器のピッキ
ング指示に従ってそれらのリセットスイッチ／ｌを押し
た後、その欠品しているアイテム表示器のリセットスイ
ッチは押さずに品切れ指令器のリセットスイッチ／　ｊ
−’を押す。これによシ制御操作卓は後に詳述するポー
リング動作により、その欠品しているアイテム表示器の
位置（アイテムアドレス）もしくは商品名と、数量表示
と、品切れ指令器での注文番号とを記憶し、その後その
欠品しているアイテム表示器と品切れ指令器とにクリヤ
信号を送ってこれら表示器および指令器の表示や点灯を
自動的に解除する。品切れの発生し友通い箱は最終ゾー
ン通過後、分岐装置ｙｂによって品切れオーダ修正ライ
ンｙｃに分岐される。

分岐装置ｙｂへの分岐指令は通い箱が最終ゾーンを通過
した時点で制御操作卓がその注文番号の品切れ発生の有
無をチェックし、品切れがあれば一定時間後に出力され
る。品切れ報告プリンタデａは各ピッキングゾーンで品
切れが発生する都度品切れ情報として、通い箱の注文番
号と、欠品の生じたアイテム区分の位置情報（アイテム
アドレス）またはコード番号もしくは商品名と、欠品数
量すなわちその通い箱にピンキングされるべきであった
数量とを出力する。制御操作卓はまた欠品が生じた場合
、商品が在庫されている倉庫に欠品した商品名とアイテ
ム区分とを知らせるようにしても良い。これによシ自動
的に倉庫要員に補充指示が与えられることとなる。

なお、コンベヤ速度制御器Ｓはシステムの規模や種類に
応じてコンベヤの速度を変更可能としている。また、制
御操作卓３にシステムの自己診断機能をもたせ、各ペイ
表示器、アイテム表示器、および配線関係等を常時監視
している。

第３図は、第１図にボされたペイ表示器ＢＡＹ（７）１
つの内部回路を示す図であり、対応するゾーンＺのため
の信号線Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、およびＥからなる信号母線Ｓ
Ｂが図の上部を横に走って示されている。この信号母線
ＳＢの所定分岐点ごとに複数のペイ表示器が順次並列接
続されるがここではその２つがＢＡＹ−／およびＢＡＹ
−２として示されている。各ペイ表示器はその出力側に
。

信号線Ａ’　、Ｂ’　、Ｃ’　、Ｄ’、およびＥ′から
なる出力信号母線ＳＢ’が接続されており、この出力信
号母線ＳＢ’には、下位の適当数のアイテム表示器ＲＯ
Ｕ−／　、　ＲＯＵ−：ｌ　、　−−−・、　ＲＯＵ−
ｎが所定分岐点ごとに順次並列接続される。なお、各ゾ
ーンに１個または２個の品切れ指令器ＡＲＯＵはペイ表
示器ＢＡＹ−／　の出力側にのみ設けられており、アイ
テム表示器ＲＯＵ−／、・・・・）（ＯＵ−ｎ　　と並
列接続されている。この品切れ指令器には後述する理由
のため第３図に示すように線Ｂ′は接続されていない。

線ＣおよびＡからペイ表示器に与えられる１２ボルトの
電源は、ヒユーズＦを介して並列的にペイ表示灯ＢＡＬ
および電圧レギュレータを含む電圧変換回路コＯに接続
される。電圧変換回路、２０は入力された電源電圧をざ
ボルトに変換して線Ｃ′に出力し、下位のアイテム表示
器用の電源とする。下位のアイテム表示器の少なくとも
１つがピッキング完了しておらずリセットスイッチｔＳ
（第一図）がいまだ操作されていない場合には、信号線
Ｂ′を通ってノア回路２１に高電位信号が与えられ、抵
抗Ｒ１を経てノア回路２１内のダーリントン凰トランジ
スタＴＲ１をオンにする。そのためペイ表示灯ＢＡＬは
点灯し、かつダイオードＤ、を介して信号線Ｂを低電位
として制御操作卓３にピッキングの未完了であると一一
一 ことを知らせる。

下位に接続されているアイテム表示器のすべてがリセッ
トされると信号線Ｂｌには低電位信号が送られてきて、
ダーリントン型トランジスタＴＲ１はオフし、従ってペ
イ表示灯ＢＡＬは消灯してこのペイ区域でのすべてのピ
ッキングが完了したことをピッカＰ（第１図）に知らせ
る。

同様にして、このゾーン内での他のすべてのペイ区域の
ピッキングが完了すると信号線Ｂは高電位となって制御
操作卓３にゾーンクリヤ信号を与える。これによって制
御操作卓３は、最初の通い箱のためのピッキングがすべ
て完了したことを検知し、一定時間後に品切れ指令器に
対しては、コ番目の通い箱のための注文番号情報と核晶
切れ指令器ＡＲＯＵのためのアドレス情報とを信号線り
に送出すると共に、アイテム表示器に対しては、２番目
の通い箱のためのピッキング指示情報（ピッキングすべ
き品目が貯蔵されているアイテムアドレスと数量）を同
じ信号線りに送出する。同様に他のすべてのゾーンでの
最初の通い箱のためのピッキング作業が終了するとベル
トコンベヤｑは１通い相分の距離を移動する。さらに通
い箱がそのゾーンの終端を超えた段階で、制御操作卓３
は該通い箱のための次のゾーンでのピッキング指示信号
を送出する。

第り図には、第２図および第３図にＲＯＵとして表わさ
れているアイテム表示器、もしくはＡＲＯＵとして表わ
されている品切れ指令器の内部回路が示されている（こ
の実施例ではアイテム表示器および品切れ指令器のため
に同じ機器が使用されている）。

まず、この回路をアイテム表示器として使用する場合を
説明する。図の左側には第２図に示されたソケット／２
が概念的に表わされており、端子ｔｍ＋　、　ｔ７ｙＬ
２．　ｔｍｇ　＋　−１およびｔｆｉ５にそれぞれ第３
図に示された信号線０’、Ａ’　、Ｄ’、Ｅ：’、およ
びＢ１が接続される。

線ＱｌおよびＡＩから受けるｇボルトの電源電圧はコン
デンサＣに接続され、その後、信号６）およびを通って
それぞれの回路に給電される。

信号線Ｄ１を通って入力されるシリアル入出力信号は抵
抗Ｒ２を経て判別部２コの端子ｔｍ１１に与えられる。

このシリアル入出力信号はその一例が第５図に示される
ように、アドレス判別用の７ビツトおよび数量表示用の
７ビツトの合わせて／４’ビットのディジタル信号で制
御操作卓３から送られてくる。アドレス判別用および数
量表示用のｇビット目は判定ビットでおり、そのビット
が”θ”のときは送られてくるビットがアドレス用、”
／″のときは数量表示用のものであると判定するように
している。アドレスビットは理論的ｌこ２′＝／２７通
りのアドレス位置を表示できるが、この実施例ではアイ
テム表示器に対しては”θ”〜″９げまでの１００通り
のアドレス位置を設定し、品切れ指令器に対してはアド
レス″／２７”（２個使用する場合は、＠／、２４”と
′／２７″）を設定するようにしている。データビット
はＥＯＤ表示により、最初の３ビツトでＩＯの位、ｌθ
〜７０を表わし、後のｑビットでｌの位、θ〜９を表わ
し、７？個才での数量表示を設定できるようにしている
。

８１図にも示されているり個のアドレス設定用スイッチ
／ｌが、判定部２２の端子群ｔｒｒＬ１２に接続されて
示されている。

端子ｔｍｊ１に入力されたシリアル入出力信号内のアド
レスがスイッチ／Ａで設定されたアドレスと一致すると
一判別部コ−はまず端子ｔｒｒＬ２Ｇからアドレス一致
信号をストローブ信号受信回路、２乙に出力する。

端子ｔ’ｒｒＬｊｊから入力されたシリアル入出力信号
のクビットのアドレス信号がアイテム表示器のアドレス
と正当に一致し、そのアドレス信号に続く、該シリアル
人出力信号の数量表示用の７ビツトのディジタル信号が
同じく端子ｊｙｎＪ＋から入力されると、判別部！、２
は該データを受取ったことを表わすデータ受信信号を端
子ｔｍｘ＋からストローブ信号受信回路２乙に出力する
。これ（ により、回路ＪＶ内のノアゲート２６ａおよびコロｂは
低電位出力となってナントゲート２６Ｃは端子’ｅｒｒ
Ｌ＋９に高電位を出力し、この端子ｔ　？ＦＬ　ｊ９に
入力された高電位信号により判別部ココは、端子ｔｍＩ
Ｂから抵抗Ｒ３％ダーリントン型トランジスタＴＲ，、
端子ｔ？７Ｌ３および信号線Ｄ１を経て制御操作卓３に
、受信確認信号、すなわち受信したアドレスおよび数量
表示用のデータ内容を送り返す。この送り返された信号
によって制御操作車３では間違いのない数量表示用デー
タが該当のアイテム表示器に送られたことを確認するこ
とができる。

端子ｔｒｒＬ１１から入力されたシリアル入出力信号の
数量表示用信号は、さらにｔｍ４６からコード変換回路
２’ｌに送られる。端子群ｔ？ＦＬｌｄからの信号を受
けるとこの回路コダは第２図にも示されている数値表示
部ｌｌＩにピッキングされるべき数量を１０進法にて表
示すると共に、端子ｔ９１７から高電位を出力する。

この実施例では数値表示部／ｌは液晶表示としているの
で、コード変換回路２グは液晶点灯用の発振回路、２５
を含んで示されている。

端子ｔｙｒＬ＋　７からの高電位出力は点滅表示回路／
３１を附勢して点灯用発光ダイオードすなわち点滅灯／
、？（第２図にも示されている）を点滅すると共に、ダ
イオードＤ２ｓソケット１２の端子ｔｍｓ、および信号
線３３１を経て第３図に示されるペイ表示器のノア回路
２１に与えられる。

ピッカＰが数値表示部／ｌに示された数量のピッキング
を完了した後、リセット回路／ｊ’内に示されるリセッ
トスイッチ１１（第２図にも示される）を操作してリセ
ット信号が判別部２−の端子ｔｔｙｔ１ｇに与えられる
と、数値表示部／ダでの数値表示は消え、かつコード変
換回路、２グの端子ｔｔａ１７の出力を低電位として点
滅灯／３は消灯する。

このようにして同じペイ区域内の他のすべてのアイテム
表示器がリセットされると、信号線Ｂ１上の信号は低電
位となり、そのため第３図のノア回路Ｊ／内のダーリン
トツ型トランジスタＴＲ，はオフとなりペイ表示灯１３
Ａ　Ｌは消灯する。

以上、第グ図の回路をアイテ、、ム表示器として使用す
る場合について説明したが、この同じ回路を品切れ指令
器として使用する場合には、まず第３図および第を図に
示すように配線時には°１　　　　端子ｔ−１１ｔｆｒ
Ｌ２　＋　ｔ−３およびｔｍ４にそれぞれ信号線Ｑｌ　
、ＡＩ　、１）ｌおよびＥｌが接続され、端子ｔｆｒＬ
ｓへの信号線Ｂ＋の接続は行われない。

第ｑ図の回路を品切れ指令器として使用する場合には、
アドレス設定用スイッチ／ＡＩはアイテム表示器のいず
れもが設定されないアドレス位置に設定される。この実
施例では品切れ指令用のアドレスとして、アドレス用の
７ピツトで表わせる最後のアドレス″″／２７”を選ん
である。

これにより制御操作卓３が、第５図に示されるアドレス
ピットに対してはアドレス１／λ７”を、数量表示用デ
ータビットに対してはピッキング指示を行うべき通い箱
の注文番号を信号母線に送り出せば、その信号母線に対
応するゾーン内の品切れ指令器はその表示部／ｌ’に通
い箱の注文番号を表示することとなる。

次に同じゾーン内のすべてのアイテム表示器がリセット
された場合について考察する。制御操作卓は常時ポーリ
ング動作を行っている。すなわち例えば３００ミリ秒と
いうごく短い一定時間ごとに各アイテム表示器および品
切れ指令器の状態を調べるための信号を信号線に送り出
している。ポーリング動作は次のように行われる。まず
制御操作卓は調べようとしているアイテム表示器味たは
品切れ指令器のアドレスピット（第５図）のみを信号母
線りに送り出し数量表示用のデータビットは送らない。

それと同時に制御操作卓は信号母線Ｅにストローブ信号
を送り出す。送り出されたアドレスピットに対応するア
ト、レスを有する該当するアイテム表示器または品切れ
指令器で、信号線ＤＩを経て判別部の端子ｔｍ　＋　１
にこのアドレスピットを受け、触別述したように判別部
２２はその端子ｔｍ、２０からアドレス一致信号をスト
ローブ信号受信回路２６内のノア回路、２６ａに出力す
る。

信号母線Ｅに送り出されたストローブ信号は、ペイ表示
器の出力側の信号線Ｅ１を経て該当するアイテム表示器
の端子ｔｒｒＬ４からストローブ信号受信回路２６内の
ノア回路ＪＡｂに与えられる。

先程の端子ｔ’ｔｙｙ’０７Ｊ・らの゛ｆドレス一致倍
信号このストローブ悄芳志によりストローブ信号受信回
路コロは判別部コλの端子ｔｍ＋９に高電位を与え、こ
れにより判別部コλはアドレス内容と現在記憶している
数量表示用のデータ内容を端子ｔ７ｙＬ１３から制御操
作卓に送り返す。制御操作卓では従って該当するアイテ
ム表示器または品切れ指令器の記憶内容を知ることがで
きると共に該表示器および指令器がリセットされている
かどうかをも知ることができる。

以上説明したポーリング動作によって同じゾーン内のす
べてのアイテム表示器がリセットされたのを制御操作卓
が確認すると、該制御操作卓は、一定時間後に次の通い
箱の注文番号を表示するための信号を品切れ指令器に送
ると共にその通い箱のためのピッキング指示情報を各ア
イテム表示器に送る。

もし成る通い箱に対して成るアイテム区分にあるピッキ
ング品目が品切れもしくは欠品となると、ピッカは他の
アイテム表示器で表示されたピッキング指示をすべて行
って各リセットスイッチを押した後、その欠品となった
アイテム表示器のリセットスイッチは押さずにその代り
品切れ指令器のリセットスイッチを押す。制御操作卓は
ポーリング動作によって品切れ指令器のリセットスイッ
チが押されたのを確認するこ♂によりいずれかのアイテ
ム区分で品切れが発生したのを知ることができる。同じ
くポーリング動作によって制御操作卓はリセットされて
いないアイテム表示器を探し、そのアイテム表示器のア
イテムアドレスおよび数量表示と注文番号とを記憶する
。品切れに関する情報を記憶すると、次にそのリセット
されていないアイテム表示器に対して制御操作卓は自動
的にリセット信号を送る。このアイテム表示器のリセッ
トは、まず第３図に示されるアドレスビットで該アイテ
ム表示器のアドレス信号を送り、かつ数量表示用ビット
で、数量″ｏ　ｎを表わす情報を送ることにより為され
る。

″　　　　　このようにしてそのゾーン内のすべてのア
イテム表示器がリセットされると制御操作卓は同シソー
ン内にある次の通り箱のためのピッキング指示に移る。

品切れの通い箱はそのまま下流に流れて他のゾーンでの
ピッキング作業も行イっれた後最終ゾーンを通過すると
、前述したようにして品切れ情報を記憶している制御操
作卓により分岐装置９ｂおよび品切れオーダ修正プリン
タ９ａがその通い箱のために動作する。

なお、以上の実施例では各ゾーンにペイ表示器を設けた
ものを示したが、ペイ表示器を設けず制御操作卓からア
イテム表示器に直かに配線するようにすることもできる
。

また品切れ指令器としてはアイテム表示器と同一の機器
を使用して同じ信号母線に接続したものについて説明し
たが、制御操作卓に品切れ情報を与えるために別に配線
した信号線に単なるスイッチ等の機器を接続するように
することももちろんできる。

しかしながら品切れ指令器とアイテム表示器を同一とし
て共用すればシステムの構成要素が単純化されることに
より価格低減となり、また保守作業も容易となる。さら
に配線ケーブルも同一のもので良いため配線が簡素化さ
れて、価格低減に一層有利である。

なお、ｌゾーンに全切れ指令器２個を使用しかつ複数の
通い箱が存在する場合ベルトコンベヤの両側で同じ注文
番号を表示するようにしたものを示したが、例えばアイ
テム表示器のすべてのアドレスおよび品切れ指令器のア
ドレスをコンベヤの両側で偶数番号と奇数番号に分け、
制御操作卓は偶数アドレスと奇数アドレスとに別々の指
令を出すようにすることもできる。これにより品切れ指
令器はコンベヤの両側で異った注文酢号の通い箱に対し
てピッキング指示を表示できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による物流システムにおけ
るピッキング指示システムを概略的に示すブロック構成
図、第２図は、この発明のピッキング指示システムに使
用されるアイテム表示器および品切れ指令器の一例を示
す斜視図、第３図はこの発明のピッキング指示システム
に使用されるペイ表示器の内部回路を示すブロック図、
第９図はアイテム表示器および品切れ指令器の内部回路
を示すブロック回路図、第５図は制御操作卓からアイテ
ム表示器および品切れ指令器に送られる信号形態を表わ
す図である。 図において、ｌはホストコンピュータ、λはプリンタ、
３は制御操作卓、３ａはディスプレイ装置、３ｂは出荷
指示伝票、３Ｃはオペレータ、グはベルトコンベヤ（搬
送装置）、タハコンベヤ速度制御器、乙はベルト移動検
出器、７は発進灯、ｇは発進フォトスイッチ、Ｐはピッ
カ、ｓＢは信号母線、ｓｌは出力信号母線、Ｚｌ　＋　
”Ｒ＋Ｚ８　　およびＺ４はゾーン、ＢＡＹはペイ表示
器、　ＢＡＬはペイ表示灯、ＲＯＵはアイテム表示器、
ＡＲＯＵは品切れ指令器、？ａは品切れ報告プリンタ、
９ｂは分岐装置、９ｃは品切れオーダ修正ライン、１．
？および／３’は点滅灯、／４’および／１は数値表示
器、／＆およびｌ左１はリセットスイッチ、／乙および
／Ａ’はアドレス設定スイッチである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１）　　種類ごとに区分けされた、ピッキング領域に
   おける貯蔵棚上の品目を、ピンキング指示に基づいてビ
   ンカがピッキングを行うようにした物流システムにおけ
   るピンキングシステムにおいて、オンラインによってコ
   ンピュータからまたは外部記憶装置から供給されるピッ
   キング指示情報に基づいてピンキングの各領域にピンキ
   ング指示を与えるための制御操作卓と、前記ピッキング
   の全領域を複数のゾーンに分け、このゾーンと前記制御
   操作卓とを連絡する各ゾーンごとの信号母線と、前記各
   ゾーンをピンキングされるべき品目の種類ごとの複数の
   アイテム区分に分け、その各アイテム区分ごとに設置さ
   れるアイテム表示器であって、ゾーンごとの前記信号母
   線の所定分岐点ごとに順次並列接続され、かつ対応する
   被ピンキング品目の数量をピッカに知らせるための表示
   部および被ピッキングの完了時ピッカによつ雪操作され
   るリセットスイッチを有したものと、前記被ピンキング
   品目を収容するための各顧客ごとの通い箱を前記ピンキ
   ング領域を通して搬送する搬送装置と、この搬送装置の
   移動を検出するための移動検出器と、各ゾーンに１つ設
   けられ、いずれかのアイテム区分で品切れが生じた場会
   に前記制御操作卓にそれを知らせるためにビンカによっ
   て操作される機器とを備え、前記制御操作卓は前記移動
   検出器および前記アイテム表示器のりセントスイッチか
   らの信号をもとに、前記アイテム表示器にピンキング指
   示を表示させると共に、前記機器から品切れを表わす信
   号を受けたとき品切れの生じたアイテム表示器の内容を
   記憶し、その後該アづテム表示器にリセット信号を出力
   するようにしたことを特徴とする物流システムにおける
   ピンキング指示システム。 （２）　　前記機器は、前記制御操作卓からの各顧客ご
   との通い箱の注文番号を表わす信号を受けてそれを表示
   するための表示部、および前記制御操作卓に品切れを知
   らせるためのリセントスイッテを有する品切れ指令器で
   ある特許請求の範囲第１項記載の物流システムにおける
   ピンキング指示システム。 （３）前記品切れ指令器は前記アイテム表示器と同じ機
   器が使用されて前記信号母線に前記アイテム表示器と同
   じ態様で接続され、前記アイテム表示器の各々および□
   品切れ指令器は、７つのゾーン内では他と異、ったアド
   レスを設定され、前記制御操作卓は□該ゾーン内でのピ
   ンキング指示の与えられるべき前記アイテム表示器のす
   べてに対して、該アイテム表示器で設定されたのと同一
   の前記アドレスを表わ１１　　　　　　　すディジタル
   信号およびそのアイテム区分でピッキングされるべき数
   量を表わすディジタル信号を直列伝送方式で前記信号母
   線に送出し、また前記品切れ指令器に対しては核晶切れ
   指令器で設定されたのと同一の前記アドレスを表わすデ
   ィジタル信号および現在ピンキング作業の行われている
   通い箱の注文番号を表わすディジタル信号を直列伝送方
   式で前記信号母線に送出するようにした特許請求の範ｆ
   １ｇ−項記載の物流システムにおけるピンキング指示シ
   ステム。 （４）制御操作卓からの指令に基づいて品切れの生じた
   通い箱を側路させるだめの分岐装置と、該通い箱のため
   の品切れ情報を前記制御操作卓からの指令に基づいて表
   示する品切れ報告プリンタとを、ピンキング領域の最終
   ゾーンを出た位置に設けた特許請求の範囲第１項乃至第
   ３項いずれか記載の物流システムにおけるピッキング指
   示システム０