JPS5920937Y2 - 物品の研摩装置 - Google Patents

物品の研摩装置

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JPS5920937Y2
JPS5920937Y2 JP1975151702U JP15170275U JPS5920937Y2 JP S5920937 Y2 JPS5920937 Y2 JP S5920937Y2 JP 1975151702 U JP1975151702 U JP 1975151702U JP 15170275 U JP15170275 U JP 15170275U JP S5920937 Y2 JPS5920937 Y2 JP S5920937Y2
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JP
Japan
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holding rod
polishing
cam
panel
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JP1975151702U
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JPS5264996U (ja
Inventor
勉 山極
Original Assignee
株式会社東芝
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【考案の詳細な説明】 本考案はガラス物品を研摩する装置に関し、特に陰極線
管たとえばテレビ受像管のパネル及びファンネルのよう
なシール面を研摩するに好適する装置に関するものであ
る。
従来からテレビ受像管のパネル及びファンネルのシール
面を研摩する方法として、回転する鋳鉄製研摩盤上にス
ラリー状の研摩材たとえばアランダムかカーボランダム
を供給しながら前記研摩盤に被研摩物のパネル又はファ
ンネルのシール面を押し付けて研摩する方法が知られて
いる。
被研摩物の研摩盤上への押し付は及び保持方法としては
、回転及び上下動が可能な構造のスピンドル先端にバキ
ュームチャック又は機械的なチックが装着され、被研摩
物を保持しながら前記スピンドルをエアーシリンダ等で
上下動及び加圧を行なっていた。
また他の方法として被研摩物を回転するホルダに載置し
、ダイヤセンドホイールを高速回転させ水又は切削油を
掛けながら前記ダイヤモンドホイールを被研摩物のシー
ル面に押し付けて研摩する方法も行なわれてきた。
しかし従来の方法では研摩が終了する毎に研摩盤又はダ
イヤモンドホイールの回転及び被研摩物の回転を停止さ
せて被研摩物を脱着し、再び回転させるという操作が繰
り返されていた。
この場合被研摩物の脱着に要する時間は研摩作業が行な
われず作業能率が低下し、従って同一個数を研摩するに
要する人員が増加することになった。
さらに一度に所望の研摩量を研摩するための環状端面に
パリが生じ品質も精度のよいものが得られなかった。
本考案は上記の欠点を改善し精度向上、作業能率向上及
び省力の目的でなされたもので、研摩盤を連続回転させ
常時数個の被研摩物を研摩することにより目的を達しよ
うとするものである。
以下、第1図ないし第3図を参照して本考案の一実施例
を説明する。
第1図に示すように、機枠1の背面にはモータ取付台2
が固定されており、モータ取付台2には無段変速機3を
介してモータ4が取付けられている。
無段変速機3の出力軸5には■プーリ6が固定されてい
る。
一方機枠1の中央下部に固定されている軸受7にベアリ
ングを介して装着されている駆動軸8の下端に■ブー1
19が固定されている。
この■プーリ9は■ブー116との間に■ベルト10が
張架され動力が伝達されるようになっている。
駆動軸8の上端に水平に装着されている鋳鉄製研摩盤1
1には、研摩盤11の研摩面12の巾が被研摩物例えば
ブラウン管パネル13のシール面14の最大径(対角軸
)よりや・狭くなるように円形凹部15が設けられてい
る。
更に機枠1の中央部に固定されている軸受16にベアリ
ングを介して枢着されている中空軸17の下端部には4
本のブラケット18を固着したスパイダ1つが固定され
ており、4本のブラケット18の先端には研摩盤1と所
定間隔離隔して各々研摩盤11の周辺を例えば90°毎
に間歇的に移動するヘッド20が装着されている。
ヘッドの下端部で保持したパネル13は後述のようにこ
の停止位置で研摩面12に接し研摩が行われることにな
る。
中空円筒状のヘッド20の本体21の内部を回動しない
で上下に摺動する中空円筒状スリーブ22には、下端に
バキュームチャック23を装着した保持杆24かベアリ
ングを介して回転自在に枢着されている。
この保持杆24は後述するバキュームチャックを具え研
摩物品を着脱自在に保持し、かつフリー回転をするが単
独には上下動はせずスリーブ22と同体で研摩盤面に対
して上下運動自在な構造になっている。
さらにヘッド本体21の下端とスリーブ22の中間部と
の間に研摩材が摺動面に侵入するのを防止するため蛇腹
25が装着されている。
一方スリーブ22の上端部には保持杆24と一体に上下
動するカムフォロア26を装着したつば27が固着され
ている。
保持杆24の」一端には回転継手28が取付けられてお
り、中空軸17に装着されたセンターバルブ29を介し
て外部バキュームポンプに配管されている。
第2図に示す如く円盤の周縁を平行に切り落した形状の
ヘッド位置決め兼ヘッド制動用カム30は保持杆24に
固定されている。
第3図に示す如く中空軸17の上端部には割出し板31
が固定され、中空軸17と回動出来るように装着されて
いるシリンダ取付板32には、ピストンロッドの先端に
ノックピン33を装着したエアシリンダ34とノックピ
ン33が滑動するガイドブロック35が固定されている
ピン36により回動出来るように機枠1の上部に取付け
られている駆動シリンダ取付板37には、ピストンロッ
ドの先端にピン39によりシリンダ取付板32を回動す
るようになっている軸継手40を装着した駆動シリンダ
38が固定されている。
更にノックピン33.41を装着した位置出し用シリン
ダ34.42は、ガイドブロック35.43と共に機枠
1に固定された板44に固定されている。
一方円弧状の保持杆上昇用カム45(以下上昇用カムと
記す)と保持杆下降用カム46(以下下降用カムと記す
)は保持杆の移動軌跡上に配設され機枠1に固定されて
いる。
しかして後述するスパイダ19か゛回転する力で゛カム
フォロア26は上昇用カム45と下降用カム46上を転
動してスリーブ22、バキュームチャック23更にはパ
ネル13を上昇、下降させる。
上昇用カム45および下降用カム46の上死点位置間は
この上死点と同一高さでの上死点を有する上下動片47
が、機枠1に固定されたシ1ンダ48のピストンロッド
に固定される。
上下動片47はシリンダ48のピストンロッドの上下動
によって上下動片47を上下する。
上下動片47はパネル13を本装置のパネル着脱位置に
載置するため保持杆24を上下動するものである。
更には上下動片47に係合している突起片26の上下に
より保持杆24を上下させる。
このように上昇用カム45、上下動片47、下降用カム
46は順次近接して配設されている。
制動板50は支点51を中心として揺動出来る構造で、
さらに制動板50の他端は中心側より圧縮ばね49によ
って外方へ押されている。
中空軸17の上部穴には図示しないサンドポンプより吐
出されたスラリー状アランダムが配管52を通して供給
され、中空軸17内を通り中空軸17の下端部に固定さ
れている鋼管53から研摩盤11の中心へ供給されてい
る。
更に供給された研摩材が機外に飛散しないようにカバー
54が機枠1に固定されており、研摩材を再使用するた
め桶55か゛固定されている。
機械前部には第2図のポジション■の位置でパネル13
の載置、取出しを行なうのに邪魔にならない様に低いカ
バー54 aが固定されている。
載置位置決め用にパネル形状に切り取った凹状ゴム板5
6は機枠1に固定されたテーブル57に固着されている
以上の横取からなる本考案装置の動作を次に説明する。
まず研摩盤11はモータ4−減速機−Vプーリ6−Vベ
ルl−10−Vプーリ9を経て駆動源が伝達され回転し
ている。
この研摩盤11は常時反時計方向に回転し、研摩盤11
の中心には中空軸17を通して常時スラリー状アランダ
ムが供給されている。
パネル13はシール面14を下方にしてテーブル57上
の凹状ゴム板56に載置され位置決めが行なわれるとヘ
ッド20の中心と同一軸上に位置される。
なお、凹板ゴム板56はパネルの外形に合う透孔56
aが形成されパネルの位置決めが行われるようになって
いる。
エアシリンダ48が動作して下降すると同時にスリーブ
22が下降しバキュームチャック23がパネル13の外
面を押さえる。
この時真空配管系統中の図示しない電磁弁が切り換って
バキュームチャック23がパネル13を保持する。
ある設定時間後エアシリンダ48が上昇し、パネル13
も同時に上昇する。
カムフォロア26が上昇用カム45および下降用カム4
6の上死点と同一高さまで上昇すると、位置出し用シリ
ンダ42のビスl−ンロツドが引込み、ノックピン41
が割出し板31の溝から抜ける。
エアシリンダ34のピストンロッドは予め突出しており
ノックピン33は割出板31の溝に入っている。
ノックピン41が抜けると同時に駆動用シリンダ38の
ピストンロッドが突出して軸端継手40及びピン39を
経てシリンダ取付板32を押す。
するとノックピン33でシリンダ取付板32と固定され
た割出し板31が回転し始め、中空軸17を介してスパ
イダ19、研摩盤11の周辺を間歇的に移動する。
なおヘッド20が間歇的に移動する途中においてカムフ
ォロア26が下降用カム46に係合し転動しながら下降
しスパイダ19が90°回動したポジションIIで停止
する。
この時パネル13のシール面14が研摩盤11に接触し
研摩盤11の内側と外周部との周速の違いを有しながら
パネル13が反時計方向に回転し始める。
ここでパネル13を研摩盤11に押し付ける力はパネル
13の自重、スリーブ22及び保持杆24等の重量によ
るが、押し付ける力と研摩量かはパ正比例するため場合
によっては重錘58を載置することもある。
割出し板31か90°回動した位置で停止すると同時に
ノックピン41か゛突出して位置決めを行ない、次いで
ノックピン33は引込む。
この時駆動゛用シリンダ38のピストンロッドが引込ん
で゛シリンダ取付板32は32 aの位置より元の位置
まで戻される。
元の位置まで戻ると同時にノックピン33が突出して板
31の溝に入り次の間歇移動に備える。
ポジションII、 III及びIVの位置で連続的に研
摩されたパネル13はポジションIVの位置からカムフ
ォロア26が上昇カム45に係合し上昇を始める。
上昇を始めたパネル13はポジションIVの位置で回転
していたため慣性ですぐには回転が止まらないが圧縮ば
ね49で押されている制動板50にパネル位置決め兼ヘ
ッド制動用カム30が当たると回転力が弱まり、更には
位置決めカム30の切り落されている面が制動板50に
接して回転が停止し一定方向に位置決めされる。
かくしてポジションIV位置から90°回動しポジショ
ン■位置にきたヘッド20のバキュームチャック23は
シリンダ48のビスI・ンロツドの下降によって下降し
パネル13をテーブル57上の凹状ゴム板内へ入れる。
するとバキュームが切れてシリンダ48のビスl〜ンロ
ツドが上昇しバキュームチャック23がパネル13から
離れる。
しかしてパネル13をテーブル57上から取出し未研摩
のパネルをテーブル57上の凹状ゴム板56内へ載置す
る。
次いである設定時間後再びバキュームチャック23が下
降して未研摩のパネルを保持する。
本実施例装置は以上の動作を繰り返し行ないながらパネ
ルを自動的に上昇、下降させ順次パネルのシール面を研
摩するものである。
なお、バキュームチャック23をイ立置出し用シリンダ
42、エアシリンダ34駆動用シリンダ38等のタイミ
ングは相互に関連をもって設定されている。
以上のような本考案装置によれば研摩が行われている間
に他の被研摩物品を供給することにより作業能率が向上
し、省力がなされるほか、研摩量を少量ずつ複数回に分
けて研摩できるので研摩端面にパリを生ずることなく精
度のよい研摩ができるという効果を有する。
なお図示しないか上動取出し、載置装置を本実例の1位
置に装備せしめ前工程及び後工程とをベルトコンベア又
はローラコンベア等により連結すれば無人稼動も可能で
ある。
なお研摩済パネルの取出し及び未研摩パネルの載置を作
業者が付いて行なう場合には位置決めカム30、制動板
50、圧縮ばね49、支点51は必ずしも必要ではない
更に研摩済パネルが1位置まで上昇して停止した時バキ
ュームチャック23を下降させないでバキュームを切り
パネルを落下させてもよい。
また本考案実施例ではスパイダの旋回装置としてエアー
シリンダ方式をあげたが′、これはゼネバギヤ等による
間歇運動装置でもよく更にワンサイクロンモータ等の電
動機を用いても可能である。
更に保持杆を」二下させる装置として円弧状板カムを用
いたが1位置でエアシリンダ等で上下させ、パネルを載
置するテーブルを出入させる装置との組合せでも同様の
作用がなされる 更にパネルの保持をバキュームチャックでなく機械的リ
ンク機構で構成してもよい。
ファンネルの研摩にはこの保持機構のみ変更すれば同様
の研摩がなされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を一部断面で示す側面図、第
2図は同図のA方向から見た平面図、第3図は本実施例
のスパイダ回動装置をとり出して示す平面図である。 4・・・モータ、11・・・研摩盤、13・・・パネル
、17・・・中空軸、19・・・スパイダ、20・・・
ヘッド、22・・・スリーブ、23・・・バキュームチ
ャック、24・・・保持杆、26・・・カムフォロア、
31・・・割出し板、33・・・ノックピン、34・・
・エアシリンダ、38・・・駆動用シリンダ、45・・
・保持杆上昇用カム、46・・・保持杆下降用カム、4
7・・・上下動片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平に回転する研摩盤と、この研摩盤上に所定間隔離隔
    して配設され研摩盤の周辺を間歇的に移動するヘッドと
    、このヘッドに回転自在に枢着されかつ研摩盤面に対し
    て上下運動自在に枢着される保持杆とを具備し、保持杆
    に着脱自在に保持した物品を研摩盤上に接触せしめて研
    摩を行なう物品研摩装置に於いて、研摩盤の周辺を移動
    する保持杆の移動軌跡上に保持杆上昇用カム、この上昇
    用カムの上死点とはパ同−高さの上死点を有する上下動
    片、この上下動片とはパ同一の上死点を有する保持杆下
    降用カムを順次近接して設置し、保持杆と一体に上下動
    する部材がヘッドの移動によって前記上昇用カム、上下
    動片、下降用カムに係合し物品を上昇、下降せしめるこ
    とを特徴とするガラス物品の環状端面研摩装置。
JP1975151702U 1975-11-10 1975-11-10 物品の研摩装置 Expired JPS5920937Y2 (ja)

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JP1975151702U JPS5920937Y2 (ja) 1975-11-10 1975-11-10 物品の研摩装置

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JP1975151702U JPS5920937Y2 (ja) 1975-11-10 1975-11-10 物品の研摩装置

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Publication Number Publication Date
JPS5264996U JPS5264996U (ja) 1977-05-13
JPS5920937Y2 true JPS5920937Y2 (ja) 1984-06-18

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ID=28631029

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JP1975151702U Expired JPS5920937Y2 (ja) 1975-11-10 1975-11-10 物品の研摩装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5436692A (en) * 1977-07-27 1979-03-17 Nippon Electric Glass Co Method of producing glass products
JPS58126062A (ja) * 1982-01-19 1983-07-27 Fujikoshi Kikai Kogyo Kk 研摩装置
JPS5943546Y2 (ja) * 1982-07-08 1984-12-25 キヤノン株式会社 撮影装置のための表示装置
JPS59100554U (ja) * 1982-12-27 1984-07-06 スピ−ドフアム株式会社 平面研削装置

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JPS5264996U (ja) 1977-05-13

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