JPS59216691A - 産業廃水の活性汚泥処理方法 - Google Patents

産業廃水の活性汚泥処理方法

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JPS59216691A
JPS59216691A JP58091000A JP9100083A JPS59216691A JP S59216691 A JPS59216691 A JP S59216691A JP 58091000 A JP58091000 A JP 58091000A JP 9100083 A JP9100083 A JP 9100083A JP S59216691 A JPS59216691 A JP S59216691A
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activated sludge
phytic acid
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sludge treatment
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正博 藤井
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蒲田 稔
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は産業廃水の活性汚泥処理方法に関するものであ
る。
有機化合物などの汚濁物を含む産業廃水1例えば石炭液
化プラント廃水、石油関連工業廃水、石炭ガス化プラン
ト廃水、パルプ工業廃水、農産物、蓄産物及び水産物の
加工廃水、都市下水などは、活性汚泥法によシ浄化処理
が行なわれている。
これらの廃水に含まれている汚濁物の種類、pHなどは
、廃水の種類によって異なり、前述の廃水を同じ活性汚
泥処理条件によって処理することは困難であシ、このた
め、産業廃水の活性汚泥処理は、経験的なものにもとづ
いて処理を行う事が多い。
このため、産業廃水の活性汚泥処理、特に活性汚泥(バ
クテリヤ)の機能を阻害する物質を含む産業廃水、例え
ば、石炭の液化プラント、石油工業関係のプラント、石
炭ガス化プラントなどから排出する廃水の活性汚泥処理
は、多くの問題点を包含している。
これらの産業廃水の活性汚泥処理の問題点を列記すると
、次の通シである。
(1)  これらσ産業廃水の活性汚泥処理は、原因不
明の処理不調が発生しゃすぐ、処理水質の悪化を招くが
、処理不調を未然に防止する対策技術が確立していない
9 (2)  また、この処理不調は、たとえ原因が明確で
処理不調の原因を取シ除いても、処理不調が正常状態に
回復するのに1〜6ケ月以上の長期間を要することがあ
る。
(3)産業廃水の多くは、活性汚泥の栄養になるリン化
合物を含有していないため、活性汚泥処理の慣例に従っ
て、例えば産業廃水の100重量部に対してリン酸化合
物の1重量部(燐として)を栄養源として添加している
が、従来の燐化合物の添加方法では活性汚泥のリンの有
効利用率が低く、このため、添加したリン化合物の多く
は処理水に流出する。
次に、これらの問題点についてさらに詳細に説明する。
まず、前述の産業廃水の活性汚泥処理において原因不明
の処理不調が発生しやすい理由について説明する。石炭
液化プラント、石油工業関係のプラント、石炭ガス化プ
ラントなどから排出する廃水は、シアン化合物及び又は
硫化物など、活性汚泥の機能を阻害する物質をかなシ高
濃度に含有している。しかも、これらの有害物質の廃水
への排出量は、石炭、石油などの埋填、ロット及びプラ
ントの操業条件などによってかなり変動する。このため
、活性汚泥処理に供給される原水のシアン化合物及び又
は硫化物などの濃度はかなり変動する。一方、これらの
有害物の活性汚泥に対する影響は発明者らの研究による
と、活性汚泥処理の供給原水のシアン化合物及び又は硫
化物の濃度が約xopprn 以上になると処理不調を
招き、安定した処理を行うためKは、これらの化合物の
濃度を2〜3pI)m以下にする必要がある。
これらの事から、これらの産業廃水を活性汚泥処理法に
より処理を行なう場合、供給原水のシアン化合物、硫化
物などの活性汚泥の機能を阻害する物質を1〜2p[)
III 以下に除去する必要がある。
しかし、これらの物質を1〜2I)pm 以下にするこ
とは、石炭、石油などの産地、ロット、プラントの操業
条件などによって、これらのプラントから排出される廃
水のシアン化合物及び又は硫化物などの有害成分の濃度
がかなシ変動するため、がなシ困難である。この結果、
活性汚泥処理に、シアン化合物及び又は硫化物などの有
害成分の濃度が高い廃水が供給され、処理不調を招くケ
ースが多い。
このようにして起った処理不調を正常な状態に回復させ
る方法は、一般に次のようにして行なゎれている。
まず、処理不調の原因、例えば供給原水のシアン化合物
、硫化物など活性汚泥に対して有害な成分を取り除き、
さらに活性汚泥処理のpH,温度、DO(溶存酸素e度
)などを適正な条件に管理する方法である。
しかし、活性汚泥は、各種のバクテリヤの集合体であり
、各バクテリヤの性状がかなシ異っている。たとえば、
石炭液化プラントから排出する廃水に含まれているロダ
ン化合物を分解するロダン資化菌は、増殖速度が非常に
遅く、同じ廃水に含−Iれているフェノール系化合物を
分解するフェノール資化菌と比べると釣線である。した
がって、増殖速度などの性状が異なる資化菌(バクテリ
ヤ)の混合体である活性汚泥が、廃水のシアン化合物、
硫化物などの有害成分によって機能阻害を受けると、前
述の一般的な方法による活性汚泥処理の不調回復法では
、資化菌の自然回復を期待するしかなく、このため、ロ
ダン資化菌のように増m速度の遅い資化菌が活性汚泥に
存在すると処理不調が回復するのに1〜6ケ月以上の長
期間を要する。
また、産業廃水の活性汚泥処理の多くは、活性汚泥の栄
養汀としてリン酸、リン酸アンモンなどのリン化合物を
用いるが、その使用量は一般的に供給原水の生物化学的
酸素要求量(BOD)100重景部に対して、リン化合
物1型景部(リンとして)である。この添加比は、慣習
的なもので、発明者らの研究によると活性汚泥の無機性
リン酸化合物の利用効率は20〜60%と低い。このた
めリン化合物の使用コストが高く、また、未利用のリン
化合物台が活性汚泥処理水に流出するなどd問題点があ
る。
一方、このような問題点を解決するため、リン化合物の
添加量を減らすと処理水のリン化合物の濃度は低下する
が、廃水のCOD 成分の分解不良、活性汚泥のバルキ
ングなどの活性汚泥処理の処理不調が発生し、処理水質
の低下を招くため、前記のリン化合物の添加量を減少す
ることには制約がおる。
発明者らは、産業廃水の活性汚泥処理のこれらの問題点
を解決するため、活性汚泥処理による廃水のBOD 成
分の分解機構を検討し之結果、活性汚泥の代謝にADP
  (アデノシン、2−リン酸エステル)、ATP(ア
デノシン、3−リン酸エステル)などの有優性リン酸化
合物が関与していることが判明した。この事から、AD
P、ATP  K類似の有機性リン酸−1−ステルを活
性汚泥に添加すれば、前述の産業廃水の活性汚泥処理の
問題点、すなわち、(1)原因不明の処理不調の発生、
(2)処理不調の回復の長期化、(3)活性汚泥による
リン化合物の低利用率及び処理水へのリン(IQ合物の
流出。などを全て解決できると予想された。
そこで、各種の有機性リン化合物について検討した結果
、ADP、ATPと構造が類似し、有機性リン酸エステ
ルであるフィチン酸(Os H6(OPOsH2)6お
よびフィチン酸塩、たとえば水溶性フィチン酸塩である
ナトリウム塩、アンモニウム塩などを活性汚泥処理装置
の曝気槽に添加すると、前述の問題点が全て解決できる
事が判明した。
さらに研究を進めた結果、フィチン酸、フィチン酸塩の
代υにこれらの代合物を含む物質、たとえば、米糠、フ
スマ、トウモロコシ殻及び大豆油、ゴマ油などの植物油
のしぼシかすなどがフィチン酸、フィチン酸塩と同等の
効果がある事が判明した。特に米ヌカは、フィチン酸の
含有量が約4〜7%と高く、また、フィチン酸以外に活
性汚泥の活性回向上に効果があるビタミン、酵素などを
含有しており、さらに安価に大量にしかも容易に入手が
でき、また取扱いなどが簡単である。したがって米ヌカ
は、フィチン酸及びフィチン酸塩を単独に使用する場合
よシも、また、フスマ、トウモロコシ殻及び大豆油、ゴ
マ油などの植物油のしはシかすなどを使用する場合よシ
も、前述の問題点を解決するのに効果が顕著であり、さ
らに、経済的にも有利であり、このため、本発明におい
て米ヌカを使用するのが最りとも有利である。
さらに、前述の産業廃水の活性汚泥処理の問題点を解決
するため、フィチン酸、フィチン酸塩及びこれらの化合
物を含む物質を用いると同時に産業廃水の活性汚泥処理
装置の曝気槽及び活性汚泥の沈降槽の酸化還元電位(O
RP)  を管理すると、その効果が顕著である。
次に本発明の方法により、前述の産業廃水の活性汚泥処
理の問題点を解決する方法について詳細に説明する。
まず、フィチン酸、フィチン酸塩及びフィチン酸などを
含む物質を用いて産業廃水の活性汚泥処理の不調を未然
に防止する方法について説明する。
この方法は、活性汚泥処理装置の曝気槽にフイチ:/酸
又はフィチン酸塩、又はフィチン酸化合物を含む物質を
常時添加し、活性汚泥の活性度を向上させて、活性汚泥
に産業廃水に含まれている有害成分、例えばシアン化合
物、硫化物などに対する耐久性を向上させる。それと同
時に曝気槽のORP  を活性汚泥に対して適正な範囲
に維持できるように曝気量のコントロールを行なう。
すなわち、フィチン酸又はフィチン酸塩又はフィチン酸
化合物を含む物質を曝気槽に添加すると、曝気槽のOR
P は、フィチン酸などの化合物の添加量によって異な
るが、10〜200mv  も低下する。このため、曝
気槽のORP  を活性汚泥が活動するのに最適なOR
P  値に回復させるために、曝気量を増量し、適正O
RP 値よシ少くとも約50mv 以内に維持する必要
がある。なか、フィチン酸などの添加により曝気槽のO
RP  が低下した場合、適正0几P より極端に低い
0fLP  に維持していると活性汚泥の活性度がかえ
ば低下し、産業廃水のBOD 成分を分解する能力が低
下し、処理水質が悪化する。
次に、フィチン酸又は、フィチン酸塩又はフィチン酸化
合物を含む物質の曝気槽への添加量は、産業廃水の活性
汚泥処理の処理不調を未然に防止する場合、フィチン酸
又はフィチン酸塩が曝気槽IW?当ル、1日IC1〜1
0f1好ましくは1〜51であり、また、フィチン酸化
合物を含む物質を添加する場合には10〜50F、’好
ましくは20〜30?で良い。
このように産業廃水の活性汚泥処理の曝気槽にフィチン
酸又はフィチン酸塩又はフィチン酸化合物を含む物質を
常時添加すると、活性汚泥の活性度、例えば酸素消費速
度(QO2)が著しく向上する。発明者らの実験による
と石炭の液化プラントから排出する廃水の活性汚泥処理
の場合、フィチン酸又はフィチン酸塩又はフィチン酸化
合物を含む物質を添加しない従来法における曝気槽の活
性汚泥の酸素消費速度はioo〜1501YOz/活性
汚泥11.1時間であるが、前記物質を常時添加すると
添加開始10〜20日目頃から酸素消費速度が向上し、
最終的には300〜700■02/活性汚泥、1時にも
達し、活性度が著しく向上する事が判明している。
したがって、フィチン酸又はフィチン酸塩又はフィチン
酸化合物を含む物質を曝気槽に添加することによって処
理不調を未然に防止できるのは、曝気槽の活性汚泥の活
性度が著しく向上し、その結果産業廃水に含まれている
シアン化合物、硫化物など活性汚泥の機能を阻害する物
質に対する耐久性が向上するものと思われる。
しかし、フィチン酸又はフィチン酸塩又はフィチン酸化
合物を含む物質によって活性汚泥の活性度が著しく向上
しても、活性汚泥処理の曝気槽に供給される産業廃水に
シアン化合物、硫化物など活性汚泥の機能を阻害する物
質が高濃度に含まれていると処理不41副を招く、シた
がって産業廃水の活性汚泥処理の処理不調を完全に抑制
するには、前記方法により活性汚泥の活性度を向上させ
るとともに産業廃水に含まれている活性汚泥の機能を阻
害する有害成分を1101)l) 以下に除去するのが
望ましい。
産業月6水に含まれている活性汚泥の機能を阻害す為物
質は、主にシアンの活性度、例えば、酸素消費速度(Q
O2)が著しく向上する。発明者らの実験によると石炭
の液化プラントから排出する廃水の活性汚泥処理の場合
、フィチン酸又はフィチン酸塩又はフィチン酸化合物を
含む物質を添加しない従来法における曝気槽の活性汚泥
の酸素消費速度は100〜1501190x/活性汚泥
11.1時間であるが、前記物質を常時添加すると添加
開始io〜20日目頃から酸素消費速度が向上し、最終
的には300〜700η02/活性汚泥、f時にも達し
、活性度が著しく向上する事が判明している。
し1辷がって、フィチン酸又はフィチン酸塩又はフィチ
ン酸化合物を含む物質を曝気槽に添加することによって
処理不調を未然に防止できるのは、曝気槽の活性汚泥の
活性度が著しく向上しその結果、産業廃水の含まれてい
るシアン化合物、硫化物など活性汚泥の機能を阻害する
物質に対する耐久性が向上するものと思われる。
しかし、フィチン酸Xはフィチン酸塩又はフィチン酸化
合物を含む物質によって活性汚泥の活性度が著しく向上
しても、活性汚泥処理の曝気槽に供給される産業廃水に
シアン化合物、硫化物など活性汚泥の機能を阻害する物
質が高濃度に含まれていると処理不調を招く、シたがっ
て産業廃水の活性汚泥処理の処理不調を完全に抑制する
には、前記方法により活性汚泥の活性度を向上させると
ともに産業廃水に含まれている活性汚泥の機能を阻害す
る有害成分を10p1)m 以下に除去するのが望まし
い。
産業廃水に含まれている活性汚泥の機能を阻害する物質
は、主にシアン化合物、硫化物などなので、活性汚泥処
理装置に産業廃水を供給する前に産業廃水に常法によシ
、第1鉄塩などを添加し、これらの有害物を不溶化、沈
殿除去し、ioppm以下にした後、活性汚泥処理の曝
気槽に供給するのが望ましい。
次に、フィチン酸又はフィチン酸塩又はフィチン酸化合
物を含む物質を添加して産業廃水の活性汚泥処理の処理
不調を短期間に回復させる方法について説明する。
産業廃水の活性汚泥処理に起る処理不調は現象的には、
産業廃水のBOD 成分の分解不良、活性汚泥の沈降性
不良(バルキング)、曝気槽に亜硝酸イオンが大量に生
成し、BOD 成分の分解不良、活性汚泥の汚泥沈降槽
における浮上流出などである。これらの処理不調の現象
は、単独に起ったり、複数の現象が同時に起ったシする
これらの処理不調は、産業廃水に含まれているシアン化
合物、硫化物などの有害成分によシ活性汚泥の機能が阻
害された場合、あるいはBOD 負荷量が不適正であっ
たハまた。BOD 負荷量の変動が著しい場合、また、
曝気槽のORP、  pHが不適当な場合などが主な原
因である。
従来の処理不調の回復法は、これらの処理不調原因を取
シ除きさらに、活性汚泥処理の条件を適正範囲に管理維
持し、その後は活性汚泥の自然増殖を待つしかない。こ
のため、先に説明したようにロダン資化菌のように増殖
速度が遅い資化菌は、処理不調が回復するのに長期間を
要する。さらに面倒なのは、バルキング状態で沈降性不
良になシ、処理水に活性汚泥が流出する処理不調は、決
定的な回復技術がなく、自然回復を待つしかなく、この
ため1〜6ケ月以上の長期間を要することがある。
発明者らは、このような産業廃水の活性汚泥処理の処理
不調を短期間に回復させるために資化菌の増殖速度を促
進する方法および活性汚泥の、バルキングを短期間に回
復させる方法について検討を行った。その結果、ビタミ
ン、酵素及びフィチン酸、フィチン酸塩及びフィチン酸
化合物を含む物質は、活性汚泥の増殖速度を著しく促進
する作用がある事炉”明らかになった。特にフィチン酸
、フィチン酸塩及びフィチン酸化合物は、活性汚泥の増
殖速度を促進する他にバルキング状態になル全然沈降し
ない活性汚泥の沈降性を短期間に回復させ、沈降性が良
好な活性汚泥に改質する作用がある。また、フィチン酸
、フィチン酸塩及びフィチン酸化合物を含有する物質は
、ビタミン、酵素などに比べて安価であシ、実設備など
において大量に使用する場合には経済的にも有利である
フィチン酸、フィチン酸塩及びフィチン酸化合物を含む
物質を産業廃水の活性汚泥処理の処理不調を短期間に回
復させるために使用する場合、活性汚泥処珪甚置の曝気
槽に添加すれば良く、その添力11量は、 1jil述
の活性汚泥の活性症を向上させる場合に比べて5〜10
倍程度である。したがって曝気槽17+1’当りの1日
の添加量は、フィチン酸及びフィチン酸塩の場合、軽度
の処理不調では20〜30r、m度の処理不調では50
〜1002程度必要である。また、フィチン酸化合物含
有物質の添加量は100〜5002程度が適切であ゛る
ま几、処理不調になると曝気槽のORPが適正値より5
0〜200rllvも低下し、曝気量−を増量しても回
復しないことがある。このような場合、フィチン酸又は
フィチン酸塩又はフィチン酸化合物を含む物質を上記に
、!、−いて説明したように添加し、さらに、曝気槽に
亜硝酸イオン、硝酸イオンなどが5〜10pr)m  
以上にならないように曝気量をコントロールし、そして
ORI’  を適正値に徐々に回イνされる方法が良い
。なお、フィチン酸、フィチン酸塩及びフィチン酸化合
物を介む%「質を添加するとoRP が急激に低下する
場合があるが、このような場合は、先に説明したように
暖気−祉の増量によ、jl)ORP  を適正値の少く
とも5Qmv 以内に回復させる必要がある。
次に、活性汚泥処理水へのリン化合物(5t Uの低減
方法について説明する。先に説明したように、活性汚泥
の代謝に有機リン酸化合物であるADP。
ATPが関与している事と及びフィチン酸、フィチン酸
塩及びフィチン酸化合物を含む物質を活性汚泥処理の1
曝気槽へ添加すると活性汚泥の活性度が向上することか
ら、フィチン酸、フィチン酸塩及びフィチン酸化合物を
含む物質と、活性汚泥処理の栄養として一般に用いられ
ている無機リン酸化合物とを併用すれ(げ、活性汚泥の
無機リン酸化合物の利用効率が向上し、その結果、無機
リン酸化合物の1吏用屋の+’ill減、さらに処理水
の無機リン酸化合物aUの囲域など1c効果がある事が
予想された。
このような考えにもとづき発明者らは、産業廃水の活性
汚泥処理にフィチン酸、フィチン酸塩及びフィチン1浚
化合物を含む物質を、先に説明した活性汚泥の活・江度
を向上させる方法に従って添加し、有機性リン化合物の
活性汚泥による有効利用率を測定したZAj来、はぼ1
00%利用している事が判明した。
さらに、フィチン酸、フィチン酸塩及びフィチン酸化合
物を含む物質と無機リン酸化合物とを併用すると、無+
N IJン販化合物自体の活性汚泥による有効利用率も
約78〜83%に向上することを見い出した。
また、処理水のリン化合物濃度を低減する方法として活
性汚泥処理で使用するリン化合物の量を低減する方法の
他に活性汚泥処理装置の汚泥沈降槽のORP  を管理
すると有効であることを見出した。
すなわち、好気性活性汚泥処理は曝気槽は好気性環境で
あるが、汚泥沈降槽は嫌気性環境である。
好気性活性汚泥(バクテリヤ)は、好気性環境において
はリン化合物を細胞内に取り入れるが、嫌気性環境にお
いては、細胞内のリン化合物を放出する傾向がある。
この事は、・活性汚泥のリン化合物を濃度を測定すると
曝気槽の活性汚泥のリン化合物の濃度は、汚泥沈降槽の
活性汚泥よシも高い傾向があシ、シかも活性汚泥の汚泥
沈降槽における滞留時間が長いほど汚泥沈降槽の活性汚
泥のリン化合物の量が低下し、逆に処理水のリン化合物
の濃度が高くなる傾向があることから説明できる。
これらのことから、活性汚泥沈降槽が嫌気性になること
を防げば活性汚泥よりのリン化合物の放出を抑制するこ
とができる。この活性汚泥沈降槽の嫌気性、好気性の管
理指標としてORPを管理するのが最適である。
発明者らの研究によると活性汚泥によるリン化合物の放
出が低下する0几Pは約+100〜200mv(水素電
極が基準)以上であることが判明した。また、好気性活
性汚泥処理において、曝気槽と汚泥沈降槽との0几Pの
差異は、約100〜200mV であジ、曝気槽を高い
ORP、すなわち、より好気性(酸化性)環境に維持す
ればそれに伴って汚泥沈降槽の0几Pも高くなる。した
がって、産業廃水の活性汚泥処理の場合、曝気槽のOR
Pを400〜43Qmvに常時管理すれば汚泥沈降槽の
ORPけ、活性汚泥がリンを放出しにくい条件に維持す
ることができる。
したがって、産業廃水の活性汚泥処理は、曝気槽00几
Pを400〜480mVの範囲に管理し、さらに汚泥沈
降槽の0几Pを+1oo〜zoomv以上にそれぞれ管
理すれば、活性汚泥はリン化合物を放出しにくくなり、
処理水のリン化合物の濃度を低減することができる。
この結果にもとづき、産業廃水の活性汚泥処理において
、処理不調を事前に予防し、さらに処理水のリン化合物
の濃度を1+ng/l(燐として)以下に維持する条件
を検討した結果、COD容積負荷量1〜3 ky/d 
、日の肪業廃水の活性汚泥処理の場合、曝気槽1m’当
シ、1日にフィチン酸、或いはフィチン酸塩を1〜5f
又はフィチン酸化合物を含む物質を10〜501と無機
リン酸化合物を3〜101(燐として)連続的に添加し
、活性汚泥処理装置の曝気槽のORPを400〜480
mv、汚泥沈降槽(7)ORPを100〜2oomv以
上に管理すれば、処理不調を未然に防止でき、処理水の
リン化合物濃度を低減できることが判明した。
なお、フィチン酸、フィチン酸塩、フィチン酸化合物を
含む化合物を使用しない場合、無機リン酸化合物の使用
量は、COD容積負荷量1〜3に2/21日の場合、約
10〜30り7日(燐として)で、処理水のり/化合物
の濃度は10〜201)I)In(燐として)である。
この結果、本発明の方法を用いると実施例において説明
しているように処理水のリン化合物の濃度は1pprn
(燐として)以下で、しかも無機性リン酸化合物の使用
量を従来の活性汚泥処理よシも約名に削減できる。
従来の産業廃水の活性汚泥処理において、この無機リン
酸化合物の使用量を減少させると、前述したように処理
水のリン化合物の濃度は減少するが、活性汚泥のバルキ
ング、産業廃水のBOD 成分の分解不良などの処理不
調が発生するので、好ましくない。
本発明においても処理水のリン化合物の濃度が0゜2 
ppm (燐として)以下になると処理不調が発生しや
すくなるので、処理水のリン化合物の濃度が0.2〜0
.5 pprn (燐として)に維持できるように無機
リン酸化合物の添加量をコントロールすると安定した処
理が可能である。
以上、説明したように産業廃水の活性汚泥処理の曝気槽
にフィチン酸又はフィチン酸塩又はフィチン酸化合物を
含む物質を添加して無機燐酸化合物と共存させ、これに
ともない曝気槽のO几P を管理することにより活性汚
泥処理の処理不調を未然に防止し、また、たとえ処理不
調が生じても短期間に回復することができる。さらに、
これに加え、無機リン酸化合物の添加量のコントロール
及び汚泥沈降槽の0几Pを管理することによシ無磯リン
酸化合物の使用量を大幅に削減でき、また処理水のリン
化合物濃度を1 ppm (燐として)以下に抑制する
ことができる。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例1 表−1に示す組成、性状の石炭のガス化プラントから排
出する廃水をオイルセパレイターによる油分の除去、硫
酸第1鉄の添加によシ硫化物の不溶化及びシアン化合物
の鉄錯塩化による毒性を低減し友稜、この廃水を海水及
び淡水によ95倍希釈して活性汚泥処理を行った。
なお活性汚泥処理条件は表−2の通りである。
なお、活性汚泥の栄養としての燐は、供給原水に米ヌカ
を添加しない場合は、30〜1001)pm(燐として
)添加し、また、米ヌカを添加した場合は、 10 p
prn (燐として)それぞれ添加しfc。
実験方法は、本発明の方法、すなわちフィチン酸を含む
物質として米ヌカを活性汚泥処理の曝気槽にli当り、
1日に20〜301を約1年間添加した。一方、比較の
従来の方法は、米ヌカを添加せず活性汚泥の栄養として
リン酸だけを供給原水に30〜xooppm(燐として
)常時添加した。なお、本発明の方法は、曝気槽のO几
Pを+450±1QInVに、曝気量のコントロールに
よシ制御を行ない、その結果、汚泥沈降槽のO几Pは、
+220〜27Qmv に維持できた。一方、従来の方
法は、0几P 制御を行なわずに、曝気量は、曝気槽の
溶存酸素濃度が1〜4ppm の範囲におさ才るように
コントロールを行った。
本発明の方法と従来法とを約1年間実験を行った結果を
表−3にまとめて示す。
辰−3本発明の方法と従来法の活性汚泥処理の処理性能
の比較※峯 増殖速度  活性汚泥rrq/MLss−
y・hr従来の方法は、供給原水のCOD 負荷量変動
が太きいと活性汚泥の沈降性が不良になシ、活性汚泥が
全熱沈降しなぐなジ、沈降性の指標であるSVI  が
320にも達し完全なパルギング状態になった。このバ
ルキングが回代するのに4〜6ケ月も要した。また1石
炭のガス化プラントからの廃水への硫酸第1鉄の添加を
中止すると、供給原水の可溶性硫化物の9度が而〈なシ
、廃水に含まれている汚濁成分の分解性が不良になシ、
処理水のOOD  が56 Q ppm  にも達した
。この分解不良が回復するのに約2ケ月要し、特に、ロ
ダン化合物(SCN’)の分解性が回復するのに長時間
を要した。なお、処理水のリン化合物は20〜60 p
I)m(燐として)であった。
一方1本発明の方法は、供給原水のCOD 負荷量が大
きくてもバルキングが起#)Vcぐく、また、供給原水
に可溶性硫化物が増加しても廃水の汚濁物の分解性は、
はとんど低下せず、若干処理水の00D  が120p
pm  と高くなった程度で、可溶性硫化物を硫酸第1
鉄により不溶性硫化!(yt) K−することにより、
処理水のCOD  は容易に回復した。
ま念、本発明の方法は、従来の方法に比べて、表−3に
示しているように曝気槽の活性汚泥の沈降性が良好であ
り、処理水へ6流出が少ないので、曝気槽の活性汚泥濃
度(MuSS)の変動が少なく、また活性汚泥の活性度
である酸素消費速度、増殖速度などが著しく大きい。
表−3の結果から、本発明の方法は、従来の方法に比べ
て処理不調が起りにりく、処理水質、活性汚泥の性状な
どがドすれて、l、−シ、安定した処理ができる。
実施例2 石炭液化プラントから排出した表−4の廃水をサワウオ
ターストリッピングにより硫化水素、シアン化合物と遊
離アンモニア化合物の大部分を除去した後、Af’I 
 油水分離機及び加圧浮上装置により廃水中のタール状
油分の大部分を除去する。
この廃水をpH7,5±0.5に調整した後、海水と淡
水によ93〜4倍に希釈し、これにリン酸を供給原水に
対してxoppm(#として)添加し、さらに供給原水
と社別系統によシフイチン酸を活性汚泥処理の曝気槽に
1−当9.1日に約51連続的に添加し、活性汚泥処理
を行った。
なお、活性汚泥処理の管理条件は、実施例−1の表−2
の条件に従って行った。石炭液化プラント廃水の活性汚
泥処理結果を表−4にまとめて示す。
石炭液化プラント廃水は、硫化水素の含有量が非常に高
いため、硫化水素の除去を十分に行わないと、処理不調
が発生しやすく、このためフィチン酸を添加しな込従米
の方法は、処理不調が多発したが、フィチン酸を添加し
た本発明の方法は、処理不調が発生せず、処理水質が良
好であシ、安定した処理が出来た。
実施例3 表−5に示す石油関連工業のプラントよシ排出する廃水
に蒸気を吹き込み、揮発性の硫化水素、遊離アンモニア
化合物およびシマン化合物の大部分を除去した。
このストリッピング後の廃水には可溶性の硫化物の濃度
が50 ppm 以上と扁いので、塩化第2鉄を添加し
、不溶性硫化物に変換し、さらに1分散しているタール
状油分を塩化第2鉄により凝集沈殿させ、アンスラサイ
トによシ濾過処理を行った。
このp過水を海水と工業用水により2〜5倍に希釈しこ
れにリン酸を30〜50ppm  添加し、この廃水を
活性汚泥処理装置の曝気槽にCOD 容私負荷量が1.
5〜2.0 kg/ rr1日になるように供給し、活
性汚泥処理を行った、なお、活性汚泥処理の管理条件は
、曝気槽のO几P を470±10mvjni  を7
.0±0.2に管理制御を行った。
まず、実験1曝気槽にフィチン酸又はフィチン酸塩又は
フィチン酸化合物を含む物質を添加しない従来の方法に
よシ活性汚泥処理を行った。
従来の方法では、活性汚泥の沈降性が不良になるバルキ
ングが容易に発生し、また、供給原水の硫化物濃度が5
〜101101)I)’として)以上になると廃水のC
OD  成分の分解性が低下し、処理水質が悪化するな
どの処理不調が発生しやすかった。
一方、本発明の方法は、表−5に示しているように、フ
ィチン酸を曝気槽に常時添加することによシ処理水質が
良好で、また、処理水のリン化合物の濃度は1ppm(
燐として)以下と低く、安定した処理が出来、又活性汚
泥の栄養として用いるリン酸の使用量を5〜10 pp
m  に減少しても良好に処理でき、その使用量を大幅
に削減できた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機化合物と活性汚泥の機能を阻害する物質を含
    有する石炭液化プラント、石炭ガス化プラント、石油精
    製プラント、よ夕排出するいずれかの産業廃水を活性汚
    泥処理するに際して、活性汚泥処理装置の曝気槽にフィ
    チン酸又はフィチン酸塩、若しくはこれらの含有物の1
    種又は2種以上と、リン化合物を共存させて処理するこ
    とを特徴とする産業廃水の活性汚泥処理方法。
  2. (2)  前記曝気槽の酸化還元電位を管理しながら処
    理する    ′    特許請求の範囲第1項;記載
    の方法。
  3. (3)  フィチン酸、フィチン酸塩、若しくはこれら
    の含有物を添加することによって低下した活性汚泥処理
    装置の曝気槽の酸化還元電位を曝気量のコントロールに
    より適正値の少くとも59mV以内に回復させて処理を
    する        特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の方法。
  4. (4)活性汚泥処理装置の活性汚泥沈降槽の酸化還元電
    位を曝気槽の酸化還元電位の約5QIlIV以内に管理
    すると同時に、活性汚泥処理水のリン化合物の濃度(リ
    ンとして)が1η/を以下になるように前記曝気槽への
    リン化合物の添加量を調整する   =゛    特許
    請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の方法。
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