JPS59208429A - ロ−ドセル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、電子秤等に用いられるロードセルに関する。

発明の技術的背景およびその問題点 一般に、ロードセルは歪抵抗体ブリッジ回路を直流駆動
しているため、ブリッジ回路の各歪抵抗体に必然的に付
加される分布容量に対する配慮はなされていない。しか
しながら、近年、ロードセルの精度が向上するに伴い、
ロードセル秤の高精度化が望まれておシ、このため、使
用する増幅器の内部ノイズおよび増幅器のオフセット電
圧の温度ドリフトのよいものを使用すると、非常に高価
となる。

この点、歪抵抗体ブリッジ回路を交流駆動させることが
考えられている。交流駆動させれば、交゛流増幅器を使
用することができ、増幅器の内部ノイズ、オフセット宵
１圧の温度ドリフトの問題を解決でき、この交流増幅器
は安価なものだからである。

ととるが、交流駆動の場合、第１図に示すようにロード
セルの金属体（１）と歪抵抗体（２）との間に絶縁物（
３）が介在しているので、この間に分布容量が必然的に
発生することとなる。第２図はこれを電気的に示すもの
で、Ｒ１−Ｒ４で示す歪抵抗体（２）のブリッジ回路（
４）に対しＣ，−Ｃ，で示す分布容量によるキャパシタ
ンスブリッジ回路（５）を考えることができる。Ｒ８は
ロードセルの感度温度係数を補正するための抵抗体であ
り、Ｃ８はその分布容量である。

また、（６）は電圧：ｖｅなる交流電源である。このよ
うなロードセルに負荷を接続すると、この負荷回路の分
布容量が出力端子Ｔｌ、　Ｔ＊に付加され、出力電圧ｉ
Ｌは電源電圧へに対して位相遅れを生ずる。交流駆動方
式では、ロードセルの交流出力を交流増幅器で増幅後に
八と’ＩＩＬが同位相であることを利用して同期検波を
行ない、直流電圧に変換する必要があるので、糺とるｅ
との位相差φはｅｏｌｌφの利得減少を発生することと
なシ好ましくない。

発明の目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、出力電
圧の位相遅れを軽減し、利得減少を防止することができ
るロードセルを得ることを目的とする。

発明の概要 本発明は；歪抵抗体ブリッジ回路に接近させつつロード
セル本体に緩衝増幅器を取付けることによシ、ロードセ
ルに負荷を接続してもロードセルに付加される分布容量
が少なく、出力電圧の位相遅れを軽減できるように構成
したものである＠発明の実施例 本発明の一実施例を第３図および第４図に基づいて説明
する。本実施例は、ブリッジ回路（４）に接近させつつ
金属体（１）上に緩衝増幅器（７）を取付けたものであ
る。この緩衝増幅器（７）は出力端子Ｔ１．　Ｔｔ間に
接続されておシ、抵抗Ｒｓ＋Ｒａｅ有し、出力端子Ｔ’
ｌ　＋　Ｔ’１間から出力電圧−′Ｌが取出されている
。

ここで、出力電圧ｉ′Ｌは る’１．−（１＋−！Ｋ）糺 １１ である。つま９、インピーダンスの小さい状態で引出し
ている。このような緩衝増幅器（７）の存在によシ、出
力端子Ｔ′１．Ｔｊ間に負荷を接続しても、ロードセル
に付加される分布容量は少なく、よって、出力電圧ｖｌ
の位相遅れを非常に少なくすることができる。この結果
、利得減少も少ないものとなる。

発明の効果 本発明は、上述したように構成したので、負荷を接続し
てもロードセルに付加される分布容量を少なくして、出
力電圧の位相遅れを軽減し、利得減少を抑え、交流駆動
に適したものとすることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は側面図、第２図は従来例を示す等価回路図、第
３図は本発明の一実施例を示す側面図、第４図は等価回
路図である。 １・・・金属体（ロードセル本体）、４・・・ブリッジ
回路、７・・・緩衝増幅器 出　願　人　　　東京電気株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 交流駆動される歪抵抗体ブリッジ回路に接近させつつロ
   ードセル本体に緩衝増幅器を取付けたことを特徴とする
   ロードセル。