JPS59216825A - 経皮吸収外用製剤 - Google Patents

経皮吸収外用製剤

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JPS59216825A
JPS59216825A JP58091239A JP9123983A JPS59216825A JP S59216825 A JPS59216825 A JP S59216825A JP 58091239 A JP58091239 A JP 58091239A JP 9123983 A JP9123983 A JP 9123983A JP S59216825 A JPS59216825 A JP S59216825A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薬理作用、主として中枢賦活作用あるいはホル
モン作用のあるポリペプチド系薬物を含=1− 有する経皮吸収外用製剤に関する。さらに詳しくは、消
化管吸収性に乏しい低分子量のポリペプチド系薬物に高
級脂肪族系化合物の一種または二種り、上を配合した製
剤を人体の任意の部位の皮膚を通して吸収させて、薬理
効果を発現させる医薬品外用製剤に関する。
一般(二親水性が強く油水分配率の小さい薬物は、消化
管からの吸収(二乏しく、生物学的利用率/Bi−oa
vaNability )が小さいことが知られている
親水性薬物であるポリペプチド系薬物は、従来より注射
剤として投与されてきたが、注射投与は専門家に限られ
ているうえに、患者に疼痛を伴なうので、注射剤以外の
投与で生物学的利用率が大きくかつ適用し易い製剤の開
発が望まれてきた。従来から、かかる問題点を解決すべ
く、経口投与製剤。
直腸投与製剤、鼻投与製印1等により生物学的利用率を
」−げる検討力肴されてきたが、いずれも生物学的利用
率や適用性に問題があり十分とはいえなかった。
本発明者らは、かかる問題を解決すべく、経口。
2− 直腸、経鼻投与以外の投与ルートにより吸収を高めるた
め、低分子量のポリペプチド系薬物の皮膚からの吸収を
促進する検討をおこなった。薬物の経皮吸収に関しては
角質層が薬物透過のバリヤーとなるので、いかにして膜
(角質層)透過性を改善して、薬物を透過しやすくする
かが問題となる。
透過性改善の方法として、角質層を軟化・浸透化させる
、毛孔開孔させる、あるいは皮膚表面の界面状態を変え
るなどの作用を有する吸収促進剤の検索がひとつの方法
としてあげられる。しかしながら、角質層の性状が改善
されても、総ての薬物が経皮吸収される訳ではない。薬
物の物理化学的性質のちがいや製剤各側の種類によって
薬物の吸収性は多様に変化する。従って、総ての薬物を
経皮吸収させ得るような吸収促進剤は存在しないと解さ
れている。(医薬品開発基礎講座■、製剤設計法(1)
P95〜107  地人書館)つまり、薬物に個有の吸
収促進剤が存在するのでそれを探すことになる。
本発明者らは、ポリペプチド系薬物のなかで特にL−ピ
ログルタミル−L−ヒスチジル−L −プロリンアミド
、γ−ブチロラクトンーγ−カルボニル−L−ヒスチジ
ル−I」−プロリンアミド。
式(Pyro)Glu−His −Trp−8er −
Tyr−D−Leu−Leu−Arg−Pro−NHC
H2−CH3で表わされる黄体形成ホルモン放出ホルモ
ン誘導体またはそれらの塩について、角質層に水分を保
持させる公知の化合物、たとえばソルビトール、グリセ
リン、プロピレングリコールなどの脂肪族低級アルコー
ル、あるいは角質層を軟化させる公知の化合物、たとえ
ばサリチル酸、サリチル酸メチルなどを配合し、経皮吸
収の促進を試みたが効果はほとんどみられなかった。か
かる事実から本発明者らは、上記ポリペプチド系薬物の
経皮吸収に有効と思われる化合物を系統的に分類し、多
くの実験をおこなった結果、特定の高級脂肪族系化合物
が優れたポリペプチド系薬物の経皮吸収促進剤であるこ
とを知見した。
高級脂肪族系化合物のうち、炭素数が10〜20のモ7
ノ脂肪酸あるいは炭素数が10〜20の一価の脂肪族ア
ルコールが親油性薬物であるフルフェナム酸の経皮吸収
性を高めることはすでに知られているが、親水性のポリ
ペプチド系薬物の経皮吸収性を高めることは、全く新し
い知見である。
この知見にもとづき本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、炭素数5〜30の脂肪族モノカルボ
ン酸、炭素数10〜22の、−価の脂肪族アルコール、
炭素数7〜17の脂肪族モノアミドおよび炭素数10〜
16の脂肪族モノアミンから ′なる群から選ばれた少
なくとも一種とL−ピログルタミル−L−ヒスチジル−
L−プロリンアミドまたはその有機酸塩、γ−ブチロラ
クトンーγ−カルボニル−し−ヒスチジル−L−プロリ
ンアミドまたはその有機酸塩1式(Pyro)  Gl
u−His −Trp−8er−Tyr−])−]Le
u−Leu−Arg−Pro−NHCH22−CH3で
表わされる 黄体形成ホルモン 放出ホルモン誘導体ま
たはその塩とを含有してなる経皮吸収外用製剤である。
本発明に用いられる炭素数5〜30の脂肪族モノカルボ
ン酸としては、炭素数が5である吉草酸から始まりイソ
吉草酸、カプロン酸、エナント酸。
カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、マーガリン酸、ステアリ
ン酸、アラキシン酸、ベヘニン酸。
リグノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸、炭素数30
のメリシン酸迄のノルマル飽和脂肪酸があげられる。特
に炭素数8のカプリン酸から炭素数22のべ〜ニン酸が
好ましい。ノルマル不飽和脂肪酸の場合は、炭素数8の
オクテノイツク酸から炭素数20のアラキドン酸化をあ
げることができる。特に炭素数12のラウロレイン酸か
ら炭素数20のアラキドン酸が好ましい。
本発明に用いら牡る炭素数が10〜22の、−価の脂肪
族アルコールとしては、炭素数IOのカフリルアルコー
ルから炭素数22のベヘニルアルコール化をあげること
ができる。好ましくは炭素数12のラウリルアルコール
から炭素数18のステアリルアルコールがあげら肚る。
本発明に用いられる炭素数が7〜17の脂肪族モノアミ
ドとしては、炭素数7のオクテルアミドから炭素数17
のステアリルアミドをあげることができる。好ましくは
炭素数11のラウリルアミドから炭素数15のミリスチ
ルアミドがあげられる。
本発明に用いられる炭素数10〜16の脂肪族モノアミ
ンとしては、炭素数10のデシルアミンから炭素数16
のヘキサデシルアミンをあげることができる。好ましく
は炭素数lOのデシルアミンから炭素数12のドデシル
アミンがあげられる。
上記(二あげた吸収促進剤の一種を単独で用いてもよく
、あるいは二種以上を併用して用いてもよい。
上記の吸収促進剤の使用量は製剤に対して重量で約1%
以上配合すれば効果を奏し、特に約5〜10%が好まし
い。
本発明に用いられる低分子量のポリペプチド系薬物とし
ては、L−ピログルタミル−L−ヒスブジルーL−プロ
リンアミド(サイロトロピン・リリージング・ホルモン
二以下、TRHと略称する)またはその有機酸塩(例;
酢酸塩、酒石酸塩など、特に酒石酸塩が好ましい)、γ
−ブチロラクトンーr−カルボニル−L−ヒスチジル−
L−プロリンアミドまたはその有機酸塩(例;酢酸塩、
7I!!i石酸塩、クエン酸塩など、特に21ン酸塩が
好ましい。
クエン酸塩を12’l−1IJN−1417と略称する
)。
式(Pyro) Glu−His−Trp−8et−T
yr−1)−Leu−Leu −Arg −Pro −
NI−I CH2−C馬で表わされる黄体形成ホルモン
 放出ホルモン誘導体またはその塩(例;硫酸塩などの
無機酸塩、酢酸塩、酒石る)があげられる。
本製剤の基剤としては、たとえばプロピレングリコール
、ソルビトール液、グリセリン、ポリエチレングリコー
ルなどの多価アルコール類、オリーブ油、サフラワー油
、綿実油などの植物性油脂、スクワレン、スクヮラン、
ラノリンなどの動物性油脂、流動パラフィン、ワセリン
などのパラフィン類、イソプロピルミリステート、イソ
プロピルパルミテート、ジエチルセバケートなどの脂肪
酸エステル、さらには、エチルセロソルブ、メチル七ロ
ソルブなどを任意の量使用することができるが、好まし
くは製剤に対する重量割合で約50〜95%程度である
。本発明の経皮吸収外用製剤は、吸収促進剤、基剤のほ
かに血中濃度に持続性をもだせるため、あるいは経皮吸
収をコントロールするための成分、たとえば固形パラフ
ィン、ミツ口つ、カルナウバロウ、硬化ヒマシ油、ラノ
リン。
ポリエチレングリコール(PEG  1500以上)。
鯨ロウ、グリセリルモノステアレート、コレステロール
、カーボボ−ル、カルボキシメチルセルロース、カルボ
キシエテルセルロース、シリコン樹脂などを任意の量配
分することができる。
本発明においては、上述の成分が配合された経皮吸収外
用製剤をそのまま、もしくは日本薬局方に記載の親水性
基剤、油性基剤、エマルジョンタイプの剤形として、直
接身体に塗布適用できるし、上記経皮吸収外用製剤を坦
持体その他に吸収あるいは付着させて粘着テープ、シー
ト、パッチrIどの形態にして身体の皮膚に適用するこ
とができる。
坦持体としては、たとえば高分子膜、織糸、不縁−9−
11り 布1紙などをあげることができる。粘着テープ。
シートあるいはパッチ状製品とする場合には、粘着組成
物として、ポリアルキルビニルエーテル系。
ポリアルキルアクリレート系、ポリイソブチレン系、天
然ゴム系9合成ゴム系などが使用できる。
さらには、適度の可塑性と粘着性を保持させるために、
動植物油、ワセリン、ラノリンなどを添加でき、また、
かぶれ防止剤としてジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタ
ミン剤を配合することができる。
本発明によれば、消化管からの吸収性に乏しい低分子量
のポリペプチド系薬物を従来のような注射器や経口投与
によらず、身体皮膚面に適用して経皮的に人体内に吸収
させることができるので、注射投与による疼痛や副作用
を生じることなく、しかも、薬理作用を長期的に持続さ
せることができる。
つぎに実施例ならびに比較例をあげ、本発明をさらに具
体的に説明する。
実施例1 10− TR,I−1/i!li石酸塩o、 s my トa 
IIJ2識ノTR,l−1(比放射活性100ci/m
mol)10pCiをプロピレングリコール179.2
mji’および本発明による吸収促進剤オレイン酸20
m7の混液に加えて溶解し、これを塗IIJ試料とした
。使用動物は体重平均250グの81)−JCLΔ1=
性ラットを使用し、ペンI・バルビッール麻酔下、電気
バリカンで除毛(2oc、4:5X4Cm)した腹部に
試料を塗布した。ラットは5匹用い、試料塗Aj後、1
時間、2時間、4時間、6時間毎にラット尾静脈から、
静脈血約0.12m1を採血し、遠心分離後血漿の0.
05m/’をとりこれを5mlのトルエン系シンチレー
タ−の入ったポリエチレン製ミニバイアルに加えて攪拌
した。静置後β線ンンチレーションスペクトロメーター
で全放射活性を測定し、血漿中のTR泪相当換算濃度(
μg、eq 、/ml )を求めた。
TRl−]酒石酸塩の経皮吸収性は、血中濃度と時間の
関係をA−TJC8(6時間迄の血中濃度一時間曲線下
の面積)であられして評価した。本発明による経皮吸収
促進剤を添加した製剤のA(JC8値は・比較例1″c
待jられた経皮吸収促進剤を含まない製剤(コントロー
ル)のhTJcP)値:二対して何倍であるかをあられ
した。ラット5例の実験結果の平均値から算出した吸収
促進剤入り製剤のr R,I−17西石酸塩のAUc3
値は、1. ”μg、eq、11r/n11であッ7C
6この値は比較例1に示したAUcp、値(0,16/
7g、e(1゜hr/me)の約8倍で、本発明による
オレイン酸の添加によりTRH酒石酸塩の経皮吸収は著
しく促進されだ。
比較例1゜ T RI−1fi1石酸塩酸塩08 mii’ 、!=
 ”I−1標識(7:) T R,I−1(比放射活性
] 0 (l Ci/mmol ) ]、 OpC1’
rプロピレングリコール199.2mi?に加えて溶解
し、これを塗布試料とした。ラットを用いる経皮吸収実
験および経皮吸収性評価は実施例1と同様の方法によっ
た。本製剤のAUC?、値は0.16/1g、 eq/
me、!1非常に低い値であ(バ薬理作用は全く期待で
きなかった。
比較例 2゜ TR,H酒石酸塩0.8 m9 ト”H’IFA識)T
RI−1(比放射活性100 Ci /mmol ) 
10 pC+を吸収促進を期待して配合したイソプロピ
ルミリステート40m!/とプロピレングリコール15
9.2mi/の混液に加えて溶解し、これを塗布試料と
した。ラットを用いる経皮吸収実験および経皮吸収性評
価は、実施例1と同様の方法によった。本製剤のAUC
3値は018μg、eq、/m/?と非常に低く比較例
1に近い値で、イソプロピルミリステートには吸収促進
効果は認められなかった。イソプロピルパルミテートに
ついても、イソプロピルミリステートと全く同様の試験
をおこなったが、吸収促進効果は全く認められなかった
比較例3゜ 降圧剤であるクロニジン3■を本発明による経皮吸収促
進剤ラウリン酸201n9とプロピレングリコールIT
’1m9の混液に加えて溶解し、これを塗布試料とした
。ラットを用いる経皮吸収実験法は、使用動物に体重平
均250グ、 S 1)−J CIJ−性ラットを使用
し、ペンドパルビタール麻酔下、腹部を電気バリカンで
除毛後、試料を腹部20ca(5×4crn)に塗布し
た。ラットは5匹用いた。試料塗布後、1時間、2時間
、4時間、6時間毎にラット尾静脈から静脈血0.5m
j?Y採血し、クロニジンの血中濃度を以]・の方法で
測定した。
採血した静脈血を遠心分離し、その血漿0.2mj?に
o、o tN NaOH]、mJとりaaボルム5 m
l! k加えて抽出し、そのクロロホルム相の4mlを
とりクロロポルムを留去した。残漬に0.05M酢酸ナ
トリウム、アセトニトリル、テトラヒドロフラン(容積
比70:80:0.2)混液0.2mJを加えて溶解し
、この溶解液50μlを液体クロマトグラフィーに注入
してクロニジン濃度を測定した。カラムはμBonda
pek C18を用いた。クロニジンの経皮吸収性評価
は、血中濃度と時間の関係をAUCA値(6時間迄のク
ロニジンの血中濃度一時間曲線下の面積)であられして
評価し、比較例1で得られたA、uc5値に対して何倍
であるかをあられした。
試験の結果、血中にクロニジンは認められず、本発明で
用いられる経皮吸収促進剤ラウリン酸は14− クロニジンには無効であった。さらに本発明に用いられ
る経皮1及収促進剤オレイン酸、ラウリルアルコール、
オレインアミド、ラウリルアミンについてもラウリン酸
と同様の試験を実施したが、クロニジンには無効であっ
た。
実施例2゜ DN−14170,8m9ト’4C標識1)N−141
7(比放射’IA−tl+已: 15.8 mCi /
mmol ) ヲ本発明に用いら扛る吸収促進剤ラウリ
ン酸30〜およびプロピレングリコール169.2m5
1の混液に加えて溶解し、これを塗布試料とした。ラッ
トを用いる経皮吸収実験および経皮吸収性評価は実施例
1と同様の方法によった。吸収促進剤を含まないDN−
1417のプロピレングリコ−Mll成製剤(コントロ
ール) (7) AUC3値がo、s/1g、eq。
hr/ml:であったのに対して本発明のAUC3値は
・2.6.Zzg、eq、hr/rr+1!でコントロ
ールの約8.5倍の吸収促進があった。
実施例3゜ T RH酒石酸塩08■と3H標識T RI−1(比放
射?i’!JJE 100Ci/mmol ) 10 
p Ci fプロピL/ングリコール179.2”9お
よび本発明に用いら、lする吸収促進剤ラウリン酸20
m9の混故に加えて溶解し、これを塗i−]試料とした
。ラットを用いる経皮吸収実験法は、実施例1の方法に
従ったが、本実施例では、試料を塗布する前に投与部位
のラットの腹部をエタノールを含んだ脱脂綿で5回清拭
したのち塗布した。経皮吸収性評価は実施例1と同様の
方法によった。
本実施例の方法によれば、本製剤のT RI−1―石!
塩のAU(、、値は2.22!μg、 eq 、 hr
 /rn13であった。
この値は比較例1に示したコントロールのAUCg値の
約14倍で、エタノールの清拭によりTRH酒石酸塩の
経皮吸収は著しく促進された。
実施例4゜ T RI−] i石酸塩酸塩08 myト3)1 i識
T RH(比放射副生100Ci/mmol)10μc
iをプロピレングリコール1’19.2m?および本発
明(二用いられる吸収促進剤ラウリン酸20m)の混液
(二加えて溶解し、これを塗布試料とした。ラットを用
いる経皮吸収実験は実施例1の方法に従ったが、本実施
例による試験では、試料を塗布する前に電気バリカンで
除毛した腹部(20c4)の角質層をセロテープで3回
ストリッピングした後、試料を塗布した。経皮吸収性評
価は実施例1と同様の方法によった。
本実施例の方法によれば本製剤のTRHf1石酸塩cy
) AltJc 3値は6.067zg、eq、hr/
+nj!で比較例1に示したコントロールのAUC2値
の約38倍で著しく経皮吸収促進された。
実施例5 TR80,5m9と”I−1標識ノT RI−1(比放
射活性10 oci /mmol ) 10.1jci
 ヲプロピレングリコール169.5ml+および本発
明に用いられる吸収促進剤オレイン酸30■の混液に加
えて溶解し、これを塗布試料とした。ラットを用いる経
皮吸収実験および経皮吸収性評価は実施例1と同様の方
法によった。本発明のAUC3値はL 411g、e(
1、11r/ml!であった。この値は比較例1に示し
たAUCA値(0,16μg、eq、hr/mJ )の
約8.7倍で、本発明ニよるオレイン酸の添加によりT
RHの経皮吸収は=17− 著しく促進された。
実施例 6 TAP−144150μ7をプロピレングリコール18
0m1i+および本発明に用いられる吸収促進剤ラウリ
ン酸20■の混液に加え、これを塗布試料とした。ラッ
トを用いる経皮吸収実験法および経皮吸収性評価は実施
例1の方法に準じた。ただし、TAP−144の定量は
ラジオイムノアッセイ法ニョッ7C0本発明ノA、U(
4値は6.20 ng、 hr/mlで、別途求めた吸
収促進剤が配合されない製剤(コントロール)のAUC
8値(0,50ng、hr/mJ)の約12倍を示し、
本発明によるラウリン酸の添加によりTAP−144の
経皮吸収は著しく促進された。
比較例4 TR,Hi石酸塩0゜8mL!=3H標、JのTI%H
(比放射活性100Ci/mmol)10μciをプロ
ピレングリコール179.2m9とプロピオン酸20m
flの混液(:溶解し、これを塗布試料とした。ラット
を用いる経皮吸収実験および経皮吸収性評価は実施例1
8− lと同様の方法によった。本製剤のAucA値は0.1
8μfeq/meと非常に低く薬理作用が全く期待でき
ない量の吸収であった。
比較例5゜ TRH酒石酸塩o、8ynyト3H標識ノTR,l−1
(比放射活性100 Ci/mmo l) 10μCi
 ヲプロヒレングリコール179.2■と吸収促進を期
待した〜ントリアコンタン酸(炭素数81)20”rの
混液に溶解し、これを塗布試料とした。ラットを用いる
経皮吸収実験および経皮吸収性評価は実施例1と同様の
方法によった。本製剤のAUC8値番よ017μg。
eq/mJと非常に低く薬理作用が全く期待できない量
の吸収であった。
比較例6゜ T R)1fi石酸塩o、8m5Fト”)l標識のTR
I((比放射活性100Ci/mmol)10pC1f
プロピl/ングリコール179.2.1n9とカルナビ
ルアルコール(炭素数8)20■の混液に溶解し、これ
を塗布試料とした。ラットを用いる経皮吸収実験および
経皮吸収性評価は実施例1と同様の方法によった。
本製剤のAUCo値は0.19 pg 、eq /ml
と非常に低く薬理作用が全く期待できない量の吸収であ
った。
比較例7 TRI−1fi石酸塩0.8mLjと8H標識ノTRl
−1(比放射活性100Ci/mmol) IQpC1
fブaピr7ンクリコール1792■とカルナビルアル
コール(炭素数24)20■の混故に溶解し、これを塗
布試料とした。ラットを用いる経皮吸収実験および経皮
吸収性評価は実施例1と同様の方法によった。
本製剤のA、uc8値は0.15 μg、 eq/rr
+j? 、!l:非常に低く薬理作用が全く期待できな
い量の吸収であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炭素数5〜30の脂肪族モノカルボン酸、炭素数10〜
    22の一価の脂肪族アルコール、炭素数7〜17の脂肪
    族モノアミドおよび炭素数10〜16の脂肪族モノアミ
    ンからなる群から選ばれた少すくとも一種とL−ピログ
    ルタミル−L−ヒスチジル−L−プロリンアミド また
    はその有機酸塩、γ−プチロラク゛トンーr−カルボニ
    ル−L−ヒスチジル−L−プロリンアミド またはその
    有機酸塩1式(Pyro、)  G11l−His −
    Trp−8er −Tyr−D −Leu −Leu−
    Arg−Pro−Nl−ICH2CH3で表わされる黄
    体形成ホルモン放出ホルモン誘導体またはその塩とを含
    有してなる経皮吸収外用製剤。
JP58091239A 1983-05-23 1983-05-23 経皮吸収外用製剤 Granted JPS59216825A (ja)

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JPS61186317A (ja) * 1984-08-14 1986-08-20 イスラエル・インステイテユ−ト・フオ−・バイオロジカル・リサ−チ 経皮吸収製剤組成物
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