JPS59213760A - 一液型rtvシリコ−ン組成物用粘着促進剤 - Google Patents

一液型rtvシリコ−ン組成物用粘着促進剤

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JPS59213760A
JPS59213760A JP8487683A JP8487683A JPS59213760A JP S59213760 A JPS59213760 A JP S59213760A JP 8487683 A JP8487683 A JP 8487683A JP 8487683 A JP8487683 A JP 8487683A JP S59213760 A JPS59213760 A JP S59213760A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−波型RTVシリコーンゴム組成物に関する
ものである。特に本発明は−液型RTV組成物用粘着促
進剤すなわち粘着性添加物に関するものである。
初期の型の一液型RTV組成物は、Coyzeriat
に与えられた米国特許9!53133891号およびB
runerに与えられた米国特許第3035016号に
見出される。これらの公開はアシルオキシ官能性−波型
組成物に関するものである。時の経過に伴って、他の官
能基を持った他の型のRTV組成物が種々発明された。
例えば、−波型ケトオキシム官能性RTV組成物、アミ
ン官能性RTV組成物、アミド官能性R’[’V組成物
、アミノオキシ官能性RTV組成物等がある。
このような組成物の開発の経過中に、このような組成物
にとって、粘着性添加剤を含むこと、すなわち粘着性添
加剤の合体によって組成物が種々の型の被着体にプライ
マーを要せずに良好な密着性を持って粘着することが、
望ましいことが明らかになって来た。このようなアシル
オキシ官能性RTV組成物に対する粘着性添加剤の実例
は、例えばKulpaに与えられた米国特許第第329
6xe1号、Goosaensニ与えられた米国特許第
3296195号およびBeersに与えられた米国特
許第3438930号の諸公開中に見出される。このよ
うなアシルオキシ官能性組成物の難点は、幾分腐食性で
あることである。
すなわち、該組成物は速硬性でありその他の長所を持つ
にしても、■仔馬食性であり刺激臭を与える。従って、
実質的に非tK食性であり、嫌な臭いを与えない人が多
数いる室内で使えるような組成物を開発することが望ま
れるようになった。上記の如(以上の組成物は一液型で
ある。
二液型RTV組成物の一例は、例えばN1tzsohe
その他に与えられた米国特許第3127363号に公開
されている。この特許は、シラノール・ポリマー、ポリ
シリケート架橋剤および好適には触媒としてのカルボン
酸のスズ塩よりなる二液型組成物を公開している。この
ような組成物は、二液型のものとして包装されているか
ら、組成物を硬化させようと望むときは、二液を混合す
る。組成物は硬化しシリコーン・エラストマーになる。
この組成物は充分速い硬化時間を持ち非腐食性であるが
、組成物使用の前に混合しなければならず、このことは
追加の労働経費を必要とする。その上、一度混合された
組成物の保存寿命は長(ない。初期の一液型系の一つは
、シラノール・ポリマー、アルコキシシラン架橋剤とス
ズ石けんの使用を公開した、N1tzschsその他に
与えられた米国特許第3065194号に見られる。こ
のような組成物は一液型であるが、組成物は充分な貯蔵
寿命を持たない。更に、組成物を製造するに特別な混合
操作、すなわち長い乾燥期間を用いなければならない。
このようなアルコキシ官能性−波型RTV系は多くの長
所を持つことが早期に認められ、 Brownその他に
与えられた米国特許第3161614号または米国再発
行特許第29760号に公開された如(このような組成
物を製造しようとする試みがなされた。しかしながら、
これらの組成物は充分速い硬化速度を持たず貯蔵性は非
常に貧弱であった。他のアルコキシ官能性RTV組成物
は、例えばWeyenbergに与えられた米国特許’
33334067号、Coope+jその他に与えられ
た米国特許第3542901号、Sm1thその他に与
えられた米国特許第3689454号およびw+ 37
79986号に見出される。これらのうち後者、特にW
eyenberg :6よびSm1thの特許は、アル
コキシ官能性−波型RTV組成物に対する縮合触媒とし
て特殊なチタンキレート触媒を用いている。このチタン
キレート触媒は、アルコキシ官能性RTVに市販に値す
る硬化速度、すなわち組成物を市販することかできる程
度の硬化速度を与える点で望ましいものである。しかし
、この組成物はなお速硬性−波型RTV系ではない。
このような組成物を速硬性であり望ましい貯蔵安定性と
粘着性を持つものにする他の企てはBeersに与えら
れた米国特許IT4100129号の公開の中に見出さ
れる。しかしながら、なおこのような組成物は望ましい
程度に速硬性でもなければ良好な貯蔵をもつものでもな
い。
最近、このような初期の組成物は、実質的に湿気のない
中で調製されても調製後のポリマー系中に過剰のメタノ
ール、シラノール、または水酸基が存在する事実から、
害を受けているという学説が立てられた。ポリマー系中
にそのような水酸基があると、結果として硬化性の貧弱
な組成物、すなわち充分な硬化速度と良好な貯蔵性を持
たない組成物が得られる。従って、組成物中に掃去剤を
用いて、メタール、シラノールまたは水から由来したも
のであろうと過剰の水酸基と反応させ、しかもアルコキ
シ基と反応してRTV系を過早に架橋させることのない
系が発明された。このことが如何にして遂行されるかま
たそのような組成物に対する掃去剤系は何かが、例えば
Whiteその他により1981年6月26日に出願さ
れた米国特許出wr4第277524号、ドケットRD
−13275およびJohnB。
Halgrenによって1981年6月26日出願され
た米国特許出願第277525号、ドヶッi・RD−1
3421に公開された。Whiteその他の組成物は充
分に速硬性であり貯蔵安定性を持つが、ある種の要請を
満たすには改質が必要である。すなわち該組成物は多く
の被着材に密着しない。プライマーのない場合、そのよ
うな組成物は殆どあるいは全く粘着性を持たない。従っ
て、このような組成物に用いる粘着性添加剤の開発が強
く希望されるに至った。上に記載された粘着性添加剤の
他に、二液型および一液型RTV系の両者のための有用
な粘着性添加剤に関する他の特許がある(本明細書にて
“RTV ”は常温加硫型を示すものとする)。例えば
、Bsesernetその他に与えられた米国特許第3
888815号を見よ。この特許は、粘着性添加剤の官
能基が、アルコキシ基の他に、アミノ、カルボニル、カ
ルボキシ、イソシアノ、アゾ、ジアゾ、チオ、チア、ジ
チア、インチオシアノ、オキソ、オキサ、ハロ、エステ
ル、ニトロン、スルホヒドリル、ヒドロカルボニルアミ
ド、スルホンアミドの各基およびそれらの複数個並びに
組合せから選ばれた、二液型RTV用の粘着性添加剤に
関するものである。また、プライマー組成物に関するも
のであるSm1thに与えられた米国特許第41476
85号、特にRTV組成物用の粘着性添加剤として用い
つる該特許のアクリレート官能性シラン、および198
0年1月4日にKeatingにより出願された米国出
願特許第109727号の公開を見よ。
RTV系用の粘着性添加剤の他の公開は、例えば上に言
及したBeersに与えられた米国特許第410012
9号およびMitchellその他に与えられた米国特
許第4273698号ドケット60Si−225に見出
される。Mitchellその他の特許は、−波型RT
V系中に粘着性添加剤として用いつる種々のフマル酸シ
リル、コハク酸シリル、マレイン酸シリルを公開してい
る。しかしながら、参考のため本明細書に記載されたこ
れらの特許はいずれも、 Whiteその他の米国出願
特許第277524号ドケットRD−13275の組成
物に用いる粘着性添加剤を公開していない。
粘着性添加剤は望ましいものであり、さもないとプライ
マーを用いなければならない。プライマーの使用は労働
経費を追加する。該労働経費は、組成物製造の間に組成
物中に粘着性添加剤を合体する追加の経費よりかなり大
きい。従って、Whiteその他の米国出願特許第27
7524号の組成物中に粘着性添加剤を入れることが強
く望まれている。
本発明の一目的は、−波型アルコキシ官能性RTV組成
物用の粘着促進剤すなわち粘着性添加剤を提供するにあ
る。
本発明の追加の一目的は、アルコキシ官能性−波型RT
V組成物に大部分の被′着体に対する粘着性を賦与する
、該RTV組成物に用いる粘着性添加物を提供するにあ
る。
本発明のなお他の追加の一目的は、速硬性であり貯蔵安
定性であるアルコキシ官能性−波型RTV組成物に加え
る、該RTV組成物の物理的性質および硬化性に悪影響
をおよぼさない粘着性添加剤すなわち粘着促進剤を提供
するにある。
本発明の更に他の目的は、−液型アルコキシ官能性RT
V組成物に粘着性添加剤を合体することによる、速い硬
化速度を持ち貯蔵安定性の粘着性−波型アルコキシ官能
性RTV組成物を製造する方法を提供するにある。
本発明のこれらおよび他の目的は、本明細書の以後に記
載する公開技術により完遂される。
前記目的に従って、本発明により、RIO、R11がC
1〜Sの一価の炭化水素基であり、tが0乃至3であり
、2が飽和、不飽和または芳香族炭化水素残基であり、
該残基は更にアミノ、エーテル、エポキシ、インシアナ
ト、シアノ、アクリルオキシ、アシルオキシの各基およ
び複数個の酸基並びにそれらの組合せよりなる群から選
ばれた一員によって官能基を与えられたものでありうる
とき、構造式 を持つ粘着促進剤の有装置を持つ、安定な、実質的に無
水の、実質的に無酸に常温加硫しつるオルガノポリシラ
ザン組成物が提供される。
構造式は)の範囲内で最も好適な粘着性添加剤はアミン
官能性シランであり、次にはエポキシ官能性化合物であ
り、終りに構造式(1)の範囲内の他の化合物である。
本発明においては、本発明の範囲内のRTV組成物を形
成させる方法をも対象とする。
粘着性添加剤は最も好適には、末端がキャップされたポ
リマーに用いられる。すなわち、W b i t eそ
の他による米国出願特許第277524号ドケツ)RD
−13275に公開された如く好適には触媒の存在の下
にシシノール身ポリマーに最初に架橋剤が加えられた一
波型RTV組成物に用いられる。また末端がキャップさ
れたポリマーが形成された後、ポリマー系中の水酸基を
吸収するように掃去剤が加えられたものに用いられる。
系中の過剰の水酸基を掃去剤が吸収し終った後、スズ石
けん縮合触媒が加えられ、仕上げの組成物を形成するよ
うに他の成分が加えられる。このようにすると、最も優
れた組成物すなわち速硬性非腐食性粘着性RTV組成物
が得られる。このものは良好な貯蔵安定性を持つ。
本発明は、−波型R’[’Vシリコーンゴム組成物の特
殊な型に用いる粘着性促進剤すなわち粘着添加剤に関す
る。ここで、そのような−波型RTV組成物の若干の記
述をすることか必要である。そのような組成物のより完
全な記述については、上に言及したWhiteその他に
よる米国特許出願第27フ524 の記載を参照すべきである。
ある数の特別な表現が本明細書に用いられている。その
一つは組成物について°“安定な″組成物と言及するこ
とである。
本明細書に関する限り、本発明のワンパッケージ・ポリ
アルコキシ末端オルガノポリシロキサンR’l’Vに用
いられる”安定な”なる術語は、大気中の湿気から隔離
されている間は実質的に不変化に残り、長い貯蔵期間の
後にも指触乾燥のニジストマーに硬化しうる湿気硬化性
混合物を意味する。加つるに、安定なRTVとはまた、
新たに混合したRTV成分が大気条件の下で示す不粘着
時間が、該成分の同じ混合物が、外囲条件の下で長い貯
蔵期間の間、もしくは該期間に相当する高温の促進老化
期間の間、防湿性の湿気を含まぬ容器中に保たれた後に
、大気中の湿気に曝されたときに呈する不粘着時間と同
じである、ことを意味する。
RTV−シリコーン組成物を定義する際に゛実質的に無
酸″という表現が用いられる。本発明のRTV組成物を
大気の湿気に曝してつくられるエラストマーを定義する
際に用いられる6実質的に無酸”なる表現は、5.5以
上の、好適には6以上の、特に好適には10以上のpK
aを持つ副生物を生ずることを意味する。
次にRTV組成物について述べると、本発明は安定な実
質的に無酸のワンパッケージ湿気硬化性ポリアル峯コキ
シ末端オルガノポリシロキサンRTV組成物用の粘着促
進剤に基づ(ものである。該組成物は、後記構造式(8
)のシラノール末端ポリジオルガノシロキサンの如き、
Rが後に定義されるものであるとき、構造式 (2) 1 のジオルガノシロキサン単位が化学的に結合したものよ
り本質的になるシラノール末端ポリジオルガノシロキサ
ンを、化学的に結合した水酸基に対するある種の掃去剤
の有効量と共ζご用いて、つくられたものである。構造
式(2)の単位の化学的に結合したものより本質的にな
るシラノール末端ポリジオルガノシロキサンにおいて、
メトキシ基の如き01〜Bアルコキシ基のケイ素原子に
結合したものの存在は除外されない。シラン掃去剤で除
去されつる水酸基は、例えば微量の水、メタノール、(
使用したものとして)シリカ充填剤上のシラノール基、
構造式(8)のシラノールポリマー、あるいは構造式(
2)の単位を持つシラノール末端ポリマーの如き、本発
明のRTV組成物中に通常存在する物質中に見出すこと
ができる。本発明の実施に従って化学的に結合された水
酸基を除去するシラン掃去剤は、好適には構造式 を持つ。この構造式において、R1はアルキル基、アル
キルエーテル基、アルキルエステル基、アルキルケトン
基、アルキルシアノ基から選はれたC1〜8脂肪族有機
基または07〜13アラルキル基であり、R2は、上に
定義されこれより後に更に個別的に定義されるR基から
選ばれた01〜13−価有機基であり、Xは、アミド、
アミノ、カルバマド、エンオキシ、イミダト、インシア
ナト、オキシマド、チオイソシアナト、ウレイドの各基
から選ばれた加水分解可能な離脱基(Ieavingg
roup )である。これらの望ましいものはアミノ基
、アミド基であり、更に好適なものは例えばN−、C1
〜8アルキル−01〜8アシルアミノ基の如きアミ7基
であり、aは1またはこの整数であり好適には1である
。bはOまたはlの整数に等しく、a 十すの合計は工
または2に等しい。
aが2であるときの構造式(3)では、Xは同じ基ある
いは異った基でありうる。離脱基Xは、RTV組成物中
の可能な−OHと、  OR/に優先して反応し、実質
的にハロゲン酸またはカルボン酸を含まないRTV組成
物を提供する。構造式(3)のシラン掃去剤は、水酸官
能基に対するシラン掃去剤でもあり、オルガノポリシロ
キサンの各端に窓いてケイ素原子に少なくとも2個のア
ルコキシ基を与えて停止するためのポリアルコキシシラ
ン架橋剤でもある。
構造式(3)の水酸基掃去剤を使用する結果として形成
されるRTV組成物の成分の一つとして、2個または3
個の−OR’基で連鎖が停止された、シラノールを含ま
ないポリジオルガノシロキサンがある。このシラノール
を含まないポリジオルガノシロキサンは、実質的に無水
の条件の下に、後に定義されるような架橋性シランの有
効量と峙として結合することがある。構造式(3)の掃
去剤シランと組合せて用いうるポリアルコキシシラン架
橋剤は、R1、R2およびbが上に定義したものと同じ
であるとき、構造式 を持つ。本発明の実施に用いつる好適縮合触媒としては
、スズ化合物、ジルコニウム化合物、チタン化合物、ま
たはそれらの混合物から選ばれた金属化合物がある。用
いられる縮合触媒としては後に特別に定義されるものが
追加される。
何故本発明のポリアルコキシ末端オルガノボリシロキザ
ン組成物が実質的に水分の不存在である種の縮合触媒の
存在の下に長い期間にわたり安定であるかは、完全には
理解されていない。
アルコールまたはシラノール基または水の形にある過剰
の水酸基が架橋し過早にパッケージ中のポリアルコキシ
ポリマーを硬化させる、あるいはアルコール基がシラノ
ールポリマーの末端をモノアルコキシ基でキャップする
ことは自明のこととして仮定される。もしこのことが起
これば、このことは、ポリマーの硬化速度が時間が経つ
と共に低下するであろうと信ぜられる理由の一つである
離脱基Xがハロゲン基ではない構造式(3)または後記
の構造式(51を持つ水酸基に対するシラン掃去剤の使
用は、貯蔵期間に、充填剤とシリコーンポリマー中の水
並びにRTV組成物中の残留水分を実質的に除去する。
本発明の実施に用いる構造式(31または(5)のシラ
ン掃去剤の割合を定めるには、RTV組成物中の水酸官
能基の総数を評価してもよい。ポリマーの水酸官能基の
総数は赤外線分析によって測定できる。掃去剤の有効量
すなわち安定化量を用いて、密封された容器内で外囲温
度の下に6力月以上の長い貯蔵期間にわたって組成物の
安定性を維持することの確保には、ポリマーの末端を停
止する(endstop )に必要な量を越える追加の
量の掃去剤を用いることができる。この掃去剤の過剰量
は、ポリマーの重量を基礎として上限約重量3%にまで
することができる。掃去剤のこの3重量%は、ポリマー
中の反応性OH官能基とX基の反応の結果該官能基が実
質的に解消されるに必要な量を越えるものである。充填
剤と他の添加剤をも含む組成物において、構造式(3)
または(5)の掃去剤の前記追加量は、100℃で安定
性の48時間検査を行って、老化前の組成物の実質的に
同じ条件下で測った不粘着時間に比べて、不粘着時間が
不変かどうかを定めることにより、見積られる。
後記の構造式(6)のポリアルコキシ末端ポリマーが構
造式(3)のシラン掃去剤を用いないでつくられる場合
には、次の構造式(5)で示される、ケイ素原子に結合
された2個より少ない一〇R’基を持つシラン掃去剤を
本発明の実施に用いることができる。
この式で、R1、R2およびXは従前に定義されたもの
であり、CはO乃至3の整数であり、dは1乃至4であ
り、c +dの合計は3乃至4に等シい。この場合、構
造式(5)の掃去剤シランは、構造式(3)の掃去剤シ
ランに関して上に定義した如く、RTV組成物を安定化
するに充分な量で用いることができる。加つるに、構造
式(3)または(5)の掃去剤と共に、少な(ともo、
oi部上限10部までの構造式(4)の架橋剤シランを
用いることができる。
本発明のポリアルコキシ末端オルガノポリシロキサンは
次の構造式(6)を持つ。
この式で、R、R”、R2,X 、 n 、 bは前に
定義されたものと同じであり、eは0乃至1に等しく、
b+θの合計はO乃至lに等しい。構造式(6)のポリ
アルコキシ末端オルガノポリシロキサンは種々の方法で
製造することができる。−ツバ、アミン触媒の存在の下
にポリアルコキシシランとシラノール末端ポリジオルガ
ノシロキサンを用いることを含む、Cooperその他
に与えられた米国特許第3542901号の教える方法
である。Cooperその他の教えていない方法は、本
発明の実施に用いるシラノール末端ポリジオルガノシロ
キサンと共に、構造式(3)のシラン掃去剤を末端キャ
ップ剤(end −capper )とし゛C使用する
ことである。
構造式(1〜6)において、Rは好適にはC1〜13−
価炭化水素基、ノ10ゲン化炭化水素基、およびシアノ
アルキル基の中から選ばれ、R′は好適には01〜8ア
ルキル基または07〜13アラルキル基であり、R2は
好適にはメチル基、フェニル基、またはビニル基である
構造式(31、(51、(6]において、好適なX基は
アミド、アミノおよびエンオキシの各基であり、最も好
適なものはアミド基である。
シラノールポリマーを最初に構造式(4)の架橋剤で末
端にキャップし、次いで混合物中のすべての遊離シラノ
ール基を吸収するように掃去剤を加えることが有利であ
ることが見出された。
従って、 RTV組成物の製造において、上記の如(ポ
リアルコキシで末端をキャップされ°たポリマーをつく
り、次いで組成物中に掃去剤を加え。
て、充填剤その他の成分を加えた場合は該成分中の水分
を含めて全部の水分を掃去剤で吸収して組成物を劣化さ
せないようにすることが望ましい。勿論、ポリマー中の
シシノール基を除いて、架橋剤とシラノールポリマーは
できるだけ乾燥したものでなければならない。このこと
を実行する好適な方法は、シラノールポリマーをとり、
例えばジー19−ヘキシルアミンの如きwhitθその
他により出願された米国出願特許第277524号ドケ
ットRD−13275に公開された縮合触媒の一つの存
在の下に、前記シラノールポリマーをメチルトリメトキ
シシランの如き架橋剤と反応させるにある。該出願特許
に公開されている如< 、(’[12のアミンを縮合触
媒に用いることもできる。一度、末端がキャップされた
好適ポリマーが製造されれば、次いで他の成分と共に掃
去剤を加えて、末端がキャップされたポリマー中にあり
うる過剰の水酸基も、−波型RTV系をつくるために加
えられる充填剤その他の成分中の水分も、掃去剤により
除去されるようにする。
更に、もしアミン、置換グアニジンまたはそれらの混合
物の少量を、本発明のポリアルコキシ組成物中に硬化促
進剤として用いれば、硬化速度が改善されることが見出
された。硬化促進剤はまた掃去剤として働くエンオキシ
離脱基の能力に接触作用するに役立つ。構造式(1)の
シラノール末端ポリマーすなわち構造式(2)の単位が
化学的に結合したものよりなるポリマー100部あたり
、あるいは構造式(6)のポリアルコキシ末端ポリマー
100部あたりに、0.1乃至5部、好適には約0.3
乃至1部の硬化促進剤を用いて、本発明のRTV組成物
の不粘着時間(’I’F’T )を実質的に減少させる
ことができる。この増加した硬化速度は、組成物が例え
ば6力月の如き長い貯蔵期間老化した後にも、老化促進
条件の下に相当する期間老化した後にも、維持される。
長い貯蔵期間の後の硬化性質は、新たに混合されたRT
v組成物が直ちに大気中の湿気に曝されたときに示す例
えば不粘着時間(TPT )の如き初期の硬化性質と、
実質的に似たものである。
ここに記載する硬化促進剤は、本発明のRTV組成物の
不粘着時間を減少させ、加うるにある種の縮合触媒に接
触されて促進老化の後は不粘着時間が長くなる特殊なR
Tv組成物に対して驚(べき安定化効果を与える。この
種の縮合触媒に対しては、本明細書に記載されたアミン
、置換グアニジン、および両者の混合物の添加は、初期
には速い硬化速度すなわち約30分より速い硬化速度を
与え、この硬化速度は促進老化の後も実質的に不変であ
る。
本発明のRTV組成物は24時間以内に1/8〃の深さ
まで硬化されることができる。その時点でジュロメータ
−硬度(ショアーA)が測定され、後の諸実施例で示さ
れるように組成物の硬化を評価するに用いられる。
本明細書に公開される本発明のより広い一面では、本発
明は、(1)各ポリマー鎖が1個のケイ素原子を持ち末
端が少な(とも2個のアルコキシ基で停止されているオ
ルガノポリシロキサンと、(2)縮合触媒の有効量と、
(31R” 、 R2,XおよびCが上に定義されたも
のであり、fが1乃至4であり、c −4−fの合計が
1乃至4であるときの掃去剤の安定化量と、を含み、実
質的に湿気のない外囲条件の下に長い時間にわたり安定
であり、実質的に無酸の指触乾燥エラストマーに転化し
うる、実質的に無水の常温加硫型オルガノポリシロキサ
ン組成物を内容とする。加つるに、置換グアニジン、ア
ミンおよびそれらの混合物から選ばれた硬化促進剤の有
効量が用いられる。
本発明の他の一面では、 (Al 構造式(6)のポリアルコキシ末端オルガノポ
リシロキサンの100部、 (Bl構造式(4)の架橋剤シランの0乃至10部、(
C’l縮合触媒の有効量、 (Di構造式(7)の掃去剤の安定化量、を含み、外囲
条件の下で指触乾燥の実質的に無酸のエラストマーに硬
化しつる、安定な常温加硫型のポリアルコキシ末端オル
ガノポリシロキサン組成物が提供される。
シラノール末端オルガノポリシロキサンとポリアルコキ
シシラン架橋剤と共に、縮合触媒の有効量を用いて、実
質的に無水の条件下において、常温加硫型オルガノポリ
シロキサン組成物を製造する方法において、(月R”、
R”、X、aおよびbが上の如く定義されたものである
とき、構造式 を持つ、同時に水酸官能基に対する掃去剤でもあり架橋
剤でもあるポリアルコキシシランの安定化量を、シラノ
ール末端オルガノポリシロキサンを加え、(2)シかる
後、縮合触媒の有効量を加え、それにより得られた常温
加硫型オルガノポリシロキサン組成物の安定性が改良さ
れていることを特徴とする改良前記常温加硫型オルガノ
ポリシロキサン組成物の製造方法が、本発明の範囲内に
包含される。
本発明の他の一方法は、ポリマー鎖の末端の各ケイ素原
子が少な(とも2個のアルコキシ基によって停止されて
いるオルガノポリシロキサンと共に縮合触媒の有効量を
用いる、実質的に無水の条件の下に常温加硫型オルガノ
ポリシロキサン組成物を製造する方法において、該ポリ
アルコキシ末端オルガノポリシロキサンに、(1)R”
、R”、X、Cおよびfが上記の如(定義されたもので
あるとき構造式 を持つ、水酸基に対するシラン掃去剤の安定化量と、(
2)縮合触媒の有効量と、を加え、それにより得られる
常温加硫型オルガノポリシロキサン組成物の安定性が改
良されることを特徴とする、前記常温加硫型オルガノポ
リシロキサン組成物の製造方法の改良方法である。
更に本発明の他の一面では、実質的に無水の条件下に、
常温加硫可能な材料をかきまぜ、該常温加硫可能な材料
が、 (11(a]構造式(2)の単位が化学的に結合したも
のより本質的になる、シラノール末端ポリジオルガノシ
ロキサンの100重量部、 (bl RTV組成物中の反応性−OHを掃去するに充
分で、RTV組成物の重量を基準として上限3重M%ま
で過剰である量の構造式(3)のシラン、 (C1構造式(4)の架橋剤シランのO乃至10重量部
・ (dl縮合触媒の有効量、 (el fi! 換グアニジン、アミン、それらの混合
物から選ばれた硬化促進剤0乃至5重量部、を含み、シ
ラノール末端ポリジオルガノシロキサンと掃去剤シラン
を混合した後縮合触媒を加えた混合物、 +Ii1+−1構造式(6)のポリアルコキシ末端オル
ガノポリシロキサンの100重量部、 (b)構造式(41の架橋剤シランO乃至10重量部、
(C1縮合触媒の有効量、 +d+構造式(7)のシラン掃去剤の安定化量、(e]
fi!換グアニジン、アミンおよびそれらの混合物から
選ばれた硬化促進剤O乃至5重量部・ を含む混合物、 前記混合物(11、(Il+の中から選ばれたものであ
ることを特徴とする、安定なワンパッケージ常温加硫型
ポリアルコキシ末端オルガノポリシロキサン組成物を製
造する方法が提供される。
構造式(21、(6)の中のR七しては、例えばフェニ
ル、トリル、クロロフェニル、ナフチルの如きアリール
基およびハロゲン化アリール基;脂肪族基および例えば
シクロヘキシル、シクロブチルの如き脂環式基;メチル
、エチル、プロピル、クロロプロピル、ビニル、アリル
、トリフルオロプロピルの如きアルキル基およびアルケ
ニル基;および例えばシアノエチル、シアノプロピル、
シアノブチルの如きシアノアルキル基が含まれる。R1
の範囲に含まれる好適な基は、例工ばメチル、エチル、
プロピル、ブチル、ぺメチルの如きC1〜8アルキル基
;例えばベンジルの如き07〜13アラルキル基;フェ
ネチル基;2−メトキシエチルの如きアルキルエーテル
基;例えば2−アセトオキシエチルの如きアルキルエス
テル基;例えば1−ブタン−3−オニルアルキルケトン
基;例えば2−シアノエチルの如きアルキルシアノ基で
ある。R2で示される基は、R基に含まれる基の中の同
一のものまたは異なったものである。R、R” 、 R
2が1個より多い場合の構造式(1〜7)において、R
、R” 、 R”はそれぞれ同一のものであっても異な
ったものであってもよい。
構造式(31、(51、(力の一つまたはそれ以上に含
まれる、水酸基を化学的に結合するための掃去剤として
は、例えば次のものがある、 メチルジメトキシ(エチルメチルケトオキシモ)シラン
、 メチルメトキシビス−(エチルメチルケトオキシモ)シ
ラン、 メチルジメトキシ(アセトアルドオキシモ)シラン、 の如きオキシマトシジン; メチルジメトキシ(N−メチルカル シラン、 エチルジメトキシ(N−メチルカルノイマト)シラン、 の如きカルバマドシラン; メチルジメトキシイソプロペンオキシシラン、トリメト
キシイソプロペンオキシシラン、メチルトリーイソ−プ
ロペンオキシシラン、メチルジメトキシ(ブドー2−エ
ン−2−オキシ)シラン、 メチルジメトキシ(1−フエニルエテンオキシ)シラン
、 メチルジメトキシ−2−(l−カルボエトキシ−プロペ
ンオキシ)シラン、 の如きエンオキシシラン; メチルメトキシジ−N−メチルアミノシラン、ビニルジ
メトキシメチルアミノシラン、テトラ−N,N−ジエチ
ルアミノシラン、メチルジメトキシメチルアミノシラン
、メチルトリシクロへキシルアミノシシン、メチルジメ
トキシエチルアミノシラン、ジメチルジーN,N−ジメ
チルアミノシラン、メチルジメトキシインプロピルアミ
ノシラン、ジメチルジーN,N−ジエチルアミノシラン
、の如きアミノシラン; エチルジメトキシ(1i−エチルプロピオンアミド)シ
ラン、 メチルジトキシジ(N−メチルアセトアミド)シラン、 メチルジメトキシ( Xi−メチルアセトアミド)シラ
ン。
メチルトリ(H−メチルアセトアミド)シラン、 エチルジメトキシ(H−メチルアセトアミド)シラン、 メチルトリ(N−メチルベンズアミド)シラン、 メチルメトキシビス(N−メチルアセトアミド)シラン
、 メチルジメトキシ(カブロラクタモ)シラン、トリメト
キシ(N−メチルアセトアミド)シラン、 の如きアミドシラン、 メチルジメトキシエチルアセトイミダトシラン、 メチルジメトキシプロピルアセトイミダトシラン、 の如きイミダトシラン; メチルジメトキシ(N,N’,N’−)ジメチルウレイ
ド)シラン、 メチルジメトキシ(N−アリル−N/ 、 N/−ジメ
チルウレイド)シラン、 メチルジメトキシ(11−フェニル−N/ 、 N/ 
+ジメチルウレイド)シラン、 の如きウレイドシラン; メチルジメトキシインシアナトシラン、ジメトキシジイ
ソシアナトシラン、 の如きインシアナトシラン; メチルジメトキシチオインシアナトシラン、メチルメト
キシジチオイソシアテトラジン、の如きチオイソシアナ
トシラン。
加つるに、1982年1月11日にChungによって
出願された新RTVシリコーン組成物とその製法と題す
る米国出願特許第338518号ドケット604Ei−
569の開示を見るべきである。
該出願特許は、本発明の組成物中の掃去剤としである種
のピロリドンシランの使用を示している。このピロリド
ナールシランは、本明細省に前記された掃去剤の定義の
うちアミドシランに属するものである。この種の環式ア
ミドシランは参考である前記Chungによる米国特許
出願中に詳記されている。
加つるに、構造式(5)の掃去剤シランは、メチルトリ
ス(N−メチルアセトアミド)シラン、テトラ(インプ
ロペンオキシ)シランの如きシランを包含する。また、
ジエチルアミ/(N−メチルカルバマド)インプロペン
オキシ(N−アリル−N/ 、 N/−ジメチルウレイ
ド)−シランの如き互いに異なった離脱基を持ったシラ
ンも含まれる。
構造式(4)に含まれる架橋剤ポリアルコキシシランの
若干のものは、例えばメチルトリメトキシシラン、メチ
ルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、テ
トラエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン等であ
る。
本発明の実施に用いうる硬化促辿剤として(本、次の構
造式を持つシリル置換グアニジン力(ある。
(Z)gSi(OR” )4−g この式で、R1は上に定義されたものであり、gは1乃
至3の一つに等しい整数であり、Zは、R3が二価のC
,〜8アルキレン基であり R4とR5は水素とC1〜
8アルキル基から選ばれたものであるとき、構造式 を待ったグアニジン基である、加うるに、アルキル置換
グアニジンは、R4とR5が上に定義されたものであり
、R6が01〜@アルキル基であるとき、構造式 を待ったアルキル置換グアニジンも用いうる。
前記構造式内に包含されたシリル置換グアニジンの若干
のものは、Takagoに与えられた米国特許第418
0642号、同第4248993号に示されている。
前記置換グアニジンに加うるに、例えばジ−n−ヘキシ
ルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジ−n−オクチル
アミン、ヘキサメトキシメチルメラミンの如き種々のア
ミン、および例えばγ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、メチルジメトキシ−ジー11−ヘキシルアミノシ
ランの如きシリル化されたアミンを用いつる。メチルジ
メトキシ−ジーn−へキシルアミノシランは掃去剤と硬
化促進剤の両者として働く。第一アミン、第二アミン、
シリル化第ニアミンが好適であり、そのうち第二アミン
とシリル化第ニアミンが特に好適である。硬化促進剤と
して有用な、アルキルジアルコキシ−n−ジアルキルア
ミノシランの如きシリル化第ニアミン、およびアルキル
ジアルコキシアルキルグアニジルシランの如きグアニジ
ンは、本発明においてはまた掃去剤として働き、ある場
合には加つるに本発明組成物の安定剤として働く。
前記組成物の記載において、組成物は、最初にシラノー
ル末端ジオルガノシロキサン・ポリマーの末端をアルコ
キシ官能性架橋剤でキャップし、次いで掃去剤を加えて
製造される、これに代わる方法として、掃去剤と架橋剤
とシラノール末端ジオルガノポリシロキサン・ポリマー
を同時に混合して製造される、次に他の成分を伴った所
望の一波型RTV混合物がつくられる、または前記二つ
の製法を混じえて応用されることが公開されていること
に注意すべきである。
前記二つの方法のいずれか用いられるかに無関係に、R
が上に定義された如く、−価の置換または非置換cl−
13炭化水素基であり、好適にはメチルまたは大部分の
メチルと小TGiS 分のフエニル、シアノエチル、ト
リフルオロプロピル、ビニル、またはそれらの混合より
なるものであり、nは約50乃至約2500の価を持つ
整数であるとき、構造式 を持つ好適シラノール末端ジオルガノポリシロキサン・
ポリマーを、ケイ素原子に結合した加水分解可能な基を
持つ架橋剤シランと共に用いる。
このようなポリマーの製造法は当業界ではよく知られ、
本明細1では立入らない。そのようなポリマー使用およ
び製造に関する説明の一例は、例えばLampeその他
に与えられた米国特許第3888815号に見出される
。該米国特許は参考として本明細書に記載される。好適
には、シラノールポリマー−ベースの粘度は25℃にお
いて30000乃至500000センチボイズの範囲に
ある。
縮合触媒はカルボン酸の金属塩であるか、またはチタン
塩またはチタンキレートであってもよい。好適には廉価
なスズ石けんが用いられる。
スズ石けんは、チタンキレート触媒に比較すると、充分
速い速度で組成物の硬化を進行させ、しかも後者程高価
ではない。
RTV組成物の硬化を容易にするために本発明の実施に
用いることができる縮合触媒の有効量は、例えば、構造
式(8)のシラノール末端ポリジオルガノシロキサン1
00重量部を基礎として、0、001乃至1重量部であ
る。縮合触媒としては、例えばジブチルスズジラウラー
ト、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジメトキ
シド、カルボメトキシフェニルスズトリスベラート、オ
クタン酸スズ、インブチルスズトリセロアート、ジメチ
ルスズジブチラート、ジメチルスズジネオデコノアート
、トリエチルスズタルトラード、ジブチルスズジベンゾ
アート、オレイン酸スズ、ナフテン酸スズ、ブチルスズ
2−エチルへキソアート、醋酸スズの如きスズ化合物が
ある。好適な縮合触媒はジブチルスズジアセテートであ
り、ジブチルスズジラウラートは特に好適である。
使用しつるチタン化合物は、例えば1,3−プロパンジ
オキシチタンビス(エチルアセトアセタート)、1.3
−プロパンジオキシチタンビス(アセチルアセトナート
)、ジイソプロポキシチタンビス(アセチルアセトナー
ト)、ナフテン酸チタン、テトラブチルチタナート、テ
トラ−2−エチルへキシルチタナート、テトラフェニル
チタナート、テトラオクタデシルチタナート、エチルト
リエタノールアミンチタナートである。加うるに、We
yθnbergに与えられた米国特許第2334067
号の示す如きβ−ジカルボニルチタン化合物を本発明に
縮合触媒として用いることができる。
例えばオクタン酸ジルコニウムの如キシルコニウム化合
物も用いつる。
金属縮合触媒の他の実例は、例えば2−エチルオクタン
酸鉛、2−エチルヘキサン酸鉄、2−エチルヘキサン酸
コバルト、2−エチルヘキサン酸マンガン、2−エチル
ヘキサン酸亜鉛、オクタン酸アンチモン、ナフテン酸ビ
スマス、ナフテン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛である。
非金属縮合触媒の実例は、酢酸ヘキシルアンモニウムと
酢酸ベンジルトリメチルアンモニウムである。
例えば、二酸化チタン、ケイ酸ジルコニウム、シリカニ
〜ロゲル、酸化鉄、ケイソウ土、ヒユームドシリカ、カ
ーボンブラック、沈降シリカ、ガラス繊維、ポリ塩化ビ
ニル、石英粉末、炭酸カルシウム等の如き種々の充填剤
または顔料をシラノール末端またはアルコキシ末端オル
ガノポリシロキサン中に合体することができる。使用す
る充填剤の量は、基より企図する用途に従って広い範囲
内に変化させうる。例えばある種のシーラントに用いる
には、本発明の硬化性組成物は充填剤を含まぬものであ
りうる。結合剤をつ(るに硬化性組成物を用いる如き他
の応用では、重量基準で、オルガノボリシロキサン10
0部あたりに700部以上の如き多量の充填剤を用いう
る。このような応用の場合には、充填剤の大部分は、好
適には約1乃至10ミクロンの範囲の平均粒子の大きさ
を持つ、石英粉末、ポリ塩化ビニル、またはそれらの混
合物の如き増量剤よりなっていてもよい。
本発明の組成物は、建築用シーシントまたはコーキング
コンパウンドとしても用いることができる。従って、充
填剤の正確な量は、企図するオルガノポリシロキサン組
成物の用途、用いる充填剤の種類(すなわち充填剤の密
度窓よび粒子の大きさ)の如き因子によって定まるであ
ろう。好適には、シラノール末端オルガノポリシロキサ
ン100部あたりに、上限約35部はヒユームドシリカ
であってよい10乃至300部の充填剤の割合が用いら
れる。
本発明の実施においては、これより後の本明細書では構
造式(8)のものまたは本質的に構造式(2)の単位よ
りなるポリマーを包含するシラノール末端ポリジオルガ
ノシロキサンと、構造式(3)の掃去剤シランおよび構
造式(4)の架橋剤シランとの材料混合物を、例えばか
きまぜの如く攪拌して、常温加硫型組成物をつくること
ができる。
この場合配合は実質的に大気の湿気の不存在の下に遂行
する。その後、また実質的に大気の湿気の不存在の下に
縮合触媒を加える。
本明細書においてこれより後本発明のRTV組成物の製
造に関して用いるゝ湿気のない条件”および1実質的に
無水の条件“なる表現は、ドライボックスまたは真空で
引いて空気を除いた後窒素の如き乾燥不活性気体に代え
た密閉容器内で混合することを意味する。上に定義した
ような充分量の、構造式(3)の掃去剤シランを用い、
るべきことを経験は教えている。配合の程度、充填剤の
種類と量に従って、温度は約0℃から約180℃の間に
変化させうる。
本発明のRTV組成物を製造する一好適方法は、実質的
に無水の条件下に、シラノール末端ポリジオルガノシロ
キサンと、充填剤と、水酸官能基の実質的な解消を行い
ポリマーの末端をキャップするに充分な有効量の掃去剤
シランとの混合物を攪拌するにある。この6末端をキャ
ップすること”と掃去の操作は、X離脱基の種類、掃去
剤シランの持つ−OR/基の数等の如き因子に従って、
数分、数時間、また数日をも必要とすることがある。次
に、実質的にシラノール基のない混合物に、縮合触媒と
架橋剤シランを、またはそれらの混合物を、例えば硬化
促進剤および顔料の如き他の成分と共に加えることがで
きる。所望の場合には、安定化のために過剰の掃去剤を
上に定義した量で混合操作の最初または最後の段階に用
いることができる。
如何なる混合操作が用いられようと、貯蔵安定性があり
湿気のある状態で充分に速い硬化速度を持つ好適−波型
RT’/系はWhiteその他の開示に従って得られる
であろう。そのような組成物の製造についてより詳細に
知るには、Whiteその他により出願された米国出願
特許第277524号ドケットRD−13275を見る
べきである。
しかしながら、本発明はそのような一液系自体に存在す
るのではなく、そのような系のための特定的に定義され
た構造式(1)の粘着促進剤に存在する。該構造式にお
いて、R10とR11は一価のC1〜8炭化水素基であ
り、tはO乃至3であり好適には0である。RIO、R
11基はメチル、エチル、プロピル等のアルキル基、ビ
ニル、アリル等の如きアルケニル基、シクロヘキシル、
シクロペンチル等の如きシクロアルキル基、メチルフェ
ニル等の如き単核アリール基、3,3.3−トリフルオ
ロプロピルの如きフルオロアルキル基から選ばれる。最
も好適には、RIOとR11はメチル基またはエチル基
から選ばれる。これらの記号の定義はこれより後の構造
式で同じである。
構造式(1)中のZ基は一般に飽和、不飽和、または芳
香族の炭化水素残基であり、この残基は、アミノ、エー
テル、エポキシ、インシアナト、シアノ、アクリルオキ
シ、アシルオキシの各基およびこれらの複数個および組
合せよりなる群から選ばれた一員によって官能性を与え
られたものであってもよい。一般に、組成物中にこのよ
うな粘着促進剤は有効量まで任意に使いうる。
有効量は粘着促進剤毎に幾分異なる。粘着促進剤の過隈
は何等望ましい結果を増進するものではな(、ある場合
には硬化RTV組成物の物理的性質を損うことがある。
従って一般に、粘着促進剤は、ポリアルコキシオルガノ
ポリシロキサン100重量部あたりまたは構造式(8)
のシラノール末端ジオルガノポリシロキサン・ポリマー
100重量部あたりに、0.1乃至10重量部、より好
適には0.1乃至5重量部の割合で用いられる。末端を
キャップする基によるポリマーの分子量の増加は非常に
小さいから、ポリマーがシラノール末端であろうと末端
がキャップされたものであろうと、粘着促進剤の割合は
実質的に同じである。
一つの好適粘着促進剤は次の構造式を持つ。
この式で、RIG 、 R11およびtは上の定義と同
じであり、R12は二価のC2〜111I炭化水素基で
あり HtsとR14は、水素原子、アミノ基、C1〜
8炭化水素基置換アミノ基、−価のC!〜8炭化水素基
およびそれらの混合物よりなる群から選ばれる。
特に、R12は2〜12個好適には2〜8個の炭素原子
を持つアルキレン性またはアリーレン性の二価の置換ま
たは未置換の炭化水素基から選ばれたものである。基R
1B 、 R14は水素原子または基RIO、R11の
定義と同じ一価の01〜B炭化水素基のいずれかであっ
てもよい。しかしながら、好適にはBigとR14は例
えばアミノエチルの如きアミン基および置換アミン基か
ら選ばれる。米国特許第3888815号に公開された
狭義のアミン粘着促進剤または窒素官能性粘着促進剤の
多くは本発明の場合にも用いつるものと予想される。
そのような化合物のより完全な記述については、前記B
essemerその他に与えられた米国特許第3888
815号の開示を見るべきである。そのような化合物は
、例えば米国特許第2930809号、米国特許第29
71864号に記載された如くして製造される。該両特
許は参考のため本明細書に記載した。前記構造式(9)
の範囲内の好適化合物は、例えば、3−(2−アミノエ
チルアミノ)−プロピルトリメトキシシランである。
他にγ−アミノプロピルトリエトキシシランおよびγ−
アミノプロピルトリメトキシシランがある。構造式(9
)の範囲内にあり本発明に用いつる他の好適アミン粘着
促進剤として次のものがある。
γ−アミノプロピルメチルジェトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルメチルジメトキシシラン、ビス[3−()リ
エトキシシリル)プロピル〕アミン、 ビス(3−()リエトキシシリル)プロピル〕エチレン
ジアミン、 3−(2−アミノエチルアミノ)−プロピルジメトキシ
−t−ブトキシシラン、 メタクリルオキシエチルアミノエチルアミノプロピルト
リメトキシシラン、 メチルアミノプロピルトリメトキシシラン、メチルアミ
ノプロピルトリエトキシシラン、(N、N−ジメfル−
3−アミノ)プロピルトリメトキシシラン、 NN−ジメチルアミノフェニルトリエトキシシラン、 N  N−ジメチルアミノメチルジメトキシシラン・ 従って、アミンで官能性を与えら4tたシランの多くは
実験されていなI/1力≦、アミンで官Mu性を与えら
れたシランの多く番ま不発用」+Cネ占着促進剤として
用いつるものと考えられる。これらの化合物は、シリコ
ーン産業、特殊イヒ学薬吉^販売店で容易に入手しつる
ものであり、また白金触媒の存在の下にトリメトキシシ
ランまた(ま適当な置換基を持った水素化シランと適当
な不飽和アミン中間体を反応させること番こより容易番
こ調製することができる。更に、これらの化合物をつく
る他の方法がある。前記米国特許第3888815号に
よって示されるように製法は当業者で(よよく知られて
いるから、製法の詳細はここでGま述べない。
本発明に用いうる他の一つの粘着促進剤は、次の構造式
を持ったものである。
1 この式で、GはRIIOまたは(R210)、−bRG
Os:1. R22、スチリル、ビニル、アリル、クロ
ロアリル、シクロへキサニルの各基から選ばれたもので
あり、R22は、アルキレンアリレン、アルキレン、シ
クロアルキレンから選ばれた二価のC2〜12炭化水素
基またはそれらのハロゲン置換体であり、R20とR2
1はRIG 、 R11基と同じものおよびシアノアル
キル基から選ばれたものであり、bは0乃至3である。
このような化合物についてのこれ以上の知見については
、Beersに与えられた米国特許第4100129号
、Bergerにより1972年10月17日に出願さ
れ後に放棄された米国出願特許第301637号から出
た米国特許第3821218号の開示を見るべきである
。これらの米国特許は参考のため本明細書に示されたも
のである。
構造式(10)の範囲内で最も好適な粘着促進剤は1 
、 j、 5−1−リストリメトキシシリルプロピルイ
ソシアヌジートおよびビス−1,3−トリメトキシシリ
ルプロピルイソシアヌラートである。これらの化合物の
調製については詳細に立ち入らない。これらの化合物は
、相当する水素化メトキシシランをとり、それを白金触
媒の存在の下に不飽和のイソシアヌラートまたはシアヌ
ラートと反応させると、インシアヌラートのアリル基の
如き不飽和基に付加する。R22基は、化合物の粘着促
進能力に干渉しない限り、任意の二価の置換または不置
換炭化水素基から選びつる。高度に複雑な化合物は調整
するにより困難で従って経費が大きいから、望ましいも
のではないことを注意すべきである。
前記構造式(10)の範囲内の他の具体的化合物は次の
ようである。
1.3.5−トリストリメトキシシリルプロピルイソシ
アヌラート、 1.3.5−トリストリメトキシシリルエチルイソシア
ヌラート、 1.3.5−)リスメチルジメトキシシリルプロピルイ
ソシアヌラート、 1.3,5−トリスメチルジエトキシシリルプロビルイ
ソシアヌラート、 本発明に用いつる他の粘着促進剤は、例えば次の一般構
造式を持つものである。
この構造式は構造式け)の範囲内にあり、R10゜R1
1、1,は上に定義されたものと同じであり、R12は
二価のC2〜12炭化水素基であり、R16は二価のC
2〜12炭化水素基であり、R17は水素原子と一価の
C1〜B炭化水素基からなる群から選ばれたものである
。R12基とR16基は、他の化合物について上に記載
された如く、飽和または不飽和のアルキレに基、アリレ
ン基、アルキレンアリレン基の如き二価の炭化水素基の
いずれかであり、ノλロゲン基、エーテル基、エステル
基、他の炭化水素基の如き種々の基で置換されたものま
たは置換されないものであってもよい。Ri7基は、水
素原子または上に定義されたR10およびHuと同じ一
価の炭化水素基であり、最も好適には水素原子である。
前記構造式(11)の範囲内で最も好適な化合物はγ−
グリシドオキシプロピルトリメトキシシランである。本
発明の粘着促進剤として好適な、前記構造式(11)の
他の具体的な化合物は、例えば次のものである。
γ−グリシドオキシプロピルメチルジメトキシシラン、 γ−グリシドオキシプロピルトリエトキシシラン、 γ−グリシドオキシプロビルメチルジェトキシシラン、 γ−グリシドオキシエチルトリノトキシシラン、 これらの化合物は、文献中に記載されている如くシリコ
ーン製造業者によってつくりうるものであり、特殊化学
薬品販売店からうろことができる。
構造式(11)の如き化合物をつくる製法の一つは、例
えばアリルグリシジルエーテルをとり、これを白金触媒
の存在下に水素化トリメトキシシランと反応させるにあ
る。当業界ではよ(知られたこの反応は、グリシジルエ
ーテルのアリル基にトリメトキシシランを付加して、上
に公開された所望の特定粘着促進剤を生せしめる。
この一般的な反応に従って、前記構造式(IJ)の範囲
内の他の化合物をつ(ることができる。
構造式(1)の範囲内にある他の化合物群は次の構造式
を持つ粘着促進剤である。
この式で、RIO、R11、tは上に定義されたものと
同じであり、R12は二価のC2〜12炭化水素基であ
り、Qは飽和炭化水素環を持ったエポキシ官能基である
。R12基は置換または未置換の飽和または不飽和の二
価の炭化水素基であり、当該置換基は、−価の炭化水素
基、ノ10ゲン基、エーテル基、エステル基等から選ば
れたものである。
本明細書に示された粘着促進剤のすべての前記構造式に
おいて、H1m基は、−価の炭化水素基、ハロゲン基、
エステル基、エーテル基および他の置換基を持った、炭
素原子数2〜12個の二価の炭化水素基のいずれかであ
りうること、並びにR12基は飽和または不飽和、置換
または未置換でありうることを了解すべきである。その
ような基の特殊な例はアルキレン基、アリレン基であり
、アルキルアリレン組合せ基である。前記構造式(12
)の範囲内に入る具体的な粘着促進剤はβ−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランで
ある。構造式(12)の範囲内に入る他の化合物を次に
示す。
β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピルトリ
メトキシシラン、 β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエ
トキシシラン、 β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルメチル
ジメトキシシラン、 β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルメチル
ジェトキシシラン、 β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピルメチ
ルジメトキシシラン、 β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリス
(メトキシエトキシシラン)、構造式(1)の2基は、
またビニル、アリルの如きC2〜12の不飽和基であり
うる、また−価の炭化水素基、ハロゲン基、エステル基
、およびエーテル基の如き基で置換された基あるいは未
置換基でありうることを注目すべきである。好適には、
2はビニル、アリルの如き02〜稔オレフイン炭化水素
基である。前記定義の構造式(1)の範囲内に入る好適
化合物はビニルトリメトキシシランである。前記構造式
(1)の範囲内に入る他の化合物は次のようである。
ビニルトリエトキシシラン、 アリルトリメトキシシラン、 アリルトリエトキシシラン、 ビニルメチルジェトキシシラン、 ビニルトリメトキシシラン、 ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、 ビニル化合物の如くZがオレフィン基である化合物は、
例えば高温で銅触媒の存在下にケイ素金属を塩化ビニル
または塩化アリルと反応させて前記ビニルクロロシラン
をつくり、次にこの中間体をアルコキシル化するこ七に
より、っ(ることかできる。このことはシリコーン製造
技術ではよ(知られた操作であり、原料の化学薬品も容
易に入手できる。
前記構造式(12)の化合物についていえば、このよう
な化合物は、室温または室温乃至150℃の範囲の温度
で白金触媒の存在の下に水素化トリメトキシシランをビ
ニルシクロへ一+−サンオキシドを反応させて得られる
。次いで得られた生成物を蒸留その他の手段で精製する
と、所望の(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
トリメトキシシランが得られる。当業界ではよく知られ
ているように、前記構造式(12)の範囲内の他の化合
物は、同じ操作を用い同様に製造しつる。
本発明の範囲内にあり、構造式(1)の化合物の範囲内
にある他の化合物は次の構造式を持つ。
この式で、RIO、R11、tは上に定義されたものと
同じであり、R12は他の構造式の中のR12に対し上
に与えた定義と一致して二価の02〜工2炭化水素基で
あり、RWとR26は水素原子と一価の01〜B炭化水
素基からなる群から選ばれたものである。
1<25とR“は、上にRIGとR11について与えた
基のいずれかでありうる。このような置換基については
、RIOとR11について充分定義されているから、こ
こではこれ以上詳細は述べない。更に、構造式(13)
の化合物は、白金触媒の存在の下にアリルイソシアナー
トの如きオレフィンのインシアナートをヒドロトリメト
キシシシンと反応させることによりうろことができる。
すべての場合に水素化トリアルコキシシランの如きアル
コキシル化された生成物が使用されていることが示され
た。このことはtか0に等しい場合に当てはまる。tの
値が1,2または3の値を持つ場合は、所望の生成物を
つるに相当する一R11を持つ中間体を用いることがで
きる。従って、この場合アルコキシル化された生成物を
望まず半アルコキシル化された生成物を望む場合には、
勿論水素化トリアルコキシシランの代りに水素化モノア
ルキルまたは水素化ジアルキルシランが用いられる。そ
のような中間体は当業界ではよ(知られている。とにか
(、構造式(13)の化合物は所望の水素化中間体をオ
レフィンインシアナート化合物に刊加して希望の反応生
成物が得られる。
従って、特にこの場合の化合物においては、白金触媒の
存在の下に他の生成物をつくるに用いられたものとほと
んど同じ条件で、アリルイソシアナートを水素化トリメ
トキシシランと反応させて希望の製品γ−インシアナト
プロピルトリメトキシシランをうる。化合物は必ずしも
3個のメトキシ基を持つ必要はない。所望により0,1
,2.3個のメトキシ基を持つように適当な中間体を用
いることができる。そのような中間体は当業界ではよく
知られている。γ−イソシアナトプロピルトリメトキシ
シシンと共に構造式(13)の範囲内にある他の化合物
には次のものがある。
インシアナトプロピルトリエトキシシラン、インシアナ
トプロピルメチルジメトキシシラン、 インシアナトプロピルメチルジェトキシシラン、 イソシアナトエチルトリメトキシシラン、前記構造式(
1)の範囲内に入る粘着促進剤の他の群は次の構造式の
化合物である。
コノ式テ、R10、R11、t、は上に定義されたもの
であり、R12は二価のC2〜12炭化水素基であり、
本明細書で先に定義されたR12基のいずれかであり、
飽和または不飽和、置換または未置換でありうる。構造
式(14)の範囲内にある具体的な好適化澄物はγ−シ
アノプロピルトリメトキシシランである。他の具体的な
化合物は次のようである。
3−(シアノエトキシ)−3−メチルブテニルトリメト
キシシラン、 β−シアノエチルメチルジメトキシシラン、β−シアノ
エチルトリエトキシシラン、β−シアノエチルトリメト
キシシラン、2−シアノエチルメチルジェトキシシラン
、3−シアノプロピルトリエトキシシーラン、シアノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、1−シアノエチルトリ
ス(メトキシエトキシ)シラン、 このような化合物は、白金触媒の存在の下に他の化合物
を反応させて所望の中間体をっ(るときほとんど同じ条
件で、シアン化オレフィンを水素化トリクロロシランと
反応させ、次いでこの中間体をアルコキシル化して好適
なγ−シアノプロピルトリメトキシシランをうろことに
よって、製造される。従って、反応の一具体例は例えば
シアン化アリルとトリクロロワ2ンを反応させるこ七で
あろう。この反応ではシアン化物とクロロシランを反応
させる。そうではなく、白金触媒と共にメトキシ化中間
体を付加反応に用いると、メトキシ基がシアノ基と反応
して所望の生成物の収量を低下させる。このような化合
物の製造に前記反応を用いることは当業界にはよ(知ら
れている。このような化合物はシリコーン製造業者によ
ってつくられ、よく知られたものである。
構造式(1)の範囲内に入り粘着促進剤として用いつる
他の化合物群は、次の構造式を持つ化合物である。
この式で、RIO、R11、1,は上に定義されたもの
である。構造式(9〜15)において、tは0乃至3に
変化することができ、R22は先に定義された如く二価
の02〜12炭化水素基である。さらに、R30とR8
1は水素原子、−価のC!〜8炭化水素基、それらの混
合物よりなる群から選ばれる。R2OとRaiは未置換
でもよく置換されていてもよいことに注意すべきである
。本発明に用いうる、前記構造式(15)の範囲内に入
る具体的な化合物として次のものがある。
γ−アクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、 γ−アクリルオキシプロピルトリエトキシシラン、 γ−メタクリルプロピルトリエトキシシラン、γ−メタ
クリルオキシプロピルトリス(メトキシエトキシ)シラ
ン、 γ−メタクリルオキシプロピルメチルジメトキシシラン
、 γ−メタクリルオキシエチルトリメトキシシラン、 このような化合物は、相当するアクリル酸オレフィンを
とり、これを白金触媒の存在の下に他の粘着促進剤の製
造の場合とほとんど同じ条件で水素化アルコキシル化ン
と反応させることにより製造される。このような化合物
は1980年1月4日にKeatingによって出願さ
れた米国出願特許第109727号に記載され、該出願
許に従って、該化合物は当業者が公開方法または他の方
法を用いて製造することができる。
上に示した方法は該化合物の最も単純な製法である。
最後に、構゛造式(1)の範囲内に入る、本発明の粘着
促進剤として用いうる化合物の他の一群は次の構造式の
化合物である。
この式で、RIG 、 R11、tは上に定義されたも
のであり、R12は上に定義した如く二価のc2〜12
炭化水素基であり、R33は一価のC1〜B炭化水素基
である。88基は上に他の群の化合物の製法に示した膠
のいずれかでありうる。R1は置換または未置換でもよ
く、飽和または不飽和でもよい。好適には、R33はメ
チル基であり、化合物はアセトオキシ゛プロピルトリメ
トキシシランである。前記構造式(16)の範囲に入る
他の化合物には次のものがある。
2−アセトオキシエチルトリメトキシシラン、2−アセ
トオキシエチルトリメトキシシラン、3−ベンズオキシ
プロピルメチルジメトキシシラン、 3−ベンズオキシプロピルトリメトキシシラン、 3−ペンズオキシプロピルトリエトキシシ2ン、 3−ベンズオキシプロピルメチルジェトキシシラン、 2−アセトオキシプロピルメチルジメトキシシラン、 2−アセトオキシプロピルメチルジェトキシシラン、 2−アセトオキシプロピルトリエトキシシラン、 この場合にも、構造式(16)の化合物群は、任意の方
法でつくられてよいが、白金触媒の存在の下に他の化合
物をつくるに用いた条件とほとんど同じ条件で、適当な
水素化シランをカルボン酸オレフィンまたはアシルオキ
シ官能性化合物と反応させてつくる。そのような反応の
条件は室温から120乃至150℃までであり、反応は
30分乃至24時間で容易に行われる付加反応である。
反応は大気圧下でも減圧下でも起りつる。このような操
作を用い前記開示を利用すれば当業者は前記化合物をつ
くることができる。
更に、前記原料化学物質は、1905ペンシルバニア州
Lsvittown私書箱141 Pet、rarch
SyBtems Ina、、コネクチカット州Unio
n Cdrbide。
ミシガン州Dow−corning 、 12302ニ
ユーヨーク州5cotia Allaugl Q Si
、1ar Laboratoriesの如き特殊化学薬
品販売店から得られる。
前記粘着促進剤は任意の様式で一波型RTV組成物に合
体できる。例えば、最初に末端がキャップされたポリマ
ーをつくり、次いで掃去剤を加え、次に粘着促進剤、充
填剤その他の成分を加えて、粘着促進剤を系に合体でき
る。これに代わる方法として、すべての成分を同時に混
合することもできる。これらの混合操作には種々の変法
がある。最も好適な混合方法は、最初にシラノールポリ
マーの末端を架橋剤でキャップし、次に粘着促進剤を充
填剤、縮合触媒その他の成分と共に加えることにある。
この方法は、製造業者に最も容易に最も望ましい性質を
備えたより好適なRTV組成物を得せしめる。
以下の諸実施例は、本発明を例示する目的で与えられた
ものであり、本発明を制限または限界を与える目的で与
えられたものではない。すべての部は重量部を示す。
実施例 1 減圧管路と窒素パージ施設を備えた混合機に、0.6重
ffi%のジ−n−ヘキシルアミンを含む、25℃にお
ける粘度が120000センチボイズである、メチルジ
メトキシ基でキャップされたポリジメチルシロキサンポ
リマー100重量部、シクロオクタメチルテトラシロキ
サンで処理されたヒユームドシリカ充填剤17重量部、
25℃における粘度が100センチポイズである、シラ
ノールを含みトリメチルシロキシ基で末端が停止された
ジメチルポリシロキサン液体20重量部、20モル%の
モノメチルシロキシ単位と76モル%のジメチルシロキ
シ単位と4モル%のトリメチルシロキシ単位と共に0.
5モル%のシラノール基を持つシラノール液体10重量
部、チキソトロープとしてコネクチカット州Union
 Carbide CorporationからUCQ
N LB−1145なる商品名で発売されているポリ−
エル0.2重量部を充填した。この混合物を強い減圧(
22rnInHp)の下に室温で2時間かきまぜRTV
ベースを得た。このベースにヘキサメチルジシラザン2
部とメチルトリメトキシシラン1部を加えた。登録商標
名Semkit混合機を使用して室温で15分間ふりま
ぜした後、3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルト
リメトキシシラン1部とジブチルスズジアセタート0.
2部の溶液をRTV組成物に加えた後、登録商標名Se
mkit混合機を用いて室温で再び15分間ふりまぜた
混合の後、組成物を密封アルミニウム製チューブに入れ
、それぞれ時間で24時間、100℃で24時間、10
0℃で48時間貯蔵した。
老化の後、組成物をAS’FMシートにつくり、室温、
相対湿度50%で3日間硬化させた。組成物の性質を示
すために物理的性質の輪郭を明らかにした。未硬化混合
物のフローレートを、米軍規格urL、A−46106
Aに記載された流れ試験ジグを用いて試験した。流れ試
験は3分後に行った。
塗布速度 塗布速度試験に必要な装具は次のものであった。
装具 Semao # 250 、シーラント・ガンSemo
o$ 250− C6,6オンスポリエチ1/ン製カー
トリツジおよび#25oポリエチレン製プランジャー 減圧弁を備えた圧縮空気源、9o±Q、 5 psig
ステンレス鋼製ノズル、長さ2.00Of0.005”
、直径0.54±0.005”、中心1(1)ケタ孔0
.1990管用ねじに相当するねじ山 摂氏温度計 ストップウォッチ アルミニウム皿、直径2旦“深さ旦“ 8 天秤、0.12の精度で測れるもの 標準状況ニア3±3?、相対湿度5o±10%恒温槽、
23±1℃ 混合機、登録商標゛名Seg+kit 操作 試料の温度を検温し、23±1℃を越していれば、試験
温度が得られるように状態調節した。
ステンレス鋼製ノズルをカートリッジにつけ、カートリ
ッジをSemcoガンに挿入し、ゲージ圧6.3±0.
035Kg/L−r!(90±o、 s pslg )
の空気源に接続した。
ノズルに捕えられている恐れのある空気を追出しノズル
を満たずために、シーラント数2を押出した。
予め秤量した容器中に正確に15秒間シーラントを押出
した。時間に関し正確に空気源を開閉して15秒の間隔
を確保するよう膓ご注意しなければならない。
押出されたシーラントを入れた容器を秤量して、15秒
間に押出されたシーラントの重量を決定した。15秒間
の重量を4倍して60秒間に押出される重量を得た。塗
布速度はf/分の単位で報告された。
不粘着時間 単純な指触試験で測定した。
これらの試験によって次の結果を得た。
第1表 塗布速度、f/分  123    −   −□比重
       1.05  −  −−不粘着時間、分
    10    □   □種々の促進老化貯蔵し
たおよび不促進老化貯蔵した試料について、組成物の物
理的性質の輪郭も得られた。結果を下の第■表に示す。
第■表 引張強ざ、psi     254    213  
  210伸び(%)       676    7
15    653モジユシス(75%)     4
2     42      44本実施例のRTV組
成物を室温で24時間老化さぜた後、プライマーなしで
アルミニウム、ガラス、ポリアクリレート、ポリカーボ
ネート、ポリ塩化ビニル、コンクリートに接着させる試
験を行った。剥離試験用試験体をつくり、引張る前に室
温、50%相対湿度で5日間硬化させた。結果を下の第
■表に示す。
第■表 ガラス           56/’60アルミニウ
ム(陽極酸化>         37/80アツベニ
ウム(アルク2ツド)         42/60ポ
リアクリレート            1010コン
クリート               1215ポリ
カーボネート           43/100pv
c                  25/10上
の第■表の数値の示す如(、前記粘着性粘着促進剤は、
プライマーがなくても、組成物に多くの被着体に対する
良好な粘着性を追加して与える。ポリカーボネートの如
きある種の被着体の場合は、接着は擾秀である。
実施例 2 3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルトリメトキシ
シランの代りに、1.50部の割合のトリ(トリメトキ
シシリルプロピル)インシアヌラートが存在する点を除
いて、実施例1と同じ組成物を調製した。実施例1に輪
郭を示されたものと同じ製造技術と同じ剥離接着操作を
用いて、次の剥離接着結果を得た。
ガラス           22/I 00アルミニ
ウム(陽極酸化)         25/90アツベ
ニウム(アルクラッド)         28/95
コンクリート               33/1
0ポリアクリレート            010実
施例 3 3−(2−アミ2/−エチル−アミノ)−プロピルトリ
メトキシシランの代りに、1.50部の割合のグリシド
オキシプロビルトリメトキシシランが存在する点を除い
て、実施例1と同じ組成物を調製した。実施例1に輪郭
を示されたものと同じ製造技術と同じ剥離接着操作を用
G)で、次の剥離接着結果を得た。
ガラス           44/100アツベニウ
ム(陽極酸化)         46/60アルミニ
ウム(アルクラッド)         55/100
コンクリ−)                32/
60ポリアクリレート010 実施例 4 3−(2−アミノエチルアミノ)−プロピルトリメトキ
シシランの代りに、1.50部の割合のβ−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランが
存在する点を除いて、実施例1と同じ組成物を調製した
。実施例1に輪郭を示されたものと同じ製造技術と同じ
剥離接着操作を用いて、次の剥離接着結果を得た。
アルミニウム(陽極酸化)         3515
0アルミニウム(アルクラッド)         2
8/100コンクリート              
 1310ポリアクリレート010 実施例 5 3−(2−アミノエチルアミノ)−プロピルトリメトキ
シシランの代りに、1.50 M5の割合のビニルトリ
メトキシシランが存在する点を除いて、実施例1と同じ
組成物をm製した。実施例1に輪郭を示されたものと同
じ製造技術と同じ剥離接着操作を用いて、次の剥離接着
結果を得た。
ガラス           35/100アルミニウ
ム(陽極酸化)         35/95アツベニ
ウム(アルクラッド)         35/100
コンクリート               1810
ポリアクリレート             010実
施例 6 3−(2−アミノエチルアミン)−プロピルトリメトキ
シシランの代りに、1.50 部の割合のγ−イソシア
ナトプロピルトリメトキシシランが存在する点を除いて
、実施例1と同じ組成物を調製した。実施例1に輪郭を
示されたものと同じ製造技術と同じ剥離接着操作を用い
て、次の剥離接着結果を得た。
ガラス           29/100アルミニウ
ム(陽極酸化)910 アルミニウム(アルクラッド)         31
/100コンクリート               
1010ポリアクリレート            0
10実施例 7 3−(2−アミノエチルアミノ)−プロピルトリメトキ
シシランの代りに、1.50部の割合のシアノプロピル
トリメトキシシランが存在スることを除いて、実施例1
と同じ組成物を調製した。実施例1に輪郭を示されたも
のと同じ製造技術と同じ剥離接着操作を用いて、次の剥
離接着結果を得た。
被着体        剥離接着強さppi /%凝集
破壊ガラス           29/95アルミニ
ウム(陽極酸化)7/。
アルミニウム(アルクラッド)         31
/100コンクリ−)               
 17150ポリアクリレート           
  010実施例 8 3−(2−アミノエチルアミノ)−プロピルトリメトキ
シシランの代りに、1.5部の割合のメタクリルオキシ
プロピルトリメトキシシランが存在することを除いて、
実施例1と同じ組成物を調製した。実施例1に輪郭を示
されたものと同じ製造技術と同じ剥離接着操作を用いて
、次の剥離接着結果を得た。
ガラス           35/95アルミニウム
(陽極酸化)8/。
アルミニウム(アルクラッド)    1215コンク
リ−)            1110ポリアクリレ
−)              010実施例 9 3−(2−アミノエチルアミノ)−プロピルトリメトキ
シシランの代りに、1.5部の割合のシアノエチルトリ
メトキシシランが存在することを除いて、実施例1と同
じ組成物を調製した。
実施例1に輪郭を示されたものと同じ製造技術果を得た
被着体        剥離接着強さppi /%a集
破壊ガラス           24/100アルミ
ニウム(陽極酸化)         23/90アル
ミニウム(アルクラッド)         27/9
5コンクリート               14/
10ポリアクリレート            O10
実施例 10 3−(2−アミノエチルアミノ)−プロピルトリメトキ
シシランの代りに、1.50部の割合のアミノプロピル
メチルジメトキシシランが存在することを除いて、実施
例1と同じ組成物を調製した。実施例1に輪郭を示され
たものと同じ製造技術と同じ剥離接着操作を用いて、次
の剥離接着結果を得た。
被着体       剥離接着強さppi /%凝集破
壊ガラス           810 アルミニウム(@極酸化)         15/1
0アルミニウム(アルクラッド)        31
150コンクリ−)               1
7/10ポリアクリレ−)             
 010実施例 11 3−(2−アミノエチルアミノ)−プロピルトリメトキ
シシランの代りに、1.5部の割合の3−アセトオキシ
プロピルトリメトキシシランが存在することを除いて、
実施例1と同じ組成物を調製した。実施例1に輪郭を示
されたものと同じ製造技術と同じ剥離接着操作を用いて
、次の剥離接着結果を得た。
ガラス           27150アルミニウム
(陽極酸化)010 アルミニウム(アルクラッド)23/100コンクリー
ト              1010ポリアクリレ
ート             010本発明の粘着促
進剤は好適にはDziarkにより出願されたドケット
60Si−579のRTV組成物と共に用いられる。−
例ではDziarkは、Whiteその他の米国出願特
許第277524号ドヶッ) RD−13275のRT
V系に掃去剤と用いるある種の好適シラザン化合物を公
開している。Dziarkのドケット60Si−579
の好適系は、最初にポリアルコキシジオルガノポリシロ
キサン・ポリマーを形成させ、次いで架橋剤とは別にシ
ラザンモノマーまたはポリマーである化合物あるいはあ
る種のアミン重合体化合物を掃去剤として含ませたもの
である。本発明の粘着促進剤は、Whiteその他の米
国出願特許第277524号ドケッ)RD−13275
の組成物と共にも、Beer8のドケッ) 60Si−
640に公開された添加剤と共にDziarkのドヶッ
ト60Si−579の組成物と共にも用いて、有利な一
波型低モシュ2ス速硬性貯蔵安定性粘着性RTV系をつ
くることができる。Dziarkのドヶット60Si−
579の掃去剤は架橋剤とは別の化合物であり架橋剤と
共に用いられることに注意すべきである。このような組
成物は、他のアルコキシ官能性RTV系と共に、Whi
teその他の米国出願特許第277524号ドヶットR
D−13275に公開されティる。Dziarkのドヶ
ット60Si−579の系の簡単な要約は以後に記載す
る。そのような掃去剤とRTV系について更に知るには
、Dziarkのドケツ)60Si−579の開示を見
るべきである。Dziarkドケット60Si−579
に従う、実質的に湿気の不存在の下に長い期間にわたり
外囲条件下で安定であり指触乾燥のニジストマーに転化
しうる、実質的に無水で実質的に無酸の安定なワンパッ
ケージ常温加硫型オルガノポリシロキサ2組成物に、本
発明の粘着促進剤を用いることができる。
得られる組成物は、 (11各ポリマ一連鎖の末端のケイ素原子が少なくとも
2個のアルコキシで停止されているオルガノポリシロキ
サン; (2)縮合触媒の有効量; +3J R’が水素原子、−価の炭化水素基およびフル
オロアルキル基よりなる群から選ばれた一員であり、R
″が水素原子、−価の炭化水素基およびフルオロアルキ
ル基より選ばれた一員であり、0は0乃至3に等しい整
数であり、(AI YがR″とRAM−から選ばれたも
のであるとき、構造式 を持つケイ素−窒素化合物、 (BHil栴造式 を持つ単位よりなる群から選ばれ化学的に結合した構造
単位3乃至100モル%、(11)次の構造式またはそ
の混合で表わされる化学的に結合した構造単位O乃至9
7モル%、 (R/#)SiO 千 前記(1)叩を含むケイ素−窒素ポリマーであり、該ケ
イ素−窒素ポリマーのケイ素原子は5inSi結合と5
iNR”Si結合から選ばれた一員によって互いに結合
し、該ケイ素原子の酸素原子に結合してシロキシ単位を
形成する原子価および窒素原子に結合してシラジ単位を
形成する原子価の他の遊離原子価は、R“基および(R
“)N基から選ばれ一員に結合し、前記R#″基と前記
(R“)N基の数の合計が′2 前記ケイ素−窒素ポリマーのケイ素原子の数に対する比
は1.5乃至3である、 前記(AIおよび(川よりなる群から選ばれたケイ素−
窒素化合物である、水酸官能基に対するシラン掃去剤の
安定化量; (41本発明の粘着促進剤の一つ; を含む。
オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0.5乃
至10重量部のシリコーン掃去剤が存在する。シラザン
ポリマーは、次の構造式の単位が化学的に結合した環式
シラザンを包含することができる。
ゝ−〜、 R11R// II この式で)l// 、 R/#は上に定義されたものと
同じであり、該シラザンポリマー中のケイ素原子1個あ
たりのR“′基と(R//)N基の数の合計は1.5乃
? 至3.0である。
シラザンポリマーは、次の二種の構造式の単位よりなる
群から選ばれた少なくとも一種の単位を持つ線状ポリマ
ーを包含することができる。
(R“2N)(R”) 5i−N − (R”/) SiN − これらの式で、R′とR“′は上に定義されたものと同
じであり、該シラザンポリマー中のケイ素原子1個あた
りのR″′基と(R//)、N基の数の合計は1.5乃
至3である。
シラザンポリマーは次の構造式の単位より本質的になる
線状ポリマーを包含することができる。
I tn この式で、R“とR″は上に定義されたものと同じてあ
り、該シラザンポリマー中のケイ素原子1個あたりのH
ts基と(R#)N基の数の合計は1.5乃至3.0で
ある。
シラザンポリマーは、次の二種の構造式の単位よりなる
群から選ばれた少なくとも一種の単位を持つものであり
うる。
「 (R”) Si −N − これらの式でR“とR′//は上に定義されたものと同
じであり、該シラザンポリマー中のケイ素原子1個あた
りのR“を基と(R“)N基の数の合計は1.5乃至3
である。
シラザンポリマーは、次の構造式を持つ単位から選ばれ
た単位の充分量を持つポリマーであることができる。
バー1′ これらの式で、R“とR″′は」二に定義されたものと
同じであり、前記シラザンポリマー中のケイ素原子1個
あたりのR/IF基と(R“)N基の数の合計は1.5
乃至3である。
更に、シラザン−シロキサン化合物は、上限97モル%
までの構造式 %式%) の単位と、構造 (R〃′)。SiN、−。
の単位の大多数からなるコポリマーでありうる。
これらの式でR″とR11は上に定義されたものと同じ
てあり、前記シラザン−シロキサン・コポリマーのケイ
素原子1個あたりのR“′基と(R″) N基の数の合
計は1.5乃至3である。
環式シラザン−シロキサン化合物は、(R“’) Si
O2 単位と次の構造式の単位が化学的に結合したものよりな
る環式体である。
8m これらの式で、R“とR″′は上に定義されたものと同
じである。
更に、シラザン窒素化合物は次の構造式を持った線状ま
たは環式シラザンでありうる。
この式で、R“とR1は上に定義されたものと同じてあ
り、nは正の整数であり好適には0乃至20であり、α
は0乃至1に等しい整数であり、αがOに等しいときは
nは好適には3乃至7に等しい。
更に、シラザン窒素化合物は次の構造式を持つポリシロ
キサンでありうる。
この式で、R′とR11/とnは上に定義されたものと
同じものであり、ZはR“と−8i(R”)から選ばれ
た−員である。
好適には、ケイ素窒素化合物は、ヘキサ〉チルジシラザ
ン、ヘキサメチルシクロトリシラザン、オクタメチルシ
クロテトラシラザン、構造式%式% を持つケイ素窒素化合物、構造式 (CF、−CH2−0H2−(CH3)−8iNH)。
を持っケイ素窒素化合物、構造式 %式% を持つケイ素窒素化合物から選ばれる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、  (11各ポリマー鎖の末端のケイ素原子が少な
    くとも2個のアルコキシ基で停止されているオルガノポ
    リシロキサンと;(2)縮合−触媒の有効量ト: (3
    1R’ カ、アルキル基、アルキルエーテル基、アルキ
    ルエステル基、アルキルケトン基、アルキルシアノ基よ
    りなる群から選ばれた01〜8脂肪族有機基、または0
    7〜肋アラルキル基であり、R2が、−価の置換または
    未置換の炭化水素基であり、Xが、アミド基、アミノ基
    、カルバマド基、エンオキシ基、イミダト基、インシア
    ナト基、オキシマド基、チオイソシアナト基、ウレイド
    基からなる群から選ばれた離脱基であり、Cが0乃至3
    の整数であり、fが1乃至4に等しい整数であり、0と
    fの合計は、1乃至4に等しいとき、構造式 を持つ、水酸官能基に対するシラン掃去剤の安定化量と
    ; (41Xがエンオキシ基またはアミド基であるとき
    は、置換グアニジンよりなる群から選ばれた硬化促進剤
    の有効量と; (51”’とR11が一価の01−4炭
    化水素基であり、tが0乃至3の値をとり、2が、飽和
    、不飽和、または芳香族炭化水素残基であり、該残基は
    アミノ基、エーテル基、エポキシ基、インシアナト基、
    シアノ基、アクリルオキシ基、アシルオキシ基、それら
    の複数個および組合せよりなる群から選ばれた一員を更
    に官能基として持ちうるものであるとき、構造式 %式% を持つ粘着促進剤の有効量;を含むことを特徴とする、
    実質的に湿気の不存在で外囲条件の下に長時間にわたり
    安定であり、指触乾燥のエラストマーに転化しつる、実
    質的に無水で実質的に無酸の安定なワンパッケージ常温
    加硫型オルガノポリシロキサン組成物。 2、 オルガノポリシロキサン100重値部あたりに、
    RIO、R11、1,は上に定義されたものと同じであ
    り、R12は二価のC2〜12炭化水累基であり、R1
    1lとR14は水素原子、アミン基、−価の01〜8炭
    化水素基およびそれらの混合物よりなる群から選ばれた
    ものであるとき、構造式 を持つ粘着促進剤0.1乃至10重量部が存在すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3、粘着促進剤が3−(2−アミノエチルアミノ)−プ
    ロピルトリメトキシシランであることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の組成物。 4、粘着促進剤がγ−アミノプロピルトリエトキシシラ
    ンであることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    組成物。 5、粘着促進剤がγ−アミノプロピルトリメトキシシラ
    ンであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 6、  oがR20,(R210)3−b−3i−R2
    2基、スチリル、ビニル、アルキル、シクロアルキル、
    シクロヘキセニルから選択され、R22がアルキレンア
    リレン、アルキレン、シクロアルキレンおよび二価のハ
    ロゲン置換シクロアルキレンから選択された二価の02
    〜ル炭化水素基であり、R20が一価の01〜8炭化水
    素基または一価のC1〜Bハロゲン化炭化水素基であり
    、R21がR20と同じまたはシアノアルキル基であり
    、bが0乃至3であるとき、構造式 を持つ粘着促進剤が、オルガノポリシロキサン100重
    量部あたりに0.1乃至10重滑都存在することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の組成物。 7、 ビス−1,3,5−)リメトキシシリルプロビル
    インシアヌ2−トである特許請求の範囲第6項記載の範
    囲内の粘着促進剤。 8、オルガノポリシロキサン100m1tBllあたり
    に0.1乃至lO重置部の粘着促進剤が存在し、該粘着
    促進剤が、RIG 、 R11、t、は上に定義された
    ものであり、R12か二価の02〜12炭化水素基であ
    り、R18が二価のC2〜工2炭化水素基であり、R1
    7が水素原子と一価の炭化水素基よりなる群力・ら選ば
    れたものであるとき一1構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 9、粘着促進剤がγ−グリシドオキシプロピルトリメト
    キシシランであることを特徴とする特許請求の範囲第8
    項記載の組成物。 10、  オルガノポリシロキサン100重量部あたり
    に01乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIO、R11、t、が上に定義されたもので
    あり、R12が二価の02〜12炭化水素基であり、Q
    が飽和炭化水素環を持つエポキシ官能基であるとき、構
    造式 %式% を持つことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 11、粘着促進剤がβ−(3,4−エポキシシクロヘキ
    シル)エチルトリメトキシシランであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第10項記載の組成物。 12、オルガノポリシロキサン1oo重量部あたりに、
    前記2が02〜12オレフイン炭化水素基である粘着促
    進剤を01乃至10重景部含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の組成物。 13、粘着促進剤がビニルトリメトキシシランであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第12項記載の組成物。 14、オルガノポリシロキサン100itifa部あた
    りに0.1乃至10重:i部の粘着促進剤が存在し、該
    粘着促進剤が、R10、111、tが上に定義されたも
    のであり、R12が二価のC2〜12炭化水素基であり
    、R5とHIJが水素原子と一価のC1〜8炭化水紮基
    よりなる群から選ばれたものであるとき、4A造式を持
    つことを特徴とする特6′ト請求の範囲第1項記載の組
    成物。 15、粘着促進剤がγ−インシアナトプロピルトリメト
    キシシランであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    4項記載の組成物。 16、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重貫部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が RIG 、 R11、tが上に定義されたもので
    あり、HIMが二価のC2〜五2炭化水素基であるとき
    、構造式 %式% を持つことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 17、粘着促進剤がγ−シアノプロピルトリメトキシシ
    ランであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の組成物。 18、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至100重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIO、’R11、t、が上に定義されたもの
    であり、R12が二価のC2〜L2炭化水素基であり、
    HBO、R31が水素原子、−価の01〜8炭化水素基
    右よびそれらの混合よりなる群から選ばれたものである
    とき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 19、粘着促進剤がγ−メタクリルオキシプロピルトリ
    メトキシシランであることを特徴とする特許請求の範囲
    第18項記載の組成物。 20、オルガノポリシロキサン100ffkff1部あ
    たりに0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該
    粘着促進剤が、RIO、Hll 、 tが上に定義され
    たものであり、R12が二価のC2〜12炭化水素基で
    あり、胛が一価のC1〜8炭化水素基であるとき、構造
    式を持つことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 21、粘着促進剤がアセトオキシプロピルトリメトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第20項
    記載の組成物。 22、  R’が、アルキル基、アルキルエーテル基、
    アルキルエステル基、アルキルケトン基、アルキルシア
    ノ基よりなる群から選ばれたCs−5Bn肪族有機基ま
    たは07〜13のアラルキルM、 T! アリ、R”が
    、−価の置換または未置換のcl−18炭化水素基であ
    り、Xが、アミド基、アミ7基、カルバマド基、エンオ
    キシ基、イミダト基、イソシアナト基、オキシマド基、
    チオイソシアナト基、ウレイド基よりなる群から選ばれ
    た加水分解可能な離脱基であり、aが1乃至2に等しい
    整数であり、bがO乃至1に等しい整数であり、bとa
    の合計が1乃至2に等しいとき、シランが構造式 (2) %式%() () を持ち、該シランが、水酸官能基に対するシラン掃去剤
    でもあり、同時に各オルガノポリシラキサン鎖の末端の
    ケイ素原子を少な(とも2個のアルコキシ基で停止する
    ポリアルコキシシラン架橋剤でもあることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。 23、  (11各ポリマー鎖の末端のケイ素原子が少
    なくとも2個のアルコキシ基で停止されているオルガノ
    ポリシロキサンと;(2)縮合触媒の有効量と:(31
    R1が、アルキル基、アルキルエーテル基、アルキルエ
    ステル基、アルキルケトン基、アルキルシア7基よりな
    る群から選ばれたC!〜8脂肪族有機基、または−価の
    置換または未韓換の07〜五3炭化水素基であり、Xが
    、アミド基、アミ7基、カルバマド基、エンオキシ基、
    イミダト基、インシアナト基、オキシマド基、チオシア
    ナト基、ウレイド基よりなる群から選ばれた加水分解可
    能な離脱基であり、0が0乃至3に等しい整数であり、
    fが1乃至4に等しい整数であり、Oとfの合計は1乃
    至4に等しいとき、構造式 (8) %式%() () を持つ、水酸官能基に対するシラン掃去剤の安定化量と
    ;(4)置換グアニジン、アミン、およびそれらの混合
    物よりなる群から選ばれた硬化促進剤の有効量と; (
    51RIO、R11が一価のCI”4炭化水素基であり
    、tが0乃至3の値をとり、2が、飽和または不飽和ま
    たは芳香族炭化水素残基であり、該残基はア之)基、エ
    ーテル基、エポキシ基、インシアナト基、シアノ基、ア
    クリルオキシ基、アミルオキシ基、それらの複数個およ
    び組合せよりなる群から選ばれた一員を更に官能基とし
    て持ちうるものであるとき、構造式%式% を持つ粘着促進剤の有効量;を含むことを特徴とする実
    質的に湿気の不存在で外囲条件の下に長時間にわたり支
    定であり指触乾燥のニジストマーに転化しつる、実、質
    的に無水で実質的に無酸の支足なワンパッケージ常温加
    硫型オルガノポリシロキサン組成物。 24、オルガノポリシロキザン100重fdBISあた
    りに0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘
    着促進剤が、RIG 、 R11、tが上に定義された
    ものであり Bitが二価のc、−1!炭化水素基であ
    り、Rlm 、 R14が水素原子、アミン基、01間
    炭化水素置換アミン基、−価のCl−11炭化水素基、
    それらの混合よりなる群から選ばれたものであるとき、
    構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第23項記載の
    組成物。 25、  粘着促進剤が3−(2−アミノエチルアミノ
    )−プロピルトリメトキシシランであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第24項記載の組成物。 26、粘着促進剤がγ−アミノプロピルトリエトキシシ
    ランであることを特徴とする特許請求の範囲第24項記
    載の組成物。 27、粘着促進剤がγ−アミノプロピルートリメトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第24項
    記載の組成物。 28、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重社部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、Gが、R”、(R”O)、b−Si −R”基、
    スチリル、ビニル、アルキル、クロロアルキル、シクロ
    ヘキセニルから選ばれたものであり、R″が、アルキレ
    ンアリレン、アルキレン、シクロアルキレンから選ばれ
    た二価の02〜μ炭化水素基およびハロゲン置換された
    該二価の基であり、R9が、−価の01−4炭化水素基
    または一価のcl−11ハロゲン化炭化水素基であり、
    R21が、R20と同じまたはシアノアルキル基であり
    、bが0乃至3の値であるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第13項記載の
    組成物。 29、  ビス−1,3,5−)リメトキシシリルプロ
    ピルイソシアヌラートである特許請求の範囲第28項記
    載の範囲内の粘着促進剤。 30、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、RIO、R11、t、が上に定義されたものであ
    り、R1!が二価のCトu炭化水素基であり、R16が
    二価の02〜12基であり、R17が水素原子と一価の
    01〜8炭化水素基よりなる群から選ばれたものである
    とき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第23項記載の
    組成物。 31、粘着促進剤か、γ−グリシドオキシプロビルトリ
    メトキシシ2ンであることを特徴とする特許請求の範囲
    第30項記載の組成物。 32、オルガノポリシロキサン100重量部あたりにO
    ll乃至10重量部の粘着促進剤が存在し・該粘着促進
    剤がRIG 、 R11、tが上に定義されたものであ
    り、Ruが二価のCト11炭化水素基であり、Qが飽和
    炭化水素環を持つエポキシ官能基であるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第23項記載の
    組成物。 33、粘着促進剤がβ−(3,4−エポキシシクロヘキ
    シル)エチルトリメトキシシランであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第32項記載の組成物。 34、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに、
    前記2が02〜12オレフイン炭化水素基である粘着促
    進剤が0.1乃至10重量部存在することを特徴とする
    特許請求の範囲第23項記載の組成物。 35、粘着促進剤がビニルトリメトキシシランであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第34項記載の組成物。 36、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤がR10、Hli 、 tが上に定義されたものであ
    り、R12が二価のC2〜L2炭化水素基であり、R2
    SとRuが水素原子と一価の01〜8炭化水素基よりな
    る群から選ばれたものであるとき、構造式%式% を持つことを特徴とする特許請求の範囲第23項記載の
    組成物。 37、粘着促進剤がγ−インシアナトプロピルトリメト
    キシシランであることを特徴とする特許請求の範囲第3
    6項記載の組成物。 38、オルガノポリシロキサン100重Nk 部あたり
    に0.1乃至10重量部の粘着促進剤か存在し、該粘着
    促進剤がHIO、R11、t、が上に定義されたもので
    あり、R12が二価のc2−it炭化水素基であるとき
    、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第23項記載の
    組成物。 39、粘着促進剤がγ−シアノプロピルトリメトキシシ
    ランであることを特徴とする特MY M求の範囲第38
    項記載の組成物。 40、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重置部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、RIG 、 R11、tが上に定義されたもので
    あり、RIIo 、 111が水素原子、−価のCI’
    %−11炭化水素基およびそれらの混合よりなる群がら
    選ばれたものであるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第23項記載の
    組成物。 41、粘着促進剤がγ−メタクリルオキシトリメトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第40項
    記載の組成物。 42、オルガノポリシロキサン100!i景部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、81G 、 H” 、 tが上に定義されたも
    のであり、R12が二価のcト12炭化水素基であり、
    R33が一価のCt−S炭化水素基であるとき、構造式
    を持つことを特徴とする特FI’+ IJ求の範囲第2
    3項記載の組成物。 439  粘着促進剤がアセトオキシプロビルトリメト
    キシン2ンであることを特徴とする特許請求の範囲第4
    2項記載の組成物。 44、ポリアルコキシ末端オルガノポリシロキサンが、
    Rが、−価の置換または未置換のC1〜13炭化水紫基
    であり、R1が、アルキル、アルキルエーテル、アルキ
    ルエステル、アルキルケトン、アルキルシアノの各基よ
    りなる群から選ばれたC1−5脂肪族基または07〜1
    3アラルキル基であり、R2が、−価の置換または未置
    換のC1〜13炭化水素基であり、Xか、アミド、アミ
    ノ、カルバマド、エンオキシ、イミダト、インシアナト
    、オキシマド、チオイソシアナト、ウレイドの各基より
    なる群から選ばれた加水分解可能な離脱基であり、bが
    0または1に等しい整数であり、bとeの合計が0また
    はlに等しく、nが約50乃至約2500の価の整数で
    あるとき、構造式3式% を持つことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のワ
    ンパッケージ常温加硫型ボリア/l/コキシl/オキシ
    末端オルガノポリシロキサ45、  R”が、アルキル
    、アルキルエーテル、アルキルエステル、アルキルケト
    ン、アルキルシアノの各基よりなる群から選ばれたCl
    −8脂肪族有機基または07〜13アラルキル基であり
    、R2が、−価の置換または未置換C1−ta炭化水素
    基であり、bが0または1に等しい整数であるとき、構
    造式 を持つ架橋シランの有効量を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の常温加硫型組成物。 46、シラン掃去剤がメチルジメトキシ(N−メチルア
    セトアミド)シランであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の常温加硫型組成物。 47、縮合触媒としてスズ化合物を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の常温加硫型組成物。 43、  R、+1’、 R2がメチル基であり、縮合
    触媒としてスズ化合物を含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の常温加硫型組成物。 49、  B換グアニジン、アミン、およびそれらの混
    合よりなる群から選ばれた硬化促進剤の有効量を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の常温加硫型
    組成物。 50、ポリメトキシ末端ポリジメチルシロキサンと、ス
    ズ含有縮合触媒の有効量と、ポリメトキシジーn−へキ
    シルアミノシランの安定化量を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の実質的に無水で実質的に無酸
    の安定なワンパッケージ常温加硫型組成物。 51、ポリメトキシ末端ポリジメチルシランと、スズ含
    有縮合触媒の有効量と、トリメトキシシリルプロピルテ
    トラメチルグアニジン硬化促進剤の有効量と、ポリメト
    キシアセトアミドシランの安定化量を含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の実質的に無水で実質的
    に無酸の安定なワンパッケージ常温加硫型組成物。 52、ジブチルスズジアセタートを含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第50項記載のRTV m酸物。 53、ポリメトキシシラン架橋剤を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第50項記載のRTV組成物。 54、  (11実質的にシラノールを含まない次の構
    造式のポリアルコキシシロキシジオルガノポリシロキサ
    ン100重量部、 叩次の構造式のポリアルコキシシラン加橋剤)O乃至1
    0重量部、 (聞縮合触媒の有効量、 (1v)次の構造式を持つ、水酸官能基に対するシラン
    掃去剤の安定化量、 これらの式で、Rは、−価の置換または未置換の01〜
    13炭化水素基であり、R1は、アルキル、アルキルエ
    ーテル、アルキルエステル、アルキルケトン、アルキル
    シアノの各基よりなる群から選ばれたC!〜8脂肪族有
    機基またはC7〜13ア2ルキル基であり、R2は、−
    価の置換または未置換のC!〜1s炭化水素基であり、
    Xは、アミド、アミノ、カルバマド、エンオキシ、イミ
    ダト、インシアナト、オキシマド、チオイソシアナト、
    ウレイドの各基よりなる群から選ばれた加水分解可能な
    離脱基であり、bは0または1に等しい整数であり、e
    はO乃至1に等しい整数であり、bと8の合計はOまた
    は1に等しく、nは約50乃至約2500の価を持つ整
    数であり、0は0乃至3に等しい整数であり、fは1乃
    至4に等しい整数であり、Cとfの合計は1乃至4に等
    しい、MXがエンオキシ基であるときは、置換グアニジ
    ン、アミン#よびそれらの混合よりなる群から選ばれた
    硬化促進剤0.1乃至5重量部、(■1)次の構造式を
    持つ粘着促進剤の有効量、この式で、RIO、R11は
    一価のC1〜8炭化水素基であり、tは0乃至3の価を
    とり、2は、飽和、不飽和または芳香族炭化水素残基で
    あり、該残基は、アミノ、エポキシ、エーテル、インシ
    アナト、シアノ、アクリルオキシ、アシルオキシ、それ
    らの複数個または組合せよりなる群から選ばれた一員を
    更に官能基として持ちうるものである、 前記(it 、 (iil 、 (iiil 、 (+
    v) 、 (vl 、 (vi)を含むことを特徴とす
    る、外囲条件の下に指触乾燥の工2ストマーに硬化する
    能力を長期間保持しうる、安定な実質的に熱酸のワンパ
    ッケージ常温加硫型ポリアルコキシ末端オルガノポリシ
    ロキサン組成物。 55、オルガノポリシロキサン100mff1部あたり
    に、0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘
    着促進剤が、HIO、R11、tが上に定義されたもの
    であり、R1が二価のC2〜1!炭化水素基であり、R
    lg 、 R14が、氷菓原子、アミン基、cl−8炭
    化水素置換アミン基、−価の01〜8炭化水素基、それ
    らの混合よりなる群から選ばれたものであるとき、構造
    式 を持つことを特徴とする特vF請求の範囲第51項記載
    の組成物。 56、  粘着促進剤が3−(2−アミノエチルアミノ
    )−プロピルトリメトキシシ2ンであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第55項記載の組成物。 57、粘着促進剤がγ−アミノプロピルトリエトキシシ
    ランであることを特徴とする特許請求の範囲第55項記
    載の組成物。 58、粘着促進剤がγ−アミノプロピルトリメトキシシ
    ランであることを特徴とする特許請求の範囲第55項記
    載の組成物。 59、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに、
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、Gが、RIIOl(R”0)、−、R賃−8i
     −R” 基、スチリル、ビニル、アルキル、クロロア
    ルキル、またはシクロへキセニルであり、R22が、ア
    ルキレンアリレン、アルキレン、シクロアルキレン、お
    よびそのような二価の基のハロゲン置換体から選ばれた
    二価の02〜謂炭化水素基であり、R20が、−価のC
    1〜B炭化水素基またはそのような基のハロゲン置換体
    であり、R21が、R20と同じものまたはシアノアル
    キルであす、bが0乃至3の値をとるとき、構造式 G を持つことを特徴とする特許請求の範囲第54項記載の
    組成物。 ■、ビx−1.3.5−トリメトキシシリルプロビルイ
    ソシアヌ2−トである特許請求の範囲第59項記載の範
    囲内の粘着促進剤。 61、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、R10、H1* 、 tが上に定義されたものと
    同じであり、R1!が二価のc、−1!炭化水素基であ
    り、R16が二価の02〜1m炭化水素基であり、R1
    7が水素原子、−価の01〜8炭化水素基よりなる群か
    ら選ばれたものであるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲954項記載の
    組成物。 62、粘着促進剤がγ−グリシドオキシプロビルトリメ
    トキシシ2ンであることを特徴とする特許請求の範囲第
    61項記載の組成物。 63、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、RIG 、 R11、tが上に定義されたものと
    同じであり、R12が、二価のC3〜13炭化水素基で
    あり、qが飽和炭化水素環を持つエポキシ官能基である
    とき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲1854項記載
    の組成物。 図、粘着促進剤がγ−(3,4−エポキシシクロヘキシ
    ル)エチルトリメトキシシランであることを特徴とする
    特許請求の範囲第54項記載の組成物。 65、オルガノポリシロキサン1oO重量部あたリニ0
    .1 乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤の2が02〜錦オレフイン炭化水素基であることを
    特徴とする特許請求の範囲第54項記載の組成物。 66、  粘着促進剤がビニルトリメトキシシランであ
    ることを特徴とする特許請求のね門弟65項記載の組成
    物。 67、オルガノポリシロキサン1oo重量部あたりに0
    .1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、RIO、R11、tが上に定義されたものであり
    、R1が二価のC2〜12炭化水素基であり、R″sと
    R”が水素原子と一価のC1〜8炭化水素基よりなる群
    から選ばれたものであるとき、構造式を持つことを特徴
    とする特許請求の範囲第54項記載の組成物。 銘、粘着促進剤がγ−インシアナトプロピルトリメトキ
    シシランであることを特徴とする特許請求の範囲第67
    項記載の組成物。 69、オルガノポリシロキサンl00ffi量部あたり
    に0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着
    促進剤が、R1111、R11、tが上に定義されたも
    のであり、R13が二価のCト12炭化水素基であると
    き、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第54項記載の
    組成物。 70、粘着促進剤がγ−シアノプロピルトリメトキシシ
    ランであることを特徴とする特許請求の範囲第69項記
    載の組成物。 7エ、オルガノポリシロキサン100重量部あたり0.
    1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進剤
    が、110 、 nl* 、 t、が上に定義されたも
    のであり、R1が二価の炭化水素基であり、R30とR
    31が、水素原子、−価のC1〜8炭化水素基右よびそ
    れらの混合よりなる群から選ばれたものであるとき、構
    造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第54項記載の
    組成物。 72、粘着促進剤がγ−メタクリルオキシプロピルトリ
    メトキシシランであることを特徴とする特許請求の範囲
    第71項記載の組成物。 73、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、RIO、R11、tが上に定義されたものであり
    、Rlmが二価のC,〜12炭化水素基であり、H8B
    が一価の01〜$炭化水素基であるとき、構造式を持つ
    ことを特徴とする特許請求の範囲第54項記載の組成物
    。 74、粘着促進剤がアセトオキシプロピルトリメトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲9J73
    項記載の組成物。 75、置換グアニジン、アミン招よびそれらの混合より
    なる群から選ばれた硬化促進剤の有効量を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第54項記載の常温加硫型ポリ
    アルコキシ末端オルガノポリシロキサン組成物。 76、R,R”およびR2がメチルであることを特徴と
    する特許請求の範囲第54項記載のワンパッケージ常温
    加硫型組成物。 77、縮合触媒がスズ化合物であることを特徴とする特
    許請求の範囲第75項記載のワンパッケージ′#i1温
    加硫型組成物。 78、ポリメトキシ末端ポリメチルシロキサンと;ポリ
    メトキシシランと;置換グアニジン、アミンおよびそれ
    らの混合よりなる群から選ばれた硬化促進剤の有効量と
    ;スズ化合物縮合触媒の有効量と;アミド、アミノカル
    バマド、エンオキシ、イミダト、インシアナト、オキシ
    マド、チオイソシアナト、ウレイドの各基よりなる群か
    ら選ばれた少なくとも1個の加水分解可能な離脱基を持
    つ、水酸官能基に対するシラン掃去剤の安定化量;を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第54項記載の安定
    な実質的に無酸のワンパッケージ常温加硫型組成物。 79、ポリメトキシシランがメチルトリメトキシシラン
    であることを特徴とする特許請求の範囲第78項記載の
    ワンパッケージ常温加硫型組成物。 80、置換グアニジンがブチルテトラメチルグアニジン
    であることを特徴とする特許請求の範囲第78項記載の
    ワンパッケージRTV。 81、有機アミンがジアルキルアミンであることを特徴
    とする特ff請求の範囲第78項記載のワンパッケージ
    RTV 82、メチルジメトキシ末端ポリジメチルシロキサンと
    ;オクタメチルシクロテトラシロキサンで処理されたシ
    リカ充填剤の補強量と;ジブチルスズジアセタート縮合
    触媒の有効量と;トリメトキシシリルプロピルテトラメ
    チルグアニシンの硬化促進剤と;前記ポリジメチルシロ
    キサンの重量を基準として上限3%まで過剰のメチルジ
    メトキシ−N−メチルアセトアミビシ2ン;を含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の実質的に無酸
    の常温加硫型組成物。 83、前記アセトアミドシランの代りに、ポリジメチル
    シロキサンの重量を基準として、上限3%まで過剰のメ
    チルジメトキシイソプロペンオキシシランを用いること
    を特徴とする特許請求の範囲第82項記載の安定なワン
    パッケージ常温加硫型組成物。 84、ポリジメチルシロキサ7100部あたりに上限1
    0部までのメチルトリメトキシシランを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第75項記載の幇温加硫型組成物
    。 ア、トリメトキシシリルプロピルテトラメチルグアニジ
    ンの代りに、ジ−n−ヘキシルアミン硬化促進剤の有効
    量を含むことを特徴とする特許請求の範囲第82項記載
    の常温加硫型組成物。 圀、(11 (−1構造式 を持つ構造単位が化学的に結合したものより本質的にな
    るシラノール末端ポリジオルガノシロキサン100部、 (bl構造式 を持つ、水酸官能基に対するシラン掃去剤の安定化量、 (C1構造式 を持つ架橋剤シラン0乃至10部、 (dl縮合触媒の有効量、 (el M換グアニジン、アミンおよびそれらの混合よ
    りなる群から選ばれた硬化促進剤0乃至5部、 該(al (bl (C1(dl (elを含む混合物
    、(Il+ +−]措造式 を持つポリアルコキシ末端ポリジオルガノシロキサン1
    00部、 jbl構造式 を持つ架橋剤シラン0乃至10都、 (C)縮合触媒の有効量、 (dll構造 式持つ、水酸官能基に対するシラン掃去剤の安定化量、 tel置換グアニジン、アミンおよびそれらの混合より
    なる群から選ばれた硬化促進剤0乃至5部、 該(aHbHCl(dHelを含む混合物、これらの式
    で、Rは一価の置換または未置換のC!〜13炭化水素
    基から選ばれたものであり R1はアルキル、アルキル
    エーテル、アルキルエステル、アルキルケトン、アルキ
    ルシアノの各基よりなる群から選ばれた01〜8脂肪族
    有機基または07〜13アルカリール基であり、R2は
    一価の置換または未置換の炭化水素基であり、Xはアミ
    ドアミノ、カルバマド、エンオキシ、イミダト、イソシ
    アナト、オキシマド、チオイソシアナト、ウレイドの各
    基よりなる群から選ばれた加水分解可能な離脱基であり
    、aはiまたは2に等しい整数であり、bは0または工
    に等しい整数であり、aとbの合計は1または2に等し
    く、eは0または1に等しい整数であり、bとCの合計
    は0または1に等しく、nは約50乃至約2500の価
    を持つ整数であり、Cは0乃至3に等しい整数であり、
    fは1乃至4に等しい整数であり、Cとfの合計は1乃
    至4に等しい。 前記混合物(11および(11)には、Xがエンオキシ
    基であるときは、掃去剤を加える前または同時に、置換
    グアニジン、アミンおよびそれらの混合物よりなる群か
    ら選ばれた硬化促進剤0.1乃至5部を添加し、更に混
    合物(1)および(11)は構造式 この式で、RIG 、 R11は一価のC1〜8炭化水
    素基であり、tは0乃至3の価をとり、Zは飽和、不飽
    和または芳香族炭化水素残基であり、酸基はアミノ、エ
    ーテル、エポキシ、インシアナト、シアノ、アクリルオ
    キシ、アシルオキシ、それらの複数個および組合せより
    なる群から選ばれた一員を更に官能基として持ちつるも
    のである、を待った粘着促進剤の有効量を含んだもので
    あり、該混合物(11および(11]から選ばれた常温
    加硫型組成物原料を0℃乃至180℃の範囲内の温度で
    実質的に無水の条件下で攪拌することを特徴とする、固
    体エラストマー状態に硬化しつる、実質的に無酸のワン
    パッケージ常温加硫型組成物の製法。 87、オルガフポリシロキサン100重景部あたりに0
    .1乃至10部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進剤が
    、RIG 、 R11、tが上に定義されたものであり
    、Roが二価のcl−11炭化水素基であり、R13、
    R14が水素原子とアミン基とC,〜8炭化水素置換ア
    ミン基と一価のC1〜8炭化水素基およびそれらの混合
    よりなる群から選ばれたものであるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第86項記載の
    方法。 88、粘着促進剤が3−(2−アミノエチルアミノ)−
    プロピルトリメトキシシランであることを特徴とする特
    許請求の一範門弟87項記載の方法。 89、粘着促進剤がγ−アミノプロピルトリエトキシシ
    ランであることを特徴とする特許請求の範囲第87項記
    載の方法。 90、粘着促進剤がγ−アミノプロピルトリメトキシシ
    ランであることを特徴とする特許請求の範囲第87項記
    載の方法。 91、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、GがR20と(R”O)、−、Rπ−8i −R
    ″基、スチリル、ビニル、アルキル、クロロアルキル、
    またはシクロヘキセニルから選ばれ・R22がアルキレ
    ンアリレン、アルキレン、シクロアルキレン、およびそ
    のような二価の基のハロゲン置換体から選ばれた二価の
    C2〜12炭化水素基であり、B20が一価のC1〜8
    炭化水素基または一価のハロゲン置換炭化水素基であり
    、R21がR20と同じまたはシアノアルキルであり、
    bがO乃至3の値を持つとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第86項記載の
    方法。 92、  ビス−1,3,5−トリメトキシシリルプロ
    ピルイソシアヌラートである特許請求の範囲第91項記
    載の粘着促進剤。 93、オルガンポリシロキサン100重景部あたりに0
    .1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、RIG 、 R11、tが上に定義されたもので
    あり、R12が二価の02〜!2炭化水素基であり、R
    が水素原子と一価のC1〜B炭化水素基よりなる群から
    選ばれたものであるとき、構造式を持つことを特徴とす
    る特許請求の範囲第86項記載の方法。 94、粘着促進剤がγ−グリシドオキシプロビルトリメ
    トキシシランであることを特徴とする特許請求の範囲第
    93項記載の方法。 95、オルガノポリシロキサン1oo重量部あたりに0
    .1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、R10、R11、tが上に定義されたものであり
    、R12が二価のC2〜12炭化水素基であり、Qが飽
    和炭化水素環を持つエポキシ官能基であるとき、構造式 を持つことを特徴とする特f′F請求の範囲第86項記
    載の方法。 96、粘着促進剤がγ−(3,4−エポキシシクロヘキ
    シル)エチルトリメトキシシランであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第95項記載の方法。 97、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重9部の粘着促進剤が存在し、2が02〜
    12オレフイン炭化水素基であることを特徴とする特許
    請求の範囲第86項記載の方法。 98、粘着促進剤がビニルトリメトキシシランであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第97項記載の方法。 99、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに0
    .1乃至10重M部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、R10’、 Rii 、 t、が上に定義された
    ものであり、R12が二価のC2〜川炭化水素基であり
    、R23とR″が水素原子と一価のcl−1炭化水素基
    よりなる群から選ばれたものであるとき、構造式を持つ
    ことを特徴とする特許請求の範囲第86項記載の方法。 100、粘着促進剤がγ−インシアナトプロピルトリメ
    トキシシランであることを特徴とする特許請求の範囲第
    99項記載の方法。 10工、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIG 、 R11、tが上に定義されたもの
    であり、112が二価のcs−ts炭化水素基であると
    き、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第86項記載の
    方法。 102、  粘着促進剤がγ−シアノプロビルトリメト
    キシシジンであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    01項記載の方法。 103、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至lO重置部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、R40、Hli 、 t、が上に定義されたも
    のであり、81Nが二価のCト12炭化水素基であり、
    RNと181が水素原子と一価のC!〜8炭化水素基と
    それらの混合よりなる群から選ばれるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第86項記載の
    方法。 104、粘着促進剤がγ−メタクリルオキシプロピルト
    リメトキシシランであることを特徴とする特許請求の範
    囲第103項記載の方法。 105、オルガノポリシロキサン1oo重量部あたりに
    0,1乃至10重負部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIO、R11、tが上に定義したものであり
    、R12が二価のC2〜1!炭化水素基であり、nMa
     t、−価のC1〜8炭化水素基であるとき、構造式を
    持つことを特徴とする特許請求の範囲第86項記載の方
    法。 106、粘着促進剤がアセトオキシプロピルトリメトキ
    シシランであることを特徴とする特許請求の範囲第10
    5項記載の方法。 107、  ’ s ” * ”がメチルであることを
    特徴とする特許請求の範囲第86項記載の方法。 108、硬化促進剤が、シリル化されたグアニジンとア
    ルキルグアニジンよりなる群から選ばれることを特徴と
    する特許請求の範囲第86項記載の方法。 109、掃去剤シランがポリメトキシアセトアミドシラ
    ンであることを特徴とする特許請求の範囲第86項記載
    の方法。 110、架橋剤シランがメチルトリメトキシシランであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第86項記載の方法
    。 111、シラン掃去剤がメチルジメトキシ(N−メチル
    アセトアミド)シランであることを特徴とする特許請求
    の範囲第86項記載の方法。 112、シラン掃去剤がメチルジメトキシ(N−メチル
    アセトアミド)シランであることを特徴とする特許請求
    の範囲第111項記載の方法。 113、  (Al構造式 を持つ構造単位が化学的に結合したものより本質的にな
    るシラノール末端ポリジオルガノシロキサン100部、 (Bl構造式 を持つ、水酸官能茶番こ対するシラン掃去剤の安定化量
    、 (C)゛構造式 を持つ架橋剤シラン0乃至10部、 (Di縮合触媒の有効量、 (El置換グアニジン、アミンおよびそれらの混合より
    なる群から選ばれた硬化促進剤O乃至5部・ これらの式で、Rは置換または未置換の一価のC1〜1
    11炭化水素基であり、R1は、アルキル、アルキルエ
    ーテル、アルキルエステル、アルキルケトン、アルキル
    シアノの各基よりなる群から選ばれた01〜8脂肪族有
    機基または07〜13アラルキル基であり1、R3は置
    換または未置換の一価の01〜13炭化水素基であり、
    Xはアミド、アミノ、カルバマド、エンオキシ、イミダ
    ト、インシアナト、オキシマド、チオイソシアナト、ウ
    レイドの各基よりなる群から選ばれた加水分解可能な離
    脱基であり、aは1または2に等しい整数であり、bは
    O乃至1に等しい整数であり、aとbの合計は1または
    2に等しい、Xがエンオキシ基であるときは、置換グア
    ニジン、アミン#よびそれらの混合よりなる群から選ば
    れた硬化促進剤を0.1乃至5部を添加し、 (Fl構造式 を持つ粘着促進剤の有効量、 この式で、RIOとR11は一価のC1〜8炭化水素基
    であり、tはO乃至3の価をとり、2は飽和、不飽和ま
    たは芳香族炭化水素残基であり、酸基はアミノ、エポキ
    シ、エーテル、インシアナト、シアノ、アクリルオキシ
    、アシルオキシ、それらの複数個または組合せよりなる
    群から選ばれた一員を更に官能基として持ちうるもので
    、あり、前記(Al 、 (川t (CI I (Dl
     l (EI I (Flを含むことを特徴とする混合
    物。 114、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、、 RIO、Rlm 、 tは上に定義された
    ものであり、R1が二価のC2〜認炭化水素基であり、
    R18とR14が、水素原子、アミン基s C1〜8炭
    化水素置換アミン基、−価の炭化水素基#よびそれらの
    混合よりなる群から選ばれたものであるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第113項記載
    の組成物。 EI5.粘着促進剤が3−(2−アミノエチルアミノ)
    −プロピルトリメトキシシランであることを特徴とする
    特許請求の範囲第114項記載の組成物。 116、粘着促進剤がγ−アミノプロゼルトリエトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第114
    項記載の組成物。 117、粘着促進剤がγ−アミノプロピルトリメトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第114
    項記載の組成物。 118、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重Ilk部の粘着促進剤が存在し、該粘
    着促進剤力、GカR″0、(R”O)、−、R,” −
    Si −R”基、スチリル、ビニル、アルキル、クロロ
    アルキルまたはシクロヘキセニルから選ばれ、R22が
    アルキレンアリレン、アルキレン、シクロアルキレン、
    およびそのような二価の基のノ)ロゲン置換体から選ば
    れた二価のC2〜12炭化水素基であり、R2Oが一価
    のc、−8炭化水素基または一価のノλ0ゲン置換C1
    〜8炭化水素基であり、R21力(R20と同じものお
    よびシアノアルキルであり、bが0乃至3の値をとると
    き、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第113項記載
    の組成物。 119、ビス−1,3,5−トリメトキシシリルプロピ
    ルポリイソシアヌラートである特許請求の範囲第118
    項記載の範囲内の粘着促進剤。 120、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIO、R11が上に定義されたものであり、
    RL2が二価のC2〜12炭化水素基であり、R16が
    二価のC2〜12炭化水素基であり、R17が水素原子
    と一価のC1〜S炭化水素基であるとき、構造式を持つ
    ことを特徴とする特許請求の範囲第113項記載の組成
    物。 121、粘着促進剤がγ−グリシドオキシプロビルトリ
    メトキシシランであることを特徴とする特許請求の範囲
    第120項記載の組成物。 122、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、R10、Rlg 、 t、が上に定義されたも
    のであり、R12が二価のC2〜12炭化水素基であり
    、Qが飽和炭化水素環を持つエポキシ官能基であるとき
    、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第113項記載
    の組成物。 123、粘着促進剤がβ−(3,4−エポキシシクロヘ
    キシル)エチルトリメトキシシランであることを特徴と
    する特許請求の範囲第122項記載の組成物。 124、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    、Zが02〜12オレフイン炭化水素基である粘着促進
    剤が0,1乃至10重量部存在することを特徴とする特
    許請求の範囲第113項記載の組成物。 125、粘着促進剤がビニルトリメトキシシランである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第124項記載の組成
    物。 126、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、HfO、Hll 、 t、が上に定義されたも
    のであり、R12が二価の02〜!2炭化水素基であり
    、R3とR2Bが水素原子と一価のC!〜B炭化水素基
    よりなる群から選ばれたものであるとき、構造式を持つ
    ことを特徴とする特許請求の範囲第113項記載の組成
    物。 127、  粘着促進剤がγ−インシアナトプロピルト
    リメトキシシランであることを特徴とする特許請求の範
    囲第126項記載の組成物。 128、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    01乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進
    剤が、Hlo 、 Hzi 、 tが上に定義されたも
    のであり、R12が二価の02〜!!炭化水素基である
    とき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第113項記載
    の組成物。 129、粘着促進剤がγ−シアノプロピルトリメトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第128
    項記載の組成物。 130、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIO、HI3. tが上に定義されたもので
    あり、R12が二価の02〜12炭化水素基であり、R
    30とR31が水素原子、−価のC,〜8炭化水素基お
    よびそれらの混合よりなる群から選ばれたものであると
    き、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第113項記載
    の組成物。 131、粘着促進剤がγ−メタクリルオキシプロピルト
    リメトキシシランであることを特徴とする特許請求の範
    囲第130項記載の組成物。 132、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIG 、 R11、tが上に定義されたもの
    であり、R12が二価の02〜12炭化水素基であり、
    833が一価のC,〜8炭化水素基であるとき、構造式
    を持つことを特徴とする特許請求の範囲第113項記載
    の組成物。 133、粘着促進剤がアセトオキシプロピルトリメトキ
    シシランであることを特徴とする特許請求の範囲第13
    2項記載の組成−物。 134、実質的に無水の条件下に、シラノール末端オル
    ガノポリシロキサンおよびポリアルコキシシラン架橋剤
    と共に縮合触媒の有効量を用いる、実質的に無酸の常温
    加硫型オルガノポリシロキサン組成物の製造方法におい
    て、 水酸官能基に対する掃去剤でもあり架橋剤でもある、構
    造式 この式で R1はアルキル、アルキルエーテル、アルキ
    ルエステル、アルキルケトン、アルキルシアノの各基よ
    りなる群から選ばれた01〜8脂肪族有機基またはC7
    〜Lsアラルキル基であり、R2は一価の置換または未
    置換01〜13炭化水素基であり、Xはアミド、アミノ
    、カルバマド、エンオキシ、イミダト、インシアナト、
    オキシマド、チオイソシアナト、ウレイドの各基よりな
    る群から選ばれた加水分解可能な離脱基であり、aは1
    または2に等しい整数であり、bはOまたは1に等しい
    整数であり、aとbの合計は1または2に等しい、 を持つポリアルコキシシランの安定化量をシラノール末
    端オルガノポリシロキサンに加え、次いで縮合触媒の有
    効量を加え、それにより結果の常温加硫型オルガノポリ
    シロキサン組成物に改善された安定性が得られ、前記掃
    去剤添加と同時または前に、Xがエンオキシ基である場
    合は置換グアニジンアミンおよびそれらの混合よりなる
    群から選ばれた硬化促進剤と、構造式この式で、Rlo
     、 R11は一価のC1〜8炭化水素基であり、tは
    O乃至3の価をとり、Zは飽和、不飽和または芳香族炭
    化水素残基であり、更に酸基はアミノ、エポキシ、エー
    テル、インシアナト、シアノ、アクリルオキシ、アシル
    オキシ、それらの複数個および組合せよりなる群から選
    ばれた一員を官能基として持ちうるものである、を持つ
    粘着促進剤の有効量を添加することを特徴とする改良前
    記製造方法。 135、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10部の粘着促進剤が存在し、該粘着促進剤
    が、RIO、R11、1,が上に定義されたものであり
    、R12が二価のC2〜12炭化水素基であり、RとR
    が水素原子、アミン基、−価のC1〜8炭化水素基およ
    びそれらの混合よりなる群から選ばれたものであるとき
    、構造式 を持つことを特徴とする特IF請求の範囲第134項記
    載の方法。 136、  粘’4促進剤が3−(2−アミノエチルア
    ミノ)−プロピルトリメトキシシランであることを特徴
    とする特許請求の範囲第135項記載の方法。 137、  粘着促進剤がγ−アミノプロピルエチルオ
    キシシランであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    35項記載の方法。 138、粘着促進剤がγ−アミノプロピルートリメトキ
    シシランであることを特徴とする特許請求の範囲第13
    5項記載の方法。 139、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    、0.1乃至10重H部の粘着促進剤が存在し、該粘着
    促進剤が、GがR9、(R”0)s−b−si −R2
    2基、スチリル、ビニル、アルキル、クロロアルキルま
    たはシクロへキセニルから選ばれ、R22がアルキレン
    アリレン、アルキレン、シクロアルキレンおよびそのよ
    うな二価の基のハロゲン置換体から選ばれ、R20が一
    価のC1〜8炭化水素基または一価のハロゲン化炭化水
    素基であり、R21がR20と同じまたはシアノアルキ
    ルであり、bは0乃至3の値であるとき、構造式 G を持つことを特徴とする特許請求の範囲第139項記載
    の方法。 140、ビス−1,3,5−)・リメトキシシリルプロ
    ピルイソシアヌ2−トである特許請求の範囲第139項
    記載の方法の範囲内の粘着促進剤。 141、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIG 、 RLI 、 t、が上に定義され
    たものであり、111が二価のC2〜u炭化水素基であ
    り、B16が二価のCト12炭化水素基であり、R17
    が水素原子と一価の01〜8炭化水素基よりなる群から
    選ばれたものであるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第134項記載
    の方法。 142、粘着促進剤がγ−グリシドオキシプロピルトリ
    メトキシシランであることを特徴とする特許請求の範囲
    第141項記載の方法。 143、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIO、Hu 、 tが上に定義されたもので
    あり、R42が二価のC2〜12炭化水素基であり、Q
    が飽和炭化水素環を持つエポキシ官能基であるとき、構
    造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第143項記載
    の方法。 144、・粘着促進剤がβ−(3,4−エポキシシクロ
    ヘキシル)エチルトリメトキシシランであることを特徴
    とする特許請求の範囲第143項記載の方法。 145、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    、2が02〜□!オレフイン炭化水素基である粘着促進
    剤0.1乃至10重量部が存在することを特徴とする特
    許請求の範囲第134項記載の方法。 146、  粘着促進剤がビニルトリメトキシシランで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第145項記載の
    方法。 147、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    、0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着
    促進剤が、RIO、R11、tが上に定義さ−れたもの
    であり、R12が二価のCト12炭化水素基であり、R
    2bとR26が水素原子と一価のC,〜8炭化水素基よ
    りなる群から選ばれたものであるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第134項記載
    の方法。 148、粘着促進剤がγ−インシアナトプロピルトリメ
    トキシシランであることを特徴とする特許請求の範囲第
    134項記載の方法。 149、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、nlO、R11、tが上に定義されたものであ
    り、RL2が二価のC2〜12炭化水素基であるとき、
    構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第134項記載
    の方法。 150、粘着促進剤がγ−シアノプロピルトリメトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第149
    項記載の方法。 151、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤か、RIG 、 Hu 、 tが上に定義されたも
    のであり、R12が二価のC2〜12炭化水素基であり
    、R30とR31が水素原子、−価のC!〜8炭化水素
    基およびそれらの混合よりなる群から選ばれたものであ
    るとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第134項記載
    の方法。 152、粘着促進剤がγ−メタクリルオキシプロピルト
    リメトキシシランであることを特徴とする特許請求の範
    囲第151項記載の方法。 153、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、R10、Hil 、 tが上に定義されたもの
    であり、Rlmが二価のCト1!炭化水素基であり、R
    ollが一価のC1〜S炭化水素基であるとき、構造式
    を持つことを特徴とする特許請求の範囲第134項記載
    の方法。 154、粘着促進剤がアセトオキシプロピルトリメトキ
    シシランであることを特徴とする特許請求の範囲第15
    3項記載の方法。 155、シラン掃去剤がメチルジメトキシ−N−メチル
    アセトアミドシランであることを特徴とする特許請求の
    範囲第134項記載の方法。 156、シラン掃去剤がメチルジメトキシイソプロペン
    オキクシ2ンであることを特徴とする特許請求の範囲第
    134項記載の方法。 157、シラン掃去剤がメチルトリインプロペンオキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第134
    項記載の方法。 158、縮合触媒としてジブチルスズジアセタートの有
    効量を用いることを特徴とする特許請求の範囲第134
    項記載の方法。 159、実質的に無水の条件下に、各ポリマー鎖の末端
    が少なくとも2個のアルコキシ基で停止されているオル
    ガノポリシロキサンと共に縮合触媒の有効量を用いる、
    実質的に無酸の常温加硫型オルガノポリシロキサン組成
    物の製造方法において、 前記ポリアルコキシ末端オルガノポリシロキサン:ζ、
    (1)構造式 この式で、妃はアルキル、アルキルエーテル、アルキル
    エステル、アルキルケトン、アルキルシアノの各基より
    なる群から選ばれた01〜8脂肪族有機基またはC7〜
    13アツルキル基であり、R2は一価の置換または未置
    換のC1〜13炭化水素基であり、Xはアミド、アミノ
    、カルバマド、エンオキシ、イミダト、インシアナト、
    オキシマド、チオイソシアナト、ウレイドの各基よりな
    る群から選ばれた加水分解可能な離脱基であり、Cは0
    乃至3に等しい整数であり、fは1乃至4に等しい整数
    であり、Cとfの合計は1乃至4に等しい、 を持っ、水酸官能基に対するシラン掃去剤の安定化量を
    加え、(2)縮合触媒の有効量を加え、以上ニヨり結果
    の常温加硫型オルガノポリシロキサン組成物に改善され
    た安定性が得られ、(3)xがエンオキシ基であるとき
    は、掃去剤添加と同時または前に、置換グアニジン、ア
    ミンおよびそれらの混合よりなる群から選ばれた硬化促
    進剤の有効量を加え、(4)構造式 この式で、RIO、R11は一価のC1〜B炭化水素基
    であり、tはO乃至3の価をとり、2は飽和、不飽和ま
    たは芳香族炭化水素残基であり、更に酸基にアミノ、エ
    ポキシ、エーテル、インシアナト、シアノ、アクリルオ
    キシ、アシルオキシ、それらの複数個および組合せより
    なる群から選ばれた一員を官能基として持ちつるもので
    ある、を持つ粘着促進剤の有効量を加えることを特徴と
    する改良前記製造方法。 160、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、R10、R“、tが上に定義されたものであり
    、R13が二価のC2〜12炭化水素基であり、R11
    lとHuが水素原子、アミ7基、C!〜8炭化水素置換
    アミン基およびそれらの混合よりなる群から選ばれたも
    のであるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第159項記載
    の方法。 161、粘着促進剤が3−(2−アミノエチルアミノ)
    −プロビルトリエトキシシランであることを特徴とする
    特許請求の範囲第160項記載の方法。 162、粘着促進剤がγ−アミノプロピルトリエトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第160
    項記載の方法。 163、粘着促進剤がγ−アミノプロピルトリメトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第160
    項記載の方法。 164、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘1i
     促進剤力、G カR20、(R210)3−b−Si
     −R” 基、スチリル、ビニル、アルキル、クロロア
    ルキル、またはシクロへキセニルより選ばれ、R4がア
    ルキレンアリレン、アルキレン、シクロアルキレン、そ
    のような二価の基のノ10ゲン置換体より選ばれた二価
    のC2〜11炭化水素基であり、R20力(−価のC1
    〜8炭化水素基または一価のノーロゲンイヒ炭化水素基
    であり、R21がR2Oと同じまたはシアノアルキルで
    あり、bが0乃至3の値をとるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第159項記載
    の方法。 商、ビス−1,3,5−1−リメトキシシリルプロピル
    イソシアヌラートである特許請求の[il第164項記
    載の範囲内の粘着促進剤。 166、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0,1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIG 、 R11、t、が上に定義されたも
    のであり、R12が二価のC2〜■炭化水素基であり、
    R16が二価の02〜比炭化水素基であり、R17が水
    素原子と一価のC1〜B炭化水素基よりなる群から選t
    fれたものであるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第159項記載
    の方法。 167、粘着促進剤がグリシドオキシプロピルトリメト
    キシシランであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    66項記載の方法。 1683  オルガノポリシロキサン100重量部あた
    りに01乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着
    促進剤が、R1(+ 、 R11、tが上に定義された
    ものであり、R12が二価のC2〜12炭化水素基であ
    り、qが飽和炭化水素環を持つエポキシ官能基であると
    き、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第159項記載
    の方法。 169、粘着促進剤がβ−(3,4−エポキシシクロヘ
    キシル)エチルシト1ノメトキシシランであることを特
    徴とする特許請求の範囲第168項記2がC2〜12オ
    レフイン炭化水素基である才占着促進剤0.1乃至10
    重量部が存在することを特徴とする特許請求の範囲第1
    .59項=己載の方法。 171、粘着促進剤がビニルトリメトキシシランである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第170項記載の方法
    。 172、オルガノポリシロキサン100重量部μあたり
    に0.1乃至10重量部の粘着促進M力≦存在し、該粘
    着促進剤が、RIO、R11、を力≦上番こ定義さit
    たものであり、R12が二価のC2〜11炭化水素基で
    あり、R26とR26が水素原子と一価のC1〜8炭化
    71(素基よりなる群から選ばれたものであるとき、構
    造式を持つことを特徴とする特許請求の範囲第159項
    記載の方法。 173、粘着促進剤がγ−インシアナトプロピルトリメ
    トキシシランであることを特徴とする特許請求の範囲第
    172項記載の方法。 174、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、RIO、R11、tが上に定義されたものであ
    り、R12が二価のC2〜12炭化水素基であるとき、
    構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第159項記載
    の方法。 175、粘着促進剤がγ−シアノプロピルトリメトキシ
    シランであることを特徴とする特許請求の範囲第174
    項記載の方法。 176、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに
    0.1乃至100重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着
    促進剤が、HiO、Hjl 、 t、が上に定義された
    ものであり、R12が二価のC2〜12炭化水素基であ
    り、R&l、 R41が水素原子、−価の01〜8炭化
    水素基およびそれらの混合よりなる群から選ばれたもの
    であるとき、構造式 を持つことを特徴とする特許請求の範囲第159項記載
    の方法。 177、粘着促進剤がγ−メタクリルオキシプロピルト
    リメトキシシランであることを特徴とする特許請求の範
    囲第176項記載の方法。 178、オルガノポリシロキサン1oo重没部あたりに
    0.1乃至10重量部の粘着促進剤が存在し、該粘着促
    進剤が、R”’ 、 R11、tが上に定義されたもの
    であり、R12が二価のC2〜12炭化水素基であり、
    R33が一価のC1〜8炭化水素基であるとき、構造式
    を持つことを特徴とする特許請求の範囲第159項記載
    の方法。 179、粘着促進剤がアセトオキシプロピルトリメトキ
    シシランであることを特徴とする特許請求の範囲第15
    9項記載の方法。 iso、  シラン帰去剤がメチルジメトキシ−11−
    メチルアセトアミドシランであることを特徴とする特許
    請求の範囲第159項記載の方法。 工81.シラン掃去剤がメチルジメトキシイソプロペン
    オキシシランであることを特徴とする特許請求の範囲第
    159項泥載の方法。 182、メチルトリイソプロペンオキシシランの安定化
    量とメチルトリメトキシシランの有効量を用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第159項記載の方法。 183縮合触媒としてジブチルスズジアセタートの有効
    量を用いることを特徴とする特許請求の範囲第159項
    記載の方法。 184、  (11各ポリマー鎖の末端のケイ素原子が
    少なくとも2個のアルコキシ基で停止されているオルガ
    /ポリシロキサンと;(2)縮合触媒の有効量と;(3
    1R“が水素原子、−価の炭化水素基およびフルオロア
    ルキル基よりなる群から選はれた一員であり、R″′が
    水素原子、−価の炭化水素基およびフルオロアルキル基
    から選ばれた一員であり、CはO乃至3に等しい整数で
    あり、(Al yがR7//とn、7Ii−から選ばれ
    たものであるとき、構造式 %式%) を持つケイ素−窒素化合物、 fBHI+構造式 を持つ単位よりなる群から選ばれた化学的に結合した#
    I造単位3乃至100モル%、(11)次の構造式また
    はその混合で表わされる化学的に結合した構造単位3乃
    至100モル%、 (R”’)SiO 2ニー 前記(I)、叩を含むケイ素−¥素ポリマーであり、該
    ケイ素−窒素ポリマーのケイ素原子は5iO8i結合と
    SiN R’ Si結合から選ばれた一員によって互い
    に結合し、該ケイ素原子の酸素原子に結合してシロキシ
    単位を形成する原子価および窒素に結合してシラジ単位
    を形成する原子価の他の遊離原子価は、R“基および(
    Rつ、N基から選ばれた一員に結合し、前記Rp基と前
    記(R//) N基の数の合計が前記ケイ素−窒素ポリ
    マーのケイ素原子の数に対する比は1.5乃至3である
    。 前記(Alおよび(川よりなる群から選ばれたケイ素−
    窒素化合物である、水酸基官能基に対するシラン掃去剤
    の安定化量と; (41R”とR11が一価のC1〜8
    炭化水素基であり、tがO乃至3の値をとり、2が飽和
    、不飽和、または芳香族炭化水素残基であり、鉄基はア
    ミノ基、エーテル基、エルオキシ基、アミルオキシ基、
    それらの複数個および組合せよりなる群から選ばれた一
    員を更に官能基として持ちつるものであるとき、構造式 を持つ粘着促進剤の有効量;を含むことを特徴とする、
    実質的に湿気の不存在で外囲条件の下に長時間にわたり
    安定であり指触乾燥のエラストマーに転化しうる、実質
    的に無水で実質的に無酸の安定なワンパッケージ常温加
    硫型オルガノポリシロキサン組成物。 1部、オルガノポリシロキサン100重量部あたりに、
    0.5乃至10重量部のシリコーン掃去剤が存在するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第184項記載の組成物
    。 186、  シラザンポリマーが、R’ 、 R”が上
    に定義されたものと同じものであるとき、構造単位ゝへ
    、 R#/   R# 111 の化学的に結合した環式シラザンを包含しうるものであ
    り、該シラザンポリマー中のケイ素原子1個あたりのR
    ″基と(R’入N基の数の合計が1.5乃至3.0であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第185項記載の組
    成物。 187、シラザンポリマーが、R“、R′″が上に定義
    されたものであるとき、構造単位 (R; N) (R”)、5i−N −と構造単位 (R”) 5i−N − よりなる群から選ばれた少なくとも一種の構造単位を持
    つ線状ポリマーであり、該シラザンポリマー中のケイ素
    原子1個あたりのR″基と(R“)、N基の数の合計が
    1.5乃至3であることを特徴とする特許請求の範囲第
    185項記載の組成物。 188、シラザンポリマーが、R“、R″が上に定義さ
    れたものであるとき、構造単位 署 R# から本質的になる線状ポリマーであり、該シラザンポリ
    マー中のケイ素原子1個あたりのBtu基と(R#) 
    N基の合計が1.5乃至3であることを特徴とする特許
    請求の範囲第185項記載の組成物。 189、シラザンポリマーが、R“、R″が上に定義さ
    れたものであるとき、構造単位 (R”) 5i−N − よりなる群から選ばれた少なくとも一種の構造単位を持
    つポリマーであり、該シラザンポリマー中のケイ素原子
    1個あたりのR″基と(RつN基の数の合計が1.5乃
    至3であることを特徴とする特許請求の範囲第185項
    記載の組成物。 190、シラザンポリマーが、R// 、 Ralが上
    に定義されたものであるとき、 から選択された構造単位の充分量を持っポリマーであり
    、該シラザンポリマー中のケイ素原子1個あたりのR1
    基と(R“入N基の数の合計が1.5乃至3であること
    を特徴とする特許請求の範囲jl!185項記載の組成
    物。 191、シラザン−シロキサン化合物が、R“、R“′
    。 Cが上に定義されたものであるとき、上限97モル%の (RM) 5iO 0工△ 構造単位と、 R〃 Ral                  Ral 
      R//から選ばれた大多数の構造単位よりなるコポ
    リマーであり、該シラザン−シロキサンコポリマー中の
    ケイ素原子1個あたりのR/IF基と(R//) N基
    の数の合計が1.5乃至3であることを特徴とする特許
    請求の範囲第185項記載の組成物。 192、シラザン−シロキサン化合物が、R“、R′が
    上に定義されたものであるとき、構造単位(RM) S
    iOと構造単位 RM の化学的に結合したものよりなる環式体であることを特
    徴とする特許請求の範囲51185項記載の組成物。 193、シラザン窒素化合物が、R11、Ralが上に
    定義されたものであり、nが正の整数であって好適には
    0乃至20であり、αが0乃至1に等しい整数であり、
    αが0なるときはnは好適には3乃至7に等しいとき、
    構造式 を持つ線状または環式シラザンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第185項記載の組成物。 194、シラザン窒素化合物が、R#// 、 R’ 
    、 nが上に定義されたものであり、2がR〃基と−5
    i(R“′)基から選ばれたものであるとき、構造式 を持つポリシロキサンであることを特徴とする特許請求
    の範囲第185項記載の組成物。 195、ケイ素窒素化合物がヘキサメチルジシラザンで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第   “185
    項記載の組成物。 196、ケイ素窒素化合物がヘキサメチルシクロトリシ
    ラザンであることを特徴とする特許請求の範囲第185
    項記載の組成物。 197、ケイ素窒素化合物がオクタメチルシクロテトラ
    シラザンであることを特徴とする特許請求の範囲第18
    5項記載の組成物。 198、ケイ素窒素化合物が構造式 %式%) を持つことを特徴とする特許請求の範囲第185項記載
    の組成物。 199、ケイ素窒素化合物が構造式 %式%] を持つことを特徴とする特許請求の範囲第185項記載
    の組成物。 200、ケイ素窒素化合物が (CF3− CH,−CH2−(CH3)2− Si 
    )、N −CH3であることを特徴とする特許請求の範
    囲第185項記載の組成物。
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