JPS5921034Y2 - ペン先 - Google Patents
ペン先Info
- Publication number
- JPS5921034Y2 JPS5921034Y2 JP1975065550U JP6555075U JPS5921034Y2 JP S5921034 Y2 JPS5921034 Y2 JP S5921034Y2 JP 1975065550 U JP1975065550 U JP 1975065550U JP 6555075 U JP6555075 U JP 6555075U JP S5921034 Y2 JPS5921034 Y2 JP S5921034Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protruding
- protrusions
- bodies
- longest
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特にマーキングペン用ペン先の改良に係り、そ
の目的とする処は、ダイスの整形開口と相似形に成形す
ることのできる径断面構造で、実質的にペン芯の機能を
果す各突出体が三通りの腰調子を有し、一つの主体イン
キ流路が長、中、短の各突出体間の互いに中心で連通し
合っている通路で延長形成されている成形上および使用
上に優れたペン先を提供するにある。
の目的とする処は、ダイスの整形開口と相似形に成形す
ることのできる径断面構造で、実質的にペン芯の機能を
果す各突出体が三通りの腰調子を有し、一つの主体イン
キ流路が長、中、短の各突出体間の互いに中心で連通し
合っている通路で延長形成されている成形上および使用
上に優れたペン先を提供するにある。
本考案は斯る目的を達成するためにその基本的な構成を
、内部に沿い多数の補助インキ流路を有する合成樹脂製
管状体のペン先本体において、その合成樹脂製管状体の
内側の主体インキ流路にその断面・の中心方向に、径の
異なる固体が求心方向に漸次大略小径状に一列に連成し
た連珠状の適宜数の最長突出体と、その最長突出体の各
間の略中間に位置して同じく連珠状の中間長突出状体と
、該中間長突出体と最長突出体との各間に位置して同じ
く連珠状の最短突出体とを、筆圧により突出基部および
連成谷部から揺動自在に上部より下部にわたり互いに触
れることなく縦走せしめると共にこれら突出体の各固体
は互いに相隣れる突出体における固体と上記主体インキ
流路中心に同心円状に配列且つ同径に形成し、上記一つ
の主体インキ通路が各突出体間の互いに中心で連通し合
う延長された通路で形成し、このペン先体の上端部と下
端部とを除く表面に外装を設けたことを特徴とする。
、内部に沿い多数の補助インキ流路を有する合成樹脂製
管状体のペン先本体において、その合成樹脂製管状体の
内側の主体インキ流路にその断面・の中心方向に、径の
異なる固体が求心方向に漸次大略小径状に一列に連成し
た連珠状の適宜数の最長突出体と、その最長突出体の各
間の略中間に位置して同じく連珠状の中間長突出状体と
、該中間長突出体と最長突出体との各間に位置して同じ
く連珠状の最短突出体とを、筆圧により突出基部および
連成谷部から揺動自在に上部より下部にわたり互いに触
れることなく縦走せしめると共にこれら突出体の各固体
は互いに相隣れる突出体における固体と上記主体インキ
流路中心に同心円状に配列且つ同径に形成し、上記一つ
の主体インキ通路が各突出体間の互いに中心で連通し合
う延長された通路で形成し、このペン先体の上端部と下
端部とを除く表面に外装を設けたことを特徴とする。
以下、本考案の実施の一例について詳細に説明する。
ペン先本体1は固体が環状且つ内外に二重状に連成した
合成樹脂製管状体にして、内側外壁1aと外側外壁1b
との間に沿い軸方向に貫通せる多数の補助インキ流路a
を形成すると共にこれの外側に外装2を被嵌し、外側外
壁1b谷部には外側インキ通路すを設け、且つ内側外壁
1a内面における内側インキ通路C間の適宜頂面には適
宜数の径の異なる固体が達成した連珠状の最長突出体3
・・・と、これら最長突出体3間の中間に位置して同じ
く連珠状の中間長突出体4・・・と、該中間長突出体4
と最長突出体3との間に位置して同じく連珠状の最短突
出体5・・・とを中心に向って等角度且つ筆圧により突
出基部および連成谷部から揺動自在に上部より下部にわ
たり互いに触れることなく縦走せしめ、各突出体3.
4. 5間には互いに連通して中心で連通し合う延長さ
れた一つの主体インキ流路dを形成する。
合成樹脂製管状体にして、内側外壁1aと外側外壁1b
との間に沿い軸方向に貫通せる多数の補助インキ流路a
を形成すると共にこれの外側に外装2を被嵌し、外側外
壁1b谷部には外側インキ通路すを設け、且つ内側外壁
1a内面における内側インキ通路C間の適宜頂面には適
宜数の径の異なる固体が達成した連珠状の最長突出体3
・・・と、これら最長突出体3間の中間に位置して同じ
く連珠状の中間長突出体4・・・と、該中間長突出体4
と最長突出体3との間に位置して同じく連珠状の最短突
出体5・・・とを中心に向って等角度且つ筆圧により突
出基部および連成谷部から揺動自在に上部より下部にわ
たり互いに触れることなく縦走せしめ、各突出体3.
4. 5間には互いに連通して中心で連通し合う延長さ
れた一つの主体インキ流路dを形成する。
これら突出体3・・・、4・・・、5・・・はいずれも
直径の異なる固体が一列に連成している断面形状に構成
し、その直径は外側から中心に至るにしたがって次第に
小径となるような断面形状に構成する。
直径の異なる固体が一列に連成している断面形状に構成
し、その直径は外側から中心に至るにしたがって次第に
小径となるような断面形状に構成する。
しかして、かかる断面形状に限定されるものではなく、
中程に多少小径の固体が介入する断面形状のものであっ
てもよいが、いずれにしても、突出体3・・・、4・・
・、5・・・の各固体は互いに相隣れる突出体における
固体と上記主体インキ流路d中心に同心円状に配列且つ
同径に形成する。
中程に多少小径の固体が介入する断面形状のものであっ
てもよいが、いずれにしても、突出体3・・・、4・・
・、5・・・の各固体は互いに相隣れる突出体における
固体と上記主体インキ流路d中心に同心円状に配列且つ
同径に形成する。
それにより主体インキ流路dは、これの中心に向って互
いに触れることなく等角度に延びる各突出体3. 4.
5間の通路すなわち最長突出体3間の通路d1と、最
長突出体3と中間長突出体4間の通路d2と、最長突出
体3と最短突出体5間の通路d3と、中間長突出体4と
最短突出体5間の通路d4とで、そのストット幅を均等
に保たれて且つ略放射状に一つに連通ずる。
いに触れることなく等角度に延びる各突出体3. 4.
5間の通路すなわち最長突出体3間の通路d1と、最
長突出体3と中間長突出体4間の通路d2と、最長突出
体3と最短突出体5間の通路d3と、中間長突出体4と
最短突出体5間の通路d4とで、そのストット幅を均等
に保たれて且つ略放射状に一つに連通ずる。
なお、ペン先本体1の先端は錐状、砲弾型などの形状に
成形する。
成形する。
外装2は合成樹脂で管状に成形し、ペン先本体1の表面
に両端を除いて被着せしめた後、先端を所定の形状に仕
上げて筆書きしえるように構成すると共に、該本体の基
端を突出せしめてインキが毛管現象で吸上げられるよう
に構成する。
に両端を除いて被着せしめた後、先端を所定の形状に仕
上げて筆書きしえるように構成すると共に、該本体の基
端を突出せしめてインキが毛管現象で吸上げられるよう
に構成する。
したがって本考案によれば次の利点である。
■ 長、中、短の各突出体は、径の異なる固体が求心方
向に漸次大略小径状に一列に連成した連珠状であるため
、ダイスの整形開口がら層流現象の弊害をほとんど受け
ずに、その整形開口と相似形に成形できる径断面構造で
あり、成形時の異形度がほとんどなくて、微小径ものま
で対応できる径断面構造である特徴がある。
向に漸次大略小径状に一列に連成した連珠状であるため
、ダイスの整形開口がら層流現象の弊害をほとんど受け
ずに、その整形開口と相似形に成形できる径断面構造で
あり、成形時の異形度がほとんどなくて、微小径ものま
で対応できる径断面構造である特徴がある。
さらに各突出体はダイスの成型開口と相似形の円の連珠
状であるから、各固体間にはクラックはもとよりウェル
ドラインもない一体構造状で強度が強い。
状であるから、各固体間にはクラックはもとよりウェル
ドラインもない一体構造状で強度が強い。
■ 実質的にペン芯の機能を果す各突出体は、最長、中
間長、最短の順に腰の強さが二連りに異なり且つ突出体
自体が各固体の連成谷部からも揺動して、芯先が柔かく
てこれより元の方へ漸次硬い微妙な腰調子を備え、筆圧
に応じた筆跡を保障するものであった。
間長、最短の順に腰の強さが二連りに異なり且つ突出体
自体が各固体の連成谷部からも揺動して、芯先が柔かく
てこれより元の方へ漸次硬い微妙な腰調子を備え、筆圧
に応じた筆跡を保障するものであった。
■ 一つの主体インキ流路が、長・中・短の各突出体の
間に互いに中心で連通し合って、そのインキ濡れ面の総
延長が拡大されていて、使用に際し、斜めにして紙と接
しても、その紙に接した主体インキ流路部分インキばか
りでなく反対端の主体インキ流路部分のインキも補給さ
れ得るから、全くインキ切れが生じない特有の効果があ
り、しかも近時の合成樹脂型ペン先は極細への方向にあ
り、かかる極細の断面積の小さい素材においてはその効
果顕著のものである。
間に互いに中心で連通し合って、そのインキ濡れ面の総
延長が拡大されていて、使用に際し、斜めにして紙と接
しても、その紙に接した主体インキ流路部分インキばか
りでなく反対端の主体インキ流路部分のインキも補給さ
れ得るから、全くインキ切れが生じない特有の効果があ
り、しかも近時の合成樹脂型ペン先は極細への方向にあ
り、かかる極細の断面積の小さい素材においてはその効
果顕著のものである。
■ 各突出体の各固体が互いに相隣れる突出体における
固体と上記主体インキ流路中心に同心円状に配列され且
つ同径であるため、各周方向に相隣れる固体同士の径断
面積比が等しく、各固体間すなわち各突出体間の通路す
なわち主体インキ流路のスリット幅は全域で均等であり
、インキフローおよびインキ上昇およびドレインバック
ともに好ましろ性能を有する。
固体と上記主体インキ流路中心に同心円状に配列され且
つ同径であるため、各周方向に相隣れる固体同士の径断
面積比が等しく、各固体間すなわち各突出体間の通路す
なわち主体インキ流路のスリット幅は全域で均等であり
、インキフローおよびインキ上昇およびドレインバック
ともに好ましろ性能を有する。
■ 補助インキ通路が、環状体をインキ色に染めて、各
固体の連成谷部すなわち軸方向に走るスジを色隠して見
映え良い。
固体の連成谷部すなわち軸方向に走るスジを色隠して見
映え良い。
■ ペン先本体に外装を設けたから、インキ通路内にお
けるインキの乾燥を防止しえて毛管現象の確実な発現を
期待できる効果がある。
けるインキの乾燥を防止しえて毛管現象の確実な発現を
期待できる効果がある。
第1図は本考案ペン先の一部断面を示す正面図で一部切
欠する。 第2図は拡大横断面図である。図中、1はペン先本体。 2は外装。3は最長突出部体。 4は中間長突出体。5は最短突出体。aは補助インキ流
路。
欠する。 第2図は拡大横断面図である。図中、1はペン先本体。 2は外装。3は最長突出部体。 4は中間長突出体。5は最短突出体。aは補助インキ流
路。
Claims (1)
- 内部に沿い多数の補助インキ流路を有する合成樹脂製管
状体のペン先本体において、その合成樹脂製管状体の内
側の主体インキ流路にその断面の中心方向に、径の異な
る固体が求心方向に漸次大略小径状に一列に連成した連
珠状の適宜数の最長突出体と、その最長突出体の各間の
略中間に位置して同じく連珠状の中間長突出体と、該中
間長突出体と最長突出体との各間に位置して同じく連珠
状の最短突出体とを、筆圧により突出基部および連成谷
部から揺動自在に上部より下部にわたり互いに触れるこ
となく縦走せしめると共にこれら突出体の各固体は互い
に相隣れる突出体における固体と上記主体インキ流路中
心に同心円状に配列且つ同径に形成し、上記一つの主体
インキ通路が各突出体間の互いに中心で連通し合う延長
された通路で形威し、このペン先本体の上端部と下端部
とを除く表面に外装を設けて成るペン先。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975065550U JPS5921034Y2 (ja) | 1975-05-16 | 1975-05-16 | ペン先 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975065550U JPS5921034Y2 (ja) | 1975-05-16 | 1975-05-16 | ペン先 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5149139U JPS5149139U (ja) | 1976-04-13 |
JPS5921034Y2 true JPS5921034Y2 (ja) | 1984-06-19 |
Family
ID=28229922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975065550U Expired JPS5921034Y2 (ja) | 1975-05-16 | 1975-05-16 | ペン先 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921034Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49107271A (ja) * | 1973-02-13 | 1974-10-11 |
-
1975
- 1975-05-16 JP JP1975065550U patent/JPS5921034Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49107271A (ja) * | 1973-02-13 | 1974-10-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5149139U (ja) | 1976-04-13 |
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