JPS592150B2 - セイリユウソウチ - Google Patents
セイリユウソウチInfo
- Publication number
- JPS592150B2 JPS592150B2 JP50159118A JP15911875A JPS592150B2 JP S592150 B2 JPS592150 B2 JP S592150B2 JP 50159118 A JP50159118 A JP 50159118A JP 15911875 A JP15911875 A JP 15911875A JP S592150 B2 JPS592150 B2 JP S592150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- main
- piece
- pieces
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dc Machiner (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は直流装置に関するものである。
従来の直流モータは、整流装置において刷子片が整流子
片から離れろ時に火花が発生するという問題があり、こ
の問題を解消するために、第１図に示すように、３個の
コンデンサ１を回転子２に取付けて整流装置に発生する
火花を吸収するように構成していた。
片から離れろ時に火花が発生するという問題があり、こ
の問題を解消するために、第１図に示すように、３個の
コンデンサ１を回転子２に取付けて整流装置に発生する
火花を吸収するように構成していた。
しかしながら、このように単品のコンデンサ１を回転子
２に取付けると、回転子２のダイナミックバランスが悪
くなるので、回転子２の寿命が短くなつていた。また、
コンデンサ１の取付けが面倒なため、組立の作業能率が
悪かつた。したがつて、この発明の目的は、火花の発生
を抑制することができる整流装置を提供することである
。
２に取付けると、回転子２のダイナミックバランスが悪
くなるので、回転子２の寿命が短くなつていた。また、
コンデンサ１の取付けが面倒なため、組立の作業能率が
悪かつた。したがつて、この発明の目的は、火花の発生
を抑制することができる整流装置を提供することである
。
第２図はこの発明の整流装置の一実施例の構成図である
。
。
図において、３は平板形整流子、４は平板形整流子３を
構成する主整流子片、５、６は同じく補助整流子片、Ｔ
、８、９は主整流子片４および補助整流子片５、６にそ
れぞれ接続されたコイル、１０は平板形整流子３の中心
から放射状に主整流子片４および補助整流子５、６を分
割するスリット、１１は整流子片４と５の間に埋設また
は蒸着により配設される抵抗体、１２は補助整流子片５
と６の間に配設される抵抗体、１３、１４はそれぞれ正
負の刷子、１３ｃは刷子１３の主刷子片、１３ｂ、１３
ａは同じく補助刷子片、１４ｃは刷子１４の主刷子片、
１４ｂ、１４ａは同じく補助刷子片である。なお図中の
矢印は、回転子の回転方向を示す。また、抵抗体１１と
１２の抵抗値は、抵抗体１１より抵抗体１２が大きくな
るように設定されている。動作において、整流子３が巨
）転方向（矢印の方向）に回転すると、分主刷子片１３
ｃが主整流子片４を短絡して開放する時に発生する火花
アークは、抵抗体１１によつて吸収される。
構成する主整流子片、５、６は同じく補助整流子片、Ｔ
、８、９は主整流子片４および補助整流子片５、６にそ
れぞれ接続されたコイル、１０は平板形整流子３の中心
から放射状に主整流子片４および補助整流子５、６を分
割するスリット、１１は整流子片４と５の間に埋設また
は蒸着により配設される抵抗体、１２は補助整流子片５
と６の間に配設される抵抗体、１３、１４はそれぞれ正
負の刷子、１３ｃは刷子１３の主刷子片、１３ｂ、１３
ａは同じく補助刷子片、１４ｃは刷子１４の主刷子片、
１４ｂ、１４ａは同じく補助刷子片である。なお図中の
矢印は、回転子の回転方向を示す。また、抵抗体１１と
１２の抵抗値は、抵抗体１１より抵抗体１２が大きくな
るように設定されている。動作において、整流子３が巨
）転方向（矢印の方向）に回転すると、分主刷子片１３
ｃが主整流子片４を短絡して開放する時に発生する火花
アークは、抵抗体１１によつて吸収される。
具体的にはこの時に第３図の等価回路において矢印Ａで
示すように、コイル９→主整流子片４→主刷子片１３ｃ
→補助刷子片１３ｂ→補助整流子片５→抵抗体１１→主
整流子片４→コイル９の閉ループが構成され、コイル９
に蓄えられたエネルギが閉ループを通つて抵抗体１１で
消費されるということである。つぎに、分岐刷子片１３
ｂが整流子片５を短絡して開放する時に発生する火花ア
ークは、抵抗体１１および１２により吸収される。具体
的には、この時に第４図の等価回路において矢印Ｂで示
すように、コイル９→主整流子片４→主刷子片１３ｃ→
補助刷子片１３ｂ→補助刷子片１３ａ→補助整流子片６
→抵抗体１２→補助整流子片５→抵抗体１１→主整流子
片４→コイル９の閉ループが構成され、コイル９に残存
するエネルギが閉ループを通つて抵抗体１１，１２で消
費されるということである。第５図はこの発明の他の実
施例の構成図である。
示すように、コイル９→主整流子片４→主刷子片１３ｃ
→補助刷子片１３ｂ→補助整流子片５→抵抗体１１→主
整流子片４→コイル９の閉ループが構成され、コイル９
に蓄えられたエネルギが閉ループを通つて抵抗体１１で
消費されるということである。つぎに、分岐刷子片１３
ｂが整流子片５を短絡して開放する時に発生する火花ア
ークは、抵抗体１１および１２により吸収される。具体
的には、この時に第４図の等価回路において矢印Ｂで示
すように、コイル９→主整流子片４→主刷子片１３ｃ→
補助刷子片１３ｂ→補助刷子片１３ａ→補助整流子片６
→抵抗体１２→補助整流子片５→抵抗体１１→主整流子
片４→コイル９の閉ループが構成され、コイル９に残存
するエネルギが閉ループを通つて抵抗体１１，１２で消
費されるということである。第５図はこの発明の他の実
施例の構成図である。
第５図が第２図と異なるところは、第２図の平板形整流
子３に代えて円筒形整流子１８を用いていることである
。そのほかの部分は第２図のものと実質的に同じである
から相当部分に同一符号を付して説明の繰返しを省略す
る。この実施例も第２図の実施例と同様の作用効果をも
つ。以上のように、この発明の整流装置は、火花抑制用
の抵抗体が整流子内に設けられており、刷子には接続さ
れておらず、整流時（整流周期中）のみにコイルと抵抗
体とが閉ループを作り、電源回路と抵抗体とは閉ループ
を作らず、したがつて抵抗体の発熱がなくて（電力損失
がない）、使用する抵抗体は低容量のものでよく、装置
を小型化できる。
子３に代えて円筒形整流子１８を用いていることである
。そのほかの部分は第２図のものと実質的に同じである
から相当部分に同一符号を付して説明の繰返しを省略す
る。この実施例も第２図の実施例と同様の作用効果をも
つ。以上のように、この発明の整流装置は、火花抑制用
の抵抗体が整流子内に設けられており、刷子には接続さ
れておらず、整流時（整流周期中）のみにコイルと抵抗
体とが閉ループを作り、電源回路と抵抗体とは閉ループ
を作らず、したがつて抵抗体の発熱がなくて（電力損失
がない）、使用する抵抗体は低容量のものでよく、装置
を小型化できる。
また、火花吸収用の特別な部品の付設は不要となり、回
転子のダィナミツクバランスを良くすることができ、回
転子の寿命を延ばすことができる。また、直流モータの
組立の作業能率を向上させることができる。
転子のダィナミツクバランスを良くすることができ、回
転子の寿命を延ばすことができる。また、直流モータの
組立の作業能率を向上させることができる。
第１図は従来の直流モータの整流子の構成図、第２図は
この発明の一実施例の構成図、第３図および第４図は第
２図の動作説明図、第５図はこの発明の他の実施例の構
成図である。 ３・・・平板形整流子、４・・・主整流子片、５，６・
・・補助整流子、 ，８，９・・・コイル、１０・・
・スリツト、１１，１２・・・抵抗体、１３，１４・・
・刷子、１３ａ，１３ｂ，１４ａ，１４ｂ・・・補助刷
子片、１３ｃ，１４ｃ・・・主刷子片。
この発明の一実施例の構成図、第３図および第４図は第
２図の動作説明図、第５図はこの発明の他の実施例の構
成図である。 ３・・・平板形整流子、４・・・主整流子片、５，６・
・・補助整流子、 ，８，９・・・コイル、１０・・
・スリツト、１１，１２・・・抵抗体、１３，１４・・
・刷子、１３ａ，１３ｂ，１４ａ，１４ｂ・・・補助刷
子片、１３ｃ，１４ｃ・・・主刷子片。
Claims (1)
- １ スリットにより複数に分離された主整流子片とこの
主整流子片に隙間をあけて並設されスリットにより前記
主整流子片に対応して分離された補助整流子片とを有す
る整流子と、前記主整流子片および補助整流子片の対応
するものどうしの隙間にそれぞれ埋設または蒸着されて
前記主整流子片および補助整流子片の対応するものどう
しをそれぞれ抵抗接続する抵抗体と、先端で主刷子片お
よび補助刷子片に分岐され前記主刷子片が前記主整流子
片上を摺動するとともに前記補助刷子片が前記補助整流
子片上を摺動する刷子とを備え、前記補助刷子片が前記
補助整流子片間のスリットを渡るタイミングを前記主刷
子片が前記主整流子片間のスリットを渡るタイミングよ
り遅らせるように前記主刷子片および補助刷子片と前記
主整流子片の間のスリットおよび前記補助整流子片の間
のスリットとを位置決めした整流装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50159118A JPS592150B2 (ja) | 1975-12-31 | 1975-12-31 | セイリユウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50159118A JPS592150B2 (ja) | 1975-12-31 | 1975-12-31 | セイリユウソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5284405A JPS5284405A (en) | 1977-07-14 |
| JPS592150B2 true JPS592150B2 (ja) | 1984-01-17 |
Family
ID=15686621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50159118A Expired JPS592150B2 (ja) | 1975-12-31 | 1975-12-31 | セイリユウソウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592150B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100637862B1 (ko) | 2000-05-10 | 2006-10-23 | 아스모 가부시키가이샤 | 회전 전기 기기 및 차량용 팬모터 |
-
1975
- 1975-12-31 JP JP50159118A patent/JPS592150B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5284405A (en) | 1977-07-14 |
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