JPS5921430Y2 - 電子楽器のコントロ−ルパネル支持装置 - Google Patents

電子楽器のコントロ−ルパネル支持装置

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JPS5921430Y2
JPS5921430Y2 JP968878U JP968878U JPS5921430Y2 JP S5921430 Y2 JPS5921430 Y2 JP S5921430Y2 JP 968878 U JP968878 U JP 968878U JP 968878 U JP968878 U JP 968878U JP S5921430 Y2 JPS5921430 Y2 JP S5921430Y2
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fixing
control panel
hole
center
center hole
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JP968878U
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JPS54117130U (ja
Inventor
晴男 高岸
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は、コントロールパネルの調整や修理を容易に
した電子楽器のコントロールパネル支持装置に関するも
のである。
電子オルガン等の電子楽器においては、!!盤部の上部
に傾斜したコントロールパネルが設けられ、ここに音色
を切替える各種スイッチやボリュームが多数装着されて
いる。
従ってこのコントロールパネルの裏側にはスイッチ等に
接続する電気部品や配線部品が多数配置されている。
このため、これら電気部品や配線部品を修理、点検、調
整するためにしばしばコントロールパネルの裏側を露出
する必要が生じる。
このようにコントロールパネルの裏側を露出するのに、
コントロールパネルを本体から完全にはずさず、ねじを
ゆるめて支点を中心にして回転させる構造が考えられて
いる。
(実公昭49−7557号)しかし、このような従来の
コントロールパネル取付装置では、コントロールパネル
を支持し支点を中心にこれを回転させる回転金具を固定
しておく固定ねじが回転金具の下方に位置しているため
、この固定ねじをゆるめるとき操作がやりにくくなると
いう欠点があった。
さらに前記のようにコントロールパネルの裏側には各部
品が多数配置しているので、手を下方に差込んで操作す
るのは非常に困難な作業であった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、コントロールパネル支持した回転金具
を固定する固定ねじを上方から取りはずしできコントロ
ールパネルの裏面を露出する操作が極めて容易になるよ
うな電子楽器のコントロールパネル支持装置を提供する
ことにある。
この目的を遠戚するために、この考案は、前部にコント
ロールパネルを支持し上面部に固定孔を有し側面に中心
孔を有する回転部材と、側板の内面に固定され前記上面
部の下面を支持する支持部を有し前記固定孔と同心位置
に形成された固定ねし孔および前記中心孔と同心位置に
形成された中心ねし孔をそれぞれ有する固定部材とから
なり、中心ねじを前記中心孔を貫通して前記中心ねし孔
に螺合して回転部材を固定部材に対してこの中心ねじを
支軸として回転自在に取付け、固定ねじを前記固定孔を
貫通して前記固定ねし孔に螺合して回転部材を固定部材
に対して上方から固定するようにしたものである。
以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図はこの考案に係る電子楽器のコントロールパネル
支持装置の一実施例を備えた電子オルガンの上部の概略
側断面図である。
図において、1は下鍵盤拍子木、2はこれより上段で奥
に設けられた上鍵盤拍子木、3はこの上鍵盤拍子木2の
奥に後方にやや傾斜して設けられたコントロールパネル
、4は不使用時にこれらを覆うためのスライド蓋である
5はスライド蓋ガイドで、電子楽器の側板6の内面にね
じで固定される。
このスライド蓋ガイド5には屋根7の下部から裏板8の
前部にかけて弧状に形成したガイド溝9とコントロール
パネル3の後方の位置で電子オルガンの内側に凸状に形
成した支持部10が設けられている。
スライド蓋4を後方に収納するとき、スライド蓋4の側
端はガイド溝9に入りこれに導かれて移動する。
また支持部10には、機能は後述するが、上面に切欠部
11および12、切欠部12に対応する下面位置に切欠
部13、後部側面に前後方向に長い長孔14がそれぞれ
設けられる。
15は回転部材としての回転金具で、前面にはコントロ
ールパネル3が支持され、後部の側面には中心孔16が
設けられ、上面には直角に折曲げて支持部10の切欠部
11を覆うような位置に上面部17が形成される。
なお、中心孔16は長孔14とほぼ同心位置に配置され
、詳細は後述するが、回転金具15はこの点を中心に支
持部10に対して回転自在に取付けられる。
そして上面部17の下面が支持部10に当って回転金具
15の下方向への移動(図で見て反時計方向への回転)
が阻止される。
屋根7を開いて後、回転金具15を持ち上げ、中心孔1
6の位置を中心に図で見て時計方向に120°程度回転
すると、コントロールパネル3の裏面が露出される。
なお、第1図では後記する中心ね□しおよび固定ねしは
省略しである。
第2図は第1図のA−A断面図である。
支持部10の内には、スライド蓋ガイド5を側板6に固
定する前に固定金具18が挿入される。
第3図はこの固定金具18の斜視図を示すものである。
固定金具18は支持部10とほぼ同形に作られ、大小2
段の断面コ字状の形に形成される。
そしてその後部側面には中心軸としてのねじ24が螺着
される中心孔19、それよりやや前部の上下面にはそれ
ぞれ切り起して形成し弾性を有する係止片20.21が
設けられる。
さらに前部に近い上面には固定ねし孔22が設けられる
このように形成された固定金具18をスライド蓋ガイド
5の支持部10に外側から(第2図で左方から)挿入す
ると、係止片20.21が切欠部12.13に落ち込ん
で係止し、固定金具18は支持部10の内に保持される
なお、このとき、中心孔19は支持部10の長孔14、
固定ねじ孔22は切欠部11のそれぞれほぼ中心に位置
するようになっている。
また、係止片20.21の幅は切欠部12.13の幅よ
り小さく形成されているので固定金具18は支持部10
の内で電子オルガンの前後方向に動き得る。
そして、これらの支持部10と固定金具18によって固
定部材が構成されている。
固定金具18を支持部10の中に挿入保持した後、ゴム
のような弾性体からなるブツシュ23を介して回転金具
15をその中心孔16が長孔14にほぼ同心になるよう
にして支持部10に取付ける。
そして中心軸となるねじ24を中心孔16を貫通して固
定金具18の中心孔19に螺合する。
この結果、回転金具15はねじ24を支軸として回転可
能になるように支持部10に取付けられる。
また、回転金具15は支持部10には長孔14を介して
取付けられているので、ねじ24をゆるめて回転金具1
5および固定金具18を電子オルガンの前後方向に移動
させることができる。
従って回転金具15の前後方向の位置を調整することが
可能となる。
第4図は第1図のB−B断面図である。
回転金具15の上部を直角に折曲げて形成した上面部1
7には固定孔25が設けられる。
この上面部17は支持部10の切欠部11よりは広い面
積に形成されているので、上面部17が切欠部11の周
辺部に当って回転金具15はこれより下に回転し得す、
従って回転金具15の上下方向の位置決めがなされる。
この状態で固定ねじ26を固定孔25を貫通して固定金
具18の固定ねじ孔22に螺合し、回転金具15を固定
部材の上に固定する。
回転金具15を回転させる場合は上方から固定ねし26
をはずして固定状態を解除すればよく、操作性が極めて
簡単になる。
なお、前記実施例では固定部材をスライド蓋ガイドの一
部に形成した支持部の中に固定金具を保持して構成した
ので固定部材とスライド蓋ガイドが兼用できスペースを
とらないという効果がある。
第5図は他の実施例の分解斜視図、第6図はこの固定ね
し部分の正面断面図、第7図は同じく中心軸のねじ部分
の正面断面図である。
図において、30は固定部材としての固定金具であり、
平面基部31とこれから直角にそれぞれ反対方向に折曲
して形成した側面部32と取付部33とからなる。
平面基部31には固定ねじ孔34、側面部32には中心
孔35がそれぞれ形成され、側面部32にはさらに平面
基部31側に直角に折曲された支持部36とこの支持部
36と反対方向に直角に折曲されたストッパ部37が形
成される。
さらに電子オルガンの側板52へ取り付ける取付部33
には取付孔38が形成される。
一方、回転部材としての回転金具40は側面部41と前
面部42と側面部41から上面に直角に折曲げて形成し
た上面部43とからなる。
そして側面部41には中心孔35と同心位置に中心孔4
4、上面部43上の固定ねじ孔34と同心位置に固定孔
45がそれぞれ形成される。
回転金具40の前面部42には前述のコントロールパネ
ル3が取付けられる。
なお、46は中心軸となるねじ、47はゴムからなるフ
゛ツシュ、48はワッシャ、49は固定ねし、50はP
ナツトである。
そして、固定金具30は取付部33によりねじ51で電
子オルガンの側板52に固定される。
次いで第7図に示すように、ブツシュ47を介してねじ
46を中心孔44に貫通挿入し、さらに側面部41と3
2の間にワッシャ48を挾むとともに、このワッシャ4
8の孔を貫通して中心孔35に螺合する。
この結果、回転金具40は固定金具30に対してねじ4
6を中心に回転自在に取付けられる。
さらに、回転金具40は上面部43の下面が支持部36
の上端面に当ってこれより下に回転せず、これによりコ
ントロールパネル3の上下位置が決められる。
この状態で第6図に示すように、固定孔45に貫通挿入
されPナツト50を螺合して上面部43からはずれない
ように保持された固定ねじ49を固定わじ孔34に螺合
する。
この結果、回転金具40は固定金具に対して上方からの
ねし止めにより固定される。
第8図はコントロールパネルの裏面を露出すべく回転部
材を回転した状態の側面図である。
上方から固定ねじ49をゆるめ固定ねじ孔34からはず
した後、回転金具40をねじ46を中心に後側(図では
反時計方向)へ回転すると、側面部41の上端面がスト
ッパ37に当ってそれ以上回転せず位置ぎめがなされる
この状態でコントロールパネル3の裏面につけた部品等
の修理、調整を行なう。
この実施例によると固定部材も回転部材もプレス加工で
一部品でそれぞれ作ることができ、構造が簡単になると
ともにコストが低減する。
以上の各実施例の説明は電子オルガンの左側の側板に設
けたコントロールパネル支持装置について説明したが、
右側の側板にも同じ構造の装置が設けられていることは
いうまでもない。
このようにこの考案に係る電子楽器のコントロールパネ
ル支持装置によると、屋根を開けてすぐ下に位置する固
定ねじを上方から操作してつけはすしができるので、コ
ントロールパネルの裏面を露出して修理、点検、調整等
を行なう場合に作業性が著しく向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電子楽器のコントロールパネル
支持装置の一実施例を備えた電子オルガンの上部の概略
側断面図、第2図は第1図のAA断面図、第3図は固定
金具の斜視図、第4図は第1図のB−B断面図、第5図
は他の実施例の分解斜視図、第6図はその固定ねし部分
の正面断面図、第7図は同じく中心ねし部分の正面断面
図、第8図は回転部材を回転した状態の側面図である。 3・・・・・・コントロールパネル、5・・・・・・ス
ライド蓋ガイド、6・・・・・・側板、9・・・・・・
ガイド溝、10・・・・・・支持部、11.12.13
・・・・・・切欠部、14・・・・・・長孔、15・・
・・・・回転金具、16・・・・・・中心孔、17・・
・・・・上面部、18・・・・・・固定金具、19・・
・・・・中心孔、20.21・・・・・・係止片、22
・・・・・・固定ねし孔、23・・・・・・ブツシュ、
24・・・・・・ねじ、25・・・・・・固定孔、26
・・・・・・固定ねし。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前部でコントロールパネルを支持し上面部に固定孔を有
    し側面に中心孔を有する回転部材と、側板の内面に固定
    され前記上面部の下面を支持する支持部を有し前記固定
    孔と同心位置に形成された固定ねし孔および前記中心孔
    と同心位置に形成された中心孔をそれぞれ有する固定部
    材とからなり、中心軸を前記回転部材の中心孔を貫通し
    て前記固定部材の中心孔に螺合して前記回転部材を前記
    固定部材に対しこの中心軸を支軸として回転自在に取付
    け、固定ねじを前記固定孔を貫通して前記固定ねし孔に
    螺合して前記回転部材を前記固定部材に対し上方から固
    定するようにしたことを特徴とする電子楽器のコントロ
    ールパネル支持装置。
JP968878U 1978-01-31 1978-01-31 電子楽器のコントロ−ルパネル支持装置 Expired JPS5921430Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54117130U JPS54117130U (ja) 1979-08-16
JPS5921430Y2 true JPS5921430Y2 (ja) 1984-06-23

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ID=28820917

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JP968878U Expired JPS5921430Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 電子楽器のコントロ−ルパネル支持装置

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