JPS59210834A - 植物用環境制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は植物を生育させる際に、その環境を自在に制御
するだめの、植物用環境制御装置に関する。

〔発明の背け〕

この種装置は、特定の植物を所望の環」Ｉλ条件下にお
いてその生育を促成捷たは構成する目的に。

もしくは植物栽培上の各種試験を行う目的に使用される
。制御すべき環境力１目としては、　ｌ’ｌえば。

気温、湿度、照度、炭酸ガス濃度、土ｊ襄条件が挙げら
れる。これらの項目のうち、照度は自然光を極力利用す
ることが植物の育成上辺も好ましい。

寸だ、気温、湿度については植物生育室の内部に所望の
調和空気を強制循環させることが好ましい。

調和気流の循環流によって、自然界における通風条件を
再現するとともに、室内の環境を均一に維持できる。

したがって、従来のこの種装置においても、自然光を採
り入れ可能なように、植物生育室の外周囲を透明な部材
によって構成するとともに、この生育室内に調和空気を
強制循環させる空気調和手段を備えたものが試みられて
いる。

しかしながら、かかる従来装置では、空気調和手段にお
ける調和空気の吹出口や吸込口の配置の不具合により、
室内の気温、湿度の不拘−１通風環境の不具合が生じて
いた。また、自然光を採り入れる際にＭｉＪ記空気調和
手段の存在が障害となり。

自然採光と空気調和を好ましい条件に両立させることか
困難であった。

〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記従来技術の問題を改俯し。

調和空気の通風を均一かつ好捷しい方向に維持して、室
内の気温、湿度を均一にするとともに、自然光の採り入
れにも不自由のない（直物用環境制ｉ１装置を提供する
ことにある。

〔発明の構成〕

上記の目的を達成するために１本発明に係る植物用環境
制御装置は、外周囲が透明な部材によって構成され、室
内に外部からの自然光を１采り入れ可能とされた植物生
育室と、この植物生育室内に調和空気を循環させる空気
調和手段を備え、前記ヅ 植物生育室内の床面近傍位置に前記調和空気を−１−向
きに吹出す吹出口を設けるとともに＋　ｌｉｉ前記植物
生育室の床面が前記調和空気の吸込面を形成するように
したことを！１寺徴とする。

〔発明の実施例〕

以下２本発明の実施例を図面に基いて説明する。

図は本発明に係る植物用環境制御装置の略示縦断面図で
ある。図において植物生育室」０は方形の床ｉｒ［１１
２と、上半分か透明な部材によって構成された１ｌｌｌ
ｌ壁」４と、透明な部材によって切妻型に構成された屋
根１６とによって、外部と仕切られており、室内に、育
成すべき植物２８を収容可能とされている。

室コ−０の線画１則には、調和空気の吹出口１８が平行
な位置に対向して配置される。この吹出口」８は紙面に
対して垂直方向に連続して設けられることか好ましく、
調和空気を上向きにエアーカーテンを形成するように吹
出す。前記床面１２は多孔板によって構成され、調和空
気の吸込面を形成する。

この植物生育室１０の地階部分、すなわち、床面］２．
の下方部分は調和空気のダクトエリア２０とされており
、調和空気は主ダクト２２から接続ダクＦ　、？４−ｔ
　経て、前記吹出口１８から吹出される。また、床面］
２から吸込まれた空気は２図示しない空気調和機に導入
され、調温、調湿、および炭酸カス濃度が調節されて、
前記主ダクト２２に調和′８気として循環供給される。

上記の構成において、吹出口］８から上向きに吹出した
調和空気は、室１０の棟側側壁］４および屋根］、６の
傾斜に沿って上列し、その」１昇のｉ１３程で、一部の
空気か分岐しつつ下降流を形成する。

屋根１６の所定位置には調和空気の流れを、調整するた
めの透明部材で構成した４周整仮２６か設けられている
。この調整板２６の存在により、吹出口」８からの調整
空気は室購断１酊に対して　ｊＬＪ−な下降気流分布３
０を形成する。このため、室内に収容された。植物２８
に対して、均一な曲風条件を付与し、均一な気温、湿度
を維持する。

前記調整板２６は４図においては、屋根類；ｊ：ｌ、　
ｌｌ’ｌ＋に対して一対設けられているが、必要によっ
ては形状２寸法を変化させて腹数対設けてもよい。また
、調和空気の循環量、換言すれは吹出［」」８から吹出
す調和空気の上昇速度によって、下降気流の分布３０が
微妙に変化するのでｒ　ＭｉＪ記自整仮２６は手動また
自動によって設定角度を調節できるようにすることが好
ましい。

以上、説明した本実施例の１１ａ物用環境制御装置は次
のような効果を有する。

第１に調和空気の吹出口および吸込口が室の下方位置に
配置されているので、これらの存在が。

植物生α室への自然光の採り入れに対して障害とならな
い。このため、自然採光と空気調和を好ましい条件に両
立させることができる。

第２に調和空気が、室の棟両側からエアカーテンを形成
するように吹出されて、室上方でＵターン（〜、床面の
多孔から全面に吸込まれるので、調和空気の均一な下降
気流分布を得やすい。このため、育成すべき植物に対し
て、均一な気温、湿度を維持できる。この効果は調整板
２６を設けることによって、さらに補強される。

第３に、調和空気の植物に対する通風方向が下降気ｂ１
しとなり、自然のＩｍ風条件をほぼ再現できる。

このため、従来装置で試みられている上昇気流による通
風に比べて、根幹さ現象が発生しにくい。

」−記実施例においては、植物生育室は、断面が方形と
され、屋根は切妻型としたが２本発明はこれに限定され
るものでなく１例えば断面が円形ま、たは六角形であっ
てもよい。また、屋根を片屋根構造とし、吹出［コを室
の片側にのみ設けるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上、述べたよう１本発明によれば、植物生育室内の植
物に対して２強制循環させる調和空気の通風条件を均一
かつ好寸しい方向に付与し、気温。

湿度を均一に維持できる。ま／（、自然光を何の障害も
なく採り入れることができる。このため１本発明に係る
植物用環境制御装置は、植物の生育状況を厳密な条件で
比較試験する用途などに時に有効である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係る植物用環境制御装置の略示縦断面図で
ある。 １０−・−植物生育室　　　１２・床　１ｆｌｉ１４・
−側　壁　　　　１６−屋　ＡＪ４１８・・・吹出口　
　　　　２０　ダクトエリア２２・・・主ダクト　　　
　　２４・・接続ダクト２　　ｔ＋、　　−Ｈｉ周枯５
１ｆ　　　　　　　　　　　　２　８　　・＝４直’４
ｊｔｒ　。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）外周囲が透明な部材によって構成され、室内に外
   部からの自然光を採り入れ可能とされた植物生育室と、
   この植物生育室内に調和空気を循環させる空気調和手段
   を備えた植物用環境？１ｉｌｌ　ｆｌｌｌ装置において
   、前記、植物生育室内の床面近傍位置に前記調和空気を
   上向きに吹き出す吹出口を設けるとともに、前記植物生
   育室の床面が前記調和空気の吸込面を形成するようにし
   たことを特徴とする植物用環境制御装置。 ＋２）　　ｓ］ｊＪ記埴物生育室の床面ば方形とされ、
   この床面の両側のモ行な位置に、前記吹出口が対向して
   配置されたことを特徴とする特許請求の範囲第］−頃に
   記載の植物用環境制御装置。 （３）　　前記植物生育室の屋根は切Ｉ型とされ、この
   植物生育室の棟側に西１丁記吹出［−１が配置されたこ
   とを特徴とする特許評＋、水の範１２１：ｌ第２項に記
   載の植物用環境制御装置行。 （４）　　Ｍｉ＋記、植物生育室の屋↑尺の内側には、
   前記調和空気の流れを調整するだめの調整板が取（−ｊ
   られだことを特徴とする特許請求の範囲第：３項に記載
   の植物用環境制御ｌｌ装置。