JPS6321125B2 - - Google Patents

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JPS6321125B2
JPS6321125B2 JP2741378A JP2741378A JPS6321125B2 JP S6321125 B2 JPS6321125 B2 JP S6321125B2 JP 2741378 A JP2741378 A JP 2741378A JP 2741378 A JP2741378 A JP 2741378A JP S6321125 B2 JPS6321125 B2 JP S6321125B2
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JP
Japan
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voltage
output
temperature
converter
analog
Prior art date
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JP2741378A
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English (en)
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JPS54119957A (en
Inventor
Morikazu Itani
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPS54119957A publication Critical patent/JPS54119957A/ja
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Measurement Of Force In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は荷重変換器の出力を比率測定型アナロ
グ・デジタル変換器を介してデジタル変換してい
る計重機に関するものである。
従来の技術 第4図に示すように、比率測定型アナログ・デ
ジタル変換器3は、未知入力電圧EINと基準電圧
Erefとを比較し、デジタル変換出力DOUTとして、 DOUT=KEIN/Eref を出力する。但し、Kは定数であつて31/2桁の アナログ・デジタル変換器においてはK=2000、
41/2桁のものにおいてはK=20000である。
荷重変換器1の信号ラインに直流増幅器2を挿
入し、この直流増幅器2の出力信号を未知入力電
圧EINとした場合には、直流増幅器2のゲインが
周囲温度の変動によつて変化すると、荷重変換器
1の出力電圧が変化していないにも係わらずデジ
タル変換出力DOUTが変化する。これは、第5図に
示すように計重機の正規のスパンAが、直流増幅
器2の温度特性に応じてBまたはCに変動するこ
とを意味しており、計測精度に重大な影響を与え
る。
そのため従来では、第4図に示すように直流増
幅器2の回路にサーミスタRthを介装するか、あ
るいは第7図に示すようにサーミスタRthの出力
電圧をスイツチ11を介して加算器12に印加
し、ここで基準電圧ERと前記スイツチ11の出
力電圧Etとを加算し、加算器12の出力電圧を
アナログ・デジタル変換器3の基準電圧入力端子
に印加するようにしたものがある。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、下記の理由によつ
て調整作業がわずらわしい。
直流増幅器2の温度変化の傾向は各計重機で固
有であるが、量産された計重機の中には正の傾向
を程するもの、負の傾向を程するものがあつて、
同じ傾向のものでもその温度変化の程度がまちま
ちである。そのため、第4図の構成では、調整に
際して正の温度係数のサーミスタと負の温度係数
のサーミスタを数種類づつ用意して、調整対象の
計重機の温度変化の傾向を見極めたうえで、適当
と思われるサーミスタを半田付けして温度補償の
利き方を確認し、適切な温度補償が得られない場
合には半田付けされているサーミスタを取り外し
て、別のサーミスタを再度半田付けするという動
作を適当な温度係数のサーミスタを見付けるまで
サーミスタの着脱が見つかるまで繰り返してい
る。
第7図の構成では反転器13とスイツチ11が
設けられているため、スイツチ11を切り換える
ことによつて単一のサーミスタであつても温度補
償の傾向、つまり正特性と負特性を切り換えるこ
とができる。しかし、この第7図の構成であつて
も温度補償の傾きを調整するために傾きの異なる
数種類のサーミスタを用意して、適当と思われる
傾きのものを半田付けし、適切な温度補償が得ら
れない場合にはスイツチ11を切り換えて温度補
償の傾向を切り換えて同じサーミスタについて再
度確認し、それでも適切な温度補償が得られない
場合には半田付けされているサーミスタを取り外
して、傾きが異なる別のサーミスタを再度半田付
けして、適切な温度補償が得られるまで同様の操
作を繰り返すことが必要である。
本発明は上記のようなサーミスタの着脱の繰り
返し、ならびにスイツチの操作を行わずともスパ
ンの温度変化を補償できる温度変化補正回路を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明のスパンの温度変化補正回路は、荷重変
換器の出力を比率測定型アナログ・デジタル変換
器を介してデジタル信号に変換している計重機に
おいて、負の温度特性を有し、前記荷重変換器の
信号ラインを構成する電子部品と熱的に結合した
抵抗素子を設け、一端が正の電圧に接続され他端
が負の電圧に接続された可変抵抗器を設け、前記
抵抗素子の一端を前記可変抵抗器の摺動端子に接
続するとともに、未知電圧としての荷重変換器出
力に対して設けられた基準電圧と前記抵抗素子の
他端に発生する補正電圧とを加算する加算手段を
設け、該加算手段の出力電圧を前記アナログ・デ
ジタル変換器の基準電圧入力端子に接続したこと
を特徴とする。
作 用 この構成によると、可変抵抗器の両端を正と負
の電圧に接続し、可変抵抗器の摺動端子に負の温
度係数の抵抗素子を接続して得られる補正電圧を
加算手段で基準電圧に加算するため、可変抵抗器
の調節によつて、単一のサーミスタであつても温
度補償の傾向ならびにその利き方を合わせて変更
することができる。これによつてアナログ・デジ
タル変換器の基準電圧入力端子に印加される電圧
値を温度変動に伴つて補正し、スパンの温度変動
を補正する。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図〜第3図に基づ
いて説明する。第1図は荷重値に対応した電圧
EGを出力する荷重変換器1の出力信号ラインと、
そのデジタル変換部の構成を示し、2は荷重変換
器1の出力信号ラインに挿入された直流増幅器
で、増幅度AVは AV=−R20/R10 で決定され、電圧(EG・AV)を出力する。比率
測定型のアナログ・デジタル変換器3は、基準電
圧入力端子TRに印加された電圧Erefを基準として
直流増幅器2の出力電圧(EG・AV)をデジタル
変換する。4は周囲温度に係わらず一定電圧ER
を出力する基準電源である。5は補正電圧発生器
で、正負それぞれの電圧+E、−Eを出力する電
源〔図示せず〕の間に抵抗器R30,R40を介して
出力電圧E1の調整ならびに出力電圧の極性が選
択可能に接続された可変抵抗器VRと、負の温度
係数−β〔ppm/℃〕を有し、前記出力信号ライ
ンと熱的に結合し、かつ該一端が可変抵抗器VR
の摺動端子T1に接続された抵抗素子6から成り、
抵抗素子6を通して得られる補正電圧Etは温度上
昇に伴つて電圧値が増加し、その増加の割合は摺
動端子T1の電位が高いほど大きく、その増加方
向は摺動端子T1の極性による。
更に、7は抵抗器R50,R60,Rfと増幅器8と
から成る加算器で、基準電源4の出力電圧ERと、
前記補正電圧Etとを加算し、その加算電圧を前記
アナログ・デジタル変換器3の基準電圧入力端子
TRの電圧Erefとして印加している。ここで、前記
抵抗器R50,R60,Rfを R50=R60=Rf とすると、加算器7の出力には Eref′=−(ER+Et) の電圧が発生する。
まず、補正電圧発生器5において摺動端子T1
出力電圧が零ボルトとなるように設定すると、ア
ナログ・デジタル変換器3の基準電圧入力端子
TRには周囲温度tに係わらず、基準電源4の出
力電圧ERとは電圧値が同じで、かつ逆極性の電
圧−ERが印加される。この状態で、荷重変換器
1の出力電圧EG〔第2図a〕が一定であるにも係
わらず、周囲温度t〔第2図e〕の変動によつて、
直流増幅器2の出力電圧EG・AV〔第2図b〕が計
重値増加方向へ変動した場合には、アナログ・デ
ジタル変換器3の基準電圧入力端子TR〔第2図
c〕に印加されている電圧が周囲温度に係わらず
一定値であるため、デジタル変換の出力DOUT〔第
2図d〕には荷重変換器1に負荷されている重量
値が次第に増加しているかのように変換される。
このように温度変動に伴つてスパン拡大方向へ
変化する場合には、零ボルトの所に位置する摺動
端子T1を、第2図c′のように加算器7の出力電圧
が温度上昇に伴つてより負の方向に高い電圧値を
出力するように移動させる。これは加算器7の入
力側において、基準電源4の出力電圧ERに補正
電圧発生器5の出力の正極性の補正電圧Etを加算
するものであつて、可変抵抗器VRの摺動端子T1
を抵抗R30の側へ移動して、直流増幅器2の温度
変動を打消すように作用させる。これによつて、
直流増幅器2のゲインの温度変動に伴つてアナロ
グ・デジタル変換器3の基準電圧入力端子印加電
圧を変化させるため、アナログ・デジタル変換器
3のスパンの変動を第2図d′の如く補償すること
ができる。
また、アナログ・デジタル変換器3の未知入力
電圧EINが荷重変換器1の出力電圧EGに係わらず、
温度変動によつて荷重値減少方向に変化する場合
には、可変抵抗器VRの摺動端子T1を負極性側
〔抵抗R40の側〕へ移動して、基準電圧入力端子
TRには周囲温度tの昇降に伴つて昇降する負極
性の基準電圧Erefを印加して補正する。このよう
に、補正電圧発生器5の可変抵抗器VRを調節し
て、抵抗素子6の一端への印加電圧値、電圧の極
性を調整することによつて、温度変動に伴うスパ
ンを補正することが可能である。
上記実施例においては、基準電源4を荷重変換
器1の駆動電源9とは別に設け、基準電源4の出
力電圧ERを補正電圧Etで補正した電圧を基準電圧
入力端子TRに印加したが、第3図に示すように
荷重変換器1の駆動電源9から前記電圧ERを得
るように構成することによつて、荷重変換器1の
駆動電源9に伴うスパンの変化をも補正すること
ができる。なお、第3図において駆動電源9と加
算器7との間に接続したシングルエンド回路10
は、荷重変換器1の側において接地点が設けられ
ており、駆動電源9の出力を加算器7へ直接接続
できないために介装したものである。
最後に、アナログ・デジタル変換器3の未知電
圧入力側ではなくて、基準電圧の側で補正電圧を
加算している理由を簡単に説明しておく。第6図
に示すように計重機のスパンがCのように温度変
化した場合、補正電圧Etを未知電圧EINに加算し
て(EIN+Et)とした場合には、CがDのように
平行移動するだけでその傾きを変更することがで
きない。一方、基準電圧の側で行うと、傾きを変
更することができ、スパンを調節できるものであ
る。
発明の効果 以上のように本発明によると、荷重変換器の出
力を比率測定型アナログ・デジタル変換器を介し
てデジタル信号に変換している計重機において、
負の温度特性を有する抵抗素子を設け、一端が正
の電圧に接続され他端が負の電圧に接続された可
変抵抗器を設け、前記抵抗素子の一端を前記可変
抵抗器の摺動端子に接続するとともに、未知電圧
としての荷重変換器出力に対して設けられた基準
電圧と前記抵抗素子の他端に発生する補正電圧と
を加算して前記アナログ・デジタル変換器の基準
電圧入力端子に接続したため、温度変動の大きさ
ならびにその温度特性が正あるいは負の何れの場
合であつても、可変抵抗器を調節するだけでスパ
ンの温度変化を補償することができ、従来のよう
に温度特性の傾向に応じて正または負の温度係数
の抵抗素子と入れ替えたりする動作、ならびにス
イツチを切り換えるようなわずらわしい操作を行
わなくても済み、極めて容易な調整によつて温度
変動に伴うスパンの変動を補正することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスパンの温度変化補正回路の
一実施例を示す構成図、第2図は第1図の動作を
説明する要部波形図、第3図は別の実施例を示す
構成図、第4図は従来のスパンの温度変化補正回
路の構成図、第5図はスパンの温度変化を示す入
出力特性図、第6図はアナログ・デジタル変換器
の未知電圧入力を補正電圧で補正した場合の入出
力特性図、第7図は従来の別のスパン温度変化補
正回路の構成図である。 1……荷重変換器、2……直流増幅器、3……
比率測定型アナログ・デジタル変換器、5……補
正電圧発生器、6……抵抗素子、7……加算器、
9……荷重変換器1の駆動電源、ER……基準電
圧、Et……補正電圧、TR……基準電圧入力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 荷重変換器の出力を比率測定型アナログ・デ
    ジタル変換器を介してデジタル信号に変換してい
    る計量機において、負の温度特性を有し、前記荷
    重変換器の信号ラインを構成する電子部品と熱的
    に結合した抵抗素子を設け、一端が正の電圧に接
    続され他端が負の電圧に接続された可変抵抗器を
    設け、前記抵抗素子の一端を前記可変抵抗器の摺
    動端子に接続するとともに、未知電圧としての荷
    重変換器出力に対して設けられた基準電圧と前記
    抵抗素子の他端に発生する補正電圧とを加算する
    加算手段を設け、該加算手段の出力電圧を前記ア
    ナログ・デジタル変換器の基準電圧入力端子に接
    続したことを特徴とするロードセル式計重機にお
    けるスパンの温度変化補正回路。
JP2741378A 1978-03-09 1978-03-09 Temperature change compensation circuit for span of loaddcellltype weighing machine Granted JPS54119957A (en)

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JP2741378A JPS54119957A (en) 1978-03-09 1978-03-09 Temperature change compensation circuit for span of loaddcellltype weighing machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57127817A (en) * 1981-02-02 1982-08-09 Tokyo Electric Co Ltd A-d converter for electronic balance
JPS57127816A (en) * 1981-02-02 1982-08-09 Tokyo Electric Co Ltd A-d converter for electronic balance
JPS57138024U (ja) * 1981-02-24 1982-08-28
JPS5835933U (ja) * 1981-08-31 1983-03-09 株式会社山本製作所 穀粒乾燥装置の自動制御装置

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