JPS59210075A - 置換2,3−ジヒドロベンゾフランの製法 - Google Patents

置換2,3−ジヒドロベンゾフランの製法

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JPS59210075A
JPS59210075A JP8035684A JP8035684A JPS59210075A JP S59210075 A JPS59210075 A JP S59210075A JP 8035684 A JP8035684 A JP 8035684A JP 8035684 A JP8035684 A JP 8035684A JP S59210075 A JPS59210075 A JP S59210075A
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carbon atoms
bis
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カルロ・ネ−リ
ビリアム・ジロルヂ−ニ
アントニオ・リナルヂ
マリオ・トラベルソ−ニ
マリオ・クレリ−チ
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Enichimica Secondaria SpA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は置換2,3−ジヒドロベンゾフラン化合物の製
法に係わる。
置換ベンゾフランは、たとえば2,3−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−7−ベンゾフラニル−メチル−カルバメ
ート(CARDOFU)(AN )の如き農薬の合成に
16ける1要な中間体である。
たとえばAhme d 3.4u s t a 1’ 
aが「ザ・ケミストリー・オン・ヘテロサイクリック・
コンパウンダ(The  Chemistry  of
  Heterocyclic  Compounds
  )  j第29巻、143頁は降に報告している如
(、置換2.3−ジヒドロベンゾフランの製造について
は多数の方法が当分針で知られている。
これら方法の1つは、硫酸および酢酸の混合物の存在下
で加熱することにより不飽illアルコールとフェノー
ル又はクレゾールとの縮合させ、つづいて、得られた重
合性反応生成物を熱分解することからなるものである。
他の方法は、塩化ピリジニウム、硫酸水素カリウム及び
酸混合物(たとえば臭化水素酸/酢酸、及び硫酸/塩酸
の混合物)の如き触媒の存在下においてO−アリルフェ
ノール又はそのメチルエステルを環化)するものである
。さらに他の方法によれば、臭化アルキル又は塩化アル
キルを、炭酸カリウムの存在下、還流条件下でフェノー
ルと反応させ、つづいて得られたアリルフェニルエーテ
ルを転位させ、さらに臭化水素で環化することにより、
アルキル−置換2゜3−ジヒドロペンシフジンが得られ
る。
こり種化合物の製造にあたってはさらに池の方法も採用
できる。たとえば以下の如きものがある。
酸融媒の存在下における共役ジエンとフェノールとの縮
合 酸性雰囲気中での置換酸化スチレンとフェノキシトイオ
ンとの反応 フェノールの置換アセチレンによるアルケニル化反応及
びつづく反応生成物の環化 これらの方法は次の点、すなわち、原料の利用性及び経
済的許容性、原料を変化させる反応の変化率及び選択率
及びこの反応の間便性、の1又はそれ以上で完全に満足
できるものとはいえない。
発明者らは、有機酸化合物又は鉱酸化合物の作用の下で
は、1,1−ビス(2−ヒドロキシベンゼン)アルキル
及び/又はアリールエタン化合物は容易に転位反応を生
じ、しかも該私立反応は迅速にかつ相当する置換2.3
−ジヒドロベンゾフラン化合物の生成に向って選択的に
進行することを見出し、本発明に至った。
また、発明者らは、原料となる1、1−ビス(2−ヒド
ロキシベンゼン)アルキル及び/又はアリールエタン化
合物が特殊な触媒の影響下において置換フェノールおよ
びアルデヒドを原料として得られることも見出し、本発
明に至った。
それ故、本発明の第1の目的によれば、極めて容易に入
手できかつ比較的中位のコストの原料を使用して、高変
化率及び選択率を提供する簡単な方法によって置換2,
3−ジヒドロベンゾフラン化合物が製造できる。
本発明によれば、触媒量の少なくとも1棟の有機酸化合
物又は鉱酸化合物の存在下、高温で操作するとともに、
生成された転位反応生成物を反応塊から除去しながら、
一般式 (式中、Raは水素、ハロゲン、又は炭素数1ないし4
の直鎖状又は分枝状アルキル基、アリール基、アルカリ
ール基、−OH、ORd、 −N(Rd)z(ここでR
dは炭素数1ないし4の直鎖状又は分枝状アルキル基で
ある)であり、Rbは炭素数1ないし6の直鎖状又は分
枝状アルキル基、アリール基又はアルカリール基であり
、Rcに水素又は前記Jtbと同じ意義を有する)で表
わされる1゜1−ビス(2−ヒドロキシベンゼン)アル
キル及び/又はアリールエタンの転位反応を行なうこと
により、一般式 (式中、 Ra、 ”bs RCは前記と同意義である
。)で表わされる置換2,3−ジヒドロベンゾフラン化
合物が製造される。
本発明による転位反応は次式によって表わされる。
本発明の方法の原料である1、1−ビス(2−ヒドロキ
シベンゼン)ア)vキル及び/又はアリールエタン化合
物は、フェノール(たとえはカテコール及び4−第3ブ
チル−カテコール)と分子中に少な(とも3個の炭素原
子を@−有するアルデヒドとを、ナトリウム、カルシウ
ム、マグネシウム、亜鉛及びマンガンの如き元素の酸化
物、水酸化物、アルコラード及びカルボ印シレートの如
き触媒の影響下、液状かつ不活性の有機溶媒の存在下又
は不存在下において、反応副生物として生成される水を
除去しながら反応させることにより調製される。
この方法は特殊な工程によって実施されるものであり、
抗酸化剤又は農薬の合成における中間体と↓て有用な新
規な化合物である1、1−ビス(2゜3−ジヒドロキシ
ベンゼン)アルキル及び/又はアリールメタンの生成に
も係わる。
各種の置換ジアリールメタンの生成については、たとえ
ばFr1edel 、 Crafts  l−ビルタン
ト・ド・2・ソシエテーシミツク(Bull、 Soc
、 Chim、)」(2) s 41s p324 (
1884)、 Hartman、 Ph1lips[オ
ルガニック・シンセシス(Organic 5ynth
esis ) J14、34 (1934) 、 L、
F、 、Fieser 「エクスヘリメンツ・イン・オ
ルガニック・ケミストリー(1シxperiments
 in Organic Chernistry ) 
Jボストン、1955、p157記載の如く、アルキル
化触媒(たとえばトリ塩化アルミニウム)の存在下、塩
化メチレンを置換ベンゼンと反応させることによる方法
、又は塩化アリールを芳香族炭化水素と反応させること
による方法か公知である。
アルキル化反応が1価のフェノールに係る場合には、芳
香環がフェノール性水酸基に対してオルト位及びパラ位
に相互に結合している反応生成物の混合物が得られる。
ビシナル2価フェノールの場合には、配回性のためのパ
ラ位でアルキル化が起る。
本発明は、予想とは異なり、下記に詳述する触媒活性金
有する化合物の触媒量の存在下において反応を行なう場
合には、ビシナル2価フェノール(置換基を有していて
もよい)はアルデヒドと反応して、選択的にオルト位に
おいてアルキル化した生成物が得られるとの知見に基(
これらの原理及び本発明の方法に従って、一般式 (式中、R1,R2及びR3は同−又は異なる基であっ
て、H’bハロゲン、炭素数1ないし4の直鎖状又は分
枝状アルキル基、了り−ル基、アルカリール基、−0H
,−〇R4又は−N(R4)2(ここでR4は炭素数1
ないし4の直鎖状又は分枝状アルキル基である)である
)で表わされるビフェノールと一般式 %式% (式中、Rは炭素数1ないし20の直鎖状又は分枝状ア
ルキル基又はアリール基である)で表わされるアルデヒ
ドとを、周期律表第1A族、第■人族、第11B族およ
び第■B族に属する金属の酸化物、水酸化物、アルコラ
ード及びカルボキシラードでなる群から選ばれる少なく
とも1種の化合物の存在下(触媒景)、任意に液状かつ
不活性の有機溶媒の存在下において、温度80 ’Cな
いし180 ℃で反応させ、ついで得られた反応混合物
から目的の生成物を回収することにより、一般式 (式中、几、R□、R2及びR3は前記と同意義である
)で表わされる1、1−ビス(2,3−ビヒドロキシベ
ンゼン)アルキル又はアリールメタ/が生成される。
本発明の方法により得られるi、i−ビス(2゜3−ビ
ヒドロキシベンゼン)アルキル又はアリールメタンの代
表例としては、前記一般式におりて、Rがエチル基又は
インゾロビル基であり、R1、R2及びR3が水素であ
るもの、又G1R1及びR3が水素であシ、Iζ2が第
3ブチル基であるものがある。
f、=とえ61.5x−ビス(2,3−ビヒドロキシベ
ンゼン)インゾロビルメタン、1.l−ビス<’2.3
−ビヒト°ロキシー5−第3ブチルベンゼン)インゾロ
ピルメク/及び1.1−ビス(213−ピヒドロキシ−
5−第3フチルベンゼン〕エチルメタンである。
本発明による方法で使用できるビフェノールの例として
は、カテコール及び4−第3ブf Asカテコールであ
る。
また、本発明で使用できるアルデヒドの例としては、上
記一般式におりで、Rがエチル基、ゾロピ/L/ 基、
インゾロビル基、ブチル基、イソブチル基及びフェニル
基であるものであ−リ、たとえばインブチルアルデヒド
及びn−ゾロビ万ンアノトデヒドである。
反応では、一般に、ピンエニル:アルデヒドのモル比と
t2て、0.4 : 1ないし1.6・1の枦囲が採用
でき、好適には0.6 : 1ないし2.6 : 1で
ある。
本発明の目的に使用できる触媒は、周期律表第1A族、
第11A族、第11B族及び第■B族に属する金属の酸
化物、水酸化物、アルコラード及びカルボキシラードで
なる群から選ばれるものである。
特に、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛及
びマンガンの化合物が有効である。中でも、酸化カルシ
ウム、ナトリウムメチラート、及び酢酸亜鉛が好適であ
る。
これら化合物は、ビフェノールに対し7て0.5 ない
し5重量%、好適には0.7ないし0.8雪景チの濃度
において触媒活性を発揮する。
反応温度は一般に80℃々いし180℃、好ましくは1
10℃ないし160℃である。
好適な具体例によれば、反応副生成物として生成される
水は、生成と同時に反応混合物がら除去される。反応が
行なわれる圧力は、前以って選択された反応温度に応じ
て、水の除去が可能となるように調節される。反応は、
掃作条件に応じて液状かつ不活性本溶媒の存在下におい
て行々われる。
この目的に有効な有機溶媒の例としては、炭化水素、ア
ルコール及びエーテルがある。
好適な1具体例によれば、反応副生物である水は、反応
媒体として使用された有機溶媒との共沸蒸留によ多連続
的に除去される。
反応時間は、原料及び反応に採用された温度に応じて変
えられる。実際には、反応混合物から水が連続的に除去
される具体例において水の発生の中止を反応の完了とみ
なすことができる。
このようにして得られた粗製反応混合物を、ついで従来
の処理法に従って処理し、反応生成物から未反応の反応
体を分離する。
通常は、該方法としては溶媒(必要であれは)及び未反
応アルデヒドを留去する方法がある。ついで蒸留残滌を
分別結晶する。
再び、本発明による転位反応について述べる。
該反応の原料としては、純粋又は実質的に純粋な状態の
1.1−ビス(2−ヒドロキシベンゼン)アルキル及び
/又はアリールエタン化合物を使用でき、又は上記の如
き方法により得られた1、1−ビス(2−ヒドロキシベ
ンゼン)アルキル及ヒ/又はアリールエタンを含有する
粗製反応混合物をそのま捷で使用することもできる。
さらに、この1.1−ビス(2−ヒドロキシベンゼン)
アルキル及び/又はアリールエタン化合物は、それらの
ベンゼン環自体に1又はそれ以上のRa基(相互に同−
又は累々っていてもよい)を有していてもよい。
本発明による方法で原料として有効な化合物の代表的な
例としては、前記一般式において、RbおよびR6がメ
チル基であシ、3位及び/又は5位にメチル基、第3ブ
チル又は水酸基から選ばれるRa基を抱するものであ)
、たとえば1.1−ビス(213−ビヒドロキシベンゼ
ン)ジメチルエタン、1.1−ビス(2,3−ビヒドロ
キシー5−第3ブチルベンゼン)ジメチルエタン及び1
.1−ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジメチルベンゼ
ン)ジメチルエタンである。
転位反応に使用される触媒は酸又は一般に酸性物質でな
シ、いずれの場合にも、たとえばリン酸、硫酸及びp−
1ルエンスルホン酸、硫酸〃て素カリウム、酸・注ゼオ
ライト及び酸性アルミナの如き無機又は有Pk物質であ
る。
これら触媒の中でもリン酸(Il 3PO4)が有効で
あp、反応条件下におけるその安定性を考慮して50な
いし100係の濃度のリン酸水溶液が好適である。
一般に、触媒は転位反!じに共された1、1−ビス(2
−ヒドロキシベンセン)アルキル及び/又はアリールエ
タン化合物の100重量部当シlないし10重量部の量
で使用される。1重量部よシ小の量では触媒作用が効果
的に発揮されず、lON量部よシ犬の量では他に格別の
利点が得られない。
触媒についての好適量は転位反応に共された1゜1−ビ
ス(2−ヒドロキシベンゼン)アルキル及び/又はアリ
ールエタンの1oozz部幽I)2ないし5重量部の範
I!i1同である。
一般に、反応温度は転位反応に供される化合物に応じて
180°Cないし250℃の11 m内で選択され、好
適温度範囲は200℃ないし240℃である。
本発明による方法の重要な1態様によれば、1゜1−ビ
ス(2−ヒドロキシベンゼン)アルキル及び/又はアリ
ールエタンの転位反応生成物は、生成と同時に、連続的
に蒸気の形で反応塊から除去される。このように、反応
は除去がよシ完全に行なわれるように減圧下で行なわれ
る。この目的に有効な圧力値は5mmI(gないし30
m+++Hgの範囲内であシ、これは前記温度範囲を考
慮したものである。
このようにして得られた反応生成物については、つづい
て従来法に従って分離、精製する。
本発明による方法によって得られる置換2,3−ビヒド
ロベンゾフラン化合物の代表的な例としては、前記一般
式において、RbおよびR6がメチル基であシ、5位及
び/又は7位にメチル基、第3ブチル基又は水酸基を有
するものであシ、たとえば7−ペンゾフラノールー2.
3−ビヒドロー2,2−ジメチル、5−第3ブチル−7
−ペンゾンラノールー2.3−ビヒドロ−2,2−ジメ
チル及び5,7−シメチルベン嘔゛フランー2,2−ビ
ヒドロ−2,2−ジメチルがある。
下記の実施例は本発明を説明するものであって、本発明
を限定するものではない。
実施例1 メチルエタンの調製 磁石バー攪拌機及びMa、rcusson分離機を具備
するフラスタ(2sOd)に、カテコール110g(1
モル)、インブチルアルデヒド56 d(0,62モル
)、酸化カルシウム(CaO) 0.89 (0,01
4モル)及びトルエン30ゴを充填した。混合物を大気
圧下で沸騰(約120℃)させ、反応副生物として生成
した水を共沸除去した。約8時間後に反応を停止した。
この間に水約lo’rttlが除去された。
7−ペンゾフラノールー2,3−ビヒドロー2.2−ジ
メチルの生成 上記の如くして得られかつ主反応生成物として1.1−
ビス(2,3−ビヒドロキシベンゼン)ジメチルエタン
を含有する反応混合物に、比重1.7 i/d (濃度
85%に相当)をもつリン酸(H3PO4)水溶液7g
を添加した。
220℃なln L 240℃に維持した外部浴によシ
反応塊状物を加熱し、反応生成物を生成と同時に圧力2
0鯛Hgで留去した。約3時間の間に、カテコー61′ ル63.5g¥所望の生成物(7−ペンゾフラノールー
2,3−ビヒドロー2,2−ジメチル)(沸点:2゜m
Hgにお層て120°C)359とともに蒸留された。
所望生成物の選択率は原料カテコールについて約50%
であった。
実施例2 5−第3ブチル−7−ペンゾフラノール〜2.3−ビヒ
ドロ−2,2−ジメチルの生成 磁石バー攪拌機を具備するフラスコ(100vtl )
に、1,1−ビス(2,3−ビヒドロキシー5−第3ブ
チルベンゼン)ジメチルエタン31 ji (0,08
モル)及び比重1.7 g/ m (濃度85%に相当
)をもつリン酸(HsP04)水溶液0.61を充填し
た。
205℃に維持した外部浴にょシ塊状物を加熱し、圧力
5 mm Hgで、生成と同時に反応生成物を留去した
。約3時間の間に、4−第3ブチルカテコール6.22
 g(0,0375モル)及び沸点130°G(5論H
g’)ヲモつS−第Sブチル−7−ペンゾヲラノールー
2.3−ビヒドロー2,2−ジメチル15.4 g(0
,07モル)が蒸留された。
2−ジメチルの生成 H3 磁石バー攪拌機を具備するフラス:7(100vtl 
)に、1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジメチ
ルベンゼン)ジメチルエタン41 ji (0,137
モル)及び比重1ニアg 7mi: (濃度85襲に相
当)をもつリン酸(H3P04)水溶液2Iを充填した
240°Cに維持したクトル内で反応塊状物を加熱し・
圧力25 an Hgにおいて生成と同時に反応生成物
を留去した。
3時間の間に、2,4−ジメチルフェノ−/L/15.
5g (0,127モル)、2,4−ジメチルインブチ
ルフェノール5.89 (0,033モル)及び沸点1
13℃(20tanHgにおいて)をもつ所望の生成物
(5,7−シメチルベンゾフラン〜2,3−ビヒドロ−
2,2−ジメf /L= ) 16.59 (0,09
4モル)が蒸留された。熱時の酸の作用によジインブチ
レン誘導体を結晶化させいてはいずれも、ガスー液クロ
マトゲランイー、ガス−マス(マススペクトル分析と結
合したガス−クロマトグラフィー)およびNMRの如き
分析法によシ同定して因る。
実施例4 ’−OH’     0ii CH 磁石バー攪拌機及びMarcusson分離機を具備す
るフラスコ(250m/りに、カテコール110 g(
1モル)、イソブチルアルデヒド56 d(0,62モ
ル)、酸化カルシウム(CaO) 0.89 (0,0
14% ル)及びトルエン40m1を充填した。大気圧
下で混合物を沸騰させ(約120℃)、反応副生物とし
て生ずる水を共沸留去した。約8時間後に反応を停止し
たところ、その間に水約10!rLlが除去された。こ
のようにして得られた粗製反応混合物は、主反応生成、
ビ 物トシて、1,1−ビス(2,3−ヒドロキシベンゼン
)インゾロビルメタンを含有しておシ、該生成物の収率
は供給したカテコールの約80係に相当する。
該化合物の同定を以下の手段を用いて行なった。
(i) HPLC(高圧液クロマトグラフィー)、(i
D シフ 7化誘導体ノカスーマス(マススペクトル分
析と結合させたガスクロマトグラフィー)、及び < rr+ >薄層クロマトグラフィー及び触媒として
酸を使用する7−ペンゾフラノールー2,3−ビヒドロ
ー2,2−ジメチルへの加熱転位反応実施例5 H3CH3 し”3      L;IiB 磁石バー攪拌機及びMarcusson分離機を具備す
るフラスコ<500m1)に、4−第3ブチルカテコー
ル249 i (1,5モル)、イソブチルアルデヒド
170 ynl! (1,9% ル)、酸化カルシウム
(CaO)2.j9(0,035モル)及びトルエン2
00 mlを充填した。大気圧下で混合物を沸騰させ(
約120℃)、反応副生物として生成する水を共沸蒸留
除去した。約8時間後に反応を停止し、その間に水16
.5iilが除去された。トルエン及び未反応インブチ
ルアルデヒドを蒸留した。このようにして得られた粗製
反応混合物を分析したところ、以下の組成を示した。
組成 4−第3ブチルカテコール        0.217
  モル4−第37”チル−6−インブチニルカテコー
ル   0.516  モル1.1−ビス(2,3−ビ
ヒドロキシー5−第3ブチルベンセン)−インゾロビル
 −0,38モルメタン 所望の生成物を、分別結晶によシ純粋な形で単前したと
ころ、融点は177℃であった。同一性に一ついては、
NMR、マススペクトル及びIRで確認した。
実施例6 H3CH3 H2 H3 磁石バー攪拌機及びMarcusson分前機を具備す
ルア ラス:+ (250rnl ) 1C14@ 3
ブチルカテコール83 !9(0,5モル)、n−ゾロ
ビオンアルデピド60 TLl(0,83モル)、酸化
カルシウム(Cab)0.6.9 (c、oxモル)及
びトルエン40mA’を充填した。
大気圧下で混合物を沸膵さ+!:(約120℃)、反応
副生成として生成する水を共沸蒸留除去した。約8時間
後に反応を停止したところ、そのlThに水約8mlが
隙去された。
このようにして得ら扛た粗興反応混合物中には以下の化
合物が含寸れていた。
4−第3ブチルカテコール         0.05
 モル1.1−ビス(2,3−ビヒドロキシ ー5−第3ブチルベンゼン)エチル     0.15
 モジメタン 上記所望の生成物を分別結晶によシ単離し、その同一性
をNMR、マススペクトル及びIRによυ確認した。
第1頁の続き 優先権主張 01983年4月22日■イタリア(IT
)■2074OA/83

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (式中、Raは水素、ハロゲン、又は炭素数1ないし4
    の直鎖状又は分枝状アルキル基、アリール基、アルカリ
    ール基、−OH,−0Rd。 −N(Rd)2(ここでRdは炭素数1ないし4の直鎖
    状又は分枝状アルキル基である)であり、几すは炭素数
    1ないし6の直鎖状又は分枝状アルキル基、アリール基
    又はアルカリール基であり、Rcは水素又は前記Rbと
    同じ意義を有する)で表わされる置換2,3−ジヒドロ
    ベンゾフランの製法に2いて、一般式 (式中、1(8、几す及びR6は前記と同意義である)
    で表わされる1、1−ビス(2−ヒドロキシベンゼン)
    アルキル及び/又はアリールエタン化合物を、少な(と
    も1種の鉱酸化合物又は有機酸化合物の触媒量でなる触
    媒の存在下、高温で操作して転位反応させるとともに、
    生成する転位反応生成物を反応塊状物から除去しながら
    該転位反応を行なうことを特徴とする、置換2,3−ジ
    ヒドロベンゾフランの製法。 2、前記触媒がリン酸、硫酸、p−)ルエンスルホン酸
    、硫酸水素カリウム、酸性ゼオライト及び酸性アルミナ
    でなる群から選はれるものである特許請求の範囲第1項
    記載の製法。 3.前記触媒を、1,1−ビス(2−ヒドロキシベンゼ
    ン)アルキル及び/又はアリールエタン化合物の100
    重量部当り1ないし10重量部の量で使用する特許請求
    の範囲第1項記載の製法。 4、前記転位反応を180℃ないし250℃の温度にお
    いて行なう特許請求の範囲第1項記載の製法。 5、一般式 (式中、几は炭素数1ないし20の直鎖状又は分枝状ア
    ルキル基又はアリール基であり、R1,R2及びR3は
    同−又は異なる基であって、H,ハロゲン、炭素数1な
    いし4の直鎖状又は分枝状アルキル基、アリール基、ア
    ルカリール基、−OH、−OR4又は−N(R4)2 
    (ココでR4は炭素数1ないし4の直鎖状又は分枝状ア
    ルキル丞である)である)で表わされる1、、1−ヒス
    (2,3−ビヒドロキシベンゼン)アルギル又はアリー
    ルメタンの製法において、一般式 (式中、R1、R2及びR3は前記と同意義である)を
    有するピンエノールを、周期律表第1A族、第1IA族
    、第JIB及び第■B族に属する金属の酸化物、水酸化
    物、アルコラード及びカルボキシラードでなる群から選
    ばれる少なくとも1棟の化合物の触媒量でなる触媒の存
    在下、液状かつ不活性の有機溶媒の存在中または不存在
    中で、一般式 (式中、Rは前記と同意義である)で表わされるアルデ
    ヒドと反応させ、得られた反応混合物から所望の生成物
    を回収することを特徴と−jる。1.1−ビス(2,3
    −ビヒドロキシベンゼン)アルキル又はアリールメタン
    の製法。 6、前記反応をビフェノール:アルデヒドのモル比がO
    04:1ないし2:1の条件下で実施する特許請求の範
    囲第5項記載の製法。 7、前記触媒が、ナトリウム、カルシウム、マグネシウ
    ム、亜鉛及びマンガンの酸化物、水酸化物、アルコラー
    ド及びカルボキシラードでなる群から選ばれるものであ
    る特許請求の範囲第5項記載の製法。 8、前記触媒の量がビフェノールに対しテo、sないし
    5重量係である特許請求の範囲第5項記載の製法。 5項記載の製法。 10、一般式 (式中、几は炭素数1ないし2oの直鎖状又は分枝状ア
    ルキル基又はアリール基であり、Ro、R2及びR3は
    同−又は異なる基であって、H1ハロゲン、炭素数工な
    いし4の直鎖状又は分枝状アルキル基、アリール基、ア
    ルカリール基、−OH,−0R4又は−N(R4)2 
    (ここでR4は炭素数1ないし4の直鎖状又は分枝状ア
    ルキル基である)である)で表わされる1゜1−ビス(
    2,3−ビヒドロキシベンゼン)アルキル又はアリール
    メタン化合物。
JP8035684A 1983-04-22 1984-04-23 置換2,3−ジヒドロベンゾフランの製法 Pending JPS59210075A (ja)

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IT20740A/83 1983-04-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022033731A (ja) * 2016-07-21 2022-03-02 三菱瓦斯化学株式会社 化合物、樹脂、組成物並びにレジストパターン形成方法及び回路パターン形成方法

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JP2022033731A (ja) * 2016-07-21 2022-03-02 三菱瓦斯化学株式会社 化合物、樹脂、組成物並びにレジストパターン形成方法及び回路パターン形成方法

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