JPS59212423A - 鉛筆化粧料 - Google Patents

鉛筆化粧料

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JPS59212423A
JPS59212423A JP8709983A JP8709983A JPS59212423A JP S59212423 A JPS59212423 A JP S59212423A JP 8709983 A JP8709983 A JP 8709983A JP 8709983 A JP8709983 A JP 8709983A JP S59212423 A JPS59212423 A JP S59212423A
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JP
Japan
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pencil
cosmetic
wax
powder
cosmetic pencil
Prior art date
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Pending
Application number
JP8709983A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Tsujita
允久 辻田
Yoshikazu Soyama
美和 曽山
Koji Minami
孝司 南
Takeshi Kawaura
川浦 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された鉛筆化粧料に関する。さらに詳しく
は、使用性が良好で、経時でも発粉を生じることのない
深存安定性に優れたvU筆化粧料に関する。
鉛筆化粧料は、油分または/およびワックス類と、粉末
とを含有する化粧料を芯に成型し、このものを木製等の
軸中や樹脂製等のパイプ中に保持したもので、目もとを
美しく装う為のアイライン、アイシャドーとして、また
、口唇を魅力的に表現する為のリップペンシル等として
用いられる。化粧料であるので当然、肌への夕、チがソ
フトで描き易く、温度依存性の小さいものが望まれる。
ここでいう温度依存性の大小とは、使用時の環境温度の
差による折れ強度のちがい、あるいは使用性のちがいが
著しいことをいう。つまり、温度依存性が大きい芯は高
温サイドで、やわらかくなり折れ易く、また低温側では
硬く、描きにくくなる。
従って、温度依存性は小さいものが好ましい。
従来、鉛筆化粧料において、肌への夕、チがソフトで、
描き易くきれいに仕上る効果を高める為に固型分である
高級アルコール、高級脂肪酸、木ロウ等を減らす等の方
法をとっているが、十分な効果を得るまで固型分を減ら
すと鉛筆化粧料としての折れ強度が損われるという欠点
があった。
また、従来の処方系では芯に発粉現象が起り、外観的品
質の劣化をひき起こす大きな欠点があった。ここでいう
発粉とは、鉛筆成分中の特定の成分、例えば脂肪酸等が
経時により芯表面に析出してくる現象で、外観的には粉
をふいた様子を呈し、外観の美しさが著しく損われるも
のである。
従来の鉛筆化粧料においては・この現象が顕著であった
0 本発明者らは、こうした事情にかんがみ、上記の欠点を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、油分または/および
ワックス類と、粉末とに加え、特定のポリエチレンワッ
クスを特定量配合した鉛筆化粧料は、肌への夕、チがソ
フトで描き易く、湿度依存性が小さく折れ強度も強く・
また、発粉が起らないという効果を有し、しかも鉛筆化
粧料として必要な他の特性をも兼備していることを見い
たし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は油分または/およびワックス類と、
粉末とを含有する鉛筆化粧料において、平均分子i 3
00〜700のポリエチレンワックスを5〜iwt%配
合することを特徴とする鉛筆化粧料を提供するものであ
る。
以下、本発明の構成に就いて詳述する。
本発明の鉛筆化粧料の基剤は油分または/およびワンジ
ス類と、粉末とで構成される。
油分は皮膚安全性の高いものであれば良く・従来化粧品
分野で用いられていた周知のものを使用することができ
る。たとえば、流動パラフィン、スクワラン、イソプロ
ミルミリステート、オリーブ油、ヒマシ油等が挙げられ
る。これらの中から1種または2種以上が任意に選択さ
れる。配合量は一般的に0.5〜50wt%である・ワ
ックス類は、化粧料に一般に用いられるワ。
ジス類であって、たとえば、セレシンワックス、ラノリ
ン、固型パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、
ワセリン、ビースワ、クス、カルナパワ、クス、キャン
デリラワックスなどが挙げられる。これらの中から1種
または2種以上が任意に選択される。配合量は一般的に
05〜20 wt%である。
粉末は、天然または合成のもので従来用いられていた周
知のものを使用することができる0たと有機顔料、無機
顔料、ナイロンパウダーなどの合成樹脂粉末などが挙げ
られる。これらの中から1種または2種以上が任意に選
択される。配合量は一般的に05〜70wt%である。
本発明で用いられるポリエチレンワックスは、分子爪が
300〜700のものの中から選択されるが、好ましく
は450〜550である。300未満では固化力がなく
効果が十分に発揮できない。また、700以上では鉛筆
化粧料の融点が高くなり製造がしにくくなる。また、芯
が得られたとしても、その芯は肌へのソフト感がなく描
きにくい。ポリエチレンワックスの配合量は5〜30 
wt%の範囲で選択されるが、好ましくは10〜20 
wt%である。5 wt%未満では、芯の折れ強度が十
分でなく、30wt%を越えると芯が硬くなり、描きに
くくなるので好ましく11い。
本発明の鉛筆化粧料には上記の必須成分に加えて必要に
応じて保湿剤、香料、薬剤、酸化防止剤、溶剤等が配合
される。もちろん、これらは本発明の効果を損わない質
的、量的条件下で使用されなければならない。
本発明の鉛筆化粧料は肌への夕1.チがソフトで描き易
く、温度依存性が小さく、折れ強度も強い。
しかも、発粉を防止した鉛筆化粧料であって、メイクア
、ブの落し易さ、耐水性、耐油性、使用可能期間等鉛筆
化粧料として要求される性質をも兼備するものである。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。本
発明はこれらにより限定されるものではない。配合量は
M量%である。
(以下余白) 〔実施例1、比較例1〕アイペンシル 実施例1 ■ セレシンワックス       10.0■ ポリ
エチレンワックス     10.0■ ワセリン  
          20.0■ キャンデリラロウ 
       5.0■ 流動パラフィン      
  150■ パール剤           10.
0■ 酸化鉄            30.0(製法
) ■〜■を95°Cに加熱溶解した。これに■、■を添加
、攪拌混合した後、4mmχの金型に90°Cで流し込
み成型した。
比較例1 ■ 硬化ヒマシ油         1o。
■ ステアリン酸         10.0■ モク
ロウ            50■ ワセリン   
         20.0■ 流動パラフィン   
     150■ パール剤           
 10.0■ 酸化鉄            30.
0(製法) ■〜■を85°Cに加熱溶解した。これに■、■を添加
、攪拌混合した後、ローラー処理を3回行い4mm※に
射出成型した。
〔効果〕
実施例1と比較例1の品質評価を行い、その結果を(表
−1)に示した。
※1 実際の使用に於いて官能で評価。
◎ 非常にソフトである ○ ソフトである △ かだい × 非常にかたい ※2 実際の使用に於いて官能で評価。
◎ 非常に描き易い ○ 描き易い △ 描きにくい × 非常に描きにくい ※3 ■ 実際遜使用に於いて、使用時の気温5°C,
25°C間の差を官能で評価。
◎ 温度依存性が全くない Oが少い △      がある ×      が非常にある ■ レオメータを使用し硬度を測定。
〔測定条件〕
機  種 不動工業株式会社NRM −2002J型釘
    径  1.0φ 上昇速度 2 c+r+  UP /min測定湿度 
0″C125°C150°Cに1時間以上放置後測定〔
測定納采〕 (0°C)0°C)(50°c) 比較例167oシ  4009   59実施例1 3
009  180!;!1oo9(数値が大きい程硬度
が大きいことを示す。)※4 ■ 実際の使用に於いて
、官能で評価。
◎ 非常に折れにくい 04J〒れにくい △ 折れ易い × 非常に折れ易い ■ レオメータを使用し折れ強度を測定〔測定条件〕 機  種 不動工業株式会社NMR−2002J型測定
温度 25”CI時間放置後測定 支点間距離  2■m 〔測定結果〕 比較例1..150g 実施例1 1409 (通常、80り以上であれば実使用で折れを生じない。
) ※52力月間室温に放置したものの芯表面を観察0 ◎ 発粉が全く認められない ○  〃 わずかに認められる △  〃 はっきり認められる ×  〃 はげしく認められる (以下余白) (表−1)から明らかな様に、実施例1の鉛筆化粧料は
肌へのタッチがソフトで描き易く、温度依存性が小言<
、折れに<<、また発粉忙、なく、非常に優れているこ
とがわかる。これに反して・比較例1は折れ強度は実施
例1と同程度であるが、肌へのソフト感がなく、描きに
<<、温度依存性も大きい。次に製品の評価を鉛筆化粧
料使用経験者田名の実使用テスト(該鉛筆化粧料を使い
きる数である。
(表−2)              (名)(表−
2)の実使用テスト結果から明らかなように本発明によ
る鉛筆化粧料は肌へのタッチがソフトで描き易く、温度
依存性が小さく、折れにくく、また、発、粉しない効果
に非常に優れていることが確認された。
〔実施例2.3、比較例3.4・5〕 リツプペンシル (製法) ■〜■ヲ95°Cに加熱溶解した。これに■〜■を添加
・攪拌混合した後、脱気し4mm/Zjの金型に90°
Cで流し込み成型した。
(表−3)効果 評価方法は(表−1)の場合と同様である。
(表−3)から明らかな様に、実施例2.3の鉛筆化粧
料は肌へのタッチがソフトで、描ぎ易く・温度依存性が
小さく、折れ強度も強い。また、発粉もせず、非常に優
れていることが明らかになった。
実施例1と同様にして実使用テストを行った結果、C表
−3)の結果と同様の結果が得られ、鉛筆化粧料として
十分な機能を有していることが確認された。
〔実施例4〕アイシヤドー ■ ポリエチレンワックス(M、W、 500)   
 6.0■ カルナバワックス         1.
0■ グリセリルトリ2エチルヘキサノエート420■
 群青                 100■ 
パール剤              100■   
 カ オ リ  ン                
                         
200(製法) ■〜■を95°Cに加熱溶解した。これに■〜■を添加
、攪拌混合した後脱気し、4 mmφの金型Gこ流し込
み成型した。
〔実施例5〕アイライン ■    ラ /  リ  ン           
                         
      50■ ポリエチレンワックス(M、 W
、 500 )   10.0■ キャンデリラワック
ス        10.0■ ヒマシ油      
         40.0■ 顔料        
        10.0■ パール剤       
       100■ 二酸化チタン       
      50■ マイカ            
   100■ 酸化防止剤            
 微量(製法) ■〜■、■を95°Cに加熱溶解し、これに■〜■を添
加、攪拌混合した後脱気し、4 mmφの金型Gこ流し
込み成型した。
〔実施例4.5〕で得られた鉛筆化粧料は、肌へのタッ
チがソフトで、描き易く、温度依存性が小さく、折れ強
度も強い。また、発粉もせず、また、鉛筆化粧料として
十分な機能を有していることが確認された。
特許出願人 株式会社 資 生 堂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油分または/およびワックス類と、粉末とを含有する鉛
    筆化粧料において、平均分子量300〜700のポリエ
    チレンワックスを5〜30wt%含有することを特徴と
    する鉛筆化粧料。
JP8709983A 1983-05-18 1983-05-18 鉛筆化粧料 Pending JPS59212423A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8709983A JPS59212423A (ja) 1983-05-18 1983-05-18 鉛筆化粧料

Applications Claiming Priority (1)

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JP8709983A JPS59212423A (ja) 1983-05-18 1983-05-18 鉛筆化粧料

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JPS59212423A true JPS59212423A (ja) 1984-12-01

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ID=13905499

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JP8709983A Pending JPS59212423A (ja) 1983-05-18 1983-05-18 鉛筆化粧料

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Cited By (5)

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