JPS5921461B2 - 加熱器 - Google Patents

加熱器

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JPS5921461B2
JPS5921461B2 JP2487578A JP2487578A JPS5921461B2 JP S5921461 B2 JPS5921461 B2 JP S5921461B2 JP 2487578 A JP2487578 A JP 2487578A JP 2487578 A JP2487578 A JP 2487578A JP S5921461 B2 JPS5921461 B2 JP S5921461B2
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JP
Japan
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relative humidity
signal
heating
humidity data
sensor means
Prior art date
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Expired
Application number
JP2487578A
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English (en)
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JPS54117960A (en
Inventor
俊一 長本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2487578A priority Critical patent/JPS5921461B2/ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の第1の目的は、自動加熱器における過加熱防止
に関するものである。
特に電子レンジ等の調理器において、食品等から発した
蒸気を検知して自動的に調理を行なうものも実用化され
るに0至つているが、このような調理器において、例え
ば誤つて、加熱してもあまり蒸気の出そうにもないもの
を加熱してしまつた時には、そのものは過加熱の状態と
なり、やがては発煙、発火にまで至るということもあつ
た。そこで本発明の第1の目5 的は、このような場合
、発煙、発火に至るまでに、もしくは発火しても、小さ
な炎のうちに加熱を自動的に停止する安全性の高い加熱
器を提供することを目的としている。又第2の目的は特
に乾燥機等の自動化を計ることを目的とするものであり
、”0被加熱物の乾燥状態を検知して、加熱の停止又は
被加熱物の加熱状態を知ることによつて残りの加熱時間
、あるいは加熱パワーを設定するという加熱器の自動化
を計ることを目的としている。従来調理器等の安全対策
としては、煙検知手段!5 あるいは温度ヒューズ等を
付加することによつて対策をとつていたが、煙検知手段
の場合は、長期間での信頼性や、正常使用における誤動
作に難がありコスト的にも高価であるといつた欠点があ
つた。
又温度ヒユーズの場合は、応答が遅く、食品等の被加熱
物が燃えて炎が大きくなつて初めて動作するということ
で、性能的に満足すべきものではなかつた。以下本発明
を電子レンジに実施した場合について第1図〜第8図に
よつて説明する。
1は加熱室で、中に食品4が入つている。
食品4はマグネトロン8によつて高周波加熱され、表面
から蒸気10を発する。蒸気10はマグネトロン8等を
冷却するためのフアン9により送風された換気風11に
よつて、加熱室1の排気口3を通して排気ダクト5に運
ばれる。排気ダクト5には相対湿度によつてインピーダ
ンスの変わる特性を有するセンサー手段6が取り付けら
れており、食品4から発した蒸気10によつて相対湿度
力塙くなつた排気風12にさらされる構造となつている
。7は、エアーガイドであり、マグネトロン8を冷却後
の換気風11を加熱室1の送風口2から加熱室内に送風
させるためのものである。
第2図は食品4等を加熱していつた時のセンサー手段6
のインピーダンス、すなわち排気ダクト5を通過する排
気風12の相対湿度の変化を示したものである。
今、食品4等が正規のものであり加熱してゆくと蒸気が
出てゆくものであれば、第2図のような変化を呈する。
以下この図を詳細に説明する。加熱開始をSTRT点と
すると、始めは食品4等からは蒸気10をほとんど発し
ないため、マグネトロン8等を冷却した後の換気風の温
度上昇にによつて、ほとんど相対湿度が左右されどんど
ん低下してゆく。
やがて、MIN点のような極小点を呈して、相対湿度が
上昇してゆく。このMIN点は、食品4等から出てゆく
蒸気10による相対湿度の上昇分が、マグネトロン8等
を冷却した後の換気風11の温度上昇による相対湿度の
低下分を上回る点である。
通常、食品4の場合は上記MIN点に相当する相対湿度
より、+ΔRHlだけ相対湿度が変化したWET点を湿
度検知点とし、食品4の種類によつでは、この点(Tw
)で加熱を終了するものもあり、又、加熱開始してから
、湿度検知点までに要した時間Twの何倍というような
ある実数倍の時間(TEND−Tw)だけ更に加熱して
終了するというものもあるO以上説明したものが、例え
ば電子レンジ等の場合の自動調理の原理であるが、例え
ば、誤つて食品4等から出る蒸気10の量が少なく、第
3図に示すようにNIN値を記録した後、所定の相対湿
度変化(+△RHl)を示すまでに至らず、やがて蒸気
10も出つくしてしまうというような食品を加熱された
場合、相対湿度検知点(WET)を得ることが出来ず、
ついには発煙、発火に至るということになり、せつかく
の自動電子レンジにとつて、マイナスの要素となつてい
た。
そこで本発明は前記の理由で、発煙、発火に至る前に、
もしくは発煙、発火に至つても短時間のうちに加熱を停
止するべく、安全性の高い加熱器を実現できる方法を提
供する。一般に前記のように加熱しても、出る蒸気の量
が少ない食品4等の場合には、第3図のような相対湿度
の変化を示し、MIN点以降の斜視部は食品4等から出
た蒸気による相対湿度の上昇分の大きい部分である。こ
の図の中で、DRY点は、NIN点と同じ相対湿度値を
有するもので、MIN点から上昇していつた相対湿度が
再び下降してゆく時に通過する点である。我我の実験で
は、このDRY点の前後で発煙に至るような場合が、木
製のはし、魚の干物などにみられた。そこで、1つの方
法としてMlN値を呈した後、所定時間後(例えば20
秒)再び、この値以下になつたら加熱を停止するという
方法がある。
この方法を実現するための制御方法を第6図に示す。食
品4等から出た蒸気を含む排気風によりインピーダンス
の変化するセンサー手段6からの信号は13のセンサー
信号入力処理部で、適当な電圧、電流、周波数などの電
気物理量に変換される。14はMIN値ホールド部で、
センサーからの刻刻の入力信号のうち最小の相対湿度に
相当する信号を電気物理量の形で保持するものである。
15はこのMIN値ホールド14に保持されたものに弔
へRHlの電気物理量を加えるもので、この値は適宜設
定可能である。
17は第1の比較器であり13のセンサー信号入力処理
部の出力信号と、15の+ΔRHl設定部の出力とを比
較し、前者が後者より大きくなると、20の加熱時間コ
ントロール部に信号を出して、加熱時間をコントロール
する。
すなわち、食品4によつては第1の比較器17から信号
が出てきたら、すぐ終了にするもの、あるいはそれまで
に要した時間から残りの加熱時間を割り出す等の機能を
行ない21のマグネトロンコントロール部に信号を送つ
て加熱を、終了又は継続させるものである。次に、18
は第2の比較器であり、MIN値ホールド部14の出力
と、センサー信号入力処理部13の出力とを比較し、後
者が前者より大きくなるとタイマー部22に出力を出す
タイマー部22では、第2の比較器18からの出力が来
た時から計時を開始し、例えば適宜設定された20秒と
いう時間経過すると、16のスイツチ手段を0Nにし、
第3の比較器19の一端子にセンサー信号入力処理部の
出力を接続する。第3の比較器の十端子にはMIN値ホ
ールド部の出力が接続されており、十端子に比べて、一
端子が小さくなつた時、出力をマグネトロンコントロー
ル部に出して、即座に加熱を停止するというものである
。以上の説明の中で、一点鎖線で囲まれた部分23が、
第3図で示されるように相対湿度がDRYl点以下にな
つたら、加熱を停止する制御だけに関するものであり、
本発明の特徴である。第4図、第5図は本発明の他の実
施例を示し、第7図、第8図にそれらの制御方法を示す
。第4図の場合は、MIN値を記録して後、例えば20
秒経過後、再びMIN値を示す点DRYl点を通過し更
に下つて、上記MIN値より一△RH2の変化をした時
、加熱を停止するというものである。
その制御方法は第7図にプロツクダイヤグラムで示す。
第3の比較器19でDRYl点を検知すると、第2のス
イツチ手段16/が0Nし、センサー信号入力処理部1
3の出力と、MIN値ホールド部14の出力より一ΔR
H2小さな、一ΔRH2設定部24の出力が第4の比較
器で比較され、前者が後者より小さくなる(DRY2,
ωとマグネトロンコントロール部21に信号を出して加
熱を即座に停止するというものである。
前例と同部に一点鎖線で囲まれた部分23′が第4図で
示されるように相対湿度がDRY,点以下になつたら加
熱を停止する制御に関するものである。第5図の場合は
、MIN値を記録して後、所定時間(例えば7秒)後、
極大点(MAX点)を記録し、更に下降してMAX点の
相対湿度より−ΔRH3の変化を示した時に加熱を停止
するという方法である。
第8図にその制御方法をプロツクダイヤグラムで示す。
MIN値を記録した後、相対湿度が上昇してゆくと、7
秒タイマー22/が動作し7秒経過すると、スイツチ手
段16″を切換えて、センサー信号入力処理部13をM
AX値ホールド部26に接続する。相対湿度はMAX点
で極大値を記録した後、どんどん下降してゆくと、第3
の比較器19でMAX値ホールド部26の出力より一Δ
RH,だけ小さい一△RH2設定部24の出力と比較さ
れ、DRY3点以下になると、マグネトロンコントロー
ル部21に信号を出して、加熱を停止する。一点鎖線で
囲まれた部分23″が以上の説明に関する制御部である
又以上第6図〜第8図で説明した制御方法は、最近、民
生機器にもよく用いられるようになつたワンチツプマイ
クロコンピユータを使用することによつて非常に合理的
に実現できる。以上説明したように本発明によれば次の
ような効果が期待できる。
(1)例え誤つて加熱しても蒸気のほとんど出ないよう
な食品等を加熱されても、発煙、発火に至らず、あるい
は発煙、発火に至つても短時間で、加熱を自動的に停止
する安全性の高い、自動加熱器が実現できる。
(2)実施例の中で説明してきたことを更に積極的に利
用することによつて、例えば物の乾燥や脱水等の自動化
が計れる等、本発明は幅広く応用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す加熱装置の横断面図、
第2図は同正規の食品等を加熱した時の相対湿度変化を
示す特性図、第3図は同誤使用時の相対湿度変化を制御
の方法を示す図、第4図は同他の方法を示す図、第5図
は同さらに他の方法を示す図、第6図は同制御方法のプ
ロツクダイヤグラム、第7図は同他のプロツクダイヤグ
ラム、第8図は同さらに他のプロツクダイヤグラムであ
る。 1・・・・・・加熱室、4・・・・・・食品、5・・・
・・・排気ダクト、6・・・・・・センサー手段、7・
・・・・・エアーガイド、8・・・・・・マグネトロン
、9・・・・・・フアン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被加熱物を入れるための加熱室と、前記加熱室を換
    気するための送風手段と、換気風を排気するために設け
    られた排気ダクトと、前記排気ダクト内に設けられかつ
    湿度を検印するセンサー手段と、前記センサー手段から
    の相対湿度データを取り込みその最小値を記憶するため
    の手段と、前記最小値とセンサー手段からの刻々の相対
    湿度データを比較し、後者が前者より大きくなつた時タ
    イマー手段に計時動作開始の信号を出力するための第1
    の比較手段と、前記タイマー手段によつて計時された所
    定時間後、動作が許可され前記最小値とセンサー手段か
    らの刻々の相対湿度データを比較し、後者が前者より小
    さくなつた時、加熱をコントロールするための信号を出
    力する第2の比較手段とを具備してなる加熱器。 2 第2の比較手段は、記憶された最小値に対して、セ
    ンサー手段からの刻々の相対湿度データが所定値以上小
    さくなつたとき加熱をコントロールするための信号を出
    力する特許請求の範囲第1項に記載の加熱器。 3 被加熱物を入れるための加熱室と、加熱室を換気す
    るための送風手段と換気風を排気するために設けられた
    排気ダクトと、排気ダクト内に設けられ、相対湿度特性
    を有するセンサー手段と、センサー手段からの相対湿度
    データを取り込み、その最小値を記憶するための手段と
    前記最小値とセンサー手段からの刻々の相対湿度データ
    を比較し、後者が前者より大きくなつた時タイマー手段
    に計時動作開始の信号を出力するための第1の比較手段
    と、前記タイマー手段によつて計時された所定時間後動
    作が許可され、前記センサー手段からの相対湿度データ
    の最大値を記憶するための手段と、前記最大値とセンサ
    ー手段からの刻々の相対湿度データを比較し、後者が前
    者より所定値以上小さくなつたとき加熱をコントロール
    するための信号を出力する第2の比較手段を具備してな
    る加熱器。
JP2487578A 1978-03-03 1978-03-03 加熱器 Expired JPS5921461B2 (ja)

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JPS54117960A JPS54117960A (en) 1979-09-13
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US4303818A (en) * 1979-10-29 1981-12-01 General Electric Company Microwave oven humidity sensing arrangement
JPS5915732A (ja) * 1982-07-16 1984-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置

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