JPS59217253A

JPS59217253A - カセツトテ−プレコ−ダ

Info

Publication number: JPS59217253A
Application number: JP9187583A
Authority: JP
Inventors: Eiichi Hanakawa; 栄一花川
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-05-24
Filing date: 1983-05-24
Publication date: 1984-12-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はキャプスタンとピンチローラで磁気テープを一
定速度で駆動するコンパクトカセットテープレコーダ及
びマイクロカセットテープレコーダに関するものである
。

従来例の構成とその問題点第１図、第２図は従来例の構成を示す。（Ｕはカセット
ハーフである。（２）は磁気テープで、左右のリール（
３）に巻かれている。（４）は磁気ヘッドである。

（５）はキャプスタンで、カセットハーフ（１］内のキ
ャプスタンホールに配置され、下端にはフライホイール
（６）が取付られている。（８）はモータ、（９）はモ
ータ軸に取付られたプーリで、該プーリ（９）と該フラ
イホイール（６）はベルト（７）で連結されており、モ
ー・　タ（８）の駆動力によりキャプスタン（５）を回
転させる。

ｑｌｌはピンチローラで、ピンチローラアームＱηの先
端に回転自在に取付られ、磁気テープ（２）をキャプス
タン（６）に圧接する構造となっており、キャプスタン
＋５）の回転により磁気テープ（２）が駆動される。

このような駆動系において、磁気テープの駆動力を考察
する。ピンチローラ顛がキャプスタン（５）を押しつけ
る力（以後ピン圧という）をＰとし、ピンチローラＱＯ
の巾を１１磁気テープ（２）の巾をＷとする（第２図）
と、ピンチローラｔ＋ｎの平均圧力はＰ／ｌとなる。キ
ャプスタン（５）が高トルクで回転していると仮定する
。磁気テープ（２）がし動されると、キャプスタン（５
）、ピンチローラ１．ｔｏを介して受ける力との和であ
る。ピンチローラＱＱを介して受ける力は、ピンチロー
ラ（ＬＯが磁気テープ（２）を介せずキャプスタン（５
）に圧接する部分の摩察力であり、（５）と磁気テープ
（２）の間の星祭係数、μ２はキャプスタン（６）とピ
ンチローラ四の厚察係数である。ピンチローラ（１すは
ゴムで出来ているため、ぞの岸祭係数μ２は、テープ、
キャプスタン間の厚察係数μｍに比し、非常に大である
（μ２）μｍ）。そのため、テープ駆動力はキャプスタ
ン（５）からの直接の摩察力よりもキャプスタン（５）
、ピンチローラ叫を介して受μ２で決まってしまう。と
ころがカセットテープレコーダにおいてはカセットの内
寸法りの制限があり、βを大きく設計できないため、ｌ
−ｗ、すなわち磁気テープ（２ンを介さずピンチローラ
ＱＱがキャプスタン（５）と圧接する部分が小さく、テ
ープ駆動力が小さい。特に、マイクロカセットテープレ
コーダにおいてはその影響が大である。このように、テ
ープ駆動力が小さいため、巻き取りテンションやバック
テンションの影響を受けてテープスピードが変化してし
まう。巻き始めでは、巻き径の影響で巻き取りテンショ
ンが強く、バックテンションが弱いため、テープ進行に
加速されてテープスピードが速くなり、逆に巻き終りで
ｄ巻き取りテンションが弱く、バックテンションがｍ＜
ｆｔす、テープ進行に制動されてテープスピードがおそ
くなる。また、テープテンションにダイナミックな変動
があってもテープスピードがダイナミックに変動する。

すなわちワウ・フラッタを生ずるという問題が発生する
。

発明の目的本発明は、テープ速度の変動は磁気テープの駆動力の不
足から生じるものであることに鑑み、該テープ駆動力を
増大することのできるカセットテープレコーダを提供す
ることを目的とするものである。

発明の構成と記目的を達成するために、本発明は、カセットのキャ
プスタンホールに記動されて、低摩察で回転自在に支持
された従動型キャプスタンと、ピンチローラアームの支
点に配置されるモータにより駆動される駆動軸と、ピン
チローラアームに支持され、前記駆動軸により駆動され
る駆動ピンチローラとを有し、従動型キャプスタンと駆
動ピンチローラとで磁気テープを挾持駆動するように構
成したもので、テープ駆動力を非常に増大させることが
できる。

実施例の説明以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第８
図は平面図、第４図は要部の断面側面である。１１）は
カセットハーフである。（２）は磁気テープで、左右の
リール（３）に巻かれている。（４）は磁気ヘッドであ
る。（２）は従動型キャプスタンで、軸受（２）により
低摩察で回転自在に支持されている。に）はピンチロー
ラアーム（後述）の支点に配置される駆動軸で、軸受（
ハ）により回転自圧に支持されており、下端にはフライ
ホイールをかねたプーリ（イ）が取付られている。（８
）はモータ、（９）はモータ軸に取付られたプーリで、
該ブー１月９）とフライホイールプーリに）とはベルト
（７）で連結されでおり、モータ（８）の駆動力により
駆動軸（ホ）を回転させる。該駆動軸に）の１端にはピ
ンチローラアーム（ハ）が回転自在に取付られるととも
にピンチローラ駆動プーリ■が固定されている。また、
前記ピンチローラアーム翰の他端にはピンチローラ軸翰
が取付られ、該軸翰にはプーリ付ピンチローラ（ハ）が
挿入されている。そして、駆動軸（ホ）に固定された駆
動プーリ（転）と、ピンチローラ（ハ）のプーリとはベ
ルト（至）で連結されている。

上記構成により、ピンチローラ（ホ）は、ピンチローラ
アームＱ）がカセットハーフ（１）の取出しのためにス
イングしても、ピンチローラ（ハ）に動力を伝える事が
できる。しかも、ピンチローラ（財）と従動型キャプス
タン（ハ）とで磁気テープ（２）を挾持し、駆動できる
。その時の駆動力は、ピンチローラ（至）が直接モータ
（８）で駆動されているから、従来例で述べたような制
限は何らなく、大きな駆動力をピンチローラ（ハ）に与
える小ができる。従ってテープ駆動力は大きくなる。

発明の効果以と述べたように本発明によれば、テープ駆動力を非常
に増大させる事ができるから、テープテンションの変化
の影響を受けずにテープ巻き始めから巻き終りまで一定
のテープスピードでテープを駆動する事ができる。

ｉだ、テンションのダイナミックな変動に対してモ強く
、一定のスピード、すなわちワウ・フラッタも少くする
事ができ、より性能のよいカセットテープレコーダを実
現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の平面図、第２図はその要部の断面側面
図、第８図は本発明の一実施例を示す平６　　　面図、
第４図はその要部の断面側面図である。（１）・・・カセ、ットハーフ、（２）・・・磁気テー
プ、（４）・・・磁気ヘッド、（８）・・・モータ、　
Ｃ２１）・・・従動型キャプスタン。（２）・・・軸受、＠・・・駆動軸、（財）・・・軸受
、に）・・・フライホイールプーリ、＠・・・ピンチロ
ーラアーム、＠・・・ピンチローラ駆動プーリ、＠・・
・プーリ付ピンチローラ代理人　　森　本　義　弘第１図 ○ 第３図１第４図

Claims

【特許請求の範囲】

１、　カセットのキャプスタンホールに配置されて、低
摩察で回転自在に支持された従動型キャプスタンと、ピ
ンチローラアームの支点に配置され、モータにより駆動
される駆動軸と、ピンチローラアームに支持され、前記
駆動軸により駆動される駆動ピンチローラとを有し、従
動型キャプスタンと駆動ピンチローラとで磁気テープを
挾持駆動するようにしたカセットテープレコーダ。