JPS59215386A - けい藻から抗酸化剤の取得方法 - Google Patents
けい藻から抗酸化剤の取得方法Info
- Publication number
- JPS59215386A JPS59215386A JP8955283A JP8955283A JPS59215386A JP S59215386 A JPS59215386 A JP S59215386A JP 8955283 A JP8955283 A JP 8955283A JP 8955283 A JP8955283 A JP 8955283A JP S59215386 A JPS59215386 A JP S59215386A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diatom
- antioxidant
- extract
- soln
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fats And Perfumes (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Edible Oils And Fats (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、けい深の保体から、今まで知られていない
抗1j2化能の大きい物質を取得する方法に関するもの
である。
抗1j2化能の大きい物質を取得する方法に関するもの
である。
本発明者は、けいd、!(Pbaeodactylum
tricornutu+n)が独々の有効成分、たと
えば植物に対する発賃促進物買や抗動脈硬化剤であるω
−3エイコペンクエン酸などを多く含有していることに
注目し、これらの有効成分を効率よく取得する方法につ
いて研究を行ってきた過程で、けい藻の保体から特定の
方法で抽出した物質が棟々の物質、とくに油脂の酸化を
効果回に防止する抗敏化能を有していることを見出し、
この発明を完成するに至った。
tricornutu+n)が独々の有効成分、たと
えば植物に対する発賃促進物買や抗動脈硬化剤であるω
−3エイコペンクエン酸などを多く含有していることに
注目し、これらの有効成分を効率よく取得する方法につ
いて研究を行ってきた過程で、けい藻の保体から特定の
方法で抽出した物質が棟々の物質、とくに油脂の酸化を
効果回に防止する抗敏化能を有していることを見出し、
この発明を完成するに至った。
すなわちこの発明方法は、けい操の乾燥z1本体を極性
有機溶媒を抽出剤として抽出処理することからなる。抽
出剤としては、メタノール、エタノールなどのアルコー
ル、アセトンなどのケトン類、およびクロロホルムを挙
げることかできる。これらの極性有機溶媒は、単独で、
あるいは2独以上の任意の組合せで使用することかでき
、混用することもできる。
有機溶媒を抽出剤として抽出処理することからなる。抽
出剤としては、メタノール、エタノールなどのアルコー
ル、アセトンなどのケトン類、およびクロロホルムを挙
げることかできる。これらの極性有機溶媒は、単独で、
あるいは2独以上の任意の組合せで使用することかでき
、混用することもできる。
抽出の条件にとくに制限はないか、抽出の効率をよくす
るために、保体から遠心分離などの手段で水分を除去し
、さらに通風転舵した乾祿株体を使用することが望まし
い。ただし様体の転舵および抽出は、常温を太き(越え
ない純量、好ましくは40℃以下の温度で行った場合に
、抗赦化能の高い抽出物がイ得られることが災験の結果
7J)も確認された。
るために、保体から遠心分離などの手段で水分を除去し
、さらに通風転舵した乾祿株体を使用することが望まし
い。ただし様体の転舵および抽出は、常温を太き(越え
ない純量、好ましくは40℃以下の温度で行った場合に
、抗赦化能の高い抽出物がイ得られることが災験の結果
7J)も確認された。
K4)られた抽出物は油状もしくは半固形のもので、た
とえば魚脂に少量を添加することにより、従来から知ら
れている可食性抗酸化剤であるブチルヒドロキシトルエ
ン(BHT)やビタミンEと同等もしくはそれ以上の抗
酸化能を発揮する。
とえば魚脂に少量を添加することにより、従来から知ら
れている可食性抗酸化剤であるブチルヒドロキシトルエ
ン(BHT)やビタミンEと同等もしくはそれ以上の抗
酸化能を発揮する。
実施例1
通常の方法で培養されたけい深を遠心脱水したのち常温
で通風乾燥した乾燥藻体2(1−にメタノール20 Q
utlを加え、室温で24時間撹拌したのちj−1過
し、残渣をメタノール50m石で洗いメタノール抽出’
11!i 240 yn、lを(9た。この抽出液を減
圧濃縮して得られた半固体状の成分にアセトンi o
o m、taを加え、10分間攪拌し1このち1過し、
このアセトン浴液を0縮して3.1fの油状物(AI
を千はブこ〇 (抗酸化能試験フ 代表的な魚油であるイワシ油(過酸化物1i11i (
POV): 2.2 meq / K、y ) 5.□
fに、上記の油状物(AIを柚々の割合で添加し、直
径7凱のシャーレに入れて40℃の11i温檀内に放置
し、「基準油脂分析試験法、2.4.12−71 、過
酸化物価(POV) J (社団法人日本油化学協会制
定)にもとづいて、POVの経時変化を11(11定し
た。
で通風乾燥した乾燥藻体2(1−にメタノール20 Q
utlを加え、室温で24時間撹拌したのちj−1過
し、残渣をメタノール50m石で洗いメタノール抽出’
11!i 240 yn、lを(9た。この抽出液を減
圧濃縮して得られた半固体状の成分にアセトンi o
o m、taを加え、10分間攪拌し1このち1過し、
このアセトン浴液を0縮して3.1fの油状物(AI
を千はブこ〇 (抗酸化能試験フ 代表的な魚油であるイワシ油(過酸化物1i11i (
POV): 2.2 meq / K、y ) 5.□
fに、上記の油状物(AIを柚々の割合で添加し、直
径7凱のシャーレに入れて40℃の11i温檀内に放置
し、「基準油脂分析試験法、2.4.12−71 、過
酸化物価(POV) J (社団法人日本油化学協会制
定)にもとづいて、POVの経時変化を11(11定し
た。
また比較のために、市販のBITおよびビタミール含有
量40%)をそれぞれ添加したもθ)について同様の試
験を行った。得られtこ結果をまとめて下記の第1表に
示ず0 第 1 表 実施例2 実施例1で用いられたものと1川じ乾燥藻体209−
Kクロロホルム209 mAを加えて室温テ24時間攪
拌しfこのち1過し、残渣をクロロホルム50tnl
テ洗イ、クロロホルム溶液220 MBを得たこの浴液
を減LE県縮して濃緑色σ)7由状1勿(Bl 3.0
82を得た〇 こ)を山状Qm(BIJ6 ヨヒB HT KQI−”
’C;1ltiiil/111 ト同様の抗1披化能試
訣をイボつた結果を用t2表にカモ1−第2表 実施例3 遠心濃縮しに操体90 y−(卓Z ’4勿−腋10.
jグ・)にメタノール225 nt−(3をカロえて1
分1.iJ 4h壜とうし、ライでクロロホルム115
mJ)をカロえて2分1ul 振とうしたのち、水1
15 m、gをカロえてさらに1分間振とうする。この
液を遠10分Fill’、 して−PIF+(クロロホ
ルム相)をとり出し、無水mt: 葭t ) ’) ’
7 ムf脱水したのち濃縮して半固ル状物(C11,7
7S#をイ灯た。コt7.) 成分(C1# ヨびB
L(T ニラl、’ ”C’A施1yll 1と同じ抗
酸化能試験を行ったA与吉果を’j’z ’3表に〕廖
1−0第 3 次 以上のようにこの発明によって得られた抗酸化剤は、B
HTよりはりぬ分劣るものの、ビタミンEに比べれば
著るしく良好な抗酸化能を有し、しかも天然物であるた
めVc女全性が高(、医薬品、食品、し好品′1.(と
に添加してその酸化による変質を防止する目1jで広く
利用することが可能である。
量40%)をそれぞれ添加したもθ)について同様の試
験を行った。得られtこ結果をまとめて下記の第1表に
示ず0 第 1 表 実施例2 実施例1で用いられたものと1川じ乾燥藻体209−
Kクロロホルム209 mAを加えて室温テ24時間攪
拌しfこのち1過し、残渣をクロロホルム50tnl
テ洗イ、クロロホルム溶液220 MBを得たこの浴液
を減LE県縮して濃緑色σ)7由状1勿(Bl 3.0
82を得た〇 こ)を山状Qm(BIJ6 ヨヒB HT KQI−”
’C;1ltiiil/111 ト同様の抗1披化能試
訣をイボつた結果を用t2表にカモ1−第2表 実施例3 遠心濃縮しに操体90 y−(卓Z ’4勿−腋10.
jグ・)にメタノール225 nt−(3をカロえて1
分1.iJ 4h壜とうし、ライでクロロホルム115
mJ)をカロえて2分1ul 振とうしたのち、水1
15 m、gをカロえてさらに1分間振とうする。この
液を遠10分Fill’、 して−PIF+(クロロホ
ルム相)をとり出し、無水mt: 葭t ) ’) ’
7 ムf脱水したのち濃縮して半固ル状物(C11,7
7S#をイ灯た。コt7.) 成分(C1# ヨびB
L(T ニラl、’ ”C’A施1yll 1と同じ抗
酸化能試験を行ったA与吉果を’j’z ’3表に〕廖
1−0第 3 次 以上のようにこの発明によって得られた抗酸化剤は、B
HTよりはりぬ分劣るものの、ビタミンEに比べれば
著るしく良好な抗酸化能を有し、しかも天然物であるた
めVc女全性が高(、医薬品、食品、し好品′1.(と
に添加してその酸化による変質を防止する目1jで広く
利用することが可能である。
なお、極性有槻浴媒でないヘキサノを溶媒として用℃・
た場合は、殆ど抗酸化能を示さなかった。
た場合は、殆ど抗酸化能を示さなかった。
特Jト出願人 法式会社 常磐植物化学ω[究Dr
体式会社 ニシャマ 財団法人 工業開発研究/Eli
体式会社 ニシャマ 財団法人 工業開発研究/Eli
Claims (1)
- けい藻の乾燥藻体に極性有機溶媒を接触させて得た抽出
液から上記極性有機溶媒を除去することを特徴とする、
けい操から抗酸化剤の取得方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8955283A JPS59215386A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | けい藻から抗酸化剤の取得方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8955283A JPS59215386A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | けい藻から抗酸化剤の取得方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59215386A true JPS59215386A (ja) | 1984-12-05 |
JPS619344B2 JPS619344B2 (ja) | 1986-03-22 |
Family
ID=13973982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8955283A Granted JPS59215386A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | けい藻から抗酸化剤の取得方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59215386A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6225190A (ja) * | 1985-04-24 | 1987-02-03 | バ−・イラン・ユニバ−シテイ− | 酸化防止剤組成物およびその使用方法 |
FR2822701A1 (fr) * | 2001-04-03 | 2002-10-04 | Lvmh Rech | Utilisation d'un extrait d'algue phaeodactylum comme agent cosmetique favorisant l'activite du proteasome des cellules de la peau et composition cosmetique le contenant |
-
1983
- 1983-05-20 JP JP8955283A patent/JPS59215386A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6225190A (ja) * | 1985-04-24 | 1987-02-03 | バ−・イラン・ユニバ−シテイ− | 酸化防止剤組成物およびその使用方法 |
FR2822701A1 (fr) * | 2001-04-03 | 2002-10-04 | Lvmh Rech | Utilisation d'un extrait d'algue phaeodactylum comme agent cosmetique favorisant l'activite du proteasome des cellules de la peau et composition cosmetique le contenant |
WO2002080876A2 (fr) | 2001-04-03 | 2002-10-17 | Lvmh Recherche | Utilisation d'un extrait d'algue phaeodactylum pour favoriser l'activite du proteasome des cellules de la peau |
WO2002080876A3 (fr) * | 2001-04-03 | 2002-12-12 | Lvmh Rech | Utilisation d'un extrait d'algue phaeodactylum pour favoriser l'activite du proteasome des cellules de la peau |
US7220417B2 (en) | 2001-04-03 | 2007-05-22 | Lvmh Recherche | Use of phaeodactylum algae extract as cosmetic agent promoting the proteasome activity of skin cells and cosmetic composition comprising same |
KR100893301B1 (ko) | 2001-04-03 | 2009-04-14 | 엘브이엠에이취 러쉐르쉐 | 패오닥틸륨 조류 추출물을 함유하는 화장제 및 화장제 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS619344B2 (ja) | 1986-03-22 |
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