JPS5921746B2 - 切断・研削グラインダ - Google Patents

切断・研削グラインダ

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JPS5921746B2
JPS5921746B2 JP15421680A JP15421680A JPS5921746B2 JP S5921746 B2 JPS5921746 B2 JP S5921746B2 JP 15421680 A JP15421680 A JP 15421680A JP 15421680 A JP15421680 A JP 15421680A JP S5921746 B2 JPS5921746 B2 JP S5921746B2
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JP
Japan
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cutting
workpiece
grinding
grinder
resistance
Prior art date
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JP15421680A
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English (en)
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JPS5783359A (en
Inventor
英男 徳武
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Koyama Co Ltd
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Koyama Co Ltd
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  • Sawing (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は切断・研削グラインダに関し、一層詳細には、
研削抵抗の検出部を設け、研削抵抗が所定値を超えた場
合に検出部からの信号によつて砥石をワークに対して相
対的かつ一時的に離反せしめて砥石に加わる研削抵抗を
一時的に全部解除し、再度切断・研削を行うことにより
、砥石の冷却効果による結合材の保護、砥石の目詰りを
防止して再成効果による切味をよくするドレッシング効
果、砥石の割れ防止、ワークの熱的変成防止、ワークの
割れ防止等の種々の作用効果を奏し、特に組織、したが
つて硬度が均一でない鋳物の抑揚やセキの除去に用いて
好適な切断・研削グラインダに関するものである。
鋳物の抑揚やセキの除去には、除去速度が大きい程良い
また一般の研削においても高強度材料の発達などにより
切削作業を省略して重研削で最終仕上げをする場合があ
り、除去能率の高い研削技術が要求されている。しかし
ながらこのような重研削によるときは砥石の減耗が激し
く不経済であるだけでなく、高い研削抵抗による発熱に
よつてワークが変成し品質低下を招くなどの弊害がある
本発明はこれら難点を解消すべく成され、その目的とす
るところは、砥石の減耗およびワークの焼けを防止し得
ると共に、一定の小動力で効率良く研削し得る、回転砥
石を備え、ワーク支持機構に支持された鋳物等のワーク
の抑揚、セキ等の除去個所を回転砥石で切断・研削して
除去する切断・研削グラインダにおいて、前記回転砥石
を前記ワークに対して相対的に接離動自在に設け、ワー
クの切断・研削抵抗を検出する検出部を設け、切断・研
削抵抗が所定値を超えた場合に前記検出部からの信号に
よつて、前記回転砥石を前記ワークに対して相対的にか
つ一時的にワーク表面から離反して切断・研削抵抗を全
面的に解除する接離動制御機構を設けたことを特徴とす
る切断・研削グラインダを提供するにある。
以下本発明の好適な実施例をカッティンググラインダを
例にとり詳細に説明する。
全体符号10はカッティンググラインダを示し、図にお
いて12は揺動フレームであり、本体ベッド14上に立
設した一対の軸受16、18に水平に軸架された偏心軸
20にフレーム中央より若干後方において揺動自在に支
持されている。
偏心軸20は第3図から明らかなように、軸受16、1
8間においてクランク状に偏心しており、この偏心部上
に揺動フレーム12が支持されているものである。
22は上記軸受16内腔において、偏心軸20端部に固
着したウオーム歯車、24はこのウオーム歯車22に歯
合するウオーム、26はウオーム24に連繋されたモー
タである。
28は揺動フレーム12の前部側方に配設された、垂直
面内で回転する切断砥石、30は揺動フレーム12上に
設置された切断砥石28駆動用モータである。
この駆動モータ30への入力は適宜な定電圧装置(図示
せず)を介して入力され、またこれの出力側には電流計
(図示せず)が連結されていて、切断時の研削抵抗変化
による駆動モータ30の電流変化を検出して後記する油
圧制御盤に入力するようになつている。
なお電流計の代りに電力計を用いてもよい。32は油圧
で制御されているバランサーであり、そのロツド端が揺
動フレーム12後部下面に連結されており、偏心軸20
中心に対する揺動フレーム12のバランスをとり、切断
砥石28に適切な切断荷重を付加するようになつている
次に、ワーク支持機構について説明する。
40は両端部が上方に折曲されて口状を成す揺動台であ
り、同じく口状を成す支持台42上にその互いの上方折
曲部において揺動自在に軸44a,44b支されている
そして支持台42は、前記本体ベツド14下部から延設
されているテーブル46上に、前記切断砥石28の切断
面に平行に配設した2本のレール48a,48b上を油
圧シリンダ(図示せず)によつて前後動自在に規制され
ている。50はワークを載置するべく上面が字状に形成
された載置台であり、前記揺動台40上に2対固設され
ている。
52はワークを載置台50上に圧着する固定アームであ
り、そのほぼ中央部において揺動台40端部に軸54着
されると共に、他端が揺動台40下方に伸び、揺動台4
0下面に回動自在に軸56支された油圧シリンダ58の
ロツド端に軸着されている。
60は前記支持台42前端に回動自在に軸62着された
油圧シリンダであり、そのロツド64端が揺動台40下
面に設けた軸66に連繋されており、この油圧シリンダ
60のロツド64を突出入させることによつて、揺動台
40が固定アーム52と共に軸44a,44bを中心と
して前後方向に回動するようになつている。
次に、70は油圧制御盤であり、前記各油圧シリンダ等
を制御するものである。
特に、前記揺動フレーム12後端に連結したバランサー
32は、前記研削抵抗検出用の電流計(図示せず)が所
定値以上の電流値を検出した場合に、そのロツドが突入
するように制御され、切断砥石28が偏心軸20を中心
として上方に回動されて所定時間ワークから離反し、研
削抵抗が一時的に解除される。
前記バランサー32のロツドの突出人はタイマー(図示
せず)によつて制御され、所定時間突入した後再び突出
して砥石28をワーク方向に回動して研削をするもので
ある。
なお、離反するのでなく、切断砥石28の切込み方向へ
の移動を停止するようにしてもよい。次に切断の態様に
ついて説明する。
本体ベツド14をテーブル46上に設けたレール(図示
せず)上に油圧シリンダ等によつてワークに対して前後
方向に往復動可能に規制する機構を加えることによつて
、切断砥石28のワークに対する動きは、1)上記前後
動、2)揺動、3)回動が考えられる。
2)の揺動とはモータ26を駆動した場合の偏心軸20
の回転中心を中心とする揺動フレーム12の揺動に伴な
う動きであり(モータ26を半回転等の範囲で正逆回転
させる揺動を含む)、3)の回動とはモータ26を停止
した場合の偏心軸20回りの回動をいう。
一方ワークの動きは1)固定、2)回動、3)支持台4
2の往復動により前後動が考えられる。2)の回動とは
前記した揺動台40の回動によるものである。
したがつて上記切断砥石28の動き、およびワークの動
きの組合せをワークの状態等に合わせて任意に選択して
切断を行なうのがよい。
前記両者の1)と1)の組合せを除き、切断時に切断砥
石28が切断面に沿う方向に揺動するから、ワークへの
接触弧が小となり研削抵抗が減少する。
そして前記1)と1)の組合せの場合を含めて、電流計
で検出した電流値が所定値を超えた場合、すなわち研削
抵抗が所定値を超えた場合に、バランサー32のロツド
が突入して切断砥石28がワークから離反し、研削抵抗
を一時的に解除するものである。なお、切断砥石28と
ワークとの離反は上記のようにバランサー32を5駆動
するのではなく、前記支持台42を反切断砥石28側に
移動させるか、あるいは本体ベツド14を反ワーク側に
移動させるようにしてもよい。以上、カツテインググラ
インダを例として説明したが本発明は他の研削機構にも
応用し得ることはもちろんのことである。
例えば第6図に示すような横軸型平面研削盤においても
、研削抵抗が所定値を超えたときに、砥石72が反切込
み方向(上方)もしくは反送り方向に逃げるように、ま
たはワークが反切込み方向もしくは反送り方向に逃げる
ように油圧等で制御することができる。
また第7図に示すような縦軸型にしても同様に構成でき
る。なお、研削抵抗の検知機構は、前記駆動モータ30
の電流あるいは電力変化を検知する他、前記ワーク支持
機構の揺動台40上に抵抗線ひずみゲージ式動力計(図
示せず)を設置して、この動力計上にワークを固定する
ようにして研削抵抗を検知するようにしてもよい。他に
、ワーク固定機構に掛る研削抵抗を、ワーク固定機構を
半導体ひずみ素子等に接触させて、そのピエゾ抵抗効果
によつて圧力を電圧に変換して研削抵抗を検知するなど
種々考えられる。
本発明は以下に示す顕著な作用効果を奏する。(1)こ
の踵回転砥石は、砥粒が樹脂製の結合材で固着されてい
るが、回転砥石がワーク表面から完全に離反して切断・
研削抵抗が完全に解除されることにより、また風の作用
により回転砥石の温度上昇が防げ、結合材たる樹脂が高
熱により軟化して砥粒が脱落するのを防止でき、砥石の
耐久性が格段に向上する。(2)砥石への最大負荷を設
定できるので、砥粒の過度の脱落による砥石の減耗が防
止でき、また砥石の割れが阻止でき作業の安全が図れる
(3) 一方風圧によつてガスが飛ばされ、砥石の目詰
まりが防止できるドレツシング効果を奏する他に、ワー
クへの再接触時に適度の接触抵抗によつて上層の砥粒が
適度に剥離して下層の新しい砥粒が現われる再成効果に
より、切味よく切断・研削が行える。特にステンレスの
ような強靭ではあるが柔かい材質のものは一般に砥石の
目詰まりが激しいが、本願発明においては上記のドレツ
シング効果によつて砥石の目詰まりを有効に防止できる
(4)鋳物は冷却温度、速度、肉厚の相違などによつて
組織が均一でなく、硬度が均一でないが、このような内
部の材質が変化するワーク、あるいは切断部の径の異な
る多数のワークの切断・研削に極めて有効である。(5
)回転砥石離反時に、ワークが効果的に冷却され、ワー
クの研削焼けが有効に防止し得、また熱影響によつて焼
割れが発生しやすい特殊鋳鋼品等のワークの切断・研削
に特に有効である。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図はカツテインググラインダの正面図、第2図はそ
の平面図、第3図はその偏心軸を示す断面図である。 第4図はワーク固定機構の側面図、第5図はその止面図
である。第6図および第7図は他の研削盤を示す説明図
である。10・・・・・・カツテインググラインダ、1
2・・・・・・揺動フレーム、14・・・・・・本体ベ
ツド、16,18・・・・・・軸受、20・・・・・・
偏心軸、22・・・・・・ウオーム歯車、24・・・・
・・ウオーム、26・・・・・・モータ、28・・・・
・・切断砥石、30・・・・・・切断砥石駆動用モータ
、32・・・・・・バランサー、40・・・・・・揺動
台、42・・・・・・支持台、44a,44b・・・・
・・軸、46・・・・・・テーブル、48a,48b・
・・・・・レール、50・・・・・・載置台、52・・
・・・・固定アーム、54,56,62,66・・・・
・・軸、58,60・・・・・・油圧シリンダ、64・
・・・・・ロツド、70・・・・・・油圧制御盤、72
・・・・・・砥石。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転砥石を備え、ワーク支持機構に支持された鋳物
    等のワークの押湯、セキ等の除去個所を回転砥石で切断
    ・研削して除去する切断・研削グラインダにおいて、前
    記回転砥石を前記ワークに対して相対的に接離動自在に
    設け、ワークの切断・研削抵抗を検出する検出部を設け
    、切断・研削抵抗が所定値を超えた場合に前記検出部か
    らの信号によつて、前記回転砥石を前記ワークに対して
    相対的にかつ一時的にワーク表面から離反して切断・研
    削抵抗を全面的に解除する接離動制御機構を設けたこと
    を特徴とする切断・研削グラインダ。
JP15421680A 1980-11-01 1980-11-01 切断・研削グラインダ Expired JPS5921746B2 (ja)

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JPS5783359A JPS5783359A (en) 1982-05-25
JPS5921746B2 true JPS5921746B2 (ja) 1984-05-22

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JPH0545922Y2 (ja) * 1986-08-29 1993-11-30

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US5210979A (en) * 1989-11-17 1993-05-18 Kabushiki Kaisha Shimomura Seisakusho Cutting method with a rotary sheet hone
GB2364261B (en) 1999-05-21 2002-05-15 Emerson Electric Uk Ltd Method of and apparatus for positioning a tool

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