JPS59215311A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPS59215311A
JPS59215311A JP8928983A JP8928983A JPS59215311A JP S59215311 A JPS59215311 A JP S59215311A JP 8928983 A JP8928983 A JP 8928983A JP 8928983 A JP8928983 A JP 8928983A JP S59215311 A JPS59215311 A JP S59215311A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はN−グリシジル置換アミド化合物を含有するこ
とからなる硬化性組成物に関する。更1に詳しくは二段
硬化可能な硬化特性を有するN−グリシジル置換アミド
化合物を含有することからなる硬化性組成物に関するも
のである。
グリシジル置換化合物はエポキシ樹脂として、積層用樹
脂、注型用樹脂、塗料用樹脂、浸漬樹脂、成型コンパウ
ンド、接着剤及び電子材料用の絶縁材料等の幅広い用途
において使用されている。
そして、それら幅広い用途よりの要求に応えるべく種々
の改良及び工夫が行われている。しかし、それらの樹脂
の基本的な性質を支配している基本的な骨格は主にグリ
シジルエーテル結合とグリシジルアミノ結合の二種類で
あるので、改良の具体的な方法としては結合母体の構造
に変化を持たせること、二種W、上のエポキシ樹脂を併
用すること及び硬化剤の選択を最適化すること等が採用
されており、そのような改良及び工夫を行ってすら必ず
しも満足する結果が得られているわけではない。
以」二の点に鑑み、本発明者らは鋭意検討した゛′嗜果
、暁に特願昭56−185534においてN−グリシジ
ル置換アミド化合物を、また特願昭57−125886
においてN−2−メチルグリシジル置換アミド化合物を
明らかにし、第3の結合骨格であるN−グリシジル置換
アミド結合を有する化合物を工業的に製造することが可
能であることを示した。更に本発明者らはN−グリシジ
ル置換アミド結合の性質について鋭意検討した結果、意
外なことにアミド基に結合している二ケのグリシジル基
の反応性が異なることを見い出し、更には特別な硬化剤
を使用しなくとも、・亀常の硬化剤を使用し硬化条件を
選定することにより、 (但し、田は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基また
は脂環式炭化水素基であり、Xは水素、グリシドキシ基
、2−メチルグリシドキシ基、N、N−ジグリンジルア
ミノ基またはN、N−ジー2−メチルグリシジルアミノ
基であり、pはOまたは1の整数であり、qはO〜4の
整数であり、1辷は水素またはメチル基であり、R2が
水素のときはXは水素、グリシドキシ基またはN、N−
ジグリシジルアミノ基であり、瓜がメチル基のときはX
は水素、2−メチルグリシドキシ基またばN、N−ジー
2−メチルグリシジルアミノ基であり、Sば1〜4の整
数であり、但しXが水素でSが1のときは、pはOまた
は1、qは1であり、Xが水素でSが2〜/Iのときは
、pはOまたは1、qばOまたはJであり、Xがグリシ
ドキン基または2−メチルグリシドキシ基のときはpは
1であり、XがN、N−ジグリシジルアミノ基またはN
、N−ジー2−メチルグリシジルアミノ基のときはpは
0または1、qは1または2.5は1または2である。
)で表わされるN−グリシジル置換アミド化合物、硬化
剤及び腸合によっては他のエポキシ樹脂とからなる硬化
性組成1吻を二段硬化することが可能であることを見い
出し、本発明に到った。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明に適用できるN−グリシジル置換アミド化合物は
前記一般式に示したものであり、より具体的に、かつ簡
略化のためN−グリシジル1を喚アミド化合物のみをも
って列挙すれば、モノアミド化合物のN−グリシジル置
隋化合働、ジアミド化合物以上の多価アミド化合物のN
−グリジル置換化合物、水酸基置換モノアミド化合・吻
のN−グリシジル置換グリヅジルエーテル化合物、水酸
基置換ジアミド化合物のN−グリシジル置換グリシジル
−C−チル化合物、アミノ基置換モノアミド化合物のN
−グリシジル置換化合物、アミノ基置換ジアミド化合物
のN−グリシジル置換化合物などである。具体的な化合
物名は特願昭56−185534及び特願昭57−12
5886に記載されているものすべてが適用できるが、
簡略化のためN −グリシジル置換アミド化合物のみを
もって代表的な化合物を例示すると、たとえばモノアミ
ド化合物のN−グリシジル置換化合物では、N、N−ジ
グリシジルホルムアミド、N、N−ジグリシジルアセト
アミド、N、N−ジグリシジルアセトアミド、N、N−
ジグリシジルアクリルアミド、N、N−ジグリシジルメ
タクリルアミド、N、N−ジグリシジルクロトナミド、
N、N−ジグリシジルベンズアミド、 N、N−ジグリ
シジルナフタレンカルボキサミド、N、N−ジグリシジ
ルトリルアミド、N、N−ジグリシジルフニルアセトア
ミド、N、N−ジグリシジルフェニルプロピオアミド、
N、N−ジグリシジルフ・ニルアクリルアミド、N、N
−ジグリシジルシンナマミド、N、N−ジグリシジルシ
クロヘキサン力ルポキザミド、 N、N−ジグリシジル
シフ、ロヘキシルアセトアミドなどがあ1イられる。
また、多価アミド化合物のN−グリシジル置換アミド化
合物では、たとえばN、N、N’、N’−テトラグリシ
ジルアジパミド、N、N、N’、N’−テトラグリシジ
ルサクシナミド、N、N、N’、N’−テトラグリシジ
ルアジパミド、N、N、N’、々−テトラグリンジルフ
マラミド、N、N、N’、i’?−テトラグリシジルマ
レアミド、N、N。
々、々−テトラグリシジルフタラミド、N、N、N’、
N’ −テトラグリシジルサクシナミド、N、N、Nl
、N1−テトラグリンジルテレフタラミド、N、N、N
’、fJ−テトラグリシジルナフタレンジカルボキサミ
ド、N、N。
々、Nl−テトラグリンジルシクロヘキサンジカルボゼ
ントリカルボキサミド、N、N、N、N、NN、N、N
−オクタグリシジルピロメリノタアミドなどがある。
一方、水酸基置換モノアミド化合物のN−グリシジル!
 4%グリシジルエーテル化合物では、たとえばN、N
−ジグリシジルグリシドキシプロピオアミド、N、N−
ジグリンジルグリシドキシブチラミド、N、N−ジグリ
シジルグリシドキシクロトナミド、N、N−ジグリシジ
ルグリシドキシベンズアミド、N、N−ジグリシジルグ
リシドキシトリルアミド、 N、N−ジグリシジルグリ
シドキシクロトナミドなどがある。
水や基置換ジアミド化合物のN−グリシジル@換グリシ
ジルエーテル化合物では、たとえばN、N、N’。
付−テトラグリシジルグリシドキシイソフタラミド、N
、N、N’、N’−テトラグリシジルグリシドキシテレ
フタラミドなどがある。
アミン基置換モノアミド化合物のN−グリシジル置換化
合物では、たとえばN、N、N’、N’−テトラグリシ
ジルグリシンアミド、N、N、N’、々−テトラグリシ
ジルアラニンアミド、N、l’J−ジグリンジルアミノ
−々、Nl−ジグリシジルベンズアミド、N、N、N1
.NI−テトラグリシジルジアミノ−N”、n’−ジグ
リシジルベンズアミドなどがある。
アミノ基置換ジアミド化合物のN−グリシジル置換化合
物では、たとえばN、N、N“、N’ 、Nl’、付1
−へキサグリンジルアスバルトジアミド、N、N−ジグ
リシジルアミノ−々、N’、n’、付’−テトラグリン
ジルイソフタラミド、N、N−ジグリシジルアミノーイ
lN11M’+々−テトラグリシジルテレフタラミドな
どがある。
また、塵素のN−グリシジル置換誘導体も含まれ、例え
ばN、N、N’、N’−テトラグリシジル尿素などがあ
る。
次に硬化剤であるが、通常のエポキシ樹脂の硬化に使用
されているものであれば特に限定はなく、アミン化合物
、カルボン酸無水物及びそれらの竣及び多価フェノール
化合物などがあげられる。
アミン化合物では、詣肪族、脂環式、芳香族及び複素環
式アミン、ンアナミド類更にはポリアミノアミドなどで
あり、それらを例示すると、たとえばエチレンジアミン
、プロパン−1,2−ジアミン、ヘキザメチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、N−(2−ヒドロキシエチ
ル)−ジエチレントリアミン、ビス−(4−アミノシク
ロヘキシル)−メタン、2,2−ビス−(4−アミノン
クロヘキシル)−プロパン、m−4びp−フェニレンジ
アミン、ビス−(4−アミノフェニル)−メタン、ビス
−(4−アミノフェニル)−スルホン、nl−キシリレ
ンジアミン、N−(2−アミノエチル)−ピペラジン、
ジシアンジアミド、ポリアミンと脂肪酸との反応生成物
などがあげられる。
カルボン酸無水物及びそれらの酸では、例示すると、た
とえば無水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水
へキサヒドロフタル酸、無水マレイン酸、無水コハク酸
、ピロメリット酸二無水物、無水トリメリット酸、ベン
ゾフェノンテトラカルボン酸無水物、メチルナジック酸
無水物及びそれらの峻無水物に対応する酸ならびにイソ
フタル・酸、テレフタル酸、クエン酸などである。
多価フェノール化合物では、例示すると、たとえばンゾ
ルシノール、ハイドロキノン、2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシエチル)−プロパン及ヒフエノール−アルデヒ
ド樹脂などである。
また、硬化反応を円滑に行わせるために、硬化促進剤を
併用することもできる。硬化促進剤とじては第三級アミ
ン、三弗化ホウ素及びその錯体更にはイミダゾールなど
であり、それらを例示すると、たとえばN−ベンジルジ
メチルアミン、2,4.6−ドリスー(ジメチルアミン
エチル)−フェノール、三弗化ホウ素アミン錯体、三弗
化ホウ素エーテル錯体、イミダゾールなどがあげられる
次に硬化剤の使用量であるが、本発明の組成−吻におい
ては半硬化即ちアミド基に置換しているグリシジル基を
−ケだけ反応させる場合と、全硬化叩ちアミド基に置換
しているグリシジル基を二ヶとも反応させてしまう場合
では、自ずと添加量が変ってくる。半硬化の場合には、
参考例に示すように塩酸ジオキサン逆滴定法で測定した
エポキシ当量の値を、一方今硬化の場合には過塩素酸直
接滴定法で測定したエポキシ当量の値を基準とすればよ
い。
アミン系硬化剤の1易合には、エポキシ当量当り0.5
〜1.5、好ましくは0.75〜1.25アミノ−水素
当量のアミンが使用される。カルボン酸無水物及びそれ
らの・唆では、エポキシ当量当り0.2−1.4、好ま
しくは0,4〜1.1当量のカルボン酸無水物及びそれ
らの眉が使用される。一方、多価フェノール化合物では
、エポキシ当量当り0.5〜1.5、好ましくは0.7
5〜1,25フエノール性水酸基当量の多価フェノール
化合物が使用される。また、硬化促進剤の使用機は概ね
0.5〜60重−f1%、好ましくは1〜40重世係で
ちる。
次に、そのようにして得た組成物の硬化条件であるが、
半硬化の場合は使用する硬化剤の屯営の硬化条件で行え
ばよく、全硬化の場合は通常条件より厳しいとごろで硬
化する必要があり、具体的には硬化の進行状況を表面硬
度の変化により追跡するとか、或いは種々の条件下で硬
化を行わせるとかの方法により、硬化条件を決める必要
がある。
硬化の方法は1段でも行えるし、2段でも行える。
また、上記した硬化性組成物に、該組成物または該硬化
体の物性改良等種々の理由により、場合によっては通常
のエポキシ樹脂を一種μ上併用してもよい。併用される
エポキシ樹脂としては、通常使用されているものがすべ
て適用される。具体的ニハ、グリシジルエーテル化合物
、グリシジルアミン化合物及びグリシジルエステル化合
物であり、それらを例示すると、たとえばグリシジルエ
ーテル化合物ではブチルグリシジルエーテル、アリルグ
リシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、ネオ
ペンナルグリコールのジグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールを骨格とするジグリシジルエーテル、ポリフェノ
ールのポリグリシジルエーテル、フェノール−アルデヒ
ド樹脂を骨格とするポリグリシジルエーテルなどがある
グリシジルアミン化合物では、たとえばN、N−ジグリ
シジルアニリン、N、N−ジグリシジルアニリン、N、
N、N’、N’−テトラグリシジルキシレIJ 7ジア
ミン、N、N、N’、N’−テトラグリシジルジアミノ
ジフェニルメタンなどがある。
グリシジルエステル化合物では、たとえばグリシンルメ
タクリレート及びそれを共重合して得られるポリマー、
ジグリシジルフタレートなどがある。
また、それらの2−メチルグリシジル化合を吻なども適
用でき、上記グリシジル化合物を二種以上を併用しても
よい。
また、上記組成物に可塑剤、稀釈剤、充填剤、強化剤、
着色剤、流れ調整剤、難燃剤及び滑剤等の添加剤を使用
してもよい。それらを例示すると、たとえばジブチルフ
タレート、ジオクチルフタレート、スチレン、ジアリル
フタレート、アスベスト、アスファルト、ガラス繊維、
紡織′繊維、炭素繊維、ホウ素繊維、ポリアラミド繊維
、雲母、アルミナ、石こう、酸化チタン、チョーク、石
英粉、セルロース、カオリン等の粘土鉱物及びそれらの
アミン等による変性物、コロイダルシリカ(登録商標名
11エロジルII )、粉まつ化ポリ塩化ビニル、粉ま
つ化ポリオレフィン、粉まつ化アミノプラスト及びアル
ミ、′快粉等の金属粉及び三酸化アンチモンなどがある
本発明を好適に実殉するには、前記配合物を均一に混合
する必要がある。混合する方法は、通常羽根付き攪拌機
等を使用して取押そう内で行う方法、ロール等の混a機
を使用して行う方法などを採用できる。また、一般に多
価アミド化合物のN〜グリシジル置換体は一般に粘度が
高いので、注型用或いは塗料用には他の低粘度のエポキ
シ樹脂、稀釈剤を配合し、流動特性をよくすることもで
きる。また、N−グリシジル置換アミド化合物は相容性
がよいので、従来相分離等の問題で配合の困難であった
ものも、その添加により均一化することも可能でちる。
一方、N、N−ジグリシジルアクリルアミド等の重合性
の不飽和結合を有する置換体では、それを重合して得た
重合体を使用することも可能である。
そのようにして調製して得た硬化性組成物を加熱するこ
となどにより、硬化体を得ることができる。
加熱方法は加熱板を使用して圧縮して行う方法、オーブ
ン中で行う方法などを採用できる。本発明の組成物を全
硬化する場合、1段で行っても、また2段にわたって行
ってもよいが、硬化歪を小さくするには、2没にわたっ
て硬化したほうがよい。
以上のように本発明の組成物では硬化特性を相異するN
−グリシジル置換アミド化合物をエポキシ樹脂成分とし
ているので、二段硬化することにより硬化歪を小さくで
き、その硬化体は通常のエポキシ樹脂硬化体より高い耐
熱性を有し、繊維強化複合材料等の各種材料のバインダ
ーとして優れた性質を有する。一方、それら組成物の半
硬化体では未反応のグリシジル基の関与による接着性の
向上、またはその残存グリシジル基を利用した機能性の
付与が可能である。
次に本発明を実施例により更に説明する。
実施例I N、N、N’、N’−テトラグリシジルテレフタラミド
215ノ、ネオペンチルグリコールのジグリヅジルエー
テル(東部化成製エポライ)150ONP)307、フ
ェノールノボラツクエポキン樹脂(ダウケミカル社製1
)EN−431) 44ノ、ジシアンジアミド1ull
及びカープレックス6gを三本ロールで十分混練し、更
にアルミナ680りを奈加し、減圧下で脱泡しながら十
分混練した。
このようにして得た組成物をアプリケーターにより70
ミクロンの厚さに伸ばし、次の二条1牛で硬化し、パイ
ブロンによりガラス転移温度Tgを測定した。
90℃で5時間硬化したものは、Tg141°Gと、ま
た180°Gで5時間硬化したものは、Tg194°C
と得られた。
実施例2 実施例1ON、N、N’、N’、−テトラグリシジルテ
レフタラミドのかわりに、N、N、Nl、Nl−テトラ
グリシジルイソフタラミドを使用した以外は実施列1と
全く同様にして組成物を得、同様の榮件で硬化した後、
Tgの測定を行った。90°Cで5時間硬化したものは
、Tgl、29℃と、180℃で5時間硬化したものは
Tg158℃と得られた。
比較列1〜3 実施例1ON、N、N’、N’−テトラグリシジルテレ
フタラミドのかわりに、比ffしIJlではN、N、1
#、N“−テトラグリシジル−4,4′−ジアミノジフ
ェニルメタン300シを、比較例2ではN、N、N”、
N’−テトラグリシジルキシレリンジアミン205りを
、比較例3ではエピコート828(油化シェルエポキシ
社製)405りを使用した以外は実施例1と全く同様に
して組成物を得、150°Cで5時間硬化し、ガラス転
移温度Tgを測定した。
比較例1では、Tgは186℃、比咬例2右ま175°
C1比校例3では1236Cと得られた。
実施例3 :積層板の製造 N、N、N’、N’−テトラグリシジルテレフタラミド
シ、エピコート1001(油化シエルエポキ・ン社製)
sop、ビス−(4−アミノフェニル)−スルホン17
り、メチルエチルケトン80記を添加し十分混合後、グ
ラスクロスに浸漬し、130′GにてBステージ化しプ
リプレグを作り、プリブVグ6枚を重ね、その上に銅箔
をのせ、140°Cで20k17で45分間加熱加圧し
、鋼張積層板を作1戎した。
その積層板の・物性を:u11定し、次の拮果を得た。
曲げ強度は5 8 kl? / arX、曲げ弾性は1
 、s6okg/ mX、誘電特性tanδ/IMCは
1,5X10  、体積抵抗は1.6X10n −弾で
あった。
実施例4 :接着試検 N、N、N、N−テトラグリシジルイソフタラミド10
0q1ジシアンジアミド6シ、二ロジル2qを三本ロー
ルで十分混練し、更にそこにアルミナ30りを均一に分
散し城用下に脱泡し、組成、吻を得た。
該組成物をアセトンで脱脂処理した巾25 m / m
×しさ100 m× In X厚さ1.6m/mの鋼板
(Ji SG314 ]、 )に片端より1.2.5m
/mまで゛咳組成物を塗布し、そこにもう一枚の鋼板を
重ね合せ、咀にりIJ 7プで゛圧潰しながら、100
°Cで4時間、更に180℃で4時間硬化を行い試祷片
を作成した。
該試験片をJ’ 1. S K 6850に準じて、引
張り剪断強度の測定を行ったところ、195 :<9 
/ 47のr直を得た。
実施例 :接着試験 実捲例4のIN、N、INI、I′Vll−テトラグリ
ンジルイソフタラミドのかわりにN、N、NI、NI−
テトラ−2−メチルグリシジルイソフタラミドを使用し
た以外は実施例4と全く同様にして組成物を得、それを
使って試験片を作製し、同様の条件で硬化した。
引張り剪断強度の測定を行ったところ、188kgZ楠
゛の直を得た。
参考例1〜10 表−1のグリシジル化合物を(A、)過塩素酸直接滴定
法及び(1り塩酸ジオキサン逆滴定法の二種の方法で滴
定し、エポキシ当量を測定し、浩果を表1に示した。
特許出願人 三ヰ東圧化学株式会社 手  続  補  正  書 詔和58年オ月x/:L日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 2、発明の名称 硬化性組成物 3補正をする者 明細朋。
「別紙」 訂正明細書 1発明の名称 硬化性組成物 2、特許請求の範囲 一般式 (但し、R1は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基捷
たは脂環式炭化水素基であり、Xは水素、グリシドキシ
基、2−メチルグリシドキシ基、N、N−ジグリシジル
アミノシダたばN、N−ジー2−メチルグリシジルアミ
ノ基であり、pは0または1の整数であり、4は0〜4
の整数であり、R2は水素またはメチル基であり、R2
が水素のときはXは水素、グリシドキシ基捷たはN、 
N−ジグリンジルアミノ基であり、R2がメチル基のと
きはXは水素、2−メチルグリシドキシ基またはN、N
−ジー2−メチルグリシジルアミノ基であり、Sは1〜
4v整数であり、但しXが水素でSが1のときは、pは
Oまたは1、矛は1であり、Xが水素で5が2・〜4の
ときは、pは0またば1、tはDまだは1であシ、Xが
グリシドキシ基捷たは2−メチルグリシドキシ基のとき
はpは1であり、XがN、 N −7グリシンルアミノ
基捷たはN、N−ジー2−メチルグリシジルアミノ基の
ときはpは0または1、fは1または2、sは1寸たは
2である。)で表わされる)J−グリシジル置換アミド
化合物、硬化剤及び場合によっては他のエポキシ樹脂と
からなることを特徴とする硬化性組成物。
6発明の詳細な説明 本発明はN−グリシジル置換アミド化合物を含有するこ
とからなる硬化性組成物に関する。更に詳しくは二段硬
化可能な硬化特性を有するN−グリシジル置換アミド化
合物を含有することからなる硬化性組成物に関するもの
である。
グリ7ジル置換化合物はエポキシ樹脂として、積層用樹
脂、注型用樹脂、塗料用樹脂、浸漬樹脂、成型コンパウ
ンド、接着剤及び電子材料用の絶縁材料等の幅広い用途
において使用qれている。
そして、それらの幅広い用途における一要求に応えるべ
く種々の改良及び工夫が行われている。しかし、それら
の樹脂の基本的な性質を支配している基本的な骨格は主
にグリシジルエーテル結合とグリシジルアミノ結合の二
種類であり、改良の具体的な方法としては結合母体の構
造に変化を持たせること、二H1以」二のエボキン逗工
脂を併用すること及び硬化剤の選択を最適化すること等
が採用されるが、そのような改良及び工夫を行っても必
ずしも満足する結果は得られていない。
以上の点に鑑み、本発明者らは鋭意検討した結果、既に
特IVM昭56−185534においてN−グリシジル
置換アミド化合物を、また將願昭57−125886に
おいてN−2−メチルグリシジル置換アミド化合物およ
びその製造方法を明らかにし、第6の結合骨格であるN
−グリシジル置換アミド結合を有する化合物を工業的に
製造することが可能であることを示した。更に本発明者
らはN−グリシジル置換アミド結合の性質について釧意
検討した結果、意外なことにアミド基に結合している二
ヶのグリンンル基の反応性が異なることを見い出し、捷
た特別な硬化剤を使用しなくても、通常の硬化剤を使用
し硬化条件を選定することにょシ、一般式(但し、R□
は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基捷たは脂環式炭
化水素基であり、Xは水素、グリシドキン基、2−メチ
ルグリシドキン基、N、N−ジグリンジルアミノ基まだ
はN、N〜7−2−メチルグリシジルアミノ基であり、
pfは0または1の整数であり、g、(は0〜4の整数
であり、R2は水素またはメチル基であり、R2が水素
のときはXは水素、グリシドキン基またはN、 N−7
グリシ/ルアミノ基であシ、R2がメチル基のときはχ
は水素、2−メチシダリノドキシ基捷たばN、 N−ン
−2−ノチルグリンジルアミノ基であり、s(は1〜4
の整数であシ、但しXが水素でSが1のときは、pは0
まだは1、?は1であシ、Xが水素でSが2〜4のとき
(弓1、pは0まだは1、矛はOまたは1であ13、x
がグリシドキシ基まだは2−メチルグリシドキン基のと
きは1〕は1であり、XがN、 N −ングリシノルア
ミノ基またばN、N−シー2−メチルグリシジルアミノ
基のときはp・ばotたは1、fは1または2.5は1
または2である。)で表わされる11−グリシジル置換
アミド化合物、硬化剤及び場合によっては他のエポキシ
樹脂とからなる硬化性組成物を〜提供するに到った。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明に適用できるN−グリシツル置換アミド化合物は
前記一般式に示したものであり、より具体的に、かつ簡
略化のためN−グリシジル置換アミド化合物のみをもっ
て列挙すれば、モノアミド1ヒ合物のN−グリシジル置
換化合物、ジアミド化合物以上の多価アミド化合物のN
−グリジル置換化合物、水酸基置換モノアミド化合物の
N−グリシジル置換グリシジルニー、チル化合物、水酸
基置換ジアミド化合物のN−グリシジル置換グリシジル
エーテル化合物、アミノ基置換モノ′アミド化合物のN
−グリシジル置換化合物、アミノ基置換/アミド化合物
のN−グリシジル置換化合物々とである。具体的な比合
物名は特願昭5/)−185534及び特願昭57−1
25886に記載されているものすべてが適用できるが
、簡略化のためN−グリ7ジル置換アミド化合物のみを
もって代表的な化合物を例示すると、たとえばモノアミ
ド化合物のN−グリシジル置換化合物では、N、N−ジ
グリシジルホルムアミド、N、N−ジグリシジルアセト
アミド、N、N−ジグリンジルプロピオアミド、N、N
−ジグリシジルアクリルアミド、N、N−ジグリシジル
メタクリルアミド、N、14−ジグリシジルクロトナミ
ド、Ii。
N−ジグリシジルアセトアミド、N、N−7グリシジル
ナフクレノカルポキサミド、N、N−ジグリシ、フルト
リルアミド、1(、N−ジグリシジルフェニルアセトア
ミド、N、N−ジグリシジルフェニルプロビオアミド、
N、N−ジグリシジルフェニルアクリルアミド、N、N
−ジグリシジルシンナマミド、N。
N−ジグリシジルシクロヘキサンカルボキサミド、N、
 N−ジグリシジルシクロへキシルアセトアミド力とが
あげられる。
また、多価アミド化合物のN−グリシジル置換アミド化
合物では、たとえばN、 N、 N’、 N’−テトラ
グリシジルジアミノ、N、 N、 f xq’−テトラ
グリシジルザク/ナミド、N、 N、 N’、 N’−
テトラグリシジルアジパミド、N、 rq、 N: 1
q’−テトラグリシジルジアミノ、N訊’kJ: N’
−テトラグリシジルマレアミド、N、 N、 NjN′
−デトラグリシジルフクラミド、N、 N、 lぐ(N
′−テトラグリ/ジルイソくタラミド、N、 N、 f
 N’−テトラグリフノルテレフタラミド、N、 N、
 N: N’−テトラグリ/シルカフタレンジカルボキ
サミド、NI NI N+14′−テトラグリシジルシ
クロヘキサンジカルボキザミド、N、 N、 N: N
) Nf: N’−へキサグリシジルベンゼントリカル
ポキサミド、ti、 xi、 f i f N’、 i
 ;’−オクタグリシジルビロメリノタアミドなどがあ
る。一方、水酸基置換モノアミド化合物のN−グリシジ
ル置換グリシジルエーテル化合物では、たとえばN、 
N−ジグリ7ジルグリノドキプロピオ”アミド、八 N、 N−ジグリシンルグリンドキンプチラミド、N。
N−ジグリシジルグリシド千シクロトナミド、N。
N−ジグリシジルグリシドキシベンズアミ)、、  N
N−ジグリシジルグリシドキシトリルアミドN−ジグリ
シジルグリシドキシトリルアミドなどがある。
水酸基置換ジアミド化合物のN−グリシジル置換グリシ
ジルエーテル化合物では、たとえばN, N, N’。
N′−テトラグリシジルグリシドキシテレフタラミド、
N,ty,t(1−テトラグリシジルグリシドキシテレ
フタラミド アミノ基置換モノアミド化合物のN−グリシジル置換化
合物では、たとえばN, 1q, i N’−テトラク
′1ノシジルグリシンアミド、N, N, NC N’
−ナトラグ1ノンジルアラニンアミド、N,N−ジグリ
/ジルアミノ−クイ−ジグリシジルベンズアミド、N,
N,Bl;N’ −テトラグリシジルジアミノ−N7f
−ジグ1ノンジルベンズアミドなどがある。
アミン基置換ジアミド化合物の全1一グIJンジル置換
化合物では、たとえばN, N, i f y7 1−
へキヅーグリシジルアスノぐルトジアミド、N,N−ジ
グ1)シジルアミノ−!=!j 111: )コZf−
テトラグリ/ジルイソフタラミド、N、 N −7クリ
/ゾルアミノ−N; I(N? N” −デトラグリン
/ルテレフタラミドなどかある。・また、尿素のN=グ
リ/ノル置換誘導体も含捷れ、例えばN、 r<、 N
’、 N’−テトラグリンシル尿累などがある。
次に硬化剤であるが、通常のエポキシ樹脂の硬化に使用
されているものであれば特に限定はなく、アミン化合物
、カルボン酸無水物及びそれらの酸及び多価フェノール
化合物などがあげられる。
アミン比合物では、脂肪族、脂環式、芳香族及び複素環
式アミン、シアナミド類更にはポリアミ/アミドなどで
あり、それらを例示すると、たとえば゛エチレンンアミ
ン、プロパン−1,2−ジアミン、ヘキサメチレンジア
ミン、ジエチレントリアミ/、N−(2−ヒドロキシエ
チル)−ジエチレントリアミン、ビス−(4−アミノン
クロヘキンル)−メタン、2,2−ビス−(4−アミノ
シクロヘキ′/ル)−プロパン、口1−及びp−フェニ
レンジアミン、ビス−(4−アミノフェニル)−メタン
、ビス−(4−アミノフェニル)−スルホ/、T’11
−キシリンンンアミン、N−(2−アミノ−LチノL 
j −ヒ°ペラ7ン、ジシアンジアミド、ポリ′アミン
とハ旨肪酸との反応生成物などがあげられる。
カルボン酸無水物及びそれらの酸では、例示すると、た
とえは無水ンタル酸、無水テトラヒJ−■:]フタル酸
、無水−キサ巨ドロフタル酸、無水マレイン酸、無水コ
・・り酸、ビロメリノl−酸二無水物、無水トリノリノ
ド ゛ホイ酸無水物、ノチルナジノク酸無水物及びそれらの
酸無水物に対応する酸ならびにイソフタル酸。
テレフタル酸、クエン酸などである。
多価フェノール化合物では、例示すると、たとえばレゾ
ルシノール、ハイドロキノン、212−ビス−(4−−
ヒドロキシフェニル)−プロパン及ヒフエノール−アル
デヒド樹脂などである。
また、硬化反応を円滑に行わせるために、硬化促進剤を
併用することもできる。硬化促進剤としては第三級アミ
ン、三弗化ホウ素及びその錯体更にはイミダゾールなど
であり、それらを例示すると、・たとえば1q−ベンジ
ルジメチルアミン、2,4.6−ドリスー(ジメチル゛
アミノエチル)−フ′エソール、三弗化ホウ素アミン錯
体、三弗化ホウ素エーテル銘体、イミダゾールなどがあ
げられる。
次に硬化剤の使用量は半硬化即ちアミド基に置換してい
るグリシジル基を一ケだけ反応させる場合と、全硬化即
ちアミド基に置換しているグリシジル基を二ヶとも反応
させる場合では、添加量が変る。半硬化の場合には、参
考例に示すように塩酸ゾオキザン逆滴定法で測定したエ
ポキシ当量の値を、−刃金硬化の場合には過塩素酸直接
滴定法で測定l〜たエポキシ当量の値を基準とす孔ばよ
い。
アミン系硬化剤の場合には、エポキシ当量当り05〜・
15、好゛ましくは075〜125アミノ−水素当量の
アミンが使用される、カルボン酸無水物及びそれらの酸
でkL,エポキシ当量当り02〜14、好ましくは04
〜11当量のカルボン酸無水物及びそれらの酸が使用さ
れる。一方、多価フェノール化合物では、エポキシ当量
当り05〜15、好圧しくは075〜125のフェノー
ル性水酸基当量の多価フェノール化合物が使用される。
また、硬化促進剤の使用量は概ね05〜60%、好まし
くは1〜40重量φ重量る。
次に、そ、のようにして得た組成物の硬化条件であるが
、半硬化の場合は使用する硬化剤の通常の硬化条件で行
えばよく、全硬化の場合は通常条件より厳しいところで
硬化する必要があシ、具体的には硬化の進行状況,を表
面硬度の変化により追跡するとか、或いは種々の条件下
で硬化を行わせる方)法により、硬化条件を決める必要
がある。硬化の方法は1段でも行える口、2段でも行う
ことができる。
また、上記した硬化性組成物に、該組成物寸だid該硬
化体の物性改良等の種々の理由により、場合によっては
通常のエポキシ樹脂を一種以上併用してもよい。併用さ
′れるエポキシ樹脂としては、通常使用されているもの
がすべて適用される。具体的には、グリシジルエーテル
化合物、グリシジルアミン化合物及びグリシジルエステ
ル化合物であシ、キれらを例示すると、たとえばグリシ
シルエ−チル化合物ではプチルグリシジルエーテノヘ 
アリルグリン/ルエーテノペフェニルグリシシルエーテ
ル、ネオペンチルグリコールの7グリシジルエーテノへ
 ビスフェノールを骨格とする/グリン/ルエーテル、
ポリフェノールのポリグリシジルエーテル、フェノール
−アルデヒド樹脂を骨格トするポリグリシジルエーテル
などがある。
グリシジルアミン化合物では、たとえばN、 N−ジア
ミン、N、 N、 N’、 N’−テトラグリソノルノ
アミノシフェニルノクンなどがあ乙。
グリシ/ルエスアルfヒ合物では、例えばグリン/ルメ
タクリレート及びそれを共重合して得られるポリマー、
/グリシジルノタレー 1−なとがある。
また、それらの2−メチルグリシジル化合物なども適用
でき、上記グリシ/ル化合物を二種以上べ併用してもよ
い。
また、上記組成物に可塑剤、稀釈剤、充填剤、強化剤、
着色剤、流れ調整剤、難燃剤及び滑剤等の添加剤を使用
してもよい。それらを例示すると、たとえばンブチルフ
タン−1−、ジオクチルフタレート、スチレン、/アリ
ルフタンート、アスベスト、アスファルト、ガラス繊維
、紡織繊維、炭素繊維、ホウ素繊維1.ポリアラミド繊
維、雲母、アルミナ、石こう、酸化チタン、チョーク、
石英粉、セルロース、カオリン等の粘土鉱物及びそれら
のアミン等による変性物、コロイダルンリ力(登録商標
名“エロ/ル″)、粉まつ化ポリ塩化ビニル、粉捷つ化
ポリオレフィン、粉1つ化アミノプラスト及びアルミ、
鉄粉等の金属粉及び三酸化アンチモンなどがある。
本発明を好適に実施するには、前記配合物を均一に混合
する必要がある。混合する方法は、通常羽根付き撹拌機
等を使用して撹拌そう内で行う方法、ロール等の混練機
を使用して行う方法などを採用できる。寸だ、一般に多
価アミド化合物のN−グリシジル置換体は一般に粘度が
高いので、注型用或いは塗料用には他の低粘度のエポキ
ン樹脂、稀釈剤を配合し、流動特性をよくすることもで
きる。
また、N−グリシジル置換アミド化合物は相容性がよい
ので、従来相分離等の問題で配合の困難であったものも
、その添加によ!ll均一り化することも可能である。
一方、N、N−シグリシジルアクリルアミト等の重合性
の不飽和結合を有する置換体で(ri、それをlF合し
て得た重合体を使用することも可能である。
そのようにして調夷して得た硬化性組成物を加熱するこ
となとにより、硬化体を得ることができる。
加熱方法は加熱板を使用して圧縮して行う方法、オーブ
ン中で行う方法などを採用でさる。本発明の組成物を全
硬化する場合、1段で行っても、また2段にわたって行
ってもよいが、硬化歪を小さくするに(ri、2段にわ
たって硬化したほうがよい。
以−にのように本発明の組成物では硬化腸性を相異する
11〜グリ/ジル置換ア好ド化合物をエボキン樹脂成分
としているので、二段硬化することにより硬化歪を小さ
くでき、その硬化体は通常のエポキシ樹脂硬化体より高
い重態性を有[−1繊維強化複合41N等の各種材料の
バインダーとして優れた性質を有する。一方、それら組
成物の半硬化体では未反応のグリシジル基の関与による
接着性の向上、寸たはその残存グリシジル基を利用した
機能性の伺与が可能である。
次に本発明を実施例により更に説明する。
実施例1 N、 N、 N: N’−テトラグリシシルテレフタラ
ミト2157、ネオペンチルグリコールのシグリシ/ル
エーテル(東部化成製エポライト150ONP ) 5
0 f。
フェノールノボラノクエボキシ衝脂(ダウケミカル社製
DEN−431) 44 fl、ジシアンジアミド19
グ及びカープレックス67を三本ロールで十分混練し、
更にアルミナ6807を添加し、減圧下で脱泡しながら
十分混練した。
このゝようにして得た組成物をアプリケーターにより7
0ばクロンの厚さに伸ばし、次の二条性で硬化し、パイ
ブロンによりカラス転移温度T7を測定した。
90℃で5時間硬化したものは、Ty141℃と、また
180℃で5時間硬化したものは、Ty 194℃と得
られた。
実施例2 実施例1のN、 N、 N: N’−テトラグリシジル
テレフタラミドのかわりに、N、 IN、 N: N’
−テトラグリシジルテレフタラミドを使用した以外は実
施例1と全く同様にして組成物を得、同様の条件で硬化
した後、Tyの測定を行った。90℃で5時間硬化した
もの(′ユ・Tii’ 129°Cと、180℃で5時
間硬化したものはTy 158℃と′mられた。
比較例1〜3 実画1列1のN、 i−4,,111,’ N’−テト
ラグリシジルテレフタラミドのかわりに、比較例1では
N、 N、 N: N’−テトラグリシフルー 4.4
’−ジアミノ/フェニルツタ/3007を、比較例2で
(C’f、 N、 Iす、径N′−テトラグリシワレ ジルキシ←ン7アミン2051を、比較例6でUまエピ
コート828(油化シェルエポキシt−を製)4os7
を使用し/こ以外は実施例1と全く同様にして組成物を
得、150℃で5時間硬化し、ガラス転移温度T7を測
定した。
比較例1では、Tyは186℃、比較例2では175℃
、比較例6では123℃と得られ:た。
実施例6 :積層板の製造 N、 N、 N’: N’−テトラグリシジルテレフタ
ラミド207、エピコー) 1001 (油化シェルエ
ポキシ社製)807、ビス−(4−アミノフェニル)−
スルホン172、メチルエチルケトン801πlf添加
し十分混合後、ガラスクロスに浸漬し、130℃にてB
スデー/化しプリプレグを作り、プリブレ26枚を重ね
、その上に銅箔をのせ、140℃で20 、Kgで45
分間加熱加圧し、銅張積層板を作成した。
その積層板の物性を測定し、次の結果を得た。曲げ強度
(佳58Kg/nTη2、曲は弾性”i、 1.860
 K97 mm ”、誘電時性t a nδ/ 、TM
cば1.5X10−”、体積抵抗は16X 1o16A
−uzであった。
実施例4 :接着試、1検 xy、 N、 N: N’−−テトラグリシジルイソフ
タラミド1007、/シアノンアミド6フ、エコゾル2
f’、rE本ロールで十分混練し、更にそこにアルミナ
ろo7を均一に分散し減圧下に脱泡し、組成物を得た。
該組成物をアセトンで脱脂処理した巾25 rn/、n
X長さi 00 rn、/rn X厚さ1.61n/I
TIの鋼板(J工s as14+ )に片端より125
+11//n〕まで該組成物を塗布し1.そこにもう一
枚の鋼板を重ね合せ、更にクリップで圧締しながら、1
00℃で4時間、更に100℃で4時間硬化を行い試験
片を作成した。
該試験片をJl:5K6850に糸じて、引張り剪断強
度の測定を杓ったところ、195 Kg / olの値
を得た。
実施例5 :接着試、験 実施例4ON、 N、 N: N’−テトラグリシジル
イソフタラミドのかわりにN、 N、にN’−テトラ−
2−メチルグリシジルイノフタラミドを使用した以外は
実施例4とr〈同様にして組成物を得、それを使って試
験片を作製し、同様の条件で硬化した。
引張り剪断強度の測定を行りんところ、188i(9/
crlの値を得た。
参考例1−10 表−1のグリンジル化合物を(A)過塩素酸直接滴定法
及び(B)塩酸ジオキサン逆滴定法の二種の方法で滴定
し、エポキシ当にを測定し、結果を表1に示した。
和許出願人 三井東圧化学株式会社 手  続  補  正  書 昭和58年11月7日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第89289号 2発明の名称 硬化性組成物 3、補正をする者 願書および明細書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (但し、R3は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基ま
    たは脂環式炭化水素基であり、Xは水素、グリシドキシ
    基、2−メチルグリシドキシ基、N、N−ジグリシジル
    アミノ基またはN、N−ジー2−メチルグリシジルアミ
    ノ基であり、pは0または1の整数であり、qは0〜4
    の整数であり、R1は水素またはメチル基であり、R2
    が水素のときはXは水素、グリシドキシ基またはN、N
    −ジグリシジルアミノ基であり、融がメチル基のときは
    Xは水素、2−メチルグリシドキシ基またはN、N−ジ
    ー2−メチルグリシジルアミノ基であり、Sは1〜4の
    整数であり、但しXが水素でSが1のときは、pはOま
    たは1、qはlであり、Xが水素でSが2〜4のときは
    、pはOまたは1、qはOまたは1であり、Xがグリシ
    ドキシ基または2−メチルグリシドキシ基のときばpは
    1であり、XがN、N−ジグリシジルアミノ基またはN
    、N−ジー2−メチルグリシジルアミノ基のときはpは
    Oまたは1、qは1または2、Sは1または2である。 )で表わされるN−グリシジル置換アミド化合物、硬化
    剤及び場合によっては他のエポキシ樹脂とからなること
    を特徴とする硬化性組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111909117A (zh) * 2020-08-28 2020-11-10 南京林业大学 一种苯酐二异丙醇酰胺类环氧树脂及其制备方法与应用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111909117A (zh) * 2020-08-28 2020-11-10 南京林业大学 一种苯酐二异丙醇酰胺类环氧树脂及其制备方法与应用
CN111909117B (zh) * 2020-08-28 2022-05-03 南京林业大学 一种苯酐二异丙醇酰胺类环氧树脂及其制备方法与应用

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