JPS5921372B2 - 直接通電式連続加熱装置 - Google Patents
直接通電式連続加熱装置Info
- Publication number
- JPS5921372B2 JPS5921372B2 JP51073328A JP7332876A JPS5921372B2 JP S5921372 B2 JPS5921372 B2 JP S5921372B2 JP 51073328 A JP51073328 A JP 51073328A JP 7332876 A JP7332876 A JP 7332876A JP S5921372 B2 JPS5921372 B2 JP S5921372B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- constant
- winding
- drum
- speed
- pipe
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- Expired
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は直接通電式連続加熱装置に係る。
従来の線材、帯鋼のような長尺素材の焼戻し焼入れ方法
としては主として2つあり、第1には直接的に例えば炉
内へ素材を装填しこれを密閉し、繰向温度を上昇せしめ
充分焼いてから徐冷し、これをその後の工程へもって行
く方法と、第2にはゆっくりと炉内を走らせ、まわりを
昇温させて焼き、その後の工程即ち焼戻しあるいは焼入
れをする方法である。
としては主として2つあり、第1には直接的に例えば炉
内へ素材を装填しこれを密閉し、繰向温度を上昇せしめ
充分焼いてから徐冷し、これをその後の工程へもって行
く方法と、第2にはゆっくりと炉内を走らせ、まわりを
昇温させて焼き、その後の工程即ち焼戻しあるいは焼入
れをする方法である。
しかしてこのような方法はいずれも次のような欠陥があ
る。
る。
■ 焼くために時間が長くかかる。
■ 間接加熱のため電力量が多く必要。
■ 焼いたあとの工程へオンラインで持って行かれない
ので工程が複雑になる。
ので工程が複雑になる。
旧 間接加熱のためまた密閉した炉へコイル状に充填し
た場合は素材に焼きむらができる。
た場合は素材に焼きむらができる。
■ 酸化度が激しくスケールが多くたまる。
■ 上述のような工程のため経済的でない。
このほかに直接通電式加熱方法が提案され、上記■〜■
のような欠点に対して充分秀れていることが理解された
が、連続加熱する場合の電気的構成の点で開発がいまだ
しであったため実用化されていない。
のような欠点に対して充分秀れていることが理解された
が、連続加熱する場合の電気的構成の点で開発がいまだ
しであったため実用化されていない。
本発明はこれらの点を考慮して従来の直接通電式加熱方
法に改良を加えてこれを実用可能とした直接通電式連続
加熱装置である。
法に改良を加えてこれを実用可能とした直接通電式連続
加熱装置である。
即ち本発明は、ワイヤー、帯鋼等の長尺素材を巻きとっ
ておく送りだしドラム、巻きとっておいた素材を前記送
りだしドラムより送りだすための送りだしドラム駆動用
電動機、該送り出しドラム駆動用電動機は送りだしドラ
ムの回転数が素材の走行する速度に同期するよう、かつ
バックテンションを一定ならしめるよう電動機の逆起電
力、電機子電流を一定に制御することによって巻き取り
径が送りだされて小さくなり素材の送り出し速度は素材
走行速度に同期し、かつバックテンションを一定となる
ようにした送りだしドラム駆動用電動機の速度制御装置
、送りだされた素材の赤熱及び所定時間赤熱保持のため
に直接電流を流すように走行方向にそって間隔をおいて
素材をはさむようにして設けられた少くとも3組の電極
ローラと受はローラー、上記各電極ローラー間の素材の
加熱用電源、所定期間赤熱保持のためパイプを用いてか
かる赤熱素材を被覆し、パイプ中に窒素ガスのような不
活性ガスを送りこむ赤熱保持装置、赤熱された時の温度
を目的とする値に一定に加熱電源を維持するように制御
するもので、上記加熱用電源電圧の変動、周囲温度の変
化あるいは素材の抵抗変化、径変化等の外乱に対し上記
電極ローラー間の抵抗変化としてすべて一様にあられれ
るのを利用して該抵抗を一定にして安定な温度制御を可
能にする上記加熱用電源の制御装置、前記赤熱した素材
を徐冷パイプ通過中このパイプの外側に巻かれた水冷ジ
ャケットへの水温を一定にして焼戻し条件を目的値にセ
ットし一定にする徐冷装置と赤熱保温を行った後の被加
熱体である素材を直接挿入して冷却する水槽、該水槽を
でた素材を巻回する巻取りドラムと巻取りドラム用電動
機、素材を一定の引張り張力と一定の速度で巻き取るた
めの巻取りドラム用電動機の制御装置、を備えることを
特徴とするものである。
ておく送りだしドラム、巻きとっておいた素材を前記送
りだしドラムより送りだすための送りだしドラム駆動用
電動機、該送り出しドラム駆動用電動機は送りだしドラ
ムの回転数が素材の走行する速度に同期するよう、かつ
バックテンションを一定ならしめるよう電動機の逆起電
力、電機子電流を一定に制御することによって巻き取り
径が送りだされて小さくなり素材の送り出し速度は素材
走行速度に同期し、かつバックテンションを一定となる
ようにした送りだしドラム駆動用電動機の速度制御装置
、送りだされた素材の赤熱及び所定時間赤熱保持のため
に直接電流を流すように走行方向にそって間隔をおいて
素材をはさむようにして設けられた少くとも3組の電極
ローラと受はローラー、上記各電極ローラー間の素材の
加熱用電源、所定期間赤熱保持のためパイプを用いてか
かる赤熱素材を被覆し、パイプ中に窒素ガスのような不
活性ガスを送りこむ赤熱保持装置、赤熱された時の温度
を目的とする値に一定に加熱電源を維持するように制御
するもので、上記加熱用電源電圧の変動、周囲温度の変
化あるいは素材の抵抗変化、径変化等の外乱に対し上記
電極ローラー間の抵抗変化としてすべて一様にあられれ
るのを利用して該抵抗を一定にして安定な温度制御を可
能にする上記加熱用電源の制御装置、前記赤熱した素材
を徐冷パイプ通過中このパイプの外側に巻かれた水冷ジ
ャケットへの水温を一定にして焼戻し条件を目的値にセ
ットし一定にする徐冷装置と赤熱保温を行った後の被加
熱体である素材を直接挿入して冷却する水槽、該水槽を
でた素材を巻回する巻取りドラムと巻取りドラム用電動
機、素材を一定の引張り張力と一定の速度で巻き取るた
めの巻取りドラム用電動機の制御装置、を備えることを
特徴とするものである。
第1図は本発明の1実施例装置を実施例図面について説
明する。
明する。
第1図は本発明の1実施例装置を運転する場合の構成系
統図である。
統図である。
まずワイヤー、帯鋼等の素材1を電動機2へ減速機3を
介して連結されたドラム4に巻きとり、この素材1を電
極ローラー9a、10a、11aと之等に夫々対応する
受はローラー9b、10b。
介して連結されたドラム4に巻きとり、この素材1を電
極ローラー9a、10a、11aと之等に夫々対応する
受はローラー9b、10b。
11bの間ではさみ込み電極ローラー9aと10a間に
は一対の回転言1発電機用ローラー12a。
は一対の回転言1発電機用ローラー12a。
12b、検出用ローラー13a、13bを間隔をおいて
設け、又電極ローラーIQa、11a間には窒素ガスN
2封入パイプ14を設け、又ローラ11a、11bによ
るはさみこみ後N2ガス封入パイプ18を通してから水
槽21に入れ最後に電動機5に減速機6を介して連結さ
れたドラム7へと素材1を巻き取るようにセットする。
設け、又電極ローラーIQa、11a間には窒素ガスN
2封入パイプ14を設け、又ローラ11a、11bによ
るはさみこみ後N2ガス封入パイプ18を通してから水
槽21に入れ最後に電動機5に減速機6を介して連結さ
れたドラム7へと素材1を巻き取るようにセットする。
ここで電動機2は送り出し電動機として回転せしめ素材
1のテンションをT1に示されるような方向即ち素材1
をその進行方向と反対に供給しながらドラム4を回転数
n1で駆動し素材1を送りだす。
1のテンションをT1に示されるような方向即ち素材1
をその進行方向と反対に供給しながらドラム4を回転数
n1で駆動し素材1を送りだす。
また電動機5は巻き取り電動機として回転し、素材1の
テンションをT2で示される素材1の進行方向へ供給し
ながらドラム7を回転数n2で駆動し素材1を巻き取る
ものである。
テンションをT2で示される素材1の進行方向へ供給し
ながらドラム7を回転数n2で駆動し素材1を巻き取る
ものである。
上記のように素材1はドラム4からドラム7へ一定走行
速度V 1 (rn/m I n )で巻き取られるこ
とになり、この間に走行速度v1を一定にするためにロ
ーラー12bを介して回転訂発電機12で素材1の走行
速度V1を検出し、電動機5の回転数を調整する。
速度V 1 (rn/m I n )で巻き取られるこ
とになり、この間に走行速度v1を一定にするためにロ
ーラー12bを介して回転訂発電機12で素材1の走行
速度V1を検出し、電動機5の回転数を調整する。
又電極ローラー9aと10a、10aと11a間には電
源15.16を接続して電圧を印加して素材1の加熱を
行い特に電極ローラー10a。
源15.16を接続して電圧を印加して素材1の加熱を
行い特に電極ローラー10a。
11a間では素材1が赤熱されるようにし、このままで
は空気中で酸化するため、この間をパイプ14を用いて
被覆してパイプ14の中を通し、このパイプ14中へ不
活性ガス例えば窒素ガスN214aを送り込み電極ロー
ラー10a、11a間の素材1の接触赤熱部をガスの圧
力を高めて吹きつけ、不活性ガスで包み素材1の赤熱部
を酸化から防止するようにしている。
は空気中で酸化するため、この間をパイプ14を用いて
被覆してパイプ14の中を通し、このパイプ14中へ不
活性ガス例えば窒素ガスN214aを送り込み電極ロー
ラー10a、11a間の素材1の接触赤熱部をガスの圧
力を高めて吹きつけ、不活性ガスで包み素材1の赤熱部
を酸化から防止するようにしている。
尚検出ローラー13aと電極用ローラー10aより端子
17a、i7bを引き出し電圧をとりだしている。
17a、i7bを引き出し電圧をとりだしている。
更に電極ローラー11aと受はローラー11bから出て
くる素材1をパイプ18を通し、このパイプ18中にも
同様に不活性ガス例えば窒素ガスN218aを送りこみ
赤熱部を酸化から保護する。
くる素材1をパイプ18を通し、このパイプ18中にも
同様に不活性ガス例えば窒素ガスN218aを送りこみ
赤熱部を酸化から保護する。
これと同時にパイプ18の外側には水冷ジャケラN 8
bを巻いて水を流し込み、パイプ18中を通過する間に
徐冷させ、素材1がパイプ18を出る時の温度を赤熱し
ない程度の温度(例えば450°C)まで冷却する。
bを巻いて水を流し込み、パイプ18中を通過する間に
徐冷させ、素材1がパイプ18を出る時の温度を赤熱し
ない程度の温度(例えば450°C)まで冷却する。
即ちこのパイプ18中では急冷でなく徐冷をさせて素材
1の焼戻しを円滑ならしめるものであり、逆に焼入れを
する場合はこのパイプ18を通さず電極ローラー11a
受はローラー11bから出た赤熱された素材1を水槽1
9を含む水冷工程で急激に直冷すればよい。
1の焼戻しを円滑ならしめるものであり、逆に焼入れを
する場合はこのパイプ18を通さず電極ローラー11a
受はローラー11bから出た赤熱された素材1を水槽1
9を含む水冷工程で急激に直冷すればよい。
このようにして素材1が走行するとき電極ローラー9a
、10a間及び10a、11 a間へ電源15.16を
用いて交流電圧e1及びe2を供給し、電流■1及び■
2を夫々電極ローラー9a、10a間及び10a、11
a間の走行している素材1へ流すことによりこの素材1
を加熱するものである。
、10a間及び10a、11 a間へ電源15.16を
用いて交流電圧e1及びe2を供給し、電流■1及び■
2を夫々電極ローラー9a、10a間及び10a、11
a間の走行している素材1へ流すことによりこの素材1
を加熱するものである。
電極ローラー9a、10a間の素材は電流■1により電
極ローラー10a近傍にきて赤熱されるが、この赤熱さ
れた時の温度を目的とする値(例えば720℃)に電源
電圧の変動、周囲温度の変化あるいは素材1の抵抗変化
、径変化等の外乱に対して一定に維持するように加熱電
源15を制御するのである。
極ローラー10a近傍にきて赤熱されるが、この赤熱さ
れた時の温度を目的とする値(例えば720℃)に電源
電圧の変動、周囲温度の変化あるいは素材1の抵抗変化
、径変化等の外乱に対して一定に維持するように加熱電
源15を制御するのである。
また電極ローラー10a、11a間の素材は電流■2に
゛より電極ローラー10aの近傍で赤熱昇温された温度
を維持するように保温工程では加熱電源16を制御する
のである。
゛より電極ローラー10aの近傍で赤熱昇温された温度
を維持するように保温工程では加熱電源16を制御する
のである。
なお電極ローラー9a、10a間の距離をL1電極ロー
ラー10a。
ラー10a。
11a間の距離をL2とすると、この保温時間は(60
/vt (m/mi n ))×Lt (m)=tt
(sec)となり、このt 1 (sec)の時間を焼
戻しあるいは焼入れに必要な保温時間になるように時間
り、をセットする。
/vt (m/mi n ))×Lt (m)=tt
(sec)となり、このt 1 (sec)の時間を焼
戻しあるいは焼入れに必要な保温時間になるように時間
り、をセットする。
尚後述するL3は検出ローラー13aと電極ローラ−1
0a間の距離である。
0a間の距離である。
次にパイプ18から出た適当に冷却された素材はまだ高
温であるので水の入った水槽19内に直接挿入して10
℃以下に冷却してから巻取りドラム7へ巻き取られるも
のである。
温であるので水の入った水槽19内に直接挿入して10
℃以下に冷却してから巻取りドラム7へ巻き取られるも
のである。
また13a、13bは赤熱部の素材抵抗値を検出するた
めの一対のローラーであり、この検出ローラー13a、
13bは電極ローラー10aの近傍で赤熱される領域内
にセットされ電極ローラー10aとの間の長さをL3と
すると、このL3の間の電圧e2を検出端子17a 、
17bより抽出するものである。
めの一対のローラーであり、この検出ローラー13a、
13bは電極ローラー10aの近傍で赤熱される領域内
にセットされ電極ローラー10aとの間の長さをL3と
すると、このL3の間の電圧e2を検出端子17a 、
17bより抽出するものである。
その他第1図では水冷ジャケット18bにこれを流しこ
むためのパイプ20aと水槽19にこれを流しこむため
のパイプ20bとを設け、パイプ18の徐冷のためパイ
プ23の途中には水の温度制御装置21で動作するヒー
ター21aが巻回されている。
むためのパイプ20aと水槽19にこれを流しこむため
のパイプ20bとを設け、パイプ18の徐冷のためパイ
プ23の途中には水の温度制御装置21で動作するヒー
ター21aが巻回されている。
又22aはパイプ18中に入れる窒素ガスの通路、22
bは同調節用バルブである。
bは同調節用バルブである。
更に8は電動機で電極ローラー9aを補助的に駆動させ
電極ローラー9aのスベリによる摩耗を最小限に押える
もので、必要に応じ他の電極ローラー10a、11aを
も補助的に回転せしめることもできる。
電極ローラー9aのスベリによる摩耗を最小限に押える
もので、必要に応じ他の電極ローラー10a、11aを
も補助的に回転せしめることもできる。
尚電極ローラー9a。10a、11aの材料としては高
温に充分耐え摩耗度の少ないものが良くカーボン、モリ
ブデン、タングステン合金等を用いる。
温に充分耐え摩耗度の少ないものが良くカーボン、モリ
ブデン、タングステン合金等を用いる。
以上のような工程で、素材1は焼き戻し又は焼き入れが
行なわれる。
行なわれる。
次に第2図は第1図における加熱電源15.16の回路
構成図で交流器23より電流■1を検知し、これをj、
(=O〜5A)とし、実効値交流−直流変換器24を通
してElD(−〇−10■)とする。
構成図で交流器23より電流■1を検知し、これをj、
(=O〜5A)とし、実効値交流−直流変換器24を通
してElD(−〇−10■)とする。
また電圧変成器25よりe2を検知し、これをE、(−
〇〜10v)とし、実効値交流−直流変換器26を通し
てE2D(=0−10V)とする。
〇〜10v)とし、実効値交流−直流変換器26を通し
てE2D(=0−10V)とする。
このように素材1へ供給する回転発電機12による検出
電圧である実効電圧e2及び供給実効電流■1に正比例
した直流変換器E2DjEIDを演算増巾器27により 10×(E2D/E1D)−ER(0〜10■)なる演
算をさせる。
電圧である実効電圧e2及び供給実効電流■1に正比例
した直流変換器E2DjEIDを演算増巾器27により 10×(E2D/E1D)−ER(0〜10■)なる演
算をさせる。
即ちこれは(実効電圧/実効電流)=(抵抗値)
となる。
このER,を基準定電圧回路28の出力電圧EB(−1
0V)を設定抵抗29により設定される電圧Es(0〜
10■可凌)と比較し、ES ER=αD 誤差量αDを直流増巾器30にて増巾し、更にパルス移
相器31にて直流増巾器30の出力電圧EAにパルス発
生位相角度が180°内で比例したパルスを発生せしめ
る。
0V)を設定抵抗29により設定される電圧Es(0〜
10■可凌)と比較し、ES ER=αD 誤差量αDを直流増巾器30にて増巾し、更にパルス移
相器31にて直流増巾器30の出力電圧EAにパルス発
生位相角度が180°内で比例したパルスを発生せしめ
る。
EA二〇〜10 、xE −2v(φ=180°)2”
(φ=0’)このパルスEpを逆並列サイリスク、トラ
イアシ等の移相制御回路32の素子のゲートへ供給する
ことにより位相制御回路32は移相制御されて変圧器3
3の1次側巻線33に電圧E。
(φ=0’)このパルスEpを逆並列サイリスク、トラ
イアシ等の移相制御回路32の素子のゲートへ供給する
ことにより位相制御回路32は移相制御されて変圧器3
3の1次側巻線33に電圧E。
(二〇〜■■)を供給する。
この電圧E。は変圧器33の2次巻線33bにより電圧
e2に変換されて電極ローラ9a、10aに印加され素
材1へ電力を供給することになる。
e2に変換されて電極ローラ9a、10aに印加され素
材1へ電力を供給することになる。
電極ローラー10aの近傍の赤熱している素材の温度を
一定ζ(する目的からは ■ 赤熱部の温度を検知して制御する温度制御。
一定ζ(する目的からは ■ 赤熱部の温度を検知して制御する温度制御。
■ 素材に供給する電力の制御による温度制御。
■ 素材の電極ローラー9,11間の抵抗制御による温
度制御。
度制御。
■■ 素材通過電流■1の制御による温度制御。
等が考えられるが、しかして
■ は温度検知が素材の振動、走行等により精度の信頼
度が薄く、また素材の温度時定数が遅い等の欠点がある
のでやりすらい。
度が薄く、また素材の温度時定数が遅い等の欠点がある
のでやりすらい。
■ は供給電力が一定であれば温度の安定化は望めるが
、外気温度の変化、走行速度の変化(Orn/rnln
よりスタートして運転速度V 11’ll/’m 1
nに至る間の)等の修正をしなければならない。
、外気温度の変化、走行速度の変化(Orn/rnln
よりスタートして運転速度V 11’ll/’m 1
nに至る間の)等の修正をしなければならない。
皿 は供給電流が一定であれば温度制御は望めるがやは
り■と同様外気温度の変化、走行速度の変化さらには電
極ローラー9,11間の素材の長さり、の変化(たわみ
等による)等の修正が必要となる。
り■と同様外気温度の変化、走行速度の変化さらには電
極ローラー9,11間の素材の長さり、の変化(たわみ
等による)等の修正が必要となる。
ので、制御方式が複雑になる。
従って本発明では■を採用するので、これにより電極ロ
ーラー9a。
ーラー9a。
10a間の素材1において外気温度の変化があっても走
行速度が0〜V、に変化してもまた素材のたわみによる
Llの変化があっても全て電極ローラー9a、10a間
の抵抗変化として一様に表われるので電極ローラー9a
、10a間の抵抗を一定にすれば安定な温度制御ができ
るものである。
行速度が0〜V、に変化してもまた素材のたわみによる
Llの変化があっても全て電極ローラー9a、10a間
の抵抗変化として一様に表われるので電極ローラー9a
、10a間の抵抗を一定にすれば安定な温度制御ができ
るものである。
電極ローラー9a、10a間で素材1を加熱し、更に電
極ローラー10a、11a間で赤熱状態を維持させるた
めに変圧器33へ3次巻線33cをもうけ変圧器33の
1次電圧が0〜Eoの変化に対して3次巻線33cへは
0〜e2なる電圧を誘起せしめ電極ローラー10a、I
laへ印加し、素材へ電流■2を供給することにより赤
熱状態を維持せしめる。
極ローラー10a、11a間で赤熱状態を維持させるた
めに変圧器33へ3次巻線33cをもうけ変圧器33の
1次電圧が0〜Eoの変化に対して3次巻線33cへは
0〜e2なる電圧を誘起せしめ電極ローラー10a、I
laへ印加し、素材へ電流■2を供給することにより赤
熱状態を維持せしめる。
この電流I2は■2〈■1で、必ずしも電極ローラー1
0a近傍の温度と同じである必要はなく赤熱された素材
が電極ローラー10aを通過後ゆっくり温度が下がる様
電極ローラー10a、lla間の距離L2の間で保温作
用を行なわしめるものである。
0a近傍の温度と同じである必要はなく赤熱された素材
が電極ローラー10aを通過後ゆっくり温度が下がる様
電極ローラー10a、lla間の距離L2の間で保温作
用を行なわしめるものである。
その他第2図に於いて34は電磁接触器であり、これを
投入することにより電源端子35a、35b間の電源印
加電圧v1を電極ローラー9aと10a。
投入することにより電源端子35a、35b間の電源印
加電圧v1を電極ローラー9aと10a。
10aと11aに適宜電圧として与えて素材の直線通電
加熱を行うことができ、又設定抵抗29でセットされた
温度に素材1は停止、走行及びその速度に関係なく維持
される。
加熱を行うことができ、又設定抵抗29でセットされた
温度に素材1は停止、走行及びその速度に関係なく維持
される。
また走行状態より急速に停止した場合も抵抗変化が急激
に発生し、同一抵抗になるまで電圧e1は低下する。
に発生し、同一抵抗になるまで電圧e1は低下する。
尚第2図で実効値交流−直流変換器26及び24には種
々の回路構成がとられるが、本発明の実施例では逆並列
サイリスタ32a 、32bよりなる位相制御回路32
で電力を負荷である素材へ供給しているので、その電圧
及び電流の波形は第3図のように各サイクルで欠けてい
るため上記実効値交流−直流変換器26及び24の入力
も同様の波形であるからこれを実効値に変換した上で比
例的に直流にしたものであり、 EI D=Ki の関係が成立する。
々の回路構成がとられるが、本発明の実施例では逆並列
サイリスタ32a 、32bよりなる位相制御回路32
で電力を負荷である素材へ供給しているので、その電圧
及び電流の波形は第3図のように各サイクルで欠けてい
るため上記実効値交流−直流変換器26及び24の入力
も同様の波形であるからこれを実効値に変換した上で比
例的に直流にしたものであり、 EI D=Ki の関係が成立する。
ここでKは変換定数でありαは逆並列サイリスクの点弧
開始角である。
開始角である。
演算増巾器27はアナログ割算回路であり、基準定電圧
回路28は直流定電圧回路である。
回路28は直流定電圧回路である。
パルス移送器31は直流入力に対してθ〜18はπ)に
移送するパルス電圧を発生するもので、磁気増巾器、ユ
ニジャンクショントランジスタ回路、シーロン回路等の
周知の回路が用いられる。
移送するパルス電圧を発生するもので、磁気増巾器、ユ
ニジャンクショントランジスタ回路、シーロン回路等の
周知の回路が用いられる。
次に第4図は巻取りドラム7用電動機5の速度制御回路
系統図で、巻取りドラム7に巻き取られる素材1は一定
の引張りテンションと一定の速度でなければならない。
系統図で、巻取りドラム7に巻き取られる素材1は一定
の引張りテンションと一定の速度でなければならない。
これはもし張力が変化すれば素材1が赤熱部で細くなっ
たり太くなったりするためで、また速度が変化すれば赤
熱個所の抵抗変化が不必要に発生したりするからである
。
たり太くなったりするためで、また速度が変化すれば赤
熱個所の抵抗変化が不必要に発生したりするからである
。
従って電動機5には本発明実施例では直流電動機を用い
ており、第4図に示すような構成で張力及び速度制御を
行なっている。
ており、第4図に示すような構成で張力及び速度制御を
行なっている。
まず張力制御系はシャント抵抗36を直流電動機5の電
機子回路へ挿入し、この電機子電流を検出(ea)、基
準定電圧装置39の出力電圧e。
機子回路へ挿入し、この電機子電流を検出(ea)、基
準定電圧装置39の出力電圧e。
1を設定(張力)抵抗器42でe5績し、e81とea
の差即ち e81−ea−eD□ を基準設定値(e81)との誤差量とし、この誤差量e
D1を直流増巾器38で増巾し、 AloeDl””EDI 但しA1;直流増巾器38の増中度 とし、EDtをパルス移送器37へ印加することによっ
てこのEDIにパルス発生位相角度が180゜内で比例
したパルスを発生せしめる。
の差即ち e81−ea−eD□ を基準設定値(e81)との誤差量とし、この誤差量e
D1を直流増巾器38で増巾し、 AloeDl””EDI 但しA1;直流増巾器38の増中度 とし、EDtをパルス移送器37へ印加することによっ
てこのEDIにパルス発生位相角度が180゜内で比例
したパルスを発生せしめる。
EDl−0〜10v■EP1−2■(φ=180つ〜2
v(φ−〇°) このパルスEPIを単相全波ブリッジ三相全波ブリッジ
等交流−直流変換回路に構成されたサイリスク整流ブロ
ック40のサイリスクゲートへ印加することにより移相
制御された電圧EMが電動機5の電機子回路へ印加され
、かつシャント抵抗36より上記のように基準設定値へ
負帰還されるので電機子電流IMは一定となる。
v(φ−〇°) このパルスEPIを単相全波ブリッジ三相全波ブリッジ
等交流−直流変換回路に構成されたサイリスク整流ブロ
ック40のサイリスクゲートへ印加することにより移相
制御された電圧EMが電動機5の電機子回路へ印加され
、かつシャント抵抗36より上記のように基準設定値へ
負帰還されるので電機子電流IMは一定となる。
即ち電動機5の出力軸におけるトルクが一定となる。
従ってドラム7の引張りテンションが一定となる。
但し、この制御に於いてドラム7には素材1が巻き取ら
れることによりドラムの巻き取られた径が太くなってゆ
くので電動機5の速度をその径に逆比例して落とし、ド
ラム7の巻き取られた最大径に於ける周速度即ち素材1
の速度v1が一定となるよう制御しなければ電機子電流
IMを一定にしても引張りテンションは一定にならない
。
れることによりドラムの巻き取られた径が太くなってゆ
くので電動機5の速度をその径に逆比例して落とし、ド
ラム7の巻き取られた最大径に於ける周速度即ち素材1
の速度v1が一定となるよう制御しなければ電機子電流
IMを一定にしても引張りテンションは一定にならない
。
そこで図の例では速度制御として素材1の走行速度■1
を第1図における回転計発電機12によって検出し、検
出された電圧eGと定電圧装置43よりの電圧eD2を
設定(速度)抵抗44によりセットした電圧e5□との
比較量、即ちe、2−eG:eD2 を直流増巾器45で増巾し、 A2・eD2=ED2 A2 二直流増巾器14増中度
とし、ED2をパルス移送器46へ印加することによっ
てこのED2にパルス発生位相角度が180°内で比例
したパルスを発生せしめる。
を第1図における回転計発電機12によって検出し、検
出された電圧eGと定電圧装置43よりの電圧eD2を
設定(速度)抵抗44によりセットした電圧e5□との
比較量、即ちe、2−eG:eD2 を直流増巾器45で増巾し、 A2・eD2=ED2 A2 二直流増巾器14増中度
とし、ED2をパルス移送器46へ印加することによっ
てこのED2にパルス発生位相角度が180°内で比例
したパルスを発生せしめる。
ED2=0〜10 vccE P2=2 v(φ=18
0°)〜2V(#−(f)このパルスEP2を単相全波
ブリッジ、三相全波ブリッジ等交流−直流変換回路に構
成されたサイリスク整流ブ田ンク47のサイリスクゲー
トへ印加することにより移相制御された電圧EFが電動
機5の界磁巻線5aへ印加され、界磁電流IPが供給さ
れて電動機5の速度が変化し、ここで回転計発電機電圧
eQが基準設定値eS□に対して誤差が発生すれば負帰
還がかがり■Fが調整されて電動機5の速度が修正され
、従って素材1の走行速度v1が一定に制御される。
0°)〜2V(#−(f)このパルスEP2を単相全波
ブリッジ、三相全波ブリッジ等交流−直流変換回路に構
成されたサイリスク整流ブ田ンク47のサイリスクゲー
トへ印加することにより移相制御された電圧EFが電動
機5の界磁巻線5aへ印加され、界磁電流IPが供給さ
れて電動機5の速度が変化し、ここで回転計発電機電圧
eQが基準設定値eS□に対して誤差が発生すれば負帰
還がかがり■Fが調整されて電動機5の速度が修正され
、従って素材1の走行速度v1が一定に制御される。
以上のように巻き取りドラム7の回転数n2は巻き取り
量が少ない時即ち巻き取り径が少ない時は回転数02は
大きく、巻き取り量が多い時、即ち巻き取り径が多い時
は回転数n2は小さくなって素材走行速度■1を常に一
定ならしめるものである。
量が少ない時即ち巻き取り径が少ない時は回転数02は
大きく、巻き取り量が多い時、即ち巻き取り径が多い時
は回転数n2は小さくなって素材走行速度■1を常に一
定ならしめるものである。
なお素材走行速度がスタート時の0(m/m1n)から
vl(r11/rT1in)に到達するまでは電極ロー
ラー9a、10a間での加熱時に於ける素材の温度時定
数(遅れ要素)があるのでゆっくり上昇させながらO(
m/m i n )からvl(m/m i 、1)に到
るまでも均一に加熱させて素材の無駄を省く必要がある
ので、電動機5をソフトスタートさせなければならない
。
vl(r11/rT1in)に到達するまでは電極ロー
ラー9a、10a間での加熱時に於ける素材の温度時定
数(遅れ要素)があるのでゆっくり上昇させながらO(
m/m i n )からvl(m/m i 、1)に到
るまでも均一に加熱させて素材の無駄を省く必要がある
ので、電動機5をソフトスタートさせなければならない
。
従って定電圧装置43の出力電圧はスタート時Ovで徐
々に上昇しeD2に到達するまで時間を約5〜10秒に
セットしたソフトスタート式の定電圧回路とする。
々に上昇しeD2に到達するまで時間を約5〜10秒に
セットしたソフトスタート式の定電圧回路とする。
尚第4図に於ける実施例は直流電動機であるが、これは
制御方式を変えて定張力制御を行えば交流電動機でも充
分その目的を達し得るものである。
制御方式を変えて定張力制御を行えば交流電動機でも充
分その目的を達し得るものである。
又41は電源用絶縁変圧器で制御回路を電源より絶縁す
るものである。
るものである。
又第5図は送り出しドラム4の駆動用電動機2に対する
速度制御回路系統図である。
速度制御回路系統図である。
送り出しドラム4から素材1が電極ローラー9a、10
a。
a。
11aパイプ14等を通って巻き取りドラム7へ巻き取
られる場合各ローラー、その他に圧接力がなければドラ
ム7への引張りテンションと同じバツクテンションがド
ラム4にかからなければならないが本発明ではこのよう
な引張りテンション下2−バックテンションT1以外に
素材1が電極ローラー9aへ入る時素材1の「たわみ」
や「しわ」を整形してスムースに電極ローラー9aへ素
材1が挿入するようにしているためT1〉T2となり、
このバックテンションT1を電動機2により供給するも
のである。
られる場合各ローラー、その他に圧接力がなければドラ
ム7への引張りテンションと同じバツクテンションがド
ラム4にかからなければならないが本発明ではこのよう
な引張りテンション下2−バックテンションT1以外に
素材1が電極ローラー9aへ入る時素材1の「たわみ」
や「しわ」を整形してスムースに電極ローラー9aへ素
材1が挿入するようにしているためT1〉T2となり、
このバックテンションT1を電動機2により供給するも
のである。
第5図は電動機2として直流電動機を用いた場合の実施
例で、かかる回路構成で張力及び速度制御を行なうもの
である。
例で、かかる回路構成で張力及び速度制御を行なうもの
である。
まず張力(バックテンション)制御系はシャント抵抗4
8を直流電動機2の電機子回路へ挿入し、この電機子電
流を検出(eao)、基準定電圧装置49の出力電圧e
。
8を直流電動機2の電機子回路へ挿入し、この電機子電
流を検出(eao)、基準定電圧装置49の出力電圧e
。
3を設定(バック張力)抵抗器50で電圧e83とし、
上記電圧e、3とeaoQ差、即ち e s3 e aO=e l)3 を基準設定値(e83)との誤差量とし、この誤差量e
D3を、直流増巾器51で増巾し、 A3°eD3=ED3 (A3 :直流増巾器8増巾度
)とし、ED3をパルス移送器52へ印加することによ
ってこのED3にパルス発生位相角度が180゜(π)
内で比例したパルス電圧を発生せしめる。
上記電圧e、3とeaoQ差、即ち e s3 e aO=e l)3 を基準設定値(e83)との誤差量とし、この誤差量e
D3を、直流増巾器51で増巾し、 A3°eD3=ED3 (A3 :直流増巾器8増巾度
)とし、ED3をパルス移送器52へ印加することによ
ってこのED3にパルス発生位相角度が180゜(π)
内で比例したパルス電圧を発生せしめる。
ED3=0〜10VCX:EP3二2v(φ=180°
)2V(φ−0°)このパルスEP3を単相全波ブリッ
ジ等交流−直流変換回路に構成されたサイリスク整流ブ
ロック53のサイリスクゲートへ印加することにより移
相制御された電圧eMが電動機2の電機子回路へ印加さ
れ、かつシャント抵抗48より上記のように基準設定値
へ負帰還されるので電機子電流iMは一定となる。
)2V(φ−0°)このパルスEP3を単相全波ブリッ
ジ等交流−直流変換回路に構成されたサイリスク整流ブ
ロック53のサイリスクゲートへ印加することにより移
相制御された電圧eMが電動機2の電機子回路へ印加さ
れ、かつシャント抵抗48より上記のように基準設定値
へ負帰還されるので電機子電流iMは一定となる。
即ち電動機2の出力軸におけるトルクが一定となる。
従ってドラム4から送り出される素材1はバックテンシ
ョン一定のもとで出てゆくことになる。
ョン一定のもとで出てゆくことになる。
但しこの制御に於いてドラム4にあらかじめ巻き取られ
ている素材1は最初は巻取り径は太く、送りだされるに
従って細くなって行くので、電動機2の速度は最初は遅
く、巻取り径に逆比例して早めて送り出される素材1の
速度■1が一定となるように制御しなければ電機子電流
iMを一定にしてもバックテンションは一定にならない
。
ている素材1は最初は巻取り径は太く、送りだされるに
従って細くなって行くので、電動機2の速度は最初は遅
く、巻取り径に逆比例して早めて送り出される素材1の
速度■1が一定となるように制御しなければ電機子電流
iMを一定にしてもバックテンションは一定にならない
。
そこで第5図で速度制御として電動機2の電機子電圧e
Mと設定(速度)抵抗54によりセットされた電圧e8
4との比較量、即ち es4−〇M−eD4 を直流増巾器55モ増巾し A4°eD4−ED4A:直流増巾器12増巾度とし、
ED4をパルス移相器56へ印加することによって、こ
のED4にパルス発生位相角度が180°(π)内で比
例したパルスを発生せしめる。
Mと設定(速度)抵抗54によりセットされた電圧e8
4との比較量、即ち es4−〇M−eD4 を直流増巾器55モ増巾し A4°eD4−ED4A:直流増巾器12増巾度とし、
ED4をパルス移相器56へ印加することによって、こ
のED4にパルス発生位相角度が180°(π)内で比
例したパルスを発生せしめる。
ED4=0〜10■■EP4−2v(φ=180°)〜
2V(佐00)このパルスEP4を単相全波ブリッジ等
交流−直流変換回路に構成されたサイリスク整流ブロッ
ク57のサイリスクゲートへ印加することにより移相制
御された電圧efが電動機2の界磁巻線2aへ印加され
、界磁電流ifが供給され、この1fが基準設定値に対
して電機子電圧eMを一定になるように制御されるので
電動機2の回転数はトルク一定の条件のもとてドラム4
の巻き取り径に逆比例して速度が変化し、素材1の送り
だし速度は巻き取り電動機で巻き取られる走行速度v1
に同期することになる。
2V(佐00)このパルスEP4を単相全波ブリッジ等
交流−直流変換回路に構成されたサイリスク整流ブロッ
ク57のサイリスクゲートへ印加することにより移相制
御された電圧efが電動機2の界磁巻線2aへ印加され
、界磁電流ifが供給され、この1fが基準設定値に対
して電機子電圧eMを一定になるように制御されるので
電動機2の回転数はトルク一定の条件のもとてドラム4
の巻き取り径に逆比例して速度が変化し、素材1の送り
だし速度は巻き取り電動機で巻き取られる走行速度v1
に同期することになる。
以上のように送りだしドラム4の回転数01は素材1の
走行する速度v1に同期するよう、かつバックテンショ
ンを一定ならしめるよう電動機2の逆起電力(eM)、
電機子電流(iM)を一定に制御することによって巻き
取り径が送りだされて小さくなり素材1の送りだし速度
は素材走行速iV1に同期し、かつバックテンションT
1は一定となる。
走行する速度v1に同期するよう、かつバックテンショ
ンを一定ならしめるよう電動機2の逆起電力(eM)、
電機子電流(iM)を一定に制御することによって巻き
取り径が送りだされて小さくなり素材1の送りだし速度
は素材走行速iV1に同期し、かつバックテンションT
1は一定となる。
又第6図はパイプ18の外側に巻かれた水冷ジャケット
18bへの水の温度制御装置21の回路構成図である。
18bへの水の温度制御装置21の回路構成図である。
パイプ18の外側へ水冷ジャケラ18bを巻き電極ロー
ラー9aと10a間で赤熱した素材1を電極ローラー1
0aと11aの間で徐冷する。
ラー9aと10a間で赤熱した素材1を電極ローラー1
0aと11aの間で徐冷する。
これは焼戻しの場合であり、この水を第6図に示すよう
に水温調節することによって焼戻しの調節が可能である
。
に水温調節することによって焼戻しの調節が可能である
。
例えばパイプ18の全長をL4とし、水温をTol c
とした場合とパイプ18の全長をL4、水温を’rHc
(< To、c)とした場合を比−較すると、赤熱した
素材1の再結晶が変わりこの徐冷するパイプ18を通過
後の素材1の抗張力はTlcの場合の方がT0□Cの場
合より大きくなる。
とした場合とパイプ18の全長をL4、水温を’rHc
(< To、c)とした場合を比−較すると、赤熱した
素材1の再結晶が変わりこの徐冷するパイプ18を通過
後の素材1の抗張力はTlcの場合の方がT0□Cの場
合より大きくなる。
即ち焼戻し具合が少ないことになる。
本発明では第6図のようにこの再結晶の具合をこの徐冷
バイブ18通過中に水温を一定にして素材の焼戻し条件
を目的の値ヘセットすると同時に一定とする。
バイブ18通過中に水温を一定にして素材の焼戻し条件
を目的の値ヘセットすると同時に一定とする。
第6図はこの場合の実施例であって、サーミスタ66を
水冷ジャケラN8bへの入り口にセットし、設定抵抗5
8、抵抗59及び60でブリッジを組み、直流電源61
よりの電圧を印加し、サーミスター21aの抵抗値が設
定抵抗58に対して水温変化により変化するので、ブリ
ッジ出力電圧は設定抵抗58に対して増減するので士e
□となる。
水冷ジャケラN8bへの入り口にセットし、設定抵抗5
8、抵抗59及び60でブリッジを組み、直流電源61
よりの電圧を印加し、サーミスター21aの抵抗値が設
定抵抗58に対して水温変化により変化するので、ブリ
ッジ出力電圧は設定抵抗58に対して増減するので士e
□となる。
この士e□は直流増dJ器62で増巾され、水温が設定
抵抗58より下降した場合は−e□が増巾されて継電器
63が動作し、継電器63の接点で電源トランス64の
電圧Eが加熱コイル21aに印加され、水温を上昇せし
め、設定値を越えたら+e□となって継電器65はオフ
となり、以下これを繰り返して水温を一定に保ち、焼戻
しの徐冷条件を安定化せしめる。
抵抗58より下降した場合は−e□が増巾されて継電器
63が動作し、継電器63の接点で電源トランス64の
電圧Eが加熱コイル21aに印加され、水温を上昇せし
め、設定値を越えたら+e□となって継電器65はオフ
となり、以下これを繰り返して水温を一定に保ち、焼戻
しの徐冷条件を安定化せしめる。
以上本発明により従来様々の問題をともなった直接通電
式による焼鈍焼入れ加熱を可能としたものである。
式による焼鈍焼入れ加熱を可能としたものである。
第1図は本発明による実施例装置の簡略構成図、第2図
は第1図における電源15.16の回路系統図、第3図
は同第2図の電流11波形線図、第4図、第5図は夫々
電動機5,2の速度制御回路構成図、第6図は水冷ジャ
ケットへの水の温度制御回路結線図である。 図で1は素材、2,5は送り出しドラム4巻取りドラム
7の駆動電動機、9a、10a、11aは電極ローラー
、12a、12bは回転語発電機用ローラー、13a、
13bは検出用ローラー、14はN2ガス封入パイプ、
15.16は通電加工用電源、18はN2ガス封入水冷
ジャケット付パイプ、18bは水冷ジャケット、19は
水槽、21は加熱装置、21aはヒーター。
は第1図における電源15.16の回路系統図、第3図
は同第2図の電流11波形線図、第4図、第5図は夫々
電動機5,2の速度制御回路構成図、第6図は水冷ジャ
ケットへの水の温度制御回路結線図である。 図で1は素材、2,5は送り出しドラム4巻取りドラム
7の駆動電動機、9a、10a、11aは電極ローラー
、12a、12bは回転語発電機用ローラー、13a、
13bは検出用ローラー、14はN2ガス封入パイプ、
15.16は通電加工用電源、18はN2ガス封入水冷
ジャケット付パイプ、18bは水冷ジャケット、19は
水槽、21は加熱装置、21aはヒーター。
Claims (1)
- 1 ワイヤー、帯鋼等の長尺素材を巻きとっておく送り
だしドラム、巻きとっておいた素材を前記送りだしドラ
ムより送りだすための送りだしドラム駆動用電動機、該
送り出しドラム駆動用電動機は送りだしドラムの回転数
が素材の走行する速度に同期するよう、かつバックテン
ションを一定ならしめるよう電動機の逆起電力、電機子
電流を一定に制御することによって巻き取り径が送りだ
されて小さくなり素材の送り出し速度は素材走行速度に
同期し、かつバックテンションを一定となるようにした
送りだしドラム駆動用電動機の速度制御装置、送りださ
れた素材の赤熱及び所定時間赤熱保持のために直接電流
を流すように走行方向にそって間隔をおいて素材をはさ
むようにして設けられた少くとも3組の電極ローラーと
受はローラー、上記各電極ローラー間の素材の加熱用電
源、所定期間赤熱保持のためパイプを用いてかかる赤熱
素材を被覆し、パイプ中に窒素ガスのような不活性ガス
を送りこむ赤熱保持装置、赤熱された時の温度を目的と
する値に一定に加熱電源を維持するように制御するもの
で、上記加熱用電源電圧の変動周囲温度の変化あるいは
素材の抵抗変化、径変化等の外乱に対し上記電極ローラ
ー間の抵抗変化としてすべて一様にあられれるのを利用
して該抵抗を一定にして安定な温度制御を可能にする上
記加熱用電源の制御装置、前記赤熱した素材を徐冷パイ
プ通過中このパイプの外側に巻かれた水冷ジャケットへ
の水温を一定にして焼戻し条件を目的値にセットし一定
にする徐冷装置と赤熱保温を行った後の被加熱体である
素材を直接挿入して冷却する水槽、該水槽をでた素材を
巻回する巻取りドラムと巻取りドラム用電動機、素材を
一定の引張り張力と一定の速度で巻きとるための巻取り
ドラム用電動機の制御装置、を備えることを特徴とする
直接通電式連続加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51073328A JPS5921372B2 (ja) | 1976-06-23 | 1976-06-23 | 直接通電式連続加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51073328A JPS5921372B2 (ja) | 1976-06-23 | 1976-06-23 | 直接通電式連続加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52156708A JPS52156708A (en) | 1977-12-27 |
JPS5921372B2 true JPS5921372B2 (ja) | 1984-05-19 |
Family
ID=13514981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51073328A Expired JPS5921372B2 (ja) | 1976-06-23 | 1976-06-23 | 直接通電式連続加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921372B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57185690A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Kojima Denki Seisakusho Kk | Method of continuously heating with dc direct energization |
JPH0332521Y2 (ja) * | 1986-08-29 | 1991-07-10 | ||
JP5108282B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2012-12-26 | 高周波熱錬株式会社 | 金属線材加熱装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1466121A (en) * | 1973-11-09 | 1977-03-02 | Heinrich Kg Masch Drahtind | Apparatuses for heating or annealing electrically conductive materials in elongated form |
-
1976
- 1976-06-23 JP JP51073328A patent/JPS5921372B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1466121A (en) * | 1973-11-09 | 1977-03-02 | Heinrich Kg Masch Drahtind | Apparatuses for heating or annealing electrically conductive materials in elongated form |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52156708A (en) | 1977-12-27 |
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