JPS59210980A - プレコ−ト金属板用塗料組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプレコート金属用塗料組成物に関する。

プレコート金属板は亜鉛メッキ鋼板、亜鉛合金メッキｇ
ＪＡ阪、ステンレス鋼板、アルミニウム阪等の平板素材
に塗料を塗り、任意の場所に運搬後、屋・根、サイデン
グ、雨戸、シャッターｉｔ！！建築資材あるいは、家電
製品等として加工成形して広く用いられている。

この方式は工場内に於て均一な塗装製品を能率的に生産
し、空間の多い成形品となる前に取扱い。

運搬を行い、使用地に最も近い所で成形ないしは組立−
Ｃることによって、金属板を成形、加工後に塗装するポ
ストコートに比べ数々の利点を有し今後も需要対象を増
す傾向にある。

しかしながら、この塗装方式は塗装１景の成形加工を必
須条件とする。成形加工の例としては、ロール成形、エ
ンボスプレスあるいははぜ折りを含む折り曲げ絞り加工
等があり、これらの成形加工に対して塗膜の柔軟性（折
り曲げ性）が要求される。また製品となった際には、傷
つき難さ、汚れにくさあるいは鉄を侃詣する防食、耐候
性の影能等も要求される。

更にこのプレコート金属板は最終需要地へ近づく程、コ
イルからり板となって信子ねられる状況が発生し、この
状況で荷くずれや運搬中のすへり落ち等、人体への危険
がある。

本発明の目的は上記のような性質か要求されるプレコー
ト金属板において塗膜の１易つき難さと１６重ねられた
切板の荷くずれ、すべりを防止するこ。

とにある。更には最終製品として屋根にカラーミータン
として使われた際に人が滑る等の危険を防止する事にあ
る。

上記の要求に対して、例えば金属板に：燐酸亜鉛皮膜化
成なとの皮膜化成処理を施し、必要に応じてエポキシ樹
脂系プライマーあるいはポリエステル樹脂系ブライ７−
を１〜１０μ（乾燥膜厚以下同じ）程度を塗り、溶剤を
フラッシュオフさせてから、ないしは焼付りてから上塗
り塗料を塗装、焼付けることによって対応していた。

そして１易つき難さは、樹脂の選択や顔料の配合量等に
より塗ｊル）を硬くすることにより、ある程良要求が満
たせるものの、反面柔軟性か当然低下し折り曲りや、甑
撃性か不充分となって塗膜に稿裂か入ったり、剥離か起
り易くなるなと改良手段として充分ではなかった。

一方すべり防止には傷つき難さを良くするために配合で
−る渭材を除去したり、顔料の配合量を１１ｑす等の手
段を請じられているか、１１！！の性能が低下すること
もあり、充分なものではなかった。

不発明者ら（は従来と異る手段によってブレニー１−金
Ｗ１として必要な他の性能を低下させることなく傷つ８
力［さ、すｌ＼り防止殿能を特定の石英１０末を配合す
ることによって達成できることを見い出したものである
。

本発明で用いる石英粉末とは、粒子径が２〜３０μｍの
粒子を６０％以上含み、がっＳｉ　０２の純度か９９％
以上のものである。３０μｍ以上の・ｊカ子か多くなる
と粗粒による塗膜の粒が目立ち、プレコート金属板をコ
イルに巻取ったり、積粗ねたシート（切板）の裏面塗膜
を傷つけるので好ましくない。

又２μＩＩＩ未満の粉子が多くなると、傷つぎＨさ、す
へり防止に効果がなくなる。好ましくは粒子ｉイが２〜
１５μｍの範囲に７０９６以上の粒子を含むものである
。

石英４４）末は、従来がら種々の用途に公知、公用であ
るか、純度が９９％以上のものでないと塗料に配合した
際に不純物にょる塗γ斗、塗膜の変色を起し好ましくな
い。石英粉末の配合量は、（料に対して、３〜３５重量
％（以下ｔｖｔｓｏ）であり好ましくは１０〜２５％で
ある。

石英、粉末の配合量が３５゛、ｖｔ％を超えると塗膜が
粗面となりすきたり、加工性が低下する。又、３ｗｔ％
未）薩ては傷つき難さ、すべり防止に対する効果か少な
い。

なお、石英粉末は石英を粉砕した前記粒度のものをその
まま使っても良いが、シランカップリング剤にて予め表
面処理を行うか、シランカップリング剤を塗料に配合し
て有機ビヒクルとの密着性を改良し、結果的に塗膜の加
工による欠陥を防止することも有効である。

石英粉末を配合づる上塗の塗料としては通常のプレコー
ト金成用塗料のビヒクルであればどれでも用いうるか例
えば、オイルフリーポリエステル樹脂系塗料、アミノア
ルキド樹脂系塗料、熱硬化性アクリル樹脂系塗料、シリ
コンポリエステル劉脂系塗料、シリコンアクリル樹脂系
塗料、ウシクンポリエステル樹脂系塗料、ウレタンアク
リル伝１脂系塗料、フッ素性１脂系塗料か使用てきる。

前記各上塗塗料に対する石英゛粉末の添加は、通常の殴
拌殿で充分であるが予め混合して長期間貯蔵すると固い
沈澱ができ易いので、塗装置前に混合しても良い。石英
粉末を配合した上塗塗料はロールコータ、スプレー、フ
ローコータ等にて任意に塗装できるか、作業速度と排気
溶剤が少ない等の点からロールコータが最も適している
。石英粉末を配合した上塗塗料（ま、一般に８〜３ｏｕ
ｍの乾燥ＩＩ！；！厚で塗装され、この膜厚の場合に粒
子径が２〜３０μｍＬ：／′）粒子か６０％以上である
のが好適である。

膜厚が８μｍ未満では耐久性が劣るので９Ｉ装用途に適
ぜず、３０μｎ１を超えると加工性が（へ下し易く、経
済性も悪いので一般的ではない。形も一般的な膜厚は１
０〜２０μｍである。

前記のように本発明はプレコート金属用塗料に、特定の
石英粉末を適量配合することにより、加工性等の性能を
低下させることなく傷つぎ易さ、ずべり易ざを改良ひぎ
プレコート金居飯取扱者の危険性をも防止したものであ
る。

以下、本発明を実施例により詳細に説明する。

実施例１〜４ リン酸亜鉛皮膜化成した３０ｃｍｘ　１　Ｑ　５　ｃｍ
の溶融亜鉛メッキ鋼板にエポキシ樹脂系プライマ＝（ス
ーパーラックＤＩＦ　　Ｐ−０１ブライマ一日本ペイン
ト（株））を５μ（以下乾燥膜厚）（装し、：晩付けた
。

次いで表１の実施例１〜４の成分をｍ　Ｈ直前に攪拌磯
にて混合分散した塗料をロールコータにて１５μｍ塗装
し板温２００℃で３０秒間焼付乾燥し　１こ　。

表　　に ト２　石英粉末　　５ｉＯｚ　　９９．７３％（株）曲
成製２１シとｍ未イ峙１３％ （２〜１５μ　　６８％） ３０μを超えるもの　　　　１３％ （２へ一３０ｕｍ　　　　　　　　７４％）このプレコ
ート金属板をテストして表２の結果をＩＨた。

表　　　２ ０　良好 Ｘ　不良 ４；３　　平滑な塗膜が１１子られず。

二ｌ？４折曲性 ５　　クランクなし ４．５　　　クラックあるもテープ剥離なし４　　　　
　　　　　　　ノ！　　僅か３　　　　　　　　　　　
　！ノ　　やや多い（実用限界レベル）２　　　　　　
　　　　　　ＩＩ　　　かなり多い’ｌ　　　　　　　
　　　　　ＩＩ　　　全面剥離この結ｗカ）ら塗ｑｌ中
に３〜３５％の石英粉末を添加することにより加工性と
すべり性がほぼバランスする改良のできたことがわかる
。

実施例２ 塗布型クロム処理した溶融面１１）メッキ鋼板に実施例
１と同様にブライマーを塗装した。ついて表３の実施例
５〜７の成分を塗装置前に撹拌（幾で混合したサオ４を
ロールコーターにて２０ｕＫ装し、板８２００″Ｃて３
０秒間焼例乾燥した。

表　　　３ 日本ペイント（株）製 ；Ｉ；６〜；１；９　　石英粉末　　５ｉＯｚ　　９９
．７％（株）曲成製このブレコート金属板をテストし−
で表４の結果を得た。

表　　　　４ ０　傷付なし ×　傷がつく この結果から石英粉末の粒子径が２〜３０μＩＩＩの粒
子を６０％以上含むものを使用することによりｖｄ面に
名しく１易をつけず加工性の低下がなく、タヘリ性が改
良できたことかわかる。

試験方法 １）づへり性 塗装板（３０Ｘ１０５ｃｍ）を２０°の傾ｒ’４をつけ
て固定し塗面を水で濡らしたのちこの塗膜上をゴム底靴
をはいて歩き、すべらないかどうＤｌ調へｊこ。

２）折曲性 塗装板と同じ厚ざの板を２枚はさんで塗装板をバイスて
折曲け、折曲部をセロハン粘着テープで剥離したのち剥
霞１の程度を目ン只で判定づる。

３）裏面傷付性 裏面用塗料としてスーパーラック　ＤＩＦ　　Ｒ−３２
（日本ペイント（株）裂）を膜厚７μ口１になるように
バーコーターで塗装し、１層温２００°Ｃ１６０秒間焼
（ｔ　Ｃ−１だ。この塗面と石英粉末入り塗装板とを合
わ′け、その上に１０ｋｑのおもりを取付（〕た。直径
６０１１１ｍの円板をのせ塗板下を固定し、塗板上を１
８０度回転さゼたｌ）に生じる裏面塗膜の（易ｆ４を目
視￥１１定する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 粒子径が２〜３０μｍの粒子を６０％以上含み、かつＳ
   ｉ　Ｏ２の純度が９９％以上の石英粉末を塗料中に３〜
   ３５重量％含むことを特徴とするプレコート金属板用塗
   料組成物。