JPS59215190A - 画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スクリーン上の画面を垂直方向に複数区分に
分割したときのそれぞれの区分毎に電子ビーム金発生さ
せ、各区分毎にそれぞれの電子ビームを垂直方向に偏向
して複数のラインを表示し。

全体としてテレビジョン画像を表示する装置に関する。

従来例の構成とその問題点 従来、カラーテレビジョン画像表示用の表示素子として
は、ブラウン管が主として用いらｎているが、従来のブ
ラウン管では画面の大きさに比して奥行きが非常に長く
、薄形のテレビジョン受像機全作成することは不可能で
あった。寸た、平板状の表示素子として最近ＥＬ表示素
子、プラズマ表示装置、液晶表示素子等が開発されてい
るが、いず’ｎも輝度、コントラスト、カラー表示の色
再現性等の性能の面で不充分であり、実用化されるには
至っていない。

そこで、電子ビームを用いて平板状の表示装置全達成す
るものとして、本出願人は特願昭５６−２０６１８号（
特開昭５７−１３８５９０号公報）により、新規な表示
装置を提案した。

これは、スクリーン上の画面全垂直方向に複数の区分に
区分したときのそれぞれの区分毎に電子ビームを発生さ
せ、各区分毎にそれぞれの電子ビーム金垂直方向に偏向
して複数のラインを表示し、全体としてテレビジョン画
像を表示するものである。

まず、ここで用いられる画像表示素子の基本的な一構成
例を第１図に示して説明する。

この表示素子は、後方から前方に向って順に、背面電極
１．ビーム源としての線陰極２、垂直集束電極３，３′
、垂直偏向電極４、ビーム流側（財）電極５．水平集束
電極６．水平偏向電極７、ビーム加速電極８およびスク
リーン板９が配置されて構成されており、これらが扁平
なガラスバルブ（図示せず）の真空になされた内部に収
納されている。

ビーム源としての線陰極２は水平方向に線状に分布する
電子ビームを発生するように水平方向に張架されており
、かかる線陰極２が適宜間隔を介して垂直方向に複数本
（ここでは２イ〜２二の４本のみ示している）設けら牡
ている。この実施例では１５本設けられているものとす
る。それら金２イ〜２ヨとする。これらの線陰極２はた
とえば１０〜２ｏμφのタングステン線の表面に熱電子
放出用の酸化物陰極材料が塗着されて構成されている。

そして、これらの線陰極２イ〜２ヨは電流が流されるこ
とにより熱電子ビームを発生しつるように加熱されてお
り、後述するように、上方の線陰極２イから順に一定時
間ずつ電子ビームを放出するように制（財）さｎる。背
面電極１は、その−゛定時間電子ビーム金放出すべく制
御される線陰極２以外の他の線陰極２からの電子ビーム
の発生全抑止し、かつ、発生された電子ビームを前方向
だけに向けて押し出す作用をする。この背面電極１はガ
ラスパルプの後壁の内面に付着さ一７’Ｌ　ｆｔ導電材
月の塗膜Ｖこよって形成さｎていてもよい。また、これ
ら背面電極１と線陰極２とのかわりに、面状の電子ビー
ム放出電極ヲ用いてもよい。

垂直集束電極３は線陰極２イ〜２ヨのそれぞれと対向す
る水平方向に長いスリ・ブト１ｏ２１Ｉｌ−有する導電
板１１であり、線陰極２から放出された電子ビームをそ
のスリット１ｏ全通して取り出し、かつ、垂直方向に集
束させる。水平方向１ライン分（３６ｏ絵素分）の電子
ビームを同時に取り出す。

図では、そのうちの水平方向の１区分のもののみを示し
ている。スリット１０は途中に適宜の間隔で桟が設けら
れていてもよく、あるいは、水平方向に小さな間隔（は
とんど接する程度の間隔）で多数個並べて設けられた貫
通孔の列で実質的にスリットとして構成されていてもよ
い。垂直集束電極３′も同様のものである。

垂直偏向電極４は上記スリット１ｏのそれぞれの中間の
位置に水平方向にして複数個配置されておジ、そｎぞれ
、絶縁基板１２の上面と下面とに導電体１３．１３’が
設けらｎたもので構成されている。そして、相対向する
導電体１３．１３’の間に垂直偏向用電圧が印加され、
電子ビームを垂直方向に偏向する。この実施例では、一
対の導電体１３．１３’によって１本の線陰極２からの
電子ビームを垂直方向に１６ライン分の位置に偏向する
。

そして、１６時の垂直偏向電極４によって１５本の線陰
極２のそれぞれに対応する１５対の導電体対が構成され
、結局、スクリーン９上に２４０本の水平ライン金描く
ように電子ビームを偏向する。

次に、制（財）電極５はそれぞれが垂直方向に長いスリ
ンｌ−１４’ｉ有する導電板１６で構成されており、所
定間隔を介して水平方向に複数個並設されている。この
実施例では１８０本の制（財）電極用導電板１５ａ〜１
５ｎが設けら扛ている。（図では９本のみ示している）
。この制（財）電極５は、それぞれが電子ビームを水平
方向に２絵素分ずつ区分して取り出し、かつ、その通過
量をそれぞれの絵素を表示するための映像信号に従って
制（財）する。

従って、制御電極５用導電板１６＆〜１６ｎを１８Ｑ本
設ければ水平ライン分当り３６０絵素全表示することが
できる。′！た、映像をカラーで表示するために％各絵
素はＲ，Ｇ、　　Ｂの３色の螢光体で表示することとし
、各側（財）電極６には２絵素分のＲ，Ｇ、　　Ｂの各
映像信号が順次加えられる。

また、１８０本の制（財）電極５用導電板１５１Ｌ〜１
５ｎのそれぞれには１ライン分の１８０組（１組あたり
２絵素）の映像信号が同時に加えられ。

１ライン分の映像が一時に表示さ扛る。

水平集束電極６は制（財）電極５のスリット１４と相対
向する垂直方向に長い複数本（１８０本）のス’）ノド
１６に有する導電板１７で構成され、水平方向に区分さ
−ｎｆｃそｎぞれの絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平
方向に集束して細い電子ビームにする。

水平偏向電極７は上記スリット１６のそれぞれの両側の
位置に垂直方向にして複数本配置された導電板１８．１
８’で構成されており、そ往ぞれの電極１８．１８’に
６段階の水平偏向用電圧が印加されて、各絵素毎の電子
ビーム全それぞれ水平方向に偏向し、スクリーン９上で
２組のＲ，Ｇ、　　Ｂの各螢光体を順次照射して発光さ
せるようにする。

その偏向範囲は、この実施例では各電子ビーム毎に２絵
素分の幅である。

加速電極８は垂直偏向電極４と同様の位置に水平方向に
して設けらｔ″した複数個の導電板１９で構成されてお
り、電子ビームを充分なエネルギーでスクリーン９に衝
突させるように加速する。

スクリーン９は電子ビームの照射によって発光される螢
光体２０がガラス板２１の裏面に塗布さｎ％また、メタ
ルバンク層（図示せず）が付加されて構成されている。

螢光体２０は制御ｌ電極６の１つのスリット１４に対し
て、すなわち、水平方向に区分された各１本の電子ビー
ムに対して、Ｒ９Ｇ、　　Ｈの３色の螢光体が２対ずつ
設けられており。

垂直方向にストライプ状に塗布されている。第１図中で
スクリーン９に記入した破線は複数本の線陰極２のそれ
ぞｎに対応して表示される垂直方向での区分金示し、２
点鎖線は複数本の制（財）電極５のそτしぞれに対応し
て表示される水平方向での区分を示す。これら両者で仕
切られた１つの区画には、第２図に拡大して示すように
、水平方向では２絵素分のＲ，Ｇ、　　Ｂの螢光体２０
があり、垂直方向では１６ライン分の幅を有している。

１つの区画の太ささば、たとえば、水平方向が１ｍ肩、
垂直方向が１０だｍである。

なお、第１図りこおいては、わかり易くするために水平
方向の長さが垂直方向に対して非常に大きく引き伸ばし
て描かれている点に注意さｔ’Ｌ　７ｊい。

１だ、この実施例では１本の制御電極６すなわち１本の
電子ビームに対してＲ，Ｇ、Ｂの螢光体２０が２絵素分
の２対のみ設けられているが、もちろん、１絵素あるい
は３絵素以上設けられていてもよくその場合には制（財
）電極６には１絵素あるいは３絵素以上のためのＲ，Ｇ
、　　Ｂ映像信号が順次加えられ、それと同期して水平
偏向がなさｎる。

次に、この表示素子にテレビジョン映像を表示するため
の駆動回路の基本構収ヲ第３図に示して説明する。最初
に、電子ビームをスクリーン９に照射してラスターを発
光させるための駆動部分について説明する。

電源回路２２は表示素子の各電極に所定のバイアス電圧
（動作電圧）全印加するための回路で、背面電極１には
−ｖ１、垂直集束電極３，３にはｖ５゜■３′、水平集
束電極６にはｖ６．加速電極８にはｖ８、スクリーン９
にはｖ９の直流電圧を印加する。

次に、入力端子２３にはテレビジョン信号の複合映像信
号が加えられ、同期分離回路２４で垂直同期信号Ｖと水
平同期信号Ｈとが分離抽出される。

垂直偏向駆動回路４ｏは、垂直偏向用カウンター２５．
垂直偏向信号記憶用のメモリ２７．ディジタル−アナロ
グ変換器３９（以下Ｄ−Ａ変換器という）によって構成
される。垂直偏向駆動回路４ｏの入力パルスとしては、
第４図に示す垂直同期信号Ｖと水平同期信号Ｈｉ用いる
。垂直偏向用カウンター２５（８ビツト）は垂直同期信
号Ｖによってリセットされて水平同期信号Ｈをカウント
する。この垂直偏向用カウンター２６は垂直周期のうち
の垂直帰線期間を除いた有効走査期間（ここで１ｊ２４
ｏＨ分の期間とする）をカウントし、このカウント出力
はメモリ２７のアドレスへ供給さ几る。メモリ２７から
は各アドレスに応じた垂直偏向信号のデータ（ここでは
８ビツト）が出力され、Ｄ−Ａ変換器３９で第４図に示
すｖ、ｖ’の垂直偏向信号に変換される。この回路では
２４ＯＨ分のそれぞれのラインに対応する垂直偏向信号
全記憶するメモリアドレスがあり、１垂直区分すなわち
ＩｅＨ分ごとに規則性のあるデータをメモリに記憶させ
ることにより、１６段階の垂直偏向信号を得ることがで
きる。もちろん、各垂直区分毎の偏向特性のばらつき等
に応じてそれぞれのラインの垂直偏向信号全調整してお
いてもよい。

一方、線陰極駆動回路２θは、垂直同期信号Ｖと垂直偏
向用カウンタ２５の出力を用いて線陰極駆動パルス〔イ
〜ヨ〕を作成する。第５図（２Ｌ）は垂直同期信号Ｖ、
水平同期信号Ｈおよび垂直偏向用カウンター２６の下位
５ビツトの関係を示す。第５図（ｂ）はこれら各信号を
用いて１６Ｈごとの線陰極駆動パルス〔イ′〜ヨ′〕を
つくる方法金量す。第５図で、ＬＳＢは最低ピットを示
し、（ＬＳＢ＋１）はＬＳＢより１つ上位のビラトラ意
味する。

最初の線陰極駆動パルス〔イ′〕ハ、垂直同期信号“Ｖ
と垂直偏向用カウンター２５の出力（ＬＳＢ＋４）を用
いてＲ−Ｓフリップフロップなどで作成することができ
、線陰極駆動パルス〔口′〜ヨ′〕はシフトレジスタ音
用いて、線陰極駆動パルス〔イ′〕ヲ垂直偏向用カウン
ター２６の出力（ＬＳＢ＋２）の反転したものをクロッ
クとし転送することによＶ）得ることができる。この駆
動パルス〔イ′〜ヨ′〕は反転されて谷パルス期間のみ
低電位にさｔｔ、それ以外の期間には約２０ボルトの高
電位にされた線陰極駆動パルス〔イ〜ヨ〕に変換され。

各線陰極２イ〜２ヨに加えられる。

谷線陰極２イ〜２ヨはその駆動パルス〔イ〜ヨ〕の高電
位の間に電流が流されて加熱されており、駆動パルス〔
イ〜ヨ〕の低電位期間に電子を放出しつるように加熱状
態が保持される。これにより、１５本の線陰極２イ〜２
ヨからはそれぞれに低電位の駆動パルス〔イ〜ヨ〕が加
えられた１６Ｈ期間にのみ電子が放出される。高電位が
加えられている期間には、背面電極１と垂直集束電極３
とに加えられているバイアス電圧によって定められた線
陰極２の位置における電位よりも線陰極２イ〜２ヨに加
えられている高電位の方がプラスになるために、線陰極
２イ〜２ヨからは電子が放出されない。かくして、線陰
極２においては、有効垂直走査期間の間に、上方の線陰
極２イから下方の線陰極２ヨに向って順に１ｅＨ期間ず
つ電子が放出される。

放出された電子は背面電極１により前方の方へ押し出さ
扛、垂直集束電＆３のうち対向するスリット１０’！Ｉ
Ｈ通過し、垂直方向に集束されて、平板状の電子ビーム
となる。

次に、線陰極駆動パルス〔イ〜ヨ〕と垂直偏向信号ｖ、
ｖ’との関係について、第６図金用いて説明する。垂直
偏向信号ｖ、ｖ’は各線陰極・（ルス〔イ〜ヨ〕の１６
Ｈ期間の間に１Ｈ分ずつ変化して１６段階に変化する。

垂直偏向信号ＶとＶ′とはともに中心電圧がｖ４のもの
で、ＶはＩＩＩＩＩ次増加し。

Ｖ′は順次減少してゆくように、互いに逆方向に変化す
るようになされている。これら垂直偏向信号ＶとＶ′は
それぞれ垂直偏向電極４の電極１３と１３′に加えられ
、その結果、それぞれの線陰極２１〜２ヨから発生さｆ
′した電子ビームは垂直方向に１６段階に偏向され、先
に述べたようにスクリーン９上では１つの電子ビームで
１６ライン分のラスターを上から順に順次１ライン分ず
つ描くように偏向される。

以上の結果、１６本の線陰極２イ〜２ヨの上方のものか
ら頓に１６Ｈ期間ずつ電子ビームが放出され、かつ各電
子ビームは垂直方向の１５の区分内で上方から下方に順
次１ライン分ずつ偏向されることによって、スクリーン
９上では上端の第１ライン目から下端の２４０ライン目
壕で順次１ライン分ずつ電子ビームが垂直偏向され、合
計２４０ラインのラスクーが描かれる。

このように垂直偏向さｎた電子ビームは制研電極５と水
平集束電極６とによって水平方向に１８０の区分に分割
されて取り出される。第１図ではそのうちの１区分のも
のを示している。この電子ビームは各区分毎に、制（財
）電極６によって通過量が開側１され、水平集束電極６
によって水平方向に集束されて１本の細い電子ビームと
なり、次に述べる水平偏向手段によって水平方向に６段
階に偏向されてスクリーン９上の２絵素分のＲ，Ｇ、　
　Ｂ各螢光体２０に順次照射される。”第２図に垂直方
向および水平方向の区分を示す。制（財）電極５のそれ
ぞれ１６ａ〜１５Ｈに対応する螢光体は２絵素分のＲ，
Ｇ、　　Ｂとなるが説明の便宜上、１絵素をＲ１＋　Ｇ
１＋　Ｂ１とし他方を１２．Ｇ２．Ｂ２とする。

つぎに、水平偏向駆動回路４１は、水平偏向用カウンタ
ー２８（１１ビツト）と、水平偏向信号を記憶している
メモリ２９と、Ｄ−Ａ変換器３８とから構成されている
。水平偏向駆動回路４１の入力パルスは第７図に示すよ
うに垂直同期信号Ｖと水平同期信号Ｈに同期し、水平同
期信号Ｈの６倍のくり返し周波数のパルス６Ｈ金用いる
。

水平偏向用カウンター２８は垂直同期信号Ｖによってリ
セットされて水平周波数の６倍の周波数のパルス６Ｈ金
カウントする。この水平偏向用カウンター２８は１Ｈの
間に６回、１ｖの間に２６０ＨＸ６／Ｈ＝１ａ４ａ回カ
ウントし、このカウント出力はメモリ２９のアドレスへ
供給される。

メモリ２９からはアドレスに応じた水平偏向信号のデー
タ（ここでは８ビツト）が出力さｔ’ｔ、、ｌｌ−Ａ変
換器３８で、第７図に示すり、　ｈ′のような水平偏向
信号に変換される。この回路でｕｅｘ２４０ライン分の
そｎぞｔ″Ｌに対応する水平偏向信号全記憶するメモリ
アドレスがあり、１ラインごとに規則性のある（それぞ
れ修正されていてもよい）６個のデータ定メモリに記憶
させることにより％　１Ｈ期間に６段階波の水平偏向信
号を得ることができる。

この水平偏向信号は第７図に示すように６段階に変化す
る一対の水平偏向信号りとｈ′であり、ともに中心電圧
がｖ７のもので、ｈは順次減少し、ｈ′は順次増加して
ゆくように、互いに逆方向に変化する。これら水平偏向
信号り、ｈ’はそｎぞれ水平偏向電極７の電極１８と１
８′とに加えられる。その結果、水平方向に区分された
各電子ビームは各水平期間の間にスクリーン９のＲ１＋
　Ｇ、＋　Ｂ１　＋　Ｒ２＋Ｃｚ２．　Ｂ２　　の螢光
体にＩｌ１次Ｈ／６期間ずつ照射されるように水平偏向
される。かくして、各ラインのラスターにおいては水平
方向１８０個の各区分毎しこ電子ビームがＲＩ　＋　Ｇ
、　ｌ　Ｂ、　ｌ　Ｒ２＋　（’２　＋　Ｂ２　　の各
螢光体２０に順次照射される。

そこで各ラインの各水平区分毎に電子ビームをＲ４＋　
Ｇ、　＋　Ｂ１　＋　Ｒ２＋　Ｇ２　＋　Ｂ２の映像信
号によって変調することにより、スクリーン９の上にカ
ラーテレビジョン画像全表示することができる。

次に、その電子ビームの変調側（財）部分について説明
する。

１ず、テレビジョン信号入力端子２３に加えられた複合
映像信号は色復調回路３ｏに加えられ、ここで、Ｒ−Ｙ
とＢ−Ｙの色差信号が復調され。

Ｇ−Ｙの色差信号がマトリクス合成され、さらに、それ
らが輝度信号Ｙと合成されて、Ｒ・　Ｇ・　Ｂの各原色
信号（以下、Ｒ，Ｇ、　　Ｂ映像信号という）が出力さ
れる。それらのＲ，Ｇ、　　Ｂ各映像信号は１８０組の
ザンプルホールド回路組３１ａ〜３１ｎに加えられる。

各ザンプルボールド回路組３１ａ〜３１　ｎ　ｉ；ｊ：
それぞｆ′ＬＲ，用、Ｇ１用ｒ　Ｂ＋　ＪＩＬ　Ｒ２用
、Ｇ２用、Ｂ２用の６個のザンプルホールド回路を有し
ている。それぞれのザンプルホールド回路は、各映像信
号ｆＫ：Ａ＝Ｄ変換するＡ−Ｄ変換器とそのディジタル
出力をランチするラッチ回路との対にょって構成される
。それらのサンプルボールド出方は各々保持用のメモリ
組３２ａ〜３２ｎに加えられる。

一方、基準クロック発振器３３はＰ　Ｌ　Ｌ　、（フェ
ーズロックドループ）回路等により構成されてお９、こ
の実施例では色副搬送波ｔｓａの６倍の基準クロック６
ｆＳＧと２倍の基準クロツク２ｆ８ｏ孕発生する。その
基準クロックは水平同期信号Ｈに対して常に一定の位相
を有するように制（財）されている。基準クロック２ｆ
ｓｃは偏向用パルス発生回路４２に加えられ、水平同期
信号Ｈの６倍の信号６Ｈ（！：、ごとの信号切替パルス
”＋　ｌ　ｇ＋　ｌ　ｂ、　ｌ　ｒ２１　ｇ２＋Ｒ２の
パルスを得ている。一方基準クロック６ｆｓｃはサンプ
リングパルス発生回路３４に加えられ、ここでシフトレ
ジスタにより、クロック１周期ずつ遅延される等して、
水平周期（６３，５μ５ｅｃ）のうちの有効水平走査期
間（約６０μ渡）の間に１０８０個のサンプリングパル
スＦｌａｔ〜Ｂｎ２が順次発生され、その後に１個の転
送パルスｔが発生される。このサンプリングパルスＲ１
〜Ｂｎｚｉｊ表示すべき映像の１ライ・ン分を水平方向
３６０の絵素に分割したときのそれぞれの絵素に対応し
、その位置は水平同期信号Ｈに対して常に一定になるよ
うに制（財）される。

この１０８０個のサンプリングパルスＲａｔ〜Ｂｎ２が
それぞれ１８０組のサンプルホールド回路組３１ａ〜３
１ｎに６個ずつ加えられ、これによって各サンプルホー
ルド回路組３１ａ〜３１ｎには１ライン金１８０個に区
分した′ときのそれぞれの２絵素分のＲ１＋　Ｇ１　＋
　Ｂ１　ｒ　Ｒ２＋　Ｇ２　＋　Ｂ２　　の各映像信号
が個別に８ビツトでのディジタル映像信号に変換され、
サンプリングされ、ホールドさ扛る。

そのサンプルホールドされた１８０組のＲ１１ｅ、　Ｉ
Ｂｌ　＋　Ｒ２νＧ２ＴＢ２　　のディジタル映像信号
は１ライン分のサンプルホールド終了後［１８０組のメ
モ＋７３２１Ｌ〜３２ｒｌ：転送パルスｔによって一斉
に転送され、ここで次の一水平期間の間保持される。

この保持さ’ｎたＲ１　ｔ　Ｇｉ　＋　Ｂｌｒ　Ｒ２ｒ
　（’２　＋　Ｂ２　　の８ビットづつのディジタル信
号はスイッチング回路３５ｆＬ〜３６ｎに加えられる。

スイッチング回路５ＥｚＬ　〜３５ｎはそれぞれがＲ１
１０１＋　”１＋　Ｒ２＋　Ｇ２＋Ｂ２　　の個別入力
端子（それぞれ８ビツト分づつ設けられている）とそれ
らを順次切換えて出力する共通出力端子（同上）と全盲
するトライステートあるいはディジタルゲートにより構
成されたものである。

谷スイッチング回路３５ａ〜３５ｎの出力は１８０組の
パルス幅変調（ＰＷＭ）回路３７ａ〜３７ｎに加えられ
、ここで、サンプルホールドさ１１、ｆｃ　Ｒ１＋　Ｇ
、＋　Ｂ１＋　Ｒ２＋　Ｇ２　＋　Ｂ２　　ディジタル
映像信号の大きさに応じて基準パルス信号がパルス幅変
調されて出力される。その基準パルス信号のくジ返し周
期は上記の信号切換パルスｒ１１　ｇ＋　ｌ　ｂ１＋ｒ
２＋ｇ２．Ｒ２のパルス幅よＶも充分小さいものである
ことが望１しく、たとえば、１：１ｏ〜１：１００程度
のものが用いられる。

このパルス幅変調回路３７ｉＬ〜３７ｎの出力は電子ビ
ーム金変調するための制（財）信号として表示素子の制
胛電極５の１８０本の導電板１５ａ〜１５ｎにそれぞれ
個別に加えら′汎る。各スイッチ’り回路３５ａ〜３６
ｎはスイッチングパ／ｌｚ　、７．　発生回路３６から
加えらｎるスイッチングパルスｒ１＋ｇ１１ｂ１Ｔｒ２
１ｇ２νｂ２　　によって同時に切換制菌される。スイ
ッチングパルス発生回路３６は先述の偏向用パルス発生
回路４２からの信号切換パルスｒ％　＋　ｇ＋　ｌ　ｂ
１＋　ｒ２　ｒ　ｇ２　＋　Ｒ２によって制御されてお
り、各水平期間金６分割してＨ／　６ずつスイッチング
回路３５　ａ　〜３５　ｎ　’ｉ切換え、Ｒ１，Ｇ１．
Ｂ１゜Ｒ２＋　Ｇ２　＋　Ｂ２　の各映像信号を時分割
して順次出力し、パルス幅変調回路３７＆〜３７Ｈに供
給するヨ’＋ニｔＪＪ換信号ｒ１　＋　ｇ＋　Ｉ　ｂｌ
　１　ｒ２．　ｇ２＋　Ｒ２’に発生する。

ここで注意すへきことは、スイッチング回路３５ａ　〜
３５ｎにおけるＲ１　＋　Ｇｌ　＋　Ｂ、　ｌ　Ｒ２ｒ
　Ｇ２　＋　Ｂ２の映像信号の供給切換えと、水平偏向
駆動回路４１による電子ビームＲ１＋　Ｇ１　＋　Ｂｉ
　＋　Ｒ２ｔ　Ｇ２　ｒ　Ｂ２　　の螢光体への照射切
換え水平偏向とが、タイミングにおいても順序において
可、完全に一致するように同期側（財）さ几ていること
である。これにより、電子ビームがＲ１螢光体に照射さ
れているときにはその電子ビームの照射層がＲ１映像信
号によって制御され％Ｇ、　ｌ　Ｂｉ　ｌ　Ｒ２１Ｇ２
２Ｂ２　　についても同様に制御されて、谷絵素のＲ１
＋　Ｊ　＋　Ｂ、＋　Ｒ２ｒ　０２　＋　Ｂ２　各螢光
体の発光がその絵素のＲ’ｌ　ｒ　ｅ、　ｌ　Ｂｌｔ　
Ｒ２＋　Ｇ２．　Ｂ２の映像信号によってそれぞれ制（
財）されることになり、各絵素が入力の映像信号に従っ
て発光表示されるのである。かかる制（財）が１ライン
分の１８０組（各２絵素づつ）について同時に行われて
１ライン３６Ｑ絵素の映像が表示さｎ、さらに２４０分
のラインについて上方のラインから順次行われて、スク
リーン９上に１つの映像が表示されることになる。

そして、以」二の如き全てディジタル的な諸動作が入力
テレビジョン信号の１フイールド毎にくり返され、その
結果、通常のテレビジョン受像機と同様ニスクリーン９
上に動画のテレビジョン映像が映出される。

以上のようにして、この表示装置においてはテレビジョ
ン映像が映出されるのである。

ルかし前述のような制（財）回路′を用いた場合には、
水平偏向電極７の有する容量によって水平偏向信号り、
ｈ’の波形が歪んでし１い、実際には螢光体２０　ｆ、
（正確に電子ビームで照射することかでさなくなり、表
示した画像の色純度が劣化してしま２という問題があっ
た。

発明の目的 本発明は、かかる問題点に鑑み、上述した如き画像表示
素子の水平偏向電極が容量全盲するものであっても、ビ
ーム流側（財）電極に印加される映像信号と水平偏向と
を正確に所定の関係に維持することがでさ、色純度の劣
化？無くすることができて色再現性を良くすることので
きる画像表示装置全提供することを目的とする。

発明の構成 本発明においては、電子ビームを水平方向の区分毎に分
割しかつそれぞれｔ谷水平区分毎に階段波状の水平偏向
電圧により水平方向に一定期間づつ複数段階に偏向して
各水平区分毎に複数の色の螢光棒金順次照射して発光さ
せるようにし、一方。

受信したカラーテレビジョン信号から上記各水平区分毎
の映像信号をサンプリングして保持し、各水平区分毎に
電子ビームの水平偏向による複数の色の螢光体の照射と
同期して、保持した映像信号によＶ各水平区分毎の電子
ビームを順次谷色毎に変調するようにするとともに、こ
の階段波状の水平偏向電圧の各段の期間においてその１
段当りの一定期間よりも短い期間だけ電子ビームをスク
リーンに照射するようにしたこと全特徴とする。

これにより、水平偏向電圧の波形が少々歪んでもスクリ
ーン上で照射している螢光体と異なる色の映像信号で電
子ビームを誤って変調してし１うことを防止して、色の
劣化を防ぎ色再現性全向上する。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例における画像表示装置に用いる
信号処理回路と水平偏向回路について第８〜１１図を用
いて説明する。

第８図はその映像信号の記憶・ＰＷＭ変換・出力部分と
、水平偏向部分の詳細金示し、第３図中と対応する部分
には同一符号を付している。サンプルホールド回路３１
１とメモＩＪ　ａ　２　土とはＲ９Ｇ、　　Ｂ毎に２絵
素分づつまとめて示し、スイッチング回路３５ｉとして
はトライステートバッファ回路もしくはディジタルゲー
トを用いている。また、ＰＷＭ回路３７１としては、Ｒ
，Ｇ、Ｂディジタル映像信号が順次ロードパルスＰＬ　
によってリセットされ２ｆｓｏ１７）ＰＷＭ用クロりク
ＰＣＩ、をカウントするカウンタと、そのキャリー出力
Ｐｃ　によってセクトされ水平偏向電圧り、　　ｈ′の
変化時点でリセットパルスＰＲによりリセットさ扛るフ
リップフロップとにより構成して、後縁固定式のＰＷＭ
出力信号Ｐｏ　　を出力する。

一方、水平偏向用カウンター２８は水平周波数の６倍の
周波数のパルス６Ｈ金カウンタークロツクｋ（、Ｌ、と
するカウンターで、そのカウント出力ｔアドレスラッチ
パルスＡＲでアドレスランチ２９Ｈにランチし、メモリ
２９用のアドレス信号とする。

メモリ２９から読み出した水平偏向データはＤ　−Ａ変
換回路３８で階段波形のアナログ水平偏向電圧に変換し
、プリアンプ３８Ｐで増幅し、直流カットコンデンサ３
８　Ｏｆ、（介して出力増幅回路３８Ａに加え、ここで
増幅して水平偏向電圧り、「とじて画像表示素子の水平
偏向電極１８．１８’に加える。この水平出力増幅回路
３８Ａは、第９図に示ｆように、シングルエンデツドプ
ッシュプル接続した回路音用いる。

水平偏向電極７はくし形の相対向した２つの電極１８．
１８’で構成される静電偏向型の電極であジ、各々の駆
動電圧り、　　ｈ’は２組の出力増幅回路３８Ａによっ
て増幅される６段の階段波形である。

この増幅回路３８Ａは一般に直流レベルを変換して水平
のフォーカス特性を艮くするための直流カットのコンデ
ンサ３８Ｇにより前段より接続される。ところが、この
電極１８．１８’は先述の構成より明らかな様に、第１
０図に示した等価回路の如き電極間容量を持つ。これは
、電極１８と１８′の相互容量１８Ｃ及び電極１８．１
８’と他の電極との間の容量１８Ｇ、、１８Ｇ２等の総
合容量であり、駆動出力回路３８Ａの負荷としては実測
値で２０００〜３０００ＰＦにもおよ、ぶ。その結果、
電極１８．１８’への印加波形は第１１図ｂ２＋　ｈ２
’に示す様に、過渡状態で太さな歪音生ずる。この歪が
あるため、実際の螢光体」二では水平偏向駆動回路の説
明で明らかな様に、正しくＲ，Ｇ、　　Ｂの螢光体２０
を電子ビームが照射することができなくなり、過渡的に
その中間位置を照射し色ずれ等音生ずる結果となる。そ
こで、本発明では、このような水平偏向出力波形ｈ２．
ｈ２′に対して変調用の映像信号の出力ｓｌ以下に述べ
るような位相関係とすることにより、色ずれ等の発生全
防止する。

１ず、このシステムの基本クロックとしては２ｆＢＧの
クロックパルスを用いる。こｎは色副搬送波ｆＢＧの２
逓倍イ５号であり、水平偏向駆動回路とは２ｆｓｏ−４
６５ｆＨなる関係が成り立つ。そこで、この基本クロ７
り２　ｆＳ（＋により水平期間を４５５に分割する。そ
のためには水平同期信号Ｈによってリセットさｎｓ　２
　ｆＢｃｋクロックとするカウンタを用いればよい。一
方、映像信号出力は６ビツトのディジタル映像信号出力
ｉＰＷＭ変換するのであるが、そのＰＷＭ回路３７ａ〜
３７ｎのクロックとして２ｆｓｃ　を用いる。このとさ
、１つの絵素の１つの色の映像信号ＩＰＷＭ変換して出
力するために必要な期間は上述の４５５分割期間中の６
３クロック分である。つ唸り、Ｒ，Ｇ。

Ｂの各々の信号金２絵素分相当の期間に電子ビームを制
（財）するために必要なＰＷＭ信号に変換するのに要す
る期間は３７８クロック分に相当する。

これによって、１水平期間中には４５５−３７８−７７
り０７タ期間分の信号非出力期間が生じる。

そこで、映像信号出力のＰＷＭ変換ヲリセノト時点固定
形とし、その後縁全水平偏向電圧り、　　ｈ’の波形の
理想状態の波形ｂ４１１１１’における切り換りのタイ
ミングと同期させる。このタイミングの詳細全第１１図
に示す。そして、７７クロツタ分の非出力期間を９り０
７り分づつと、１４．１７クロソク分に分割してＲ，Ｇ
、　　Ｂの各ＰＷＭ信号出力のタイミングの中間にガー
トバンドとして挿入する。これらのタロツクの割り当て
は必ずしも上述の値である必要はない。しかしながらＰ
ＷＭ信号出力がフルデユーティ、即ぢ、最も大きなパル
ス幅を出力する際の立ち上りタイミングより前にガート
バンド全役ける必要があることはいつ壕でもない。

以上のようにして％駆動回路のタイミングを保つことに
より、水平偏向電極の容量に起因する色純度の低下を無
くすることができる。

なお、信号処理を７ビツトで行う場合であればＰＷＭｌ
路のクロック’＋１：’４ｆＳＣ＋とすることで全く同
じガートバンドを得ることができる。８ビツトの場合は
８ｆ８゜となる。

つ寸り、水平偏向電極に印加さｎる階段波の１段分の期
間全信号出力の１色当ジの出力期間より長くすることで
極めて色純度の高い平板型の画像表示手段ケ得ることが
できる。

発明の効果 このように本発明によれば、薄形に構成した画像表示素
子の水平偏向電極が容量を有するものであっても、ビー
ム流側（財）電極に印加される映像信号と水平偏向と全
正確に所定の関係に維持することがでさ、色純度の劣化
を無くすることがでさて色再現性を良くすることのでさ
る画像表示装置全実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に先立って発明さｎた画像表示装置に用
いら扛る画像表示素子の分解斜視図、第２図は同画像表
示素子の螢光面の拡大図、第３図は同画像表示素子を駆
動するための駆動回路のブロック図、第４図、第５図、
第６図、第７図はそれぞれ同、駆動回路の動作を説明す
るための谷部の波形図、第８図は本発明の一実施例にお
ける画像表示装置の駆動回路の詳細なブロック図、第９
図は同装置の要部の具体回路図、第１０図に同装置の電
極部分の等価回路図、第１１図、第１２図は同装置の動
作を説明するための波形図である。 ２．２イ〜２ヨ・・・・・・線陰極、４・・・・・・垂
直偏向電極、５・・・・・・ビーム流側（財）電極、７
・・・・・・水平偏向電極、９・・・・・・スクリーン
板、１ｏ・・・・・・スリット、１４・・・・・・スリ
ット、１５，１５２Ｌ〜１５ｎ・・・・・・導電板、１
８．１８’・・・・・・導電板、２０・・・・・・螢光
体、２３・・・・・・入力端子、２４・・・・・・同期
分離回路、２６・・・−・・垂直偏向用カウンター、２
６・・・・・・線陰極駆動回路、２７・・・・・・メモ
リ、２８・・・・・・水平偏向用カウンター、２９・・
・・・・メモ１ハ３０・・・・・・色復調回路、３１ａ
〜３１ｎ・・・・・・サンプルホールド回路、３２ａ〜
３２ｎ・・・・・・メモリ、３３・・・・・・基準クロ
ック発振器、３４・・・・・・ザンプリングパルス発生
回路、３５＆〜３５ｎ・・・・・・スイッチング回路、
３６・・・・・・スイッチングパルス発生回路、３７ａ
〜３７ｎ・・・・・・ＰＷＭ回路。 ３８・・・・・・Ｄ／Ａ変換回路、３９・・・・・・Ｄ
／ム変換回路、４ｏ・・・・・・垂直偏向駆動回路、４
１・・・・・・水平偏向駆動回路、４２・・・・・・偏
向用パルス発生回路、４３・・・・・・偏向用パルス発
生回路。 第２図 ２０ ｙｋｒＦ！１ｔＪ１区タト 第４図 一−］１ 第５図 ホ゛

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 スクリーン上の画面を垂直方向に複数の区分に分割した
   各垂直区分毎に電子ビームを発生させ。 上記各垂直区分毎に電子ビーム金順次垂直方向に偏向し
   て各垂直区分毎に複数の・ラインを表示するようにし、
   上記スクリーン上の画面全水平方向に複数の区分に分割
   した谷水乎区分毎に赤、緑、青等の複数の色の螢光体全
   水平方向に並べて設け、上記電子ビームを上記水平方向
   の区分毎に分割しかつそれぞれを各水平区分毎に階段波
   状の水平偏向電圧により水平方向に一定期間づつ複数段
   階に偏向して各水平区分毎に上記複数の色の螢光体を１
   １１１１次照射して発光させるようにし、受信したカラ
   ーテレビジョン信号から上記各水平区分毎の映像信号金
   ザンプリングして保持し、上記各水平区分毎に上記電子
   ビームの水平偏向による上記複数の色の螢光体の照射と
   同期して、上記保持した映像信号により上記各水平区分
   毎の電子ビームｆｆ：頓次各色毎に変調するとともに、
   上記階段波状の水平偏向電圧の各段の期間においてその
   １段当りの一定期間よ！ｌｌも短い期間だけ上記電子ビ
   ームラ」１記スクリーンに照射するようにしたことを特
   徴とする画像表示装置。