JPS59210226A - 電気こんろの感熱素子取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は調理物を自動的に所定の温度や煮沸状態に制御
することが必要な電気こんろにおける感熱素子の取付装
置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 一般に感熱素子は、食品に対する衛生上の配慮から、直
接調理物中に入れることができない。

そこで、調理物を入れた容器に感熱素子を当て２ベ　ノ て、調理物の温度を制御するという間接的な感知法によ
ることとなる。しかし、この場合は、容器を加熱する熱
源からの影響が大きく、感熱素子は、容器の温度とは別
の傾向を示し調理物の制御が出来ないこととなる。

発明の目的 本発明は、上記従来の問題に鑑み、感熱素子の温度を容
器温度に忠実ならしめるような感熱素子の取付構成を提
供することを目的とするものである。特に加熱源である
ヒーターからの伝導熱を遮断するものである。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明は、ヒーターの支持金
具の中心部を多角形とし、この多角形内に接して外筒を
設け、この外筒内に空間を保つ突起を設けた中筒と、こ
の中筒内にはね受けと点接触する遮熱板を設け、前記は
ね受は内にサーミスターの保持つげ部と接するばねを設
け、さらに前記サーミスタの保持つげ部を熱不導体で構
成したものである。

３、Ｑ　。

実施例の説明 以下、本発明の実施例について添付図面を参照して説明
する。図において、１はヒーターであり、このヒーター
１の中央部に感熱素子部２を配し、前記ヒーター１と、
感熱素子部２の上に水等の調理物３の入った鍋４を載置
する。

前記ヒーター１は、器体の上板６に設けた大径の穴６と
、この穴６の周囲に設けた突起７の内側に嵌合している
受皿８と、この受皿８上に嵌着させた飾り枠９の上に係
止された支持金具１ｏに固定されている。またこのヒー
ター１は支持金具１０上の同一平面上に複数個の渦巻き
形状を成しており、かつヒーター１の上面は鍋底１１と
接触した時、接触面が多くなるように平面を有する。ま
たこのヒーター１は一般にはシーズヒーターと称するも
ので、前記のような形状を成すため、断面は逆三角形状
を呈している。ヒーター１の内側端子部１２及び外側端
子部１３はそれぞれ垂直に下降させた後、略直角に曲げ
て再び水平に延ばし、さらにこの端子部１２．１３は、
前記受皿８を貫通して器体内部に至っている。

そして器体内部で、両端子部１２．１３に固着した固定
金具１４と、固定金具１４に固着した止め金具１６に装
着１−た絶縁材より成る支持陶器１６で前記両端子部１
２．１３を覆っている。１７は前記両端子部１２．１３
の発熱線に接続したＩＪ−ド線である。

一方、感熱素子部２の頂点には耐腐蝕性を有し、且つ熱
伝導のよい、例えばステンレス鋼板により構成され、か
つ浅い逆面形状の接触板１８を有し、かつ外面である上
面は前記鍋底１１に隙間なく密接している。この接触板
１８の上面が凸であると前記鍋底１１と中心部は接する
が周囲は隙間が発生し、この隙間より、高温となってい
るヒーター１の輻射熱が侵入して、この接触板１８の温
度は、鍋底１１より高くなる。また、この接触板１８の
上面が凹であると接触板１８の上面の周囲は鍋底１１と
接するが、中心部は空間が発生し、その結果、鍋底１１
の温度が接触板１８に敏感に伝わらなくなるもので、い
ずれの場合も、この接触板１８６ベ　。

と鍋底１１とに温度差を生じ感熱素子としての感度が低
下する。

接触板１８の下面である内面には、熱良導体であるアル
ミニューム等よりなる円柱の伝導材１９の端面が密着し
ており、かつこの伝導材１９の中心部に設けた多段の穴
には、つば２ｏを持ち、円柱形の熱不導体である陶器よ
ｆ）なる保持材２１の先端に、ガラス等で区議したサー
ミスター２２が装着されている。またサーミスター２２
、保持材２１、つげ２０の形状に合わして、伝導材１９
との間の空間を少なくするように、多段の穴が設けられ
ている。またサーミスター２２に対し、ヒーター１の輻
射熱を遮断するため、接触板１８の周辺の筒部２３の周
囲に設けた切欠き部２４にある爪２６により、中筒２６
を介して接触板１８の内面に圧接したバネ受筒２７と板
はね２８で、サーミスター２２は持ち上げられて保持さ
れている。

切欠き部２４は第３図に示すように複数個の放射状に延
びる支持金具１ｏに相対して設けられる。

これは支持金具１ｏに固着しである所では、ヒー６、・
　、 ター１からの輻射熱も少なく、サーミスター２２への輻
射熱を最小限に止められるためである。支持金具１０の
中心部は第２図に示すように、略五角形を成す多角形状
を成しており、多角形内に接し、第４図に示すように支
持金具１ｏに設けた穴２９に爪３０で係合した外筒３１
の内側に配設したバネ３２により、遮熱板３３を介して
接触板１８が持ち上げられ、この接触板１８が鍋底１１
に接触する。

遮熱板３３には中筒２６．外筒３１等の熱をサーミスタ
ー２２へ伝えないように、複数個の突起３４が設けられ
、点ではね受け２７に当っている。

中筒２６には第６図に示すように、その上部に複数個の
腕３６が切欠き部２４と相対するように設けられ、かつ
これらの腕３６の根元にそれぞれ設けたリブ３６でばね
受け２７を接触板１８の内面に圧接している。このよう
に小さいリブ３６で圧接しているため、接触板１８の筒
部２３より伝わった熱は少したけしかばね受け２７に伝
わらず、したがってサーミスター２２の温度上昇を最小
限７　′　、・ にとどめることができる。一方、中筒２６の円筒周囲に
も外向きに複数個の突起３７があって、中筒２６が熱い
外筒３１への接触を最小限にとどめると共に、熱の断熱
空間３８を形成する。

更に、中筒２６の下方には外筒３１を貫通する足３９が
３コ有り、足３ｅの先端の爪４ｏで、外筒３１へ３点支
持で中筒２６は常に垂直に持ち上げられている。このた
め、鍋底１１が傾いていたり、凹凸が有っても、これに
追従して鍋底１１に対する接触板１８の接触を良好に区
つことができる。

爪４０は、第４図に示すように足３９の先を斜めに切込
んで形成するので、足３９に残った突片４１は、常に外
筒３１の下端面４２より出ており、したがって感熱素子
部２の上下動は引掛ったりすることなくスムーズに摺動
する。

４３はジュメット線より成るサーミスター２２のリード
線で、このリード線４３は熱伝導の悪い絶縁被覆された
リード線４４に、リード線カバー４５．６２内の結合点
４６で結合する。

リード線カバー４６の一端は外筒３１の下端に係止する
と共に、他端４８は端子部１２．１３の格下を通って、
支持陶器１６に設けた穴４７に挿入される。端部４８と
穴４７の底４ｅの間の空間６０には、リード線４４に固
着したクランプ６１を入れる。リード線カバー４５．６
２は第３図に示すようにリード線カバー４６に設けた穴
に爪６４を持つリード線カバー６２を装着し、合わせた
他端４８を支持陶器１６の穴４７に挿入した後、ネジ６
３を支持陶器１６にねじ込んで止められる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、感熱
素子に対する不必要な熱伝導を防ぐことができ、特に高
温シーズヒータからの下部の伝導熱を幾重もの断熱構造
で遮断することができる。

すなわち、ヒーターの支持金具の感熱素子部の支持部分
を多角形状とし、これに円筒の外筒を組合して第１段の
遮熱構成を成し、次に外筒内に装着する中筒の外面に突
起を設け、点接帥にとどめると共に空間を有した第２段
の遮熱構造を形成し、９ペ　ゾ 中筒内に設ける感熱素子部持ち上げ用はね受けの板に突
起を設け、はね受けへ熱が伝導しにくいようにした遮熱
板による第３段の遮熱構造を有し、ばねをサーミスター
保持つげ部に小円周で接触させ第４段の遮熱構造を形成
し、サーミスターの保持材を陶器等の熱不導体とした第
６段の遮熱構造を構成し、これらの遮熱構造によりヒー
ターから感熱素子への熱伝達を遮断することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気こんろの要部断面
図、第２図は同要部平面図、第３図は同要部正面図、第
４図は同要部の正面断面図、第６図は同電気こんろの中
筒の斜視図である。 １・・・・・・ヒーター、１０・・印・支持金具、２０
・川・・つば、２１・・・・・・保持材、２２・・印・
サーミスター、２６・・・・・・中筒、２７・・・・・
・バネ受筒、２８・・印・板ばね、３３・・・・・・遮
熱板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒーターの支持金具の中心部を多角形とし、この多角形
   内に接して外筒を設け、この外筒内に空間を区つ突起を
   設けた中筒と、この中筒内にばね受けと点接触する遮熱
   板を設け、前記はね受は内にサーミスターの保持つげ部
   と接するばねを設け、さらに前記サーミスターの床持つ
   は部を熱不導体で構成した電気こんろの感熱素子取付装
   置。